JPH0782716A - 防護柵及びその継手 - Google Patents

防護柵及びその継手

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JPH0782716A
JPH0782716A JP22691293A JP22691293A JPH0782716A JP H0782716 A JPH0782716 A JP H0782716A JP 22691293 A JP22691293 A JP 22691293A JP 22691293 A JP22691293 A JP 22691293A JP H0782716 A JPH0782716 A JP H0782716A
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cylinder
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Kiyoshi Nakayama
清 中山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 傾斜地が傾斜角10〜30度であれば、支柱
は1種類、かつ継手は上り用、下り用各1種類を用意す
るだけで全て対応する。 【構成】 受け4は、上開放半円錐筒形の受け筒4A
と、その基端内側に外周縁が溶接された、支柱1の外周
に沿った湾曲形取付板4Bと、前記受け筒4Aの先下部
に形成された締付孔4Dと、前記取付板4Bに傾斜基線
Dに関して上側に位置するように形成された上孔4E
と、同じく傾斜基線Dに関して下側に位置するように形
成された下孔4Fとから構成されていることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車道と歩道の境
界部に施工されるガードレール、ガードフェンス、手摺
等の防護柵及びその継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防護柵は、例えば、図12,13
のように、支柱51の前面側に継手53をボルト54で
取付け、この継手53にビーム52をボルト56で締付
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構造で
はビーム52が支柱51の前面から突出するフロントビ
ーム式なので、防護柵施工に要する土地面積が大きくな
る問題があった。
【0004】また、別の例として、ビームが支柱の中間
に位置するセンタービーム式では、支柱の左右に継手を
溶接するものもあるが、これにおいては、施工現場での
溶接作業は種々の困難をともなうので、工場で予め溶接
するが、傾斜地用の継手付支柱は多種数のもの(原則的
には傾斜角度毎に支柱が必要)を用意する必要があると
いう問題があった。
【0005】本発明は、柵施工に要する土地面積が小さ
く、傾斜地が傾斜角10〜30度であれば、支柱は1種
数、かつ継手は上り用、下り用各1種類を用意するだけ
で全て対応でき、組み立て作業も簡単にできる防護柵の
提供を目的としている。
【0006】また、本発明は、水平地(傾斜角10度以
下)用には、支柱及び継手は各1種類を用意するだけ
で、組み立て作業も簡単にできる防護柵の提供を目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1−Aないし図1ーFのように、傾斜地に鉛直
に植立された複数本の支柱1と、これら支柱1の間に前
記傾斜地に対してほぼ平行に差し渡され前記支柱1より
小径の円管形ビーム2と、これらビーム2と前記支柱1
の間に介装された上り継手3A及び下り継手3Bとから
構成されている。
【0008】前記上り継手3Aは、ビーム2の中心線C
を結ぶ傾斜基線D(上り受け4と上り蓋5の上下縁4
a,5aの位置とほぼ等しい)に関して下側の上り受け
4と、前記傾斜基線Dに関して上側に位置しかつ上り受
け4より左右方向の長さが短い上り蓋5と、前記ビーム
2の端部に上側から上り蓋5をかつ下側から上り受け4
を同時に締付けたナット6と、前記支柱1のネジ孔7に
上り受け4を締付けた横ボルト8とから構成されてい
る。
【0009】前記下り継手3Bは、ビーム2の中心線C
を結ぶ傾斜基線Dに関して下側の下り受け14と、前記
傾斜基線Dに関して上側に位置しかつ下り受け14より
左右方向の長さが長い下り蓋15と、前記ビーム2の端
部に上側から下り蓋15をかつ下側から下り受け14を
同時に締付けたナット6と、前記支柱1のネジ孔17に
下り受け14を締付けた横ボルト8とから構成されてい
る。
【0010】前記上り受け4は、上開放半円錐筒形の受
け筒4Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、支柱
1の外周に沿った湾曲形取付板4Bと、前記受け筒4A
の先下部に形成されたナット座部4C及びその中心の締
付孔4Dと、前記取付板4Bに傾斜基線Dに関して上側
に位置するように形成された上孔4Eと、同じく傾斜基
線Dに関して下側に位置するように形成された下孔4F
とから構成されている。
【0011】前記上り蓋5は、下開放半円錐筒形の蓋筒
5Aと、その先端内側に溶接された縦ボルト5Bとから
構成されている。
【0012】前記下り受け14は、上開放半円錐筒形の
受け筒14Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、
支柱1の外周に沿った湾曲形取付板14Bと、前記受け
筒14Aの先下部に形成されたナット座部14C及びそ
の中心の締付孔14Dと、前記取付板14Bに傾斜基線
Dに関して上側に位置するように形成された上孔14E
と、同じく傾斜基線Dに関して下側に位置するように形
成された下孔14Fとから構成されている。
【0013】前記下り蓋15は、下開放半円錐筒形の蓋
筒15Aと、その先端部内側に溶接された縦ボルト15
Bとから構成されている。
【0014】
【作用】上記課題解決手段において、防護柵の組立手順
を説明する。まず、傾斜地に所定間隔を置いて所定数の
基礎ブロックを設置し、次に各基礎ブロックに対し予め
ネジ孔7を形成された支柱1を鉛直に植立する。なお、
前記ネジ孔7の位置は傾斜角Yが10〜30度ではすべ
て共通する。
【0015】次に傾斜基線Dに沿うように上り継手3A
の上り受け4の取付板4Bの上孔4E又は下孔4Fを横
ボルト8で支柱1に締付け、かつ下り継手3Bの下り受
け14の取付板14Bの上孔14E又は下孔14Fを横
ボルト8で支柱1に締付ける。
【0016】すなわち、傾斜角Yが17〜23度では上
り継手3Aの上り受け4は下孔4Fを、下り継手3Bの
下り受け14も下孔14Eを締付ける。
【0017】次に、各上り受け4と下り受け14間にビ
ーム2を差し渡して、その端部を上り受け4及び下り受
け14に嵌合し、次に各ビーム2の端部の縦孔2a及び
受け4,14の孔4D,14Dに、それぞれ上り蓋5と
下り蓋15の各縦ボルト5B,15Bを貫通し、その下
端ネジ部にナット6を締付ける。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1−Aないし図1ーFの第1実施例において、防
護柵は、傾斜地に鉛直に植立された複数本の支柱1と、
これら支柱1の間に前記傾斜地に対してほぼ平行に差し
渡され前記支柱1より小径の円管形ビーム2と、これら
ビーム2と前記支柱1の間に介装された上り継手3A
(前記支柱1に対して上り側に位置する)及び下り継手
3B(前記支柱1に対して下り側に位置する)とから構
成されている。
【0019】前記上り継手3Aは、ビーム2の中心線C
を結ぶ傾斜基線D(上り受け4と上り蓋5の上下縁4
a,5aの位置とほぼ等しい)に関して下側の上り受け
4と、前記傾斜基線Dに関して上側に位置しかつ上り受
け4より左右方向の長さが短い上り蓋5と、前記ビーム
2の端部に上側から上り蓋5をかつ下側から上り受け4
を同時に締付けたナット6と、前記支柱1のネジ孔7に
上り受け4を締付けた横ボルト8(例えば、直径10m
m)とから構成されている。
【0020】前記下り継手3Bは、ビーム2の中心線C
を結ぶ傾斜基線Dに関して下側の下り受け14と、前記
傾斜基線Dに関して上側に位置しかつ下り受け14より
左右方向の長さが長い下り蓋15と、前記ビーム2の端
部に上側から下り蓋15をかつ下側から下り受け14を
同時に締付けたナット6と、前記支柱1のネジ孔17
(前記ネジ孔7とは支柱の半径より小さい上下方向の段
差がある)に下り受け14を締付けた横ボルト8とから
構成されている。
【0021】前記上り受け4は、上開放半円錐筒形の受
け筒4Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、支柱
1の外周に沿った湾曲形取付板4Bと、前記受け筒4A
の先下部に形成されたナット座部4C及びその中心の締
付孔4D(例えば、9×20mmの長孔)と、前記取付
板4Bに傾斜基線Dに関して上側に位置するように形成
された横長形上孔4E(例えば、12×35mmの長
孔)と、同じく傾斜基線Dに関して下側に位置するよう
に形成された横長形下孔4Fとから構成されている。
【0022】前記上り蓋5は、下開放半円錐筒形の蓋筒
5Aと、その先端部内側に溶接された縦ボルト5B(例
えば、直径8mm)とから構成されている。
【0023】前記下り受け14は、上開放半円錐筒形の
受け筒14Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、
支柱1の外周に沿った湾曲形取付板14Bと、前記受け
筒14Aの先下部に形成されたナット座部14C及びそ
の中心の締付孔14Dと、前記取付板14Bに傾斜基線
Dに関して上側に位置するように形成された上孔14E
と、同じく傾斜基線Dに関して下側に位置するように形
成された下孔14Fとから構成されている。
【0024】前記下り蓋15は、下開放半円錐筒形の蓋
筒15Aと、その先端内側に溶接された縦ボルト15B
とから構成されている。
【0025】次に防護柵の組立手順を説明する。まず、
傾斜地に所定間隔を置いて所定数の基礎ブロックを設置
し、次に各基礎ブロックに対し予めネジ孔7を形成され
た支柱1を鉛直に植立する。なお、前記ネジ孔7の位置
は傾斜角Yが10〜30度ではすべて共通する。
【0026】次に傾斜基線Dに沿うように上り継手3A
の上り受け4の取付板4Bの上孔4E又は下孔4Fを横
ボルト8で支柱1に締付け、かつ下り継手3Bの下り受
け14の取付板14Bの上孔14E又は下孔14Fを横
ボルト8で支柱1に締付ける。
【0027】すなわち、図2の第2実施例のように傾斜
角Yが10〜17度では上り継手3Aの取付板4Bは上
孔4Eを、下り継手3Bの下り受け14は下孔14Fを
締付け、図1ーAの第1実施例のように、傾斜角Yが1
7〜23度では上り継手3Aの上り受け4は下孔4F
を、下り継手3Bの下り受け14も下孔14Eを締付
け、図3の第3実施例のように、傾斜角Yが23〜30
度では上り継手3Aの上り受け4は下孔4Fを、下り継
手3Bの下り受け14は上孔14Eを締付ける。
【0028】次に、各上り受け4と下り受け14間にビ
ーム2を差し渡して、その端部を上り受け4及び下り受
け14に嵌合し、次に各ビーム2の端部の縦孔2a及び
受け4,14の孔4D,14Dに、それぞれ上り蓋5と
下り蓋15の各縦ボルト5B,15Bを貫通し、その下
端ネジ部にナット6を締付ける。
【0029】なお、受け4,14の上下孔4E,4F,
14E,14Fを縦長でなくて横長としたのはビーム2
に下向きの外力が掛かつったときに下にズレないように
するためである。
【0030】また、上記第1実施例は、受け4,14及
び蓋5,15は上下及び前後方向にテーパーのある円錐
台形であるが、図4ーA,Bの第4実施例ように、支柱
が小径の場合は上下方向のみにテーパーをつけた形状に
してもよい。かつまた、第1実施例では縦ボルト5B,
15Bは蓋筒5aに固定されているが、図5の第4実施
例のように縦ボルト5B,15Bは丸頭と角首を有する
ものを採用することにより蓋筒5aと別体とし、縦ボル
ト5B,15Bの角首は蓋筒先端部の角孔に挿脱自在か
つ空回り不能に挿通し、ナット6で締め付けても良い。
【0031】また、図6,7,8は第5実施例を示して
おり、これは水平地(0〜10度)に施工した防護柵で
あり、これは、水平地に鉛直に複数植立された支柱21
と、支柱21の間に水平に差し渡された円管形ビーム2
と、ビーム2と前記支柱21の間に介装された継手23
からなっている。
【0032】前記継手23は、ビーム2の中心線Cに関
して下側の受け24と、中心線Cに関して上側の蓋25
と、前記ビーム2の端部に上側から蓋25をかつ下側か
ら受け24を同時に締付けたナット6と、前記支柱21
のネジ孔に受け24を締付けた横ボルト8とから構成さ
れている。
【0033】前記受け24は、上開放半円錐筒形の受け
筒24Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、支柱
21の外周に沿った湾曲形取付板24Bと、前記受け筒
24Aの先下部に形成された締付孔24Dと、前記取付
板24Bに前記中心線上に位置するように形成された横
長形中心孔24Gとから構成されている。
【0034】前記蓋25は、下開放半円錐筒形の蓋筒2
5Aと、その先端部内側に溶接された縦ボルト25Bと
から構成されている。なお、その他の構成及び作用は、
前記第1実施例と同様である。
【0035】また、図9,10,11は第6実施例を示
しており、これは水平地(0〜10度)に施工した防護
柵であり、これは、水平地AのブロックBに複数鉛直に
植立された凹凸表面の支柱31と、支柱31の間に水平
に差し渡された凹凸表面の円管形ビーム32と、ビーム
32と前記支柱31の間に介装された継手33からなっ
ている。
【0036】前記継手33は、ビーム32の中心線に関
して下側の受け34と、中心線に関して上側の蓋35
と、前記ビーム32の端部に上側から蓋35をかつ下側
から受け34を同時に締付けたナット6と、前記支柱3
1のナット37のネジ孔に受け34を締付けた横ボルト
8とから構成されている。
【0037】前記受け34は、上開放半円筒形の受け筒
34Aと、その基端内側に外周縁が溶接された、支柱3
1の外周に沿った湾曲形取付板34Bと、前記受け筒3
4Aの先下部に形成された締付孔34Dと、前記取付板
34Bに前記ビーム中心線上に位置するように形成され
た横長形中心孔34Gとから構成されている。
【0038】前記蓋35は、下開放半円筒形の蓋筒35
Aと、その先端内側に溶接された縦ボルト35Bとから
構成されている。なお、その他の構成及び作用は、前記
第1実施例と同様である。
【0039】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、上開放半筒形の受け筒と、その基端内側に外周
縁が固定された取付板と、前記受け筒の先下部に形成さ
れた締付孔と、前記取付板に傾斜基線に関して上側に位
置するように形成された上孔と、同じく傾斜基線に関し
て下側に位置するように形成された下孔とから構成され
た受けを有する傾斜地用継手を利用するものである。
【0041】したがって、本発明では、柵はセンタービ
ーム式となり、施工に要する土地面積が小さく、傾斜地
が傾斜角10〜30度程度であれば、支柱は段差のある
一対のネジ孔を有する1種数、かつ継手は上り用、下り
用各1種類を用意するだけで全て対応でき、組み立て作
業も簡単にできる。
【0042】また、本発明は、上開放半筒形の受け筒
と、その基端内側に外周縁が固定された取付板と、前記
受け筒の先下部に形成された締付孔と、前記取付板に形
成された中心孔とから構成された受けを有する水平地用
継手を利用するものである。このため、水平地(傾斜角
10度以下)用には、支柱及び継手は各1種類を用意す
るだけで、組み立て作業も簡単にできる優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1ーA】本発明の第1実施例における防護柵の正面
【図1ーB】同じく受けの側面図
【図1ーC】同じく受けの正面図
【図1ーD】同じく受けの横断面図
【図1ーE】同じく蓋の正面図
【図1ーF】同じく蓋の側面図
【図2】同じく第2実施例の防護柵の正面図
【図3】同じく第3実施例の防護柵の正面図
【図4ーA】同じく第4実施例の受けの側面図
【図4ーB】同じく受けの横断面図
【図5】同じく防護柵の正面図
【図6】同じく第5実施例の防護柵の正面図
【図7】同じく分解斜視図
【図8】同じく受けの側面図
【図9】同じく第6実施例の防護柵の正面図
【図10】同じく継手部の縦断正面図
【図11】同じく継手部の縦断側面図
【図12】従来の防護柵の側面図
【図13】同じく正面図
【符号の説明】
C ビームの中心線 D 傾斜基線 1 支柱 2 ビーム 3A 上り継手 3B 下り継手 4 上り受け 5 上り蓋 6 ナット 7,17,27,37 ネジ孔 8 横ボルト 14 下り受け 15 下り蓋 4A,14A,24A,34A 受け筒 4B,14B,24B,34B 取付板 4C,14C,24C,34C ナット座部 4D,14D,24D,34D 締付孔 4E,14E,24E,34D 上孔 4F,14F,24F,34F 下孔 5A,15A,25A,35A 蓋筒 5B,15B,25B,35B 縦ボルト 23,33 継手 24,34 受け 25,35 蓋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜地に鉛直に植立された複数本の支柱
    と、これら支柱の間に前記傾斜地に対してほぼ平行に差
    し渡されビームと、これらビームと前記支柱の間に介装
    された上り継手及び下り継手とから構成され、 前記各継手は、ビームの中心線を結ぶ傾斜基線に関して
    下側の受けと、前記傾斜基線に関して上側の蓋と、前記
    ビームの端部に上側から蓋をかつ下側から受けを同時に
    締付けたナットと、前記支柱のネジ孔に受けを締付けた
    横ボルトとから構成され、 前記受けは、上開放半筒形の受け筒と、その基端内側に
    外周縁が固定された、支柱の外周に沿った取付板と、前
    記受け筒の先下部に形成された締付孔と、前記取付板に
    傾斜基線に関して上側に位置するように形成された上孔
    と、同じく傾斜基線に関して下側に位置するように形成
    された下孔とから構成され、 前記蓋は、下開放半筒形の蓋筒と、その先端内側に固定
    されるかまたは蓋筒先端部に挿通された縦ボルトとから
    構成された、ことを特徴とする防護柵。
  2. 【請求項2】 水平地に鉛直に複数植立された支柱と、
    これら支柱の間に水平に差し渡されたビームと、これら
    ビームと前記支柱の間に介装された継手からなり、 前記継手は、ビームの中心線に関して下側の受けと、中
    心線に関して上側の蓋と、前記ビームの端部に上側から
    蓋をかつ下側から受けを同時に締付けたナットと、前記
    支柱のネジ孔に受けを締付けた横ボルトとから構成さ
    れ、 前記受けは、上開放半筒形の受け筒と、その基端内側に
    外周縁が固定された、支柱の外周に沿った取付板と、前
    記受け筒の先下部に形成された締付孔と、前記取付板に
    前記中心線上に位置するように形成された中心孔とから
    構成され、 前記蓋は、下開放半筒形の蓋筒と、その先端内側に固定
    されるかまたは蓋筒先端部に挿通された縦ボルトとから
    構成されている、ことを特徴とする防護柵。
  3. 【請求項3】 上開放半筒形の受け筒と、その基端内側
    に外周縁が固定された取付板と、前記受け筒の先下部に
    形成された締付孔と、前記取付板に傾斜基線に関して上
    側に位置するように形成された上孔と、同じく傾斜基線
    に関して下側に位置するように形成された下孔とから構
    成された受けを有することを特徴とする防護柵の傾斜地
    用継手。
  4. 【請求項4】 上開放半筒形の受け筒と、その基端内側
    に外周縁が固定された取付板と、前記受け筒の先下部に
    形成された締付孔と、前記取付板に形成された中心孔と
    から構成された受けを有することを特徴とする防護柵の
    水平地用継手。
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