JPH078469U - 便器洗浄装置 - Google Patents

便器洗浄装置

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JPH078469U
JPH078469U JP40268390U JP40268390U JPH078469U JP H078469 U JPH078469 U JP H078469U JP 40268390 U JP40268390 U JP 40268390U JP 40268390 U JP40268390 U JP 40268390U JP H078469 U JPH078469 U JP H078469U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整ネジと工具係合部を蓋より外方へ突出せ
ずに配備する。 【構成】 本体に螺着されて圧力室を形成する蓋に、主
弁体の作動時に当接して主弁の開弁時間を調整する調整
ネジを進退自在に螺着し、工具が係合する工具係合部を
設けたフラッシュバルブにおいて、前記蓋の内面に圧力
室内へ突出する筒部を設け、該筒部を主弁体の圧力室側
に凹設した凹状部内に遊嵌状に嵌入させて、この筒部の
内周面に調整ネジを進退自在に螺着すると共に、上記蓋
の外面に工具係合部を溝状に凹設したことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は本体に螺着されて圧力室を形成する蓋に、主弁体の作動時に当接して 主弁の開弁時間を調整する調整ネジを進退自在に螺着し、工具が係合する工具係 合部を設けたフラッシュバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフラッシュバルブとして、例えば第5図に示す実公昭57−4 6472号公報や特公昭48−40486号後方に開示される如く蓋4の外面に 外方、即ち圧力室5と離れる方向へ突出する筒部を設け、この筒部の内周面に調 整ネジ6を進退自在に螺着して、該調整ネジ6の内端と主弁体1の圧力室側中央 部1”との間に隙間11を設け、この隙間11を調整ネジ6の捩じ込み具合により主 弁3の開弁時間を調整して排水量を調整すると共に、上記筒部の外周面にスパナ 等の工具が係合する工具係合部をナット状に形成して蓋4を本体A1 に締め着け 固定するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来のフラッシュバルブでは主弁体の作動分だけ調整 ネジと筒部及び工具係合部が蓋の外方へ突出するため、フラッシュバルブ全体が 主弁体の作動方向へ長くなって大型化するという問題がある。
【0004】 そこで、例えば実公昭39−23472号公報に開示される如く蓋の内面に圧 力室内へ突出する筒部を設け、該筒部を主弁体の圧力室側に凹設した凹状部内に 遊嵌状に嵌入させて、この筒部の内周面に調整ネジを進退自在に螺着することに より、調整ネジと筒部が蓋の外方へ突出しないようにすることが考えられる。
【0005】 しかし、このものの場合でも蓋の外面にナット状の工具係合部を外方へ突出し て設けているため、フラッシュバルブ全体を主弁体の作動方向へ極端に短縮化で きないという問題がある。
【0006】 本考案は斯る従来事情に鑑み、調整ネジと工具係合部を蓋より外方へ突出せず に配備することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案が講ずる技術的手段は、蓋の内面に圧力室内 へ突出する筒部を設け、該筒部を主弁体の圧力室側に凹設した凹状部内に遊嵌状 に嵌入させて、この筒部の内周面に調整ネジを進退自在に螺着すると共に、上記 蓋の外面に工具係合部を溝状に凹設したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案は上記技術的手段によれば、圧力室内に位置する調整ネジの内端を主弁 体の凹状部内底面に当接させることにより、主弁体の作動距離が調整されると共 に、蓋外面に凹設された溝状の工具係合部にドライバー等の工具を係合して捩じ 込むことにより、蓋が本体に締め着け固定されるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 この実施例は図1に示すようにフラッシュバルブAを、使用者の感知に基づい て洗浄水を便器に給水する便器洗浄装置の給水部として使用した場合を示すもの である。
【0010】 フラッシュバルブAの本体A1は正面略逆V字型に屈曲形成した金属管で内部 に流路A2 を形成し、その両下端に流入口A3 と流出口A4 を夫々開設して該流 入口A3 に給水源へ連絡する給水管Dを、流出口A4 に便器Kへ連絡する排出管 Eを夫々接続すると共に、中間部の前面側には止水栓Cを装着する小径の開口部 A5 と、主弁体1を装着する大径の開口部A6 を流路A2 に連通するように開設 する。
【0011】 主弁体1は上記大径開口部A6 内を摺動するピストンよりなり、流路A2 の途 中に形成した主弁座2に一次側から対応して主弁3を構成すると共に、その背後 にはこの主弁体1と、上記大径開口部A6 の開口縁に前後進退自在に螺着せしめ た蓋4との間に圧力室5を区画形成する。
【0012】 また、主弁体1は上記圧力室5側端面に凹状部1aを凹設し、該凹状部1aの周壁 に開穿した小孔1bを介して圧力室5と一次側とを連通せしめると共に、閉弁状態 で後部周縁部1cが主弁座2に密着し、その中央に突設した案内羽根1dが主弁座2 を挿通して二次側に延びている。
【0013】 蓋4は外面にドライバー等の工具が係合する工具係合部4aを溝状に凹設し、そ の中央に内外方向へ延びる通孔4bを開穿すると共に、内面中央に圧力室5へ突出 する筒部4cを一体に形成し、該筒部4cはその内半部を主弁体1の圧力室5側面に 形成した凹状部1a内に位置させ、内周面に上記通孔4bから調整ネジ6を内外進退 自在に螺着する。
【0014】 また上記圧力室5には蓋4と凹状部1aとの間にスプリング5aを弾装すると共に 正面逆U字状に形成した連結管7を介して電磁弁Bを接続し、該電磁弁Bの二次 側をフラッシュバルブ本体A1 の二次側に接続することにより、圧力室5と流出 口A4 とを連通せしめる。
【0015】 上記連結管7は2個のナット7a,7bにより圧力室5を形成するフラッシュバル ブ本体A1 及び電磁弁Bに夫々着脱自在に取付ける。
【0016】 電磁弁3は電磁弁本体B1 内の通路途中に形成した弁座B2 と、該弁座B2 に 対して接離自在に配備した弁体B3 と、この弁体B3 を閉弁方向へ付勢するバネ B4 と、弁体B3 の外周に配備したソレノイドB5 とからなり、上記ソレノイド B5 に通電されない状態ではバネB4 により弁体B3 を弁座B2 に密接させて閉 弁している。
【0017】 また、電磁弁本体B1 の二次側端部は円筒状に形成されその外周面に2条の環 状の鍔部B7 ,B8 を適宜間隔をおいて突設し、これら2条の鍔部B7 ,B8 間 に形成される凹部B9 にOリングB10を嵌着した状態で、フラッシュバルブ本体 A1 の二次側に鉛直状に開設した取付口A7 内に挿入する。
【0018】 この取付口A7 の周壁には該口A7 の軸線と直行する方向に止めネジB11を前 後進退自在に螺着し、この止めネジB11の先端を取付口A7 内周面に突出させて 上記上方の鍔部B7 に係止することにより、電磁弁本体B1 とフラッシュバルブ 本体A1 を連結している。
【0019】 而して、斯るフラッシュバルブAは電磁弁BのソレノイドB5 に通電すれば、 その電磁力によって弁体B3 を開弁方向へ移動して開弁し、前記圧力室5内の水 を流出口A4 へ流出せしめ、圧力室2d内の水の減少に伴って主弁体1が徐々に蓋 4側へ移動し、主弁3が開弁して便器に水を給水せしめる。
【0020】 そして、ソレノイドB5 への通電が切れて圧力室5からの水の流出が止まると 、一次側の水が小孔1bより圧力室5内へ徐々に流入し始め、それに伴って主弁体 1が少しづつ主弁座2側へ移動し、ついには主弁部1が閉弁するに至る。
【0021】 このとき、上記調整ネジ6はその捩じ込み具合により上記主弁体1の作動時に おいて該ネジ6の後端が凹状部1a内底面に当接することにより、主弁体1の移動 距離を調整して主弁3の開度、即ち給水量を調整するようになっている。
【0022】 一方、前記電磁弁BのソレノイドB5 への通電は電気制御部Fによってコント ロールされる。
【0023】 電気制御部Fは上記フラッシュバルブAを配備するボックスG内に配置固定さ れ、上記ソレノイドB5 及び後述する感知部Hに電気的に連絡し、感知部Hから の感知信号に基づいてソレノイドB5 に所定時間通電するようになっている。
【0024】 感知部Hは例えば投光素子から投光した赤外線が便器の使用者に当って反射し 、この反射光を受光素子で受光することにより感知信号を発生する拡散反射型の 光電センサーであり、壁面I設けた凹所I1 前面を覆うカバーJに固定する。
【0025】 図示例では感知部Hが壁面Iに埋込式に配備される場合を示し、ボックスG前 面を覆うように固定した覆板G1 に取付けボルトG2 を介して取付板G3 を壁面 I前面と面一状になるように取付け、該取付板G3 の前面に永久磁石G4 でカバ ーJを取付けている。
【0026】 尚、前示実施例においては、フラッシュバルブAが壁面I内に埋込まれる場合 を示したが、これに限定されず例えば図4に示すように壁面Iより突出するよう に配備するのも任意である。
【0027】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。 圧力室内に位置する調整ネジの内端を主弁体の凹状部内底面に当接させること により、主弁体の作動距離が調整されると共に、蓋外面に凹設された溝状の工具 係合部にドライバー等の工具を係合して捩じ込むことにより、蓋が本体に締め着 け固定されるので、調整ネジと工具係合部を蓋より外方へ突出せずに配備するこ とができる。
【0028】 従って、調整ネジや工具係合部が蓋の外方へ突出する従来のものに比べ、フラ ッシュバルブ全体が主弁体の作動方向へ短縮化でき、コンパクト化が図れる。
【提出日】平成3年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、便器の使用者を感知して便器へ自動的に洗浄水を供給する便器洗浄 装置、詳しくは便器の使用者を感知して感知信号を出力する感知部と、この感知 部からの感知信号入力に基づいて給水部へ開閉信号を出力する電気制御部と、こ の電気制御部からの開閉信号入力に基づき壁面等に設けた凹所内に配備されるフ ラッシュバルブを開閉動させて便器へ洗浄水を供給する給水部とを備えたものに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の便器洗浄装置として、例えば図5に示す実公昭57−4647 2号公報に開示される如く、フラッシュバルブAの蓋4の外面に外方、即ち圧力 室5と離れる方向へ突出する筒部4cを設け、この筒部4cの内周面に調整ネジ6を 進退自在に螺着して、該調整ネジ6の内端と主弁体1の圧力室側中央部1”との 間に隙間11を設け、この隙間11を調整ネジ6の捩じ込み具合により変え、主弁3 の開弁時間を調整して給水量を調整すると共に、上記筒部4cの外周面にスパナ等 の工具が係合する工具係合部4aをナット状に形成して、蓋4をフラッシュバルブ Aの本体A1 に締め着け固定するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来の便器洗浄装置では、主弁体の作動分だけ調整ネ ジと筒部及び工具係合部が蓋の外方へ突出するため、フラッシュバルブ全体が主 弁体の作動方向へ長くなって給水部が大型化し、その結果として壁面等に設ける 凹所が大きくなり、該凹所の前面を覆うカバーが大きくなって美観を損ねるとい う問題がある。 また、壁の厚みによって便器洗浄装置の取付けができない場合もあった。
【0004】 そこで、例えば実公昭39−23472号公報に開示される如く、蓋の内面に 圧力室内へ突出する筒部を設け、該筒部を主弁体の圧力室側に凹設した凹状部内 に遊嵌状に嵌入させて、この筒部の内周面に調整ネジを進退自在に螺着すること により、調整ネジと筒部が蓋の外方へ突出しないようにすることが考えられる。
【0005】 しかし、このものの場合でも蓋の外面にナット状の工具係合部を外方へ突出し て設けているため、フラッシュバルブ全体を主弁体の作動方向へ極端に短縮化で きないという問題がある。
【0006】 本考案は斯る従来事情に鑑み、調整ネジと工具係合部を蓋より外方へ突出する ことなく配置してフラッシュバルブ全体を主弁体の作動方向へ短縮化することを 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案が講ずる技術的手段は、フラッシュバルブの 本体に螺着されて圧力室を形成する蓋に、圧力室内へ突出する筒部を設け、該筒 部を主弁体の圧力室側に凹設した凹状部内に遊嵌状に嵌入させて、この筒部の内 周面に、主弁体の作動時に当接して主弁の開弁時間を調整する調整ネジを進退自 在に螺着すると共に、上記蓋の外面に工具係合部を溝状に凹設したことを特徴と するものである。
【0008】
【作用】
本考案は上記技術的手段によれば、圧力室内に位置する調整ネジの内端を主弁 体の凹状部内底面に当接させることにより、主弁体の作動距離が調整されると共 に、蓋外面に凹設された溝状の工具係合部にドライバー等の工具を係合して捩じ 込むことにより、蓋が本体に締め着け固定されるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 この実施例は図1に示す如く給水部を、電磁弁Bと該電磁弁Bの作動により開 閉動するフラッシュバルブAとで構成したものである。
【0010】 フラッシュバルブAの本体A1 は正面略逆V字型に屈曲形成した金属管で内部 に流路A2 を形成し、その両下端に流入口A3 と流出口A4 を夫々開設して該流 入口A3 に給水源へ連絡する給水管Dを、流出口A4 に便器Kへ連絡する排出管 Eを夫々接続すると共に、中間部の前面側には止水栓Cを装着する小径の開口部 A5 と、主弁体1を装着する大径の開口部A6 を流路A2 に連通するように開設 する。
【0011】 主弁体1は上記大径開口部A6 内を摺動するピストンよりなり、流路A2 の途 中に形成した主弁座2に一次側から対応して主弁3を構成すると共に、その背後 にはこの主弁体1と、上記大径開口部A6 の開口縁に前後進退自在に螺着せしめ た蓋4との間に圧力室5を区画形成する。
【0012】 また、主弁体1は上記圧力室5側端面に凹状部1aを凹設し、該凹状部1aの周壁 に開穿した小孔1bを介して圧力室5と一次側とを連通せしめると共に、閉弁状態 で後部周縁部1cが主弁座2に密着し、その中央に突設した案内羽根1dが主弁座2 を挿通して二次側に延びている。
【0013】 蓋4は外面にドライバー等の工具が係合する工具係合部4aを溝状に凹設し、そ の中央に内外方向へ延びる通孔4bを開穿すると共に、内面中央に圧力室5へ突出 する筒部4cを一体に形成し、該筒部4cはその内半部を主弁体1の圧力室5側面に 形成した凹状部1a内に位置させ、内周面に上記通孔4bから調整ネジ6を内外進退 自在に螺着する。
【0014】 また上記圧力室5には蓋4と凹状部1aとの間にスプリング5aを弾装すると共に 、正面逆U字状に形成した連結管7を介して電磁弁Bを接続し、該電磁弁Bの二 次側をフラッシュバルブ本体A1 の二次側に接続することにより、圧力室5と流 出口A4 とを連通せしめる。
【0015】 上記連結管7は2個のナット7a,7bにより圧力室5を形成するフラッシュバル ブ本体A1 及び電磁弁Bに夫々着脱自在に取付ける。
【0016】 電磁弁3は電磁弁本体B1 内の通路途中に形成した弁座B2 と、該弁座B2 に 対して接離自在に配備した弁体B3 と、この弁体B3 を閉弁方向へ付勢するバネ B4 と、弁体B3 の外周に配備したソレノイドB5 とからなり、上記ソレノイド B5 に通電されない状態ではバネB4 により弁体B3 を弁座B2 に密接させて閉 弁している。
【0017】 また、電磁弁本体B1 の二次側端部は円筒状に形成され、その外周面に2条の 環状の鍔部B7 ,B8 を適宜間隔をおいて突設し、これら2条の鍔部B7 ,B8 間に形成される凹部B9 にOリングB10を嵌着した状態で、フラッシュバルブ本 体A1 の二次側に鉛直状に開設した取付口A7 内に挿入する。
【0018】 この取付口A7 の周壁には該口A7 の軸線と直行する方向に止めネジB11を前 後進退自在に螺着し、この止めネジB11の先端を取付口A7 内周面に突出させて 上記上方の鍔部B7 に係止することにより、電磁弁本体B1 とフラッシュバルブ 本体A1 を連結している。
【0019】 而して、斯るフラッシュバルブAは電磁弁BのソレノイドB5 に通電すれば、 その電磁力によって弁体B3 を開弁方向へ移動して開弁し、前記圧力室5内の水 を流出口A4 へ流出せしめ、圧力室2d内の水の減少に伴って主弁体1が徐々に蓋 4側へ移動し、主弁3が開弁して便器Kに水を給水せしめる。
【0020】 そして、ソレノイドB5 への通電が切れて圧力室5からの水の流出が止まると 、一次側の水が小孔1bより圧力室5内へ徐々に流入し始め、それに伴って主弁体 1が少しづつ主弁座2側へ移動し、ついには主弁体1が閉弁するに至る。
【0021】 このとき、上記調整ネジ6はその捩じ込み具合により上記主弁体1の作動時に おいて、該ネジ6の後端が凹状部1a内底面に当接することにより、主弁体1の移 動距離を調整して主弁3の開度、即ち給水量を調整するようになっている。
【0022】 一方、前記電磁弁BのソレノイドB5 への通電は電気制御部Fによってコント ロールされる。
【0023】 電気制御部Fは上記フラッシュバルブAを配備するボックスG内に配置固定さ れ、上記ソレノイドB5 及び後述する感知部Hに電気的に連絡し、感知部Hから の感知信号に基づいてソレノイドB5 に所定時間通電するようになっている。
【0024】 感知部Hは例えば投光素子から投光した赤外線が便器の使用者に当って反射し 、この反射光を受光素子で受光することにより感知信号を発生する拡散反射型の 光電センサーであり、壁面I設けた凹所I1 前面を覆うカバーJに取付ける。
【0025】 図示例では感知部Hが壁面Iに埋込式に配備される場合を示し、ボックスG前 面を覆うように固定した覆板G1 に取付けボルトG2 を介して取付板G3 を壁面 I前面と面一状になるように取付け、該取付板G3 の前面に永久磁石G4 でカバ ーJを取付けている。
【0026】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。 1 圧力室内に位置する調整ネジの内端を主弁体の凹状部内底面に当接させるこ とにより、主弁体の作動距離が調整されると共に、蓋外面に凹設された溝状の工 具係合部にドライバー等の工具を係合して捩じ込むことにより、蓋が本体に締め 着け固定されるので、調整ネジと工具係合部を蓋より外方へ突出することなく配 置してフラッシュバルブ全体を主弁体の作動方向へ短縮化することができる。
【0027】 従って、調整ネジや工具係合部が蓋の外方へ突出する従来のものに比べ、給水 部がコンパクト化して壁面等に設ける凹所を小さくすることができ、該凹所の前 面を覆うカバーを小さくできて美観を損ねることがない。 2 壁の厚みに影響を受けることが少なくなり、多くの場所に設置可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すフラッシュバルブの縦
断側面図である。
【図2】同横断正面図である。
【図3】図2の(III)−(III)線に沿える断面
図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すフラッシュバルブの
縦断側面図である。
【図5】従来のフラッシュバルブの一例を示す一部切欠
横断正面図である。
【符号の説明】
A1 本体 1 主弁体 1a 凹状部 3 主弁 4 蓋 4a 工具係合部 4c 筒部 5 圧力室 6 調整ネジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 便器洗浄装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す便器洗浄装置の縦断側
面図である。
【図2】同横断正面図である。
【図3】図2の(III)−(III)線に沿える断面
図である。
【図4】外観を示す斜視図である。
【図5】従来の便器洗浄装置の一例を示す一部切欠横断
正面図である。
【符号の説明】 A,B 給水部(フラッシュバルブ,電磁弁) A1 フラッシュバルブの本体 F 電気制
御部 H 感知部 I 壁面 I1 凹所 K 便器 1 主弁体 1a 凹状部 3 主弁 4 蓋 4a 工具係合部 4c 筒部 5 圧力室 6 調整ネ
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すフラッシュバルブの縦
断側面図である。
【図2】同横断正面図である。
【図3】図2の(III)−(III)線に沿える断面
図である。
【図4】斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例を示すフラッシュバルブの
縦断側面図である。
【図6】従来のフラッシュバルブの一例を示す一部切欠
横断正面図である。
【符号の説明】 A1 本体 1 主弁体 1a 凹状部 3 主弁 4 蓋 4a 工具係
合部 4c 筒部 5 圧力室 6 調整ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に螺着されて圧力室を形成する蓋
    に、主弁体の作動時に当接して主弁の開弁時間を調整す
    る調整ネジを進退自在に螺着し、工具が係合する工具係
    合部を設けたフラッシュバルブにおいて、前記蓋の内面
    に圧力室内へ突出する筒部を設け、該筒部を主弁体の圧
    力室側に凹設した凹状部内に遊嵌状に嵌入させて、この
    筒部の内周面に調整ネジを進退自在に螺着すると共に、
    上記蓋の外面に工具係合部を溝状に凹設したことを特徴
    とするフラッシュバルブ。
JP40268390U 1990-12-28 1990-12-28 便器洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0743241Y2 (ja)

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JP40268390U JPH0743241Y2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 便器洗浄装置

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JPH078469U true JPH078469U (ja) 1995-02-07
JPH0743241Y2 JPH0743241Y2 (ja) 1995-10-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101471013B1 (ko) * 2013-02-04 2014-12-09 강옥수 소변기용 수전매몰함

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101471013B1 (ko) * 2013-02-04 2014-12-09 강옥수 소변기용 수전매몰함

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