JPH0784186A - 光通信光学装置 - Google Patents

光通信光学装置

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JPH0784186A
JPH0784186A JP5187478A JP18747893A JPH0784186A JP H0784186 A JPH0784186 A JP H0784186A JP 5187478 A JP5187478 A JP 5187478A JP 18747893 A JP18747893 A JP 18747893A JP H0784186 A JPH0784186 A JP H0784186A
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communication
mirror
light beam
light
optical
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JP5187478A
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Masaharu Suzuki
正治 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標識光束を副鏡に設けた光通過領域を介して
射出することにより、効率良く高い強度で射出すること
ができ、通信相手に与える光強度分布を均一として、常
に良好な状態での光通信を可能とした光通信光学装置を
提供すること。 【構成】 通信相手側に凹面を向けた主鏡に対して副鏡
を対向配置した反射光学系と、通信相手からの通信光束
を該反射光学系の主鏡と副鏡の順に反射させて受光し光
通信を行う通信光束受信部と、通信相手に自分の位置を
知らせる標識光束を該副鏡に設けた光通過領域を介して
該反射光学系の光軸と略同方向の通信相手側へ射出する
標識光束送信部とを、有したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信光学装置に関し、
特に通信相手に自分の位置を知らせる為の標識光束を用
いて通信相手を補足し、常に良好な状態で光通信が行え
るようにした、例えば人工衛星と他の人工衛星との間の
光通信や、人工衛星と地上局との間の光通信等に好適な
光通信光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に人工衛星間又は人工衛星と地上局
との間で行われる光通信に於いて、良好な通信状態を確
保する為には、送信側より射出する通信光束の方向と受
信アンテナの向きを正確に一致させる必要がある。
【0003】このとき信号伝達に使用する通信光束はア
ンテナゲインを大きくする為に、光束の広がりを約1/
1000秒程度に狭めて使用している。これに対し、人
工衛星の姿勢制御能力は1/10〜1/100秒程度で
あり、そのままでは通信光束の射出方向と受信アンテナ
の向きとを一致させることは不可能に近い。
【0004】そこで通信光束とは別に標識光束(ビーコ
ンビーム)を用いて通信相手の位置を検出し、該検出結
果に基づき通信光束を通信相手に向けて(所謂ポインテ
ィング操作をして)射出している。
【0005】即ち、受信者側がまず自分の正確な位置を
送信者に知らせる為、送信者が捕捉し易いよう若干広が
りを持たせた光束をビーコンビームとして送信者側に射
出し、これを送信側が受信してビーコンビームの到来方
向を正確に検出し、その方向に通信光束を射出してい
る。
【0006】図4(A)は従来の光通信光学装置30の
要部光路図、図4(B),図4(C)は図4(A)の一
部分の拡大説明図である。
【0007】図中、31は主鏡であり、通信相手側に凹
面を向けた放物状の反射面である。21は副鏡であり、
主鏡31側に凸状の反射面を向け配置している。主鏡3
1と副鏡21は所謂カセグレン式の反射光学系32を構
成している。22は正のパワーを持つコリメーターレン
ズであり、焦点位置が反射光学系32の焦点位置Pと光
軸La上で一致するように配置されている。
【0008】33はポインティング手段であり、全反射
ミラー28,29を有している。ポインティング手段3
3は全反射ミラー28と全反射ミラー29とを相対的に
傾けることにより、全反射ミラー29以降の光学要素が
成す光軸Lbと反射光学系32やコリメーターレンズ2
2の成す光軸Laとの傾きを調整し、射出する通信光束
の方向を通信相手の方向に正確に向けている。
【0009】24は光束を波長により透過光と、反射光
とに分割するビームスプリッタであり、同図では通信光
束を透過し、標識光束を反射している。
【0010】26は凸レンズ、23は通信光束送受信手
段である。通信光束送受信手段23は通信光束受信部3
4や通信光束送信部35、そしてハーフミラー39等を
有している。通信相手からの通信光束は凸レンズ26で
収斂されハーフミラー39を透過し、通信光束受信部3
4上に集光されて光電変換される。また通信光束送信部
35からの通信光束はハーフミラー39で反射され凸レ
ンズ26で平行光束とされている。
【0011】27は凸レンズ、25は標識光束送受信手
段である。標識光束送受信部25は標識光束受信部36
や標識光束送信部37、そしてハーフミラー38等を有
している。通信相手からのビーコンビームは凸レンズ2
7で収斂され標識光束送受信手段25のハーフミラー3
8を介し、標識光束受信部36上に集光されて光電変換
される。
【0012】標識光束送信部37は凸レンズ27の焦点
位置から光軸方向へ僅かにずらした位置に配置してお
り、該標識光束送信部37より射出するビーコンビーム
はハーフミラー38で反射され凸レンズ27でやや広が
りを有した平行光束とされている。また凸レンズ27は
光軸L′方向に移動可能に設けられており、標識光束送
信部37に対して焦点位置を変えてビーコンビームのビ
ーム幅を変更可能にしている。
【0013】光通信を行う場合、まず自分と通信相手の
軌道位置及び姿勢方向を計算で算出し、本装置30が略
通信相手方向に向くよう姿勢制御を行う。
【0014】次に受信側は送信側へ自分の正確な位置を
伝えるために、ビーコンビームを射出する。そして該ビ
ーコンビームを受光した送信者は受信者の位置を求め、
受信者の位置と、送信しようとする通信光束の光軸との
ズレを算出し、該光軸のズレを補正するようにポインテ
ィング手段33を調整して通信光束を射出し、光通信を
行っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す光通信光学
装置に於てビーコンビームは送信側が受信し易いよう
に、若干広がりを有しているので、図5に示すように副
鏡21で光束の外側が制限され、利用できる主鏡31の
面積が限られてしまい、これを補うためには大きな面積
の主鏡が必要と成り装置全体が大型化するといった問題
点があった。
【0016】また、ビーコンビームの中心が副鏡21に
遮られて、光軸と垂直な面内に於て強度分布が周辺部で
強く中心部で弱い、所謂ドーナツ状に成ってしまう。特
に、本来強度の強い光束中心付近が影に成ることによ
り、総合出力が大幅に低下してしまうという問題点があ
った。
【0017】更に、通信相手がビーコンビームを用いて
ポインティング操作を行う際に、ドーナツ状であること
を考慮しなければならず、ポインティング操作のアルゴ
リズムに非常に大きな影響を与えるという欠点があっ
た。
【0018】本発明はビーコンビームを副鏡に設けた光
通過領域を介して射出することにより、効率良く高い強
度で射出することができ、通信相手に与える光強度分布
を均一として、常に良好な状態での光通信を可能とした
光通信光学装置の提供を目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の光通信光学装置
は通信相手側に凹面を向けた主鏡に対して副鏡を対向配
置した反射光学系と、通信相手からの通信光束を該反射
光学系の主鏡と副鏡の順に反射させて受光し光通信を行
う通信光束受信部と、通信相手に自分の位置を知らせる
標識光束を該副鏡に設けた光通過領域を介して該反射光
学系の光軸と略同方向の通信相手側へ射出する標識光束
送信部と、を有したことを特徴としている。
【0020】この他、通信相手側に凹面を向けた主鏡に
対して副鏡を対向配置した反射光学系と、通信相手から
の通信光束を該反射光学系の主鏡と副鏡の順に反射させ
て受光し光通信を行う通信光束受信部と、通信相手に自
分の位置を知らせる標識光束を該反射光学系の光軸と略
同方向の通信相手側へ標識光束用レンズ系と該副鏡に設
けた光通過領域とを介して射出する標識光束送信部とを
有し、該副鏡の光通過領域の径をD2、該標識光束用レ
ンズ系の副鏡側の最終レンズ面を通る該標識光束の光束
径をD1、該最終レンズ面と該副鏡までの光軸上の距離
をL、該最終レンズ面と該最終レンズ面を通過した標識
光束の集光位置との距離をXとしたとき、
【0021】
【数2】 を満足することを特徴としている。
【0022】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。本実施例では通信光束を用いて、例えば人工衛星間
での光通信を行なうものであり、通信光束と異なる波長
の標識光束(ビーコンビーム)で通信相手の位置を確認
してポインティング操作を行っている。
【0023】図中1は主鏡であり、通信相手側に凹面を
向けた放物面より成る反射面1aを有している。2は副
鏡であり、主鏡1側に凸面を向けた反射面2aを有し、
該反射面2aの略中央部に貫通穴(光通過領域)2bを
設けている。
【0024】主鏡1と副鏡2は所謂カセグレン式の反射
光学系12を構成している。
【0025】3は正のパワーを有するコリメーターレン
ズであり、焦点位置が反射光学系12の焦点位置Pと光
軸La上で一致するように配置している。
【0026】7はポインティング手段であり、全反射鏡
8,9を有し、該全反射鏡8と全反射鏡9とを相対的に
かたむけることにより全反射鏡9以降の光学素子の成す
光軸Lbと反射光学系12やコリメーターレンズ3の成
す光軸Laとの傾きを調整して、射出する通信光束を通
信相手へ正確に向けている。
【0027】4は光束を波長により透過光と反射光とに
分割するビームスプリッターであり、本発明では通信光
束を透過させ、ビーコンビームを反射している。
【0028】6は凸レンズ、11は通信光束送受信手段
である。通信光束送受信手段11は通信光束受信部13
や通信光束送信部14、そしてハーフミラー15等を有
している。通信相手からの通信光束は凸レンズ6で収斂
されハーフミラー15を介し、通信光束受信部13上に
集光されて光電変換される。また通信光束送信部14か
らの通信光束はハーフミラー15で反射され凸レンズ6
で平行光束とされている。
【0029】5は凸レンズ、16は標識光束送受信手段
である。標識光束送受信手段16は標識光束送信部18
や標識光束受信部17、ハーフミラー19などを有して
いる。凸レンズ5はビームスプリッタ4で反射された通
信相手側からの標識光束受信部17上に集光している。
また凸レンズ5は標識光束送信部18からのビーコンビ
ームを集光しており、その集光位置を変え通信相手に対
して効率良く射出可能とするために光軸L′方向へ移動
可能に設けている。
【0030】凸レンズ5とコリメーターレンズ3はビー
コンビームを副鏡2の貫通穴2bの略中央の位置Sに集
光する標識光束用レンズ系の一要素を構成している。
【0031】本実施例に於て光通信を行う場合、まず自
分と通信相手の軌道位置及び姿勢方向を計算で算出し、
本装置10が略通信相手方向に向くよう姿勢制御を行
う。
【0032】次に受信側は送信側に自分の正確な位置を
伝えるために、標識光束送信部18からビーコンビーム
18aを射出する。そして該ビーコンビームを受光した
送信側は受信側の正確な位置を求め、受信者の位置と送
信しようとする通信光束の光軸とのズレを算出し、該光
軸のズレを補正するようにポインティング手段7を調整
して通信光束送信部14より通信光束14aを射出し、
光通信を行っている。
【0033】このときの通信光束14aを図1中、実線
で示している。通信相手からの通信光束は主鏡1の反斜
面1aに入射し、入射してきた方向に収斂しながら反射
された後、副鏡2の反射面2aで反射され、光軸La上
の集光位置Pに一旦集光し、コリメーターレンズ3によ
り平行光束に変換される。
【0034】そしてポインティング手段7を介し、ビー
ムスプリッター4を透過して凸レンズ6で通信光束受信
手段13上に集光され光電変換される。
【0035】また通信相手へ送信される通信光束は通信
光束送信部14よりハーフミラー15で反射されて凸レ
ンズ6で平行光とされて受信時と略逆の光路をたどる。
【0036】一方、通信相手からのビーコンビームは主
鏡1と副鏡2の順で反射し集光されて、コリメーターレ
ンズ3、ポインティング手段7を介してビームスプリツ
タ4で反射され凸レンズ5で標識光束受信部17上に集
光されている。
【0037】また通信相手側へ射出するビーコンビーム
18aは図1中、点線で示すように標識光束送信部18
より射出し、ハーフミラー19を透過し、凸レンズ5で
集光される。
【0038】凸レンズ5で集光された光束はビームスプ
リッタ4で反射されポインティング手段7を介してコリ
メータレンズ3で位置Sに集光されて副鏡2に設けた貫
通穴2bを通り通信相手側へ射出している。
【0039】ここでビーコンビーム18aが効率よく射
出するためには副鏡2の反射面2aで遮られることなく
貫通穴2bを通過する必要がある。
【0040】従って副鏡2の光軸中心に開けられた貫通
穴2bの径をD2、ビーコンビーム18aを位置Sに集
光する標識光束用レンズ系のうち最も位置S側のレンズ
面(以下単に最終レンズ面と称する。なお、本実施例で
最終レンズ面はコリメーターレンズ3のレンズ面3aで
ある。)でのビーコン光束径をD1、最終レンズ面3a
から副鏡2までの光軸上の距離をL、該最終レンズ面3
aからビーコンビームの集光位置Sまでの距離をXとし
たとき、次式を満足することが望ましい。
【0041】
【数3】 これらの構成により本実施例では中心に影の無い、一様
に広がったビーコンビームを効率良く射出している。
【0042】本実施例に於て、全反射ミラー8をビーム
スプリッターとし、又ビームスプリッター4を全反射ミ
ラーとし、その後方に標識光束送受信手段16を配置し
ても良い。
【0043】図2,図3は本発明の実施例2の光路図で
ある。図2は通信相手からの通信光束の光路を示し、図
3は通信相手へ射出するビーコンビームの光路を示して
いる。
【0044】図中40は主鏡であり、通信相手側に凹面
を向けた放物面より成る反射面40aを有している。4
1は副鏡であり、主鏡40側に凹面を向けた反射面41
aを有し、該反射面41aの略中央部に貫通穴(光通過
領域)41bを設けている。
【0045】主鏡40と副鏡41は所謂グレゴリー式の
反射光学系55を構成しており、光軸上の一点で両反射
面40a,41aの球心が一致するように配置されてい
る。
【0046】42は入射光束を波長により透過光と、反
射光とに分割する中央部に貫通穴42bを有したビーム
スプリッターであり、ビーコンビームを透過させ、通信
光束を反射している。
【0047】56はポインティング手段であり全反射鏡
43,44を有している。ポインティング手段56は全
反射鏡43と全反射鏡44とを相対的に傾けることによ
り全反射鏡44以降の光学要素が成す光軸Lbと反射光
学系55等の成す光軸Laとの傾きを調整し、射出する
通信光束を通信相手へ正確に向けている。
【0048】45は凸レンズ、46は通信光束送受信手
段である。通信光束送受信手段46は通信光束受信部4
7や通信光束送信部48、そしてハーフミラー49など
を有している。通信相手からの通信光束は凸レンズ45
で収斂されハーフミラー49を介し、通信光束受信部4
7上に集光されて光電変換される。また通信光束送信部
48からの通信光束はハーフミラー49で反射され凸レ
ンズ45で平行光束とされている。
【0049】50は凸レンズ(標識光束用レンズ系)、
53は標識光束送受信手段である。標識光束送受信手段
53は標識光束受信部51や標識光束送信部52、ハー
フミラー54などを有している。凸レンズ50は通信相
手からのビーコン光束をビーコン光束受信部51上に集
光している。また凸レンズ50は標識光束送信部52か
らのビーコンビームを光軸La上の位置Sに集光してい
る。
【0050】本実施例に於て、通信相手からの通信光束
は主鏡40の反斜面40aに入射し反射されて、入射し
てきた方向に収斂しながら、ビームスプリッター42の
貫通穴42bを通過し、副鏡2に入射する。そして副鏡
2の反射面2aで反射し略平行光とされて、ビームスプ
リッタ42で反射される。
【0051】ビームスプリッタ42で反射された通信光
束はポインティング手段56を介した後、凸レンズ45
により通信光束受信部47上に集光されて光電変換され
る。
【0052】また、通信相手へ射出するビーコンビーム
は標識光束送信部52から射出し、ハーフミラー54を
反射して凸レンズ50に入射し、凸レンズ50で焦点位
置Sに集光するよう収斂され、副鏡41の貫通穴41b
を通り通信相手側に射出している。
【0053】光通信を行う場合、まず自分と通信相手の
軌道位置及び姿勢方向を計算で算出し、本装置20が略
通信相手方向に向くよう姿勢制御を行う。次に受信側は
送信側に自分の正確な位置を伝えるために、標識光束送
信部52からビーコンビームを射出し、該ビーコンビー
ムを受光した送信側は受信側の正確な位置及び方角を求
め、受信者と、自分が送信しようとする通信光束の光軸
とのズレを算出する。
【0054】そして該光軸のズレを補正するようにポイ
ンティング手段56を調整して通信光束を射出し、光通
信を行っている。
【0055】ここでビーコンビームはポインティング手
段56を経由しないので、反射光学系55等の光軸La
の動き量や移動方向を検出して標識光束送受信手段53
の位置を制御し、光軸Laの移動と連動させるか、ビー
コンビームの広がり角を通信光学系の光軸移動量以上に
設定しておくと良い。
【0056】これらの構成により本実施例では、自分の
ビーコンビームが自分の通信光束受光手段47に与える
ゴーストの影響を大幅に小さくしている。
【0057】また、本実施例ではビーコンビームが副鏡
41で遮られる事なく効率良く射出でき、主鏡40の面
積や標識光束送信部(レーザーダイオード等)52の出
力及び消費電力の増大化を防止し、衛星の軽量化、長寿
命化を可能としている。
【0058】尚、本実施例に於て光通過領域は副鏡41
に設けた貫通穴41bとして説明したが、これに限ら
ず、例えば副鏡41を透明部材とし、主鏡側の面41a
に反射膜を形成し、一部(貫通穴41bに相当する領
域)に開口を設けて該開口若しくはハーフミラー面を介
してビーコンビームを射出するように構成しても良い
し、該主鏡側の面41aの一部にダイクロイック膜や半
透過膜等を形成することにより、ビーコンビームを透過
し、通信光束を反射する構成としても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば標識光束(ビーコンビー
ム)を副鏡の光通過領域を介して射出することにより、
ビーコンビームを効率良く高い強度で射出することがで
き、通信相手に与える光強度分布を均一として、常に良
好な状態での光通信を可能とした光通信光学装置を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明の実施例2の要部光路図
【図3】 本発明の実施例2の要部光路図
【図4】 従来の光通信光学装置の要部該略図
【図5】 従来の光通信光学装置の光路説明図
【符号の説明】
1,40 主鏡 2,41 副鏡 12,55 反射光学系 13,47 通信光束受信部 14,48 通信光束送信部 17,51 標識光束受信部 18,52 標識光束送信部 7,56 ポインティング手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手側に凹面を向けた主鏡に対して
    副鏡を対向配置した反射光学系と、通信相手からの通信
    光束を該反射光学系の主鏡と副鏡の順に反射させて受光
    し光通信を行う通信光束受信部と、通信相手に自分の位
    置を知らせる標識光束を該副鏡に設けた光通過領域を介
    して該反射光学系の光軸と略同方向の通信相手側へ射出
    する標識光束送信部と、を有したことを特徴とする光通
    信光学装置。
  2. 【請求項2】 通信相手側に凹面を向けた主鏡に対して
    副鏡を対向配置した反射光学系と、通信相手からの通信
    光束を該反射光学系の主鏡と副鏡の順に反射させて受光
    し光通信を行う通信光束受信部と、通信相手に自分の位
    置を知らせる標識光束を該反射光学系の光軸と略同方向
    の通信相手側へ標識光束用レンズ系と該副鏡に設けた光
    通過領域とを介して射出する標識光束送信部とを有し、
    該副鏡の光通過領域の径をD2、該標識光束用レンズ系
    の副鏡側の最終レンズ面を通る該標識光束の光束径をD
    1、該最終レンズ面と該副鏡までの光軸上の距離をL、
    該最終レンズ面と該最終レンズ面を通過した標識光束の
    集光位置との距離をXとしたとき、 【数1】 を満足することを特徴とする光通信光学装置。
JP5187478A 1993-06-30 1993-06-30 光通信光学装置 Pending JPH0784186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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