JPH0767024A - 複眼撮像装置 - Google Patents

複眼撮像装置

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Publication number
JPH0767024A
JPH0767024A JP5211781A JP21178193A JPH0767024A JP H0767024 A JPH0767024 A JP H0767024A JP 5211781 A JP5211781 A JP 5211781A JP 21178193 A JP21178193 A JP 21178193A JP H0767024 A JPH0767024 A JP H0767024A
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JP
Japan
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video camera
subject
camera
camera unit
image
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Application number
JP5211781A
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English (en)
Inventor
Shigeki Okauchi
茂樹 岡内
Sunao Kurahashi
直 倉橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体撮影モード時だけでなくパノラマ撮影モ
ード時においても観察者が撮影しながら簡単に被写体を
指定及び選択することができる複眼撮像装置を実現する
こと。 【構成】 絞り、フォーカス、ズームの撮像条件を設定
する機構が少なくとも一つのカメラ制御手段により制御
される第1および第2のビデオカメラ部と、各ビデオカ
メラを合体する合体手段と、各ビデオカメラ部の光軸角
を可変にする手段と、各ビデオカメラ部の光軸角を制御
する光軸角制御手段と、各ビデオカメラ部のうちの少な
くとも一つのビデオカメラ部で撮像された映像を映しだ
すビューファインダと、ビューファインダに設けられ、
ビューファインダ画面内の任意の被写体を選択可能な被
写体選択手段とを有する複眼撮像装置において、被写体
選択手段の出力に対応して各ビデオカメラ部のうちの少
なくとも一つの光軸角を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台のビデオカメラを
用いた複眼撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複眼撮像装置として特公
平5−3199号公報に開示された立体撮像ビデオカメ
ラ等がある、このカメラは2台のビデオカメラをほぼ同
方向に向けてカメラ本体に正対する被写体を異なる角度
から撮影してそこから得られた映像により立体映像を得
るものである。また、特開昭62−12493号公報に
開示された立体撮像合焦装置では、カメラ本体に正対し
ない被写体を撮影する為に、撮影したい被写体に赤外線
のスポット光を照射し、その反射光にレンズの光軸を向
けることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
うち、前者では映したい被写体を指定することが不可能
であるという問題点がある。また、後者の場合には、そ
の被写体の指定にかかわる機構が手動であり、観察者が
撮像しながら被写体を指定することは非常に困難である
という問題点がある。
【0004】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、立体撮影モー
ド時だけでなくパノラマ撮影モード時においても観察者
が撮影しながら簡単に被写体を指定及び選択することが
できる複眼撮像装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複眼撮像装置
は、それぞれの絞り、フォーカス、ズームの撮像条件を
設定する機構が少なくともひとつのカメラ制御手段によ
り制御される第1のビデオカメラ部および第2のビデオ
カメラ部と、前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオ
カメラ部を合体する合体手段と、前記第1のビデオカメ
ラ部と第2のビデオカメラ部の各光軸で求められる平面
に対して略水平となる面内において、前記第1と第2の
ビデオカメラ部の光軸方向を可変にする光軸方向可変手
段と、前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオカメラ
部の光軸角を制御する光軸角制御手段と、前記第1のビ
デオカメラ部と第2のビデオカメラ部のうちの少なくと
もひとつのビデオカメラ部で撮像された映像を映しだす
ビューファインダと、前記ビューファインダに設けら
れ、前記ビューファインダ画面内の任意の被写体を選択
可能な被写体選択手段とを有する複眼撮像装置におい
て、前記被写体選択手段の出力に対応して前記第1のビ
デオカメラ部と第2のビデオカメラ部のうちの少なくと
もひとつのビデオカメラ部の光軸角を制御する。
【0006】
【作用】前記被写体選択手段の出力に対応して前記第1
と第2のビデオカメラの内の少なくともひとつのビデオ
カメラの回動角を制御する構成にしたので、観察者が撮
影しながら簡単に被写体を指定及び選択することができ
る様になった。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は、本発明による複眼撮像装置の一実
施例の構成を示すブロック図、図2は、本発明の一実施
例の外観斜視図を示している。
【0009】第1のビデオカメラ部Aと第2のビデオカ
メラ部Bはほぼ同一方向にほぼ並列に配置され、合体手
段Cにより一体化されている。第1および第2のビデオ
カメラ部A、Bは本体部、光学部、本体内部の電気回路
部などで構成され、撮像素子としてはCCDを用いた半
導体素子が使用されている。また本体にはそれぞれのビ
デオカメラに対応した撮像出力を各々対応するVTR等
の記憶装置に送り、また、外部からの電源供給を受け、
さらにはリモートコントロール信号を供給するためのコ
ネクタ部50、51が設けられている。またこの複眼撮
像装置には片方のビデオカメラの撮像出力を映し出すビ
ューファインダ24が合体手段Cに設けられている。
【0010】ところで、第1、第2のビデオカメラ部
A、Bで撮像した画像を立体視するには、両方からの画
像をスクリーンあるいはブラウン管のスクリーンに重ね
あわせる必要がある。そして、重ねあわせたときに立体
効果を得る必要がある。そのためには、第1、第2のビ
デオカメラ部A、Bの光学軸を被写体側で交差させて撮
像する必要がある。ここで、両カメラの光学軸の交差位
置と被写体の位置との関係は立体効果に大きく影響す
る。たとえば交差位置と被写体が同一であると、立体画
像が表現される位置はスクリーン面とほぼ同じである。
しかし、交差位置が被写体の手前にあると立体の表現位
置はスクリーンの奥にある。逆に、交差位置が被写体の
奥にあると立体の表現位置はスクリーンの手前にあり、
スクリーンから飛び出した位置になる。
【0011】このような立体効果を適切に得るために
は、被写体とカメラ間の距離に応じて、第1、第2のビ
デオカメラ部A、Bの光軸の交差位置を調整しなければ
ならない。本発明による複眼撮像装置においてもこの点
には留意した構成となっている。また、本発明による複
眼撮像装置においては、後述のようにSWを切り替える
ことにより、立体撮影だけでなくパノラマ撮影も可能と
なっている。次に、本発明による複眼撮像カメラの構成
を図2を元に具体的に説明する。
【0012】図2において、右眼用の光は、レンズ群1
を通して右ビデオカメラ部Aの内部の撮像素子2により
撮像され、右眼映像信号として出力される。一方、左眼
用の光は、レンズ群4を通して左ビデオカメラ部Bの内
部の撮像素子5により撮像され、左眼映像信号として出
力される。右眼映像信号および左眼映像信号のそれぞれ
は、後述の処理を経て出力端子50、51に出力され
る。
【0013】各レンズ群1、4を駆動するモータは、ズ
ーム用と合焦用が左右のカメラにそれぞれ設けられ、右
ズームモータ7、右合焦モータ8、及び、左ズームモー
タ9、左合焦モータ10が設けられている。また、各レ
ンズ群1、4には、撮像素子への受光量を調整する絞り
3、6がそれぞれ設けられている。さらに、ズームモー
タ、合焦モータに駆動されるレンズ位置を検出する位置
検出器11、12、13、及び14が設けられ、その出
力は制御部15へ入力されている。第1および第2のビ
デオカメラ部A、Bには、たとえば発光素子と受光素子
で構成され、被写体までの距離を測定して制御部15に
入力する距離検出器33、34が設けられている。この
距離検出器33、34のうちの少なくとも一方は、水平
方向に対して回転可能に構成されていて、制御部15の
命令により指定された方向の被写体の距離を測定するこ
とが可能となっている。16は撮像素子の感度のばらつ
きや左右のレンズ群の固体差、さらには、後述の2つの
カメラの角度や間隔の初期値を製造時に記憶させるEE
PROMである。
【0014】さらに、撮像素子2、5の受光面を略回動
中心として、カメラを水平方向で回動させる右輻輳角モ
ータ17、左輻輳角モータ18が設けられ、また左右の
カメラには回転角検出器19、20がそれぞれ設けら
れ、その出力は制御部15に入力されている。そして、
右ビデオカメラ部Aには、左右のカメラの間隔を調整す
る調整部21と、該調整部21を駆動する調整モータ2
2と、左右のカメラの間隔を検出する間隔検出器23と
が設けられ、その出力は制御部15に入力されている。
【0015】撮像素子2、5は、同期信号発生器36に
より同期して駆動され、素子より出力されるアナログ映
像信号は、不図示のアンプを経てデジタル映像信号に変
換するA/D変換器40、41にそれぞれ入力される。
A/D変換器40、41から出力されるデジタル映像信
号は、前記同期信号発生器36で読み込み及び読みだし
を制御される画像メモリ41、44にそれぞれ記憶さ
れ、画像相関処理部46により各画像メモリ41、44
に記憶されたデジタル映像信号から画像の相関演算を行
う。画像相関処理部46での演算結果は制御部15に入
力され、該演算結果によりメモリから読みだすアドレス
を変えたり、時間軸を変えたりする。47はパノラマ撮
影時に前記画像相関処理部44で得られた演算結果より
合成される画像合成処理部、42、45は、画像メモリ
41、44あるいは画像合成処理部47から出力される
デジタル信号をアナログ映像信号に変換するD/A変換
器で、D/A変換器45に出力される信号は立体−パノ
ラマ切替SW35により、入力を画像メモリ44あるい
は画像合成処理部47のいずれかに切り替えられる。
【0016】24はビューファインダでD/A変換器4
2、45を経て得られるアナログ映像信号を見ることが
できるようになっている。またビューファインダ24
は、合体手段Cに回動可能に取りつけられ、この回動に
より右眼だけでなく、180゜回転させることでビュー
ファインダ24の接眼部をカメラ本体の反対側に移動さ
せることにより左眼でも見れるようになっている。ま
た、180゜回転させることでビューファインダ24は
上下逆さまになってしまうが、不図示の機構により回転
可能に構成されており、なんら不具合は発生しないよう
になっている。
【0017】さらに、立体撮影時は、主カメラ選択SW
25によりビューファインダ24へ出力される信号を右
ビデオカメラ部Aからの信号と左ビデオカメラ部Bから
の信号とのどちらかを選択できるようになっている。つ
まり撮影者が右眼でビューファインダ24を覗いている
場合には、主となるカメラを右カメラに、また、左眼で
覗いている場合には主となるカメラを左カメラにするこ
とができる。そして、パノラマ撮影時は、本実施例では
左カメラに切り替えることによって左右のカメラで撮像
された信号から合成されたパノラマ画像をビューファイ
ンダ24で観察できるようになっている。また、ビュー
ファインダ24には視線検出器26が設けられ、視線の
位置を検出できるようになっている。
【0018】また、カメラ本体には操作ボタンあるいは
SWとして、カメラスタンバイボタン27、ズーム操作
ボタン28、被写体選択ボタン29、被写体追尾ボタン
30、ステータス記憶ボタン31、立体−パノラマ切り
替えSW35、そして、初期状態選択SW32があり、
初期状態選択SW32はカメラスタンバイ時のカメラの
状態を初期化状態とするか、あるいは、ステータス記憶
ボタン31が押されたときのカメラの状態を記憶してお
いて、スタンバイ時に自動的にその状態へ復帰するもの
である。
【0019】次に、本実施例におけるズーム合焦系の説
明を行う。
【0020】本実施例では、リアフォーカシングタイプ
のレンズシステムを採用しており、フォーカシングレン
ズ1−aに対して焦点距離の変化に伴う焦点面の移動を
補正する補正レンズの機能とフォーカシングレンズとし
ての機能の両方の機能を持たせている。すなわち、この
タイプのレンズシステムでは、補正レンズがフォーカシ
ングレンズを兼ね備えているので、ズーム中は被写体距
離によって補正レンズの移動軌跡が異なる。そこで上記
複数のフォーカシングレンズ移動軌跡を制御部15に記
憶させ、被写体距離によって軌跡を選択させてフォーカ
シングレンズ1−aを移動させている。
【0021】また、左右のレンズ群のばらつき等により
画角の違いやズーム時の光軸のずれ、さらには、フォー
カシングのタイミングのずれが複眼撮像系の弱点ともな
るため、製造時にEEPROM16の画角と同一とする
ための左右のズームレンズ位置の対応データと、被写体
までの距離とその時の左右のフォーカシングレンズ位置
の対応データが書き込まれている。
【0022】続いて、本実施例における視線検出系の説
明を行う。
【0023】本実施例において、ビューファインダ24
には視線検出器が設けられている。視線検出の方法とし
ては、たとえば特開昭61−172552号公報におい
ては、光源からの平行光束を観察者の眼球の前眼部へ投
射し、角膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の結像
位置を利用して視軸を求めている。
【0024】図3は、視線検出の原理説明図で、(a)
は視線検出光学系の概略図、(b)は光電素子列66の
出力強度図である。
【0025】同図において、65は観察者に対して不感
の赤外光を放射する発光ダイオード等の光源であり、投
光レンズ63の焦点面に配置されている。光源65より
放射された赤外光は投光レンズ63により平行光とさ
れ、ハーフミラー62で反射し、眼球の角膜67を照明
する。このとき角膜67の表面で反射した赤外光の一部
による角膜反射像(虚像)dは、ハーフミラー62を透
過し、受光レンズ64により集光されて光電素子列66
上の位置Zd′に投影される。また虹彩69の端部a、
bからの光束は、受光レンズ64を介して光電素子列6
6上のa′、b′に該端部a′、b′の像を結像する。
受光レンズ64の光軸(光軸ア)に対する眼球の光軸イ
の回転角θが小さい場合、虹彩69の端部a、bのZ座
標をZa、Zbとすると瞳孔の中心位置cの座標Zc
は、 Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。
【0026】また、角膜反射像dのZ座標と角膜67の
曲率中心OのZ座標とは一致するため、角膜反射像の発
生位置dのZ座標をZd、角膜67の曲率中心Oと瞳孔
の中心Cまでの距離をOcとすると眼球の光軸イ回転角
θは、 Oc×SINθ≒Zc−Zd・・・・・・(1) の関係式を満足する。このため演算処理装置60におい
て、図3(b)のごとく光電素子列66上に投影された
各特徴点(角膜反射像d及び虹彩の瑞部a、b)の位置
を検出することにより、眼球の光軸イの回転角θを求め
ることができる。この時、(1)式は、 γ×Oc×SINθ≒(Za′+Zb′)/2−Zd′・・・・・・(2) と書き換えられる。ただし、γは受光レンズ64に対す
る眼球の位置により決まる倍率である。
【0027】さらに、観察者の眼球光軸の回転角θが算
出されると、眼球の光軸と視軸の補正をすることにより
観察者の視線が求められる。
【0028】また図3においては、観察者の眼球がZ−
X平面(たとえば水平面)内で回転する例を示している
が、観察者の眼球がX−Y平面(たとえば垂直面)内で
回転する場合においても同様に検出可能である。
【0029】次に、本実施例による複眼撮像装置の動作
を説明する。
【0030】図4は、本実施例の制御部15による制御
動作を示すフローチャートである。図4に基づいて本実
施例の装置の初期化動作の説明を行う。
【0031】制御部15は、カメラに電源が供給されて
スタンバイ状態となると(ステップS401)、初期状
態選択SW32、立体−パノラマ切替SW35の状態を
検出して、装置の動作モードが初期化モードか記憶モー
ドかを確認する(ステップS402)。初期化モードが
選択されている場合には、制御部15は立体撮影モード
かパノラマ撮影モードかをさらに確認する(ステップS
403)。
【0032】初期化モードと立体撮影モードが選択され
ている場合には、まず、2つのカメラのズーム光学系を
初期値に設定した後(ステップS409)、2つのカメ
ラの間隔を所定の初期値になるように調整モータ22を
駆動するカメラ間隔の初期化を行い(ステップS41
0)、さらに、2つのカメラがそれぞれの回転中心を結
ぶ線に垂直で、かつ、2つのカメラが平行になるように
駆動する左右のカメラ角度の初期化を行う(ステップS
411)。これらの状態設定は、製造時に角度検出器2
9、20の基準値から上記状態とするために測定され、
EEPROM16に書き込まれている角度オフセット値
に基づいて行われる。
【0033】次に、主カメラ選択SW25により選択さ
れたカメラ、たとえば、右用の第1のビデオカメラ部A
の距離検出器31より右ビデオカメラ部Aの正面の被写
体までの距離およびカメラ角度θ0を測距して(ステッ
プS412,S413)撮影する(ステップS41
4)。
【0034】図4に示すように測距結果をl0、カメラ
間隔をe0とすると、カメラ角度θ0は、 θ0=ATAN(2×l0/e0) (以下、ATANはTANの逆関数を表すものとする) と求められ、制御部15によりそれぞれのカメラが被写
体に向けられ、そこでフォーカシングが行われる。すな
わち2つのカメラの回動中心を結ぶ線の垂直二等分線上
の被写体に自動的に向けられ合焦するのである。
【0035】なお、本実施例ではカメラ間隔として、た
かだか10cm程度のものを想定しているため、前記垂
直二等分線上の被写体として右ビデオカメラ部Aに正対
する被写体を使用してもなんら問題はない。また、もっ
と大掛かりなシステムを想定した場合、たとえば、2つ
のカメラの間隔が数十センチあるいは数メートル離れた
場合でも、前記垂直二等分線上に向けた距離センサを別
に設けてもいいし、右ビデオカメラ部Aの発光素子の出
力を左ビデオカメラ部Bの受光素子で受光するような検
出モードを設定すれば、ほぼ同様な条件で測距できる。
さらに、精度が必要な場合には、2つのカメラの距離検
出器を前記垂直二等分線に対して対称に配置することに
よって実現できる。
【0036】次に、初期化モードとパノラマ撮影モード
が選択されている場合について説明する。
【0037】制御部15は、初期化モードと立体撮影モ
ードが選択されている場合と同様に、2つのカメラがそ
れぞれの回転中心を結ぶ線に垂直でかつ2つのカメラが
平行になるように駆動する(ステップS404〜S40
6)。そして、2つのカメラの画角が重なる部分(ここ
でも右カメラに正対する被写体を代用してさしつかえな
い)までの距離を測距し(ステップS407)、その値
に基づいて2つのカメラを合焦させて(ステップS40
8)撮影する(ステップS414)。
【0038】次に、記憶モードが選択されている場合に
は、ステータス記憶ボタン31が押された時点でのステ
ータスがEEPROM16に記憶されているかの確認を
行い(ステップS415)、ステータス記憶ボタン31
が押された時点での立体−パノラマ切替SWの状態、左
右のカメラの角度、間隔、ズーム位置を読み込み制御部
15により自動的に記憶された状態へ復帰して(ステッ
プS416)撮影する(ステップS414)。
【0039】また、ステップS415にてEEPROM
16にステータスが記憶されていないことが確認された
場合には、ステップS403に移行し、自動的に初期化
モードに設定されるようになっている。
【0040】次に、本実施例の撮影時の動作について説
明する。
【0041】本実施例では、立体撮影モードにおいて、
上記視線検出を利用して以下の2つの視線検出モードを
有している。すなわち、被写体選択モードと被写体追尾
モードである。
【0042】まず、被写体選択モードについて図6
(a)〜(d)を用いて説明する。以下の説明において
は、主カメラを右ビデオカメラ部Aと選択したものとし
て説明する。
【0043】図6(a)はビューファインダ24内の撮
像中の映像である。図6(b)は、右ビデオカメラ部A
と左ビデオカメラ部Bと被写体の関係を模式的に表した
もので、被写体70、71と右ビデオカメラ部Aを結ん
だ線を72、73、被写体70を通り線72に垂直な線
を74する。また、被写体70、71と左ビデオカメラ
部Bを結んだ線を75、76、被写体70を通り、線7
5に垂直な線を77とする。
【0044】被写体70は左右のカメラの光軸の交差す
る位置にあるが、被写体71はそれ以外のところにある
ため、被写体71は右ビデオカメラ部Aで見た場合、画
面上で線73と74の交点78にある様に見える。一
方、左ビデオカメラ部Bで見た場合には、画面上で線7
6と77の交点79にある様に見える。すなわち、これ
らを重ねあわせてみると被写体71は、図6(a)の破
線で示される様に2重となっている。
【0045】この時に得られる立体視像はスクリーン上
に被写体70があり、スクリーンの奥側に被写体71が
あるように観察される。そこで、被写体71を注視した
状態で被写体選択ボタン29を押すと、被写体71の像
が左右のカメラで重なる様に左ビデオカメラ部Bの角度
が自動的に変更される。したがって、この時左右のカメ
ラで撮像されたものを重ねあわせると、今度は被写体7
0が2重となっている。
【0046】この動作を図6(c)を参照して説明す
る。図6(c)において図6(b)と重複するところは
同番号とし、説明は省略する。
【0047】右ビデオカメラ部Aと左ビデオカメラ部B
の回転中心を結ぶ線を80とし、中心間の距離をe1、
右ビデオカメラ部Aと左ビデオカメラ部Bと被写体70
までの距離をl1(被写体70が線80の垂直二等分線
上にあるとした)、右ビデオカメラ部Aと被写体71と
の距離をl2、左ビデオカメラ部Bと被写体71との距
離をl3、線80と線72、75のなす角をθ1、線7
3と線72のなす角をθ2、線76と線80のなす角を
θ3とし、被写体71を通り線74に平行な線を81、
また、被写体71を通り線77に平行な線を82とする
と、ビデオカメラ部Aで観察した場合の画面上での被写
体71の画面中心83からの水平方向の距離l4は、 l4=l2×SINθ2 と表すことができる(被写体70が画面の中心あること
から)。一方、ビデオカメラ部Bで観察した場合の画面
上での被写体71の画面中心84からの水平方向の距離
l5は、 l5=l3×SIN(θ1−θ3) と表すことができる。そこで、右ビデオカメラ部Aの被
写体71の像に左ビデオカメラ部Bの被写体71の像を
重ねあわせるためには、左ビデオカメラ部Bの画面を左
側にずらせば良い。そのずらし量l6は、 l6=l4−l5 となる。これを実際に行うには、左ビデオカメラ部Bを
図において、反時計回りにθ4だけ回転させれば良い。
その回転角θ4は、 θ4=ATAN(l6/(l3×SIN(θ1−θ3)) と得ることができ、この角度だけ左ビデオカメラ部Bを
左輻輳角モータ18により回転させることにより、被写
体71に注視している状態になる。
【0048】ここで、e1は調整部21の間隔検出器の
データ、l1は距離検出器33、あるいは、距離検出器
34から得られ、またθ1は、角度検出器19あるい
は、角度検出器20から得られる。そしてθ2は視線検
出器26から、l2は距離検出器をθ2だけ回転させて
測距させることにより得られ、θ3はl2、θ1、θ2
及びe1より、 θ3=ATAN(l2×SIN(θ1+θ2/(e1+l2×COS(θ1+ θ2))・・・・・・(3) そして、l3はl2、θ1、θ2、θ3より、 l3=l2×SIN(θ1+θ2)/SINθ3・・・・・・(4) と求められるから、上記モードは容易に実施できる。
【0049】このモードの実際の動作としては、ビュー
ファインダを覗いた状態で選択したい被写体を注視して
被写体選択ボタンを押すと、右ビデオカメラ部Aの距離
検出器33が視線検出器26から得られたθ2だけ回転
し、右ビデオカメラ部Aと被写体71との距離をl2を
測定し、それから、各検出器から得られるデータすなわ
ちe1、l1、l2、θ1、θ2より、θ3、l3、θ
4を求めてl2、l3に相当するフォーカシングデータ
をEEPROMl6から読みだして左右のカメラをとも
に合焦させたあと、得られたθ4に基づいて左ビデオカ
メラ部Bを回転させる。
【0050】しかし、左右の画像の縦ずれをすべての撮
像条件にわたって機械的になくすのは不可能であるた
め、このように撮影された立体映像は、縦方向のずれを
含んでいる。そしてこの縦ずれが立体視を妨げる要因の
ひとつになっている。そこで、2つのカメラで撮像され
た信号はいったん画像メモリ41、44に記憶され、画
像相関処理部46により2つの画像の相関が演算され
る。相関演算の対象になる領域はたとえば画面を3×1
0の領域に分割し、その中で視線の検知された領域にお
いてのみ行えば良い。
【0051】相関演算の手法としては様々あるが、本実
施例ではマッチング法を採用しており、左右のカメラで
撮像された信号のうちの同じ領域での画像信号を2値化
し、主カメラとして選択された右ビデオカメラ部Aで撮
像された信号から得られた2値画像を一定量s(たとえ
ば1画素分)を水平方向及び垂直方向に移動させて他方
の2値画像との差分δを求める。そしてその演算を順次
シフトさせて行い、差分δが最小となるシフト量X、Y
を求め、このY値を用いて縦ずれをなくすのである。
【0052】上記のように2つの画像がX、Yだけずれ
ていると、両画像の共通部分は撮像された領域より狭
い。すなわち、図7に示すように画像として有効な領域
pは非共通部分qと画角を変えないために削除する部分
rを除いた部分となる。この有効領域pを撮像されたす
べての領域に拡大する為には、水平方向ではメモリのデ
ータを同期信号発生器36により読み出す周期を遅く
し、垂直方向は補間をして読みだせば、選択された被写
体の左右の画像における縦ずれがなくなり、選択された
被写体の立体像がスクリーンの奥側からスクリーン上に
移動する様に見える。
【0053】上記実施例では1画素ずつシフトして演算
するとして説明したが、たとえばこれを5画素ずつシフ
トして演算を行い、差分δの最小値が得られる位置の近
傍で補間を行ってX、Yを求める様にすれば演算時間を
短縮することができる。
【0054】次に被写体追尾モードを図6(d)を参照
して説明する。図6(d)において、図6(b)と重複
するところは同番号として説明は省略する。
【0055】被写体71を通り、右ビデオカメラ部Aと
被写体71とを結ぶ線73と直交する線を85、また被
写体71を通り左ビデオカメラ部Bと被写体71とを結
ぶ線76と直交する線を86、右ビデオカメラ部Aと被
写体70とを結ぶ線72と線85との交点を87、左ビ
デオカメラ部Bと被写体70とを結ぶ線75と線86と
の交点を88とする。
【0056】図6(b)の状態から被写体71を注視し
た状態で被写体追尾ボタン30を押すと、距離検出器3
3は、視線検出器26で得られた角度θ2だけ時計回り
に回転し、被写体71までの距離l2を得る。そこで左
ビデオカメラ部Bと右ビデオカメラ部Aの光軸が被写体
71で交差するための角度θ3を、(3)式から求め、
そして(4)式から得られるl3及びl2に相当するフ
オーカシングレンズの位置をEEPROMl6から読み
だし、両カメラとも被写体71に合焦させたあと、右ビ
デオカメラ部Aと左ビデオカメラ部Bを角度θ2、θ3
に基づいて時計回りに回転させる。これにより被写体7
1は自動的に画面中央に移動するのである。この時も前
述の様に縦ずれをなくす処理を行って映像を出力する。
【0057】本実施例では、カメラの測距手段として発
光素子と受光素子を用いたタイプの測距方式として説明
したが、この方式では被写体選択時にセンサを回転させ
る必要があるのでその回転機構がやや複雑になってい
る。測距手段の他の方式としては、位相差タイプとTV
信号検出タイプがあり、位相差タイプは異なる光路を通
って結像する複数の被写体像のずれ量から被写体の合焦
を行うものであるが、センサを回転させる機構は必要な
いが、視線を細かく検出しようとするとその数だけ検出
ユニットが必要になってしまうという問題もある。ま
た、TV信号検出タイプは、具体的には、視線を検出し
それに対応する領域でのビデオ信号の特定の高周波成分
(たとえば、1Mhz)を帯域通過フイルタによって取
り出し、この高周波成分の振幅が最大になるようにフオ
ーカシングレンズの位置を調整して焦点位置を合わせる
もので、検出系の信号処理回路が追加となるのと、合焦
検出までの時間が他の2方法に比ベて時間がかかるとい
う問題もある。
【0058】以上3方式には、長所短所がそれぞれある
がどの方法を採用するかは任意である。
【0059】次に、パノラマ撮影モードについて説明を
行う。
【0060】パノラマ撮影時2つののカメラは2つのカ
メラの回転中心を結んだ線の垂直二等分線に対して回動
する様に設定され、アスペクト比変更ボタン37により
複数種のアスペクト比を選択できる様に構成されてお
り、その選択されたアスペクト比により両カメラで撮像
された映像の重なる度合いが決まるのである。
【0061】図8は、右ビデオカメラ部Aにおける重な
る領域を示したもので、ここでは4段階に変更できる様
に構成されている。ところで被写体までの距離がカメラ
間隔に対して十分大きければ、両カメラの画角のうちで
重なる領域の画角に対する比率κは、カメラのパノラマ
撮影モードの初期状態からのカメラ角度をα、ズーム倍
率から決まる水平画角の半分の角度をβとすると、 κ=1/(1+TANα×TAN(α+β))/(2×((1/(1十TAN α×TAN(α−β))−(COSα)^2))・・・・・・(5) と表され、被写体距離には関係なくズーム倍率とカメラ
角度で決まることが分かる。逆に比率κが選択され、そ
の時のズーム倍率が分かればカメラ角度は式(5)より
算出できるから、たとえばtypeIIが選択されるとその重
なる領域に対応するカメラ角度が算出され、2つのカメ
ラが回動させられてその重なる領域において合焦動作が
行われる。そして、撮像されたデジタル映像信号は画像
メモリ41、44にそれぞれ記憶され、画像相関処理部
46により各画像メモリ41、44に記憶されたデジタ
ル映像信号から画像の相関演算を行う。ここでは上記立
体撮影モード時と同様にマッチング法によりパノラマ撮
影時に重なる領域となる領域の画面に対する位置を測定
し、そこが重なる様に画像合成処理部47に記憶させ
る。
【0062】画像合成処理部47に記憶された画像情報
は通常の1画面分の情報より多く、水平方向ではメモリ
のデータが通常より多いため、これを通常のモニタで見
ようとすれば、同期信号発生器36により読み出す周期
を速くする、また、水平、垂直の倍率を同じにするため
には、垂直方向は画面の上下をトリミングし、かつ、圧
縮あるいは間引きなどをして読みだせば良い。
【0063】画像合成処理部47からの出力は、立体−
パノラマ切替SW35により切り替えられ、D/A変換
器45を経て、出力端子51に出力される。D/A変換
器45の出力はアナログ映像信号であるから、この信号
はビューファインダ24でも観察するkとおができるの
で、ビューファインダ24を観察しながらアスペクト比
を変更することも可能である。このときアスペクト比変
更ボタンを押すと、カメラ角度が設定され、合焦動作が
完了するまで画面は、画像合成処理部47に記憶された
画像が出力される様に構成されており、カメラの動作中
の乱れた映像は出力されない。
【0064】上記実施例では、被写体の選択方法として
視線検出を例として説明したが、選択方法としてはこれ
に限定されるものではない。たとえば、画面を3×10
の領域に分割し、その領域をボタン等で選択できる様に
すれば良い。この領域選択手段は、領域移動ボタンと選
択ボタンからなり、領域移動ボタンは、ビューファイン
ダに表示された3×10の領域を画面上で上下左右に移
動させるボタンで、選択ボタンは、そのボタンを押す事
によってその領域を選択可能に構成してもよい。
【0065】上記の様な手法によっても、前述の視線検
出を利用した場合と同様に、被写体選択モード及び被写
体追尾モードという機能を実施できる。
【0066】また、画面上の領域をボタンで選択する方
法は、ビューファインダのみに適用されるものでは無
く、この複眼撮像装置のリモート端子50、51を利用
して、外部のモニタ等から被写体の選択を行ってカメラ
の輻輳角を制御する事も可能である。
【0067】また、上記実施例では、視線検出は立体撮
影モード時のみ動作する様に説明したが、パノラマ撮影
モード時のアスペクト比を選択することにも利用でき
る。その適用の方法は3×10に分割された領域をより
少ない領域たとえば3×2の領域を1つにまとめ、全体
として1×5の領域に分割して、その領域を視線で選択
することにより、その領域を2つのカメラで重なって撮
像できる様にカメラの角度を変える様にすれば良い。
【0068】また、上記実施例において、カメラを回動
させることにより光軸を被写体に向けることができると
説明したが、光学素子、たとえば可変頂角プリズム(以
下、VAPと称す)を用いることによりカメラを回動さ
せる機構を設けることなく光軸を被写体に向けることが
可能となる。
【0069】VAPはベローズで連結された2枚のガラ
スの間に、たとえばシリコン系のオイルを封入し、その
2枚のガラスの相対的な角度を変えることにより頂角が
可変なプリズムが構成されている。そして、この2枚の
ガラスの角度を変えることにより、VAPを通過する光
束の屈折角を制御することが可能となっている。
【0070】また、本提案では、2つのカメラの光軸を
水平面内で回動させればよいので、2枚のガラスのうち
1枚は固定され、1枚のガラスを光軸中心を享垂直方向
を回動軸として回動可能に支持し、光軸中心を通る水平
方向のガラスの端部にボイスコイルモータと角度検出器
を設け、所望の光軸角となる様にボイスコイルモータに
電流が供給されるのである。そしてこのVAPは撮像光
学系の一番被写体側に設けるのである。このようにカメ
ラの回動機構を廃止することで2台のカメラを隙間なく
併設できるので、装置をさらに小型化できるのである。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
れぞれの絞り、フォーカス、ズームの撮像条件を設定す
る機構が少なくともひとつの制御手段により制御される
第一のビデオカメラ部及び、第二にビデオカメラ部と、
前記第一と第二のビデオカメラを合体する合体手段と、
前記第一と第二のビデオカメラの光軸で求められる平面
に対して略水平面内において、前記第一と第二のビデオ
カメラの光軸方向を可変とする光軸方向可変手段と、前
記第一と第二のビデオカメラの内の少なくともひとつの
ビデオカメラで撮像された映像を映しだすビューファイ
ンダと、前記ビューファインダに設けられ、前記ビュー
ファインダ画面内の任意の被写体を選択可能な被写体選
択手段とを有する複眼撮像装置において、前記被写体選
択手段の出力に対応して前記第一と第二のビデオカメラ
の内の少なくともひとつのビデオカメラの光軸角を制御
する構成にしたので、立体撮影モード時だけでなくパノ
ラマ撮影モード時においても観察者が撮影しながら簡単
に被写体を指定及び選択することができる様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複眼撮像装置の外観斜視図であ
る。
【図2】本発明による複眼撮像装置の構成を示すブロツ
ク図である。
【図3】視線検出の原理図である。
【図4】本発明による複眼撮像装置に電源を投入したと
きの装置の初期化を示すフローチャートである。
【図5】立体撮影モードにおける初期のカメラ角度を設
定する為の摸式図である。
【図6】本発明による複眼撮像装置に視線検出を採用し
た場合に実現できる2つの撮影モード説明する為の摸式
図である。
【図7】相関処理後の画像の切りだし位置を説明する図
である。
【図8】パノラマ撮影モードにおけるアスベクト比の選
択を説明する図である。
【符号の説明】
A 第1のビデオカメラ部 B 第2のビデオカメラ部 C 合体手段、 1,4 レンズ群 2,5 撮像素子 15 制御部 16 EEPROM l7,18 輻輳角モータ 19,20 角度検出器 24 ビューファインダ 26 視線検出器 33,34 距離検出器 35 立体ーパノラマ切り替えSW 36 同期信号発生器 41,44 画像メモリ 46 画像相関処理部 47 画像合成処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの絞り、フォーカス、ズームの
    撮像条件を設定する機構が少なくともひとつのカメラ制
    御手段により制御される第1のビデオカメラ部および第
    2のビデオカメラ部と、 前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオカメラ部を合
    体する合体手段と、 前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオカメラ部の各
    光軸で求められる平面に対して略水平となる面内におい
    て、前記第1と第2のビデオカメラ部の光軸方向を可変
    にする光軸方向可変手段と、 前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオカメラ部の光
    軸角を制御する光軸角制御手段と、 前記第1のビデオカメラ部と第2のビデオカメラ部のう
    ちの少なくともひとつのビデオカメラ部で撮像された映
    像を映しだすビューファインダと、 前記ビューファインダに設けられ、前記ビューファイン
    ダ画面内の任意の被写体を選択可能な被写体選択手段と
    を有する複眼撮像装置において、 前記被写体選択手段の出力に対応して前記第1のビデオ
    カメラ部と第2のビデオカメラ部のうちの少なくともひ
    とつのビデオカメラ部の光軸角を制御することを特徴と
    する複眼撮像装置。
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