JPH076742A - 電気的に変調可能な熱放射源およびその製造方法 - Google Patents
電気的に変調可能な熱放射源およびその製造方法Info
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Abstract
の製造方法を提供する。 【構成】 放射源は、本質的に平面の基材と、基材に形
成されている凹部または穴と、基材に装着される少なく
とも1つの白熱フィラメントであって、前記凹部または
穴と整合させられているものと、基材上で白熱フィラメ
ントの両端に形成される接触パッドであって、白熱フィ
ラメントに電流を供給するものとを具備している。本発
明によると、白熱フィラメントは、少なくとも5×10
19原子/cm3 の不純物濃度まで燐でドーピングされ
る。
Description
射源に関する。
外線放射源は、光学的分析法でIR放射源として、ま
た、その他種々の利用分野で熱源として使用される。光
学的分析法の分野では、“グローバー”放射源や、白熱
電球および厚膜放射体のような種々のタイプのIR放射
源が使用されている。放射源によって発せられる放射ビ
ームの強度は、放射源への入力電力を変化させて放射源
の温度を変えることによって変調され得、あるいは、放
射源の温度を可能な限り一定に保つと同時に“チョッパ
ー”と呼ばれる機械的なビーム遮断装置を使用すること
によって変調され得る。
用に使用すると、放射源が故障するまでの平均時間は、
通常はチョッパーの寿命によって決まり、一般的に1〜
2年である。電気的に変調される放射源は、より長い耐
用期間をもたらす。
光する棒である。棒は、通常、電流で加熱されるセラミ
ック材料から作られる。“グローバー”装置は、その標
準的なものは数ミリメートルの厚さおよび数センチメー
トルの長さを有しており、その熱時定数は数秒である。
通常、“グローバー”は、装置に加えられる入力電力を
変化させることによっては変調されない。一般的に入力
電力は数ワットから百ワットの範囲にある。“グローバ
ー”の変形は、その周りに巻回される抵抗線を有するセ
ラミック棒である。この変形の特性は単純な“グローバ
ー”の特性と同等である。
までの周波数で電気的に変調され得るが、電球のガラス
球部は赤外線領域の放射線を吸収して長期間経つと黒く
なり、これにより、電球から出る放射線強度は時間と共
に減少する。必要な入力電力は一般的に数ワットないし
数十ワットである。
形成され且つ電流によって加熱される厚膜抵抗体を備え
ている。通常、抵抗体の寸法は0.5ミリメートルの厚
さで数平方ミリメートルのオーダーである。抵抗体の熱
時定数は、通常、秒のオーダーであり、所要の入力電力
は数ワットである。
いるような、マイクロエレクトロニクスおよびマイクロ
メカニクスで使用されている在来の製造技術は、シリコ
ンからミニアチュアサイズの電気的に変調可能な放射源
を製造することを可能にする。そのような装置は、通
常、約1ミクロメータの厚さおよび数百ミクロメータの
長さを備えたポリシリコンの薄膜構造を有している。薄
膜抵抗素子の幅は数ミクロメータから数十ミクロメータ
の間である。このようなシリコン白熱フィラメントの熱
容量は低く、数百ヘルツまでの周波数でその変調が可能
である。純粋なシリコンは、電流の導体としては劣って
いる。しかしながら、硼素または燐のような適当なドー
パントでそれをドーピングすることにより、良好な導電
性を得ることができる。ドーパントとしての硼素は、そ
の活性化レベルが、安定せず、シリコン白熱フィラメン
トの初期の動作温度に影響されるということにより、ハ
ンディキャップを背負わされている。これは、活性化レ
ベルが更に新たな平衡状態を連続的に探し求めるという
ことを引き起こし、そして、このことは、フィラメント
の抵抗が時間の経過と共にドリフトし、入力電力が外部
的に安定化されない限り、入力電力もドリフトするとい
うことを意味する。ドーパントとしての硼素を使用した
シリコンにおける最高の可能な不純物濃度は約5×10
19原子/cm3である。他の一般的に使用されるドーパ
ントは砒素とアンチモンである。ドーパントとしてのこ
れらの元素に遭遇する問題点は、低電圧で使用する場合
でも十分に高い導電性を達成するための、適切な高い不
純物濃度を得ることが困難であるということである。
ns,“Integrated transducers based on black-body ra
diation from heated polysilicon films(加熱ポリシ
リコン膜からの黒体放射による集積変換器)” Transdu
cers '85, 364-366 (1985年6月11〜14日))に記載され
ている白熱フィラメントは、燐でドーピングすることに
よって作られ、50Ω/平方超の面積抵抗率を得ること
ができる。白熱フィラメントは100μmの長さ、20
μmの幅であり、基材から1.2μm上にある。そのよ
うな構造では基材との空隙による放射強度損失が非常に
大きく、また、フィラメントは加熱中にたわむので、フ
ィラメントが基材に付着するという大きな危険性があ
る。
es Hsi-Jen Yeh および Richard S.Muller:“Electrica
l and optical characteristics of vacuum sealed pol
ysilicon microlamps(真空密封されたポリシリコンマ
イクロランプの電気的および光学的特性)” IEEE Tran
sactions on Electron Device, 39, 6, 1363-1375 (199
2年6月))に記載されている白熱フィラメントは、薄膜
の窓を備えたカプセルであって、断線を防ぐために白熱
フィラメントを真空下に置くものの中に収容されてい
る。そのような窓は数十ミクロンメートルよりも幅広く
はなり得ず、このため、フィラメントの全表面積、従っ
て、その放射出力は小さいままである。フィラメントの
付着を避けるために、基材にはV字形の溝がエッチング
されている。
inson, D. L. Blackburn, M. Gaitan および J. Geist,
“Micromachined thermal radiation emitter from a
commercial CMOS process(市販のCMOSプロセスか
ら微小加工された熱放射エミッター)”, IEEE Electro
n Device Lett., 12, 2, 57-59 (1991年))に記載され
ているIRエミッターは100μm×100μmの寸法
を持ち、加熱素子として、2つの“蛇行状”のポリシリ
コン抵抗体を用いている。そのような構造は加熱中に歪
む傾向があり、この設計では大面積の放射素子を製造す
ることはできない。加熱素子は連続しているが、加熱素
子の寸法がその周りの開口部に比べて小さいので、基材
のエッチング工程の間に発生する気泡は、問題を引き起
こさない。しかしながら、この構造の温度分布パターン
は、引用文献3の図2から明らかなように、特には優れ
ていない。
る白熱フィラメントは、特性温度を有しており、この特
性温度を超えるとフィラメント抵抗の温度係数が負にな
る、即ち、温度上昇と共にフィラメントに更に多くの電
流が流れるようになる。従って、そのような素子は、電
圧によってではなく、電流によって制御され得る。電流
は最低の抵抗値即ち最高温度を有するフィラメントに集
中する傾向があるので、そのようなフィラメントを、放
射源の表面を増加させるべく、並列に直接接続すること
はできない。他方、直列接続では単一のフィラメント電
圧の何倍もの電圧に入力電圧を高める必要がある。硼素
ドーピングでは満足できる高い特性温度が得られない。
何故ならば、硼素の高い不純物濃度では特性温度が約6
00℃にしか到達しないからである。もし、フィラメン
トの動作温度がこれよりも高ければ、フィラメントの抵
抗値は時間と共に変動する傾向を示す。
克服して、全く新規な電気的に変調可能な熱放射源およ
びその製造方法を提供することである。
ンから作られる放射源の白熱フィラメントを燐で多量に
ドーピングして、白熱フィラメントの特性温度をフィラ
メントの動作温度よりも実質的に高くすることを基本と
している。
放射源は、白熱フィラメントが少なくとも5×1019原
子/cm3 の不純物濃度まで燐でドーピングされている
ことを特徴としている。
も1つの白熱フィラメントへと造形されたポリシリコン
層が少なくとも5×1019原子/cm3 の不純物濃度ま
で燐でドーピングされることを特徴としている。
ィラメントよりも極めて優れた安定特性をもたらす。燐
の活性化レベルは温度では変化せず、面積抵抗率は与え
られた温度で一定である。従って、フィラメントの抵抗
は設計温度では一定であるので、そのような白熱フィラ
メントは動作中は極めて安定である。燐で多量にドーピ
ングすることの別の利点は、特性温度が動作温度(最高
800℃)よりも実質的に高くなることである。そこか
ら引き出せる結論は、フィラメントの温度係数は全動作
温度範囲にわたって正のままであり、従って、フィラメ
ントの並列接続およびそれらの電圧制御操作が可能とな
るということである。燐でドーピングされたフィラメン
トの特性温度は約900℃のオーダーになることもあ
る。燐で多量にドーピングすることの更に別の利点は、
そのフィラメントの動作電圧が、対応する面積を有する
硼素でドーピングされたフィラメントの動作電圧よりも
低いことである。加えて、硼素でのドーピングによって
得られる自由電荷キャリヤよりも、燐での多量のドーピ
ングで得られる高濃度自由電荷キャリヤの方が、白熱フ
ィラメントを光学的により不透明にし、この事が本発明
に関する最大の利点である。
カプセル化により、放射源の耐用年数が長くなる。
施例を参照して更に詳しく説明する。
源として光学分析に使用されることを意図している。
の面積抵抗率が10Ω/平方以下、通常は5Ω/平方で
あり、これにより、1μmの厚さの膜の抵抗率が0.0
01Ωcmとなるような、燐の高い不純物濃度を使用す
る。燐の不純物濃度は硼素ドーピングで得られるものよ
りも10倍も高くなり得る。本発明による面積抵抗率
は、5×1019原子/cm3 を超える燐ドーピング濃度
によって得られる。
層の付着は、マイクロエレクトロニクスの在来の標準的
な方法を使用して行うことができる(例えば、S. M. Sz
e,“VLSI technology(VLSI技術)”, McGraw-Hill
Book Company, 第3刷, 1985年,第5章および第
6章参照)。
源の構造は、複数の白熱フィラメントが電気的に並列に
接続されているものとして示されている。
きな四角形で示されている一方、白熱フィラメント3の
下に形成された凹部は面取りされた四角形で示されてい
る。図3および図4の斜めにハッチングされた箇所は後
述する窒化物である。白熱フィラメント3およびその両
端にある金属化パッド5は黒線で描かれている。フィラ
メント3は並列に接続されており、そして、入力電圧は
金属化パッド5に印加される。図1および図2はフィラ
メント3がその全長に沿って互いに離れ離れである構造
を示している。図3および図4に示されている改良され
た構造は、フィラメント3を機械的に相互接続する窒化
珪素ブリッジ6を有している。そのブリッジの開口部
は、エッチング中にフィラメントの下から発生するガス
を逃がし易くするために必要である。エッチング工程
が、これにより改良される。遅いエッチング速度が使用
されるならば、開口部は不要である。
い。白熱フィラメント3はその端だけが支持されていて
全長は空気中に浮いている。フィラメント3の下のシリ
コンチップ1は少なくとも10μm、通常100μmの
深さにエッチングされる。フィラメント3の端は各々の
両端に置かれた金属化パッド5によって並列に接続され
ている。フィラメント3の寸法は、例えば1μmの厚さ
×20μmの幅×1mmの長さで、しかもフィラメント
間の隙間は5μmであってよい。フィラメント3はそれ
らを流れる電流によって加熱される。所要の入力電圧は
数ボルトである。
たポリシリコン白熱フィラメント3は窒化珪素で完全に
カプセル化されており、これにより、窒化物の酸化速度
がフィラメント3の耐用年数を決定する。放射源が通常
の室内大気中で800℃より低い温度で使用されると、
耐用年数は10年を超える。必要な出力窓を備えた特別
の真空状態は、不要である。
が用いられるならば、白熱フィラメントのアンダーエッ
チングはフィラメントを窒化することなく行うことがで
きる。何故ならば、硼素で多量にドーピングされたシリ
コンはKOH水溶液でのエッチングに耐えるからであ
る。しかしながら、燐でのドーピングが用いられるとき
は、フィラメント3は、フィラメントの周りに形成され
る、例えば窒化物の助けを借りてエッチング液から保護
されなければならない。使用されるエッチング液は、水
酸化テトラメチルアンモニウムであってもよく、あるい
は、少量のピロカテコールが添加されたエチレンジアミ
ン水溶液であってもよい。
る窓を使用することなく動作するので、フィラメント3
の上に落ちる有機汚染物は、すべて焼き尽くされる。も
し放射源がパルスモードで動作させられるならば、白熱
フィラメントの下の空気は、急速に昇温し、溜まってい
る塵をすべて吹き飛ばす。従って、本発明による実施例
は固有の自浄機構を備えている。
は、フィラメントの配列を変えることによって調整され
得る。均等な温度分布は、フィラメント幅を20μm以
下にすることによってもたらされ得る。例えば窒化珪素
ブリッジ6によってフィラメント3を互いに熱的に相互
接続することにより、横方向の温度分布が更に改良され
得る。
失の割合に依存する。そのような損失の大部分はフィラ
メント3の下の空気層およびシリコン基材と接合してい
るフィラメント端によって生じる。全損失中の放射損失
の割合は数パーセントであるから、白熱フィラメント3
の温度は入力電力のほぼ1次関数である。最大変調速度
はフィラメント3の下の凹部2の深さを変えることによ
って容易に調整され得る。凹部の適切な深さは、50〜
300μmである。本明細書に記載されている構造で
は、約1msの熱時定数が、約1kHzまでの電気的変
調を可能にしつつ、達成され得る。
れている。基材31は、(100)配向の単結晶シリコ
ンチップで形成されており、その上には通常200nm
の厚さの窒化珪素層36が付着させられている。窒化珪
素層36は、白熱フィラメントを導電性の基材31から
隔離するために必要である。誘電性基材が使用されると
きは、隔離層36は凹部領域以外では明らかに不要であ
る。隔離層36の表面上に、燐でドーピングされた通常
1μmの厚さのポリシリコン層33が付着させられてい
る。続いて、ポリシリコン層33は、マイクロエレクト
ロニクス製造業で使用される写真平版およびプラズマエ
ッチング技術によって白熱フィラメントへと造形され
る。次に、上部窒化珪素層32が付着させられ、これに
より、ポリシリコン層33に形成された白熱フィラメン
トは、窒化物層内に完全にカプセル化される。入力電圧
を供給する手段は金属化パッド34からなっており、こ
の金属化パッドは例えばアルミニウムから作られる。こ
れらのパッドは、例えばプラズマエッチングによって上
部窒化珪素層32に作られた開口部を介してポリシリコ
ン層33とオーム接触を形成する。基材31を形成して
いる単結晶シリコンは最後にフィラメントの下からエッ
チングでくり抜かれ、もって、凹部35が形成される。
このエッチング工程はフィラメント間に作られた開口部
と最外部フィラメントの側部とで行われる。
例えばタングステンであって、凹部35のエッチングに
先立って上部窒化物層32上にスパッタリングされ得る
もので被覆することによって改良され得る。フィラメン
トは最初に空気中で加熱されるので、金属被覆物は酸化
される。知られているように、酸化物は窒化されたポリ
シリコン膜単体よりも高いIR放射率を有する。
ポリシリコンの抵抗率依存性は、単調関数である。本発
明の利点は、5×1019原子/cm3 以上の不純物濃度
を使用することによって達成される。有利な結果が、8
×1019原子/cm3 の不純物濃度で得られる。図(細
いハッチング部)によると、そのようなドーパント濃度
は0.001Ωcm以下の抵抗率に対応する。
なく、白熱フィラメントは、例えば、それらの隣接する
各対が、凹部の一方の側でそれらの一方の端部を結合す
ることによって電気的に直列に接続される一方、凹部の
他方の側に2つの入力電圧供給パッドを配置することに
より、対をなす状態で直列に接続され得る。
の範囲内で、基材を貫通する穴で代替され得る。
ナ、サファイア、石英および石英ガラスである。
金属である。
ある。
存性を示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 電気的に変調可能な熱放射源であって、 本質的に平面の基材(1)と、 基材(1)に形成されている凹部(2)または穴と、 基材(1)に装着される少なくとも1つの白熱フィラメ
ント(3)であって、前記凹部(2)または穴と整合さ
せられているものと、 基材(1)上で白熱フィラメント(3)の両端に形成さ
れる接触パッド(5)であって、白熱フィラメント
(3)に電流を供給するものと、 を具備するものにおいて、 前記白熱フィラメント(3)が、少なくとも5×1019
原子/cm3 の不純物濃度まで燐でドーピングされてい
ることを特徴とする放射源。 - 【請求項2】 基材が多結晶シリコンからなっており、
且つ、少なくとも5×1019原子/cm3 の不純物濃度
まで燐でドーピングされた各白熱フィラメント(3)が
ポリシリコンで作られている請求項1の放射源。 - 【請求項3】 白熱フィラメント(3)のうちの少なく
とも2つが電気的に直列に接続されている請求項1また
は2の放射源。 - 【請求項4】 白熱フィラメント(3)のうちの少なく
とも2つが電気的に並列に接続されている請求項1の放
射源。 - 【請求項5】 各白熱フィラメント(3)が、基材
(1)から自由に浮いている部分において、隣接する窒
化珪素層で取り囲まれている請求項1の放射源。 - 【請求項6】 個々の白熱フィラメント(3)が、互い
に機械的に相互接続されている請求項4または5の放射
源。 - 【請求項7】 個々の白熱フィラメント(3)が、隣接
する窒化珪素ブリッジ(6)により、互いに機械的に相
互接続されている請求項6の放射源。 - 【請求項8】 個々の白熱フィラメント(3)が、隣接
する窒化珪素ブリッジ(6)であってその中に開口部を
有するものにより、互いに機械的に相互接続されている
請求項6の放射源。 - 【請求項9】 個々の白熱フィラメント(3)が、周囲
空気と自由に連通することを許容されている請求項1の
放射源。 - 【請求項10】 個々の白熱フィラメント(3)が、金
属酸化物層で被覆されている請求項1〜9のいずれか一
項に記載の放射源。 - 【請求項11】 凹部(2)の深さが、少なくとも10
μmである請求項1の放射源。 - 【請求項12】 単結晶シリコンの基材(1)上に電気
的に変調可能な放射源を製造する方法であって、 基材(1)上に窒化珪素層(36)を形成する工程と、 窒化珪素層(36)上に燐でドーピングされたポリシリ
コン層(33)を形成する工程と、 燐でドーピングされたポリシリコン層(33)を少なく
とも1つの白熱フィラメント(3)へと造形する工程
と、 燐でドーピングされたポリシリコン層(33)上に窒化
珪素層(32)を付着させる工程と、 燐でドーピングされたポリシリコン層(33)から形成
された白熱フィラメント(3)を介して電流を供給する
導電性接触パッド(34)を形成する工程と、を具備す
るものにおいて、 少なくとも1つの白熱フィラメントへと造形されたポリ
シリコン層(33)が、少なくとも5×1019原子/c
m3 の不純物濃度まで燐でドーピングされることを特徴
とする方法。 - 【請求項13】 燐で多量にドーピングされた前記層
(33)が、少なくとも2つの白熱フィラメント(3)
を形成すべく造形される請求項12の方法。 - 【請求項14】 燐で多量にドーピングされた層(3
3)から形成され且つ窒化珪素層で被覆されている白熱
フィラメントが、高放射率の材料で被覆される請求項1
2の方法。 - 【請求項15】 燐で多量にドーピングされた層(3
3)から形成され且つ窒化珪素層で被覆されている白熱
フィラメントが、酸化可能な金属で被覆される請求項1
4の方法。
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