JPH0784012B2 - 連続シート状予備成形品の冷却装置 - Google Patents

連続シート状予備成形品の冷却装置

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JPH0784012B2
JPH0784012B2 JP26127992A JP26127992A JPH0784012B2 JP H0784012 B2 JPH0784012 B2 JP H0784012B2 JP 26127992 A JP26127992 A JP 26127992A JP 26127992 A JP26127992 A JP 26127992A JP H0784012 B2 JPH0784012 B2 JP H0784012B2
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continuous sheet
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drum
cooling device
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森山正夫
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森山 正夫
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム、プラスチック材
料を混練したのち圧延ローラにより連続シート状に予備
成形された帯状の中間製品を連続的に冷却する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ゴム、プラスチックの高粘性材料は、混
練機で混練され、押出機、圧延ローラによりシート状に
予備成形(プレフォーミング)され、適切な長さに切断
され、通常は剥離用シートを介して幾層にも積層され、
貯蔵または搬送される。
【0003】このような工程において、圧延ローラから
排出されるシート状予備成形品は、高温で柔らかく、べ
とべとするため、これを冷却して粘性を低くしたのち切
断等の次の工程へ送らねばならない。
【0004】従来は、図6に示すように、多段状のジグ
ザグ往復行路にシート状予備成形品を通していたが、高
い位置から材料を供給し低い位置から取り出さねばなら
ず、押出機および圧延ローラを高い位置に設置するか、
或いは被処理材料を高い位置へ運び上げなければならな
いという問題があり、多段状の上段から下段へ移す折り
返し点が多数存在し、いまだ固まっていない柔軟な材料
を重力によるたるみのため切断することがないよう円滑
に移送しなければならないという面倒な問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、折り
返し点がなく終始同一状態で冷却と固化が進行し、床据
付面積が小さくて容積効率が高く、高低任意の位置から
被処理材料を供給し、かつ取り出すことができる新規な
連続シート状予備成形品の冷却装置の提供を解決課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の連続シート状予
備成形品の冷却装置は、シート状成形物を連続的に排出
する予備成形機の後段に使用される装置であって、全体
として円柱形の回転ドラムと、その回転ドラムの側面外
周のドラム軸方向に沿って並設された多数列のコンベア
と、その多数列のコンベアを同一方向へ同一速度で移送
駆動する軸方向移送手段を有することを特徴としてい
る。
【0007】本発明の軸方向移送手段は、多数列のコン
ベアを同一速度で駆動するため、多数列のコンベアの主
動側ローラ軸が、ユニバーサルジョイントにより連結さ
れており、一つのモータにより複数列のコンベアを駆動
するよう構成することが好ましい。
【0008】
【作用】回転ドラムが1回転する間に、多数列の各コン
ベアが連続シート状予備成形物の幅長だけ進行する。従
って、図5に示すように、回転ドラムの側面外周上に連
続シート状予備成形物がぎっしりとらせん状に巻き付い
た状態で回転ドラムの一端から他端へ送られ、その間に
冷風、スプレー水等により冷却、固化される。
【0009】
【実施例】図1に本発明実施例の縦断面図を示し、図2
に多数列のコンベアを主動側から見た側面図を示し、図
3に図2のA部の部分詳細図を示す。
【0010】回転ドラム1は、水平軸2の両端に同心の
八角形架台3,4を備え、この八角形架台3,4の外側
に設けられた回転円盤5,6が複数個のローラ7…7,
8…8に支えられて全体が回動自在に支持されている。
回転円盤の一つ5にはスプロケット9が嵌合され、減速
機つきモータ10により所定の角速度で回転駆動され
る。この八角形架台3,4の上には、図2に示す通り、
8個の二俣軸受台11…11が放射状に取付けられ、二
俣軸受台11の間にコンベア駆動用スプロケット軸12
が軸受により支えられ、隣接する二俣軸受台の間はユニ
バーサルジョイントを介して連結軸13により連結され
て、全体として16角形のループ状の軸を構成してい
る。このようにして相互に連結された8本のコンベア1
4…14の外側の往路面が、全体として略円筒形のドラ
ムを構成している。8個のスプロケット軸12…12の
うち、相対向する2軸にスプロケット15,16が嵌合
され、ドラム中央部に設けられた減速モータ17により
回転駆動される。この機構を詳述すると、モータ17の
出力軸に直接設けられた第1の主動スプロケット30に
より1個の受動スプロケット16が駆動され、モータ1
7の出力軸から歯車機構31を介して逆方向に駆動され
る中間軸32に設けられた第2の主動スプロケット33
によりもう一つの受動スプロケット15が駆動される。
【0011】1本のコンベア14は、両端のスプロケッ
ト14A,14B間に張設されたチェーン18と、その
チェーン18に結合された多数個の搬送板19…19に
より構成されている。搬送板19は図4に示すように、
進行方向と垂直な方向に長い短冊形の搬送面19Aの左
右両端が下方へ折れ曲がって側面19B,19Cを有
し、その側面19B,19Cにローラ20A,20Bが
設けられている。このローラ20A,20Bは回転ドラ
ム両端の八角形架台3,4に両端支持されたガイドレー
ル21A,21B上に当接しながらチェーンと共に走行
する。
【0012】回転ドラム1の周囲は、外界と断熱するた
めカバーで覆われ、そのカバー内面に、冷風、スプレー
水等の冷却媒体を供給する装置が配設されている。
【0013】本発明装置の前段に設けられる予備成形機
23は、例えば図5に示すように、円錐形二軸押出装置
24の先端に圧延ロール25,26が設けられたもの
で、この圧延ロール25,26が本発明の回転ドラム1
の一端近傍に配設され、案内ローラ27または案内板に
より回転ドラム1上へ導かれる。一方、回転ドラム1の
他端では冷却された材料が案内ローラ28または案内板
により取り出され、後段の例えば切断工程へ送り出され
る。
【0014】本発明のコンベア14の搬送板19は、こ
れを多孔板または金網で構成してもよい。また、被処理
材料を搬送板上または搬送板と搬送板との間の空間部へ
密着させるために真空吸引手段または風圧押圧手段を併
用することができる。
【0015】回転ドラム1の回転速度N(または角速度
ω)とベルトコンベア14の走行速度Vとの間には所定
の関係がある。いま、連続シート状予備成形品の幅を
B、その供給速度をfとすれば、回転ドラム1が1回転
する間(1/N)に材料が長さfだけが供給されるか
ら、この材料を過不足なくドラム上に巻き取るために
は、ドラムの直径をDとして、 πD=f/N……(1) が成立する。また、回転ドラム1が1回転する間(1/
N)にベルトコンベア14が材料の幅B以上進まないと
材料が重なり合うことになるため、 B≦V/N……(2) が成立しなければならない。ちなみに、実施例の数値を
示せば、 ドラムの直径D=200cm、 連続シート状予備成形品の幅B=40cm、 その供給速度f=500cm/分のとき、 ドラムの回転速度Nは、N=f/πD=0.8回転/分 ベルトコンベア14の走行速度Vは、 V≧N・B=31.8cm/分 ドラム1の軸方向長さL=600cmのとき材料がドラ
ム上にある時間Tはベルトコンベア14の往路走行時間
に等しく T=L/V=18.9 ドラム上にある材料の長さAは A=T・f=9420cm となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、略円筒形の回転ドラム
外周上に被処理材料をらせん状に巻きつけ、回転ドラム
側面外周が所定の遅い速度で軸方向へ移動させ回転ドラ
ムの他端から被処理材料を取り出すよう構成したので、
終始、ドラム外周上という同一状態のもとで冷却と固化
が進行し、従来例のように折り返し点が存在しないので
無人化が容易である。また、回転ドラム上の任意の位置
に被処理材料を導入することができるので、圧延ローラ
から排出された材料を高い位置へ運び上げることなく直
ちに本発明の回転ドラム上へ吸着させることができ、一
貫工程システムの構成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示す縦断面図
【図2】図1のコンベア14…14の主動側から見た側
面図
【図3】図2のA部の部分詳細図
【図4】コンベア14の1個の搬送板19を示す斜視図
【図5】本発明装置使用状態を示す斜視図
【図6】従来例を示す正面図
【符号の説明】
1・・・・回転ドラム 2・・・・水平軸 5,6・・・・回転円盤 9・・・・スプロケット 10・・・・ドラム駆動用モータ 11・・・・二俣軸受台 12・・・・コンベア駆動用スプロケット軸 13・・・・連結軸 14・・・・コンベア 17・・・・コンベア駆動用モータ 19・・・・コンベアの搬送板 23・・・・予備成形機 24・・・・円錐形二軸押出装置 25,26・・・・圧延ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状成形物を連続的に排出する予備
    成形機の後段に使用される装置であって、全体として円
    柱形の回転ドラムと、その回転ドラムの側面外周のドラ
    ム軸方向に沿って並設された多数列のコンベアと、その
    多数列のコンベアを同一方向へ同一速度で移送駆動する
    軸方向移送手段を有する、連続シート状予備成形品の冷
    却装置。
  2. 【請求項2】 上記多数列のコンベアの主動側ローラ軸
    が、ユニバーサルジョイントにより連結されており、一
    つのモータにより複数列のコンベアを駆動するよう構成
    された、請求項1に記載の連続シート状予備成形品の冷
    却装置。
  3. 【請求項3】 上記回転ドラムが横型である、請求項1
    または2記載の連続シート状予備成形品の冷却装置。
JP26127992A 1992-09-30 1992-09-30 連続シート状予備成形品の冷却装置 Expired - Lifetime JPH0784012B2 (ja)

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JP26127992A JPH0784012B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 連続シート状予備成形品の冷却装置

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JP26127992A JPH0784012B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 連続シート状予備成形品の冷却装置

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JPH06106531A JPH06106531A (ja) 1994-04-19
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JP26127992A Expired - Lifetime JPH0784012B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 連続シート状予備成形品の冷却装置

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KR100403846B1 (ko) * 2001-02-08 2003-11-05 임문수 시트상 고무재료의 냉각장치
EP1852237A1 (en) * 2006-05-04 2007-11-07 Konstrukta Industry, a.s Device for cooling bands of caoutchouc compounds
DE102010060370A1 (de) * 2010-11-05 2012-05-10 Continental Reifen Deutschland Gmbh Verfahren zum Abkühlen von endlosen Apex-Strängen
KR101368545B1 (ko) * 2013-07-01 2014-02-27 (주)한도기공 공전 및 자전에 의한 이송 장치를 이용한 고무제품 냉각장치
NL2019939B1 (en) * 2017-11-20 2019-05-24 Vmi Holland Bv Cooling apparatus and method for cooling a continuous strip

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