JPH0780094A - 駐車場の消火設備 - Google Patents

駐車場の消火設備

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JPH0780094A
JPH0780094A JP22564893A JP22564893A JPH0780094A JP H0780094 A JPH0780094 A JP H0780094A JP 22564893 A JP22564893 A JP 22564893A JP 22564893 A JP22564893 A JP 22564893A JP H0780094 A JPH0780094 A JP H0780094A
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道夫 新井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】駐車車両を載置する駐車台が固定式・移動式の
いずれの場合でも早期に消火可能な、消火剤を供給する
配管を駐車場内に配設する必要のない、機械式の駐車場
の消火設備を提供する。 【構成】複数設けられる駐車台20の各駐車台に、その
側面部もしくは下面部に消火剤の収納部51,52を設
けるとともに、収納部に収納された消火剤を車両の下面
に向け下方から放出する消火剤放出ノズル61,62を
設け、車両火災が発生したときにその駐車台に収納され
ている消火剤を消火剤放出ノズルから例えば霧状に放出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は駐車場の消火設備に関
するもので、特に機械式立体駐車場の消火設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタワー式などの機械式立体駐車場
の消火設備は、駐車場の天井面に、もしくは、天井面並
びに側壁面の途中に泡ヘッドまたはガス放出ノズル(ヘ
ッド)を設け、駐車場の天井面や側壁面に設けた熱式や
炎(輻射)式の火災感知器が火災を検出すると、泡ヘッ
ドから、流動性があり火災車両全体に回りやすい、低膨
張あるいは中膨張の泡を放出したり、またはガス放出ノ
ズルからハロンや炭酸ガスなどの消火用ガスを放出させ
て消火している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、駐車中の自
動車(車両)で発生する火災は、自動車の前部もしくは
後部に設けられたエンジンの過熱、または、自動車の後
部に設けられたマフラー(消音器)などの排気管の過熱
による原因の場合が多い。
【0004】このようなエンジンあるいは排気管の過熱
による火災は、自動車の下面側で発生するものであり、
従来の天井面または天井面と側壁面に設けられた泡ヘッ
ドから泡を放出する消火設備では、火災の発生した自動
車の上面や側面には放出された泡がじきにかかるが、自
動車の下面、特にエンジンルームや床下の凹部に配設さ
れた排気管部分にまで泡が回るには非常に時間がかか
る。また、泡ヘッドの設置されている場所が、火災の発
生した自動車から離れた位置にある場合には、泡が到達
するのにより時間がかかる。このため、その間にガソリ
ンタンクに火が回ったり、隣に駐車中の自動車や、直上
の自動車に火が回り延焼させてしまう問題がある。
【0005】また、ガス放出ノズルが消火用ガスを放出
する消火設備では、消火用ガスの拡散性が高く、駐車場
内のガス濃度が消火に必要な濃度に達するまでに時間が
かかるとともに、多量の消火用ガスを必要とする問題が
ある。
【0006】また、自動車を載置する駐車台が移動する
例えばタワー式等の機械式駐車場の場合は、駐車台が固
定されていないので、駐車台に駐車場の壁面などに沿っ
て設けられた消火用水等の消火剤を供給する配管を接続
することができない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の点に
鑑み、駐車台が固定式・移動式のいずれの場合でも早期
に消火可能な機械式駐車場の消火設備を目的とするもの
である。
【0008】このため、本願発明の駐車場の消火設備
は、複数の駐車台を有し、各駐車台上に車両が1台づつ
載置される駐車場において、前記各駐車台には、その側
面部もしくは下面部に消火剤の収納部が設けられている
とともに、前記収納部に収納された消火剤を載置された
車両の下面に向け下方から放出する消火剤放出ノズルが
設けられていることを特徴とするものである。
【0009】また、消火剤放出ノズルとして、消火剤を
微粒子で霧状に放出するノズルを用いたことを特徴とす
るものである。
【0010】また、消火剤を消火剤容器に格納して収納
部に収納するとともに、この消火剤容器を収納部に着脱
自在に収納することを特徴とするものである。
【0011】また、各駐車台には、載置された駐車中の
車両の下面を監視する火災感知器を設け、この火災感知
器の検出出力によって消火剤を供給するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0012】
【作用】このように、複数設けられる駐車台の各駐車台
に、その側面部もしくは下面部に消火剤の収納部を設け
るとともに、収納部に収納された消火剤を車両の下面に
向け下方から放出する消火剤放出ノズルを設けたので、
駐車中の車両に火災が発生したとき、収納部に収納され
た消火剤によって直ちに消火が行える。さらに各駐車台
に消火剤収納部が設けられるので、駐車台単位で消火シ
ステムを完結することができ、消火剤を供給する配管を
駐車場内に配設する必要がなくなるとともに、固定式の
駐車台の場合は勿論、移動式の駐車台にも設置できる。
【0013】また、消火剤放出ノズルは、消火用水を霧
状の微粒子で放出するので、消火剤をエンジンや排気管
の上面側にも簡単に散布することができる。
【0014】また、消火剤を消火剤容器に格納し、さら
に、消火剤容器を収納部に着脱自在に収納するようにし
たので、点検が容易に行え、さらに、交換作業なども簡
単に行うことができる。
【0015】また、各駐車台に駐車車両の下面を監視す
る火災感知器を設けたので、車両のエンジン部や排気管
部分で発生する火災を早期に検出でき、早期の消火が可
能となるとともに、車両火災の駐車位置を確実に知るこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1〜図4は、この発明による消火設備をタ
ワー式の機械式駐車場に実施した場合の1実施例であ
る。
【0017】図1〜図4において、10はタワー式駐車
場で、このタワー式駐車場10内には複数の駐車台20
と、この複数の駐車台20を時計回りもしくは反時計回
りに旋回させるモータ装置30とが設けられている。な
お、11は自動車40の出入り口、31は出入り口11
の近傍に設けたモータ装置30の制御装置、32は複数
の駐車台20が取り付け吊り下げられているチェーンベ
ルトである。
【0018】各駐車台20には、その左右に設けられた
自動車の脱輪防止用の側壁段部、すなわち側面部21、
22に消火剤収納部51、52が設けられ、この消火剤
収納部51、52には、水あるいは消火用強化薬液が混
入された水(強化液)等の消火用水とこの消火用水を加
圧する窒素ガス等の高圧気体を格納した消火剤容器5
3、54が格納されている。また、この消火剤容器5
3、54は、それぞれ例えば電磁弁等で構成される消火
剤放出弁55、56にユニオン継手等の接続具59によ
って接続されている。
【0019】また、各駐車台20には、その下面部であ
る駐車面23の前後の下面中央に、第1と第2の消火剤
放出ノズル(ヘッド)61、62が、その放出方向を斜
め上方、すなわち駐車面の中央部上方に向けて設けられ
ている。この消火剤放出ノズル61、62は、駐車面2
3の下面に配設された導管57、58によって消火剤放
出弁55、56に接続されている。そして、消火剤放出
ノズル61、62は、それぞれ1または複数の細孔を有
し、導管57、58を通じて消火剤容器53、54から
高圧気体によって加圧された消火用水が供給されると、
消火用水を例えば数10〜数100ミクロン程度の微粒
子にして霧状に散布する。
【0020】さらに、各駐車台20の駐車面23の下面
には、消火剤放出ノズル61、62の近傍に、第1と第
2の例えば輻射式火災感知器71、72がそれぞれ駐車
中の自動車40の下面を斜め下方から監視するように設
けられている。そして、この火災感知器71、72は、
ともに消火剤放出弁55、56に電路73、74を介し
て接続されているとともに、出入り口11の近傍に設け
られた消火設備制御盤75に有線または無線によって接
続されている。
【0021】次に動作について説明すると、駐車する自
動車40は、出入り口11から駐車台20の駐車面23
上に乗り入れ、運転手が下車して駐車状態になると、空
車状態の駐車台20が出入り口11にくるように、モー
タ装置30が制御装置31の制御により時計または反時
計方向に回転し、駐車場10内を上下に移動する。
【0022】このようにして、駐車台20上に載置され
て駐車場10内を移動しながら駐車中の自動車40が、
例えばエンジンルーム内でエンジン41の過熱により火
災が発生すると、輻射式火災感知器71または72、例
えば火災感知器71が所定レベル以上の炎の光、例えば
所定波長領域の赤外線を検出して、消火剤放出弁55、
56と制御盤73に火災信号を出力する。これにより制
御盤73は、火災の発生した駐車台20の番号を表示す
るとともに、火災警報ベルを鳴動させる。
【0023】消火剤放出弁55と56は、火災感知器7
1からの火災信号によって動作し、ともに開弁する。こ
の開弁により、消火剤容器53、54の消火用水は、同
封された高圧気体によって、高圧に加圧された状態で消
火剤放出ノズル61、62に供給される。
【0024】消火剤放出ノズル61、62は、1または
複数設けられた細孔によって、高圧に加圧されて供給さ
れる消火用水を例えば100ミクロン前後の微粒子にし
て霧状に放出散布する。このように微粒子化されて霧状
に放出された消火用水(消火剤)は、消火剤放出ノズル
61、62から自動車40の下面の前部と後部とに向け
て散布されるが、浮遊しながら移動するので、エンジン
41並びに排気管42の背面すなわち上面側にも容易に
回り込む。従って、エンジンルーム内並びに排気管42
の周囲は、微粒子化された霧状の消火用水によって覆わ
れ、その冷却効果と窒息効果とによって消火並びに火災
の拡大を防止できる。しかも、霧状に放出して散布する
ため、少量の消火用水で十分な冷却・窒息効果が得られ
る。
【0025】このさい、消火剤放出ノズル61、62と
火災感知器71、72とは、駐車台20の駐車面23の
下面側に、駐車面23に設けた開口部24の直下でなく
ずれた位置に設け、消火剤である消火用水を開口部24
を通じて斜め上方に、又、開口部24を通じて斜め上方
を監視するようにしたので、駐車中の自動車40から落
下するオイル等が直接あたることがなく、目詰まりを起
こしたり汚れたりすることを防止できる。
【0026】なお、消火剤放出ノズル61、62は、消
火剤を斜め上方でなく、上方に放出するように設けても
良い。この場合、消火剤放出ノズルがオイル等によって
目詰まりするのを防止するため、ノズル61、62の先
端に消火剤の放出圧によってはずれるキャップを設けた
り、ノズル61、62の上方の駐車面23に消火剤の放
出時に開放される扉板を設けると良い。
【0027】また、火災が隣接あるいは上方に位置する
自動車に延焼するのを防止したい場合には、消火設備制
御盤73の該当する駐車台20用の起動スイッチを操作
し、その駐車台20の消火剤放出弁55、56を動作さ
せて消火剤放出ノズル61、62から消火用水を霧状に
放出させればよい。
【0028】火災の消火によって消火用水のなくなった
消火剤容器53、54を交換する際には、駐車台20の
側壁部21、22の上面に設けた蓋板25、26を開
き、消火剤放出弁55、56から使用済みの消火剤容器
53、54を取り外す。そして、消火用水と高圧気体の
入った新たな消火剤容器53、54を消火剤放出弁5
5、56に接続し、消火剤容器53、54の仕切弁5
7、58のコックを開放位置にセットし蓋板25、26
を閉じればよい。このとき、仕切弁57、58を開放位
置にセットしない限り蓋板25、26を閉じることがで
きないように、蓋板25、26もしくは仕切弁57、5
8に突起などの誤装着防止部材を設けておくとよい。
図5は、駐車台20における消火剤放出ノズルの上記実
施例とは異なる他の配置を示す実施例である。図5の
(1)は、2つの消火剤放出ノズル61、62を駐車面
23の中央部寄りに設けた場合の配置例である。また、
図5の(2)は、4つの消火剤放出ノズル61〜64を
駐車台20の側面部21、22の内側下部に消火剤の放
出中心軸を斜め上方に向けて設けた場合の配置例であ
り、(3)は、2つの消火剤放出ノズル61、62を駐
車台20の側面部21、22の内側下部に対角線上とな
るように設けた場合の配置例である。この図5の
(2)、(3)の場合は、消火剤放出ノズル61〜6
4、または61、62は、駐車台20の隅部付近に設け
られており、しかも放出中心軸を斜め上方としているの
で、各消火剤放出ノズルから霧状の微粒子で放出された
消火用水のかなりの部分は、駐車中の自動車40の下面
側に散布されるが、一部は自動車40の前方と後方、並
びに側部にも散布されるので、火災の熱が直上の駐車台
や隣の駐車台に駐車中の自動車に伝搬するのを防止でき
る。
【0029】図6は、消火剤放出ノズル61〜64によ
る上記実施例と異なる放水パターンの実施例である。図
6の(1)は、中心部81に微粒子の消火用水を霧状に
放出し、この中心部の霧状部の周囲を囲う略環状部82
に比較的大粒径の消火用水を放出するようにしたもので
ある。この場合には、各消火剤放出ノズルは、例えば、
中心部に消火用水を霧状に放出する1または複数の細孔
を有するノズル部65と、このノズル部の両側に設けら
れた消火用水を半円の円弧状に放出する1対のノズル部
66とで構成される。この図6の(1)の放水パターン
の場合は、中心部81の霧状部の消火用水は、それより
も大粒径の消火用水の略環状部82によって囲われてい
るので、霧状の消火用水は散逸せず、霧状の消火用水に
よる冷却効果、並びに窒息効果をより高めることができ
る。
【0030】図6の(2)は、中心部83に比較的大粒
径の消火用水を放出し、この中心部の周囲を囲う略環状
部84に微粒子の消火用水を霧状に放出するようにした
ものである。この場合には、各消火剤放出ノズルは、例
えば、中心部83に消火用水を比較的大きな粒径で棒状
に近い状態で放出するノズル部67と、このノズル部を
囲うように複数設けられた消火用水を霧状に放出するノ
ズル部68とで構成される。この図6の(2)の放水パ
ターンの場合は、中心部83の比較的大粒径の消火用水
の貫通力が高く、中心部での冷却効果をより高めること
ができるとともに、その周囲の略環状部84の霧状部の
窒息効果により、中心部の窒息効果を高めることができ
る。
【0031】なお、上記各実施例では、消火剤収容部を
駐車台の側面部に設けるようにしたが、駐車面の下面、
すなわち裏面側に設けるようにしても良い。この場合、
駐車台の駐車面に、点検や交換用の扉を設けると良い。
【0032】また、上記各実施例では、いずれも霧状の
散布を有する場合について説明したが、消火用水を霧状
より大粒径で放出させるようにしてもよい。この場合に
は、各消火剤放出ノズルは複数の異なる方向に消火剤を
放出するノズル、サイドウオール(側壁)式のスプリン
クラヘッド、などを用いれば良い。
【0033】また、消火剤放出弁は、電磁弁の代わり
に、火災時に火災感知器もしくは消火設備制御盤の制御
によって、ヒータに通電し化学薬剤を反応させてガスを
発生させ、このガス圧によって開弁するイニシエータ式
の弁等を用いても良い。例えばイニシエータ式の弁を用
いる場合には、イニシエータ式の弁を消火剤容器に取り
付け、消火作業後等の消火剤容器の交換時に、イニシエ
ータ式の弁も同時に交換するようにすれば良い。
【0034】また、上記各実施例では、タワー式の機械
式駐車場について説明したが、タワー式でなく、駐車車
両を水平方向や上下方向に移動するエレベータ装置によ
って駐車位置に移動させ、駐車位置に設けられた駐車台
に自動車をローラー等で移動させる、あるいは、自動車
が載置された駐車台をエレベータ装置によって移動し、
この駐車台を所定位置に移動させる機械式駐車場の場合
も、上記と同様である。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、機械式の駐車場に複
数設けられる駐車台の各駐車台に、その側面部もしくは
下面部に消火剤の収納部を設けるとともに、収納部に収
納された消火剤を車両の下面に向け下方から放出する消
火剤放出ノズルを設けたので、駐車中の車両に火災が発
生したとき、収納部に収納された消火剤によって直ちに
消火が行える。さらに各駐車台に消火剤収納部が設けら
れるので、駐車台単位で消火システムを完結することが
でき、消火剤を供給する配管を駐車場内に配設する必要
がなくなるとともに、固定式の駐車台の場合は勿論、移
動式の駐車台にも設置できる。
【0036】また、消火剤放出ノズルは、消火用水を霧
状の微粒子で放出するので、消火剤をエンジンや排気管
の上面側にも簡単に散布することができるとともに、少
量の消火用水でも長時間の放出を行うことができ、消火
剤容器を小型なものにすることができる。
【0037】また、消火剤を消火剤容器に格納し、さら
に、消火剤容器を収納部に着脱自在に収納するようにし
たので、点検が容易に行え、さらに、交換作業なども簡
単に行うことができる。
【0038】また、各駐車台に駐車車両の下面を監視す
る火災感知器を設けたので、車両のエンジン部や排気管
部分で発生する火災を早期に検出でき、早期の消火が可
能となるとともに、車両火災の駐車位置を確実に知るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を説明する図。
【図2】この発明を実施した駐車台の1実施例の部分断
面平面図。
【図3】図2に示した実施例の縦断側面図。
【図4】図2に示した実施例の正面図。
【図5】駐車台における消火剤放出ノズルの他の配置例
を示す図。
【図6】消火剤の放出パターンを説明する図。
【符号の説明】
10 駐車場 20 駐車台 21、22 側面部 23 下面部 40 車両(自動車) 51、52 消火剤の収納部 53、54 消火剤容器 61〜64 消火剤放出ノズル 71、72 火災感知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 6/42 Z 7606−2E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の駐車台を有し、各駐車台上に車両が
    1台づつ載置される駐車場において、前記各駐車台に
    は、その側面部もしくは下面部に消火剤の収納部が設け
    られているとともに、前記収納部に収納された消火剤を
    載置された車両の下面に向け下方から放出する消火剤放
    出ノズルが設けられていることを特徴とする駐車場の消
    火設備。
  2. 【請求項2】前記消火剤放出ノズルは、消火剤を霧状の
    微粒子で放出するノズルであることを特徴とする請求項
    1記載の駐車場の消火設備。
  3. 【請求項3】前記消火剤放出ノズルは、消火剤を大粒径
    で放出するノズルであることを特徴とする請求項1記載
    の駐車場の消火設備。
  4. 【請求項4】前記消火剤放出ノズルは、中央部に消火剤
    を霧状の微粒子で放出する第1のノズル部と、前記中央
    部を囲う周囲に消火剤を大粒径で放出する第2のノズル
    部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    駐車場の消火設備。
  5. 【請求項5】前記消火剤放出ノズルは、中央部に消火剤
    を大粒径で放出する第1のノズル部と、前記中央部を囲
    う周囲に消火剤を霧状の微粒子で放出する第2のノズル
    部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    駐車場の消火設備。
  6. 【請求項6】前記消火剤は、消火剤容器に格納されて前
    記収納部に収納されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項5いずれかに記載の駐車場の消火設備。
  7. 【請求項7】前記消火剤容器は、前記収納部に着脱自在
    に収納されていることを特徴とする請求項6記載の駐車
    場の消火設備。
  8. 【請求項8】前記駐車台には、前記車両の下面を監視す
    る位置に火災感知器が設けられ、前記収納部の消火剤は
    前記火災感知器が火災を検出したときに前記消火剤放出
    ノズルに供給されることを特徴とする請求項1ないし請
    求項7いずれかに記載の駐車場の消火設備。
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