JPH0776040B2 - 給油所の地下タンク用液中ポンプ - Google Patents

給油所の地下タンク用液中ポンプ

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JPH0776040B2
JPH0776040B2 JP62042088A JP4208887A JPH0776040B2 JP H0776040 B2 JPH0776040 B2 JP H0776040B2 JP 62042088 A JP62042088 A JP 62042088A JP 4208887 A JP4208887 A JP 4208887A JP H0776040 B2 JPH0776040 B2 JP H0776040B2
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refueling
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等へガソリンを給油する給油所に設置
する地下タンク用の液中ポンプに関する。
〔従来の技術〕 かかる給油所には、従来周知のごとく、給油所敷地の地
下に地下タンクを埋設し、ここにガソリンを貯蔵してお
き、地上に地上固定式あるいは懸垂式の給油装置を設置
し、前記地下タンクと給油装置とを給油配管で連通し地
下タンク内のガソリンをポンプで給油装置に送り込むよ
うにしている。
ところで、このガソリン汲上げ用のポンプの設置場所と
して、地下タンクの容量が例えば10KLと比較的小さなも
のの場合は、地上固定式の給油装置では地上のアイラン
ド上に立設した給油機ケース内に、また懸垂式の給油装
置では地上にポンプ室などを設けてこの内部にポンプを
設置し、このポンプで地下のタンクから地上の給油装置
にガソリンを吸上げている。
しかし、地下タンクの容量が例えば30KLのように大きな
ものになり揚程が大きくなったり、あるいは小容量のタ
ンクでも地中深くに埋設して揚程が大きくなると、ポン
プを地上に設置したのでは充分な汲上げ能力が得られ
ず、このため地下タンク内に液中ポンプ(サブマージブ
ルポンプ)を設置してこのポンプで地下からガソリンを
地上へ圧送するようにする。
この液中ポンプは、これが設置される地下タンク内の液
体であるガソリンによってポンプモータを冷却する構造
のものであるため、従来、タンク内へのガソリン補給を
目的として設けたタンク内ガソリンの残量を示す液位液
量測定手段によりタンク内のガソリン残量を知り、これ
によりガソリンが空に近くなると人間の判断でポンプの
駆動を停止してモータの焼付きを防ぐようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしかかる手段では、液位液量測定手段の表示を見過
したり、あるいは見誤るなどして、タンク内が空になっ
ているのを看過し、ポンプの駆動を続行することがあ
り、その結果、ポンプモータが加熱してこれがタンク内
のガソリンベーパーに引火し火災発生の危険がある。
また、例えば給油途中にタンクが空になると途中から空
気を吸上げることとなるため、空気が給油量として測定
され、客に対し損害を与えることとなり営業上好ましく
ない。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、地下タン
ク内のガソリンがなくなると自動的に液中ポンプの駆動
を確実に停止して、ポンプモーターの加熱を防止し給油
所における火災発生などの危険を未然に防ぐとともに、
給油客に対しいわゆるガソリンの空売りを防止でき、ま
た、ポンプ停止を報知することで停止の原因を知らせ、
これに対処しやすく混乱を妨げる給油所の地下タンク用
液中ポンプを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、地下タンク内に設置
する液中ポンプにおいて、液中ポンプの下部に液位測定
手段としてのフロートスイッチを設け、該フロートスイ
ッチの液位信号を液中ポンプのポンプモーターのオンオ
フスイッチに導入するとともに報知器に導入し、前記フ
ロートスイッチからの液位信号により液中ポンプのポン
プモータのオンオフスイッチをオフしポンプモータを停
止すると同時に報知器を作動することを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本発明によれば、地下タンク内の液中ポンプに設けた液
位測定手段としてのフロートスイッチからの液位信号が
液中ポンプのポンプモータ回路に出力され、この出力に
もとづいてポンプモータが制御され、例えばタンク内の
ガソリン液位が一定以下になるとポンプモータが自動的
に停止する。
かかる液位信号は、タンク内残量管理用の液面計からの
測定信号とは別個に、液中ポンプの下部に直接取り付け
たフロートスイッチから出力されるから確実である。
また、ポンプモータの停止を同時に報知するから、停止
原因が明らかになり、混乱を回避できこれに対処しやす
い。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の給油所の地下タンク用液中ポンプの実
施例を示す駆動回路図、第2図は本発明の液中ポンプを
設置した給油所の説明図で、まず給油所の構成から説明
すると、図中1,1′…は地上固定式の給油装置を示し、
これは給油所の敷地上に設置したアイランド2上に給油
機ケース1a,1a′…を立設したもので、該給油機ケース1
a,1a′…には先端に給油ノズル3,3′…を有する給油ホ
ース4,4′…が吊下され、給油ノズル3,3′…のノズル掛
け5,5′…には該給油ノズル3,3′…の掛け外しに連動し
てオン、オフするノズルスイッチ6,6′…が設けてあ
る。
図中7は給油所敷地の地下に埋設したガソリン貯蔵用の
地下タンクを示し、該地下タンク7内に液中ポンプ11を
設置し、この液中ポンプ11の上部に連結した圧送管8を
給油装置に連結する給油管9と地表近くに設けたボック
ス10内で連結した。
さらに、この地下タンク7内に液位測定手段12の測定部
としてタンク内ガソリンの残量管理用としてガソリンの
液位を検出する静電容量式の液面計21を納め、この液面
計21とは別個に、液中ポンプ11のための液位測定手段12
bとしてフロートスイッチを液中ポンプ11の下部に取付
けた。
他方、給油所内の事務所13に液位測定手段12の演算表示
部12−2、入出力装置(POS)14と、地下タンク7が一
定以下になるとこれを報知する報知器15、各給油装置1,
1′…の元電源をオン、オフするメインスイッチ16を設
ける。
このようにして第1図の液中ポンプ11のモータ駆動回路
図に示すように、各給油装置1,1′…のメインスイッチ1
6とノズルスイッチ6,6′…と液中ポンプ11のポンプモー
タ17のオンオフスイッチ18とを直列接続し、液位測定手
段12、12bの液位が一定以下になると出力する停止信号
をポンプモータ17のオンオフスイッチ18と報知器15とに
導入した。なお、このスイッチ18は常時は閉じているB
接点スイッチである。
次に動作について説明すると、まず給油所の開店時にメ
インスイッチ16をオンにして各給油装置1,1′…の元電
源を入れる。そして給油装置1で給油を行うには、ノズ
ル掛け5から給油ノズル3を外せばこれに連動してノズ
ルスイッチ6がオンし、スイッチ18は常時閉じているの
で、ポンプモータ17に通電する。その結果、液中ポンプ
11が駆動し、地下タンク7内のガソリンがこの液中ポン
プ11により圧送管8内に圧送され、さらに給油管9,給油
ホース4を通って給油ノズル3から吐出される。
この間、地下タンク7内のガソリンの液位及び液量は液
位測定手段12である液面計21で計測され、タンク内残量
の管理がなされているが、いま、地下タンク内ガソリン
の液位が一定以下となると液位測定手段12からの信号が
液中ポンプ11のモータ駆動回路に出力し、スイッチ18が
開いてポンプモータ17への通電を断つ。同様にして、地
下タンク7内のガソリンの液位は、フロートスイッチで
構成する液位測定手段12bでも計測され、液位ず一定以
下になると、フロートスイッチからの信号が液中ポンプ
11のモータ駆動回路に出力し、スイッチ18が開いてポン
プモータ17への通電を断つ。
その結果、例えば給油中に地下タンク7内のガソリンの
液位が一定以下になると、ポンプモータ17の回転が止ま
り、液中ポンプ11の駆動が停止する。同時に、液位測定
手段12、12bからの信号は報知器15にも出力され、これ
が作動して地下タンク7内のガソリンが空になったこと
を知らせる。
よって、給油作業者は、地下タンク7内のガソリンが空
になったこと、そして、このために液中ポンプ11の駆動
が停止したことを知り、給油作業を停止する。
この場合、タンク内残量管理用の液位測定手段12とは別
個に、液中ポンプ11の保護のための液位測定手段12bを
該液中ポンプ11の下部に直接取り付け、この液位測定手
段12bからの信号でもポンプモータ17を停止するように
したから、確実に動作する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油所の地下タンク用液中ポ
ンプは、地下タンク内にガソリンがなくなるとこれを検
知して自動的に液中ポンプの駆動を停止するので、ポン
プモータが加熱してこれがタンク内のガソリンベーパー
に引火して火災を発生させるなどの危険を未然に防止で
き、給油所の完全を向上できる。
この場合に、タンク内残量管理用の液位測定手段とは別
個に、ポンプ保護用の液位測定手段をポンプの下部に直
接取り付けたから、ガソリンが無くなったことの検知が
確実に行える。
そして、これを同時に報知するから、ポンプ停止の原因
がわかり、対処しやすいものである。
また、給油中に地下タンクが空になって、空気を給油量
として計測するいわゆる空売りを防止できるので、営業
上給油客に損害を与えることを妨げるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油所の地下タンク用液中ポンプの実
施例を示す駆動回路図、第2図は本発明の液中ポンプを
設置した給油所の説明図、第3図は要部の正面図であ
る。 1,1′……給油装置、1a,1a′……給油機ケース 2……アイランド、3,3′……給油ノズル 4,4′……給油ホース、5,5′……ノズル掛け 6,6′……ノズルマッチ、7,7a,7b,7c……地下タンク 8……圧送管、9……給油管 10……ボックス、11……液中ポンプ 12,12b……液位測定手段、12−2……演算表示部 13……事務所、14……入出力装置 15……報知器、16……メインスイッチ 17……ポンプモータ、18……スイッチ 19……ボックス、20……ボックス 21……液面計、22a,22b……サイフォン管 23……カップリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下タンク内に設置する液中ポンプにおい
    て、液中ポンプの下部に液位測定手段としてのフロート
    スイッチを設け、該フロートスイッチの液位信号を液中
    ポンプのポンプモーターのオンオフスイッチに導入する
    とともに報知器に導入し、前記フロートスイッチからの
    液位信号により液中ポンプのポンプモータのオンオフス
    イッチをオフしポンプモータを停止すると同時に報知器
    を作動することを特徴とした給油所の地下タンク用液中
    ポンプ。
JP62042088A 1987-02-24 1987-02-24 給油所の地下タンク用液中ポンプ Expired - Lifetime JPH0776040B2 (ja)

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