JPH0778111A - 伝送媒体を介してプログラムを展開する機能を有した情報処理装置 - Google Patents

伝送媒体を介してプログラムを展開する機能を有した情報処理装置

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JPH0778111A
JPH0778111A JP5160960A JP16096093A JPH0778111A JP H0778111 A JPH0778111 A JP H0778111A JP 5160960 A JP5160960 A JP 5160960A JP 16096093 A JP16096093 A JP 16096093A JP H0778111 A JPH0778111 A JP H0778111A
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JP
Japan
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program
station side
slave station
master station
communication control
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Application number
JP5160960A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sakai
達也 酒井
Teruo Hojo
輝夫 北條
Shoichi Omori
正一 大森
Yasuhisa Fujiwara
靖久 藤原
Yoshio Sakimoto
芳夫 崎元
Ichiro Miyazaki
伊知朗 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親局となるホストから子局となる端末装置へ
伝送媒体を介してプログラムを提供する場合に、伝送媒
体による接続時間を短くし、かつ、親局側が確実に子局
側におけるプログラムの利用回数を知ることが可能な、
伝送媒体を介してプログラムを展開する機能を有した情
報処理装置を提供する。 【構成】 一般公衆回線を介して親局と接続し(S1
5)、自らの電話番号を親局に通知してプログラムの利
用を要求する(S16)。親局から送信されたプログラ
ムの提供方式に関する情報を受信し(S17)、その情
報に応じて(S19)、プログラムを実行可能な状態に
展開して受信するプログラム展開方式(S20)、また
は、OSを受信した後にプログラムを受信するOS依存
方式(S21)、または、キーデータを用いてプログラ
ムを起動するキーデータ展開方式(S22)により、プ
ログラムの提供を受けて利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親局となるホストコン
ピュータと子局となる端末装置とを公衆回線などの伝送
媒体を介して接続してなる情報処理装置に係り、特に、
親局が格納したプログラムを子局が実行可能な状態に展
開する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ(以下「ホスト」と
いう)に端末装置を接続して構成された情報処理装置に
あって、ホストが格納しているプログラムを端末装置側
で利用する方式としては、たとえばリモート方式とダウ
ンロード方式とがある。この2つの方式によるプログラ
ムの実行手順を図18に示す。
【0003】図18(a)はリモート方式のフローチャ
ートである。端末装置のOS(Operating System)を起
動した後(S201)、端末装置をホストコンピュータ
に接続する(S202)。プログラムの起動命令を端末
装置からホストに送ることにより(S203)、ホスト
側でプログラムが実行される(S204)。プログラム
の実行が終了すれば(S205)、端末装置とホストと
の接続を解除して(S206)、処理を終了する。
【0004】図18(b)は、ダウンロード方式のフロ
ーチャートである。端末装置のOSを起動した後(S2
11)、端末装置をホストに接続する(S212)。ホ
ストから送信されるプログラムを端末装置が受信し(S
213)、受信が完了すればホストとの接続を解除する
(S214)。受信したプログラムを端末装置側で実行
し(S215)、プログラムの実行が終了すれば(S2
16)、処理を終了する。
【0005】リモート方式では、端末装置はホストに対
する入出力を行なうための操作卓(operator´s consol
e)として機能し、プログラムの実行はホスト側で行な
うので、端末装置は簡単な構成でよい。
【0006】一方、ダウンロード方式では、ホスト側は
プログラム実行の負荷が軽減されるのでリモート方式ほ
どの高性能である必要はない。端末装置はホストから送
られてきたプログラムを格納して実行させるためにリモ
ート方式よりも構成が複雑である。
【0007】ダウンロード方式による端末装置の構成例
を図19に示す。端末装置210は、OSやプログラム
に従って演算や制御を行なうための中央処理装置222
と、OSやデータを中央処理装置222が実行可能な状
態に展開するためのワーク用RAM(Random Access me
mory)224と、装置を制御するための制御プログラム
や制御データを格納したROM(Read Only Memory)2
28と、受信したプログラムを格納するための外部記憶
装置230と、処理結果やメッセージを表示するための
表示装置232と、データや命令を入力するための入力
装置234と、処理結果を印刷出力するための印刷装置
236などを備えている。
【0008】リモート方式では、プログラムの修正やバ
ージョンアップなどのメンテナンスは、ホスト側で行な
えばよい。しかしながら、ダウンロード方式では、通
常、最初の利用時にホストから送られたプログラムを端
末装置210の外部記憶装置230に格納し、2回目以
降の利用時にはプログラムを外部記憶装置230から読
出して実行する。したがって、プログラムをメンテナン
スするときには、端末装置ごとに行なう必要がある。
【0009】ダウンロード方式においてプログラムをメ
ンテナンスする場合、端末装置の数が多いと非常に面倒
であるが、これを解消するための提案として、たとえ
ば、特開平2−43651号公報に示される「端末ソフ
トウェアメンテナンス方式」がある。これは、ホストに
回線を介して複数の端末装置を接続した場合に、1つの
端末装置上でメンテナンスしたOSやアプリケーション
プログラムをホストが受信し、それを他の端末装置に送
信することにより、メンテナンス作業を端末装置ごとに
繰り返す手間を軽減するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
モート方式またはダウンロード方式による情報処理装置
を用いて、親局の外部記憶装置に格納されたアプリケー
ションプログラムを子局に提供するといった業務を行な
うことが考えられる。この場合、アプリケーションプロ
グラムの提供者がホストを備えた親局となり、アプリケ
ーションプログラムの利用者が端末装置を備えた子局と
なって、両者を公衆回線を介して接続する。
【0011】リモート方式では、親局側は多数の利用者
に対応するために高性能な処理装置を備えたホストを構
成する必要がある。また、上記図18(a)に示したよ
うに、プログラムの実行を開始してから終了するまでホ
ストと端末装置とを接続していなければならないので
(S202〜S206)、ダウンロード方式と比べて回
線使用料が高くなる。
【0012】一方、ダウンロード方式では、端末装置に
アプリケーションプログラムを格納するための十分な記
憶容量をもった外部記憶装置を備えなければならず、利
用者の負担が高くなる。また、この方式では、一度送信
したプログラムは利用者側の外部記憶装置に格納される
ので、アプリケーションプログラムの利用回数に応じて
利用料を請求するというような業務形態をとることがで
きない。さらには、格納したアプリケーションプログラ
ムを不正に複写されることを防止しにくい。
【0013】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたものであり、親局となるホストから子局となる
端末装置へ伝送媒体を介してプログラムを提供する場合
に、ホストまたは端末装置を比較的安価に構成でき、か
つ、伝送媒体を介して接続する時間を短くし、しかも、
親局側が確実に利用回数を知ることが可能な、伝送媒体
を介してプログラムを展開する機能を有した情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、プログラムを送信する親局
側システムとプログラムを受信する子局側システムとを
有する情報処理装置であって、前記親局側システムは、
プログラムを格納するための格納手段と、伝送媒体によ
る前記子局側システムとの接続状態を確立するための親
局側通信制御手段と、前記格納手段に格納されたプログ
ラムを読出し、この読出したプログラムを前記親局側通
信制御手段を介して送信するためのプログラム送信手段
とを含み、前記子局側システムは、揮発性のメモリから
なる記憶手段と、伝送媒体による前記親局側システムと
の接続状態を確立するための子局側通信制御手段と、前
記伝送媒体によって送信されてきたプログラムを前記子
局側通信制御手段を介して受信し、実行可能な状態に展
開させて前記記憶手段に記憶させるためのプログラム受
信手段と、前記記憶手段が記憶したプログラムに従って
処理を実行するための処理手段とを含むものである。
【0015】請求項2記載の発明は、揮発性のメモリか
らなる記憶手段と、プログラムの送信元との伝送媒体に
よる接続状態を確立するための通信制御手段と、前記伝
送媒体によって送信されてきたプログラムを前記通信制
御手段を介して受信し実行可能な状態に展開させて前記
記憶手段に記憶させるためのプログラム受信手段と、前
記記憶手段が記憶したプログラムに従って処理を実行す
るための処理手段とを含むものである。
【0016】請求項3記載の発明は、プログラムを格納
するための格納手段と、プログラムを実行するための処
理手段を有した受信先との伝送媒体による接続状態を確
立するための通信制御手段と、前記格納手段に格納され
たプログラムを読出して前記処理手段が実行可能な状態
に展開させ、この展開させたプログラムを前記通信制御
手段を介して送信するためのプログラム送信手段とを含
むものである。
【0017】請求項4記載の発明は、前記伝送媒体は、
相手の識別情報を用いて相手との接続状態を確立するこ
とが可能であり、前記子局側システムは、前記子局側通
信制御手段に前記親局側システムとの接続状態を確立さ
せ、前記子局側システムの識別情報を前記子局側通信制
御手段を介して送信するための識別情報送信手段をさら
に含み、前記親局側システムは、識別情報を格納するた
めの識別情報格納手段と、前記伝送媒体によって送られ
てきた識別情報を前記親局側通信制御手段を介して受信
し、前記識別情報格納手段を参照し、前記送られてきた
識別情報と前記識別情報格納手段に格納された識別情報
とを照合し、その照合結果に応じた信号を出力するため
の照合手段と、前記照合手段からの出力信号に応じて、
前記親局側通信制御手段に接続状態を維持または解放さ
せるための接続状態制御手段とをさらに含むものであ
る。
【0018】請求項5記載の発明は、前記プログラム受
信手段が受信するプログラムは、前記処理手段の動作状
態を管理するための命令を含み、前記子局側システム
は、前記管理するための命令に従って前記処理手段を管
理するための管理手段をさらに含むものである。
【0019】請求項6記載の発明は、前記親局側システ
ムは、前記格納手段に格納されたプログラムに対応する
対応情報を生成するための対応情報生成手段と、前記プ
ログラム送信手段による送信に先立って、前記対応情報
生成手段が生成した対応情報を前記親局側通信制御手段
を介して送信するための対応情報送信手段と、前記伝送
媒体によって送られてきたプログラムの送信を要求する
信号を受信し、この信号に応答して前記プログラム送信
手段を駆動するための送信要求受信手段とをさらに含
み、前記子局側システムは、前記記憶手段が記憶したプ
ログラムを保管するための保管手段と、前記伝送媒体に
よって送られてきた対応情報を前記子局側通信制御手段
を介して受信するための対応情報受信手段と、揮発性の
メモリからなり、前記対応情報受信手段が受信した対応
情報を記憶するための対応情報記憶手段と、前記保管手
段を検索して前記対応情報記憶手段が記憶した対応情報
に対応するプログラムが保管されているか否かに応じて
第1の信号または第2の信号を選択的に出力するための
検索手段と、前記第1の信号に応答し、前記対応情報記
憶手段が記憶した対応情報に対応するプログラムを前記
保管手段から読出し、実行可能な状態に展開して前記記
憶手段に記憶させるための読出手段と、前記第2の信号
に応答し、プログラムの送信を要求する信号を前記子局
側通信制御手段を介して前記親局側システムに送信する
ためのプログラム送信要求手段とをさらに含むものであ
る。
【0020】請求項7記載の発明は、前記プログラム送
信手段は、読出したプログラムを前記処理手段が実行可
能な状態に展開させ、この展開させたプログラムを送信
するものである。
【0021】
【作用】請求項1記載の構成により、親局側システムと
子局側システムとが、それぞれ親局側通信制御手段と子
局側通信制御手段とによって、伝送媒体を介して接続さ
れる。親局側システムでは、プログラム送信手段が格納
手段に格納されたプログラムを読出し、この読出したプ
ログラムを親局側通信制御手段を介して送信する。子局
側システムでは、プログラム受信手段が伝送媒体によっ
て送信されてきたプログラムを子局側通信制御手段を介
して受信し、実行可能な状態に展開させて、記憶手段に
記憶させる。この記憶させたプログラムに従って処理手
段が処理を実行する。
【0022】請求項2記載の構成により、通信制御手段
が、プログラムの送信元との伝送媒体による接続状態を
確立する。プログラム受信手段が、伝送媒体によって送
信されてきたプログラムを通信制御手段を介して受信
し、このプログラムを実行可能な状態に展開させて記憶
手段に記憶させる。記憶手段が記憶したプログラムに従
って処理手段が処理を実行する。
【0023】請求項3記載の構成により、通信制御手段
が、プログラムを実行するための処理手段を有した受信
先との伝送媒体による接続状態を確立する。プログラム
送信手段が、格納手段に格納されたプログラムを読出し
て、処理手段による実行が可能な状態に展開させ、この
展開させたプログラムを通信制御手段を介して送信す
る。
【0024】請求項4記載の構成により、子局側システ
ムにおいて、識別情報送信手段が、子局側通信制御手段
に親局側システムの識別情報を用いて、親局側システム
との伝送媒体による接続状態を確立させ、子局側通信制
御手段を介して子局側システムの識別情報を送信する。
親局側システムでは、照合手段が、伝送媒体によって送
られてきた識別情報を親局側通信制御手段を介して受信
し、識別情報格納手段を参照して、送られてきた識別情
報と識別情報格納手段に格納された識別情報とを照合
し、その照合結果に応じた信号を出力する。照合手段か
らの出力信号に応じて、接続状態制御手段が親局側通信
制御手段に接続状態を維持または解放させる。
【0025】請求項5記載の構成により、管理手段が、
プログラム受信手段によって受信されたプログラムに含
まれる処理手段の動作状態を管理するための命令に従っ
て処理手段を管理する。
【0026】請求項6記載の構成により、親局側システ
ムと子局側システムとが、それぞれ親局側通信制御手段
と子局側通信制御手段とによって、伝送媒体を介して接
続された後、親局側システムでは、対応情報生成手段
が、格納手段に格納されたプログラムに対応する対応情
報を生成し、この生成した対応情報を対応情報送信手段
が、プログラム送信手段による送信に先立って、親局側
通信制御手段を介して送信する。そして、子局側システ
ムでは、対応情報受信手段が、伝送媒体によって送られ
てきた対応情報を子局側通信制御手段を介して受信し、
揮発性のメモリからなる対応情報記憶手段に記憶させ
る。検索手段が、保管手段を検索して、対応情報記憶手
段が記憶した対応情報に対応するプログラムが保管され
ているか否かに応じて第1の信号または第2の信号を選
択的に出力する。検索手段から第1の信号が出力される
と、この信号に応答して読出手段が、対応情報記憶手段
によって記憶された対応情報に対応するプログラムを保
管手段から読出し、実行可能な状態に展開して記憶手段
に記憶させる。検索手段から第2の信号が出力される
と、この信号に応答してプログラム送信要求手段が、プ
ログラムの送信を要求する信号を子局側通信制御手段を
介して親局側システムに送信する。親局側システムで
は、送信要求受信手段が、伝送媒体によって送られてき
たプログラムの送信を要求する信号を親局側通信制御手
段を介して受信し、この信号に応答してプログラム送信
手段を駆動し、プログラムを送信させる。
【0027】請求項7記載の構成により、プログラム送
信手段が、プログラムを処理手段による実行が可能な状
態に展開させ、この展開させたプログラムを送信する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例による情報処理装置1
0の全体構成を示すブロック図である。情報処理装置1
0は、複数の親局側のコンピュータシステム(以下「親
局システム」という)12〜14と、複数の子局側コン
ピュータシステム(以下「子局システム」という)16
〜19とを一般公衆回線20を介して接続して構成され
ている。親局システム12〜14は、それぞれ異なった
アプリケーションプログラムを格納し、そのアプリケー
ションプログラムを必要に応じて一般公衆回線20を介
して送信することが可能である。また、子局システム1
6〜19は、一般公衆回線20を介してアプリケーショ
ンプログラムを受信し、それぞれ実行することが可能で
ある。本実施例では、アプリケーションプログラムの提
供者が親局システム12〜14を用い、アプリケーショ
ンプログラムの利用者が子局システム16〜19を用い
ることにより、提供者が利用者の要求に応じてアプリケ
ーションプログラムを送信する業務を行なう。アプリケ
ーションプログラムの利用料は、それぞれの利用者がア
プリケーションプログラムを利用した回数に応じて徴収
する。親局システム12〜14から子局システム16〜
19へのアプリケーションプログラムの提供形態は、上
記図18(b)に示したダウンロード方式である。
【0029】図2は、上記子局システム16の基本構成
を示すブロック図である。子局システム16〜19の構
成は同一なので代表して子局システム16の構成を説明
する。子局システム16は、一般公衆回線20を介して
親局システム12〜14のいずれかとの接続状態を確立
するための通信制御装置(モデム)21と、OSやアプ
リケーションプログラムに従って演算や制御を行なうた
めの中央処理装置22と、OSやアプリケーションプロ
グラムを中央処理装置22が実行可能な状態に展開する
ためのワーク用RAM24と、子局システム16を制御
するための各種システムプログラム(後述)やシステム
データなどを格納したROM28と、OSや各種デー
タ、および必要に応じてアプリケーションプログラムな
どを記憶するための外部記憶装置30と、処理結果やメ
ッセージを表示するための表示装置32と、データや操
作命令を入力するための入力装置34と、処理結果を印
刷出力するための印刷装置36とを備えている。
【0030】さらに、子局システム16は、親局システ
ム12〜14の中から接続する相手を選択するための親
局選択スイッチ40と、親局システム12〜14の電話
番号と自らの電話番号とを格納した電話番号登録テープ
43(後述)を展開するための管理用RAM42と、起
動モードと電話番号登録モード(後述)とを切換えるた
めの起動/登録切換用スイッチ44とを含む。
【0031】ROM28に格納されたシステムプログラ
ムとしては、電源が入力されたことに応じて子局システ
ム16を起動させるための起動処理プログラム50、入
出力処理を制御するための基本入出力処理プログラム5
2、一般公衆回線20を介した受信処理を行なうための
受信処理プログラム54、外部記憶装置30に対するア
クセス処理を行なうための外部記憶媒体アクセスプログ
ラム56、外部記憶装置30に対するアクセスの代わり
に一般公衆回線20を介して親局システム12〜14に
アクセスするように切換えるための外部記憶媒体エミュ
レーションプログラム58、親局選択スイッチ40から
の入力に応じて親局システム12〜14との接続状態を
確立するための親局選択プログラム60などが格納され
ている。
【0032】図3に、子局システム16の外観構成を示
す。なお、他の子局システム17〜19の外観構成もこ
れと同一である。子局システム16の本体62には、キ
ーボードからなる入力装置34、フレキシブルディスク
ドライブからなる外部記憶装置30、電源スイッチ6
3、切換スイッチからなる親局選択スイッチ40、スラ
イドスイッチからなる起動/登録切換用スイッチ44、
通信制御装置21が設けられている。また、上記図2に
示した中央処理装置22、ワーク用RAM24、ROM
28、管理用RAM42は、この本体62の内部に備え
られている。さらに、本体62には、表示装置32が連
結されている。表示装置32は、画面を表示するための
LCD(Liquid Crystal Display)64を有する。さら
に、本体62には、ケーブル65を介して印刷装置36
が接続されている。
【0033】図4は、上記図1に示した親局システム1
2の構成を示すブロック図である。他の親局システム1
3,14の構成についてもこれと同一である。親局シス
テム12は、子局システム16〜19のうちのいずれか
との接続状態を確立するための通信制御装置(モデム)
81、中央処理装置82、入力装置83、表示装置8
4、外部記憶装置85、管理用RAM86、ワーク用R
AM87、ROM88などで構成されている。外部記憶
装置85には、子局システム16〜19に提供するため
のアプリケーションプログラム90やOS91などが格
納されている。また、ROM88には、入出力処理を制
御するための基本入出力処理プログラム92と起動処理
を行なうための起動処理プログラム94と子局システム
16〜19に送信するファイルを作成するための送信フ
ァイル作成プログラム96などのシステムプログラムが
格納されている。管理用RAM86には、アプリケーシ
ョンプログラム90の利用者の電話番号や利用(接続)
回数などを格納した提供管理テーブル98が展開され
る。また、ROM88に格納された送信ファイル作成プ
ログラム96は、入力装置83に設けられた特殊キー9
7を押すことにより起動される。なお、親局システム1
2〜14には、一般的なコンピュータシステムと異なる
外観上の特徴はないので、外観図の説明は省略する。
【0034】図5は、上記図2に示した子局システム1
6の管理用RAM42内に格納されている電話番号登録
テーブル43の構成を示す模式図である。管理用RAM
42は、不揮発性のRAMとして構成し、本体電源をオ
フしてもRAMの内容が揮発されないようにバックアッ
プ電池等の本体電源とは別の電源を供給される。この電
話番号登録テーブル43には、後述する手順によって登
録される親局システム12〜14のそれぞれの電話番号
と子局システム16自らの電話番号とが含まれる。な
お、実際に管理用RAM42に展開される際には、図示
したようにコード形式で展開される。
【0035】図6は、上記図4に示した親局システム1
2の管理用RAM86に展開される提供管理テーブル9
8の構成を示す模式図である。提供管理テーブル98に
は、アプリケーションプログラム90の利用者の電話番
号と、その利用者が登録者であるか否かを示す登録フラ
グと、利用者が親局システムと接続した回数とが含まれ
る。接続回数は、総接続回数と当日の接続回数と当月の
接続回数とに分類されて格納される。提供者は、接続回
数をアプリケーションプログラム90の利用回数として
利用料を算出し、利用者に課金する。なお、登録フラグ
が「0」の場合は未登録者であり、登録フラグが「1」
の場合は登録者である。両者には課金条件などについ
て、差が設けられている。
【0036】図7は、上記図4に示した送信ファイル作
成プログラム96によって生成される送信ファイルの構
成を示す模式図である。送信ファイルはヘッダ部とデー
タ部とで構成される。ヘッダ部は、アプリケーションプ
ログラムの提供方式を表わすための方式識別情報と、ア
プリケーションプログラムの実行開始アドレスなどとを
含む。また、データ部は、アプリケーションプログラム
の展開データを含む。送信ファイルの作成手順について
は後述する。
【0037】図8は、子局システム16におけるメモリ
の構成を示す模式図である。図8(a)に示したように
子局システム16の起動時には上記図2に示したワーク
用RAM24とROM28とを併せたメモリ領域が使用
される。メモリ上の下位アドレス側にはワーク用RAM
24の記憶領域が割当てられ、上位アドレス側にはRO
M28の記憶領域が割当てられる。ワーク用RAM24
の記憶領域は、アドレスの先頭から順に、システムワー
クエリア101と展開エリア102とが割当てられる。
展開エリア102は、プログラムやデータなどを中央処
理装置22が処理可能な状態に展開するための領域であ
る。展開エリア102には、展開するものの種類別に、
OS展開部103、各種ドライバ展開部105、アプリ
ケーションプログラム展開部107、空きエリア10
9、特殊データ展開部111などが設けられている。な
お、空きエリア109は必要に応じて使用される領域で
あり、特殊データ展開部111は、表示装置32にかか
わるビデオ用のRAMなどとして割当てられる領域であ
る。また、ROM28に割当てられた領域には、上記図
2に示した各種システムプログラム50〜60が格納さ
れるシステムプログラム格納エリア113が設けられて
いる。さらに、図8(b)に示すようにシステムワーク
エリア101は、送受信用バッファエリア121、アプ
リケーションプログラム実行開始アドレスエリア12
3、ディスクエミュレーションフラグエリア125、キ
ーデータ格納エリア127、RAM展開用ポインタエリ
ア129などを含み、そのほかシステムプログラムが使
用するためのエリア130を含む。なお、各メモリ領域
の役割については後述する。
【0038】上述した構成による情報処理装置10を用
いたアプリケーションプログラム提供業務の処理手順に
ついて以下に説明する。
【0039】図9,11は、子局システム16〜19に
おける受信処理の手順を示すフローチャートである。上
記図2および図3に示した子局システム16を例にして
説明する。受信処理は、上記図2に示した受信処理プロ
グラム54によって制御される。電源スイッチ63をO
Nして子局システム16が起動すると、まず、外部記憶
装置30、表示装置32、入力装置34、印刷装置36
などの周辺装置を初期化する(ステップ(以下「S」と
いう)1)。次に、起動/登録切換用スイッチ44の設
定をチェックすることにより、選択された処理を判定す
る(S2〜S5)。「親局(ホスト)登録」がセットさ
れている場合は(S3にてYES)、利用者に親局選択
スイッチ40によって設定された親局の電話番号を入力
させるためのメッセージを表示装置32の画面に表示す
る(S6)。このとき表示される画面は、上記図3に示
した子局システム16の画面である。親局の電話信号が
入力されれば、それを管理用RAM42の電話番号登録
テーブル43(図5)に記憶する(S7)。登録が完了
すれば処理を終了する。
【0040】起動/登録切換用スイッチ44によって
「電話番号(TEL)登録」が選択されている場合は
(S4にてYES)、利用者に自ら(子局システム1
6)の電話番号を入力させるためのメッセージを表示し
(S10)、入力された電話番号を電話番号登録テーブ
ル43の該当する領域に格納する(S11)。登録が終
れば、子局システム16を終了する。
【0041】起動/登録切換用スイッチ44によって
「通常起動」が選択されている場合は(S5にてN
O)、子局システム16側の外部記憶装置30からOS
(図示せず)を読出してワーク用RAM24のOS展開
部103(図8)に展開して起動する(S13)。OS
が起動されると、起動処理を終了する。
【0042】起動/登録切換用スイッチ44によって親
局による起動処理である「ホスト起動」が選択されてい
る場合は(S5にてYES)、親局選択プログラム60
が起動し、親局選択スイッチ40によって選択された親
局システムの電話番号を電話番号登録テーブル43から
読出し、通信制御装置21によって自動ダイヤリングを
行ない、該当する親局システムとの一般公衆回線20を
介した接続状態を確立する(S15)。
【0043】親局システムとの接続が完了すれば、受信
処理プログラム54に制御を戻し、親局システムに自ら
の電話番号を送信してアプリケーションプログラムの利
用を要求する(S16)。このとき、電話番号登録テー
ブル43の自らの電話番号を格納した領域からデータを
読出し、そのデータを送信する。これに応答して、親局
システムからはアプリケーションプログラムの送信ファ
イルにおけるヘッダ部の情報が送信され(後述)、子局
システム16は通信制御装置21を介してその情報を受
信し(S17)。提供方式を示す方式識別情報を読出
す。本実施例においては、アプリケーションプログラム
の提供方式としてプログラム展開方式とOS依存方式と
キーデータ展開方式との3つの方式を用いる。これら3
つの方式の詳細については後述する。
【0044】受信した方式識別情報を判別して(S1
9)、各方式に応じた手順でアプリケーションプログラ
ムを受信し(S20〜S22)、アプリケーションプロ
グラムの起動が完了すれば(S23)、起動/登録処理
を終了する。
【0045】図11,12は、親局システム12〜14
の送信処理の手順を示すフローチャートである。上記図
4に示した親局システム12の処理を例にして、子局シ
ステム16からアプリケーションプログラム90の利用
要求があった場合を説明する。送信処理は、上記図4に
示した送信処理プログラム95によって制御される。上
記図9のS15に示した子局システム16側からの接続
処理(コール)によって、子局システム16と親局シス
テム12との接続状態が確立されると(S31にてYE
S)、続いて、子局システム16から電話番号データが
送信されてくるのを待ち、電話番号データが送信されて
利用要求であることが示されれば(S32にてYE
S)、その電話番号データを受信する(S33)。次
に、外部記憶装置85から提供管理テーブル98を読出
して管理用RAM86に展開する。そして、提供管理テ
ーブル98を参照し、送信されてきた子局システム16
の電話番号が登録されているか否かを判定する(S3
4)。提供管理テーブル98に電話番号が登録されてい
れば(S34にてはYES)、アプリケーションプログ
ラム90の送信処理を行なうためにS35へ進む。ま
た、提供管理テーブル98に電話番号が登録されていな
い場合は(S34にてNO)、S42へ進み、未登録者
用の処理を行なう。
【0046】なお、S32にて相手先の電話番号データ
が送信されてこない、または、送信されてきたデータが
電話番号でなかった場合には(S32にてNO)、エラ
ー処理を行なって(S36)、S30に戻る。
【0047】登録済の利用者に対しては、提供方式がプ
ログラム展開方式かOS依存方式かキーデータ展開方式
かを示す方式識別情報を含むヘッダ部の情報を送信する
(S35)。そして、送信ファイルの続きとして、アプ
リケーションプログラム90の実行開始アドレスと展開
データとを子局システム16に送信する(S36)。そ
の後、送信したアプリケーションプログラム90がその
まま実行可能な状態であることを示す起動可能情報を送
信し(S37)、送信終了を通知する(S38)。次
に、通信御装置81によって一般公衆回線20による接
続状態を解除(回線切断)する。送信が完了すれば、提
供管理テーブル98の接続回数データを更新して(S3
9)、S30に戻る。
【0048】未登録者に対しては、アプリケーションプ
ログラム90を一部暗号化した送信ファイルを作成し
(S42)、方式種別情報を含むヘッダ部(図7)を送
信した後(S43)、送信ファイルの続きを送信する
(S44)。その後、送信したアプリケーションプログ
ラムがそのままでは起動できないことを示す情報を起動
不可情報を送信する(S45)。すべての送信データを
送信した後、送信終了を通知し(S46)、通信制御装
置81によって一般公衆回線20を介した子局システム
16との接続状態を解除する(S47)。上述したS4
2〜S47は、未登録者に対する送信処理のフェーズ1
処理である。このフェーズ1処理は、アプリケーション
プログラムの送信を要求した利用者が未登録者であるた
めに、利用者側の不正利用や送信間違いなどのトラブル
発生を防止するために、アプリケーションプログラムの
データを送信する際に一部を暗号化してそのままでは起
動できないようにしている。
【0049】続いてフェーズ2処理へ移る。上記S33
にて受信した電話番号を用いて親局システム12側から
ダイヤルして子局システム16との接続状態を確立する
(S51)。これにより、送信されてきた電話番号が正
しいか否かが確認できる。相手先が正しければ(S52
にてYES)、子局システム16のワーク用RAM24
をアクセスし、上記S42にて暗号化した部分をデコー
ドし(S53)、アプリケーションプログラム90を実
行可能な状態にした後、起動可能なことを示す情報を送
信する(S54)。そして送信終了を通知し(S5
5)、提供管理テーブル98を更新する(S56)。こ
のとき、利用者の電話番号が提供管理テーブル98に記
憶されていれば該当する接続回数を更新する。電話番号
が記憶されていなければ、新規に電話番号を記憶し、登
録フラグを「0」にセットし、接続回数に「1」をセッ
トする。処理が終れば通信制御装置81によって一般公
衆回線20を介した子局システム16との接続状態を解
除する(S57)。
【0050】一方、S52にて相手先が正しくなければ
(S52にてNO)、上記S53〜S56の処理を行な
わずにそのまま回線を切断する。送信処理が終ればS3
0に戻って、業務を終了する(S30にてYES)まで
次の送信要求を待つ(S31)。
【0051】次に、上記図10のS20に示したプログ
ラム展開方式と、S21に示したOS依存方式と、S2
2に示したキーデータ展開方式とを説明する。
【0052】初めに、プログラム展開方式について説明
する。プログラム展開方式とは、アプリケーションプロ
グラムを中央処理装置が実行できるようにメモリ上で展
開した状態のデータとして送信するものである。この方
式によって受信した子局システム側では、受信したデー
タをそのままワーク用RAM上に格納した後、一般公衆
回線20による接続状態を解除してアプリケーションプ
ログラムを起動する。図13は、プログラム展開方式に
よってアプリケーションプログラムを送信する際に親局
システム側で行なう送信ファイル作成手順のフローチャ
ートである。親局システム12を例にして説明する。O
S91を起動した後(S60)、各種ドライバを組込み
(S61)、アプリケーションプログラム90を外部記
憶装置85から読出してワーク用RAM87に展開して
起動する(S62)。このときのメモリ領域の構成(メ
モリマップ)は、上記図8(a)に示した子局システム
16の場合と同様であり、親局システム12のワーク用
RAM87とROM88とが、子局システム16のワー
ク用RAM24とRAM28とに対応する。そして、こ
の状態で、入力装置83のキーボードに含まれる特殊キ
ー97を押下することにより(S63)、ROM88に
格納された送信ファイル作成プログラム96が起動して
上記図7に示した送信ファイルを作成する。送信ファイ
ル作成プログラム96は、送信ファイルのベッダ部に、
ファイルの送信方式を示す方式識別情報と(S64)、
アプリケーションプログラムの実行開始アドレスとを格
納する(S65)。なお、アプリケーションプログラム
の実行開始アドレスは、スタック情報(戻り先アドレ
ス)やレジスタ情報をもとにして決定する。さらに、ア
プリケーションプログラムの展開データをデータ部に格
納して(S66)、送信ファイルの作成処理を終了す
る。
【0053】図14は、子局システム16を例にしたプ
ログラム展開方式によるアプリケーションプログラムの
受信処理の手順を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートは、上記図10に示したS20の詳細を示す
ものである。OS91を起動し(S71)、上記図8に
示したシステムワークエリア101内の送受信用バッフ
ァエリア121を初期化し(S72)、次に、送信ファ
イルのヘッダ部からアプリケーションプログラムの実行
開始アドレスを読出す(S73)。読出したアプリケー
ションプログラムの実行開始アドレスをアプリケーショ
ンプログラム実行開始アドレスエリア123に記憶する
(S74)。続いて、ROM展開用ポインタエリア12
9(図8)にアプリケーションプログラム展開部107
(図8)の展開開始アドレスをセットし(S75)、ブ
ロック単位でアプリケーションプログラムのデータを受
信し(S76)、RAM開用ポインタエリア129にセ
ットされているアドレスが示す箇所に展開する(S7
7)。そして、順次RAM展開用ポインタエリア129
の値を更新し(S78)、データの受信が終了するまで
S76〜S78の処理を繰り返してアプリケーションプ
ログラムのデータをブロック単位で受信し、ワーク用R
AM24上に展開する。データの受信が終了すれば(S
79にてYES)、アプリケーションプログラム実行開
始アドレスエリア123が示す箇所から読出を開始し、
アプリケーションプログラムを実行して(S80)、受
信処理を終了する。
【0054】次に、OS依存方式を説明する。上記プロ
グラム展開方式では、アプリケーションプログラムのデ
ータを受信してそれをワーク用RAM24上に展開して
実行するだけなので、たとえば、子局システム16側に
おいてアプリケーションプログラム90を実行する場合
に拡張メモリを設定したり、入力装置34、印刷装置3
6などの設定が必要な場合には対応できない。このよう
な場合には、親局システム側からアプリケーションプロ
グラムのデータのほかに、プログラムの実行を管理する
ためのOS91や周辺装置やメモリなどの状態を指定す
るためのデータを送信する必要がある。このような送受
信形態に対応させたのがOS依存方式である。このOS
依存方式では、たとえば、子局システム16が起動した
直後に、そのROM28もしくは外部記憶装置30に格
納されたプログラムや環境設定情報などを読出さずに、
外部記憶媒体エミュレーションプログラム58によって
一般公衆回線20を介して親局システム12をアクセス
することにより、親局システム12からOS91やその
他の起動に必要な情報などの提供を受ける。
【0055】図15は、子局システム16を例にしたO
S依存展開方式による処理手順を示すフローチャートで
ある。このフローチャートは上記図10に示したS21
の詳細を示すものである。なお、子局システムにおいて
中央処理装置に子局システム側の外部記憶装置をアクセ
スさせずに、一般公衆回線を介して親局システムをアク
セスさせるようにすることを「ディスクエミュレーショ
ン」という。
【0056】初めに、システムワークエリア101を初
期化する(S91)。次に、制御をディスクエミュレー
ションモードに移す(S92)。そして、親局システム
12のOS91のブートストラップローダ(boot strap
loader )を一般公衆回線20を介して受信し、OS展
開部103(図8)に展開して実行する(S93)。次
に、OS91のシステムファイルを受信し、同様にOS
展開部103に展開して実行する(S94)。さらに、
環境設定情報や(S95)、コマンドインタプリタを展
開して実行する(S96)。受信したOS91の実行と
環境設定情報に基づいた設定とが完了すれば、続いて、
アプリケーションプログラム90を受信し、アプリケー
ションプログラム展開部107に展開する(S98)、
そして、ディスクエミュレーションモードを解除した後
(S99)、アプリケーションプログラムを実行して
(S100)、受信処理を終了する。
【0057】図16は、上記図14のS92やS99に
示したディスクエミュレーションモードの設定方法を示
すフローチャートである。ディスクエミュレーションモ
ードを設定するか否かは、上記図9に示したディスクエ
ミュレーションフラグエリア125に格納された値によ
って判断する。すなわち、ディスクエミュレーションフ
ラグエリア125にONを示す値が格納されていれば
(S101にてYES)、外部記憶媒体エミュレーショ
ンプログラム58(図2)を起動してディスプレイエミ
ュレーションモードにし(S102)、ディスクエミュ
レーションフラグエリア125にOFFを示す値がセッ
トされている場合は(S101にてNO)、外部記憶媒
体アクセスプログラム56を実行して(S103)、外
部記憶装置30をアクセスする。ディスクエミュレーシ
ョンフラグエリア125に値を設定する処理は、たとえ
ば、子局システム16の電源スイッチ63がONされた
直後に、起動処理プログラム50によってセットした
り、または、親局選択スイッチ40の位置によってセッ
トされるように構成すればよい。また、ディスクエミュ
レーションフラグエリア125にモードのOFFを設定
する処理は、受信処理プログラム54が終了する直前に
セットするように構成すればよい。
【0058】次に、キーデータ展開方式を説明する。キ
ーデータ展開方式では、アプリケーションプログラムを
利用者が最初に受信した際に、ワーク用RAMから外部
記憶装置に格納しておき、以後は、アプリケーションプ
ログラムを利用するごとに、親局システムから送信され
るキーデータを用いてアプリケーションプログラムを外
部記憶装置から読出して実行する。この方式によれば、
2回目以降の利用時には、親局システムと子局システム
との接続時間が、キーデータを送信するのに要する時間
だけで済み、一般公衆回線の利用時間が短縮できる。ま
た、ワーク用RAMに格納しきれない大規模なアプリケ
ーションプログラムを実行する場合であっても、実行モ
ジュールごとにプログラムを分割して順次ワーク用RA
M上に展開するオーバーレイ処理を行なうことにより、
アプリケーションプログラムの実行が可能となる。
【0059】図17は、子局システム16を例にしたキ
ーデータ展開方式による受信処理の手順を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは、上記図10に示
したS22の詳細である。初めに、親局システム12か
らキーデータが送信される。このキーデータは、アプリ
ケーションプログラム90の名称などが暗号化されたも
のである。このキーデータを用いて子局システム16
は、アプリケーションプログラム90のファイルを参照
することができる。子局システム16は、一般公衆回線
20を介して送信されてきたキーデータを受信し、上記
図8に示したキーデータ格納エリア127に格納する
(S111)。次に、格納したキーデータを用いて、外
部記憶装置30内にアプリケーションプログラム90の
ファイルが存在するか否かを調べる(S112)。外部
記憶装置30内に該当するファイルが存在しない場合
(S113にてNO)、すなわち、アプリケーションプ
ログラム90を初めて利用する場合には、親局システム
12にアプリケーションプログラム90のファイルを送
信することを要求し、ファイルを受信する(S11
4)。
【0060】一方、アプリケーションプログラム90を
以前に利用したことがあり、外部記憶装置30にファイ
ルが存在する場合には(S113にてYES)、そのま
まプログラムの起動処理へ進む。
【0061】OSを実行した後(S115,S11
6)、アプリケーションプログラム90を外部記憶装置
30から読出して上記図8に示したアプリケーションプ
ログラム展開部107に展開して起動する(S11
7)。なお、キーデータ展開方式によって起動されるア
プリケーションプログラム90は、起動直後に、システ
ムワークエリア101のキーデータ格納エリア127を
参照して、正しいキーデータが格納されているか否かを
調べ(S118)、キーデータが正しければ(S118
にてYES)、引続きプログラムを実行し(S11
9)、キーデータが正しくなければ(S118にてN
O)、エラー処理を行なう(S120)。これにより、
子局システム16側で親局システム12への利用要求す
ることなく不正にアプリケーションプログラム90が利
用されることを防止できる。
【0062】以上説明したように本実施例の情報処理装
置10を用いてアプリケーションプログラムの提供業務
を行なうことにより、提供者から利用者へ確実にかつ安
全にアプリケーションプログラムを提供することができ
る。本実施例におけるプログラムの提供形態は、上記図
18(b)に示したダウンロード方式であるので、親局
システムと子局システムとを一般公衆回線を介して接続
する時間が短くて済み、回線の使用料が節約できる。し
かも、親局システムからは、アプリケーションプログラ
ムを揮発性のメモリに展開する状態で提供するか、また
は、アプリケーションプログラムを展開するためのキー
データを提供するので、利用者側の利用回数を確実に数
えることができる。そして、プログラム展開方式とOS
依存方式の場合は、利用者側でアプリケーションプログ
ラムを格納するための十分な容量を持った外部記憶装置
を備える必要がなくなる。さらに、OS依存方式の場合
は、アプリケーションプログラムを実行にするにあたっ
て必要な周辺装置の調整や動作環境の設定を子局システ
ム側で行なう必要がなくなるので、利用者の負担を軽減
することができる。また、キーデータ展開方式では、送
信時間をさらに短縮することができ、また、オーバーレ
イ処理などを行なうことができるのでメモリ容量と比べ
て大規模なプログラムを実行することも可能になる。
【0063】本実施例の構成と請求項1〜7に記載の構
成とを以下に述べる。親局システム12の外部記憶装置
85が、請求項記載の親局側システムに含まれる「格納
手段」に対応し、通信制御装置81が、請求項記載の親
局側システムに含まれる「親局側通信制御手段」に対応
し、中央処理装置82と送信ファイル作成プログラム9
6とが、請求項記載の「プログラム送信手段」に対応す
る。さらに、子局システム16のワーク用RAM24
が、請求項記載の子局側システムに含まれる「記憶手
段」に対応し、通信制御装置21が、請求項記載の子局
側システムに含まれる「子局側通信制御手段」に対応
し、中央処理装置22と受信処理プログラム54とが、
請求項記載の子局側システムに含まれる「プログラム受
信手段」に対応し、中央処理装置22が、請求項記載の
子局側システムに含まれる「処理手段」に対応する。
【0064】また、電話番号が請求項記載の「識別情
報」に対応し、中央処理装置22と受信処理プログラム
54と電話番号登録テーブル43と通信制御装置21と
が、請求項記載の子局側システムに含まれる「識別情報
送信手段」に対応し、中央処理装置82と通信制御装置
81と提供管理テーブル98とが、請求項記載の親局側
システムに含まれる「識別情報格納手段」に対応し、中
央処理装置82が、請求項記載の親局側システムに含ま
れる「照合手段」と「接続状態制御手段」とに対応す
る。
【0065】さらに、OS91が、請求項記載の「処理
手段の動作状態を管理するための命令」に対応し、中央
処理装置22が、請求項記載の子局側システムに含まれ
る「管理手段」に対応する。
【0066】また、キーワードが、請求項記載の「対応
情報」に対応する。中央処理装置82と送信処理プログ
ラム95とが、請求項記載の親局側システムに含まれる
「対応情報生成手段」と「対応情報送信手段」と「対応
情報送信手段」と「送信要求受信手段」とに対応する。
【0067】さらに、中央処理装置22と受信処理プロ
グラム54とが、請求項記載の子局側システムに含まれ
る「対応情報受信手段」と「検索手段」と「読出手段」
と「プログラム送信要求手段」とに対応する。外部記憶
装置30が、請求項記載の子局側システムに含まれる
「保管手段」に対応し、ワーク用RAM24が、請求項
記載の子局側システムに含まれる「対応情報記憶手段」
に対応する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、親局側システムから子局側システムへプロ
グラムが送信され、子局側システムでは揮発性の記憶手
段に受信したプログラムを実行可能な状態に展開させて
処理を実行するので、子局側システムが親局側システム
からプログラムを受信しないで処理を実行することを防
止できる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、プログラム
を受信することなく処理を実行することを防止すること
が可能となる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、処理手段に
よる実行が可能な状態でプログラムを送信することが可
能となる。
【0071】請求項4記載の発明によれば、子局側シス
テムから識別情報を親局側システムへ送信し、親局側シ
ステムでは、照合手段によって、送られてきた識別情報
と識別情報格納手段に格納された識別情報とを照合して
伝送媒体による接続状態を制御するので、送信を要求し
た子局側システムに確実にプログラムを送信することが
できる。
【0072】請求項5記載の構成によれば、プログラム
受信手段によって受信されたプログラムに含まれる命令
に従って処理手段を管理するので、子局側システムで管
理手段を動作させるための命令を生成する必要がなくな
る。
【0073】請求項6記載の発明によれば、プログラム
に対応する対応情報が親局側システムから子局側システ
ムへ送信され、子局側システムでは、この対応情報に基
づいて保管手段を検索し、対応情報に対応するプログラ
ムが保管されているか否かを調べる。保管手段にプログ
ラムが格納されていればそのプログラムに従って処理手
段が処理を行ない、プログラムが保管されていなければ
親局側システムにプログラムの送信を要求するようにす
れば、子局側システムに対応情報を送信することによ
り、不正利用を防止しつつ確実にプログラムを利用させ
ることが可能となる。また、プログラムよりも対応情報
の方が伝送媒体による送信時間が短くなるようにするこ
とにより、プログラムを使用するときの親局側システム
と子局側システムとの接続時間を短縮することが可能と
なる。
【0074】請求項7記載の発明によれば、処理手段に
よる実行が可能な状態でプログラムを送信することが可
能となる。
【0075】したがって、伝送媒体による接続時間を短
くし、かつ、親局側が確実に子局側におけるプログラム
の利用回数を知ることが可能な、伝送媒体を介してプロ
グラムを展開する機能を有した情報処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同情報処理装置の子局システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同情報処理装置の子局システムの外観構成を示
す正面図である。
【図4】同情報処理装置の親局システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】同情報処理装置における子局システムの管理用
RAMに展開される電話番号登録テーブルの構成を示す
模式図である。
【図6】同情報処理装置における親局システムの管理用
RAMに展開される提供管理テーブルの構成を示す模式
図である。
【図7】同情報処理装置における親局システムから子局
システムへ送信される送信ファイルの構成を示す模式図
である。
【図8】同情報処理装置におけるアプリケーションプロ
グラムの実行時のメモリ構成を示すブロック図である。
【図9】同情報処理装置における子局システムのアプリ
ケーションプログラム受信時の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】同情報処理装置における子局システムのアプ
リケーションプログラム受信時の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】同情報処理装置における親局システムのアプ
リケーションプログラム送信時の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図12】同情報処理装置における親局システムのアプ
リケーションプログラム送信時の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図13】同情報処理装置における親局システムの送信
ファイル作成手順を示すフローチャートである。
【図14】同情報処理装置における子局システムのプロ
グラム展開方式による受信手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】同情報処理装置における子局システムのOS
依存展開方式による受信手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】同情報処理装置における子局システムのディ
スクエミュレーションモードの設定手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】同情報処理装置における子局システムのキー
データ展開方式による受信手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】従来の遠隔通信によるプログラムの実行手順
を示すフローチャートである。
【図19】従来の遠隔通信が可能な情報処理装置におけ
る子局システムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置 12,13,14 親局システム 16,17,18,19 子局システム 20 一般公衆回線 21,81 通信制御装置 22,82 中央処理装置 24,87 ワーク用RAM 28,88 ROM 30,85 外部記憶装置 40 親局選択スイッチ 43 電話番号登録テーブル 44 起動/登録切換用スイッチ 54 受信処理プログラム 56 外部記憶媒体アクセスプログラム 58 外部記憶媒体エミュレーションプログラム 60 親局選択プログラム 90 アプリケーションプログラム 91 OS 96 送信ファイル作成プログラム 98 提供管理テーブル 101 システムワークエリア 103 OS展開部 107 アプリケーションプログラム展開部 113 システムプログラム格納エリア 121 送受信用バッファエリア 123 アプリケーションプログラム実行開始アドレス
エリア 127 キーデータ格納エリア 129 RAM展開用ポインタエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 靖久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 崎元 芳夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 宮崎 伊知朗 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを送信する親局側システムと
    プログラムを受信する子局側システムとを有する情報処
    理装置であって、 前記親局側システムは、 プログラムを格納するための格納手段と、 伝送媒体による前記子局側システムとの接続状態を確立
    するための親局側通信制御手段と、 前記格納手段に格納されたプログラムを読出し、この読
    出したプログラムを前記親局側通信制御手段を介して送
    信するためのプログラム送信手段とを含み、 前記子局側システムは、 揮発性のメモリからなる記憶手段と、 伝送媒体による前記親局側システムとの接続状態を確立
    するための子局側通信制御手段と、 前記伝送媒体によって送信されてきたプログラムを前記
    子局側通信制御手段を介して受信し、実行可能な状態に
    展開させて前記記憶手段に記憶させるためのプログラム
    受信手段と、 前記記憶手段が記憶したプログラムに従って処理を実行
    するための処理手段とを含む、伝送媒体を介してプログ
    ラムを展開する機能を有した情報処理装置。
  2. 【請求項2】 揮発性のメモリからなる記憶手段と、 プログラムの送信元との伝送媒体による接続状態を確立
    するための通信制御手段と、 前記伝送媒体によって送信されてきたプログラムを前記
    通信制御手段を介して受信し実行可能な状態に展開させ
    て前記記憶手段に記憶させるためのプログラム受信手段
    と、 前記記憶手段が記憶したプログラムに従って処理を実行
    するための処理手段とを含む、伝送媒体を介してプログ
    ラムを展開する機能を有した情報処理装置。
  3. 【請求項3】 プログラムを格納するための格納手段
    と、 プログラムを実行するための処理手段を有した受信先と
    の伝送媒体による接続状態を確立するための通信制御手
    段と、 前記格納手段に格納されたプログラムを読出して前記処
    理手段が実行可能な状態に展開させ、この展開させたプ
    ログラムを前記通信制御手段を介して送信するためのプ
    ログラム送信手段とを含む、伝送媒体を介してプログラ
    ムを展開する機能を有した情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送媒体は、相手の識別情報を用い
    て相手との接続状態を確立することが可能であり、 前記子局側システムは、 前記子局側通信制御手段に前記親局側システムとの接続
    状態を確立させ、前記子局側システムの識別情報を前記
    子局側通信制御手段を介して送信するための識別情報送
    信手段をさらに含み、 前記親局側システムは、 識別情報を格納するための識別情報格納手段と、 前記伝送媒体によって送られてきた識別情報を前記親局
    側通信制御手段を介して受信し、前記識別情報格納手段
    を参照し、前記送られてきた識別情報と前記識別情報格
    納手段に格納された識別情報とを照合し、その照合結果
    に応じた信号を出力するための照合手段と、 前記照合手段からの出力信号に応じて、前記親局側通信
    制御手段に接続状態を維持または解放させるための接続
    状態制御手段とをさらに含む、請求項1記載の伝送媒体
    を介してプログラムを展開する機能を有した情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記プログラム受信手段が受信するプロ
    グラムは、前記処理手段の動作状態を管理するための命
    令を含み、 前記子局側システムは、 前記管理するための命令に従って前記処理手段を管理す
    るための管理手段をさらに含む、請求項1,2または4
    のいずれかに記載の伝送媒体を介してプログラムを展開
    する機能を有した情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記親局側システムは、 前記格納手段に格納されたプログラムに対応する対応情
    報を生成するための対応情報生成手段と、 前記プログラム送信手段による送信に先立って、前記対
    応情報生成手段が生成した対応情報を前記親局側通信制
    御手段を介して送信するための対応情報送信手段と、 前記伝送媒体によって送られてきたプログラムの送信を
    要求する信号を受信し、この信号に応答して前記プログ
    ラム送信手段を駆動するための送信要求受信手段とをさ
    らに含み、 前記子局側システムは、 前記記憶手段が記憶したプログラムを保管するための保
    管手段と、 前記伝送媒体によって送られてきた対応情報を前記子局
    側通信制御手段を介して受信するための対応情報受信手
    段と、 揮発性のメモリからなり、前記対応情報受信手段が受信
    した対応情報を記憶するための対応情報記憶手段と、 前記保管手段を検索して前記対応情報記憶手段が記憶し
    た対応情報に対応するプログラムが保管されているか否
    かに応じて第1の信号または第2の信号を選択的に出力
    するための検索手段と、 前記第1の信号に応答し、前記対応情報記憶手段が記憶
    した対応情報に対応するプログラムを前記保管手段から
    読出し、実行可能な状態に展開して前記記憶手段に記憶
    させるための読出手段と、 前記第2の信号に応答し、プログラムの送信を要求する
    信号を前記子局側通信制御手段を介して前記親局側シス
    テムに送信するためのプログラム送信要求手段とをさら
    に含む、請求項1,4または5のいずれかに記載の伝送
    媒体を介してプログラムを展開する機能を有した情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記プログラム送信手段は、読出したプ
    ログラムを前記処理手段が実行可能な状態に展開させ、
    この展開させたプログラムを送信するものである、請求
    項1,4,5または6のいずれかに記載の伝送媒体を介
    してプログラムを展開する機能を有した情報処理装置。
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