JPH0768662A - ケーブルビードコードの成型方法 - Google Patents
ケーブルビードコードの成型方法Info
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- JPH0768662A JPH0768662A JP5217646A JP21764693A JPH0768662A JP H0768662 A JPH0768662 A JP H0768662A JP 5217646 A JP5217646 A JP 5217646A JP 21764693 A JP21764693 A JP 21764693A JP H0768662 A JPH0768662 A JP H0768662A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/04—Bead cores
- B60C2015/046—Cable cores, i.e. cores made-up of twisted wires
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- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気入りタイヤの腰を従来よりも強くするこ
とのできるケーブルビードコードを得ること。 【構成】 一つのケーブルビードコード10を完成する
まで小径フィラメント16を軟鋼フィラメント14の周
囲を連続して螺旋状に巻き回し、断面で見た時に軟鋼フ
ィラメント14の内芯12の周囲に小径フィラメント1
6が7本配置され外層18をなすように巻き回す。内芯
12に巻き回す前の小径フィラメント16は、予めドー
ナツ状に巻いて置き、その曲率半径R2と内芯12の曲
率半径R1との関係をR2≧2×R1として、従来より
も大きな曲率半径とする。この方法によって成型された
ケーブルビードコード10を用いることにより空気入り
タイヤの腰を強くすることができる。
とのできるケーブルビードコードを得ること。 【構成】 一つのケーブルビードコード10を完成する
まで小径フィラメント16を軟鋼フィラメント14の周
囲を連続して螺旋状に巻き回し、断面で見た時に軟鋼フ
ィラメント14の内芯12の周囲に小径フィラメント1
6が7本配置され外層18をなすように巻き回す。内芯
12に巻き回す前の小径フィラメント16は、予めドー
ナツ状に巻いて置き、その曲率半径R2と内芯12の曲
率半径R1との関係をR2≧2×R1として、従来より
も大きな曲率半径とする。この方法によって成型された
ケーブルビードコード10を用いることにより空気入り
タイヤの腰を強くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤに用いら
れるケーブルビードコードの成型方法に関する。
れるケーブルビードコードの成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、空気入りタイヤ10
0において、ビード102回りの回転抗力Fを低くする
ことにより、路面の凹凸の吸収性が向上し、良好な接地
性が得られることが分かっている。このため、空気入り
タイヤ10のビード104として従来からケーブルビー
ドコードが使用されている。このケーブルビードコード
は従来より手巻きにて成型されており、環状の軟鋼フィ
ラメントを内芯として、この軟鋼フィラメントの回りに
小径のフィラメントを螺旋状に巻き回して外層を形成し
ている。従来では、小径のフィラメントを内芯の径に対
して略同一または若干小径のドーナツ状に予め巻いて置
き、これを内芯の穴にくぐらせながら巻き回してケーブ
ルビードコードを形成していた。
0において、ビード102回りの回転抗力Fを低くする
ことにより、路面の凹凸の吸収性が向上し、良好な接地
性が得られることが分かっている。このため、空気入り
タイヤ10のビード104として従来からケーブルビー
ドコードが使用されている。このケーブルビードコード
は従来より手巻きにて成型されており、環状の軟鋼フィ
ラメントを内芯として、この軟鋼フィラメントの回りに
小径のフィラメントを螺旋状に巻き回して外層を形成し
ている。従来では、小径のフィラメントを内芯の径に対
して略同一または若干小径のドーナツ状に予め巻いて置
き、これを内芯の穴にくぐらせながら巻き回してケーブ
ルビードコードを形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の方法で形成され
たケーブルビードコードを有する空気入りタイヤは良好
な接地性を有するため広く使用されてきたが、その後の
車両の高性能化により、ケーブルビードコードを用いた
空気入りタイヤに対して、軟らかさに起因する腰の弱さ
が指摘されてきた。このため、ケーブルビードコードを
用いた空気入りタイヤには、ただ軟らかいだけでなく、
腰の強さ(剛性感のある軟らかさ)が求められるように
なり、現存のケーブルビードの改良が要望されてきた。
たケーブルビードコードを有する空気入りタイヤは良好
な接地性を有するため広く使用されてきたが、その後の
車両の高性能化により、ケーブルビードコードを用いた
空気入りタイヤに対して、軟らかさに起因する腰の弱さ
が指摘されてきた。このため、ケーブルビードコードを
用いた空気入りタイヤには、ただ軟らかいだけでなく、
腰の強さ(剛性感のある軟らかさ)が求められるように
なり、現存のケーブルビードの改良が要望されてきた。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、空気入りタイ
ヤの腰を従来よりも強くすることのできるケーブルビー
ドコードを成型するためのケーブルビードコードの成型
方法を提供することが目的である。
ヤの腰を従来よりも強くすることのできるケーブルビー
ドコードを成型するためのケーブルビードコードの成型
方法を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者の種々の実験検討
の結果、内芯に巻き回す小径のフィラメントをドーナツ
状に巻いて置く際の径を変えることによって、ケーブル
ビードコードの捩じり剛性が向上し、空気入りタイヤの
腰の強さを向上できることを見出した。
の結果、内芯に巻き回す小径のフィラメントをドーナツ
状に巻いて置く際の径を変えることによって、ケーブル
ビードコードの捩じり剛性が向上し、空気入りタイヤの
腰の強さを向上できることを見出した。
【0006】本発明は、環状の軟鋼フィラメントを内芯
として、前記軟鋼フィラメントの回りに小径のフィラメ
ントを螺旋状に巻き回してケーブルビードコードを成型
するケーブルビードコードの成型方法において、前記内
芯の半径の少なくとも2倍以上の半径をもって予めくせ
づけされた前記小径のフィラメントを前記軟鋼フィラメ
ントに巻き回すことを特徴としている。
として、前記軟鋼フィラメントの回りに小径のフィラメ
ントを螺旋状に巻き回してケーブルビードコードを成型
するケーブルビードコードの成型方法において、前記内
芯の半径の少なくとも2倍以上の半径をもって予めくせ
づけされた前記小径のフィラメントを前記軟鋼フィラメ
ントに巻き回すことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のケーブルビードコードの成型方法によ
れば、内芯の半径の少なくとも2倍以上の半径をもって
予めくせづけされた小径のフィラメントを軟鋼フィラメ
ントに巻き回すようにしたので、本発明のケーブルビー
ドコードの成型方法によって成型されたケーブルビード
コードは捩じり剛性が向上し、空気入りタイヤに従来よ
りも強い腰を持たせることができる。
れば、内芯の半径の少なくとも2倍以上の半径をもって
予めくせづけされた小径のフィラメントを軟鋼フィラメ
ントに巻き回すようにしたので、本発明のケーブルビー
ドコードの成型方法によって成型されたケーブルビード
コードは捩じり剛性が向上し、空気入りタイヤに従来よ
りも強い腰を持たせることができる。
【0008】
【実施例】本発明のケーブルビードコードの成型方法の
一実施例を図1乃至図3にしたがって説明する。
一実施例を図1乃至図3にしたがって説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、ケーブルビー
ドコード10は、軟鋼フィラメント14によって所定径
に形成された環状の内芯12と、軟鋼フィラメント14
の周囲を螺旋状に巻き回した小径フィラメント16から
なる外層18とを有している。
ドコード10は、軟鋼フィラメント14によって所定径
に形成された環状の内芯12と、軟鋼フィラメント14
の周囲を螺旋状に巻き回した小径フィラメント16から
なる外層18とを有している。
【0010】小径フィラメント16は、一つのケーブル
ビードコード10を完成するまで内芯12の周囲を連続
して巻き回すようになっており、両端が嵌め込みスリー
ブによって継ぎ合わされている。また、図3に断面図で
示すように、本実施例では、内芯12の周囲に小径フィ
ラメント16が7本配置されるように巻き回しのピッチ
が決められている。
ビードコード10を完成するまで内芯12の周囲を連続
して巻き回すようになっており、両端が嵌め込みスリー
ブによって継ぎ合わされている。また、図3に断面図で
示すように、本実施例では、内芯12の周囲に小径フィ
ラメント16が7本配置されるように巻き回しのピッチ
が決められている。
【0011】ここで、内芯12に巻き回す前の小径フィ
ラメント16は、図1に示すように、予めドーナツ状に
巻いて置き、その曲率半径R2と内芯12の曲率半径R
1との関係をR2≧2×R1として、従来よりも大きな
曲率半径としている。即ち、ドーナツ状に巻かれた小径
フィラメント16は、従来よりも巻き癖が小さくなる。
ラメント16は、図1に示すように、予めドーナツ状に
巻いて置き、その曲率半径R2と内芯12の曲率半径R
1との関係をR2≧2×R1として、従来よりも大きな
曲率半径としている。即ち、ドーナツ状に巻かれた小径
フィラメント16は、従来よりも巻き癖が小さくなる。
【0012】小径フィラメント16を巻き回す際には、
内芯12の穴にドーナツ状とした小径フィラメント16
をくぐらせ、巻き癖の付いた半径方向内側が内芯12の
外周に接するようにして内芯12の周回り方向に沿って
所定のピッチで順次螺旋状に巻き回し、従来通りの方法
でケーブルビードコード10を完成させる。
内芯12の穴にドーナツ状とした小径フィラメント16
をくぐらせ、巻き癖の付いた半径方向内側が内芯12の
外周に接するようにして内芯12の周回り方向に沿って
所定のピッチで順次螺旋状に巻き回し、従来通りの方法
でケーブルビードコード10を完成させる。
【0013】なお、本実施例では、ドーナツ状とした小
径フィラメント16の直径が、内芯12の直径よりも大
きいので、ドーナツ状とした小径フィラメント16を内
芯12の穴にくぐらせる際には、楕円形状に潰してくぐ
らせれば良い。
径フィラメント16の直径が、内芯12の直径よりも大
きいので、ドーナツ状とした小径フィラメント16を内
芯12の穴にくぐらせる際には、楕円形状に潰してくぐ
らせれば良い。
【0014】次に、本発明の作用を説明する。前述した
方法によってケーブルビードコード10を成型すること
によって、ケーブルビードコード10の捩じり剛性を高
めることができ、これによって空気入りタイヤの腰を強
くすることができる。
方法によってケーブルビードコード10を成型すること
によって、ケーブルビードコード10の捩じり剛性を高
めることができ、これによって空気入りタイヤの腰を強
くすることができる。
【0015】(試験例)本発明の方法によって形成され
たケーブルビードコードを空気入りタイヤに用いた場合
の効果を見るために、ドーナツ状とした小径フィラメン
ト16の曲率半径を変化させ、ケーブルビードコード形
成時の小径フィラメント16の曲率半径がそれを用いた
空気入りタイヤの性能にどの様な影響を及ぼすかを試験
した。
たケーブルビードコードを空気入りタイヤに用いた場合
の効果を見るために、ドーナツ状とした小径フィラメン
ト16の曲率半径を変化させ、ケーブルビードコード形
成時の小径フィラメント16の曲率半径がそれを用いた
空気入りタイヤの性能にどの様な影響を及ぼすかを試験
した。
【0016】試験項目は、グリップ感、旋回力、応答
性、安定性の4項目について行い、各項目について10
点評価をした。なお、評価は以下の表1に示す通りであ
り、数値の大きいほど性能に優れていることを示す。
性、安定性の4項目について行い、各項目について10
点評価をした。なお、評価は以下の表1に示す通りであ
り、数値の大きいほど性能に優れていることを示す。
【0017】試験用に試作したタイヤは、ラジアル構造
の二輪車用空気入りタイヤ(タイヤサイズ:120/7
0ZR17)であり、1260d/2の66ナイロンコ
ード(周方向に対するコード角度が75°)からなるカ
ーカスプライを2枚備え、1500d/2のアラミドコ
ード(周方向に対するコード角度が24°)からなるベ
ルトを2枚備えている。また、試験タイヤのケーブルビ
ードコードの半径は約217mmであり図3に示す断面構
造を有している。
の二輪車用空気入りタイヤ(タイヤサイズ:120/7
0ZR17)であり、1260d/2の66ナイロンコ
ード(周方向に対するコード角度が75°)からなるカ
ーカスプライを2枚備え、1500d/2のアラミドコ
ード(周方向に対するコード角度が24°)からなるベ
ルトを2枚備えている。また、試験タイヤのケーブルビ
ードコードの半径は約217mmであり図3に示す断面構
造を有している。
【0018】試験は、試験タイヤを排気量750CCの
二輪車の前輪に装着して行い、テストコースを走行させ
て、テストライダーのフィーリングで各項目を評価し
た。
二輪車の前輪に装着して行い、テストコースを走行させ
て、テストライダーのフィーリングで各項目を評価し
た。
【0019】
【表1】
【0020】上記表1の試験結果からも、本発明の方法
によって形成されたケーブルビードコード(巻き回し前
のドーナツ状とした小径フィラメントの半径を内芯の半
径の2倍以上として形成したケーブルビードコード)を
備えたタイヤは、いわゆる、腰が強いというフィーリン
グに結びつくグリップ力、旋回力、応答性が従来タイヤ
よりも向上し、また、硬い、軟らかいといフィーリング
に結びつく安定性が従来タイヤと同等に維持されている
ことは明らかである。
によって形成されたケーブルビードコード(巻き回し前
のドーナツ状とした小径フィラメントの半径を内芯の半
径の2倍以上として形成したケーブルビードコード)を
備えたタイヤは、いわゆる、腰が強いというフィーリン
グに結びつくグリップ力、旋回力、応答性が従来タイヤ
よりも向上し、また、硬い、軟らかいといフィーリング
に結びつく安定性が従来タイヤと同等に維持されている
ことは明らかである。
【0021】なお、ケーブルビードコード10の断面形
状は、図3に示す断面形状には限らず、従来のケーブル
ビードコードと同様に内芯12の周囲の外層18をなす
小径フィラメント16の本数を7本以外とすることもで
き、また、外層18を複数層とすることもできる。
状は、図3に示す断面形状には限らず、従来のケーブル
ビードコードと同様に内芯12の周囲の外層18をなす
小径フィラメント16の本数を7本以外とすることもで
き、また、外層18を複数層とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明のケーブルビードコードの成型方
法は上記のようにしたので、本発明のケーブルビードコ
ードの成型方法によって形成されたケーブルビードコー
ドを空気入りタイヤに用いることにより、その空気入り
タイヤに従来よりも強い腰を持たせることができるとい
う優れた効果を有する。
法は上記のようにしたので、本発明のケーブルビードコ
ードの成型方法によって形成されたケーブルビードコー
ドを空気入りタイヤに用いることにより、その空気入り
タイヤに従来よりも強い腰を持たせることができるとい
う優れた効果を有する。
【図1】ケーブルビードコードの製造方法を示す説明図
である。
である。
【図2】ケーブルビードコードを断面にした斜視図であ
る。
る。
【図3】ケーブルビードコードの断面図である。
【図4】空気入りタイヤの断面図である。
10 ケーブルビードコード 12 内芯 14 軟鋼フィラメント 16 小径フィラメント 18 外層
Claims (1)
- 【請求項1】 環状の軟鋼フィラメントを内芯として、
前記軟鋼フィラメントの回りに小径のフィラメントを螺
旋状に巻き回してケーブルビードコードを成型するケー
ブルビードコードの方法において、 前記内芯の半径の少なくとも2倍以上の半径をもって予
めくせづけされた前記小径のフィラメントを前記軟鋼フ
ィラメントに巻き回すことを特徴とするケーブルビード
コードの成型方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21764693A JP3499261B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | ケーブルビードコードの成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21764693A JP3499261B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | ケーブルビードコードの成型方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0768662A true JPH0768662A (ja) | 1995-03-14 |
JP3499261B2 JP3499261B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=16707524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21764693A Expired - Fee Related JP3499261B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | ケーブルビードコードの成型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499261B2 (ja) |
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WO2008023685A1 (fr) * | 2006-08-24 | 2008-02-28 | Polynest Co., Ltd. | Chariot |
WO2009113641A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | 栃木住友電工株式会社 | 環状同芯撚りビードコード、その製造方法、及び車両用タイヤ |
US7735307B2 (en) | 2004-07-05 | 2010-06-15 | Sumitomo (Sei) Steel Wire Corp. | Annular concentric-lay bead cord |
EP2537667A1 (en) | 2011-06-22 | 2012-12-26 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | Method and system for manufacturing cable bead |
JP2014124667A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Bridgestone Corp | ケーブルビードの製造方法及びケーブルビードの製造装置 |
KR20170005049A (ko) | 2014-07-03 | 2017-01-11 | 스미토모덴키고교가부시키가이샤 | 케이블 비드 및 그 제조 방법 |
US9624070B2 (en) | 2011-08-11 | 2017-04-18 | Bridgestone Corporation | Cable bead manufacturing method and apparatus therefor |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4058703B1 (ja) | 2006-12-11 | 2008-03-12 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | 環状同芯撚りビードコードの製造方法及び製造装置 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP21764693A patent/JP3499261B2/ja not_active Expired - Fee Related
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