JPH0773076B2 - 石英管ヒ−タ - Google Patents
石英管ヒ−タInfo
- Publication number
- JPH0773076B2 JPH0773076B2 JP2513787A JP2513787A JPH0773076B2 JP H0773076 B2 JPH0773076 B2 JP H0773076B2 JP 2513787 A JP2513787 A JP 2513787A JP 2513787 A JP2513787 A JP 2513787A JP H0773076 B2 JPH0773076 B2 JP H0773076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating wire
- quartz tube
- temperature heating
- heater element
- inorganic fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可撓性を有する無機繊維体に赤熱して使用さ
れる高温用熱線を保持させ縦方向に使用可能とした石英
管ヒータに関するものである。
れる高温用熱線を保持させ縦方向に使用可能とした石英
管ヒータに関するものである。
従来の技術 従来の石英管ヒータは、第3図に示すように表面に絶縁
被膜を生成させ、密着状態で巻回したヒータエレメント
101を石英管102内に収め、その両端をエンドキャップ10
3で支持する構成であった。
被膜を生成させ、密着状態で巻回したヒータエレメント
101を石英管102内に収め、その両端をエンドキャップ10
3で支持する構成であった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ヒータエレメント101が赤
熱状態になる迄に時間がかかるとともに通電初期に電磁
音が発生し不快感を与えていた。またヒータエレメント
101の重量がかさみコスト面でも割高になるという問題
があった。
熱状態になる迄に時間がかかるとともに通電初期に電磁
音が発生し不快感を与えていた。またヒータエレメント
101の重量がかさみコスト面でも割高になるという問題
があった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するもので、立
上り時間が早く、通電音も生じない経済的な縦方向使用
の石英管ヒータを提供することを目的とするものであ
る。
上り時間が早く、通電音も生じない経済的な縦方向使用
の石英管ヒータを提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は赤熱させて使用さ
れる高温用電熱線よりなるヒータエレメントと、このヒ
ータエレメントを収納する石英管と、この石英管の両端
に設けられ前記ヒータエレメントを支持するエンドキャ
ップを備え、前記ヒータエレメントは螺旋状に巻回した
前記高温用電熱線の内部空間に可撓性を有する無機繊維
体を挿入し前記高温用電熱線を加圧偏平にして前記無機
繊維体に保持せしめたものである。
れる高温用電熱線よりなるヒータエレメントと、このヒ
ータエレメントを収納する石英管と、この石英管の両端
に設けられ前記ヒータエレメントを支持するエンドキャ
ップを備え、前記ヒータエレメントは螺旋状に巻回した
前記高温用電熱線の内部空間に可撓性を有する無機繊維
体を挿入し前記高温用電熱線を加圧偏平にして前記無機
繊維体に保持せしめたものである。
作用 この構成により石英管ヒータを縦に使用した場合におい
ても高温用電熱線が無機繊維体に保持され、無機繊維体
の端部がエンドキャップに支持されているため、高温用
電熱線の重量は各線間ピッチごとに無機繊維体にかか
り、高温用電熱線の自重は分散され極部的に伸び高温用
電熱線同志が接触し、異常高温になることがなくなる。
ても高温用電熱線が無機繊維体に保持され、無機繊維体
の端部がエンドキャップに支持されているため、高温用
電熱線の重量は各線間ピッチごとに無機繊維体にかか
り、高温用電熱線の自重は分散され極部的に伸び高温用
電熱線同志が接触し、異常高温になることがなくなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図にもとづ
いて説明する。すなわち、通電すると赤熱する高温用電
熱線2を螺旋状に巻回した後、巻回された高温用電熱線
2の内側にほぼ紐状の無機繊維体3を挿入し、前記高温
用電熱線2に加圧し、円形状に巻回された高温用電熱線
2を偏平状に変形し、前記無機繊維体3を高温用電熱線
2で挾持し、無機繊維体3に高温用電熱線2を支持せし
めてヒータエレメント1を構成し、このヒータエレメン
ト1を石英管4内に挿入し、ヒータエレメント1の両端
を前記石英管4の両端に設けられるエンドキャップ5に
支持して石英管ヒータを構成する。なお高温用電熱線2
は質量を減らし放熱表面積は従来の密着巻と同一になる
ような帯状電熱線を使用し、通電後、速やかに赤熱安定
状態になるように構成している。
いて説明する。すなわち、通電すると赤熱する高温用電
熱線2を螺旋状に巻回した後、巻回された高温用電熱線
2の内側にほぼ紐状の無機繊維体3を挿入し、前記高温
用電熱線2に加圧し、円形状に巻回された高温用電熱線
2を偏平状に変形し、前記無機繊維体3を高温用電熱線
2で挾持し、無機繊維体3に高温用電熱線2を支持せし
めてヒータエレメント1を構成し、このヒータエレメン
ト1を石英管4内に挿入し、ヒータエレメント1の両端
を前記石英管4の両端に設けられるエンドキャップ5に
支持して石英管ヒータを構成する。なお高温用電熱線2
は質量を減らし放熱表面積は従来の密着巻と同一になる
ような帯状電熱線を使用し、通電後、速やかに赤熱安定
状態になるように構成している。
上記構成において、石英管ヒータに通電すると、高温用
電熱線2は速やかに赤熱して放熱される。一方高温用電
熱線2の重量は各線間ピッチごとに無機繊維体3にかか
り、高温用電熱線2の自重は分散されるため極部的に高
温用電熱線2が伸びきることはない。また高温用電熱線
2の質量が小さく、かつ支持箇所も多く、赤熱立上り時
間も短いため、従来発生している通電初期の電磁音もほ
とんど発生しなくなる。なお本実施例によれば高温用電
熱線に帯状電熱線を使用したもので説明したが、高温用
電熱線は帯状電熱線に限定されるものではない。
電熱線2は速やかに赤熱して放熱される。一方高温用電
熱線2の重量は各線間ピッチごとに無機繊維体3にかか
り、高温用電熱線2の自重は分散されるため極部的に高
温用電熱線2が伸びきることはない。また高温用電熱線
2の質量が小さく、かつ支持箇所も多く、赤熱立上り時
間も短いため、従来発生している通電初期の電磁音もほ
とんど発生しなくなる。なお本実施例によれば高温用電
熱線に帯状電熱線を使用したもので説明したが、高温用
電熱線は帯状電熱線に限定されるものではない。
発明の効果 以上実施例の説明により明らかなように本発明によれ
ば、螺旋状に巻回した前記高温用電熱線の内部空間に可
撓性を有する無機繊維を挿入し、前記高温用電熱線を加
圧偏平にして前記無機繊維体に保持せしめたため、縦方
向に使用が可能となるとともに通電初期の電磁音も無
く、高温用電熱線が赤熱する迄の立上りが速いという効
果が得られる。
ば、螺旋状に巻回した前記高温用電熱線の内部空間に可
撓性を有する無機繊維を挿入し、前記高温用電熱線を加
圧偏平にして前記無機繊維体に保持せしめたため、縦方
向に使用が可能となるとともに通電初期の電磁音も無
く、高温用電熱線が赤熱する迄の立上りが速いという効
果が得られる。
第1図は本発明の一実施例における石英管ヒータの縦断
面図、第2図は同石英管ヒータの横断面図、第3図は従
来例における石英管ヒータの縦断面図である。 2……高温用電熱線、3……無機繊維体、4……石英
管、5……エンドキャップ。
面図、第2図は同石英管ヒータの横断面図、第3図は従
来例における石英管ヒータの縦断面図である。 2……高温用電熱線、3……無機繊維体、4……石英
管、5……エンドキャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】赤熱する高温用電熱線よりなるヒータエレ
メントと、このヒータエレメントを収納する石英管と、
この石英管の両端に設けられ前記ヒータエレメントを支
持するエンドキャップを備え、前記ヒータエレメントは
螺旋状に巻回した前記高温用電熱線の内部空間に可撓性
を有する無機繊維体を挿入し、前記高温用電熱線を加圧
偏平にして前記無機繊維体に保持せしめてなる石英管ヒ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2513787A JPH0773076B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 石英管ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2513787A JPH0773076B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 石英管ヒ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63193480A JPS63193480A (ja) | 1988-08-10 |
JPH0773076B2 true JPH0773076B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12157580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2513787A Expired - Lifetime JPH0773076B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 石英管ヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773076B2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP2513787A patent/JPH0773076B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63193480A (ja) | 1988-08-10 |
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