JPH0782614A - 風綿清掃装置 - Google Patents

風綿清掃装置

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JPH0782614A
JPH0782614A JP24863293A JP24863293A JPH0782614A JP H0782614 A JPH0782614 A JP H0782614A JP 24863293 A JP24863293 A JP 24863293A JP 24863293 A JP24863293 A JP 24863293A JP H0782614 A JPH0782614 A JP H0782614A
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JP
Japan
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fly
cleaning
spinning machine
rod
frame
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JP24863293A
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Inventor
Tomoaki Takahashi
智彰 高橋
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】風綿清掃台車Vが、清掃を行う繊維機械の所定
位置に停止した状態で、風綿清掃台車の姿勢を制御する
ようにした風綿清掃装置に関するものである。 【効果】風綿清掃台車が、清掃を行う繊維機械の所定位
置に停止した状態で、風綿清掃台車の姿勢を制御するよ
うに構成したので、絡み棒、吸引マウス等が正確に清掃
すべきローラー等の部材に位置付けされるので、効率的
な清掃作業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、練条機、粗紡機、精紡
機等繊維機械の回転軸或いは回転しない軸等に付着した
風綿を除去するための風綿清掃装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、精紡機の回転するドラフ
トローラー、ドラフトローラーを支持する回転しない軸
或いは機台に付着し堆積した風綿が、ドラフト中の繊維
或いはドラフトされた紡績糸に巻き込まれ、製造された
紡績糸に瘤或いはスラブ等を形成することになり、糸の
品質を損なう一つの大きな原因となっていた。また、こ
のような軸等に付着した風綿を放置しておくと、機械の
故障を惹起し大きな問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、繊維機械に
使用されている回転軸或いは非回転軸等、例えば精紡機
のドラフトローラー或いはドラフトローラーを支持する
回転しないドラフトローラー軸に付着した風綿は、手作
業で除去するか或いはブロワーで空気を吹きつけること
により除去していた。しかしながら、手作業の場合に
は、機械が運転状態にあると非常に危険であり、また、
このような軸等に巻きついた風綿は、単にブロワーで空
気を吹きつけただけでは完全に除去することは殆ど不可
能であった。本発明の目的は、繊維機械に使用されてい
る回転軸或いは非回転軸等に巻きついた或いは付着した
風綿を確実に、しかも、迅速に除去し清掃することが可
能な風綿清掃装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、風綿清掃台車が、清掃を行う繊維機械
の所定位置に停止した状態で、風綿清掃台車の姿勢を制
御するようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、精紡機の回転し
ないドラフトローラー軸(以下、単に、「非回転軸」と
いう。)及びスピンドル下部、例えば、スピンドルワー
ブとボルスター間に絡みついた風綿を除去する場合につ
いて説明するが、回転する軸或いは機台等に付着した風
綿の除去にも同様に適用できるものであり、本発明の趣
旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでは
ない。
【0006】先ず最初に、風綿清掃台車が清掃を行う精
紡機の前面に位置決めされ停止している状態を、精紡機
の主要部の位置関係と共に示す側面図である図1及び精
紡機の一般的なドラフト部と、後述するからみ棒との関
係とを示す拡大斜視図である図2を用いて、本発明の風
綿清掃装置の概略について説明する。
【0007】図1及び図2において、s1は精紡機Sの
ドラフト部Dのフロントローラーd1、エプロンローラ
ーd2及びバックローラーd3の各トップローラーをボ
ールベアリング等を介して支持する非回転軸であり、図
2には、これらが精紡機Sの一般的なドラフト部Dとし
て後述するからみ棒h1、h2、h3とともに拡大して
示めされており、上記のフロントローラーd1、エプロ
ンローラーd2及びバックローラーd3の各トップロー
ラーは、ペンジュラムアームs2に支持されている非回
転軸s1に回転可能に支持されている。からみ棒h1、
h2、h3は、後述するが、回転しているからみ棒h
1、h2、h3の先端部分が、図2に示されているよう
に、精紡機Sのドラフト部Dの非回転軸s1に接触する
ことにより非回転軸s1に絡みついている風綿を巻き取
るような機能を有するものである。なお、図2におい
て、d1’,d2’及びd3’はフロントローラーd
1、エプロンローラーd2及びバックローラーd3の各
ボトムローラーである。
【0008】Vは走行可能に構成されている風綿清掃台
車であり、風綿清掃台車Vには,主として、精紡機Sの
ドラフト部Dの非回転軸s1に絡みついている風綿を除
去する上部清掃装置Hd,ボルスターs3とスピンドル
ワーブs4との間に付着した風綿等を除去する下部清掃
装置Hb,フロントローラーd1のボトムローラーd
1’及びバックローラーd3のボトムローラーd3’に
付着している風綿を吸引除去するボトムローラー清掃装
置B、B’、風綿清掃台車Vを精紡機の長手方向に沿っ
て配置されたガイドレールs5に載置するための移載装
置U及び風綿清掃台車Vの姿勢を制御する姿勢制御装置
C等の各装置が配設されている。
【0009】以下に、風綿清掃台車Vに配設されている
上記各装置について説明する。先ず最初に、風綿清掃台
車Vを、精紡機の長手方向に沿って配置されたガイドレ
ールs5に載置するための移載装置Uについて、図1、
風綿清掃台車Vの下部拡大正面図である図3及び風綿清
掃台車Vの下部側面図である図4を用いて説明する。
【0010】風綿清掃台車Vを、精紡機S列の側方に沿
って所定の精紡機Sまで移動させるために、風綿清掃台
車Vの底面には適当数のキャスターu1、u1’が配設
されている。u2及びu3は、精紡機Sの長手方向に沿
って配置されたガイドレールs5に載置される風綿清掃
台車Vの適当なフレームに取着された駆動ローラーであ
り、駆動ローラーu2、u3は、風綿清掃台車Vの適当
なフレームに載置された正逆回転可能なモーターu4の
出力軸に取着されたプーリーu4’と駆動ローラーu
2、u3に同軸にそれぞれ取着されたプーリーu2’、
u3’との間に張設されたベルト、チエーン等の伝導部
材u5により、回転駆動されるように構成されている。
従って、駆動ローラーu2、u3が、精紡機Sの長手方
向に沿って配置されたガイドレールs5に載置された場
合には、モーターu4を駆動することにより駆動ローラ
ーu2、u3を回転させることによって、風綿清掃台車
Vを精紡機Sの長手方向に沿って適宜移動するようこと
ができるように構成されている。
【0011】次に、上記の駆動ローラーu2、u3を、
精紡機Sのガイドレールs5に載置する移載装置Uにつ
いて、図1及び図4を用いて説明する。u6は、一端が
風綿清掃台車Vの適当なフレームu7に枢支された移載
レバーであり、移載レバーu6の略中間に配置された垂
直部u6’の下面にはキャスターu8が取着されてい
る。移載レバーu6の自由端には、自由端に配置された
軸u6”を中心に回動可能な折り畳みレバーu9が配設
されており、図4に示されているように、折り畳みレバ
ーu9は二点鎖線で示されている上方位置には折り畳め
るが、実線で示されているように、移載レバーu6と略
直線状になるように回動した時点で、図示されていない
適当なストッパー部材により、それ以降の回動ができな
いように構成されている。また、移載装置Uを精紡機S
のガイドレールs5に載置する作業を行わない待機状態
においては、図1に示されているように、キャスターu
8が床面に接触しないように、移載レバーu6の自由端
を、風綿清掃台車Vの適当な位置に配設された、図示さ
れていないフックに係止するように構成されている。
【0012】風綿清掃台車Vの駆動ローラーu2、u3
を精紡機Sのガイドレールs5に載置する場合には、所
定の精紡機Sの長手方向端部まで、風綿清掃台車Vを手
押しにより或いは風綿清掃台車Vに内蔵された自走装置
により移動させる。次いで、適当なフックに係合されて
いる移載レバーu6の自由端を、フックから外すととも
に、図4の実線で示されているように、折り畳みレバー
u9を、移載レバーu6と略直線状になるように回動さ
せる。
【0013】次いで、折り畳みレバーu9を押し下げる
と、移載レバーu6の略中間に配置されたキャスターu
8を支点に、風綿清掃台車Vのフレームu7側が上方に
持ち上げられるとともに、風綿清掃台車Vが精紡機S方
向に移動する。そして、風綿清掃台車Vの駆動ローラー
u2、u3が、精紡機Sのガイドレールs5の上方に位
置した時点で、折り畳みレバーu9の押し下げを停止
し、移載レバーu6を上方に移動させると、風綿清掃台
車Vのフレームu7側が下降し、風綿清掃台車Vの駆動
ローラーu2、u3が精紡機Sのガイドレールs5に載
置されることになる。
【0014】また、精紡機Sのガイドレールs5に載置
されている風綿清掃台車Vの駆動ローラーu2、u3
を、ガイドレールs5から外す場合には、折り畳みレバ
ーu9を押し下げて、ガイドレールs5から風綿清掃台
車Vの駆動ローラーu2、u3を浮かせ、この状態で、
風綿清掃台車Vを精紡機Sから遠ざける方向に移動さ
せ、その後、移載レバーu6を上方に移動させて、風綿
清掃台車Vの駆動ローラーu2、u3をガイドレールs
5から外す。
【0015】次に、風綿清掃台車Vの姿勢を制御する姿
勢制御装置Cについて、図1、図3、風綿清掃台車Vの
下部側面図である図5、風綿清掃台車Vの上部側面図で
ある図6、姿勢制御装置Cの一部が作動した状態を示す
風綿清掃台車Vの側面図である図7及び姿勢制御装置C
の別の実施例を示す風綿清掃台車Vの上部側面図である
図8を用いて説明する。
【0016】c1は風綿清掃台車Vに載置されたジャッ
キであり、ジャッキc1の下端部には水平部材c2が取
着されている。水平部材c2は、ジャッキc1の下端部
に取着された軸c1’を中心に揺動できるように構成す
ることが好ましい。水平部材c2の両端部近傍には、キ
ャスターc3及びc4が取着されており、ジャッキc1
を上下動させることにより、水平部材c2に取着されて
いるキャスターc3、c4が上下動するように構成され
ている。
【0017】c5は、風綿清掃台車Vの底面部v1に配
設された傾斜センサーであり、適当な容器に封入された
誘電性液体の傾斜に応じて変化する静電容量により、風
綿清掃台車Vの傾斜を定量的に検出するもので、このよ
うな公知の傾斜センサーc5からの検出出力に応じて、
ジャッキc1の上下動を制御することができるように構
成されている。
【0018】c6は、風綿清掃台車Vの上部の適当なフ
レームv2に配設された所定の角度回転可能なロータリ
ーソレノイドであり、ロータリーソレノイドc6の回転
軸c7には駆動杆c8が取着されており、また、フレー
ムv2の軸v2’には揺動杆c9が枢支されている。そ
して、揺動杆c9の自由端と駆動杆c8の自由端には、
精紡機Sのペンジュラム装置のセンターシャフトs6等
の水平軸に当接する当接部c10’を有する検出杆c1
0が枢着されている。なお、c9’は揺動杆c9に配設
された板材であり、揺動杆c9が、図6において反時計
方向に揺動した際に、後述する近接スイッチに対向する
ことができるように構成されている。揺動杆c9自体
が、近接スイッチに対向することができる場合には、こ
のような板材c9’を省略することができる。従って、
図6に示された検出杆c10の待機位置から、ロータリ
ーソレノイドc6の回転軸c7を反時計方向に回動させ
ると、駆動杆c8及び揺動杆c9も反時計方向に回動
し、図7に示されているように、揺動杆c9と駆動杆c
8の自由端に枢支されている検出杆c10が略水平に、
精紡機Sのペンジュラム装置のセンターシャフトs6付
近まで移動する。
【0019】c11は、フレームv2に取着された近接
スイッチであり、図7に示されているように、近接スイ
ッチc11は、ロータリーソレノイドc6の回動によ
り、検出杆c10の当接部c10’がセンターシャフト
s6の前方で停止した時点で、揺動杆c9に配設された
板材c9’の側方に位置するようにフレームv2に配設
されている。
【0020】次に、風綿清掃台車Vの姿勢を制御する姿
勢制御装置Cの作動について説明する。上述したよう
に、移載装置Uにより、風綿清掃台車Vの駆動ローラー
u2、u3が精紡機Sのガイドレールs5に載置される
が、風綿清掃台車Vの駆動ローラーu2、u3が精紡機
Sのガイドレールs5に載置された時点において、風綿
清掃台車Vが所定の傾斜以上に傾斜している場合には、
傾斜センサーc5からの出力により、ジャッキc1を作
動させて風綿清掃台車Vの傾きを制御する。図7に示さ
れているように、風綿清掃台車Vは精紡機Sから遠ざか
る方向に所定の角度αだけ傾斜して位置するように制御
される。このように所定の角度αだけ、風綿清掃台車V
が傾斜した状態で、風綿清掃台車Vを精紡機Sの長手方
向に沿って移動するように構成したことにより、風綿清
掃台車Vが、走行中に、精紡機Sの機台に配設されてい
る種々の部材と衝突することを防止することができる。
【0021】後述する位置決め装置により、風綿清掃台
車Vが精紡機Sの所定の位置に停止した場合には、ロー
タリーソレノイドc6を駆動させて、図7に示されてい
るように、検出杆c10の当接部c10’を、精紡機S
のペンジュラム装置のセンターシャフトs6の手前で停
止させる。次いで、ジャッキc1を下動させて、ガイド
レールs5と風綿清掃台車Vの駆動ローラーu2、u3
の接点を中心に、風綿清掃台車Vを全体として精紡機S
側に揺動させる。
【0022】風綿清掃台車Vの精紡機S側への揺動によ
り、検出杆c10の当接部c10’が、精紡機Sのペン
ジュラム装置のセンターシャフトs6に当接し、検出杆
c10が、図7において左方向に移動する。検出杆c1
0の左方向への移動により、揺動杆c9がフレームv2
の軸v2’を中心に時計方向に回動し、従って、揺動杆
c9に配設された板材c9’の側方に位置する近接スイ
ッチc11が動作し、近接スイッチc11の作動によ
り、ジャッキc1の下動を停止し、風綿清掃台車Vを精
紡機Sに対して、略垂直状態に姿勢制御する。その後、
ロータリーソレノイドc6を逆転させて、検出杆c10
等を、図1に示されているような待機位置に戻す。
【0023】図8は、姿勢制御装置Cの別の実施例であ
り、本実施例においては、フレームv2の下部に取着さ
れたスイッチ取り付け板v2”に上下2個の近接スイッ
チc11’、c11”が配設されている。ロータリーソ
レノイドc6の作動により、図8に示されているよう
に、検出杆c10が略水平状態となった時点で、例え
ば、2個の近接スイッチc11’、c11”が、共に、
揺動杆c9に近接しオンの場合には、ジャッキc1を下
動させて、風綿清掃台車Vを精紡機S側に揺動させる。
そして、検出杆c10の当接部c10’が、精紡機Sの
ペンジュラム装置のセンターシャフトs6に当接し、検
出杆c10が、図8において左方向に移動し、検出杆c
10の左方向への移動により、揺動杆c9がフレームv
2の軸v2’を中心に時計方向に回動して、上方の近接
スイッチc11”のみがオフになった時点、即ち、下方
の近接スイッチc11’がオンで、上方の近接スイッチ
c11”がオフになった時点で、ジャッキc1を停止さ
せて、風綿清掃台車Vを精紡機Sに対して、略垂直状態
に姿勢制御するように構成されている。上述したよう
に、下方の近接スイッチc11’がオンで、上方の近接
スイッチc11”がオフになった時に、風綿清掃台車V
が精紡機Sに対して適正な位置になるように風綿清掃台
車Vが位置制御される。
【0024】次に、風綿清掃台車Vの位置決め装置の側
面図である図9及び位置決め装置等の斜視図である図1
0を用いて、風綿清掃台車Vの位置決め装置Pの一実施
例について説明する。風綿清掃台車V側には、シリンダ
ー部材p1のピストンロッドp2に一端が枢支されてい
る位置決めアームp3が、軸p4を中心に回動するよう
に配設されている。位置決めアームp3の、軸p4を挟
んでピストンロッドp2と反対側のアーム先端p3’に
は、突起部p5が突設された水平枠p6が延設されてお
り、水平枠p6の左右両端部には、近接センサーp7、
p8が配設されている。なお、シリンダー部材p1とピ
ストンロッドp2に代えてロータリーソレノイドを使用
することもでき、また、近接センサーp7、p8に代え
て投光機及び受光機等が内蔵されたセンサーを配設する
こともできる。
【0025】一方、風綿清掃台車Vの駆動ローラーu
2、u3が載置される精紡機Sのガイドレールs5に
は、所定の間隔を置いて、位置決めアームp3の突起部
p5が嵌合可能な透孔s7が穿設されている。透孔s7
の間隔は、例えば、風綿清掃台車Vが一度に清掃可能な
ドラフト部Dの非回転軸s1の数に応じて、適宜設定す
ることができる。
【0026】図10の矢印方向に風綿清掃台車Vが走行
している場合における、位置決め装置Pの作動について
説明する。位置決め装置Pの近接センサーp7が、ガイ
ドレールs5の透孔s7を検出した場合には、モーター
u4の回転数を落として駆動ローラーu2、u3を低速
回転させ、風綿清掃台車Vの移動速度を遅くする。次い
で、シリンダー部材p1を作動させてピストンロッドp
2を押し出し、位置決めアームp3の水平枠p6をガイ
ドレールs5に押圧させる。そして、水平枠p6の突起
部p5が、ガイドレールs5の透孔s7に嵌合したこと
を、例えば、位置決めアームp3のガイドレールs5方
向への更なる回動により検出した場合には、モーターu
4の駆動を停止し駆動ローラーu2、u3の回転を止
め、風綿清掃台車Vの走行を停止する。このような構成
により、風綿清掃台車Vを精紡機Sに対して適正な位置
に停止させることができる。
【0027】次に、図1、図1と同様の風綿清掃台車V
の側面図である図11、上部清掃装置Hdの拡大側面図
である図12、図12の正面図である図13、上部清掃
装置Hdの絡み棒移動装置の部分拡大正面図である図1
4及び絡み棒の作動を示す概略側面図である図15を用
いて、上部清掃装置Hdについて説明する。
【0028】図1に示されているように、風綿清掃台車
Vには、風綿清掃台車Vの長さ方向に所定の間隔を置い
て、支点v4を中心に揺動可能な2本の略垂直状の主レ
バーv3が配設されており、支点v4付近の主レバーv
3の水平部v3’には、図示されていないモーターによ
り駆動されるカムv5が配置されている。従って、カム
v5を適宜回転させることにより、主レバーv3が、精
紡機Sに接近する方向及び精紡機Sから離反する方向に
揺動するように構成さている。
【0029】2本の主レバーv3の上部の間には、主レ
バーv3に穿設された透孔v6に嵌合する短軸e1が突
設された略箱状の絡み棒装置Eが配設されている。絡み
棒装置Eの側壁e2の下端部からはクランク部e3が延
設されており、クランク部e3の先端部にはリンクe4
が取着されている。リンクe4の他端は、図示されてい
ない適当なカムに取着されており、モーター等適当な駆
動手段によりカムを回転させることにより、リンクe4
を上下動することができるように構成されている。リン
クe4を上下動させることにより、絡み棒装置Eを短軸
e1を中心に揺動することができが、通常は、リンクe
4は上動した位置にあり、図1に示されているように、
絡み棒装置Eは略垂直状に配置されている。
【0030】絡み棒装置Eの側壁e2間には、図13に
示されているように水平枠e5、e6、e7が張設され
ており、各水平枠e5、e6、e7には、適当な軸受け
e5’、e6’、e7’を介して、絡み棒h1、h2、
h3(なお、絡み棒一般について言及する場合には、単
に、「絡み棒h1」ともいう。)が回転可能に配設され
ている。なお、本実施例においては、ドラフト部Dのフ
ロントローラーd1、エプロンローラーd2及びバック
ローラーd3の各トップローラーを支持する3段の非回
転軸s1に付着した風綿を清掃するように構成されてい
るので、これらの非回転軸s1に対応して、絡み棒h
1、h2、h3が配設される水平枠e5、e6、e7も
3段に構成されている。
【0031】各水平枠e5、e6、e7には、一度に清
掃するドラフト部Dの非回転軸s1に応じて適当数の絡
み棒h1、h2、h3を配設することができ、本実施例
においては、各水平枠e5、e6、e7には、それぞ
れ、16本の絡み棒h1、h2、h3が取着されてい
る。そして、水平枠e5に配設された絡み棒h1により
ドラフト部Dのフロントローラーd1の非回転軸s1
を、水平枠e6に配設された絡み棒h2によりエプロン
ローラーd2の非回転軸s1を、水平枠e7に配設され
た絡み棒h3によりバックローラーd3の非回転軸s1
を清掃するように構成されている。なお、水平枠e5、
e6、e7及び各水平枠e5、e6、e7に取着される
絡み棒h1、h2、h3の本数は、精紡機Sの種類等に
よって、適宜設定することができる。
【0032】次に、図12及び図13を用いて、絡み棒
h1、h2、h3の回転手段について説明する。絡み棒
h1、h2、h3の軸受けe5’、e6’、e7’側端
部には、プーリーh1’、h2’、h3’が取着されて
おり、一方、絡み棒装置Eの上部フレームe8には出力
軸にプーリーe9’が取着されたモーターe9が配設さ
れており、また、上部フレームe8にはコイルスプリン
グe10により、先端にプーリーe11が配設されたテ
ンションアームe12が、図13において時計方向に付
勢されるように配置されている。なお、e13は同じく
上部フレームe8に取着されたガイドプーリーである。
【0033】図13に示されているように、無端状の駆
動ベルトe14は、モーターe9のプーリーe9’、ガ
イドプーリーe13、テンションアームe12のプーリ
ーe11を経て、各絡み棒h1、h2、h3のプーリー
h1’、h2’、h3’に掛け渡されており、駆動ベル
トe14は、コイルスプリングe10によるテンション
アームe12の時計方向への付勢により、常にテンショ
ンが掛けられ緊張した状態に張設されている。従って、
モーターe9を駆動させることにより、各絡み棒h1、
h2、h3が回転するように構成されている。
【0034】次に、主として図14を用いて、各水平枠
e5、e6、e7を水平方向に往復動させることによ
り、各水平枠e5、e6、e7に配設されている各絡み
棒h1、h2、h3を水平方向に往復動させる手段につ
いて説明する。e15は、上記の上部フレームe8に取
着されたモーターであり、モーターe15の出力軸e1
5’には偏心板e16が取着されている。偏心板e16
の偏心軸e16’には水平クランクe17の一端が枢支
されており、また、水平クランクe17の他端は、水平
枠e7の上部に立設された垂直軸e18に枢支されてい
る。e2’は、絡み棒装置Eの側壁e2の内側に板バネ
e19を介して配設された副側壁であり、もう一方の絡
み棒装置Eの側壁e2にも同様の副側壁e2’が板バネ
e19を介して配設されている。
【0035】従って、モーターe15を回転させること
により、モーターe15の出力軸e15’に取着されて
いる偏心板e16を回転させ、図14において水平クラ
ンクe17を水平方向に往復動させ、水平クランクe1
7の往復動により、各水平枠e5、e6、e7が配設さ
れている側壁e2の副側壁e2’を水平方向に往復動さ
せるように構成されている。従って、各水平枠e5、e
6、e7に配設されている各絡み棒h1、h2、h3も
水平方向に往復動する。上述したように、各絡み棒h
1、h2、h3は、回転とともに、水平方向に往復動す
るように構成されているので、各絡み棒h1、h2、h
3は、ドラフト部Dのフロントローラーd1、エプロン
ローラーd2及びバックローラーd3の各トップローラ
ーを支持する非回転軸s1の軸方向全体を清掃すること
ができる。
【0036】ドラフト部Dのフロントローラーd1、エ
プロンローラーd2及びバックローラーd3の各トップ
ローラーを支持する非回転軸s1に付着している風綿を
清掃する場合には、図1に示されている待機位置にある
主レバーv3を、図示されていないモーターによりカム
v5を回転させることにより、図11に示されているよ
うに精紡機S側に支点v4を中心に揺動させ、非回転軸
s1に絡み棒h1、h2、h3を接触させる。
【0037】次いで、モーターe9を駆動させることに
より、各絡み棒h1、h2、h3を回転させるととも
に、モーターe15を回転させることにより、モーター
e15の出力軸e15’に取着されている偏心板e16
を回転させる。この偏心板e16の回転により、水平ク
ランクe17を水平方向に往復動させ、各水平枠e5、
e6、e7及び各絡み棒h1、h2、h3を水平方向に
往復動させて、非回転軸s1に付着されている風綿を清
掃する。
【0038】非回転軸s1に付着されている風綿の清掃
が終わった時点で、図15に示されているように、リン
クe4を下動させて、絡み棒装置Eを短軸e1を中心に
反時計方向に回動させる。絡み棒装置Eの反時計方向へ
の回動により、絡み棒装置Eに配設されている各絡み棒
h1、h2、h3の先端が、図15に二点鎖線で示され
ている上方位置に移動する。このように各絡み棒h1、
h2、h3の先端を上方位置に移動させることにより、
非回転軸s1に付着されている風綿と各絡み棒h1、h
2、h3に巻き取られた風綿に連なる風綿を切断し、各
絡み棒h1、h2、h3に巻き取られた風綿が抜けるこ
となく、非回転軸s1から各絡み棒h1、h2、h3側
に移行する。
【0039】次に、図1、風綿吸引装置の分解斜視図で
ある図16、絡み棒h1に巻き取られた風綿を扱き取る
状態を示す斜視図である図17及び風綿吸引装置の一部
拡大正面図である図18を用いて、風綿吸引装置Fにつ
いて説明する。
【0040】風綿吸引装置Fは、風綿清掃台車Vの側壁
にV’間に配置されている、図示されていない適当なフ
レームに配設されており、後述する風綿吸引装置Fに配
設されている吸引管f1には、蛇腹状のダクトf2が接
続されており、蛇腹状のダクトf2は、風綿清掃台車V
の背面板v7に取着されたダストボックスf3に接続さ
れている。
【0041】次に、図16に用いて風綿吸引装置Fにつ
いて説明する。風綿吸引装置Fの上下には上枠f4及び
下枠f5が配設されており、上枠f4及び下枠f5に
は、それぞれ、2条の溝f4’、f4”、f5’、f
5”が穿設されている。そして、上枠f4と下枠f5の
溝f4’、f5’及び上枠f4と下枠f5の溝f4”、
f5”には、それぞれ、窓f6’、f7’が穿設された
スライド枠f6、f7が、溝f4’、f4”、f5’、
f5”に沿って移動できるように挿入されている。
【0042】スライド枠f6には、上下両端部に略コの
字状の係止具f8、f8’が形成されているワイパー枠
f9が略垂直状に溶接或いはボルト・ナット等の適当な
固着具により取着されている。f10は、略コの字状の
係止具f8、f8’に挟持されてワイパー枠f9に取着
された軟質ゴム或いは軟質合成樹脂製のワイパーであ
り、ワイパーf10には突出部f10’が設けられてい
ることが好ましい。なお、f11、f11’は、ワイパ
ー枠f9の両端部を略水平方向に折り曲げて形成された
折曲部であり、ワイパーf10の上下方向への移動を防
止するものである。同様に、スライド枠f7にも、上下
両端部に略コの字状の係止具が形成されているワイパー
枠f12が取着されており、略コの字状の係止具には、
ワイパーf13が挟持されており、また、ワイパーf1
3にも突出部f13’が設けられていることが好まし
い。そして、上記のワイパー枠f9に取着されたワイパ
ーf10及びワイパー枠f12に取着されたワイパーf
13は、それぞれ、突出部f10’、f13’が対向す
るように配置されている。ワイパーf10、f13に、
突出部f10’、f13’を突設することにより、ワイ
パーf10、f13をより弾性的に形成することができ
るので、後述する、絡み棒h1、h2、h3に巻き取ら
れた風綿をより確実に扱き取ることができる。
【0043】f14は上枠f4及び下枠f5の側面f1
5、f16に溶接或いは螺子f16’等の適当な固着具
により取着された、縦長の透孔f14’が穿設された固
定シャッターであり、また、f17は固定シャッターf
14に貼着された低摩擦材で成形された中間シャッター
であり、固定シャッターf14の縦長の透孔f14’に
一致するような縦長の透孔f17’が穿設されている。
f18は、同じく縦長の透孔f18’が穿設された慴動
シャッターであり、慴動シャッターf18は、上枠f4
及び下枠f5の端面f19、f20に螺子等の適当な固
着具により固着される縁部f21’を有する枠部材f2
1内に収容されており、枠部材f21には窓f21”が
穿設されている。
【0044】f22はスライド枠f6の垂直壁f6”に
突設されたピンであり、ピンf22は、先端にピンf2
2が嵌合する凹部f23’が設けられたフックf23と
係合している。同様に、スライド枠f7の垂直壁f7”
にもピンf24が突設されており、ピンf24は、先端
にピンf24が嵌合する凹部f25’が設けられたフッ
クf25と係合している。図18に示されているよう
に、スライド枠f6のピンf22と係合するフックf2
3とスライド枠f7のピンf24と係合するフックf2
5の、凹部f23’と凹部f25’と反対側の端部には
レバーf26が枢支されている。
【0045】従って、レバーf26を図示されていない
適当な駆動手段により、図18において、時計方向或い
は反時計方向に回動させることにより、スライド枠f6
及びスライド枠f7を溝f4’、f4”、f5’、f
5”に沿って移動できるように構成されている。レバー
f26を、図18において、時計方向に回動させること
により、スライド枠f6及びスライド枠f7は、スライ
ド枠f6及びスライド枠f7にそれぞれ取着されている
ワイパーf10及びワイパーf13が離反する方向に移
動し、また、レバーf26を、反時計方向に回動させる
ことにより、スライド枠f6及びスライド枠f7は、ス
ライド枠f6及びスライド枠f7にそれぞれ取着されて
いるワイパーf10及びワイパーf13が接近する方向
に移動する。
【0046】一方、上枠f4及び下枠f5の側面f1
5、f16と反対側の側面にも、固定シャッターf14
と同様の固定シャッター、中間シャッターf17と同様
の中間シャッター、慴動シャッターf18と同様の慴動
シャッター及び枠部材f21と同様の枠部材が配設され
ている。
【0047】枠部材f21内に収容されている慴動シャ
ッターf18の垂直状側部f18”の下方には、水平枠
f27が突設されており、同様に、上枠f4及び下枠f
5の側面f15、f16と反対側の側面に配設された慴
動シャッターの下方にも水平枠f28が突設されてい
る。そして、図16及び図18に示されているように、
水平枠f27及び水平枠f28は、レバーf29の下端
部に穿設された透孔f29’に円筒状ワッシャーf3
0、f30’を介して挿入された、両端に螺子が刻設さ
れた取り付け棒f31を、水平枠f27及び水平枠f2
8の先端部に穿設された螺子孔f27’、f28’に螺
合させることにより、レバーf29に連結されるように
構成されている。
【0048】また、レバーf29の上端部には略水平方
向に延設された水平部f29”が延設されており、レバ
ーf29の曲折部に穿設された透孔には枢軸f32が嵌
合されており、レバーf29を、図示されていない適当
な駆動手段により、枢軸f32を中心に反時計方向に回
動させて、水平枠f27、f28を、図18において右
方向に移動させることにより、慴動シャッターf18に
穿設されている縦長の透孔f18’と固定シャッターf
14に穿設されている縦長の透孔f14’及び中間シャ
ッターf17に穿設されている縦長の透孔f17’が一
致するように構成されており、また、レバーf29を枢
軸f32を中心に時計方向に回動させて、水平枠f2
7、f28を、図18において左方向に移動させること
により、慴動シャッターf18に穿設されている縦長の
透孔f18’と固定シャッターf14に穿設されている
縦長の透孔f14’及び中間シャッターf17に穿設さ
れている縦長の透孔f17’がずれて、シャッターを閉
じるように構成されている。
【0049】なお、図16及び図17において、f33
は風綿吸引装置Fの上枠f4及び下枠f5に穿設された
透孔であり、上述したように風綿吸引装置Fの慴動シャ
ッターf18に穿設されている縦長の透孔f18’と固
定シャッターf14に穿設されている縦長の透孔f1
4’及び中間シャッターf17に穿設されている縦長の
透孔f17’がずれて、シャッターを閉じた後に、吸引
管f1を作動させた場合に、絡み棒h1、h2、h3か
ら扱き取られた風綿を最少流量のエアーで吸引管f1へ
移動させるように、風綿吸引装置F内に空気を流入させ
るための透孔f33である。
【0050】上述した、慴動シャッターf18に穿設さ
れている縦長の透孔f18’、固定シャッターf14に
穿設されている縦長の透孔f14’、中間シャッターf
17に穿設されている縦長の透孔f17’及びワイパー
f10及びワイパーf13により形成される間隙は、各
水平枠e5、e6、e7に配設されている各絡み棒h
1、h2、h3の本数に対応して配設されており、上述
したように、慴動シャッターf18に穿設されている縦
長の透孔f18’と固定シャッターf14に穿設されて
いる縦長の透孔f14’及び中間シャッターf17に穿
設されている縦長の透孔f17’が一致した状態におい
て、各絡み棒h1、h2、h3が挿入できるように配置
されている。
【0051】以上説明したように構成されている風綿吸
引装置Fの作動について説明する。図1に示されている
ような待機位置にある主レバーv3を、精紡機S側に揺
動させる際には、風綿吸引装置F内に各絡み棒h1、h
2、h3が挿入できるように慴動シャッターf18に穿
設されている縦長の透孔f18’と固定シャッターf1
4に穿設されている縦長の透孔f14’及び中間シャッ
ターf17に穿設されている縦長の透孔f17’を一致
した状態にするとともに、ワイパーf10及びワイパー
f13を離反させてワイパーf10及びワイパーf13
に各絡み棒h1、h2、h3が接触しないようにする。
【0052】その後、非回転軸s1に付着されている風
綿の清掃が終わった時点で、図15に示されているよう
に、リンクe4を下動させて、絡み棒装置Eを短軸e1
を中心に反時計方向に回動させて、各絡み棒h1、h
2、h3の先端を上方位置に移動させることにより、非
回転軸s1に付着されている風綿と各絡み棒h1、h
2、h3に巻き取られた風綿に連なる風綿を切断する。
次いで、主レバーv3の精紡機Sから離れる方向への揺
動に先立って、レバーf26を、図18において、反時
計方向に回動させることにより、ワイパーf10及びワ
イパーf13を、互いに接近する方向に移動させて、ワ
イパーf10及びワイパーf13により各絡み棒h1、
h2、h3を挟持する。ワイパーf10及びワイパーf
13により各絡み棒h1、h2、h3を挟持した後に、
主レバーv3を精紡機Sから離れる方向へ揺動させるこ
とにより、各絡み棒h1、h2、h3に巻き取られた風
綿を、ワイパーf10及びワイパーf13により扱き取
る。
【0053】各絡み棒h1、h2、h3が、風綿吸引装
置Fから排出された後に、レバーf29を枢軸f32を
中心に時計方向に回動させて、水平枠f27、f28
を、図18において左方向に移動させることにより、慴
動シャッターf18に穿設されている縦長の透孔f1
8’と固定シャッターf14に穿設されている縦長の透
孔f14’及び中間シャッターf17に穿設されている
縦長の透孔f17’がずれて、シャッターを閉じるとと
もに、吸引管f1を作動させて、ワイパーf10及びワ
イパーf13により扱き取られた風綿をダストボックス
f3に搬送する。上記のように、ワイパーf10及びワ
イパーf13により縦長の間隙が形成されているので、
各絡み棒h1、h2、h3の先端を上方位置に移動させ
ることができ、また、各絡み棒h1、h2、h3が、風
綿吸引装置Fから排出された後に、シャッターを閉じる
ように構成したので、ワイパーf10及びワイパーf1
3により扱き取られた風綿を確実にしかも迅速にダスト
ボックスf3に搬送することができるので、風綿清掃作
業を効率的に行うことができる。
【0054】なお、ボルスターs3とスピンドルワーブ
s4との間に付着した風綿等を除去する下部清掃装置H
bは、上述した上部清掃装置Hdの主レバーv3と同様
の図示されていないカムにより揺動する副レバーv8に
配設されており、下部清掃装置Hbの構成は上部清掃装
置Hdと、絡み棒h1が一段であること及び絡み棒h1
がボルスターs3とスピンドルワーブs4に対応した数
であること以外は、同様の構成を有するので詳細な説明
は省略する。また、上述した風綿吸引装置Fと同様の風
綿吸引装置F’が、風綿清掃台車Vの側壁にV’間に配
置されている、図示されていない適当なフレームに配設
されており、該風綿吸引装置F’も上述した風綿吸引装
置Fと同様の構成を有しているので、詳細な説明は省略
する。
【0055】次に、図1、図11、下部ボトムローラー
清掃装置Bの側面図である図19、下部ボトムローラー
清掃装置Bの平面図である図20、上部ボトムローラー
清掃装置B’の平面図である図21及び上部ボトムロー
ラー清掃装置B’の別の実施例の平面図である図22を
用いて、フロントローラーd1及びバックローラーd3
の各ボトムローラーd1’d3’に付着した風綿を吸引
除去するための、ボトムローラー清掃装置について説明
する。ボトムローラー清掃装置は、フロントローラーd
1のボトムローラーd1’を清掃するための下部ボトム
ローラー清掃装置B及びバックローラーd3のボトムロ
ーラーd3’を清掃するための上部ボトムローラー清掃
装置B’から構成されている。
【0056】下部ボトムローラー清掃装置Bは、適当な
固着具により主レバーv3間に取着された吸引箱b1、
吸引箱b1に取着された複数の吸引パイプb2及び吸引
パイプb2の先端に取着されたフロントローラーd1の
ボトムローラーd1’の半径と略同じ曲率半径を有する
ように湾曲したマウスb3から構成されている。b4は
吸引箱b1の側壁に穿設された透孔であり、透孔b4
は、後述する中空に形成された主レバーv3の中空部v
12に連接されている。
【0057】主レバーv3が、各絡み棒h1、h2、h
3により非回転軸s1に付着している風綿を清掃するた
めに精紡機S方向に揺動した際に、図11に示されてい
るように、吸引パイプb2のマウスb3がフロントロー
ラーd1のボトムローラーd1’に接近するように構成
されており、従って、下部ボトムローラー清掃装置Bに
よりフロントローラーd1のボトムローラーd1’に付
着した風綿を吸引除去し、吸引除去された風綿は、吸引
箱b1の側壁に穿設された透孔b4、主レバーv3の中
空部v12を経て、中空の主レバーv3に連接された吸
引ダクトb5からダストボックスf3に搬送されるよう
に構成されている。
【0058】図21に示されているように、上部ボトム
ローラー清掃装置B’には、吸引箱b6、吸引箱b6に
取着された複数の吸引パイプb7及び吸引パイプb7の
先端に取着された吸引孔b8’を有するマウスb8が配
設されており、また、吸引箱b6の一方の側壁b6’に
は中空の短軸b9が突設されている。そして、中空の短
軸b9は、主レバーv3の先端部に穿設された透孔v9
に適当なブッシュb9’を介して回動可能に枢着されて
おり、また、吸引箱b6の他方の側壁b6”に突設され
たピンb9”は、主レバーv3に配設された中空軸受け
v9’に嵌合されている。吸引箱b6の吸引パイプb7
が配設されている側と反対側には、短軸b10が突設さ
れており、短軸b10にはガイドローラーb11が回転
可能に枢支されている。なお、吸引箱b6は、自重によ
り又は短軸b9の回りに巻回されたコイルスプリングb
12により、短軸b9を支点として、図1において時計
方向に付勢されている。
【0059】一方、風綿清掃台車Vの上部壁面v10に
は板カムv11が垂下されており、板カムv11に吸引
箱b6に突設された短軸b10に枢支されたガイドロー
ラーb11が、常時、当接するように構成されている。
上記の板カムv11の形状を適宜設計することにより、
主レバーv3が、各絡み棒h1、h2、h3により非回
転軸s1に付着している風綿を清掃するために精紡機S
方向に揺動した際に、ガイドローラーb11が板カムv
11に沿って移動し、吸引パイプb7の先端に取着され
たマウスb8が、図11に示されているように、エプロ
ンローラーd2及びバックローラーd3間の間隙に挿入
され、バックローラーd3のボトムローラーd3’に接
近することができるように構成されている。そして、吸
引パイプb7により吸引除去された風綿は、下部ボトム
ローラー清掃装置Bの場合と同様に、吸引箱b6の側壁
に突設された中空の短軸b9、主レバーv3の中空部v
12を経て、主レバーv3に連接された吸引ダクトb5
からダストボックスf3に搬送されるように構成されて
いる。
【0060】図22に示されている上部ボトムローラー
清掃装置B’の別の実施例においては、上記の板カムv
11に当接するガイドローラーb11が、短軸b9より
吸引パイプb7側の吸引箱b6の側壁b6’に取着され
ており、しかも、上述したコイルスプリングb12に代
えて、一端が吸引箱b6の吸引パイプb7が配設されて
いる側と反対側の側壁に取着され、他端が主レバーv3
の適当な箇所に取着されたスプリングb12’により、
吸引箱b6が、短軸b9及びピンb9”を支点として、
図1において時計方向に付勢されている。
【0061】次に、絡み棒h1の先端部の側面図である
図23及び図23のA−A線に沿った断面図である図2
4を用いて、絡み棒h1について説明する。絡み棒h1
は、合成樹脂製の円錐状先端部h1’及び金属製或いは
硬質合成樹脂製の基部h1”から構成されており、円錐
状先端部h1’に穿設された孔h4に基部h1”に突設
された突出部h5が嵌着或いは螺合するように構成され
ている。円錐状先端部h1’には、絡み棒h1の軸線方
向に溝h6が所定の間隔を置いて複数条穿設されてい
る。このような溝h6を穿設することにより、エッジ部
分h6’が形成され、エッジ部分h6’により、非回転
軸s1に付着している風綿を確実にかき取ることができ
る。また、円周方向に凹凸があるので、回転時に叩き込
みの効果も得られる。
【0062】溝h6の断面形状としては、図24(a)
に示されているように、略方形状に形成することも、図
24(b)に示されているように、略半円形状に形成す
ることも、図24(c)に示されているように、略三角
形状に形成することも、また、図24(d)に示されて
いるように、絡み棒h1の断面を略十字状弐する等種々
の形成とすることができる。
【0063】なお、図1において、s8は篠巻きボビン
であり、s9は篠巻きボビンs8から巻き戻され、ドラ
フト部Dに供給される篠である。
【0064】次に、コードリール装置Wを牽引している
風綿清掃台車Vの正面図である図25、風綿清掃台車V
とコードリール装置Wの連結部の拡大図である図26及
び精紡機Sに係合されたコードリール装置Wの平面図で
ある図27を用いてコードリール装置Wについて説明す
る。
【0065】コードリール装置Wの箱状の台車w1の底
部には、適当数のキャスターw2,w3が配設されてお
り、また、箱状の台車w1の側壁には垂直フックw4’
を有する連結具w4が配設されている。一方、風綿清掃
台車Vの適当な箇所には、箱状の台車w1の連結具w4
の垂直フックw4’が係合し、風綿清掃台車Vにコード
リール装置Wが連結可能な上方に向いた垂直フックw
5’が突設された連結具w5が配設されている。また、
箱状の台車w1には、正逆回転可能なモーターw6によ
り回転可能なリールw7が配設されており、リールw7
には端部にプラグw8を有するコードw9が巻回されて
いる。また、コードw9は、コードw9の最外層から順
次繰り出されるように構成されている。
【0066】上記のように構成されているコードリール
装置Wは、図25及び図26に示されているように、風
綿清掃台車Vに連結されて牽引されるように構成されて
いる。そして、風綿清掃台車Vが、清掃すべき所定の精
紡機Sに位置された場合には、風綿清掃台車Vとコード
リール装置Wの連結を解除し、精紡機Sの適当な箇所に
配置された、上記の風綿清掃台車Vに配設された連結具
w5と同様な連結具w10に、コードリール装置Wの連
結具w4の垂直フックw4’を係合する。次いで、精紡
機Sに隣接する壁に配置されているコンセントw11
に、コードw9のプラグw8を差し込んで、風綿清掃台
車Vに電源を供給する。
【0067】風綿清掃台車Vの清掃作業が終了した場合
には、精紡機Sとコードリール装置Wの連結を解放し
て、風綿清掃台車Vとコードリール装置Wを連結して、
風綿清掃台車Vによりコードリール装置Wを牽引するよ
うに構成されている。なお、風綿清掃台車Vとコードリ
ール装置W或いはコードリール装置Wと精紡機Sとの連
結具は、上述したようなフックに限らず、公知の種々の
連結具を適用することができるものであり、また、コー
ドw9のリールw7への巻取り、巻き戻しは、正逆回転
可能なモーターw6を用いる代わりに、公知のスプリン
グの弾性力を利用した巻取り、巻き戻し機構を用いるこ
ともできる。
【0068】以下に、本発明の風綿清掃装置の実施例の
作用効果を列挙する。
【0069】風綿清掃台車を、所定の角度だけ精紡機と
反対側に傾斜した状態で、精紡機の長手方向に沿って移
動するように構成したことにより、風綿清掃台車が、走
行中に、精紡機の機台に配設されている種々の部材と衝
突することを防止することができる。
【0070】風綿清掃台車の傾斜を傾斜センサーにより
検出し、風綿清掃台車の姿勢適宜制御するように構成し
たので、走行時或いは風綿清掃時等、各状態に応じて、
風綿清掃台車を最適な姿勢に制御することができる。風
綿清掃台車の傾斜を傾斜センサーにより検出し、風綿清
掃台車の姿勢を適宜制御するように構成したので、風綿
清掃台車の傾倒等の事故を未然に防止することができ
る。傾斜センサー及びジャッキ等、少ないしかも簡単な
部材により、風綿清掃台車の姿勢を制御するように構成
したので、姿勢制御装置の保守管理が容易となる。
【0071】風綿清掃台車が、清掃を行う精紡機の所定
位置に停止した状態で、風綿清掃台車の姿勢を制御する
ように構成したので、絡み棒、吸引マウス等が正確に清
掃すべきローラー等の部材に位置付けされるので、効率
的な清掃作業を行うことができる。清掃を行う精紡機側
の部材を基準にして、風綿清掃台車の姿勢を制御するよ
うに構成したので、精紡機の個体差に起因する風綿清掃
台車の姿勢のばらつきを解消することができる。
【0072】風綿清掃台車の精紡機のガイドレールへの
移載を、構造的に簡単なキャスターが配設されレバーに
より行うように構成されているので、移載装置の故障な
ども少なく、従って、風綿清掃台車の保守管理が容易で
あるとともに、風綿清掃台車の精紡機のガイドレールへ
の移載に要する労力が少なくて済む。レバーの中間に配
設されたキャスターを支点に、風綿清掃台車を精紡機の
ガイドレールへ移載するように構成したので、レバーの
下方への押圧により、風綿清掃台車に精紡機側への力が
発生し、簡単にしかも少ない労力により風綿清掃台車を
精紡機のガイドレールへ移載することができる。
【0073】絡み棒に軸線方向に沿って溝を穿設したこ
とにより、絡み棒にエッジ部分が形成されるので、エッ
ジ部分により非回転軸等に付着している風綿を確実にか
き取ることができる。扱き取られずに絡み棒に残存する
風綿を、カッターにより切断する際に、絡み棒の軸線方
向に沿って穿設された溝に沿ってカッターを移動させる
ことにより、絡み棒がカッターにより傷つけられること
を防止することができる。
【0074】絡み棒を回転させるとともに、水平方向に
往復動させるように構成したので、非回転等の軸方向に
付着している風綿を万遍なく清掃することができる。絡
み棒を水平方向に往復動させた際に、絡み棒の軸線方向
に穿設された溝により形成されるエッヂ部分により、非
回転等に付着した風綿を確実に絡み棒に巻き取ることが
できる。
【0075】絡み棒の先端を一旦上方位置に移動させる
ことにより、非回転等に付着されている風綿と絡み棒に
巻き取られた風綿に連なる風綿を切断するように構成し
たので、絡み棒に巻き取られた風綿が抜けることなく、
非回転軸等から絡み棒側に確実に風綿を移行することが
できる。絡み棒の先端を一旦上方位置に移動させ、絡み
棒に連なる風綿を非回転軸等の上方で切断するように構
成したので、隣接する非回転軸等に、切断された風綿が
絡まることがなく、従って、ドラフト中或いは紡出中の
糸条等に風綿が付着することが防止できる。
【0076】風綿が巻き取られた絡み棒を挟持するよう
にワイパーを配置したので、確実に絡み棒に巻き付いた
風綿を扱き取ることができる。絡み棒をワイパーにより
挟持するように構成したので、絡み棒の位置が上下方向
にずれても、確実に絡み棒に巻き付いた風綿を扱き取る
ことができる。絡み棒に巻き付いた風綿が扱き取られた
後に、風綿吸引装置をシャッターにより、閉じるように
構成したので、扱き取られた風綿を効率的にしかも迅速
にダストボックスに収容することができる。
【0077】主レバーを中空部を有する中空体に構成
し、ダクトとして使用することにより、ダストボックス
まで延設される吸引ダクトの長さを短くすることができ
るので、風綿清掃装置を軽量化することができるととも
に、風綿清掃装置の構造を簡素化することができ、ま
た、風綿清掃装置を小型化することができる。
【0078】コードリール装置を風綿清掃台車と別体に
構成したので、風綿清掃台車を軽量化及び小型化するこ
とができる。風綿清掃台車の電源として、精紡機等の紡
機側の電源を利用しないために、紡機側に特別な改良を
加えることがないので、既存の全ての紡機に風綿清掃台
車を適用することができる。
【0079】絡み棒による非回転軸等に巻き付いた風綿
の清掃とともに、ボトムローラー等の清掃を同時に行う
ように構成したので、精紡機等の紡機の清掃を、短時間
で効率的に行うことができる。
【0080】風綿清掃台車に位置決め装置を配設したの
で、絡み棒等、正確な位置決めが必要とされる部材を適
切にしかも迅速に精紡機等の紡機に配置することができ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。風
綿清掃台車が、清掃を行う繊維機械の所定位置に停止し
た状態で、風綿清掃台車の姿勢を制御するように構成し
たので、絡み棒、吸引マウス等が正確に清掃すべきロー
ラー等の部材に位置付けされるので、効率的な清掃作業
を行うことができる。清掃を行う繊維機械側の部材を基
準にして、風綿清掃台車の姿勢を制御するように構成し
たので、精紡機の個体差に起因する風綿清掃台車の姿勢
のばらつきを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は風綿清掃台車と精紡機の主要部との位置
関係を示す風綿清掃台車の側面図である。
【図2】図2は精紡機の一般的なドラフト部とからみ棒
との関係を示す拡大斜視図である。
【図3】図3は風綿清掃台車の下部拡大正面図である。
【図4】図4は風綿清掃台車の下部側面図である。
【図5】図5は風綿清掃台車の下部側面図である。
【図6】図6は風綿清掃台車の上部側面図である。
【図7】図7は姿勢制御装置の一部が作動した状態を示
す風綿清掃台車の側面図である。
【図8】図8は別の実施例の風綿清掃台車の上部側面図
である。
【図9】図9は風綿清掃台車の位置決め装置の側面図で
ある。
【図10】図10は位置決め装置等の斜視図である。
【図11】図11は風綿清掃台車の概略側面図である。
【図12】図12は上部清掃装置の拡大側面図である。
【図13】図13は上部清掃装置の拡大正面図である。
【図14】図14は上部清掃装置の絡み棒移動装置の部
分拡大正面図である。
【図15】図15は絡み棒の作動を示す概略側面図であ
る。
【図16】図16は風綿吸引装置の分解斜視図である。
【図17】図17は絡み棒に巻き取られた風綿を扱き取
る状態を示す斜視図である。
【図18】図18は風綿吸引装置の一部拡大正面図であ
る。
【図19】図19は下部ボトムローラー清掃装置の側面
図である。
【図20】図20は下部ボトムローラー清掃装置の平面
図である。
【図21】図21は上部ボトムローラー清掃装置の平面
図である。
【図22】図22は上部ボトムローラー清掃装置の別の
実施例の平面図である。
【図23】図23は絡み棒の先端部の側面図である。
【図24】図24は図23のA−A線に沿った断面図で
ある。
【図25】図25はコードリール装置を牽引している風
綿清掃台車の正面図である。
【図26】図26は風綿清掃台車とコードリール装置の
連結部の拡大図である。
【図27】図27は精紡機に係合されたコードリール装
置の平面図である。
【符号の説明】
B,B’・・・・ボトムローラー清掃装置 C・・・・・・・姿勢制御装置 D・・・・・・・ドラフト部 E・・・・・・・絡み棒装置 F・・・・・・・風綿吸引装置 Hb・・・・・・下部清掃装置 Hd・・・・・・上部清掃装置 P・・・・・・・位置決め装置 S・・・・・・・精紡機 U・・・・・・・移載装置 V・・・・・・・風綿清掃装置 W・・・・・・・コードリール装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風綿清掃台車が、清掃を行う繊維機械の所
    定位置に停止した状態で、風綿清掃台車の姿勢を制御す
    ることを特徴とする風綿清掃装置。
JP24863293A 1993-09-08 1993-09-08 風綿清掃装置 Pending JPH0782614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103894385A (zh) * 2014-03-25 2014-07-02 新昌县奥泰机械制造有限公司 清洁机的废棉清理装置
CN115339961A (zh) * 2022-07-12 2022-11-15 无锡夏利达漂染有限公司 一种筒子纱线卷绕设备及卷绕工艺

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