JPH0767190A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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Publication number
JPH0767190A
JPH0767190A JP23555793A JP23555793A JPH0767190A JP H0767190 A JPH0767190 A JP H0767190A JP 23555793 A JP23555793 A JP 23555793A JP 23555793 A JP23555793 A JP 23555793A JP H0767190 A JPH0767190 A JP H0767190A
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JP
Japan
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code
signal
transmitter
request
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP23555793A
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English (en)
Inventor
Shoji Kamata
昭司 鎌田
Shuji Yamashita
収司 山下
Atsushi Kawano
淳 川野
Taiji Yoshikawa
泰司 吉川
Tomohito Noda
智史 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH0767190A publication Critical patent/JPH0767190A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の解錠又は施錠を制御するリモートコン
トロール装置において、解錠時の安全性を向上させるよ
うにすること。 【構成】 送信器より解錠コードを受信すると受信器1
0は受信信号判別部14によってこの信号を受信し、解
錠待機状態となる。そして車両のアウタドアスイッチ1
9が操作されれば解錠制御手段17によって送信器にリ
クエスト信号を送信する。送信器より解錠コードが再び
送信されれば、受信器10はこの信号を受信して車両の
ドアを解錠するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のドアの開閉を行う
リモートコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来車両のドアを開閉する際にキーに代
えて送信器を用いて開閉するキーレスエントリー装置が
実用化されている。このようなキーレスエントリー装置
では、運転者が車外より送信器を操作すると送信器より
所定のIDコードの信号が送出され、車両の受信器によ
り受信される。そしてこのIDコード信号が受信器内で
保持していたコードと一致する場合には車両のドアを解
錠又は施錠するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のキー
レスエントリー装置に用いるリモートコントロール装置
では、携帯用の送信器によって車両の前でスイッチを操
作して解錠すれば、周囲の人に車両ドアを開放すること
が認識される。従ってその際に盗難に襲われる恐れがあ
るという問題点があった。又送信器を車両の近くではな
く遠方から操作し車両のドアを解錠した場合には、車両
のロックノブ位置が変化して解錠状態であると知られる
ために、正規の所有者が車両に到着する前に盗難に合う
恐れがあるという問題点があった。
【0004】又特開昭63-40074号では、リモートコント
ロールによる制御を開始するために車両のスイッチ操作
を不要とする装置が提案されている。これは車両のドア
のアウタハンドルを操作することによって車両側から送
信器に解錠信号送信のためのアクセス信号が送信され、
送信器から暗証番号を送信すれば車両側の受信器でその
一致を確認した後ドアの施錠又は解錠するようにした装
置である。しかしこの方法では施錠した後所有者が施錠
確認のためにアウタハンドルを操作した場合には、解錠
するための動作と認識されてしまい、施錠されているド
アが解錠されてしまうという問題点があった。又アウタ
ドアハンドルを操作した後に送受信器での双方向の通信
が開始されるため、ドアの開放までにタイムラグがある
という欠点もあった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、車両のドアの解錠用操作を行っ
てもロックノブ等のロック機構が動作せず、安全性を向
上させるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、送信器と受信器とを有する車両のドアロック制御用
リモートコントロール装置であって、送信器は、送信器
に固有の固有コード、施錠コード、解錠コード及びリク
エストコードを記憶する第1のコード記憶部と、受信器
からの信号を受信しコード信号を復調する第1の受信部
と、第1の受信部より得られるリクエストコード信号と
コード記憶部に保持されているリクエストコードとの一
致を判別し、一致判別信号を出力するリクエスト信号判
別部と、送信器のスイッチ入力に基づいて固有コードと
施錠又は解錠コードを送信コード信号として作成し、リ
クエスト信号判別部からの一致判別信号に基づいて固有
コードと解錠コードとを送信コード信号として作成する
送信コード作成部と、送信コード作成部によって作成さ
れた送信コード信号を送信する第1の送信部と、を有す
るものであり、受信器は、送信器からの信号を受信しコ
ード信号を復調する第2の受信部と、リクエスト信号を
送信する第2の送信部と、対応する送信器と同一の固有
コード,施錠コード,解錠コード及びリクエストコード
を記憶する第2のコード記憶部と、第2の受信部からの
受信信号に基づいて固有コード及び施錠コード又は解錠
コードを判別すると共に、施錠コードが判別されたとき
に施錠信号を出力する受信信号判別部と、車両のアウタ
ドアスイッチに接続され、コード記憶部に保持されてい
る固有コード及びリクエストコードを読出してリクエス
ト信号を生成し、アウタドアハンドルが操作されたとき
に第2の送信部に出力するリクエスト信号作成部と、受
信信号判別部によって解錠コードが判別されたときにリ
クエスト信号作成部の動作を開始すると共に、続けて解
錠コードが判別されたときに解錠信号を出力する解錠制
御手段と、を有することを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項2の発明は、送信器と受信器
とを有する車両のドアロック制御用リモートコントロー
ル装置であって、送信器は、送信器に固有の固有コー
ド、施錠コード及び解錠コードを記憶する第1のコード
記憶部と、送信器のスイッチ入力に基づいて固有コード
と施錠又は解錠コードを送信コード信号として作成しす
る送信コード作成部と、送信コード作成部によって作成
された送信コード信号を送信する送信部と、を有するも
のであり、受信器は、送信器からの信号を受信しコード
信号を復調する受信部と、対応する送信器と同一の固有
コード,施錠コード及び解錠コードを記憶する第2のコ
ード記憶部と、受信部からの受信信号に基づいて固有コ
ード及び施錠コード又は解錠コードを判別すると共に、
施錠コードが判別されたときに施錠信号を出力する受信
信号判別部と、車両のアウタドアスイッチに接続され、
受信信号判別部によって解錠コードが判別された後アウ
タドアハンドルが操作されたときに解錠信号を出力する
解錠制御手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0008】本願の請求項3の発明では、解錠制御手段
は、所定時間内にアウタハンドルスイッチが投入されな
いときに初期状態に復帰することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、送信器よりスイッチを操作すれば送信器の送
信コード作成部によって固有コードと施錠又は解錠コー
ドから成る送信コードが作成され送信される。この信号
を車両の受信器で受信すれば、受信器側の受信信号判別
部によって施錠又は解錠コードが判別される。施錠コー
ドであると判別されれば車両のドアを施錠し、解錠コー
ドが判別されれば解錠待機状態となる。そして車両のア
ウタドアハンドルをドアを開くように操作すると、リク
エスト信号生成部によってリクエスト信号が受信器側か
ら送信される。送信器はこの信号を受信すれば固有コー
ドと解錠コードとを送信する。受信器はこの信号を受信
したときに解錠制御手段によってドアを解錠するように
している。
【0010】又請求項2の発明では、送信器よりスイッ
チを操作すれば送信器の送信コード作成部によって固有
コードと施錠又は解錠コードから成る送信コードが作成
され送信される。この信号を車両の受信器で受信すれ
ば、受信器側の受信信号判別部によって施錠又は解錠コ
ードが判別される。施錠コードであると判別されれば車
両のドアを施錠し、解錠コードが判別されれば解錠待機
状態となる。そして車両のアウタドアハンドルをドアを
開くように操作すると、車両のドアを解錠するように制
御している。更に本願の請求項3の発明では、解錠待機
状態を所定の時間に限りこの時間内にアウタハンドルが
操作されなければ施錠状態に戻るようにしている。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例によるリモートコ
ントロール装置の送信器、図2は受信器の構成を示すブ
ロック図である。本図に示すようにリモートコントロー
ル装置は送信器1と、車両側に設けられた受信器10と
によって構成される。送信器1はドアの施錠信号及び解
錠信号を送信するためのものである。送信器1はコード
信号を送信するために用いられ、施錠及び解錠を入力す
る送信スイッチ2を有している。又送受信器1,10に
共通の固有コード及び施錠を行う施錠コード、解錠を行
う解錠コード、及び後述する用途に用いられるリクエス
トコードを記憶する第1のコード記憶部3が設けられ
る。送信スイッチ2及びコード記憶部3の出力は送信コ
ード作成部4に与えられる。送信コード作成部4は後述
するように送信スイッチ2の種類に応じて固有コードと
施錠コード又は解錠コードを組合せた送信信号を作成
し、第1の送信部5に出力するものである。送信部5は
送信コード作成部4によって作成された送信コードを送
信するものであって、アンテナ切換部6及びアンテナ7
を介して出力される。又アンテナ7にはアンテナ切換部
6を介して第1の受信部8が接続される。受信部8は受
信した信号を復調するものであって、その出力はリクエ
スト信号判別部9に与えられる。リクエスト信号判別部
9は受信したリクエストコードがコード記憶部3に記憶
されているリクエストコードと一致するかどうかを判別
し、一致する場合には送信コード作成部4に一致判別信
号を出力して固有コードと解錠コードを作成するように
制御するものである。
【0012】次に図2は受信器10の構成を示すブロッ
ク図である。受信器10にはアンテナ11を介してアン
テナ切換部12が接続される。アンテナ切換部12はア
ンテナ11を送受信の用途に切換えるものであって、受
信時には受信信号が第2の受信部13に与えられる。受
信部13は送信された信号から一連のコード信号を復調
するものであって、その出力は受信信号判別部14に与
えられる。又受信器10にも送受信器に共通の固有コー
ドと施錠コード,解錠コード,リクエストコードを記憶
する第2のコード記憶部15が設けられている。受信信
号判別部14は固有コード信号,施錠コード又は解錠コ
ードを判別するものであって、コード記憶部15に記憶
されている固有コードと施錠コード,解錠コードとを比
較し、固有コードと施錠コードとが一致する場合にはド
アロック制御機構16に施錠信号が出力される。又受信
信号判別部14にはドアの解錠を制御する解錠制御手段
17が接続されている。この解錠制御手段17には解錠
制御に用いるリクエストフラグを初期動作時にリセット
するリセット部18が接続される。
【0013】更に車両のドアの外側に設けられドアを開
閉するために用いられるアウタハンドルには、アウタハ
ンドルが操作されたことを示すアウタハンドルスイッチ
19が接続されており、このスイッチ19の操作信号が
受信器10のリクエスト信号作成部20に入力される。
リクエスト信号作成部20はアウタハンドル操作信号に
基づいてコード記憶部15から読出された固有コード、
リクエストコードから成るリクエスト信号を第2の送信
部21に与える。送信部21はアンテナ切換部12を介
してアンテナ11よりリクエスト信号を送出するもので
ある。
【0014】次に本実施例の動作についてフローチャー
トを参照しつつ説明する。図3は送信器1の動作を示す
フローチャートである。本図において送信器1は動作を
開始するとまずステップ31,32において送信スイッ
チ2が投入され、又は信号を受信したかどうかをチェッ
クする。送信スイッチ2が押されオンとなれば、ステッ
プ33に進んでコード記憶部3から送信器の固有コード
及び送信スイッチ2に対応して施錠コード又は解錠コー
ドを読出す。そしてステップ34,35に進んで送信信
号を作成し、送信部5より送信して処理を終える。
【0015】一方受信器10は図4,図5に示すフロー
チャートにおいて信号の受信を待受けており、信号が受
信されればステップ51から52に進んで固有コード,
施錠コード,解錠コードを読出す。そしてステップ53
に進んで固有コードが一致するかどうかを判別する。一
致しなければ処理を終え、一致する場合にはステップ5
4,55に進んで解錠コード又は施錠コードが一致する
かどうかを判別する。受信したこれらのコードが一致し
ない場合には処理を終了し、施錠コードと一致する場合
にはステップ56に進んでドアロック制御機構16に施
錠信号を出力して処理を終える。一方解錠コードと一致
する場合には、図5のステップ57に進んでリクエスト
フラグ(図中ではRQFという)を読出し、このフラグ
がクリアされているかどうかをチェックする。最初はリ
セット部18によってリクエストフラグがクリア状態で
あるとすると、ステップ59,60に進んでリクエスト
フラグを立て、コード記憶部15より固有コード及びリ
クエストコードを読出す。そしてステップ61に進んで
固有コードとリクエストコードから成るリクエスト信号
を作成する。次いでステップ62に進み車両のアウタハ
ンドルスイッチ19からスイッチ信号が入力されるのを
待受ける。アウタハンドルが操作されるまでは解錠を行
わず、この状態を解錠待機状態という。さて車両のアウ
タハンドルが操作されアウタハンドルスイッチ19がオ
ン状態となれば、ステップ62よりステップ63に進ん
で送信器1にリクエスト信号を送信する。
【0016】一方送信器1ではステップ31,32にお
いて送信スイッチ2の投入と信号受信を待受けており、
受信器10からのリクエスト信号が受信されれば、ステ
ップ36に進んで送信器1内のコード記憶部3より固有
コード及びリクエストコードを読出す。そしてステップ
37において保持されている固有コードと受信した固有
コードとが一致するかどうかを判別し、一致しなければ
処理を終える。一致する場合にはステップ38に進んで
リクエストコードが一致するかどうかを判別する。この
コードも一致しなければ処理を終え、一致する場合には
ステップ39に進み固有コード及び解錠コードを読出
す。そして解錠コードを含む送信コード信号を作成し、
ステップ41に進んでこの信号を送信して処理を終え
る。ここで送信器1はステップ36〜38において受信
したリクエスト信号を判別するリクエスト信号判別部9
の機能を達成しており、ステップ33〜35及び39〜
41において送信スイッチに対応した施錠、解錠コード
の送信信号を生成し、リクエスト信号判別部9から一致
判別信号が得られた場合に解錠コードを含む送信信号を
生成して送信する送信コード作成部4の機能を達成して
いる。
【0017】こうすれば受信器10側ではステップ51
〜54,57まで同様の処理を繰り返す。そして図5の
ステップ58においては前述したように既にリクエスト
フラグが立てられているため、ステップ58からステッ
プ64に進んでこのリクエストフラグをクリアする。そ
してステップ65において、ドアロック制御機構16に
解錠信号を出力して処理を終える。ここで受信器10に
おいてステップ52〜55は受信信号のうち固有コー
ド,解錠施錠コードがコード記憶部15に保持されてい
る各コードと一致するかどうかを判別する受信信号判別
部14の機能を達成しており、ステップ57〜59及び
64,65において解錠コードと一致した場合にリクエ
ストフラグに基づいて最初の一致時にリクエスト信号を
送信可能とし、2回目の解錠コードとの一致時には解錠
を行うように制御する解錠制御手段17の機能を達成し
ている。又ステップ60〜63において最初に解錠コー
ドと一致したときにリクエスト信号を生成し、アウタド
アハンドルが操作されたときこの信号を送信するリクエ
スト信号作成部20の機能を達成している。
【0018】尚本実施例では受信器の解錠制御手段17
はステップ62の解錠待機状態においてアウタハンドル
スイッチがオン状態になるまで待受けているが、一定時
間内にアウタハンドルスイッチがオン状態にならなけれ
ばリクエスト信号を送信することなくリクエストフラグ
をリセットして終了するようにしてもよい。
【0019】以上の動作から知られるように、送信器1
から解錠コードを含む送信信号を送信しても車両のドア
は直ちに解錠されず、解錠待機状態となる。従って外観
上施錠状態が保たれ、安全性が確保される。そして車両
の使用者がアウタドアハンドルを操作すれば車両の受信
器より直ちにリクエスト信号が送信され、再び送信器よ
り自動的に解錠コードを含む送信信号が送信されて解錠
されるため、使用者は違和感なく施錠及び解錠を制御す
る送信器として用いることができる。
【0020】次に本発明の第2実施例について説明す
る。図6は第2実施例によるリモートコントロール装置
の全体構成を示すブロック図である。本図において第1
実施例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略
する。本実施例の送信器1Aは第1実施例と異なり、受
信部及びリクエスト信号判別部がなく、送信スイッチ
2,コード記憶部3A及び送信コード作成部4と送信部
5とから成り立っている。コード記憶部3Aは固有コー
ドと施錠コード,解錠コードを記憶し、リクエストコー
ドは記憶しないものとする。この送信器1Aは送信スイ
ッチ2の操作によってコード記憶部3Aから固有コード
と施錠又は解錠コードが読出され、送信コードが作成さ
れ送信部5より出力される。
【0021】一方受信器10Aは受信部13,受信信号
判別部14,コード記憶部15Aと解錠制御手段17A
を有している。コード記憶部15Aは送信器1Aと同様
に固有コードと施錠コード,解錠コードとを記憶してい
る。そしてアンテナ11,受信部13を介して受信され
復調された信号は、受信信号判別部14によってコード
記憶部15Aに保持されている固有コード,施錠コー
ド,解錠コードと判別される。固有コードと施錠コード
とが一致している場合には、ドアロック制御機構16に
施錠信号が出力され、車両のドアが施錠される。又解錠
コード信号が出力されれば解錠制御手段17Aに出力さ
れる。解錠制御手段17Aには車両のアウタハンドルス
イッチ19が接続されており、解錠コード信号が検出さ
れた後一定時間の間にアウタハンドルスイッチ19がオ
ン状態となるかどうかをチェックしている。一定時間内
にアウタハンドルが操作されアウタハンドルスイッチ1
9がオン状態となれば、ドアロック制御機構16に解錠
信号を出力し、一定時間内にこの信号が得られなければ
解錠を停止する。
【0022】こうすれば携帯用の送信器1Aより解錠コ
ード信号を出力した後所定時間内にドアハンドルを上げ
てドアを開く操作をすれば直ちに解錠状態となるため、
ドアを違和感なく開放することができる。
【0023】尚このときにアウタハンドルを複数回連続
して操作したときに解錠状態とするようにしてもよい。
この場合には所定回数の操作が必要であることを知らな
い第三者は、1回の操作で開かないときには車両が施錠
されていると考える。従って更に安全性を向上させるこ
とができる。本実施例では解錠制御手段17Aは一定時
間後にアウタハンドルスイッチ19がオン状態とならな
ければ待機状態から通常の施錠状態に復帰するようにし
ているが、この時間制限を用いることなくアウタハンド
ルスイッチ19が操作されるまで待機状態を継続するよ
うにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1の発明によれば、送信器より解錠コードを送信すると
解錠待機状態となり、車両のアウタハンドルを操作した
ときにドアの施錠が解錠されることとなる。このため第
三者には解錠状態が知られることはなく、安全性が向上
することとなる。又請求項2の発明においては、送信器
より解錠コードを送信すれば解錠待機状態となり、続い
てアウタハンドルを操作すれば解錠状態となる。従って
比較的簡単な構成で車両の安全性を向上させることがで
きる。又請求項2の発明では、アウタハンドルを操作し
た後は双方向の通信を行わないため、タイムラグがなく
運転者に違和感を与えることがないという効果も得られ
る。更に請求項3の発明では、解錠待機状態となっても
一定時間後にアウタハンドルを操作しなければ元の施錠
状態に復帰するため、安全性が更に向上するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による送信器の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による受信器の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施例の送信器の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本実施例の受信器の動作を示すフローチャート
(その1)である。
【図5】本実施例の受信器の動作を示すフローチャート
(その2)である。
【図6】本発明の第2実施例によるリモートコントロー
ル装置の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A 送信器 2 送信スイッチ 3,3A,15,15A コード記憶部 4 送信コード作成部 5,21 送信部 6,12 アンテナ切換部 7,11 アンテナ 8,13 受信部 9 リクエスト信号判別部 10,10A 受信器 14 受信信号判別部 16 ドアロック制御機構 17,17A 解錠制御手段 18 リセット部 19 アウタハンドルスイッチ 20 リクエスト信号生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 泰司 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 野田 智史 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信器と受信器とを有する車両のドアロ
    ック制御用リモートコントロール装置であって、 前記送信器は、 送信器に固有の固有コード、施錠コード、解錠コード及
    びリクエストコードを記憶する第1のコード記憶部と、 前記受信器からの信号を受信しコード信号を復調する第
    1の受信部と、 前記第1の受信部より得られるリクエストコード信号と
    前記コード記憶部に保持されているリクエストコードと
    の一致を判別し、一致判別信号を出力するリクエスト信
    号判別部と、 送信器のスイッチ入力に基づいて固有コードと施錠又は
    解錠コードを送信コード信号として作成し、リクエスト
    信号判別部からの一致判別信号に基づいて固有コードと
    解錠コードとを送信コード信号として作成する送信コー
    ド作成部と、 前記送信コード作成部によって作成された送信コード信
    号を送信する第1の送信部と、を有するものであり、 前記受信器は、 送信器からの信号を受信しコード信号を復調する第2の
    受信部と、 リクエスト信号を送信する第2の送信部と、 対応する送信器と同一の固有コード,施錠コード,解錠
    コード及びリクエストコードを記憶する第2のコード記
    憶部と、 前記第2の受信部からの受信信号に基づいて固有コード
    及び施錠コード又は解錠コードを判別すると共に、施錠
    コードが判別されたときに施錠信号を出力する受信信号
    判別部と、 車両のアウタドアスイッチに接続され、前記コード記憶
    部に保持されている固有コード及びリクエストコードを
    読出してリクエスト信号を生成し、アウタドアハンドル
    が操作されたときに前記第2の送信部に出力するリクエ
    スト信号作成部と、 前記受信信号判別部によって解錠コードが判別されたと
    きに前記リクエスト信号作成部の動作を開始すると共
    に、続けて解錠コードが判別されたときに解錠信号を出
    力する解錠制御手段と、を有するものであることを特徴
    とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 送信器と受信器とを有する車両のドアロ
    ック制御用リモートコントロール装置であって、 前記送信器は、 送信器に固有の固有コード、施錠コード及び解錠コード
    を記憶する第1のコード記憶部と、 送信器のスイッチ入力に基づいて固有コードと施錠又は
    解錠コードを送信コード信号として作成しする送信コー
    ド作成部と、 前記送信コード作成部によって作成された送信コード信
    号を送信する送信部と、を有するものであり、 前記受信器は、 送信器からの信号を受信しコード信号を復調する受信部
    と、 対応する送信器と同一の固有コード,施錠コード及び解
    錠コードを記憶する第2のコード記憶部と、 前記受信部からの受信信号に基づいて固有コード及び施
    錠コード又は解錠コードを判別すると共に、施錠コード
    が判別されたときに施錠信号を出力する受信信号判別部
    と、 車両のアウタドアスイッチに接続され、前記受信信号判
    別部によって解錠コードが判別された後アウタドアハン
    ドルが操作されたときに解錠信号を出力する解錠制御手
    段と、を有するものであることを特徴とするリモートコ
    ントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記解錠制御手段は、所定時間内に前記
    アウタハンドルスイッチが投入されないときに初期状態
    に復帰するものであることを特徴とする請求項1又は2
    記載のリモートコントロール装置。
JP23555793A 1993-08-27 1993-08-27 リモートコントロール装置 Pending JPH0767190A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406329B1 (ko) * 1996-04-27 2004-03-09 후프 휠스벡 운트 퓌르스트 게엠베하 운트 콤파니 카게 자동차용로킹시스템
KR100774716B1 (ko) * 2006-10-10 2007-11-08 현대자동차주식회사 트렁크 리오픈 기능이 구비된 개인식별 차량 시스템 및 그동작 방법

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KR100406329B1 (ko) * 1996-04-27 2004-03-09 후프 휠스벡 운트 퓌르스트 게엠베하 운트 콤파니 카게 자동차용로킹시스템
KR100774716B1 (ko) * 2006-10-10 2007-11-08 현대자동차주식회사 트렁크 리오픈 기능이 구비된 개인식별 차량 시스템 및 그동작 방법

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