JPH078099B2 - ケ−ブル外被接続部の機械強度保持構造 - Google Patents

ケ−ブル外被接続部の機械強度保持構造

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JPH078099B2
JPH078099B2 JP17704586A JP17704586A JPH078099B2 JP H078099 B2 JPH078099 B2 JP H078099B2 JP 17704586 A JP17704586 A JP 17704586A JP 17704586 A JP17704586 A JP 17704586A JP H078099 B2 JPH078099 B2 JP H078099B2
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禎男 杉本
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ケーブル外径の変動に制限なく対応でき、か
つ、作業性に優れる安価なケーブル外被接続部の機械強
度保持構造に関するものである。
「従来の技術」 ケーブル接続部構造として、一方のケーブルの外被に加
わる荷重を接続ケースを介して他側のケーブルの外被に
伝え、内部の心線接続部には外力が加わらないよう考慮
したものがあるが、特開昭60−61704号公報で示される
ものも、その一例である。
この公報記載の技術について第8図を参照しながら説明
すると、図中符号1は内部金具、2は把持用スペーサ、
3は外部金具であり、これらはそれぞれ対になってい
る。これらの部品からなる接続治具を用いてケーブルを
接続するには、まず、一方のケーブルの外被を2分割
し、外被とコア間に、内部金具1を半円状部分1aが対向
するように設置し、把持用スペーサ溝3aに予め把持用ス
ペーサ2を装着した上下の外部金具3、3を用いて、内
部金具1の半円状部分1a上のケーブル外被をネジの締め
付けにより把持し、残る他側のケーブルにも同様な作業
を行ない、それらケーブル外被を把持固定した接続治具
同士を、外部金具3の外端に形成した装着溝3bに連結棒
(図示せず)を取り付けることにより接続していた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、通信ケーブルには外径の異なる多くの種類の
ケーブルがあり、また、特定の一種類の外径のケーブル
を取り上げても製造条件等により外径がばらつくため、
通常は標準外径に対して±10%の変動が許容されてい
る。
ところが、前述した従来のケーブル接続構造では、ケー
ブル外径が変わる際それに応じて各種寸法の内部金具
1、把持用スペーサ2を準備する必要があり、コスト高
となるほか、外被の切り裂きなど作業性が良くなく、ま
た、連結棒があるため外被接続部内のスペースが自由に
使えない等の問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ケーブルの
種類、ケーブル外径の変動に自由に対応でき、作業性に
優れ、かつ、安価なケーブル外被接続部の機械強度保持
構造を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係るケーブル外被接続部の機械的強度保持構造
では、中間に配したケーブルを両側から挟むよう互いに
平行に設けられる一対の連結板と、該一対の連結板のケ
ーブル当接部の両側に設けられたバンド挿通部をそれぞ
れ挿通してケーブルおよび一対の連結板を一体的に締め
付けて固定する固定バンドと、分割半体同士を突き合わ
せて固定する際、互いの分割半体の内面に設けたそれぞ
れの係合溝に、前記一体の連結板の端部を係合させて該
連結板を保持固定する2つ割り構造の接続ケースとを備
えた構造となっている。
「実施例」 以下、本発明の一実施例について第1図〜第7図を参照
して説明する。
第1図は本発明が適用された通信ケーブルの外被接続部
構造を示す図、第2図はその要部の拡大断面図である。
これらの図において符号Cは接続するケーブル、11は上
下2つ割り構造の接続ケース(第1図では下側の分割半
体11Aのみが示されている)、12はケーブルCを両側か
ら挟むように設けられた一対の連結板、13は一対の連結
板12をケーブルCに一体的に締め付けて固定する固定バ
ンドをそれぞれ示す(第7図参照)。
上記各部品について詳しく説明すると、連結板12は、第
3図に示すように、長方形状の金属製平板の略中央に、
当該連結板12がケーブルCに固定される際、ケーブルC
に当接するケーブル当接部12aを有し、かつその長手方
向両側には前記固定バンド13を挿通させるためのバンド
挿通部12bを有している。
連結板12の全長l1は第2図に示すように、上下2つの接
続ケース分割半体11A、11Bを突き合わせたとき、該接続
ケース11に設けられた後述する連結板係合溝11cの底面
同士の距離l2に等しいかそれより若干短く設定してい
る。
連結板12のケーブル当接部12aの長さl3は、適用最小径
のケーブルの外径に対して1/4〜1倍の範囲内に設定し
ている。固定バンド13の締め付けに支障を来さないため
である。
連結板12のバンド挿通孔12bの幅W1は、固定バンド13の
幅W2より大きく設定し、また、その長さl4は固定バンド
13の剛性を考慮して同バンド13を通すことが可能でかつ
ケーブルCを締め付ける際支障にならないように設定す
る。なお、第3図に示す例では、バンド挿通部12bを孔
に形成しているが、このバンド挿通部12bは必ずしも孔
である必要はなく、外端までつながって開口する切欠で
あってもよい。
前記固定バンド13は、第4図に示すように金属製のバン
ド本体13aの一端に角筒状の台座13bを介してボルト13c
を回転自在に取り付け、バンド本体13aの他端を前記台
座13bとバンド本体13aの一端との間に挿通させ、これに
よりバンド本体13aをほぼ真円状に保持したものであ
る。また、ボルト13cのねじ部はバンド本体の他端側に
長さ方向所定間隔置きに設けた溝13dに螺合しており、
このボルト13cを回転操作することによって、バンド本
体13aの他端側を一端側に対して相対移動させ、バンド
径を任意に設定できるようになっている。
一方、前記2つ割りの構造の接続ケース11は、両分割半
体11A、11Bがそれぞれ突き合わされた状態で、外周に巻
回される金属製のバンド(図示せぬ)によって締め付け
られることにより一体的に連結されるもので、個々の分
割半体11A(11B)は、第5図(a)、(b)にそれぞれ
示すように、ケーブルCの外被を把持固定する両端に設
けられた小径の首部11aと、ケーブルCの心線同士の接
続を行なう中央に設けられた大径の胴部11bとからなっ
ている。首部11aの内面には方形状に形成された連結板
係合溝11cが設けられ、該係合溝11c内には、発泡ポリス
チレンの如き高発泡プラスチックによって作られる直方
体状の連結板固定部材14(第6図参照)が、突起等の物
理的固定手段あるいは接着剤等の化学的固定手段によっ
て取り付けられている。また、連結板係合溝11cの外端
側には端面板装着用溝11dが設けられ、また、それぞれ
の分割半体11A、11Bの突き合わせ部分にはガスケット装
着用の溝11eが形成されている。
前記連結板係合溝11cの横幅W3は連結板12の幅W4と同程
度、縦幅W5は適用最大ケーブルの外径に2枚分の連結板
12の厚さtを加えた長さに等しいかそれより若干大きめ
に設定する。また、連結板固定部材14は連結板係合溝11
cに正確に嵌合する大きさに設定する。
次に、上記構成の治具を用いてケーブルCの外被の接続
方法について説明する。
まず、2枚の連結板12それぞれのバンド挿通部12bに固
定バンド13を予め通しておき、該固定バンド13を通した
一対の連結板12を、ケーブルCの両側に互いに平行に対
向させて配置する。次いで、固定バンド13に付設したボ
ルト13cを回転操作し、これにより固定バンド13の径を
縮め、ケーブルCおよび一対の連結板12を一体的に固定
する(第7図参照)。
このとき、ケーブルC内の心線に加わる影響を少なくす
るため、ケーブルCの固定バンド13に締め付けられる部
分に予めゴムテープを巻回しておいてもよく、また、把
持強度を向上させるために、連結板12のケーブルCの外
被と当接する部分12aにローレット加工等によって突起
を設けてもよい。
前述の如くケーブルCを固定した連結板12を、下側の連
結ケース半体11Aの連結板係合溝11cに固定した連結板固
定部材14に押圧挿入して固定し、次いで、その上部に上
側の分割半体11Bを被せ、同上側の分割半体11Bの連結板
係合溝11cに固定した連結板固定部材14に連結板12の他
端側を係合させ、該接続ケース11を図示せぬ金属バンド
で締め付ける。なお、連結板固定部材14に、予め、連結
板挿入用の溝を設けておき、この溝に連結板12の端部を
挿入することで、連結板12を接続ケース11の分割半体11
A(11B)に仮固定するようにしてもよい。また、連結板
固定部材14は、前記したように変形が容易な高発泡プラ
スチックによって作られるものであるため、現場の組立
時において、連結板12の端部を無垢状態の連結板固定部
材14に無理矢理差し込むことで、仮固定するようにして
もよい。
以上の操作を、接続しようとする他側のケーブルに対し
ても行ない、これにより、両ケーブルの外被接続を行な
う。上記接続構造において、ケーブルCに加わる外部荷
重は接続ケース11を介して他端のケーブルCへ伝達さ
れ、心線接続部分へは外力が加わらない。なお、接続ケ
ース11内には必要に応じてガスを封入することもでき
る。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、中間に配したケー
ブルを両側から挟むように設けられる一対の連結板と、
該一対の連結板のケーブル当接部の両側に設けられたバ
ンド挿通部をそれぞれ挿通してケーブルおよび一対の連
結板を一体的に締め付けて固定する固定バンドと、分割
半体同士を突き合わせて固定する際、互いの分割半体の
内面に設けたそれぞれの係合溝に、前記一体の連結板の
端部を係合させて該連結板を保持固定する2つ割り構造
の接続ケースとを備えてなる構成であり、構成が簡単で
あること、ケーブルの種類、ケーブル外径に変動がある
場合でも、共通する連結板および固定バンドで対処でき
ることから、大幅なコスト低減が図れる。
また、固定バンドを介してケーブルに連結板を固定し、
該連結板を接続ケースに係合させるといつた極めて簡単
な作業によってケーブルの外被接続が行なえることとな
り、作業性の大幅な改善が図れる。
さらに、従来例で示した連結棒を用いることなくケーブ
ル接続が行なえ、接続ケース内の空間を心線接続空間と
して広く有効に使用することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第1図はケ
ーブルの接続状態を表す斜視図、第2図はその要部断面
図、第3図は連結板の斜視図、第4図は固定バンドの斜
視図、第5図(a)は接続ケースの要部平面図、同図
(b)は(a)図のB−B線に沿う断面図、第6図は連
結板固定部材の斜視図、第7図はケーブルに連結板を固
定した状態を表す斜視図、第8図は従来例を示す分解斜
視図である。 C……ケーブル、11……接続ケース、11A、11B……接続
ケース分割半体、11c……連結板係合溝、12……連結
板、12a……ケーブル当接部、12b……バンド挿通部、13
……固定バンド、13c……ボルト、14……連結板固定部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳原 盛男 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内 (72)発明者 道音 康夫 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間に配したケーブルを両側から挟むよう
    互いに平行に設けられる一対の連結板と、該一対の連結
    板のケーブル当接部の両側に設けられたバンド挿通部を
    それぞれ挿通してケーブルおよび一対の連結板を一体的
    に締め付けて固定する固定バンドと、分割半体同士を突
    き合わせて固定する際、互いの分割半体の内面に設けた
    それぞれの係合溝に、前記一対の連結板の端部を係合さ
    せて該連結板を保持固定する2つ割り構造の接続ケース
    とを備えてなることを特徴とするケーブル外被接続部の
    機械強度保持構造。
JP17704586A 1986-07-28 1986-07-28 ケ−ブル外被接続部の機械強度保持構造 Expired - Fee Related JPH078099B2 (ja)

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