JPH0776438A - 画像形成装置の用紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の用紙搬送路内で用紙を搬送す
る際に、側部ガイド板の用紙案内面にリブを突出させて
配置し、前記用紙搬送路内で用紙を搬送する際に、用紙
の側部をリブにより規制して、スキューが生じることを
防止できるようにする。 【構成】 給紙トレイ１１、１１ａから送り出す用紙Ｐ
は、トレイに対応する給紙路から、垂直に形成される用
紙搬送路２０を通して、装置本体の画像記録部に送られ
る。前記用紙搬送路２０では、側部ガイド板３０の用紙
案内面に、リブ３１……を用紙の幅に対応させて多数配
置し、用紙の側部をリブにより規制する状態で搬送作用
を行わせる。また、前記リブに対して用紙の側部を押圧
するために弾性体５０を配置し、前記弾性体５０は上部
ガイド板４５の端部から搬送ローラ装置による搬送位置
に向けて突出させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、用紙搬送路内での用紙のスキュー
防止装置に関し、特に、用紙搬送路を構成するガイド板
の用紙案内面に、定型サイズの用紙の側部を案内するリ
ブを設け、他方から弾性体を用いて用紙を押圧すること
により、斜め送りが発生することを防止できるようにす
る画像形成装置の用紙搬送装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真複写機等のように、電子写真方
式を用いて記録紙を作成する画像形成装置は、画像読取
り部と、感光体ドラム等の画像担持体にトナー画像を形
成する機構、および、給紙トレイ等から用紙を送り出す
機構から構成されている。前記画像形成装置において
は、画像読取り部とトナー画像形成部とを設けた装置本
体に対して、別体に構成した給紙部を接続し、前記給紙
部置に複数の給紙トレイを配置することが行われてい
る。前記給紙部では、複数の給紙トレイにサイズの異な
る用紙等を収容するとともに、原稿のサイズや複写倍率
等の情報に応じて、任意のサイズの用紙を給紙できるよ
うにすることが行われている。

【０００３】前述したような画像形成装置は、例えば、
図７に示されるように構成されるもので、複写機１の本
体２の下部には、別体に構成した給紙部１０を配置し
て、両部材の用紙搬送路を接続して用紙の搬送を行うよ
うにしている。前記装置本体２には、感光体ドラム３と
現像装置４およびクリーニング装置６等を設けている。
そして、図示を省略した走査装置から伝達される原稿の
画像の走査光を感光体ドラムに照射して、感光体ドラム
に静電潜像を形成し、その静電潜像に対して現像装置４
からトナーを供給してトナー画像を形成する。その感光
体ドラムに形成されたトナー画像は、転写コロトロン５
の放電により用紙に転写し、未定着トナー画像を担持す
る用紙を定着装置７を通して定着し、記録紙を排出トレ
イ９に向けて排出させるように構成している。また、前
記装置本体２の給紙側の側部には、手差しトレイ８を配
置して、給紙トレイに収容できない不定形サイズの用紙
等を用いて、記録紙を作成する作業に対応させるように
している。

【０００４】前記装置本体の下部に配置される給紙部１
０では、複数の給紙トレイ１１、１１ａ、１１ｂを配置
し、それぞれの給紙トレイに対して給紙ローラ１２、１
２ａ、１２ｂを配置して、用紙を送り出すことができる
ように構成している。前記給紙部１０の側部には、本体
２の給紙路に接続される用紙搬送路２０を設け、搬送ロ
ーラ装置２１、２１ａ、２１ｂ……を配置して、給紙ト
レイから給紙ローラにより送り出された用紙を、前記用
紙搬送路２０内で本体に向けて送り出すようにする。そ
して、前記給紙部１０の上部まで搬送された用紙は、本
体２のレジストローラ装置２５で整合され、感光体ドラ
ムに形成されるトナー画像にタイミングを合わせて、画
像転写部に向けて送り出すようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】前述したような画像形
成装置において、給紙部１０から送り出される用紙は、
用紙搬送路を構成するガイド板に対して、局部的に強く
摺動したりすることや、搬送ローラ装置における搬送作
用が用紙の幅方向に均一に付与されないこと等により、
スキュー（斜め送りの状態）が生じたりすることがあ
る。前記搬送ローラ装置で生じるスキューは、例えば、
ローラの軸が用紙搬送方向に対して正確に直角な位置に
配置されていない場合や、ローラの径の誤差、ローラ対
の圧接力が用紙の幅方向に同一に設定されていないこと
等が原因となる。また、前記用紙搬送路内で用紙を搬送
する途中で、用紙にスキューが生じることは、比較的用
紙搬送路が長く形成されている装置では、大きな問題と
なるものであり、用紙のスキューの程度が大きくなる。
そこで、従来の装置では、画像転写部の直前部に配置す
るレジストローラ装置で、用紙の先端部にループを形成
することにより、用紙の先端部の規制を行う手段を用
い、用紙のスキューを補正することが一般に行われてい
る。また、用紙搬送路に配置する搬送ローラ装置に対し
て、ニップ圧力を調整することにより、スキューの補正
を行うことがあり、さらに、用紙搬送路内で、用紙の一
方の側面を側部ガイドに摺動させる状態で搬送を行う機
構を設け、用紙のスキューを制御することも行われてい
る。

【０００６】ところが、レジストローラ装置により用紙
の先端部の規制を行う場合には、その用紙のスキューの
程度が大きい場合には、補正作用を良好に発揮すること
が困難であり、用紙の先端部の規制を行う際に、用紙の
側部の位置がズレを生じ、画像の転写位置が正確に設定
されないという問題が発生する。また、用紙搬送路に配
置する搬送ローラ装置に対して、ニップ圧力を調整する
ことは、用紙搬送路の多数の搬送ローラ装置が配置され
ている状態では、非常に面倒な調整作業を行う必要があ
り、実際には、ほとんど不可能なことである。さらに、
用紙の一方の側面を側部ガイドに摺動させる手段は、サ
イドレジ方式の装置では容易に適用が可能であっても、
センターレジ方式の装置では対応できないという問題が
ある。前述したような問題に加えて、前記図７に示され
たように、装置本体に対して、多数の給紙トレイを収容
する給紙部を接続して、長く形成された用紙搬送路を通
して給紙する場合には、用紙搬送路が長く形成されてい
ることにより、スキューが生じる度合いが非常に大きく
なる。また、用紙搬送路内部には、用紙が強く摺動する
曲面部があることや、搬送ローラ装置が多く設けられて
いること等により、従来のスキュー補正手段を容易に適
用できないという問題がある。

【０００７】

【発明の目的】本発明は、前述したような用紙のスキュ
ーの問題を解消するもので、用紙搬送路を構成するガイ
ド板に対して、用紙の側部を規制するためのリブを配置
し、用紙の側部をリブに押圧しながら搬送することによ
り、スキューの発生を防止できるようにする装置を提供
することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
本体の用紙搬送路に向けて、複数の給紙トレイ等を装備
する給紙装置から用紙を送り出す装置に関する。本発明
においては、前記給紙装置の用紙搬送路を構成するガイ
ド板の用紙案内面に対して、用紙の搬送方向に平行なリ
ブを複数配置し、前記リブを使用頻度の高い用紙の幅よ
りも若干広く形成し、用紙の側部を前記リブに対応させ
て案内するとともに、前記ガイド板に向けて用紙を押圧
する部材を配置している。また、本発明においては、前
記ガイド板に向けて用紙を押圧するための部材は、ガイ
ド板の用紙案内面に配置するリブに対応させて配置する
とともに、可撓性を有する材料により構成し、用紙搬送
路に配置する搬送ローラ装置のニップ位置に対応させて
配置している。

【０００９】

【作用】前述したように構成した本発明の画像形成装置
の用紙搬送装置においては、用紙搬送路に配置するガイ
ド板に対して、弾性部材を用いて用紙の側部をリブに規
制される位置に押圧することによって、用紙の両側部を
リブに対して規制することができ、搬送途中で用紙がス
キューを生じることを防止できる。また、本発明のガイ
ド板に配置するリブは、通常のガイド板の用紙案内面に
配置するリブ部材を、その構成を若干変更して用いるこ
とができるので、ガイド板の構成を複雑にすることがな
い。さらに、本発明の用紙搬送装置では、用紙搬送路を
長く構成した場合でも、用紙にスキューが生じたりする
ことがなく、レジストローラ装置による整合の作用を容
易に発揮させることができ、センターレジ方式の装置に
容易に適用が可能である。

【００１０】

【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の用紙搬送装置を説明する。図１に示される例
は、給紙部１０において、給紙トレイから用紙搬送路に
向けて用紙を送り出す部分の構成を示しているものであ
り、給紙部１０には、前記図７の場合と同様に、複数の
給紙トレイ１１、１１ａと、それぞれの給紙トレイから
の給紙を行うための給紙ローラ１２、１２ａを配置して
いる。なお、前記給紙トレイに対応させて配置する用紙
さばき装置としては、スナバー機構を用いるもので、前
記半月状の給紙ローラとスナバーとにより、トレイから
用紙を１枚ずつ用紙搬送路に向けて送り出すことができ
るようにされる。また、前記給紙トレイからの給紙を行
うための給紙装置は、それぞれの給紙トレイ１１、１１
ａに対応させて、給紙ユニットとして構成されており、
トレイからの用紙の案内を行うためのガイド板と、用紙
搬送路２０を構成するガイド板等を１つのユニットに対
して一体に組み込んだ状態で設けている。そして、それ
等のユニットを上下方向に重ねる状態で配置し、各ユニ
ットの側部に略垂直に配置される用紙搬送路２０を用
い、用紙を装置本体の画像転写部に向けて給紙する機構
を構成している。

【００１１】前記図１に示される給紙部１０において
は、給紙トレイから送り出される用紙Ｐを案内する給紙
路は、入口ガイド板４０と下部ガイド板４１および、上
部ガイド板４５とにより構成される。そして、上下のガ
イド板の間を通って、垂直に配置される用紙搬送路２０
に向けて案内される用紙は、前記用紙搬送路２０に配置
する搬送ローラ装置２１により上方に向けて搬送され
る。前記搬送ローラ装置２１は、固定位置に配置される
駆動ローラ２２と、スプリング２４により付勢されるピ
ンチローラ２３とから構成され、両ローラの間に所定の
ニップ圧力を設定して、用紙搬送作用を行うようにす
る。前記用紙搬送路２０には、略垂直に配置される側部
ガイド板３０、３０ａを配置して、用紙の搬送のガイド
を行うようにしている。前記側部ガイド板３０と、給紙
トレイからの給紙路を構成する下部ガイド板４１、上部
ガイド板４５は、板部材の用紙摺動面に対して、用紙の
移動方向に平行なリブを突出させて設け、用紙が板部材
に対して直接摺動しないように構成している。

【００１２】本発明の側部ガイド板３０は、図２および
図３に示されるように、板部材の用紙摺動面に対して、
用紙の搬送方向に平行に多数のリブを配置しているが、
前記リブは、用紙搬送路の幅方向の中央部から、左右方
向に、右側リブ３１、３１ａ……と、左側リブ３２、３
２ａ……とを、それぞれ所定の間隔を介して配置してい
る。前記側部ガイド板に設ける各リブの断面形状は、図
３に見られるように、用紙搬送路の中央側に垂直の部分
を形成し、外側の面を斜面として構成している。前記側
部ガイド板に設けるリブは、図２に見られるように、定
型サイズの最小サイズの用紙の幅Ａ１に対応させて、右
側リブ部３１と左側リブ３２とを配置し、定型サイズの
任意のサイズの用紙の幅Ａ２に対応させて、右側リブ３
１ｂと左側リブ３２ｂとをそれぞれ配置している。ま
た、前記側部ガイド板に設けるリブは、用紙搬送路の上
流側の間隔をΔ２だけ広く設定し、下流部（上側）の端
部の幅を、対応する定型サイズの用紙の幅よりも若干広
く形成して、用紙の側部に対して隙間を形成する。そし
て、前記用紙の幅に対応させて、リブの間隔を設定する
ことにより、案内される用紙の側部が、対応するリブの
垂直面に当接しながら搬送される際に、スキューが生じ
ないようにして案内作用を発揮させるように構成され
る。さらに、前記側部ガイド板３０の上端部には、搬送
ローラ装置のローラに対応させて、凹部３３、３３ａ…
…を配置している。

【００１３】前記側部ガイド板３０の他に、本発明の給
紙路に配置する下部ガイド板４１と上部ガイド板４５に
も、前記側部ガイド板３０と同様なリブを配置してい
る。例えば、上部ガイド板４５では、図４に示されるよ
うに、用紙の案内を行うための板部材を湾曲させて構成
し、その用紙案内面にリブ４６を所定の間隔で用紙の搬
送方向に平行に設けている。また、前記上部ガイド板４
５に設けるリブ４６は、前記側部ガイド板の場合と同様
に、用紙のサイズに対応させて設けることができる。さ
らに、前記上部ガイド板４５の先端部には、プラスチッ
クフィルム部材等により構成した弾性体５０を突出させ
て配置し、前記弾性体５０が、用紙を側部ガイド板３０
に向けて押圧する作用を付与できるようにしている。前
記上部ガイド板４５に配置する弾性体５０は、図５およ
び図６に示されるように、給紙路が用紙搬送路に合流す
る位置で、搬送ローラ装置の側部で用紙を側部ガイド板
に向けて押圧する作用を発揮させるようにする。

【００１４】前記図５に示される例において、給紙トレ
イからの給紙路が用紙搬送路に合流する位置には、搬送
ローラ装置２１を配置するとともに、側部ガイド板３０
と上部ガイド板の先端部により用紙搬送路を規制する機
構を構成している。また、前記搬送ローラ装置のローラ
部材の間には、上部ガイド板の先端部から突出する弾性
体５０……を配置して、用紙を側部ガイド板３０に向け
て押圧し、側部ガイド板のリブに向けて用紙を押し付け
る作用を発揮させる。そして、前記搬送ローラ装置が位
置する部分では、図６に示されるように、弾性体５０…
…により用紙を側部ガイド板３０に向けて押圧すること
によって、用紙Ｐの側部がリブ３１ｃ、３２ｃのそれぞ
れの規制面に摺動する状態で、用紙に対する搬送作用を
行うようにされる。したがって、搬送ローラ装置のロー
ラ部材において、ニップ圧力が均一に設定されていない
場合や、給紙路での用紙の摺動抵抗等が、用紙の幅方向
に均一になっていない場合等にも、用紙がスキューを生
じるような不都合が発生することを防止できる。

【００１５】また、前記図５、６に示される例におい
て、用紙の幅に対応させて、側部ガイド板に配置するリ
ブの間隔を設定することと、前記リブの間隔に対応させ
て弾性体を配置すること等により、用紙の側部を側部ガ
イド板の案内面に押圧し、用紙の側部を規制する作用を
良好な状態で発揮させることができる。なお、一般の複
写に使用される用紙の厚さが、０．１mm程度であること
から、本発明のガイド板に設けるリブは、１mm程度の高
さに設定することができる。さらに、前記弾性体として
も、比較的薄いフィルム部材を使用することができ、用
紙を側部ガイド板に押圧する力を比較的弱く設定するこ
とにより、用紙を規制する作用を発揮させることができ
る。そして、前記図２に示されるように、側部ガイド板
に設けたリブに対して、用紙の側部が摺動させるよう
に、弾性体５０による押圧作用を付与しながら用紙を案
内する。したがって、前記図６に示されるように、用紙
の両側の側部がリブ３１ｃ、３２ｃに対応する状態で、
その中央部側にリブ３１ｂ、３２ｂがあっても、その用
紙の側部は対応するリブ３１ｃ、３２ｃによる規制面に
摺動しながら搬送される。また、前記リブの規制面と用
紙の側部との間に間隔Δ２の隙間があっても、その隙間
Δ２は、用紙のスキューに対して大きな問題とならない
ものであるから、前記側部ガイド板のリブにより規制す
ることによって、用紙搬送作用を良好な状態で行うこと
ができる。

【００１６】なお、前述したように、側部ガイド板に対
して多数のリブを突出させて、用紙のスキューを防止す
る手段において、前記リブの突出高さは用紙搬送装置の
特性等に応じて、任意に設定することができる。また、
前記側部ガイド板のリブに対応させて、用紙を押圧する
弾性体は、例えば、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレー
ト）樹脂製の薄いフィルム部材を使用することや、その
他の任意の腰が比較的強いフィルム部材を用いることが
でき、その弾性体の配置間隔等も、リブに対応させて多
数設けることの他に、定型サイズの用紙の側部に対応さ
せたもののみを配置することもできる。さらに、前記弾
性体を配置する位置は、搬送ローラ装置により用紙に対
する搬送作用を付与する部分に限定されるものではな
く、用紙搬送路の任意の位置に設けることも可能であ
る。

【００１７】

【発明の効果】本発明の用紙搬送装置は、前述したよう
な機構の部材を使用するものであるから、用紙搬送路に
配置するガイド板に対して、弾性部材を用いて用紙の側
部をリブに規制される位置に押圧することによって、用
紙の両側部をリブに対して規制することができ、搬送途
中で用紙がスキューを生じることを防止できる。また、
本発明のガイド板に配置するリブは、通常のガイド板の
用紙案内面に配置するリブ部材を、その構成を若干変更
して用いることができるので、ガイド板の構成を複雑に
することがない。そして、本発明の用紙搬送装置では、
用紙搬送路を長く構成した場合でも、用紙にスキューが
生じたりすることがなく、レジストローラ装置による整
合の作用を容易に発揮させることができ、センターレジ
方式の装置における用紙のスキュー防止の効果を良好に
発揮させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の給紙部の構成を示す説明図である。

【図２】 本発明の側部ガイド板の正面図である。

【図３】 図２の側部ガイド板の断面図である。

【図４】 上ガイド板の側面図である。

【図５】 給紙路と用紙搬送路の合流部の構成を示す斜
視図である。

【図６】 弾性体により用紙を押圧する部分の断面図で
ある。

【図７】 一般的な画像形成装置の構成を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１ 電子写真複写機、 ２ 装置本体、 １０
給紙部、１１ 給紙トレイ、 ２０ 用紙搬送路、
２１ 搬送ローラ装置、 ３０ 側部ガイド板、
３１、３２ リブ、４０ 入口ガイド板、 ４１
下部ガイド板、 ４５ 上部ガイド板、５０ 弾
性体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 強 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 金山 清俊 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小林 智己 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成装置本体の用紙搬送路に向け
   て、複数の給紙トレイ等を装備する給紙装置から用紙を
   送り出す装置において、 前記給紙装置の用紙搬送路を構成するガイド板の用紙案
   内面に対して、用紙の搬送方向に平行なリブを複数配置
   し、 前記リブを使用頻度の高い用紙の幅よりも若干広く形成
   し、用紙の側部を前記リブに対応させて案内するととも
   に、 前記ガイド板に向けて用紙を押圧する部材を配置するこ
   とを特徴とする画像形成装置の用紙搬送装置。
2. 【請求項２】 前記ガイド板に向けて用紙を押圧するた
   めの部材は、ガイド板の用紙案内面に配置するリブに対
   応させて配置するとともに、可撓性を有する材料により
   構成し、 用紙搬送路に配置する搬送ローラ装置のニップ位置に対
   応させて配置することを特徴とする請求項１に記載の画
   像形成装置の用紙搬送装置。