JPH0778547A - 回路基板 - Google Patents

回路基板

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JPH0778547A
JPH0778547A JP22566093A JP22566093A JPH0778547A JP H0778547 A JPH0778547 A JP H0778547A JP 22566093 A JP22566093 A JP 22566093A JP 22566093 A JP22566093 A JP 22566093A JP H0778547 A JPH0778547 A JP H0778547A
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JP
Japan
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lightning surge
surge current
circuit
current value
electronic component
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Pending
Application number
JP22566093A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Kawazoe
譲 川副
Toshiya Onizuka
俊哉 鬼塚
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護回路の溶断電圧の設定精度を向上させ
て、電子回路の保護を確実に行うことができる回路基板
を提供すること。 【構成】 雷サージ電流の突入のおそれのある外部のコ
ンセント1と内部の電子部品2とを結ぶ回路3,4を金
属泊パターン31,41で構成し、この金属泊パターン
31,41の途中に、所定の電流値の雷サージ電流で溶
断するよう金属泊パターン31,41の幅を狭くした狭
幅部31a,41aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板に関し、特
に、雷サージ電流が侵入して電子回路などが破壊される
のを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雷サージ電流の侵入防止として
は、図6あるいは図7に示すような保護回路が知られて
いる。すなわち、図6に示す保護回路は、筐体接地を行
わない場合の保護回路であり、電子回路01と、商用電
源に接続用のコンセント02とを結ぶ各回路03,04
の途中には、それぞれヒューズ05,06が設けられて
いるとともに、保護回路素子07が設けられている。な
お、08は電源アースである。また、図7に示す保護回
路は、筐体接地を行う保護回路であって、保護回路素子
07,07の間をアース09で接地している。なお、上
記両保護回路のヒューズ05,06を省略する場合もあ
る。
【0003】図6に示す保護回路では、コンセント02
から雷サージ電流が突入した場合、ヒューズ05,06
を溶断しない電流値で、かつ、それに伴う雷サージ電圧
が保護回路素子07の作動値以上であれば、回路03あ
るいは04を経てヒューズ05あるいは06を通り、さ
らに保護回路素子07→ヒューズ06あるいは05→電
源アース08に流れて、電子回路01への侵入を防止す
る。また、雷サージ電流の電流値が過大な場合には、ヒ
ューズ05あるいは06が溶断して電子回路01へ雷サ
ージ電流が流れるのを防止して破壊を防止する。
【0004】また、図7に示す保護回路では、コンセン
ト02から入った雷サージ電流は、その電流値がヒュー
ズ05,06を溶断しない電流値であり、かつそれに伴
う雷サージ電圧が保護回路素子07,07の作動値以上
であれば、雷サージ電流は、回路03あるいは04から
ヒューズ05あるいは06を通り、保護回路素子07を
経てアース09に流れる。また、雷サージ電流の電流値
が過大な場合には、ヒューズ05あるいは06が溶断し
て電子回路01へ雷サージ電流が流れるのを防止して破
壊を防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来装置では、ヒューズ05,06はその構造上、細か
い溶断電流値を設定し難くばらつきが生じ易い。そし
て、溶断電流値が高い方へずれて保護回路素子07の許
容範囲を越えてしまった場合や、あるいは、複数回の雷
サージ電流の侵入により保護回路素子07の劣化が生じ
た場合には、ヒューズ05,06が溶断する前に雷サー
ジ電流が保護回路素子07の破壊を招いてしまうという
問題が生じる。このように、ヒューズ03,04が溶断
することなく保護回路素子07が破壊されてしまった場
合、電子回路01は、異常なく使用できるため、保護回
路素子07の破壊に気付くことがなく、再び、雷サージ
電流が突入した時に、ヒューズ03,04が溶断しない
弱い雷サージ電流でも電子回路01に侵入してしまい、
暴走などの誤動作が生じたり破壊されてしまうおそれも
ある。
【0006】また、ヒューズ03,04の溶断電流値が
低い方にずれた場合には、雷サージ電流が設定値以下の
場合でもヒューズ03あるいは04が溶断してしまい、
その度にヒューズを交換する必要が生じる。
【0007】加えて、ヒューズ03,04を用いると、
製造の際に、ヒューズを設置する手間が生じるし、しか
も、ヒューズを設置するスペースも確保する必要があ
り、基板の実装面積に制約が加わり、設計自由度が低下
する。
【0008】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、保護回路の溶断電流の設定精度を向上
させて、しかも、電子回路の保護を確実に行うことがで
きる回路基板を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、保
護回路素子に至る回路中に金属泊パターンを設け、この
金属泊パターンに所定の電流値で溶断する狭幅に形成し
た狭幅部を設けて上述の目的を達成することとした。
【0010】すなわち、本発明は、雷サージ電流の突入
のおそれのある外部の配線と内部の電子部品とを結ぶ回
路中に、電子部品の最大許容以上の雷サージ電流の突入
時に雷サージ電流が電子部品へ流れないように作動する
保護回路素子が設けられた回路基板において、前記外部
配線と電子部品とを結ぶ回路を金属泊パターンで構成
し、この金属泊パターンに、所定以上の雷サージ電流で
溶断するよう金属泊パターンの幅を狭くした狭幅部を形
成したことを特徴とする。
【0011】なお、外部配線と電子部品とを結ぶ回路を
構成する金属泊パターンは、この回路の少なくとも一部
に設ければよく、この回路全体を金属泊パターンで形成
する必要はない。
【0012】
【作用】雷サージ電流の突入時の作動を説明する。
【0013】雷サージ電流の電流値が金属泊パターンの
狭幅部の溶断電流値よりも低い場合には、雷サージ電流
は保護回路素子側に流れることにより、電子部品側に電
流が入り込むことはなく、電子部品に異常は生じない。
【0014】次に、雷サージ電流の電流値が金属泊パタ
ーンの狭幅部の溶断電流値以上である時には、狭幅部が
溶断して、雷サージ電流が電子部品に流れることはな
く、電子部品の破壊が防止される。また、この狭幅部が
溶断されることで、電子部品が作動しなくなるが、この
ような異常の発生により、雷サージ電流が突入したこと
を知ることができる。
【0015】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明第1実施例の回路基板Aを
示す図で、この回路基板Aは、筐体接地を行わない例で
あって、商用電源に接続するためのコンセント1と電子
部品2とを結ぶ回路3,4の途中に銅箔パターン31,
41が設けられている。そして、この銅箔パターン3
1,41の途中に、一般部の幅aよりも狭い幅bの狭幅
部31a,41aが設けられている。
【0017】また、これら狭幅部31a,41aよりも
電子部品2側の位置において、銅箔パターン31,41
を結んで保護回路素子5が設けられている。この保護回
路素子5は、雷サージ電流が流れた際に伴う電圧が所定
値以上であれば雷サージ電流を電子部品2に対して迂回
させるよう作動するもので、このような迂回作動を行う
時の所定値を本実施例ではサージ電圧値Va という。な
お、このサージ電圧値Va は、電子部品2に最大許容の
電圧よりも僅かに低い値に設定されている。
【0018】そして、前記狭幅部31a,41aは、所
定電流値以上の雷サージ電流が流れると溶断されるよう
に設定されており、この電流値を本実施例では、溶断電
流値Ib という。なお、この溶断電流値Ib は、保護回
路素子5が破壊される破壊電流値Ic よりも僅かに低い
値に設定されている。
【0019】なお、図中6は電源アースである。
【0020】次に、雷サージ電流突入時の作動を場合分
けして説明する。
【0021】a)雷サージ電流値<溶断電流値Ib である
時 商用電源からコンセント1に雷サージ電流が入った場
合、その電流値が溶断電流値Ib よりも小さい時には、
狭幅部31a,41aは溶断することなく、雷サージ電
流は銅箔パターン31,41を流れる。
【0022】この時、雷サージ電圧値は、サージ電圧値
a を越えることになり、商用電源から突入した雷サー
ジ電流は、電子部品2を迂回して保護回路素子5を通り
電源アース6へ流れる。したがって、電子部品2に異常
は生じない。
【0023】b)雷サージ電流値≧溶断電流値Ib である
時 商用電源から突入した雷サージ電流の電流値が狭幅部3
1a,41aの溶断電圧値Vb を越えていると、狭幅部
31aあるいは41aが溶断する。
【0024】したがって、雷サージ電流は、電子部品2
に流れることはなく電子部品2が破壊されることはな
い。また、この溶断により電子部品2へ電源供給できな
くなるので、回路基板Aに異常が生じたこを知ることが
できる。
【0025】以上説明したように、本実施例にあって
は、過大な雷サージ電流により溶断する部分を、回路
3,4の一部を構成する銅箔パターン31,41に形成
した狭幅部31a,41aにより構成するようにしたた
め、溶断電流値Ib を銅箔の厚さならびに幅により正確
に管理でき、ばらつきが少ないという効果が得られる。
【0026】さらに、このように溶断電流値Ib を正確
に管理できることで、この溶断電流値Ib を保護回路素
子5が破壊されて機能しなくなってしまう電流値よりも
僅かに低い値に、マージンを考えることなく設定でき
る。このため、狭幅部31a,41aが溶断するのを、
保護回路素子5を破壊しないぎりぎりの値に設定して、
雷サージ電流に対する耐力を向上できるという効果が得
られる。
【0027】また、ヒューズを用いないから、ヒューズ
を設置するためのスペースが不要であり、しかも、ヒュ
ーズを取り付ける手間も省くことができるという効果が
得られる。ちなみに、本実施例では、狭幅部31a,4
1aが溶断すると、回路基板A自体を交換する必要があ
るが、従来も、ヒューズが溶断する程の雷サージ電流の
突入があった場合には、ヒューズだけではなしに電子部
品も交換することが一般的であって、これは、従来の問
題点で述べたように、ヒューズの溶断電流値の設定精度
が低いこともあって、外見的に電子部品に影響がなくて
も、保護回路素子や電子部品が劣化している可能性が高
いため行うもので、したがって、本実施例のように回路
基板を取り換えても、従来よりも、修理代が高価になる
訳ではない。また、従来のヒューズは、過大な雷サージ
電流の突入時に、破裂や火災などの重大な破壊が生じる
のを防止することを最大の目的としており、電子部品2
を異常の発生から100%確実に守ることは考えておらず、
本実施例にあっても、過大な雷サージ電流の突入があっ
た場合には、回路基板Aごと電子回路2を交換する。
【0028】次に、他の実施例について説明するが、こ
れらの説明にあたり第1実施例と同じ構成には同じ符号
をつけて説明を省略する。また、作用効果についても、
第1実施例との相違点について述べることとして、第1
実施例と同様の作用効果については説明を省略する。
【0029】図2は、第2実施例の回路基板Bを示して
いる。この第2実施例は、筐体接地を行った例であっ
て、保護回路素子5,5がアース7により接地されてい
る。
【0030】a)雷サージ電流値<溶断電流値Ib である
時 保護回路素子5,5が作動して、商用電源からコンセン
ト1に突入した雷サージ電流は、いずれかの回路3,4
から保護回路素子5,5のいずれかを通り、アース7へ
流れる。
【0031】b)雷サージ電流値≧溶断電流値Ib である
時 商用電源から突入した雷サージ電流の電流値が、狭幅部
31a,41aの溶断電流値Ib を越えていると、狭幅
部31a,41aが溶断する。したがって、電子部品2
に雷サージ電流が流れることがなく重要破壊は生じな
い。
【0032】図3は、第3実施例の回路基板Cを示して
いて、筐体接地を有する電話システムに適用した例であ
る。この電話システムは、例えば、図4に示すように、
システム回路10が、外部の局線11ならびに商用電源
12に接続されているとともに、複数の電話機13,1
4とドアホン15に接続され、局線11からの着信ある
いはドアホン15からの入力に応じて内部スピーカから
信号音を出力したり、電話機13,14によりドアホン
15との会話を可能とするような制御回路を内蔵したも
ので、図3に示すように、商用電源12に接続される電
源回路16や、局線11に接続された電話回路17を有
している。
【0033】そして、前記局線11と電話回路17とを
結ぶ回路を構成する銅箔パターン18,19の途中に
は、第1実施例と同様の狭幅部18a,19aが形成さ
れ、また、銅泊パターン18,19の間には、保護回路
素子5a,5aが設けられている。同様に、商用電源1
2に接続するためのコンセント1と電源回路16とを結
ぶ回路を構成する銅箔パターン20,21の途中にも、
狭幅部20a,21aが形成され、かつ、銅泊パターン
20,21の間には、前記保護回路素子5a,5aとは
サージ電圧値Va が異なる保護回路素子5b,5bが設
けられている。そして、各保護回路素子5a,5bは、
アース7により接地されている。なお、電話回路17側
の狭幅部18a,19aの溶断電流値Ib と、電源回路
16側の狭幅部20a,21aの溶断電流値Ib とは、
各保護回路素子5a,5bの破壊電流値Ic の違いに応
じて、それぞれ異なる値に設定されている。
【0034】したがって、局線11から雷サージ電流が
突入した場合、雷サージ電流の電流値が、狭幅部18
a,19aの溶断電流値Ib よりも小さい場合には、保
護回路素子5aにより雷サージ電流がアース7に流れて
電話回路17が保護される。
【0035】また、雷サージ電流の電流値が、狭幅部1
8a,19aの溶断電流値Ib よりも高い時は、狭幅部
18a,19aが溶断されて電話回路17中の電子部品
(図示省略)の重大破壊が防止される。
【0036】次に、商用電源12から雷サージ電流が突
入した場合、その電流値が狭幅部20a,21aの溶断
電流Ib よりも低ければ、保護回路素子5bにより雷サ
ージ電流がアース7へ流れる。
【0037】また、雷サージ電流の電流値が、狭幅部2
0a,21aの溶断電流値Ib よりも高ければ狭幅部2
0a,21aが溶断して、電源回路16中の電子部品
(図示省略)の重大破壊が防止される。
【0038】次に、図5に示す第4実施例について説明
すると、この第4実施例は、第3実施例と同様の電話シ
ステムに適用した例であって、筐体接地を有していない
点で第3実施例と相違している。したがって、第4実施
例では、保護回路素子5a,5aならびに保護回路素子
5b,5bのいずれも接地されていない。
【0039】次に、第4実施例において、特に、溶断電
流値Ib よりも高い過大な雷サージ電流が突入した時の
作用を場合分けして説明する。
【0040】a)雷サージ電流局線突入時 雷サージ電流が局線11に突入した時は、図中Vn1で示
すノーマルモードの流れでは、銅泊パターン18あるい
は19の狭幅部18aあるいは19aが溶断する。ま
た、図中Vc1で示すように商用電源(コンセント1)側
に流れるコモンモードでは、各狭幅部18a,19a,
20a,21aのいずれかが溶断する。
【0041】なお、前記銅泊パターン18,19は、狭
幅部18a,19aを含んで全体に0.35μmの厚みに形
成され、また、幅広の部分の寸法(図1の寸法a)が1.
5mmであるのに対して、前記狭幅部18a,19aは、
その幅寸法(図1の寸法b)が0.4mm で長さ(図1の寸
法bの部分の長さ)が0.5mm に形成されている。この実
施例の場合では、実験の結果、ノーマルモードでは21
KVまで溶断せず、コモンモードでは18KVまで溶断しな
かった。ちなみに、狭幅部18a,19aの幅寸法を0.
3mm とした場合、コモンモードでは13KVまで溶断せ
ず、0.2mm とした場合は、同じくコモンモードでは9KV
まで溶断しなかった。
【0042】b)雷サージ電流商用電源突入時 雷サージ電流が商用電源に突入した時には、図中Vn2
示す流れのノーマルモードでは、狭幅部20aあるいは
21aが溶断する。また、図中Vc2で示すように、局線
11側へ流れるコモンモードでは、各狭幅部18a,1
9a,20a,21aのいずれかが溶断する。
【0043】なお、各狭幅部20a,21aを、上述の
各狭幅部18a,19aと同じ寸法に形成した場合、ノ
ーマルモードでは6KVまで溶断せず、コモンモードでは
12KVまで溶断しなかった。
【0044】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。実施例では、電話システムを代表例として
示したが、本発明の回路基板は、これに限られることは
なく、雷サージ電流の突入のおそれのある他の回路に用
いることができる。また、金属泊パターンとして実施例
では、銅泊パターンを示したが、金や銀などの他の金属
泊パターンを用いることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の回路基
板にあっては、外部配線と内部の電子部品とを結ぶ回路
を金属泊パターンで構成し、この金属泊パターンの途中
に、所定以上の雷サージ電流が流れると溶断する狭幅部
を設けたため、この狭幅部が溶断する溶断電流値の管理
を狭幅部の幅ならびに厚みで正確に行うことができるも
ので、ヒューズを設けるのに比べて溶断電流値の設定が
容易で確実であるという効果が得られる。さらに、この
ように溶断電流値の設定が確実でばらつきが少ないこと
から、この溶断電流値を、保護回路素子を破壊する電流
値のぎりぎりまで高めることができ、これにより、保護
回路素子のサージ作動を行う範囲を広く設定して雷サー
ジ電流に対する耐力を向上できるという効果が得られる
とともに、無用に狭幅部が溶断することもないという効
果が得られる。
【0046】また、本発明の回路基板では、ヒューズを
用いないようにしたため、ヒューズを設置するためのス
ペースが不要となり、しかも、ヒューズを取り付ける手
間も省くことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の回路基板を示す回路図であ
る。
【図2】本発明第2実施例の回路基板を示す回路図であ
る。
【図3】本発明第3実施例の回路基板を示す回路図であ
る。
【図4】第3実施例を適用した電話システムを示す全体
図である。
【図5】本発明第4実施例の回路基板を示す回路図であ
る。
【図6】従来技術を示す回路図である。
【図7】従来技術を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コンセント(外部の配線) 2 電子部品 3 回路 31 銅泊パターン(金属泊パターン) 31a 狭幅部 4 回路 41 銅泊パターン(金属泊パターン) 41a 狭幅部 5 保護回路素子 5a 保護回路素子 5b 保護回路素子 11 局線(外部の配線) 16 電源回路(電子部品) 17 電話回路(電子部品) 18 銅泊パターン(金属泊パターン) 18a 狭幅部 19 銅泊パターン(金属泊パターン) 19a 狭幅部 20 銅泊パターン(金属泊パターン) 20a 狭幅部 21 銅泊パターン(金属泊パターン) 21a 狭幅部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雷サージ電流の突入のおそれのある外部
    の配線と内部の電子部品とを結ぶ回路中に、電子部品の
    最大許容以上の雷サージ電流の突入時に雷サージ電流が
    電子部品へ流れないように作動する保護回路素子が設け
    られた回路基板において、 前記外部配線と電子部品とを結ぶ回路を金属泊パターン
    で構成し、 この金属泊パターンに、所定以上の雷サージ電流で溶断
    するよう金属泊パターンの幅を狭くした狭幅部を形成し
    たことを特徴とする回路基板。
JP22566093A 1993-09-10 1993-09-10 回路基板 Pending JPH0778547A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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