JPH0772126B2 - 入浴剤 - Google Patents
入浴剤Info
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- JPH0772126B2 JPH0772126B2 JP63065044A JP6504488A JPH0772126B2 JP H0772126 B2 JPH0772126 B2 JP H0772126B2 JP 63065044 A JP63065044 A JP 63065044A JP 6504488 A JP6504488 A JP 6504488A JP H0772126 B2 JPH0772126 B2 JP H0772126B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fumaric acid
- weight
- bath
- carbonate
- acid
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/39—Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/60—Sugars; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/20—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of the composition as a whole
- A61K2800/22—Gas releasing
- A61K2800/222—Effervescent
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
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- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フマル酸と炭酸塩を含有する入浴剤におい
て、入浴剤が浴湯中に溶ける際に生ずるフマル酸の浮
き、泡立ち、並びに入浴剤溶解後に浴湯をかきまぜたと
きに泡立ちをほとんど生じない入浴剤に関する。
て、入浴剤が浴湯中に溶ける際に生ずるフマル酸の浮
き、泡立ち、並びに入浴剤溶解後に浴湯をかきまぜたと
きに泡立ちをほとんど生じない入浴剤に関する。
〔従来の技術〕 入浴剤は一般に芒硝、硼砂、イオウ、食塩、炭酸塩等の
無機塩類混合物に香料、着色料、植物エキス、有機酸等
を配合したもので、浴湯に香り、色調を与えたり、皮膚
面に適度な刺激を与えることにより血液の循環を活発に
し、疲労回復、新陳代謝を増進させるものである。これ
らの浴用剤の中で、炭酸塩と有機酸を組合せた発泡性入
浴剤があり、これは浴湯中に炭酸ガスの気泡を発生させ
て、リラックス感や爽快感を高め、入浴を楽しくする効
果を有する。
無機塩類混合物に香料、着色料、植物エキス、有機酸等
を配合したもので、浴湯に香り、色調を与えたり、皮膚
面に適度な刺激を与えることにより血液の循環を活発に
し、疲労回復、新陳代謝を増進させるものである。これ
らの浴用剤の中で、炭酸塩と有機酸を組合せた発泡性入
浴剤があり、これは浴湯中に炭酸ガスの気泡を発生させ
て、リラックス感や爽快感を高め、入浴を楽しくする効
果を有する。
従来、入浴剤中に配合する有機酸としては、クエン酸、
コハク酸、リンゴ酸、酒石酸が一般的に使用されてい
る。フマル酸はこれらの酸よりも安価なため有用である
が、水に難溶性であるため入浴剤の酸剤として使用する
には非常に問題があつた。そのため、モノフマル酸ソー
ダとして使用するか、又はフマル酸を界面活性剤と共に
噴霧乾燥して用いる方法がとられていた。
コハク酸、リンゴ酸、酒石酸が一般的に使用されてい
る。フマル酸はこれらの酸よりも安価なため有用である
が、水に難溶性であるため入浴剤の酸剤として使用する
には非常に問題があつた。そのため、モノフマル酸ソー
ダとして使用するか、又はフマル酸を界面活性剤と共に
噴霧乾燥して用いる方法がとられていた。
また、特開昭60−169436号には、平均分子量300〜50,00
0のアクリル酸(塩)のホモポリマー又はコポリマーよ
りなる水溶性高分子化合物を用いて、噴霧法により、フ
マル酸を被覆する方法が示されている。
0のアクリル酸(塩)のホモポリマー又はコポリマーよ
りなる水溶性高分子化合物を用いて、噴霧法により、フ
マル酸を被覆する方法が示されている。
しかしながら、モノフマル酸ソーダでは、2つのカルボ
キシル基のうち1つが既に中和されているため、多量使
用することが必要であり、その結果コストも高くなると
いう欠点がある。また、界面活性剤と共に噴霧乾燥する
という方法は、フマル酸の浮きは抑えられるが、泡立ち
がいつまでも残るという欠点があり、更に界面活性剤の
量を減らした場合はフマル酸の浮きを抑えられないとい
う欠点があつた。
キシル基のうち1つが既に中和されているため、多量使
用することが必要であり、その結果コストも高くなると
いう欠点がある。また、界面活性剤と共に噴霧乾燥する
という方法は、フマル酸の浮きは抑えられるが、泡立ち
がいつまでも残るという欠点があり、更に界面活性剤の
量を減らした場合はフマル酸の浮きを抑えられないとい
う欠点があつた。
また、アクリル酸(塩)のホモポリマー又はコポリマー
を用いてフマル酸を被覆する方法は、製造効率が悪いと
共にコストが高くなり、しかも乾燥時に水を完全に除去
するのが極めて困難であるという欠点があつた。
を用いてフマル酸を被覆する方法は、製造効率が悪いと
共にコストが高くなり、しかも乾燥時に水を完全に除去
するのが極めて困難であるという欠点があつた。
斯かる欠点を克服する方法として、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、水溶性ゼ
ラチンの1種又は2種以上をフマル酸に対して1〜20重
量%、HLB7以上の界面活性剤をフマル酸に対して0.1〜
0.5重量%添加する方法が報告されている(特開昭59−1
06415号)。
ルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、水溶性ゼ
ラチンの1種又は2種以上をフマル酸に対して1〜20重
量%、HLB7以上の界面活性剤をフマル酸に対して0.1〜
0.5重量%添加する方法が報告されている(特開昭59−1
06415号)。
しかしながら、この方法も、入浴剤を溶解させた後、浴
湯をかき混ぜると泡立ちを生じ、これがいつまでも消え
難いという欠点があり、未だ充分に満足できる解決方法
は存在しなかつた。
湯をかき混ぜると泡立ちを生じ、これがいつまでも消え
難いという欠点があり、未だ充分に満足できる解決方法
は存在しなかつた。
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行つた結
果、特定量のカルボキシメチルセルロース又はそのアル
カリ金属塩とHLB7以上の非イオン性界面活性剤を組合わ
せて配合することにより上記問題点を解決できることを
見出し、本発明を完成した。
果、特定量のカルボキシメチルセルロース又はそのアル
カリ金属塩とHLB7以上の非イオン性界面活性剤を組合わ
せて配合することにより上記問題点を解決できることを
見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、フマル酸と炭酸塩を含有する入浴
剤において、該炭酸塩の10重量%以上を炭酸のアルカリ
金属塩とし、1%水溶液の25℃における粘度が2000cp以
下のカルボキシメチルセルロース又はそのアルカリ金属
塩をフマル酸に対して0.1〜20重量%、およびHLB7以上
の非イオン性界面活性剤をフマル酸に対して0.02〜0.05
重量%配合したことを特徴とする入浴剤を提供するもの
である。
剤において、該炭酸塩の10重量%以上を炭酸のアルカリ
金属塩とし、1%水溶液の25℃における粘度が2000cp以
下のカルボキシメチルセルロース又はそのアルカリ金属
塩をフマル酸に対して0.1〜20重量%、およびHLB7以上
の非イオン性界面活性剤をフマル酸に対して0.02〜0.05
重量%配合したことを特徴とする入浴剤を提供するもの
である。
本発明の入浴剤に使用する炭酸塩としては、例えば炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、セ
スキ炭酸ナトリウム等が挙げられる。これらは単独又は
2種以上を組み合せて使用できるが、高温保存安定性に
優れた製剤を製造するためには、使用する炭酸塩の10重
量%以上が炭酸のアルカリ金属塩であることが必要であ
り、特に炭酸のアルカリ金属塩が10〜70重量%であるの
が好ましい。炭酸塩中の炭酸のアルカリ金属塩の割合が
10重量%未満の場合には、高温保存時に分解が起り易
く、製剤の袋体の膨れが起つたり、有効炭酸ガス量が減
少して本来の炭酸ガス入浴剤の性能が損われ、またその
割合が70重量%を超えると溶解速度が遅くなる。
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、セ
スキ炭酸ナトリウム等が挙げられる。これらは単独又は
2種以上を組み合せて使用できるが、高温保存安定性に
優れた製剤を製造するためには、使用する炭酸塩の10重
量%以上が炭酸のアルカリ金属塩であることが必要であ
り、特に炭酸のアルカリ金属塩が10〜70重量%であるの
が好ましい。炭酸塩中の炭酸のアルカリ金属塩の割合が
10重量%未満の場合には、高温保存時に分解が起り易
く、製剤の袋体の膨れが起つたり、有効炭酸ガス量が減
少して本来の炭酸ガス入浴剤の性能が損われ、またその
割合が70重量%を超えると溶解速度が遅くなる。
炭酸塩の含有量は、全組成に対して5〜80重量%、特に
10〜50重量%が好ましい。また、入浴剤の酸剤にはフマ
ル酸以外の有機酸を併用することができる。フマル酸を
含む酸剤の含有量は、炭酸塩に対して10〜300重量%、
特に30〜150重量%が好ましい。
10〜50重量%が好ましい。また、入浴剤の酸剤にはフマ
ル酸以外の有機酸を併用することができる。フマル酸を
含む酸剤の含有量は、炭酸塩に対して10〜300重量%、
特に30〜150重量%が好ましい。
本発明において使用する特定のカルボキシメチルセルロ
ース又はそのアルカリ金属塩は、1%水溶液(25℃)と
しBM型回転粘度計で測定する時、粘度2000cp以下のもの
であるが、特に粘度1000cp以下のものが好ましい。粘度
が2000cpを超えたカルボキシメチルセルロース又はその
アルカリ金属塩では、溶解時にカルボキシメチルセルロ
ース又はそのアルカリ金属塩が保水性の強い膜をつくる
ためママコになり、入浴者に不快感を与える。添加量は
フマル酸に対して0.1重量%以上であることが必要で、
好ましい範囲はフマル酸に対して0.1〜20重量%であ
る。
ース又はそのアルカリ金属塩は、1%水溶液(25℃)と
しBM型回転粘度計で測定する時、粘度2000cp以下のもの
であるが、特に粘度1000cp以下のものが好ましい。粘度
が2000cpを超えたカルボキシメチルセルロース又はその
アルカリ金属塩では、溶解時にカルボキシメチルセルロ
ース又はそのアルカリ金属塩が保水性の強い膜をつくる
ためママコになり、入浴者に不快感を与える。添加量は
フマル酸に対して0.1重量%以上であることが必要で、
好ましい範囲はフマル酸に対して0.1〜20重量%であ
る。
0.1重量%未満ではフマル酸の浮きが充分に抑えること
ができない。
ができない。
また本発明において、使用するHLB7以上の非イオン性界
面活性剤としては、シヨ糖脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコ
ール脂肪酸エステル等が挙げられ、これらをフマル酸に
対して0.02〜0.05重量%添加する。0.02重量%未満で
は、フマル酸の浮きが充分に抑制できず、また0.05重量
%を超えると溶解時に泡立ちが生じ、浴湯をかき混ぜた
後も泡立ちが消えにくい。これらの界面活性剤のなかで
もHLB12〜16のシヨ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル等が好ましい。
面活性剤としては、シヨ糖脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコ
ール脂肪酸エステル等が挙げられ、これらをフマル酸に
対して0.02〜0.05重量%添加する。0.02重量%未満で
は、フマル酸の浮きが充分に抑制できず、また0.05重量
%を超えると溶解時に泡立ちが生じ、浴湯をかき混ぜた
後も泡立ちが消えにくい。これらの界面活性剤のなかで
もHLB12〜16のシヨ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル等が好ましい。
また、本発明入浴剤には、上記必須成分のほかに、硫酸
ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム等の無
機塩や入浴剤に通常用いられる各種の成分を配合するこ
とができる。
ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム等の無
機塩や入浴剤に通常用いられる各種の成分を配合するこ
とができる。
更に本発明入浴剤には、一般に配合されている香料、色
素、ビタミン類、温泉の有効成分、タンパク分解酵素、
海草エキス、アルギン酸ナトリウム、ラノリン、シリコ
ン、生薬あるいはその抽出エキス等を配合して、入浴効
果を高めることができる。
素、ビタミン類、温泉の有効成分、タンパク分解酵素、
海草エキス、アルギン酸ナトリウム、ラノリン、シリコ
ン、生薬あるいはその抽出エキス等を配合して、入浴効
果を高めることができる。
また、本発明入浴剤は有機酸と炭酸塩の配合割合を選択
し、浴湯中のpHを5〜7とすることにより、浴湯中に炭
酸ガスを溶解して存在させることが可能なため、この浴
湯に溶解した炭酸ガスによる血行促進効果を付与するこ
とができる。
し、浴湯中のpHを5〜7とすることにより、浴湯中に炭
酸ガスを溶解して存在させることが可能なため、この浴
湯に溶解した炭酸ガスによる血行促進効果を付与するこ
とができる。
本発明の入浴剤の剤形としては、炭酸ガスの湯への溶解
量を向上させることができるので錠剤が好ましいが、
粒、顆粒等の形にすることもでき、これらの製剤化のた
めに、必要に応じて賦形剤、滑沢剤等を添加することも
できる。
量を向上させることができるので錠剤が好ましいが、
粒、顆粒等の形にすることもでき、これらの製剤化のた
めに、必要に応じて賦形剤、滑沢剤等を添加することも
できる。
叙述の如く本発明の入浴剤を用いることにより、フマル
酸の浮き及び泡立ちが抑えられ、しかも入浴剤の溶解後
浴湯をかき混ぜた時に生じる泡立ちをも速やかに消失さ
せることができる。これにより、高価なクエン酸、コハ
ク酸、リンゴ酸、酒石酸に代わり、安価なフマル酸を使
用でき、製造コスト面で有利である。また、本発明入浴
剤は、有機酸と炭酸塩の配合割合を適宜変えることによ
り、浴湯中で発生する炭酸ガスの発泡効果又は血行促進
効果を与える。
酸の浮き及び泡立ちが抑えられ、しかも入浴剤の溶解後
浴湯をかき混ぜた時に生じる泡立ちをも速やかに消失さ
せることができる。これにより、高価なクエン酸、コハ
ク酸、リンゴ酸、酒石酸に代わり、安価なフマル酸を使
用でき、製造コスト面で有利である。また、本発明入浴
剤は、有機酸と炭酸塩の配合割合を適宜変えることによ
り、浴湯中で発生する炭酸ガスの発泡効果又は血行促進
効果を与える。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 表1に示す組成の入浴剤を調製し打錠した後、各入浴剤
50gを40℃、150の湯で満たした91.0×71.0cmの浴槽中
に投入し、この時のフマル酸の浮き、泡立ち、及び入浴
剤溶解後の浴湯撹拌後の泡立ちを以下の基準に従つて評
価した。
50gを40℃、150の湯で満たした91.0×71.0cmの浴槽中
に投入し、この時のフマル酸の浮き、泡立ち、及び入浴
剤溶解後の浴湯撹拌後の泡立ちを以下の基準に従つて評
価した。
フマル酸の浮き ○:入浴剤投入後30秒未満で浮きが消失する。
×:入浴剤投入後3分以上浮きを認める。
泡立ち 入浴剤が完全に溶解した直後に水面上に認める泡の総面
積の水面全体の面積に占める割合を測り、下記の基準で
示した。
積の水面全体の面積に占める割合を測り、下記の基準で
示した。
○:泡を認めない。
△:水面全体の面積の10%未満に泡を認める。
×:水面全体の面積の10%以上に泡を認める。
浴湯撹拌後の泡立ち 入浴剤が完全に溶解した後、直径約30cmの洗面器で浴槽
中を5回かき混ぜた時に生じる泡が消失するまでの時間
を測り、下記の基準で示した。
中を5回かき混ぜた時に生じる泡が消失するまでの時間
を測り、下記の基準で示した。
○:5秒以下。
△:5秒を超え1分以下。
×:1分を超える。
No.1からは、HLB7以上の非イオン性界面活性剤の添加量
がフマル酸に対して0.02重量%未満だとフマル酸の浮き
が抑えられないことが、またNo.5からは、その添加量が
フマル酸に対して0.1重量%以上になると泡立ちが生じ
ることがわかる。
がフマル酸に対して0.02重量%未満だとフマル酸の浮き
が抑えられないことが、またNo.5からは、その添加量が
フマル酸に対して0.1重量%以上になると泡立ちが生じ
ることがわかる。
またNo.2は、カルボキシメチルセルロースナトリウムの
添加量がフマル酸に対して0.1重量%未満ではフマル酸
の浮きが抑えられないことを示している。
添加量がフマル酸に対して0.1重量%未満ではフマル酸
の浮きが抑えられないことを示している。
本発明の実施例であるNo.3、4、6ではフマル酸の浮
き、泡立ち、及び浴湯撹拌後の泡立ちのいずれも認めな
かつた。
き、泡立ち、及び浴湯撹拌後の泡立ちのいずれも認めな
かつた。
No.7は、炭酸塩中の炭酸ナトリウムが10重量%以上であ
る時、特開昭59−106415号の方法では浴湯撹拌後の泡立
ちが抑制できないことを示している。また、No.8、9、
10は特開昭59−106415号の方法で炭酸塩中の炭酸ナトリ
ウムが10重量%以上である時、浴湯撹拌後の泡立ちを抑
制するためにHLB7以上の非イオン性界面活性剤の添加量
をフマル酸に対して0.1重量%未満にした場合フマル酸
の浮きが抑えられないことを示している。本発明の実施
例であるNo.11、12ではフマル酸の浮き、泡立ち、及び
浴湯撹拌後の泡立ちのいずれも認めなかつた。
る時、特開昭59−106415号の方法では浴湯撹拌後の泡立
ちが抑制できないことを示している。また、No.8、9、
10は特開昭59−106415号の方法で炭酸塩中の炭酸ナトリ
ウムが10重量%以上である時、浴湯撹拌後の泡立ちを抑
制するためにHLB7以上の非イオン性界面活性剤の添加量
をフマル酸に対して0.1重量%未満にした場合フマル酸
の浮きが抑えられないことを示している。本発明の実施
例であるNo.11、12ではフマル酸の浮き、泡立ち、及び
浴湯撹拌後の泡立ちのいずれも認めなかつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−106415(JP,A) 蟇目 浩吉 外6編「ハンドブック − 化粧品・製剤原料−」改訂版 日光ケミカ ルズ株式会社 外1発行(昭和52年2月1 日)P.138〜139
Claims (1)
- 【請求項1】フマル酸と炭酸塩を含有する入浴剤におい
て、該炭酸塩の10重量%以上を炭酸のアルカリ金属塩と
し、1%水溶液の25℃における粘度が2000cp以下のカル
ボキシメチルセルロース又はそのアルカリ金属塩をフマ
ル酸に対して0.1〜20重量%、およびHLB7以上の非イオ
ン性界面活性剤をフマル酸に対して0.02〜0.05重量%配
合したことを特徴とする入浴剤。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63065044A JPH0772126B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 入浴剤 |
CA000593394A CA1329134C (en) | 1988-03-17 | 1989-03-10 | Bathing preparation |
DK124789A DK124789A (da) | 1988-03-17 | 1989-03-15 | Badepraeparat |
NO89891109A NO891109L (no) | 1988-03-17 | 1989-03-15 | Badesaltblanding. |
FI891247A FI891247A (fi) | 1988-03-17 | 1989-03-16 | Badpreparat. |
EP89104843A EP0333223B1 (en) | 1988-03-17 | 1989-03-17 | Bathing preparation |
DE8989104843T DE68904099T2 (de) | 1988-03-17 | 1989-03-17 | Badepraeparat. |
AT89104843T ATE83921T1 (de) | 1988-03-17 | 1989-03-17 | Badepraeparat. |
US07/324,885 US5002758A (en) | 1988-03-17 | 1989-03-17 | Bath preparation comprising fumaric acid and carbonate salt |
ES89104843T ES2053838T3 (es) | 1988-03-17 | 1989-03-17 | Un preparado para baño de burbujas que no forma espuma. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63065044A JPH0772126B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 入浴剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238523A JPH01238523A (ja) | 1989-09-22 |
JPH0772126B2 true JPH0772126B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=13275566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63065044A Expired - Lifetime JPH0772126B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-18 | 入浴剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772126B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259060B2 (ja) * | 2006-07-19 | 2013-08-07 | 株式会社ヘルスカンパニー | 浴用剤組成物 |
JP5987162B2 (ja) * | 2012-08-27 | 2016-09-07 | 株式会社バスクリン | ブリケット型入浴剤 |
JP6194184B2 (ja) * | 2013-04-03 | 2017-09-06 | 花王株式会社 | 浴用剤組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106415A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-20 | Kao Corp | 入浴剤 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63065044A patent/JPH0772126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
蟇目浩吉外6編「ハンドブック−化粧品・製剤原料−」改訂版日光ケミカルズ株式会社外1発行(昭和52年2月1日)P.138〜139 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01238523A (ja) | 1989-09-22 |
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