JPH0772538B2 - 密閉形圧縮機 - Google Patents
密閉形圧縮機Info
- Publication number
- JPH0772538B2 JPH0772538B2 JP1331320A JP33132089A JPH0772538B2 JP H0772538 B2 JPH0772538 B2 JP H0772538B2 JP 1331320 A JP1331320 A JP 1331320A JP 33132089 A JP33132089 A JP 33132089A JP H0772538 B2 JPH0772538 B2 JP H0772538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- twist plate
- rotary shaft
- twist
- foreign matter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密閉形圧縮機に係り、特に鉄系異物の捕集に好
適な密閉形圧縮機に関する。
適な密閉形圧縮機に関する。
従来の構造を第２図により説明する。上ケース１および
下ケース２からなる密閉ケース３はその接合部で全周に
互って溶接シールされており、前記上ケース１内には電
動機固定子４を圧入等の手段で固定し、この固定子４内
には回転自在に回転子５を設けている。前記上ケース１
内にはさらに圧縮機体６を設けたフレーム７を圧入等で
固定し、前記回転子５と前記圧縮機体６とを回転軸８で
直結している。また、下ケース２の内底にはピン９を溶
接等で突設しこのピン９に磁石10を嵌合装着する。図
中、13は潤滑油、14は圧縮ガスを密閉ケース３外へ導出
する吐出管である。
下ケース２からなる密閉ケース３はその接合部で全周に
互って溶接シールされており、前記上ケース１内には電
動機固定子４を圧入等の手段で固定し、この固定子４内
には回転自在に回転子５を設けている。前記上ケース１
内にはさらに圧縮機体６を設けたフレーム７を圧入等で
固定し、前記回転子５と前記圧縮機体６とを回転軸８で
直結している。また、下ケース２の内底にはピン９を溶
接等で突設しこのピン９に磁石10を嵌合装着する。図
中、13は潤滑油、14は圧縮ガスを密閉ケース３外へ導出
する吐出管である。
かかる構造においては磁石を装着した方向にある溶接ス
パッタおよび摺動部摩耗鉄粉を吸着できるが、他方向に
ある異物や浮遊したまま潤滑油と共に回転軸８の内孔15
へ吸入される異物は磁石10への距離が遠いため吸着され
にくいという点への配慮が不足していた。
パッタおよび摺動部摩耗鉄粉を吸着できるが、他方向に
ある異物や浮遊したまま潤滑油と共に回転軸８の内孔15
へ吸入される異物は磁石10への距離が遠いため吸着され
にくいという点への配慮が不足していた。
この種の構造として関連するものには例えば、実公昭54
−33123号公報が挙げられる。
−33123号公報が挙げられる。
上記従来技術は磁石10から比較的遠くにある鉄系異物の
捕集について配慮がされておらず、磁石10以外の方向か
らは異物が回転軸８の内孔15へ吸入され摺動部へ侵入し
摺動面を損傷する可能性があるという問題があった。
捕集について配慮がされておらず、磁石10以外の方向か
らは異物が回転軸８の内孔15へ吸入され摺動部へ侵入し
摺動面を損傷する可能性があるという問題があった。
本発明の目的は、鉄系異物を確実に捕集する構造を提供
することにある。
することにある。
上記目的は、密閉容器内部の上部に位置された電動要素
と、密閉容器内部の下部に位置された圧縮要素と、上記
電動要素の回転子と上記圧縮要素とを連結する回転軸
と、上記密閉容器の底部に貯溜された潤滑油とを具え、
上記回転軸が、その内部の軸方向に孔を有すると共にそ
の下端を上記潤滑油に浸漬され、上記孔の下端から潤滑
油を吸い込んで摺動部に供給する密閉形圧縮機におい
て、上記回転軸が、上記縦孔の下端部に磁化ひねり板を
係止され、このひねり板は上記潤滑油に浸漬されてなる
ことにより、達成される。
と、密閉容器内部の下部に位置された圧縮要素と、上記
電動要素の回転子と上記圧縮要素とを連結する回転軸
と、上記密閉容器の底部に貯溜された潤滑油とを具え、
上記回転軸が、その内部の軸方向に孔を有すると共にそ
の下端を上記潤滑油に浸漬され、上記孔の下端から潤滑
油を吸い込んで摺動部に供給する密閉形圧縮機におい
て、上記回転軸が、上記縦孔の下端部に磁化ひねり板を
係止され、このひねり板は上記潤滑油に浸漬されてなる
ことにより、達成される。
回転軸の軸方向の孔に係止したひねり板は、回転軸が回
転すると回転軸と一緒に回転して、潤滑油を回転させ
る。その際の潤滑油は、ひねり板の表面のひねり角によ
って、上向きの分力を加えられてひねり板の表面で回転
方向及び上方向に押しのけられるようにひねり板の表面
若しくは表面近くを上昇通過することになる。このよう
に、潤滑油はひねり板の表面で押しのけられるため、潤
滑油中に混入している比重の大きな鉄系異物はひねり板
の表面若しくは表面近くを上昇通過することになる。こ
れによって、潤滑油中に混入している鉄系異物は、押し
のけられてひねり板の表面若しくは表面近くを上昇通過
する際に、ひねり板の磁力によってその表面に吸着され
る。
転すると回転軸と一緒に回転して、潤滑油を回転させ
る。その際の潤滑油は、ひねり板の表面のひねり角によ
って、上向きの分力を加えられてひねり板の表面で回転
方向及び上方向に押しのけられるようにひねり板の表面
若しくは表面近くを上昇通過することになる。このよう
に、潤滑油はひねり板の表面で押しのけられるため、潤
滑油中に混入している比重の大きな鉄系異物はひねり板
の表面若しくは表面近くを上昇通過することになる。こ
れによって、潤滑油中に混入している鉄系異物は、押し
のけられてひねり板の表面若しくは表面近くを上昇通過
する際に、ひねり板の磁力によってその表面に吸着され
る。
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。上ケ
ース１および下ケース２からなる密閉ケース３はその接
合部で全周に互って溶接シールされている。前記ケース
１内には電動機固定子４を圧入等の手段で固定し、この
固定子４内には回転自在に回転子５を設けている。前記
上ケース１内にはさらに圧縮機体６を設けたフレーム７
を圧入等で固定し、前記回転子５と前記圧縮機体６とを
回転軸８を直接連結している。回転軸８には、その内部
の軸方向に内孔15を設け、その下端を上記潤滑油13中に
浸漬している。回転軸８の内孔15面には、磁化されたひ
ねり板16が係止され、このひねり板16は上記潤滑油13に
浸漬されている。この構成において回転軸８が回転する
と、ひねり板16も回転軸８と一緒に回転して、潤滑油13
を回転させる。その際の潤滑油13は、ひねり板16の表面
のひねり角によって、上向きの分力を加えられてひねり
板16の表面で回転方向及び上方向に押しのけられるよう
にしてひねり板16の表面若しくは表面近くを上昇通過す
ることになる。このように、潤滑油13はひねり板16の表
面で押しのけられるため、潤滑油中に混入している比重
の大きな鉄系異物はひねり板の表面若しくは表面近くを
上昇通過することになる。これによって、潤滑油13中に
混入している鉄系異物は、押しのけられてひねり板16の
表面若しくは表面近くを上昇通過する際に、ひねり板16
の磁力によってその表面に吸着される。この鉄系異物が
ひねり板16の吸着された後の潤滑油が、横孔18,19,20か
ら摺動部に供給される。
ース１および下ケース２からなる密閉ケース３はその接
合部で全周に互って溶接シールされている。前記ケース
１内には電動機固定子４を圧入等の手段で固定し、この
固定子４内には回転自在に回転子５を設けている。前記
上ケース１内にはさらに圧縮機体６を設けたフレーム７
を圧入等で固定し、前記回転子５と前記圧縮機体６とを
回転軸８を直接連結している。回転軸８には、その内部
の軸方向に内孔15を設け、その下端を上記潤滑油13中に
浸漬している。回転軸８の内孔15面には、磁化されたひ
ねり板16が係止され、このひねり板16は上記潤滑油13に
浸漬されている。この構成において回転軸８が回転する
と、ひねり板16も回転軸８と一緒に回転して、潤滑油13
を回転させる。その際の潤滑油13は、ひねり板16の表面
のひねり角によって、上向きの分力を加えられてひねり
板16の表面で回転方向及び上方向に押しのけられるよう
にしてひねり板16の表面若しくは表面近くを上昇通過す
ることになる。このように、潤滑油13はひねり板16の表
面で押しのけられるため、潤滑油中に混入している比重
の大きな鉄系異物はひねり板の表面若しくは表面近くを
上昇通過することになる。これによって、潤滑油13中に
混入している鉄系異物は、押しのけられてひねり板16の
表面若しくは表面近くを上昇通過する際に、ひねり板16
の磁力によってその表面に吸着される。この鉄系異物が
ひねり板16の吸着された後の潤滑油が、横孔18,19,20か
ら摺動部に供給される。
本実施例によれば、摺動部へ供給される潤滑油13の全て
が、回転及び上昇する際に磁化したひねり板16の表面若
しくは表面近くを通過するので、潤滑油13中に混入して
いる鉄系異物は、磁化したひねり板16の表面に吸着され
る。
が、回転及び上昇する際に磁化したひねり板16の表面若
しくは表面近くを通過するので、潤滑油13中に混入して
いる鉄系異物は、磁化したひねり板16の表面に吸着され
る。
本発明によれば、潤滑油が、ひねり板の表面のひねり角
によって、上向きの分力を加えられてひねり板の表面で
回転方向及び上方向に押しのけられるようにひねり板の
表面若しくは表面近くを上昇通過することになる。この
ように、潤滑油はひねり板の表面で押しのけられるた
め、潤滑油中に混入している比重の大きな鉄系異物はひ
ねり板の表面若しくは表面近くを上昇通過することにな
る。この際に、潤滑油中に混入している鉄系異物は、押
しのけられてひねり板の表面若しくは表面近くを上昇通
過する際に、ひねり板の磁力によってその表面に吸着さ
れる。これによって、潤滑油に鉄系異物が混入していて
も、磁化したひねり板に確実に吸着され、鉄系異物が摺
動部に侵入することを確実に防止できるので、鉄系異物
の摺動部への侵入による摺動面の損傷を防ぐことがで
き、信頼性を向上するという効果が得られる。
によって、上向きの分力を加えられてひねり板の表面で
回転方向及び上方向に押しのけられるようにひねり板の
表面若しくは表面近くを上昇通過することになる。この
ように、潤滑油はひねり板の表面で押しのけられるた
め、潤滑油中に混入している比重の大きな鉄系異物はひ
ねり板の表面若しくは表面近くを上昇通過することにな
る。この際に、潤滑油中に混入している鉄系異物は、押
しのけられてひねり板の表面若しくは表面近くを上昇通
過する際に、ひねり板の磁力によってその表面に吸着さ
れる。これによって、潤滑油に鉄系異物が混入していて
も、磁化したひねり板に確実に吸着され、鉄系異物が摺
動部に侵入することを確実に防止できるので、鉄系異物
の摺動部への侵入による摺動面の損傷を防ぐことがで
き、信頼性を向上するという効果が得られる。
第１図は本発明の一実施例を適用した密閉形圧縮機の縦
断面図、第２図は従来の密閉形圧縮機の縦断面図であ
る。 １……上ケース、２……下ケース、３……密閉ケース、
４……電動機固定子、５……回転子、６……圧縮機体、
７……フレーム、８……回転軸、９……ピン、10……磁
石、13……潤滑油、14……吐出管、15……内孔、16……
磁化したひねり板、17……油吸込穴、18,19,20……横
穴。
断面図、第２図は従来の密閉形圧縮機の縦断面図であ
る。 １……上ケース、２……下ケース、３……密閉ケース、
４……電動機固定子、５……回転子、６……圧縮機体、
７……フレーム、８……回転軸、９……ピン、10……磁
石、13……潤滑油、14……吐出管、15……内孔、16……
磁化したひねり板、17……油吸込穴、18,19,20……横
穴。
Claims (1)
- 【請求項１】密閉容器内部の上部に位置された電動要素
と、密閉容器内部の下部に位置された圧縮要素と、上記
電動要素の回転子と上記圧縮要素とを連結する回転軸
と、上記密閉容器の底部に貯溜された潤滑油とを具え、
上記回転軸が、その内部の軸方向に孔を有すると共にそ
の下端を上記潤滑油に浸漬され、上記孔の下端から潤滑
油を吸い込んで摺動部に供給する密閉形圧縮機におい
て、 上記回転軸が、上記縦孔の下端部に磁化したひねり板を
係止され、このひねり板は上記潤滑油に浸漬されてなる
ことを特徴とする密閉形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1331320A JPH0772538B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1331320A JPH0772538B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 密閉形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02238184A JPH02238184A (ja) | 1990-09-20 |
| JPH0772538B2 true JPH0772538B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=18242369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1331320A Expired - Fee Related JPH0772538B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772538B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104421158A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 一种压缩机及其磁铁固定装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5125104U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-24 | ||
| JPS5150304U (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-16 | ||
| JPS5967593U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-08 | 三洋電機株式会社 | 圧縮機のオイル給排装置 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1331320A patent/JPH0772538B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02238184A (ja) | 1990-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |