JPH076946Y2 - 揺動回転遊戯機 - Google Patents

揺動回転遊戯機

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JPH076946Y2
JPH076946Y2 JP1988047417U JP4741788U JPH076946Y2 JP H076946 Y2 JPH076946 Y2 JP H076946Y2 JP 1988047417 U JP1988047417 U JP 1988047417U JP 4741788 U JP4741788 U JP 4741788U JP H076946 Y2 JPH076946 Y2 JP H076946Y2
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JP
Japan
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swing
shaft
oscillating
cockpit
rotation
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Inventor
雅樹 松野
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株式会社セガ・エンタープライゼス
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車,二輪車,飛行機等の乗物その他動植
物,人形等を模した物を遊戯者が操作することにより動
作させ、遊戯者自らも操縦席に乗って遊戯するようにし
た遊戯機に関するものである。
従来技術 従来においても遊戯者が遊戯機に乗り込み自らの操縦に
より操縦席自体を動かす遊戯機の例は各種あった。
その一例を第11図に示し説明する。
同例はドライブゲーム装置であり、幾分偏平な円柱状の
基台01上に同径の円形をした操縦席02が回動自在に支持
されたもので、操縦席02の中央に座席03が設けられ座席
03の前方にはモニターTV04が設置されている。
遊戯者は操縦席02に乗り込み、座席03に着席すると目の
前にモニターTV04が位置し、手元のハンドル05、ギア06
および足下のペダル07等を操作して操縦すると、操縦席
02が基台01に対して回動し、操縦席03の回動に対応して
モニターTV04の映像も変化するものである。
同例においては左右80度の回動が可能とされ、モニター
TV04に写し出されたレーシングコースに沿って運転し、
ハンドル05をきれば操縦席02が回動し、あたかも実際に
運転しているかのような疑似体験をするものである。
また他の例(実開昭61−200094号公報)では操縦席が左
右に揺動するものがある。
解決しようとする課題 前者の例は操縦席が回動し、後者の例では操縦席が揺動
するものであり、その他の例についても回動か揺動のい
ずれかの動きをするのが一般であって、動きが単調に過
ぎる傾向があった。
したがって遊戯者は実際の動きとは大部異なる動きを経
験し臨場感に乏しいものとなっていた。
課題を解決するための手段および作用 本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
る処は、回動とともに揺動可能でより変化にとんだ動き
により臨場感のあるゲームを楽しむことができる揺動回
転遊戯機を供する点にある。
すなわち、本考案は、床上に設置される基台(10)と、
同基台(10)に水平方向へ指向して回動自在に架設され
る揺動軸(46)と、同揺動軸(46)より直角方向へ指向
して揺動軸(46)に一体に突設される中心支軸(44)
と、同中心支軸(44)を中心に遠心方向に延設され前記
揺動軸(46)に一体に懸架される揺動体(40)と、前記
中心支軸(44)を回転中心に前記揺動体(40)に対し回
動自在に支持される操縦席(3)と、前記揺動体(40)
を基台(10)に対して前記揺動軸(46)を中心に揺動す
る揺動駆動手段(17)と、前記操縦席(3)を前記揺動
体(40)に対して前記中心軸(44)を中心に回動する回
動駆動手段(81)と、前記揺動駆動手段(17)および前
記回動駆動手段(81)を制御する制御手段(90,91)
と、前記操縦席(3)に設けられ前記制御手段(90,9
1)に指示を与えて前記操縦席(3)の動きを操作する
操作手段(7)とを備えた揺動回転遊戯機である。
基台(10)に水平に架設された揺動軸(46)に一体に直
角方向へ中心支軸(44)が突設され、同中心支軸(44)
より延設されて揺動軸(46)に一体に揺動体(40)が懸
架されているので、水平な揺動軸(46)を中心に揺動す
る揺動体(40)に中心支軸(44)が突設された状態にあ
り、同中心支軸(44)を回転中心に操縦席(3)が揺動
体(40)に対し回動自在に支持されている。
すなわち操縦席(3)は揺動体(40)の上に回動自在に
支持されており、その回動中心である中心支軸(44)は
常時鉛直ではなく揺動して傾斜する構造であるので、操
縦席(3)は正面の向きを変えることができるとともに
前後左右斜めあわゆる方向に傾斜させることができる。
揺動体(40)を揺動する揺動駆動手段(17)と、操縦席
(3)を揺動体(40)に対して回動する回動駆動手段
(81)との2つの駆動手段のみで前記したような複雑な
動きを操縦席(3)にさせることができ、構造を簡単に
してコストの低減を図ることができる。
実施例 以下第1図ないし第8図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
第1図は本考案に係る揺動回転遊戯機2の全体斜視図で
あり、基台10の上に操縦席3が揺動および回転自在に支
持されて設けられている。
操縦席3には座席シート4とモニターTV5が対向して配
置され、全体を数本のフレーム6で囲われている。
その他操縦席3には遊戯者1が着席したときの手元位置
に操縦レバー7およびシフトレバー8が設けられてい
る。
第2図は本揺動回転遊戯機2の駆動機構の要部を分解し
て示した斜視図である。
大別して基台10,揺動体40,回転体70の3ブロックに分割
でき、基台10に揺動体40が揺動自在に支持され、同揺動
体40の上に回転体70が回動自在に支持されるようになっ
ている。
基台10は棒状の支持フレーム11を2本交又させて支持脚
とし、各先端部にフットプレート12を固着させ床面に水
平に置いて遊戯機全体を支持するようになっている。
放射状に延設された支持フレーム11の各中央部を連結す
るようにして矩形の枠体13が構成されていて、その対向
する2辺から鉛直上方に一対の支柱14が対向して立設さ
れている。
支柱14の上端部にはそれぞれ軸受15が対向して固定され
ている。
また枠体13の一辺には支持板16が立設されていて、同支
持板16に揺動用モーター17が固定されている。
揺動用モーター17の外側方へ向いた駆動軸にはプーリ18
が嵌着されている(第3図参照)。
揺動用モーター17と並んで支持箱19が支持フレーム11お
よび枠体13上に固定されており、その対向する側板19a,
側板19b間にねじ棒20が回動自在に架設されて、同ねじ
棒20の一方の側板19aを貫通して突出した部分にプーリ
と同プーリ21より径の大きいディスク円板22が一体に形
成されたものが嵌着されている。
そして同プーリ21と前記プーリ18との間にベルト23が架
渡されている。
プーリ18とプーリ21の中間位置にはディスク22の外側部
を左右から挟むように挟持部材24が設けられており、同
挟持部材24はシリンダ25によって摺動してディスク22を
挟みつけてディスク22の回動を阻止したり、解放してデ
ィスク22の回動を可能としたりすることができるように
なっている。
支持箱19内において一対の側板19a,側板19bに平行に摺
動板26が前記ねじ棒20に貫通されて設けられており、ね
じ棒20の貫通部には雌ねじが形成されていてねじ棒20と
螺合している。
そして端部どうしを連結棒28によって連結された2本の
ガイド棒27が一方の側板19bに穿設された円孔を貫通し
た端部を摺動板26に固着され摺動板26と一体に前後に摺
動するようになっている。
一方前記連結棒28と、ピン29を介して一端を係合され他
端を枠体13の一辺に枢軸30を介して枢支された摺動棒31
が枢軸30を中心に水平に揺動可能に設けられていて、同
揺動棒31の下面所定位置に連結リンク32の一端が係合さ
れている。
したがって揺動用モータ17の駆動によりベルト23を介し
てねじ棒20を回転させ、ねじ棒20の回転はこれと螺合す
る摺動板26を前後に摺動させ、摺動板26の摺動はこれと
一体のガイド棒27を摺動させる。
このガイド棒27の摺動は連結棒28に一端を係合された揺
動棒31を枢軸30を中心に前後に揺動し、これに伴ない連
結リンク32を前後に揺動させる。
次に揺動体40について説明する。
揺動体40はリング状をした円環フレーム41の内部に長径
方向に指向して長方形状の矩形フレーム42が嵌着されて
いて、同矩形フレーム42に直交して直径位置に棒状フレ
ーム43が設けられている。
棒状フレーム43の中心すなわち円環フレーム41の中心に
は上方に向けて中心軸44が立設され、同中心軸44と対称
に下方に向けて揺動杆45が垂設されている。
さらに棒状フレーム43の中心を貫通して矩形フレーム42
の長尺方向と平行に揺動軸46が設けられ、同揺動軸46は
その両端近傍を矩形フレーム42の対向する長尺辺間に架
設された支持部材47によって固定支持されて、両端は同
支持部材47より遠心方向へさらに若干突出している。
したがって揺動軸46は同一直線上にある中心軸44,揺動
杆45および棒状フレーム43と互いに直交する位置関係に
ある。
かかる揺動軸46の両端が前記基台10の支柱14の上端に設
けられた軸受15に嵌合されて揺動体40は揺動軸46を中心
に揺動自在に支持されるとともに、下方に垂設された揺
動杆45の下端部に前記揺動棒31に一端を係合された連結
リンク32の他端がピン33を介して回動自在に係合され
る。
したがって前記したように揺動用モータ17により前後に
揺動させられる連結リンク32は揺動杆45の下端部を前後
に揺動することになり、揺動体40全体が揺動軸46を中心
に揺動する。
棒状フレーム43の両端および矩形フレーム42の短尺の対
向する2辺にはそれぞれ上方に向けローラ48がその回転
軸を中心軸44方向へ向けて立設されている。
また棒状フレーム43の一方のローラ48寄りに左右に羽を
広げたような形状の揺動部材50が棒状フレーム43に立設
された枢軸51に枢支されて揺動自在に設けられている。
同揺動部材50は中央を枢軸51に枢支され約140度の角度
をもって左右に延設された形状をしており、その両端部
にゴムクッション52が固着され、同揺動部材50がある程
度回動したところでゴムクッション52が当接する位置に
ストッパー53が2個前記矩形フレーム42に固着されてい
る。
また揺動部材50の枢支部近傍の外側部は左右対称位置に
凸部50aが上方に若干突出して形成されている。
左右両凸部50aの間の凹部にはフック54が立設されてい
て、揺動軸46より中心軸44側の棒状フレーム43に立設さ
れたフック55との間にスプリング56が架設されており、
揺動部材50が左右に均衡した状態から一方に若干でも揺
動されると、スプリング56が働き、その揺動方向へさら
に揺動し一方のゴムクッション52を対応するストッパー
53に当接させて該傾き状態を維持するようになってい
る。
次に回転体70について説明する。
正八角形をなす八角フレーム71の各辺より遠心方向へ放
射状に放射フレーム72が延設されていて、八角フレーム
71の内部にはその対向する角部間に中心フレーム73が架
設されるとともに同中心フレーム73の中心部と中心フレ
ーム73に対し直角方向の八角フレーム71の角部との間に
支持フレーム74が架設され、その他補強部材75が設けら
れている。
中心フレーム73の中央すなわち八角フレーム71の中心に
は軸受76が設けられて、前記揺動体40の上方に突出した
中心軸44が嵌挿されるようになっており、回転体70は円
環フレーム41の四方位置に設けられた4個のローラ48上
に乗せられて中心軸44を中心に回動自在に支持される。
八角フレーム71より延設された放射フレーム72のうち隣
り合う一対の放射フレーム72の先端部間に支持フレーム
77が架設されており、同フレーム77の内面に固着された
支持台78に揺動板79の一端が枢着され、揺動板79の他端
部とフレーム77の内面との間に圧縮スプリング80が設け
られ、揺動板79を八角フレーム71の中心方向へ付勢して
いる。
この揺動板79の内側面に回転用モータ81および変速機82
が固定されており、変速機82より下方向へ突出した駆動
軸に駆動ローラ83が嵌着されている(第4図参照)。
したがって回転体70が揺動体40上にローラ48を介して乗
せられると、円環フレーム41の外周面に駆動ローラ83が
当接され圧縮スプリング80によって押圧されることにな
る。
そのため回転用モータ81の駆動は変速機82によって減速
されて駆動ローラ83を回転させ、駆動ローラ83の回転
は、これと圧接される円環フレーム41を回転させようと
するが円滑フレーム41は回転は不能であるので逆に反作
用で回転自在に設けられた回転体70が中心軸44を中心に
回転させられることになる。
なお支持フレーム74の下面の所定位置にはローラ85が枢
着されており、同ローラ85は回転体70の回転によって前
記揺動体40に枢着された揺動部材50の凸部50aに当接し
て同揺動部材50を揺動させることができる。
また同ローラ85のさらに遠心側にやはり支持フレーム74
に固着されて支持フレーム74より若干左右に突出してス
トッパー86が設けられている。
同ストッパー86は回転体70の回転により、一方に傾いた
揺動部材50の遠心側にあるゴムクッション52に当接して
回転体70の回転を停止させることができる。
以上の基台10,揺動体40,回転体70を組合せた概略断面図
および平面図が第4図ないし第6図である。
基台10の1対の支柱14に設けられた軸受15に揺動体40の
揺動軸46が支承されて揺動体40は揺動自在に支持され、
揺動体40の中心軸44に中心フレーム73の軸受76が嵌挿さ
れローラ48に全体を支持されて回転体70が回動自在に設
けられている。
そして揺動用モータ17の駆動により揺動体40に垂設され
た揺動杆45の下端部が前後に振られ、揺動体40はその上
の回転体70とともに揺動し、同時に回転用モータ81の駆
動により揺動体40の円環フレーム41に押圧される駆動ロ
ーラ83の回転で回転体70は中心軸44を中心に回転する。
したがって回転体70は回転と同時に揺動が可能でかかる
回転体70の上に設けられる操縦席3を中心軸44と揺動軸
46との交叉する点を中心に前後左右斜めあらゆる方向に
揺動しかつ回転させることができる。
回転体70の揺動体40に対する回転は2回転弱可能であ
り、無制限に回転体70が回転するのを防止しており、そ
の機構を第5図および第6図の概略平面図に基づき説明
する。
第5図は回転体70の支持フレーム74に枢支されたローラ
85が揺動体40の棒状フレーム43に枢支された揺動部材50
の左右両凸部50a間の凹部に嵌まり、揺動部材50は左右
均衡した状態にある。
かかる状態から回転体70が時計回りに回動するとローラ
85が摺動部材50の右側の凸部50aを押して揺動部材50を
枢軸51を中心に時計回りに揺動させる。
いくらかでも揺動部材50が揺動するとスプリング56によ
って揺動部材50はさらに同方向へ揺動させられ右側のゴ
ムクッション52が右側のストッパー53に当接して傾いた
状態を維持する。
回転体70側のローラ85は揺動部材50より離れ、さらに時
計回りに回転して始めの状態より1回転弱回転した状態
が第6図に示す状態である。
揺動部材50は左側を遠心方向に移動して傾むいた状態に
あり、左遠心側のゴムクッション52に回転体70側のスト
ッパー86が当接している。
揺動部材50は他方右側のゴムクッション52が右側ストッ
パー53に当接して時計回りの回動は阻止されているので
回転体70も揺動部材50に係止されて回転を停止させられ
る。
すなわち回転体70は始めの状態より時計回りに1回転弱
回転したところで停止させられることになる。
同様にして回転体70が始めの状態より反時計回りに回転
したときは揺動部材50は右側体を遠心方向に移動させて
傾むき回転体70が1回転弱したところで同右側のゴムク
ッション52にストッパー86が当接して回転を阻止され
る。
したがって一方の回転停止状態から回転をはじめると2
回転弱回転したとことで他方の回転停止状態となる。
次に該揺動回転遊戯機2における制御系について第7図
および第8図に基づき説明する。
第7図は同制御系の概略ブロック図であり、CPU90によ
り判断処理され、メインボード91によって情報を入力し
駆動制御がなされる。
メインボード91への入力信号としては操作レバー7およ
びシフトレバー8および揺動体40の揺動角を検知する揺
動角センサー92,揺動限界を検知する揺動リミットスイ
ッチ93および回転体70の回転角を検知する回転角センサ
ー94,回転限界を検知する回転リミットスイッチ95等か
らの検知信号がある。
メインボード91からの出力信号としては揺動用モータ17
および回転用モータ81への駆動制御信号,シリンダ25へ
の駆動制御信号,さらに画像処理手段96への画像指示信
号があり、画像処理手段96はモニターTV5の映像処理を
行なう。
ここに前記揺動センサー92は揺動軸46を指示する軸受15
部に設けられて揺動軸46の回動すなわち揺動体40の揺動
角を検知しており、前記揺動リミットスイッチ93は揺動
用モータ17の駆動により前後に摺動する摺動板26の前後
限界位置に当接されるように設けられて揺動体40の揺動
角の限界を検知している。
また前記回転角センサー94は揺動体40の中心軸44が嵌挿
される回転体70側の軸受76部に設けられて揺動体40に対
する回転体70の回転角を検知しており、前記回転リミッ
トスイッチ95は揺動部材50のゴムクッション52に当接さ
れる回転体70側のストッパー86に設けられてストッパー
86がゴムコッション52に当接することで作動し回転限界
を検知している。
以上の制御系に基づきCPU90により制御されるのである
が、その動作手順を第8図のフローチャートに基づき説
明する。
同フローチャートはメインルーチンを概略したものであ
り、まず初期設定がなされたのち(ステップ)、メイ
ンボード91からの制御データを受信する(ステップ
)。
ステップで受信の有無を判断し、受信があるまでステ
ップ,を繰返して受信待ちをする。
受信があると、受信データの判断および処理を行ない
(ステップ)、回転体70を動かすか否かを判断する
(ステップ)。
動かさないと判断したときはステップに飛び回転制御
は行なわないが、動かすと判断したときは、ステップ
に進み、回転角センサー94,回転リミットスイッチ95か
らのデータ処理を行い、動作可能か否かを判断し(ステ
ップ)、動作可能であればステップに進み回転用モ
ータ81を駆動し、回転体70を回転させ、回転体70の回転
状態は回転角センサー94,回転リミットスイッチ95から
逐一メインボード91へ送信され(ステップ)、回転状
態が把握される。
ステップで動作不可能と判断したときは、ステップ
に進行し、動作不可能であることをメインボード91へ送
信し回転用モータ81が回転していたときはこの回転を停
止し(ステップ)、ステップへ戻る。
ステップでメインボード91へ動作状態の送信をしたの
ちは、揺動体40を動かすか否かの判断をし(ステップ
)、動かさないときはステップへ戻り回転制御ルー
チンを繰り返し、動かすと判断したときは、ステップ
へ進んで揺動角センサー92,揺動リミットスイッチ93か
らのデータを処理し、揺動可能か否かを判断し(ステッ
プ)、揺動可能なときは揺動用モータ17を駆動し(ス
テップ)、揺動体40を揺動させ、その揺動状態は逐一
揺動センサ92,揺動リミットスイッチ93からメインボー
ド91へ送信され(ステップ)、揺動状態が把握され
る。
ステップからはステップへ戻る。
ステップで揺動不可能と判断したときは、ステップ
に進行して揺動不可能であることをメインボード91に送
信し、揺動用モータ17が駆動していたときは、これを停
止させ(ステップ)、ステップに戻る。
以上のようにステップからステップにかけてのステ
ップを繰返し、回転と揺動の駆動制御を行っている。
なお揺動体40の揺動を停止しているときは前記シリンダ
が駆動されてディスク22が挟持固定されるようになって
いる。
本実施例は以上のように構成されているので、回転体70
に設けられる操縦席3に遊戯者1が乗り、操縦レバー7
およびシフトレバー8を操作することにより、操縦席3
は揺動と同時に回転し、従来にない自由な動きが可能で
あり、その回転も2回転弱の回転が可能なので、あたか
も未来の飛行体に乗っているかのような体験をすること
ができ興趣のつきないものがある。
またモニターTV5の映像は操縦席3の動きに合わせて変
化するので自ら動きを体感しつつ変化する映像を見なが
ら操縦することになり、一層の臨場感を伴なうことがで
きる。
次に別の実施例について第9図および第10図に基づき説
明する。
基台100の上に1対の支柱101が立設され、同支柱101間
に揺動軸102が揺動自在に架設されている。
板状の揺動体103の下面より垂設された2枚の板部材104
を前記揺動軸102が貫通しており揺動体103は揺動軸102
と一体に揺動可能である。
1対の板部材104間の中央位置において揺動体103下面よ
り揺動杆105が垂設されており、その下端部に連結リン
ク106の一端が係合されている。
一方基台100上には揺動モータ107と支持箱108が並んで
設置され、前記実施例と同様に揺動モータ107の駆動軸
に嵌着されたプーリ109と、支持箱108の側板間に架設さ
れるねじ棒110の端部に嵌着されたプーリ111との間にベ
ルト112が架渡され、ねじ棒110に螺合する摺動板116と
一体にガイド棒113が摺動自在に設けられている。
中央部を枢軸114によって枢支された揺動棒115の一端が
前記ガイド棒113に係合され、同揺動棒115の他端は前記
連結リンク106の一端に係合されている。
したがって揺動モータ107の駆動によりベルト112を介し
てガイド棒113が摺動し、ガイド棒113の摺動は揺動棒11
5を枢軸114を中心に揺動し、よって揺動棒115の一端に
係合された連結リンク106を介して揺動杆105の下端が振
られ、揺動体103が揺動される。
かかる揺動体103は先端側へ延設され、その延設部103a
には揺動板120が水平に揺動自在に枢着され一端が圧縮
スプリング121により付勢されている。
揺動板120の外側面には回転用モータ122および変速機12
3が固定されていて、変速機123の上方に突出した駆動軸
に駆動ローラ124が嵌着されている。
揺動体103の上面には中心軸130が突設され、その周辺に
ローラ131が設けられている。
かかる中心軸130に貫通されローラ131に支持されて回転
体132が揺動体103に対して中心軸130を中心に回転自在
に設けられている。
回転体132の先端部は円弧状をなして下方に垂下してお
り、同円弧132aの内面に前記駆動ローラ108の外周が圧
縮スプリング121によって押圧されている。
したがって回転用モータ122の駆動による駆動ローラ124
の回転により回転体132は回動させられる。
回転体132の上には座席シート133およびモニターTV134
が設けられて、遊戯者が乗ってゲームを楽しむことがで
きるようになっている。
本実施例は機構が簡単ではあるが操縦席3を前後左右斜
めあらゆる方向に揺動傾斜させかつ回転させることが可
能であり、飛行体に乗っているかのような疑似体験をす
ることが可能である。
ただし本実施例の場合、回転角度はあまり大きくとるこ
とはできない。
機構が簡単であるので低コストで提供できる。
考案の効果 本考案は遊戯者の乗る操縦席が前後左右斜めあらゆる方
向の揺動とともに回転が可能であるので、従来にない自
由な動きを体感することができ、あたかも実際に乗物に
乗っているかのような臨場感にとんだ疑似体験をしなが
らゲームを楽しむことができ、興趣のつきないものがあ
る。
揺動駆動手段(17)と回動駆動手段(81)のわずか2つ
の駆動手段により操縦席(3)を上記のような複雑な動
きをさせることができるので、構造を簡素化しコストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の揺動回転遊戯機の全体
斜視図、第2図はその要部分解斜視図、第3図は同遊戯
機の基台部分の平面図、第4図は同遊戯機の要部側面
図、第5図は揺動体と回転体とを組合わせた一状態の平
面図、第6図は同別の状態の平面図、第7図は同実施例
の制御系のブロック図、第8図は同制御系による動作手
順を示すフローチャート、第9図は別実施例の揺動回転
遊戯機の概略側面図、第10図は同要部平面図、第11図は
従来の回転遊戯機の斜視図である。 1……遊戯者、2……揺動回転遊戯機、3……操縦席、
4……座席シート、5……モニターTV、6……フレー
ム、7……操縦レバー、8……シフトレバー、10……基
台、11……支持フレーム、12……フットプレート、13…
…枠体、14……支柱、15……軸受、16……支持板、17…
…揺動用モータ、18……プーリ、19……支持箱、19a,19
b……側板、20……ねじ棒、21……プーリ、22……ディ
スク、23……ベルト、24……挟持部材、25……シリン
ダ、26……摺動板、27……ガイド棒、28……連結棒、29
……ピン、30……枢軸、31……揺動棒、32……連結リン
ク、33……ピン、40……揺動体、41……円環フレーム、
42……矩形フレーム、43……棒状フレーム、44……中心
軸、45……揺動杆、46……揺動軸、47……支持部材、48
……ローラ、50……揺動部材、50a……凸部、51……枢
軸、52……ゴムクッション、53……ストッパー、54,55
……フック、56……スプリング、70……回転体、71……
八角フレーム、72……放射フレーム、73……中心フレー
ム、74……支持フレーム、75……補強部材、76……軸
受、77……支持フレーム、78……支持台、79……揺動
板、80……圧縮スプリング、81……回転用モータ、82…
…変速機、83……駆動ローラ、85……ローラ、86……ス
トッパー、90……CPU、91……メインボード、92……揺
動角センサー、93……揺動リミットスイッチ、94……回
転角センサー、95……回転リミットスイッチ、96……画
像処理手段、100……基台、101……支柱、102……揺動
軸、103……揺動体、103a……延設部、104……板部材、
105……揺動杆、106……連結リンク、107……揺動モー
タ、108……支持箱、109……プーリ、110……ねじ棒、1
11……プーリ、112……ベルト、113……ガイド棒、114
……枢軸、115……揺動棒、116……摺動板、120……揺
動板、121……圧縮スプリング、122……回転用モータ、
123……変速機、124……駆動ローラ、130……中心軸、1
31……ローラ、132……回転体、132a……円弧、133……
座席シート、134……モニターTV。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に設置される基台(10)と、 同基台(10)に水平方向へ指向して回動自在に架設され
    る揺動軸(46)と、 同揺動軸(46)より直角方向へ指向して揺動軸(46)に
    一体に突設される中心支軸(44)と、 同中心支軸(44)を中心に遠心方向に延設され前記揺動
    軸(46)に一体に懸架される揺動体(40)と、 前記中心支軸(44)を回転中心に前記揺動体(40)に対
    し回動自在に支持される操縦席(3)と、 前記揺動体(40)を基台(10)に対して前記揺動軸(4
    6)を中心に揺動する揺動駆動手段(17)と、 前記操縦席(3)を前記揺動体(40)に対して前記中心
    支軸(44)を中心に回動する回動駆動手段(81)と、 前記揺動駆動手段(17)および前記回動駆動手段(81)
    を制御する制御手段(90,91)と、 前記操縦席(3)に設けられ前記制御手段(90,91)に
    指示を与えて前記操縦席(3)の動きを操作する操作手
    段(7)とを備えたことを特徴とする揺動回転遊戯機。
JP1988047417U 1988-04-08 1988-04-08 揺動回転遊戯機 Expired - Lifetime JPH076946Y2 (ja)

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JPS5546753B2 (ja) * 1973-03-12 1980-11-26

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