JPH077855A - 分散電源の欠相検出装置 - Google Patents

分散電源の欠相検出装置

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JPH077855A
JPH077855A JP5145940A JP14594093A JPH077855A JP H077855 A JPH077855 A JP H077855A JP 5145940 A JP5145940 A JP 5145940A JP 14594093 A JP14594093 A JP 14594093A JP H077855 A JPH077855 A JP H077855A
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JP
Japan
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phase
distributed power
voltage
power source
open
Prior art date
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Pending
Application number
JP5145940A
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English (en)
Inventor
Hisashi Fujimoto
久 藤本
Takeyuki Akatsuka
健之 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5145940A priority Critical patent/JPH077855A/ja
Publication of JPH077855A publication Critical patent/JPH077855A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相3線式配電系統に分散電源を連系して
も、確実に欠相検出ができるようにする。 【構成】 分散電源3に中性線電流の検出器32,基準
電圧検出用トランス33およびゼロ電流判別回路34を
設け、制御装置35によりトランス33の出力およびゼ
ロ電流判別回路34からの出力により、いずれかの相の
欠相が検出されたらインバータ37の運転を停止し、無
電圧検出装置2によりどの相が欠相かを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単相3線式の配電系
統に連系される系統連系用分散電源の欠相検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、単相3線式の配電系統において欠
相を検出するには、例えば図2に示すように、無電圧検
出装置2を設け、R相とニュートラル相(N)またはT
相とN相間のいずれかが無電圧になったことで、検出す
るようにしている。例えば、RN間電圧,TN間電圧を
トランス21A,21Bでそれぞれ検出し、これを整流
器22A,22Bにより整流し、コンパレータ23A,
23Bにて設定器SEから与えられる設定値と比較す
る。こうすれば、RN間電圧,TN間電圧がともに正常
のときのみアンドゲート24からハイ(H)信号が得ら
れるので、それ以外ならばいずれかの相が欠相であると
判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単相3
線式の配電系統の受電端に分散電源が連系されると、欠
相数が複数のときは図2のような無電圧検出方式で検出
可能であるが、1相のみの欠相時には分散電源から発生
する出力電圧により、無電圧による欠相検出が困難にな
るという問題が生じる。
【0004】例えば、R−N間電圧を基準として分散電
源を運転した場合には、T相が欠相しても基準相が健全
であるため、分散電源は運転を継続し、T−N間には分
散電源の出力電圧が現れる。このため、従来方式での検
出が困難となる。同様に、T−N間電圧を基準とした場
合には、R相の欠相検出が困難になる。また、R−T間
電圧を基準とした場合には、N相の欠相検出が困難にな
る。したがって、この発明の課題は単相3線式の配電系
統の受電端に分散電源が連系された場合でも、各相の欠
相検出を可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、中性線を持つ単相3線式の配電
系統に無電圧検出装置を設けて欠相検出を行なうととも
に、この配電系統に分散電源を連系して運転するに当た
り、前記中性線と第1相間、または中性線と第2相間の
検出電圧値を基準として分散電源の出力電圧を制御する
制御装置と、前記中性線を流れる電流を検出しこれを所
定の設定値と比較して中性線電流の有無を判断する判別
装置とを設け、前記制御装置と判別装置の少なくとも一
方により、いずれの相が欠相しているかを検出したら前
記分散電源の運転を停止し、その状態で前記無電圧検出
装置により、いずれの相が欠相しているかを検出可能に
したことを特徴としている。
【0006】
【作用】1相3線式の配電系統に分散電源を連系して運
転する場合は、この分散電源から発生する電圧のために
無電圧検出装置による欠相検出ができなくなるので、制
御装置や判別装置により欠相を検出したら、分散電源の
運転を停止することにより、無電圧検出装置による欠相
検出を可能とする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図で、1
は単相3線式配電系統、2は無電圧検出装置、3は連系
用コンタクタ31,変流器32,変圧器33,ゼロ電流
判別回路34,制御装置35,直流電源36,直交変換
器としてのインバータ37およびトランス38などから
なる分散電源である。なお、4は受電ブレーカである。
すなわち、配電系統1はN相を共通とし、R−N間には
100V、T−N間にはR−N間と逆極性の100Vを
発生する単相3線式とし、受電端には保護継電器として
の無電圧検出装置2を設けて構成される。
【0008】分散電源3は、単相出力を図示されない変
圧器によってR−N,T−Nに分割され、受電端に接続
される。ここでは、基準電圧をR−N間電圧とし、電圧
検出用トランス33を介して分散電源の出力制御用基準
電圧VR0として制御装置35に入力される。分散電源は
この基準電圧VR0に対して位相,振幅を制御し、系統側
に電力供給を行なう。
【0009】したがって、R−N間の基準電圧が欠落す
ると、分散電源は基準を無くすため無制御状態となり、
出力電圧の周波数異常,振幅異常となり、分散電源は運
転を停止する。この分散電源停止後は、従来の無電圧検
出回路2により欠相検出が行なわれる。ただし、T相が
欠落してもR−N間電圧の欠落とはならないため、分散
電源の停止には至らない。
【0010】そこで、このようなときのために電流検出
器32を設けて検出する。つまり、中性点Nを流れる電
流Inは正常の場合は略ゼロとなるのに対し、R相のみ
またはT相のみが欠相すると、中性点Nを流れる電流I
nはアンバランスとなり、有為の電流が流れる。これ
を、ゼロ電流検出回路34にて検出することにより、R
相のみまたはT相のみの欠相検知が可能となる。
【0011】このように、トランス33でR相以外の欠
相検出を可能とし、ゼロ電流検出回路34にてR相の欠
相検出が可能となる。制御装置35はトランス33およ
びゼロ電流検出回路34から欠相検出信号DTを受けた
ときは、インバータ37に対し信号DTを与え、その運
転を停止する。なお、制御装置35から発する欠相検出
信号DTを、そのまま系統異常信号として用いるように
すれば、無電圧検出装置2を省略することも可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、欠相時には分散電源
の運転を停止するようにしたので、すべての欠相検出が
可能となる利点がもたらされる。また、欠相検出信号を
そのまま系統異常信号として用いるようにすれば、分散
電源側だけで欠相検出が可能なり、従来のような無電圧
検出装置を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…単相3線式配電系統、2…無電圧検出装置、3…分
散電源、4…受電ブレーカ、31…連系用コンタクタ、
32…変流器、33…変圧器、34…ゼロ電流判別回
路、35…制御装置、36…直流電源、37…インバー
タ、38…トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性線を持つ単相3線式の配電系統に無
    電圧検出装置を設けて欠相検出を行なうとともに、この
    配電系統に分散電源を連系して運転するに当たり、 前記中性線と第1相間、または中性線と第2相間の検出
    電圧値を基準として分散電源の出力電圧を制御する制御
    装置と、前記中性線を流れる電流を検出しこれを所定の
    設定値と比較して中性線電流の有無を判断する判別装置
    とを設け、前記制御装置と判別装置の少なくとも一方に
    より、いずれの相が欠相しているかを検出したら前記分
    散電源の運転を停止し、その状態で前記無電圧検出装置
    により、いずれの相が欠相しているかを検出可能にして
    なることを特徴とする分散電源の欠相検出装置。
JP5145940A 1993-06-17 1993-06-17 分散電源の欠相検出装置 Pending JPH077855A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188038A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Aisin Seiki Co Ltd コージェネレーションシステム
DE102015122112A1 (de) 2014-12-25 2016-06-30 Okuma Corporation Schneidfluidtank
DE102015122134A1 (de) 2014-12-25 2016-06-30 Okuma Corporation Schneidfluidtank
US10836007B2 (en) 2017-07-21 2020-11-17 Dmg Mori Co., Ltd. Coolant supply device

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DE102015122112A1 (de) 2014-12-25 2016-06-30 Okuma Corporation Schneidfluidtank
DE102015122134A1 (de) 2014-12-25 2016-06-30 Okuma Corporation Schneidfluidtank
US10836007B2 (en) 2017-07-21 2020-11-17 Dmg Mori Co., Ltd. Coolant supply device

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