JPH0767842A - スナップ付き生体用電極 - Google Patents
スナップ付き生体用電極Info
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- JPH0767842A JPH0767842A JP5217419A JP21741993A JPH0767842A JP H0767842 A JPH0767842 A JP H0767842A JP 5217419 A JP5217419 A JP 5217419A JP 21741993 A JP21741993 A JP 21741993A JP H0767842 A JPH0767842 A JP H0767842A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体からの電気信号を医療用診断装置に伝達
したり、痛み低減や治療用として低周波などを生体に導
入する際に用いる操作性に優れた生体用電極であって、
端子としての金属製のスナップの表面が腐食することが
ないスナップ付生体用電極を提供する。 【構成】 支持体１の片面に含水粘着剤層２が形成さ
れ、コネクターとの接続端子であるスナップ３が支持体
１を貫通して設けられている。スナップ３の材質はニッ
ケル分を少なくとも８重量％含有するクロム−ニッケル
系のステンレス鋼である。
したり、痛み低減や治療用として低周波などを生体に導
入する際に用いる操作性に優れた生体用電極であって、
端子としての金属製のスナップの表面が腐食することが
ないスナップ付生体用電極を提供する。 【構成】 支持体１の片面に含水粘着剤層２が形成さ
れ、コネクターとの接続端子であるスナップ３が支持体
１を貫通して設けられている。スナップ３の材質はニッ
ケル分を少なくとも８重量％含有するクロム−ニッケル
系のステンレス鋼である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスナップ付き生体用電極
に関し、詳しくは測定機器のコネクターと簡単かつ確実
に接続できると共にスナップ表面が腐食することがな
く、長時間安定して使用できる医療用、検査用などに用
いられる操作性良好なスナップ付き生体用電極に関する
ものである。
に関し、詳しくは測定機器のコネクターと簡単かつ確実
に接続できると共にスナップ表面が腐食することがな
く、長時間安定して使用できる医療用、検査用などに用
いられる操作性良好なスナップ付き生体用電極に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から生体用電極としては、被検査者
の生体皮膚表面に密着状態で貼着固定して、生体からの
電気信号を医療用診断装置に伝達させるために用いる電
極や、痛み低減や治療用としての刺激電極が多く提案さ
れている。
の生体皮膚表面に密着状態で貼着固定して、生体からの
電気信号を医療用診断装置に伝達させるために用いる電
極や、痛み低減や治療用としての刺激電極が多く提案さ
れている。
【０００３】このような生体用電極においては、支持体
に設けた金属製のスナップ（ホック）を介して外部装置
のコネクターと接続する方式のものが古くから心電図用
途などで利用されている。この方式の電極は使用中にス
ナップからコネクターが外れる可能性も少なく操作も簡
便であるという利点を有し、また、貼着層を導通させる
ために含まれる電解液と接触するスナップは、腐食しに
くい銀／塩化銀からなるので経日的に安定した導電性を
発揮するものである。
に設けた金属製のスナップ（ホック）を介して外部装置
のコネクターと接続する方式のものが古くから心電図用
途などで利用されている。この方式の電極は使用中にス
ナップからコネクターが外れる可能性も少なく操作も簡
便であるという利点を有し、また、貼着層を導通させる
ために含まれる電解液と接触するスナップは、腐食しに
くい銀／塩化銀からなるので経日的に安定した導電性を
発揮するものである。
【０００４】しかしながら、スナップ材料としての銀／
塩化銀は高価であり使い捨て電極としては経済的ではな
いので、実用的には充分なものとは云えないものであ
る。
塩化銀は高価であり使い捨て電極としては経済的ではな
いので、実用的には充分なものとは云えないものであ
る。
【０００５】一方、生体用電極における皮膚貼着層とし
て、電解液としての水を含有する所謂、含水ゲル様の粘
着剤層を用いたものが多く提案されている。この電極に
おいても上記のような金属製のスナップを用いると、水
との接触によって腐食の問題を生じるので、黄銅にニッ
ケルメッキを施した腐食しにくい金属スナップを用いた
ものが提案されている。また、金属スナップが電解液と
しての水と接触して腐食するのを防止する目的で、スナ
ップ底部に防錆シートなどの防錆層を設けたものも提案
されている（実開平３−９１３５９号公報、実開平４−
５８２１３号公報）。
て、電解液としての水を含有する所謂、含水ゲル様の粘
着剤層を用いたものが多く提案されている。この電極に
おいても上記のような金属製のスナップを用いると、水
との接触によって腐食の問題を生じるので、黄銅にニッ
ケルメッキを施した腐食しにくい金属スナップを用いた
ものが提案されている。また、金属スナップが電解液と
しての水と接触して腐食するのを防止する目的で、スナ
ップ底部に防錆シートなどの防錆層を設けたものも提案
されている（実開平３−９１３５９号公報、実開平４−
５８２１３号公報）。
【０００６】しかしながら、上記生体用電極を製造する
場合、裁断工程や打ち抜き工程などで含水ゲル様粘着剤
のカスが金属スナップの露出面、即ちコネクターとの接
続部位に付着し、その結果、スナップの表面が腐食して
しまいスナップ底部の防錆層だけでは不充分となり安定
した電気信号の伝達が行われないという問題が生じてい
る。
場合、裁断工程や打ち抜き工程などで含水ゲル様粘着剤
のカスが金属スナップの露出面、即ちコネクターとの接
続部位に付着し、その結果、スナップの表面が腐食して
しまいスナップ底部の防錆層だけでは不充分となり安定
した電気信号の伝達が行われないという問題が生じてい
る。
【０００７】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の
スナップ付き生体用電極が有する問題点である金属スナ
ップの腐食の防止について解決方法を検討した。つま
り、本発明の目的は、金属スナップの腐食、特にスナッ
プの露出表面の腐食が生じず、安定した導電性を発揮す
るスナップ付き生体用電極を提供することを目的とす
る。
スナップ付き生体用電極が有する問題点である金属スナ
ップの腐食の防止について解決方法を検討した。つま
り、本発明の目的は、金属スナップの腐食、特にスナッ
プの露出表面の腐食が生じず、安定した導電性を発揮す
るスナップ付き生体用電極を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために検討を重ねた結果、従来から用いられて
いるスナップ付き生体用電極における金属スナップの材
質を、ニッケル成分を特定量含むクロム−ニッケル系の
ステンレス鋼とすることによって、上記目的が一気に解
決できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
達成するために検討を重ねた結果、従来から用いられて
いるスナップ付き生体用電極における金属スナップの材
質を、ニッケル成分を特定量含むクロム−ニッケル系の
ステンレス鋼とすることによって、上記目的が一気に解
決できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【０００９】即ち、本発明のスナップ付き生体用電極
は、支持体の片面に含水粘着剤層が積層され、外部装置
のコネクターと接続するための金属製スナップが支持体
を貫通して設けられている生体用電極であって、スナッ
プがニッケル分を少なくとも８重量％含有してなるステ
ンレス鋼からなることを特徴とするものである。
は、支持体の片面に含水粘着剤層が積層され、外部装置
のコネクターと接続するための金属製スナップが支持体
を貫通して設けられている生体用電極であって、スナッ
プがニッケル分を少なくとも８重量％含有してなるステ
ンレス鋼からなることを特徴とするものである。
【００１０】特に、好ましい態様としては、スナップ付
き生体用電極における支持体が、導電性支持体と絶縁性
支持体との積層シートからなり、また、スナップ底部と
含水粘着剤層との間に、スナップ底部に接触するか、も
しくは近接して絶縁層が設けられているものが好まし
い。
き生体用電極における支持体が、導電性支持体と絶縁性
支持体との積層シートからなり、また、スナップ底部と
含水粘着剤層との間に、スナップ底部に接触するか、も
しくは近接して絶縁層が設けられているものが好まし
い。
【００１１】
【実施例】以下、本発明のスナップ付き生体用電極を図
面を用いて具体的に説明する。
面を用いて具体的に説明する。
【００１２】図１〜図３は本発明のスナップ付き生体用
電極の一実施例を示す模式断面図であり、基本構造とし
ては支持体１の下面に含水粘着剤層２が積層され、金属
製のスナップ３が支持体１を貫通して貫設、固定されて
なるものである。このような構造とすることによって、
含水粘着剤層２を生体表面に貼着した場合、生体内から
の電気信号は含水粘着剤層２を経てスナップ３に伝達さ
れ、スナップ３に医療診断装置のコネクターを接続して
心電図や筋電図などを計測、診断することができる。ま
た、痛み低減用や治療用としての低周波や高周波を発生
装置から生体内に導入することもできるのである。
電極の一実施例を示す模式断面図であり、基本構造とし
ては支持体１の下面に含水粘着剤層２が積層され、金属
製のスナップ３が支持体１を貫通して貫設、固定されて
なるものである。このような構造とすることによって、
含水粘着剤層２を生体表面に貼着した場合、生体内から
の電気信号は含水粘着剤層２を経てスナップ３に伝達さ
れ、スナップ３に医療診断装置のコネクターを接続して
心電図や筋電図などを計測、診断することができる。ま
た、痛み低減用や治療用としての低周波や高周波を発生
装置から生体内に導入することもできるのである。
【００１３】本発明の電極にて用いる支持体１として
は、含水粘着剤層２を支持するものであれば特に限定さ
れず、各種プラスチックフィルムもしくはシート、不織
布、織布、編布、発泡体などを用いることができる。ま
た、支持体１の構成として安定した導電性を発揮させる
ために、アセチレンブラックやケッチェンブラックなど
のカーボン粉末をプラスチック（例えば、ポリエステル
など）に分散含有させた導電性支持体や、図２に示すよ
うな導電性支持体１２と絶縁性支持体１１との積層シー
トや、図３に示すような絶縁性支持体１１の表面に導電
性塗料をコーティングしたシートを用いることが好まし
い。また、支持体１の厚みとしては２０〜１０００μｍ
程度とすることが、取扱時に適度な自己支持性を有する
ので好ましいものである。
は、含水粘着剤層２を支持するものであれば特に限定さ
れず、各種プラスチックフィルムもしくはシート、不織
布、織布、編布、発泡体などを用いることができる。ま
た、支持体１の構成として安定した導電性を発揮させる
ために、アセチレンブラックやケッチェンブラックなど
のカーボン粉末をプラスチック（例えば、ポリエステル
など）に分散含有させた導電性支持体や、図２に示すよ
うな導電性支持体１２と絶縁性支持体１１との積層シー
トや、図３に示すような絶縁性支持体１１の表面に導電
性塗料をコーティングしたシートを用いることが好まし
い。また、支持体１の厚みとしては２０〜１０００μｍ
程度とすることが、取扱時に適度な自己支持性を有する
ので好ましいものである。
【００１４】含水粘着剤層２としては、電解液としての
水を含有する粘着剤層が用いられ、含有する水の離水が
少なく、しかも剥離時に貼着した皮膚表面に粘着剤が残
留しないようにするためには、クリームやペーストなど
ではなく、所謂ゲル状粘着剤を用いることが好ましい。
水を含有する粘着剤層が用いられ、含有する水の離水が
少なく、しかも剥離時に貼着した皮膚表面に粘着剤が残
留しないようにするためには、クリームやペーストなど
ではなく、所謂ゲル状粘着剤を用いることが好ましい。
【００１５】このような粘着剤層２のベース成分として
は、例えばカラヤゴムの如き多糖類、各種セルロースの
如き半合成高分子、ポリアクリル酸類や、ポリビニルア
ルコール類、ポリウレタン、ポリアクリルアミドの如き
合成高分子を用いることができる。なお、上記ベース成
分は水と混合し、必要に応じて加熱するだけでゲル状に
なればそのまま使用できるが、ゲル状にならなければ公
知の架橋剤を配合、加熱して化学的架橋を施したり、電
子線や紫外線などの放射線を照射して物理的架橋を施す
ことによって保水性の良好なゲル状の粘着剤とすること
ができる。また、このような含水粘着剤層２の厚みとし
ては３０〜３０００μｍ程度とすることが、皮膚面に貼
着した場合の皮膚接着性の維持、内部凝集性の維持の点
から好ましい。
は、例えばカラヤゴムの如き多糖類、各種セルロースの
如き半合成高分子、ポリアクリル酸類や、ポリビニルア
ルコール類、ポリウレタン、ポリアクリルアミドの如き
合成高分子を用いることができる。なお、上記ベース成
分は水と混合し、必要に応じて加熱するだけでゲル状に
なればそのまま使用できるが、ゲル状にならなければ公
知の架橋剤を配合、加熱して化学的架橋を施したり、電
子線や紫外線などの放射線を照射して物理的架橋を施す
ことによって保水性の良好なゲル状の粘着剤とすること
ができる。また、このような含水粘着剤層２の厚みとし
ては３０〜３０００μｍ程度とすることが、皮膚面に貼
着した場合の皮膚接着性の維持、内部凝集性の維持の点
から好ましい。
【００１６】本発明のスナップ付き生体用電極において
確実な導電性を発揮し導通させるためには、前記のよう
に支持体１を導電性として、しかもこの導電性支持体１
２と上記含水粘着剤層２とを全面的に接触させ接触面積
を増大させることが好ましい（図２参照）。
確実な導電性を発揮し導通させるためには、前記のよう
に支持体１を導電性として、しかもこの導電性支持体１
２と上記含水粘着剤層２とを全面的に接触させ接触面積
を増大させることが好ましい（図２参照）。
【００１７】本発明にて用いるスナップ３は含水粘着剤
層２と外部装置のコネクターとの間の導通をとるための
端子であって、金属製のスナップである。本発明におい
てはこのスナップの材質がニッケル分を少なくとも８重
量％、好ましくは１０重量％以上含有してなるクロム−
ニッケル系のステンレス鋼であることを特徴とするもの
である。
層２と外部装置のコネクターとの間の導通をとるための
端子であって、金属製のスナップである。本発明におい
てはこのスナップの材質がニッケル分を少なくとも８重
量％、好ましくは１０重量％以上含有してなるクロム−
ニッケル系のステンレス鋼であることを特徴とするもの
である。
【００１８】ステンレス鋼はクロム分を約１２重量％以
上含むものであるが、本発明の目的を達成するために
は、ニッケル分の含有量が極めて重要となる。ニッケル
分の含有量が８重量に満たない場合には、充分な腐食防
止効果が期待できず、含水粘着剤層との接触面（スナッ
プ底部）やスナップの露出表面に錆などの腐食現象が生
じる可能性が高い。
上含むものであるが、本発明の目的を達成するために
は、ニッケル分の含有量が極めて重要となる。ニッケル
分の含有量が８重量に満たない場合には、充分な腐食防
止効果が期待できず、含水粘着剤層との接触面（スナッ
プ底部）やスナップの露出表面に錆などの腐食現象が生
じる可能性が高い。
【００１９】また、本発明のスナップ付き生体用電極に
おいては図３に示すように、上記スナップ３の底部と含
水粘着剤層２との間に、スナップ底部に接触するか、も
しくは近接してポリエステルフィルムなどのプラスチッ
クフィルムの如き絶縁層４を設けておくことが好まし
い。つまり、絶縁層４を設けない場合には、通電時にス
ナップ底部と含水粘着剤層との間で電気分解反応が生じ
てスナップ底部の腐食を早める恐れがあるので、絶縁層
４の介在は極めて効果的である。また、この絶縁層４に
さらに防錆剤を含有させると、腐食防止の点から効果的
なものとなる。
おいては図３に示すように、上記スナップ３の底部と含
水粘着剤層２との間に、スナップ底部に接触するか、も
しくは近接してポリエステルフィルムなどのプラスチッ
クフィルムの如き絶縁層４を設けておくことが好まし
い。つまり、絶縁層４を設けない場合には、通電時にス
ナップ底部と含水粘着剤層との間で電気分解反応が生じ
てスナップ底部の腐食を早める恐れがあるので、絶縁層
４の介在は極めて効果的である。また、この絶縁層４に
さらに防錆剤を含有させると、腐食防止の点から効果的
なものとなる。
【００２０】なお、本発明のスナップ付き生体用電極の
形状は、方形や円形、楕円形、矩形など特に限定はされ
ず、またスナップの形成位置も各図に示すような端部に
限定されず、支持体１面上であれば中央部領域に形成し
てもよいことは云うまでもない。
形状は、方形や円形、楕円形、矩形など特に限定はされ
ず、またスナップの形成位置も各図に示すような端部に
限定されず、支持体１面上であれば中央部領域に形成し
てもよいことは云うまでもない。
【００２１】次に、スナップ中のニッケル分の含有量と
スナップの腐食との関係を、以下のようなモデル実験に
よって調べた。ポリビニルアルコール、グリセリン、
水、塩化ナトリウムを混合してなる液状組成物をシャー
レ内に注入し、これを冷凍、解凍して粘着性の含水ゲル
状物を得た。次いで、得られた含水ゲル状物の上に表１
に示す金属板を置き、５０℃の温度で３日後および３０
日後における各金属板の腐食状態を目視観察した。その
結果、本発明にて規定するニッケル分を有する金属板に
は何れも腐食現象は観察されなかった。
スナップの腐食との関係を、以下のようなモデル実験に
よって調べた。ポリビニルアルコール、グリセリン、
水、塩化ナトリウムを混合してなる液状組成物をシャー
レ内に注入し、これを冷凍、解凍して粘着性の含水ゲル
状物を得た。次いで、得られた含水ゲル状物の上に表１
に示す金属板を置き、５０℃の温度で３日後および３０
日後における各金属板の腐食状態を目視観察した。その
結果、本発明にて規定するニッケル分を有する金属板に
は何れも腐食現象は観察されなかった。
【００２２】
【表１】
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明のスナップ付き生体
用電極は、含水粘着剤層により導電性を良好にしている
と共に、端子としてのスナップをニッケル分が少なくと
も８重量％含有するステンレス鋼としているので、スナ
ップ表面の錆や腐食を防止することができるものであ
る。特に、従来のスナップ付き生体用電極では防止でき
なかった露出するスナップ表面の腐食も防止できるの
で、安定した導通を保障し外観不良も生じないものであ
る。
用電極は、含水粘着剤層により導電性を良好にしている
と共に、端子としてのスナップをニッケル分が少なくと
も８重量％含有するステンレス鋼としているので、スナ
ップ表面の錆や腐食を防止することができるものであ
る。特に、従来のスナップ付き生体用電極では防止でき
なかった露出するスナップ表面の腐食も防止できるの
で、安定した導通を保障し外観不良も生じないものであ
る。
【図１】 本発明のスナップ付き生体用電極の一実施例
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
【図２】 本発明のスナップ付き生体用電極の一実施例
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
【図３】 本発明のスナップ付き生体用電極の一実施例
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
１ 支持体 １１ 絶縁性支持体 １２ 導電性支持体 ２ 含水粘着剤層 ３ スナップ ４ 絶縁層
Claims (4)
- 【請求項１】 支持体の片面に含水粘着剤層が積層さ
れ、外部装置のコネクターと接続するための金属製スナ
ップが支持体を貫通して設けられている生体用電極であ
って、スナップがニッケル分を少なくとも８重量％含有
してなるステンレス鋼からなることを特徴とするスナッ
プ付き生体用電極。 - 【請求項２】 支持体が導電性支持体と絶縁性支持体と
の積層シートである請求項１記載のスナップ付き生体用
電極。 - 【請求項３】 導電性支持体が含水粘着剤と接触してい
る請求項２記載のスナップ付き生体用電極。 - 【請求項４】 スナップ底部と含水粘着剤層との間に、
スナップ底部に接触するか、もしくは近接して絶縁層が
設けられている請求項１記載のスナップ付き生体用電
極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217419A JPH0767842A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | スナップ付き生体用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217419A JPH0767842A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | スナップ付き生体用電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767842A true JPH0767842A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16703921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5217419A Pending JPH0767842A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | スナップ付き生体用電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003334173A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-25 | Ntt Docomo Inc | 測定装置 |
| WO2011104744A1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | 株式会社ホーマーイオン研究所 | 電気刺激装置用の電極導子及び電極構造 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5217419A patent/JPH0767842A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003334173A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-25 | Ntt Docomo Inc | 測定装置 |
| WO2011104744A1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | 株式会社ホーマーイオン研究所 | 電気刺激装置用の電極導子及び電極構造 |
| CN102238980A (zh) * | 2010-02-23 | 2011-11-09 | 株式会社好玛研究所 | 电刺激装置用的电极导子和电极结构 |
| JP5371996B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-12-18 | 株式会社ホーマーイオン研究所 | 電気刺激装置用の電極導子及び電極構造 |
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