JPH0766844B2 - コネクタ装置とその接触装置 - Google Patents

コネクタ装置とその接触装置

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JPH0766844B2
JPH0766844B2 JP4285896A JP28589692A JPH0766844B2 JP H0766844 B2 JPH0766844 B2 JP H0766844B2 JP 4285896 A JP4285896 A JP 4285896A JP 28589692 A JP28589692 A JP 28589692A JP H0766844 B2 JPH0766844 B2 JP H0766844B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばフラットケー
ブルやフレキシブル基板等を接続するコネクタ装置とそ
の接触装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種のコネクタ装置を
示すものである。コネクタ本体11は樹脂によってモー
ルドされており、このコネクタ本体11の内部には、複
数の収容部11aが設けられ、これら収容部11aの内
部に接触子12が配設されている。これら接触子12は
収容部11aの相互間に位置する隔壁11bによって絶
縁されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、上記
コネクタ装置が使用される電子機器の小形化は著しく、
これに伴ってコネクタ装置の小形化も切望されている。
しかし、従来のコネクタ装置は、接触子12の相互間に
隔壁11bが介在されているため、接触子12の相互間
隔を0.5mm以下とすることは困難である。
【0004】また、上記従来のコネクタ装置11の場
合、接触子12の小形化が限界に近づいているため、製
造が困難となるとともに、コネクタ装置の外観形状を一
層小形、薄型化することが困難となっている。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、接
触子の相互間隔を微細化することができるとともに、組
立てが容易で、超小型、且つ薄型化が可能なコネクタ装
置とその接触装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、収容部を有する第1のホルダと、前記第
1のホルダの収容部内に収容され、表面に複数の第1の
接触子がパターニングされた第1の接触部材と、前記第
1のホルダに重ねて取着され、収容部を有する第2のホ
ルダと、この第2のホルダの収容部内に設けられた位置
決め部材と、前記第2のホルダの収容部内に収容され
前記位置決め部材によって位置決め保持され、前記第1
のホルダと第2のホルダを重ねた際、前記第1の接触子
に接触する複数の第2の接触子が表面にパターニングさ
れるとともに、各第2の接触子の相互間にスリットが設
けられたフィルム状の第2の接触部材と、前記第2のホ
ルダの収容部内に収容され、前記位置決め部材によって
第2の接触部材とともに位置決め保持され、前記第2の
接触部材の前記第2の接触子と対応する裏面を押圧する
複数のばねとを具備している。
【0007】また、この発明のコネクタ装置は、側面部
に開口部を有し、内部に複数の第1の接触子が配設され
た接触装置とを有するソケットと、前記開口部に挿入可
能な挿入部と、この挿入部に設けられ前記第1の接触子
に接触可能な複数の第2の接触子が表面にパターニング
された第2の接触部材とを有するプラグとを具備し、前
記接触装置は表面に前記開口部側に位置する一方の辺側
から他方の辺側に複数の前記第1の接触子がパターニン
グされるとともに、各第1の接触子の相互間にスリット
が設けられ、これら第1の接触子の長さ方向中央部が突
出するように湾曲されたフィルム状の第1の接触部材
と、第1の辺とこの第1の辺に対向する第2の辺を有
し、前記第1の接触部材の一方の辺が前記第1の辺に固
定され、他方の辺が前記第2の辺に固定され、前記第1
の接触部材を湾曲した状態で保持するフレームと、この
フレームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端部が
自由とされるとともに、前記第1の接触部材の各第1の
接触子と対応する裏面を押圧する複数のばねとを有す
る。
【0008】さらに、この発明のコネクタ装置は、側面
部に開口部を有し、内部に複数の第1の接触子が配設さ
れた接触装置とを有するソケットと、前記開口部に挿入
可能な挿入部と、この挿入部に設けられ前記第1の接触
子に接触可能な複数の第2の接触子が表面にパターニン
グされた第2の接触部材とを有するプラグとを具備し、
前記接触装置は表面に前記開口部側に位置する一方の辺
側から他方の辺側に複数の前記第1の接触子がパターニ
ングされるとともに、各第1の接触子の相互間にスリッ
トが設けられ、これら第1の接触子の長さ方向中央部が
突出するように湾曲されたフィルム状の第1の接触部材
と、第1の辺とこの第1の辺に対向する第2の辺を有
し、前記第1の接触部材の一方の辺が前記第1の辺に固
定され、他方の辺が前記第2の辺に固定され、前記第1
の接触部材を湾曲した状態で保持するフレームと、この
フレームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端部が
自由とされるとともに、前記第1の接触部材の各第1の
接触子と対応する裏面を押圧する複数のばねとを有し、
前記ソケット本体内には、前記各ばねの他端部が当接さ
れ、これらばねの付勢力を調整する突部が形成されてい
【0009】さらに、この発明のコネクタ装置は、側面
部に開口部を有し、内部に複数の第1の接触子を有する
第1、第2の接触装置が互いに前記第1の接触子を対向
して配設されたソケットと、前記開口部に挿入可能な挿
入部を有し、この挿入部の両面には前記第1、第2の接
触装置に設けられた第1の接触子にそれぞれ接触可能な
複数の第2の接触子が表面にパターニングされた第3、
第4の接触部材が設けられたプラグとを具備し、前記第
1、第2の接触装置は、それぞれ表面に前記開口部側に
位置する一方の辺側から他方の辺側に複数の前記第1の
接触子がパターニングされるとともに、各第1の接触子
の相互間にスリットが設けられ、これら第1の接触子の
長さ方向中央部が突出するように湾曲されたフィルム状
の第1、第2の接触部材と、第1の辺とこの第1の辺に
対向する第2の辺を有し、前記第1の接触部材の一方の
辺が前記第1の辺に固定され、他方の辺が前記第2の辺
に固定され、前記第1の接触部材を湾曲した状態で保持
する第1のフレームと、第1の辺とこの第1の辺に対向
する第2の辺を有し、前記第2の接触部材の一方の辺が
前記第1の辺に固定され、他方の辺が前記第2の辺に固
定され、前記第2の接触部材を湾曲した状態で保持する
第2のフレームと、これら第1、第2のフレームの前記
各第1の辺に一端部が設けられ、他端部が自由とされ、
前記第1、第2の接触部材の各第1の接触子と対応する
裏面をそれぞれ押圧する複数のばねとを有している。ま
た、この発明の接触装置は、表面に一方の辺側から他方
の辺側に複数の接触子がパターニングされるとともに、
各接触子の相互間にスリットが設けられ、これら接触子
の長さ方向中央部が突出するように湾曲されたフィルム
状の接触部材と、第1の辺とこの第1の辺に対向する第
2の辺を有し、前記接触部材の一方の辺が前記第1の辺
に固定され、他方の辺が前記第2の辺に固定され、前記
接触部材を湾曲した状態で保持するフレームと、このフ
レームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端部が自
由とされるとともに、前記接触部材の各接触子と対応す
る裏面を押圧する複数のばねとを具備している。
【0010】
【作用】すなわち、この発明は、第1の接触部材に接触
される第2の接触部材には、それぞれ第1、第2の接触
子をパターニングしている。したがって、第1、第2の
接触子を極微細、且つ、高精度に形成することができる
ため、コネクタ装置を小型化することができるととも
に、製造を簡単化することができる。また、弾性部材に
よって第2の接触部材を第1の接触部材方向に押圧して
いる。したがって、接触の安定性を保持することができ
る。
【0011】さらに、この発明は、ソケット本体に設け
た開口部にプラグの挿入部を挿入可能とし、ソケット本
体内に複数の第1の接触子が表面にパターニングされ中
央部が突出するように湾曲された第1の接触部材を設
け、プラグの挿入部に第1の接触子に接触可能な第2の
接触子がパターニングされた第2の接触部材を設けてい
る。第1、第2の接触子は第1、第2の接触部材に極微
小にパターニングできる。したがって、超小型の挿入タ
イプコネクタ装置を実現できる。
【0012】また、第1の接触部材をフレームに保持
し、このフレームに設けた複数のばねによって第1の接
触子を押圧することにより、第1の接触子と第2の接触
子との接触を一層安定化できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は、この発明の第1の実施例を示すも
のであり、コネクタ装置21の外観を示すものである。
図1において、コネクタ装置21は第1のコネクタ部2
2、およびこれに接続された第2のコネクタ部23によ
って構成されている。第1のコネクタ部22には例えば
フラットケーブル24が取着され、第2のコネクタ部2
3は、例えば印刷配線基板25に取着されている。これ
ら第1、第2のコネクタ部22、23は後述する永久磁
石の作用によって互いに吸着され、この状態において、
フラットケーブル24および印刷配線基板25が、後述
する第1、第2の接触子を介して電気的に接続されてい
る。
【0015】図3は、前記第1のコネクタ部22を示す
ものである。例えば樹脂製の第1のホルダ31の表面に
は第1の収容部31a、およびこの第1の収容部31a
と連通され、第1の収容部31aより浅い第2の収容部
31bが設けられている。前記第1の収容部31aの長
手方向両端には透孔31c、31dが設けられている。
この第1の収容部31a内には、例えば鉄製のプレート
32、およびプレート状の第1の接触部材33が収容さ
れる。
【0016】前記プレート32の長手方向両端には、前
記透孔31c、31dに対応して、透孔32a、32b
が設けられ、これら透孔32a、32bの近傍には、切
欠き部32c、32dが設けられている。また、切欠き
部32c、32dの相互間に位置するプレート32の側
部には、長手方向に沿って複数の透孔32eが設けられ
ている。
【0017】また、前記第1の接触部材33の長手方向
両端には、前記透孔31c、31dに対応して、透孔3
3a、33bが設けられ、これら透孔33a、33bの
近傍には切欠き部33c、33dが設けられている。こ
の第1の接触部材33は、TAB(Tape Automated Bond
ing)技術を使用して製造される。すなわち、TABテー
プ33eは例えば絶縁フィルムと銅箔の2層構造とされ
ている。このTABテープ33eの表面には、前記プレ
ート32の複数の透孔32eに対応して銅箔からなる複
数の第1の接触子33fがパターニングされている。こ
の第1の接触部材33の裏面は前記プレート32の表面
に接着され、プレート32の裏面は収容部31aに接着
される。
【0018】また、第1のホルダ31の裏面には、例え
ば鉄製のプレート34aが取着され、第1のホルダ31
の表面には、第2の収容部31bに収容されるフラット
ケーブルを固定するための、例えば樹脂製の固定板34
bが、ねじ34c、34dによって取着される。固定板
34bの取着方法はねじに限定されるものではなく、周
知の熱圧着技術を使用することもできる。
【0019】図5(b)は、上記第1のコネクタ部22
の組立てた状態を示すものである。プレート32および
第1の接触部材33を収容部31a内に収容した状態に
おいて、収容部31a内には、プレート32および第1
の接触部材33の切欠き部32c、33c、32d、3
3dによって凹部32f、32gが形成される。この凹
部32f、32g内には、永久磁石35a、35bが収
容される。これら永久磁石35a、35bは、前記プレ
ート34aの両端部と対応して配設されている。
【0020】また、前記第1の接触部材33に設けられ
た第1の接触子33fは、第2の収容部31bに配設さ
れた前記フラットケーブル24のリード24aに、例え
ば図示せぬクリーム半田を使用して接続される。このフ
ラットケーブル24は固定板34bによって、第1のホ
ルダ31に固定される。
【0021】図4は、前記第2のコネクタ部23を示す
ものである。例えば樹脂製の第2のホルダ36の表面に
は収容部36aが設けられている。この収容部36aの
長手方向両端には、図3に示す第1の収容部31aに設
けられた透孔31c、31dと対応して透孔36b、3
6cが設けられている。この収容部36a内には、弾性
部材37、スペーサ38、および第2の接触部材39が
収容される。
【0022】前記第2の接触部材39の長手方向両端に
は、前記透孔36b、36cに対応して、透孔39a、
39bが設けられ、これら透孔39a、39bの近傍に
は切欠き部39c、39dが設けられている。この第2
の接触部材39は、前記第1の接触部材33と同様TA
B技術を使用して製造される。すなわち、TABテープ
39eの表面には、第1の接触部材33に設けられた第
1の接触子33fに対応して、銅箔からなる複数の第2
の接触子39fがパターニングされている。これら第2
の接触子39fの両側には、それぞれスリット39gが
設けられている。この第2の接触部材39の短手方向一
端は、前記第2のホルダ36の側面に沿って折曲されて
いる。
【0023】また、前記スペーサ38は、例えば鉄によ
って構成されている。このスペーサ38の長手方向両端
には、前記透孔36b、36cに対応して、透孔38
a、38bが設けられ、これら透孔38a、38bの近
傍には切欠き部38c、38dが設けられている。前記
透孔38a、38bの相互間に位置する部分には、前記
第2の接触部材39に設けられたスリット39gに対応
して、複数の延出部38eが設けられている。
【0024】さらに、前記弾性部材37は、例えば燐青
銅によって構成されている。この弾性部材37の長手方
向両端には、前記透孔36b、36cに対応して、透孔
37a、37bが設けられ、これら透孔37a、37b
の近傍には切欠き部37c、37dが設けられている。
前記透孔37a、37bの相互間に位置する部分には、
前記第2の接触部材39に設けられた第2の接触子39
fに対応して、複数のばね37eが設けられている。こ
れらばね37eの先端は、前記第2の接触部材39の裏
面で、第2の接触子39fのうち、前記スリット39g
の相互間に対応する位置に当接される。
【0025】さらに、前記第2のホルダ36の裏面に
は、長手方向に沿って凹部36dが設けられ、この凹部
36dには、例えば鉄製のフレーム40が取着される。
このフレーム40の長手方向両端には、例えばねじを挿
入するための透孔40a、40bが設けられている。こ
れら透孔40a、40bの相互間には、前記透孔36
b、36cに対応して、突起40c、40dが設けられ
ている。これら突起40c、40dの相互間には、開口
部40eが設けられている。
【0026】前記第2のホルダ36の透孔36b、36
cにフレーム40の突起40c、40dを貫通し、第2
のホルダ36の裏面にフレーム40を取着した状態で、
第2のホルダ36の収容部36aに弾性部材37、スペ
ーサ38、第2の接触部材39を収容すると、これら弾
性部材37、スペーサ38、第2の接触部材39の透孔
37a、38a、39a、および透孔37b、38b、
39bにフレーム40の突起40c、40dがそれぞれ
貫通される。
【0027】また、前記弾性部材37、スペーサ38、
第2の接触部材39は互いに接着される。すなわち、ス
ペーサ38の表面、且つ、周縁部には、第2の接触部材
39の裏面、且つ、周縁部が接着され、スペーサ38の
裏面、且つ、周縁部には、前記弾性部材37の表面、且
つ、周縁部が接着される。この弾性部材37の裏面、且
つ、周縁部は、前記第2のホルダ36の収容部36aに
接着される。
【0028】図5(a)は、前記第2のコネクタ部23
を組立てた状態を示すものである。第2の接触部材39
の第2の接触子39fは、ばね37eによって押圧され
ているため、中央部が突出している。この突出位置は、
図3に示す前記プレート32に設けられた透孔32eに
対応している。
【0029】また、フレーム40は印刷配線基板25に
取着され、この状態において、第2の接触部材39の折
曲された端部に位置する第2の接触子39fは、印刷配
線基板25の図示せぬ配線パターンに接続される。
【0030】さらに、収容部36aの内部には、前記弾
性部材37、スペーサ38、第2の接触部材39の各切
欠き部37c、38c、39c、および切欠き部37
d、38d、39dに対応して、凹部36e、36fが
形成されている。
【0031】図5(a)に示すように組立てられた第2
のコネクタ部23と、図5(b)に示すように組立てら
れた第1のコネクタ部22とを接続する場合、第2のコ
ネクタ部23の突起40c、40dと第1のコネクタ部
22の透孔33b、33aを嵌合する。すると、第1の
接触子33fと第2の接触子39fの突出した中央部が
接触する。また、永久磁石35a、35bは第2のコネ
クタ部23の凹部36f、36eにそれぞれ収容され、
これら永久磁石35a、35bとプレート34aおよび
フレーム40によって閉磁路が形成される。したがっ
て、永久磁石35a、35bとプレート34aおよびフ
レーム40の吸着力によって、図1に示すように、第
1、第2のコネクタ部22、23の接続状態が保持され
る。第1、第2のコネクタ部22、23の接続状態を解
除する場合は、永久磁石35a、35bの磁力に抗して
第1、第2のコネクタ部22、23を引き離せばよい。
【0032】上記実施例によれば、第1、第2の接触部
材33、39には、TABで使用するケミカルエッチン
グ技術を用いて第1、第2の接触子33f、39fを形
成しているため、第1、第2の接触子33f、39fの
幅、および相互間隔を極微細、且つ高精度に製造でき
る。したがって、従来のコネクタ装置に比べて接触子の
配設ピッチを極微細化することができる。因みに、この
実施例においては、第1、第2の接触子33f、39f
のピッチを0.37mmとすることができた。
【0033】また、第1、第2のコネクタ部22、23
を構成する各部材は、薄い板状であるため、第1、第2
のコネクタ部22、23を超薄型化することができる。
この実施例においては、第1、第2のコネクタ部22、
23を接続した状態において、これらの厚みを3mm程
度とすることができる。
【0034】また、第2の接触子39fを弾性部材37
のばね37eによって第1の接触子33f方向に押圧し
ている。したがって、第1の接触子33fと第2の接触
子39fを安定に接触することができる。
【0035】さらに、第1、第2のコネクタ部22、2
3は、永久磁石35a、35bの磁力によって吸着して
いる。したがって、上記のように超薄型化した場合にお
いても、第1、第2のコネクタ部22、23を十分な力
で接続することができる。
【0036】しかも、永久磁石35a、35bはプレー
ト34aおよびフレーム40によって閉磁路とされてい
るため、コネクタ装置外部に対する磁気漏れが極めて少
ない。したがって、このコネクタ装置が装着される他の
電子機器に影響を与えないものである。
【0037】また、第1、第2の接触子33f、39f
はエッチングによって形成され、しかも、第1のコネク
タ部22は、プレート32、第1の接触部材33等を順
次接着することによって組立てられ、第2のコネクタ部
23は弾性部材37、スペーサ38、第2の接触部材3
9等を順次接着することによって組立てられ、且つ、複
数のばね37eは弾性部材37に一体的に設けられてい
る。したがって、組立てが容易なものである。なお、前
記第1、第2の接触部材33、39の裏面全面に銅箔を
設ければ、信号の伝送速度を高速化することができる。
【0038】図6、図7は、第1、第2の接触部材3
3、39の変形例を示すものである。図6はTABテー
プ41の表面を示すものであり、図7はTABテープ4
1の裏面を示すものである。図6において、TABテー
プ41の表面には、第1の接触部材33を構成する複数
の第1の接触子33h、33iが所定間隔離間して形成
されるとともに、第2の接触部材39を構成する第2の
接触子39h、39iが所定間隔離間して形成される。
前記第1の接触子33hにはフラットケーブル24が接
続され、第2の接触子39iには印刷配線基板25が接
続される。
【0039】また、第1の接触子33h、33iの相互
間および第1の接触子33h、第1の接触子33iの各
相互間には、シールド用の第1の銅箔33jが一体的に
設けられている。さらに、第2の接触子39h、39i
の相互間および第2の接触子39h、第2の接触子39
iの各相互間には、シールド用の第2の銅箔39jが一
体的に設けられている。前記第2の接触子39hの相互
間に位置する第2の銅箔39jには、前記スリット39
gが設けられている。
【0040】さらに、図6、図7に示すように、TAB
テープ41の裏面、且つ、第1の接触子33h、33i
と対応する位置には、複数の銅箔33kが設けられてい
る。これら銅箔33kの一端は前記各第1の接触子33
hにオーバーラップされ、他端は前記各第1の接触子3
3iにオーバーラップされている。各第1の接触子33
hと銅箔33kの一端はスルーホール33lを介して接
続され、各第1の接触子33iと銅箔33kの他端はス
ルーホール33mを介して接続されている。
【0041】また、TABテープ41の裏面、且つ、第
2の接触子39h、39iと対応する位置には、複数の
銅箔39kが設けられている。これら銅箔39kの一端
は前記各第2の接触子39hにオーバーラップされ、他
端は前記各第2の接触子39iにオーバーラップされて
いる。各第2の接触子39hと銅箔39kの一端はスル
ーホール39lを介して接続され、各第2の接触子39
iと銅箔39kの他端はスルーホール39mを介して接
続されている。
【0042】さらに、図7に示すように、TABテープ
41の裏面、且つ、前記銅箔33k、39kの周囲に
は、シールド用の第3、第4の銅箔33n、39nが設
けられている。これら第3、第4の銅箔33n、39n
は、それぞれ複数のスルーホール33o、39oを介し
て、前記シールド用の第1、第2の銅箔33j、39j
と接続されている。
【0043】上記構成によれば、第1の接触子33h、
33iを第1、第3の銅箔33jと33nによって囲
み、第2の接触子39h、39iを第2、第4の銅箔3
9jと39nによって囲んでいる。したがって、第1の
接触子33h、33i、および第2の接触子39h、3
9iをシールドすることができるものである。
【0044】また、第1、第2の接触子33h、33
i、39h、39iを、同一のTABテープ41上に同
時に形成しているため、これらのピッチを高精度に保つ
ことができるものである。
【0045】尚、上記実施例では、第1、第2の接触部
材33、39をTABテープによって構成したが、これ
に限定されるものではなく、例えばフレキシブル基板等
に第1、第2の接触子を印刷形成しても同様に実施可能
である。
【0046】また、第1、第2のコネクタ部22、23
は永久磁石の磁力によって吸着したが、これに限定され
るものではなく、第1、第2のホルダに例えば爪等の係
合部を設け、これら係合部を係合することにより、第
1、第2のホルダを結合する構成としてもよい。
【0047】さらに、プレート32には、複数の透孔3
2eを設けたが、これら透孔32eを省略することも可
能である。これら透孔32eを省略した場合、第1、第
2の接触子33f、39fの接触圧を向上できる。
【0048】図8は、この発明の第2の実施例を示すも
のである。前記第1の実施例は、第1、第2のコネクタ
部を重ね合わせることにより、第1、第2の接触子を電
気的に接続していたが、図8に示す第2の実施例は、ソ
ケット51にプラグ52を挿入するタイプのコネクタ装
置を示している。
【0049】前記ソケット51は、基板53とカバー5
4によって構成されている。前記ソケット51の前面部
には開口部51aが設けられている。この開口部51a
にはプラグ52の挿入部52aが挿入される。ソケット
51の両側部には印刷基板等に装着するための取付け部
54a、54bが設けられている。これら取付け部54
a、54bはカバー54に一体的に設けられている。ソ
ケット51の背面部には複数のアウターリード55が設
けられている。ソケット51の長さLはアウターリード
55の数が20ピン、これらピンのピッチが0.4mmの
場合20mmであり、高さHは2.0mm、幅Wは7.5mm
である。また、プラグ52の本体52bにはフラットケ
ーブル56が設けられている。
【0050】図9は、前記ソケット51の構成を具体的
に示す図である。基板53の長さ方向両端部には、幅方
向に沿って係合部53a、53bが設けられ、カバー5
4には溝部54c、54dが設けられている(図9には
54cのみ示す)。基板53の係合部53a、53b
は、図8に示すように、カバー54の溝部54c、54
dに嵌合され、基板53はカバー54に装着される。前
記係合部53a、53bの側面部には微小な突起53
c、53dが設けられている。これら突起53c、53
dは前記溝部54c、54dに設けられた図示せぬ凹部
に係合可能とされている。基板53がカバー54に取付
けられると、突起53c、53dは凹部に係合される。
したがって、基板53はカバー54に抜止め保持され
る。
【0051】また、基板53には、前記開口部51aを
構成する傾斜部53eが設けられている。基板53に
は、金属製のフレーム57を収容する収容部53fが設
けられている。この収容部53fの中央部には、凹部5
3gが設けられており、凹部53gの中央部には基板5
3の長さ方向に沿って突部53hが設けられている。
【0052】前記フレーム57には複数のばね57aが
一体的に設けられている。これらばね57bの一端部は
フレーム57の一方側57aに連結され、他端部は自由
とされている。これらばね57bは中央部が高くなるよ
うに湾曲されている。このフレーム57には、第1の接
触部材を構成する例えばTABテープ58が設けられ
る。このTABテープ58は第1の実施例と同様に、絶
縁フィルムと銅箔の2層構造である。このTABテープ
58の表面には銅箔からなる複数の第1の接触子58a
がパターニングされている。これら第1の接触子58a
は前記ばね57aにそれぞれ対応して設けられ、第1の
接触子58aの相互間に位置するTABテープ58には
スリット58bが設けられている。これら第1の接触子
58aの長さ方向一端はTABテープ58の一方側58
cから所定間隔離れており、他端はTABテープ58の
他方側58dと一致されている。図10は、上記フレー
ム57とTABテープ58を組立てた接触装置59を示
すものである。
【0053】前記TABテープ58は、その一方側58
cおよび他方側58dがぞれぞれフレーム57の一方側
57aおよび他方側57cに接着される。このTABテ
ープ58の幅はフレーム57の幅より広くされており、
同図に示すように、TABテープ58をフレーム57に
接着した状態において、TABテープ58は前記ばね5
7aに沿って湾曲される。各ばね57aは中央部から一
端部の範囲がTABテープ58に接着され、中央部から
他端部の範囲は自由とされている。
【0054】図11は、図10に示す接触装置59を基
板53の収容部53fに収容した状態を示すものであ
る。接触装置59はTABテープ58の一方側58cが
基板53の傾斜部53eに接して配置される。この状態
において、第1の接触子58aの他端部と収容部53f
に突出した前記アウターリード55とは、ボンディング
ワイヤ60によって接続される。
【0055】図12乃至図14は、前記プラグ52の構
成を具体的に示すものである。プラグ52の挿入部52
aには第1の収容部52cが設けられている。この収容
部52cには第2の接触部材を構成する例えばTABテ
ープ61が収容される。このTABテープ61の表面に
は銅箔からなる複数の第2の接触子61aがパターニン
グされている。これら第2の接触子61aは前記第1の
接触子58aにそれぞれ接触可能とされている。これら
第2の接触子61aの一部には湾曲部61bが設けられ
ている。
【0056】また、プラグ52の本体52bには前記第
1の収容部52cと連通して第2の収容部52dが設け
られている。この第2の収容部52dは第1の収容部5
2cより深くされ、この内部には圧接板62が収容され
る。この圧接板62には、前記第2の接触子61aの湾
曲部61bにそれぞれ対応して圧接部62aが設けられ
ている。この圧接板62は、圧接部62aを湾曲部61
bに合わせた状態でTABテープ61の裏面に接着さ
れ、この状態で第2の収容部52dに収容される。ま
た、TABテープ61の残りの部分は、第1の収容部5
2cに接着される。フラットケーブル56は、そのリー
ド56aが第2の接触子61aにそれぞれ接触して重ね
合わされる。この状態で本体52bにカバー63が取着
され、フラットケーブル56のリード56aと第2の接
触子61aが圧接される。すなわち、カバー63の内面
には、2つの突部63a、63bが設けられている。こ
れら突部63a、63bは、図13に示すように、前記
TABテープ61の湾曲部61bの両側に当接可能に配
設されている。したがって、カバー63を本体52bに
取着すると、図14に示すように、カバー63の突部6
3a、63bと圧接板62の圧接部62aの作用によっ
て、フラットケーブル56のリード56aと第2の接触
子61aとが接続される。また、フラットケーブル56
は本体52bの縁部52eとカバー63の縁部63cに
よって挟持される。したがって、フラットケーブル56
はプラグ52に対して抜け止め保持される。
【0057】図15は、上記構成のソケット51にプラ
グ52を接続した状態を示すものである。プラグ52の
挿入部52aをソケット51の開口部51aに挿入し、
プラグ52の先端がTABテープ58に接触すると、こ
のTABテープ58はばね57aの付勢力に抗して変形
する。この状態において、さらにプラグ52を挿入する
と、ばね57aの先端は突部53hに沿って移動し、こ
れに伴ってTABテープ58はさらに変形する。プラグ
52の第2の接触子61aは、プラグ52の挿入に伴っ
て、第1の接触子58a(図示せず)に接触した状態で
スライドする。プラグ52が図15に示すようにソケッ
ト51に完全に挿入された状態において、第1の接触子
58aはTABテープ58の応力およびばね57aの付
勢力によって、第2の接触子61aに接触される。
【0058】上記第2の実施例によれば、ソケット51
内に第1の接触子58aを有するTABテープ58、こ
れを保持するフレーム57とからなる接触装置59を設
け、プラグ52に第2の接触子61aを有するTABテ
ープ61を設けている。したがって、プラグをソケット
に挿入するタイプで超小型のコネクタ装置を構成でき
る。
【0059】また、TABテープ58は湾曲してフレー
ム57に取付けられ、フレーム57に設けられた複数の
ばね57aの高さは、湾曲されたTABテープ58の高
さより高くされている。このため、TABテープ58を
フレーム57に取付けた場合、複数のばね57aは、T
ABテープ58に押圧される。したがって、ばね57a
の高さが若干不揃いであっても、組立て後はTABテー
プ58によってばね57aの高さを揃えることができ
る。フレーム57に設けられた複数のばね57aの大き
さは極微小であるため、上記構成とすることにより、ば
ね57aの製造を容易化できる。
【0060】さらに、複数のばね57aはTABテープ
58によって覆われているため、TABテープ58に加
わった外力は、複数のばね57aに分散する。したがっ
て、プラグ52の挿入時に、ばね57aが変形して復帰
しなくなることを防止でき、強度の強い接触装置を構成
できる。
【0061】また、TABテープ58を湾曲してフレー
ム57に取付けているため、第1の接触子58aの高さ
を揃えることができる。しかも、プラグの挿入に伴って
TABテープ58が変形されるとばね57aの付勢力と
ともに所定の応力を発生する。したがって、第1の接触
子58aと第2の接触子61aとの接触の安定性を向上
できる。
【0062】さらに、ばね57aの一端部から中央部の
範囲はTABテープ58に接着されている。したがっ
て、ばね57aと第1の接触子58aとの位置ずれを防
止でき、第1の接触子58aの相互間ピッチを精度良く
保持できる。
【0063】また、TABテープ58には、第1の接触
子58aの相互間に対応してスリット58bを設けてい
る。このスリット58bは複数の第1の接触子58aが
独立して動作可能としている。すなわち、第1の接触子
58aの高さはTABテープ58と複数のばね57aを
接着する接着剤の厚み等によって若干の誤差が生じ、第
2の接触子61aの高さはプラグ52とTABテープ6
1とを接着する接着剤の厚み等によって若干の誤差が生
じる。このため、TABテープ58にスリット58bが
無い場合、第1の接触子は隣接する第1の接触子の高さ
および動作によって、第2の接触子61aとの接触圧が
一定とはならない。したがって、外部から振動が加わっ
た場合、接触が不安定となることがある。しかし、この
実施例のように、各第1の接触子58aをスリット58
bによって独立させることにより、隣接する第1の接触
子の高さおよび動作に影響を受けることがない。したが
って、各第1の接触子58aと第2の接触子61aとの
接触圧を一定とすることができ、接触の安定性を向上で
きる。尚、第1、第2の接触子58a、61aの高さを
揃えることができる場合は、スリット58bを省略する
ことも可能である。
【0064】また、各ばね57aは基板53に設けられ
た突部53hに接し、プラグ52の挿入に伴って突部5
3hの表面をスライドするようになっている。したがっ
て、各第1の接触子58aと第2の接触子aとの接触圧
を均一化できる。
【0065】さらに、プラグ52を構成する第2の接触
子61aを有したTABテープ61とフラットケーブル
56は、圧接板62とカバー63に設けられた突部63
a、63bによって圧着して接続している。したがっ
て、複数の微細な第2の接触子61aとフラットケーブ
ル56のリード56aとを容易に接続することができ
る。
【0066】尚、TABテープ58を湾曲した状態で、
十分な弾性を得ることができる場合、TABテープ58
を保持するフレーム57、およびこのフレーム57に設
けられた複数のばね57aを省略することも可能であ
る。図16乃至図18は、この発明の第3の実施例を示
すものである。この実施例はソケット51に挿入された
プラグ52の抜け止め防止に係わるものである。
【0067】図16に示すように、ソケット51のプラ
グ52が挿入される部分は、開口部51aに連通され、
カバー54の内面54eと基板53の表面53i(図1
1にも示す)との相互間である。これらカバー54の内
面54eと基板53の表面53iは平行とされ、これら
の相互間隔t1 はプラグ52の挿入部52aの厚みt2
より若干広く設定されている。したがって、図17に示
すように、プラグ52をソケット51に挿入した場合、
プラグ52と基板53の表面53iとの間には、t1 −
t2 の幅の隙間が生じる。
【0068】このように、隙間が生じている場合、第1
の接触子と第2の接触子の密着性が低く、これらの接触
が不安定となることがある。また、プラグ52をソケッ
ト51に挿入した状態において、プラグ52はばね57
aの付勢力とTABテープ58の応力によってカバー5
4の内面54eの内面に圧接され、この圧接力により、
プラグ52はソケット51に抜け止め保持される。しか
し、ばね57aの数が少ない場合等においては、プラグ
52を十分な力によってカバー54の内面54eに圧接
することが困難となる場合がある。
【0069】そこで、この実施例では、図18に示すよ
うに、カバー54の内面54eに傾斜部54fを設けて
いる。したがって、開口部51aから奥に行くに従っ
て、カバー54の内面54eと基板53の表面53iと
の相互間隔は次第に狭くなっている。また、プラグ52
の挿入部52aの表面には傾斜部52fが設けられ、挿
入部52aは先端に行くほど厚みが薄くされている。
【0070】上記第3の実施例によれば、プラグ52を
ソケット51に挿入すると、プラグ52の表面(傾斜部
52f)はカバー54の傾斜部54fに圧接し、プラグ
52の裏面(図12に示す52g)は基板53の表面5
3iに圧接する。したがって、プラグ52とソケット5
1の隙間を無くすことができるため、第1の接触子と第
2の接触子の密着性を向上でき、接触の安定性を保持で
きる。
【0071】また、プラグ52はカバー54の傾斜部5
4fと基板53の表面53iに圧接し、且つばね57a
によって、カバー54の傾斜部54f方向に付勢されて
いる。したがって、プラグ52は十分な力によりソケッ
ト51内に保持される。
【0072】図19乃至図21は、この発明の第4の実
施例を示すものである。この実施例は前記フレーム57
に設けられたばね57aの付勢力を設定する構成に係わ
るものである。
【0073】フレーム57に設けられたばね57aの折
り曲げ角度は、図19に点線で示すように、一定ではな
く多少の誤差が生ずる。このため、前記第2の実施例で
は、図20に示すように、基板53に突部53hを設
け、各ばね57aの付勢力を揃えている。このばね57
aの付勢力は、突部53hの形状を変えることにより、
適宜設定することができる。
【0074】図21は、基板53に突部53jを形成し
ている。この突部53jは図20に形成された突部53
hに比べて、ばね57aの接触する面の傾斜が急俊とな
っている。したがって、この実施例の場合、ばね57a
の付勢力は図20に示す構成に比べて強くなるため、第
1の接触子と第2の接触子の接触圧も向上する。
【0075】図22は、この発明の第5の実施例を示す
ものである。第2乃至第4の実施例において、複数のば
ね57aは一端部がフレーム57に一体的に設けられ、
他端部は自由にされていた。この実施例は、図22に示
すように、ばね57dは、一端部および他端部がフレー
ム57に一体的に設けられ、ばね57dの全体がTAB
テープ58に接着されている。また、基板53にはばね
57dの湾曲位置に対応して突部53qが設けられてい
る。この突部53qはばね57d、TABテープ58が
長さ方向に反ることを防止している。この実施例によれ
ば、ばね57dの形状が簡単であるため、製造が容易と
なる。
【0076】図23乃至図28は、この発明の第6の実
施例を示すものであり、第2乃至第4の実施例と同一部
分には同一符号を付す。この実施例はソケットに挿入さ
れたプラグをロックするロック機構、およびソケットを
例えば印刷配線基板に取付ける場合の取付け部材に係わ
るものである。
【0077】先ず、ロック機構について説明する。図2
3に示すように、プラグ52の挿入部52の裏面部には
挿入方向に沿って第1のガイド部材としてのレール52
h、52iが設けられている。これらレール52h、5
2iの一部には、例えば凹部からなる第1の係合部52
j、52kが設けられている。また、基板53には前記
レール52h、52iにそれぞれ対応して、第2のガイ
ド部材としての溝部53k、53lが設けられている。
【0078】図24は、基板53の構成を示すものであ
る。この基板53には、前記溝部53k、53lと直交
する方向、すなわち、基板53の長さ方向に沿って溝部
53mが設けられている。この溝部53mにはスライド
部材71がスライド自在に収容される。このスライド部
材71には前記溝部53k、53lに対応して、一対の
例えば突部によって構成された第2の係合部71a、7
1bが設けられている。前記溝部53mの一方の側面に
は、スライド部材71の移動位置を規制する例えば突部
によって構成された第3の係合部53n、53oが所定
間隔離間して設けられ、前記スライド部材71には、こ
れら第3の係合部53n、53oの一方にそれぞれ係合
可能な例えば凹部によって構成された第4の係合部71
c、71dが設けられている。さらに、前記溝部53m
の他方の側面には、スライド部材71を前記第3の係合
部53n、53o方向に押す突部53pが設けられてい
る。
【0079】図25乃至図27(a)(b)はそれぞ
れ、スライド部材71の異なる動作位置を示すものであ
る。図25、図27(a)はロック解除位置を示すもの
である。すなわち、スライド部材71の一対の第2の係
合部71a、71bは、溝部53k、53lの内部から
出ている。このとき、スライド部材71の第4の係合部
71cは基板53の第3の係合部53nに係合され、ス
ライド部材71はこのロック解除位置に保持される。こ
の状態において、ソケット51に図示せぬプラグ52を
挿入すると、プラグ52のレール52h、52iは溝部
53k、53l内に進入する。この場合、プラグ52の
第1の係合部52j、52kはスライド部材71の第2
の係合部71a、71bに係合されていないため、プラ
グ52はソケット51から引き抜くことができる。
【0080】プラグ52をソケット51に挿入した状態
において、スライド部材71を図25の図示矢印方向に
移動すると、スライド部材71の一対の第2の係合部7
1a、71bは、図26、図27(b)に示すように、
溝部53k、53lの内部、且つプラグ52のレール5
2h、52iに設けられた第1の係合部52j、52k
内に位置される。したがって、第1の係合部52j、5
2kは第2の係合部71a、71bにそれぞれ係合され
るため、プラグ52はソケット51に保持される。この
とき、スライド部材71の第4の係合部71dは基板5
3の第3の係合部53oに係合しているため、スライド
部材71はこのロック位置に保持される。
【0081】上記ロック機構によれば、プラグ52に設
けた第1の係合部52j、52kと基板53に設けたス
ライド部材71の第2の係合部とを係合可能としてい
る。したがって、ソケット51に挿入されたプラグ52
を確実に抜け止め保持することができる。
【0082】また、スライド部材71の第4の係合部7
1c、71dは、基板の第3の係合部53n、53oに
係合可能とされている。したがって、スライド部材71
はロック解除位置またはロック位置に確実に保持される
ため、スライド部材71がロック解除位置にある場合、
ソケット51に対してプラグ52を容易に挿入したり、
引き抜くことができ、スライド部材71がロック位置に
ある場合、ソケット51に対してプラグ52を確実に保
持できる。このロック状態、ロック解除状態は多少の振
動によっては容易に変化しないものである。次に、ソケ
ットを例えば印刷配線基板に取付ける場合の取付け部材
について説明する。
【0083】図23に示すように、カバー54の長さ方
向両端部には、フック54g、54hがそれぞれ設けら
れている。これらフック54g、54hには、金属製の
取付け部材81、82が装着される。これら取付け部材
81、82は、ソケット51を刷配線基板に対して水平
方向に取付けるものである。水平方向とは、ソケット5
1の開口部51aの向きを印刷配線基板の表面と平行に
取付けることである。すなわち、これら取付け部材8
1、82は、その長さ方向に沿って直角に折り曲げら
れ、一方の面81a、82aと他方の面81b、82b
が形成されている。これら取付け部材81、82の一方
の面81a、82aには前記フック54g、54hが挿
通される開口部81c、82cが設けられている。これ
ら開口部81c、82cの一方の内側面には、前記フッ
ク54g、54hの凹部54i、54jに係合される突
部81d、82dが設けられ、他方の内側面には、前記
フック54g、54hの外面を押す圧接部81e、82
eが設けられている。これら圧接部81e、82eは、
図23に破線で示すように、取付け部材81、82をフ
ック54g、54hに装着した状態において、図示矢印
A方向に折曲され、その先端がフック54g、54hの
外面に圧接される。したがって、これら取付け部材8
1、82はフック54g、54hに固定される。この状
態において、取付け部材81、82の他方の面81b、
82bが図示せぬ刷配線基板に固定される。
【0084】図28は、取付け部材の他の実施例を示す
ものである。これら取付け部材91、92は、ソケット
51を刷配線基板に対して垂直方向に取付けるものであ
る。垂直方向とは、ソケット51の開口部51aの向き
を印刷配線基板の表面と直交に取付けることである。こ
れら取付け部材91、92は、その長さ方向にと直交す
る方向に直角に折り曲げられ、一方の面91a、92a
と他方の面91b、92bが形成されている以外、前記
取付け部材81、82と同様の形状である。
【0085】上記構成の取付け部材81、82、91、
92はカバー54のフック54g、54hに取着可能と
されている。したがって、これら取付け部材81、8
2、91、92を所要に応じてカバー54に取着するこ
とにより、ソケット51を刷配線基板に対して水平方
向、または垂直方向に取付けることができるものであ
る。また、取付け部材を交換するだけで、ソケット51
を水平タイプ、または垂直タイプとすることができるた
め、水平タイプ、および垂直タイプの2種類のソケット
51を製造する必要がなく製造コストを削減できるもの
である。図29乃至図32は、この発明の第7の実施例
を示すものであり、二系統の接点を有するコネクタ装置
に係わるものである。
【0086】図29、図30において、ソケット100
には開口部100aが設けられている。このソケット1
00の内部には、一対の接触装置591 、592 が設け
られている。これら接触装置591 、592 は図9乃至
図11に示した接触装置59と同様の構成である。これ
ら接触装置591 、592 に設けられた図示せぬ複数の
第1の接触子を有するTABテープ581 、582 は互
いに対向して配設されている。これら接触装置591
592 のアウターリード551 、552 は、ソケット1
00の両側面にそれぞれ設けられている。
【0087】一方、プラグ101の両面には図示せぬ複
数の第2の接触子を有するTABテープ611 、612
が設けられている。このプラグ101は開口部100a
に挿入された状態において、TABテープ611 、61
2 に設けられた第2の接触子が、前記接触装置591
592 に設けられた第1の接触子にそれぞれ接触され
る。
【0088】図31は、プラグ101の構成を示すもの
である。このプラグ101は図12に示したプラグ52
とほぼ同様の構成である。すなわち、TABテープ61
1 、612 の裏面部には、湾曲部を有する金属板6
1 、622 が設けられている。これらTABテープ6
1 、612 は、プラグ本体1011 の表面および裏面
部にそれぞれ接着される。これらTABテープ611
612 の図示せぬ第2の接触子にはフラットケーブル5
1 、562 の一端部が当接され、この状態において、
カバー102、103がプラグ101に装着される。こ
れらカバー102、103には突部1021 、1031
が設けられており、これら突部1021 、1031 によ
ってフラットケーブル561 、562 はTABテープ6
1 、612の図示せぬ第2の接触子にそれぞれ圧接さ
れる。
【0089】この実施例によれば、ソケット100に第
1の接触子を有する一対の接触装置591 、592 を設
け、プラグ101の両面にそれぞれ、第2の接触子を配
設している。したがって、一度に多数の第1の接触子と
第2の接触子とを接続することができる。
【0090】図32(a)(b)は、この実施例に適用
されるフラットケーブルの構成を示すものである。同図
(a)において、絶縁フィルム110の両面には接着剤
111、112によって配線パターン113、114が
それぞれ設けられた絶縁フィルム115、116が貼り
合わされている。前記配線パターン113と配線パター
ン114は絶縁フィルム110によって絶縁され、且
つ、配線パターン113は絶縁フィルム115によって
覆われ、配線パターン114は絶縁フィルム116によ
って覆われる。
【0091】一方、同図(b)は、シールド配線を含む
フラットケーブルの構成を示すものである。すなわち、
絶縁フィルム120の一方面にはシールド配線を構成す
る配線パターン121が設けられている。この絶縁フィ
ルム120の他方面には接着剤122によって配線パタ
ーン123が設けられた絶縁フィルム124が貼り合わ
されている。前記絶縁フィルム120の一方面には接着
剤125によって絶縁フィルム126が貼り合わされ、
この絶縁フィルム126には接着剤127によって配線
パターン128が設けられた絶縁フィルム129が貼り
合わされている。この構成によれば、配線パターン12
3と配線パターン128は配線パターン121によって
シールドされる。
【0092】図33乃至図36は、この発明の第8の実
施例を示すものであり、接触装置59に設けられた第1
の接触子58aとアウターリード55の接続構造に係わ
るものである。
【0093】図33は、図9乃至図11に示す構成を概
略的に示すものである。TABテープ58に設けられた
第1の接触子58aのピッチと基板53に設けられたア
ウターリード55のピッチはそれぞれPである。第1の
接触子58aは、ボンディングワイヤ60によってアウ
ターリード55にそれぞれ接続されている。
【0094】図34は、第1の接触子58aのピッチが
Pであり、アウターリード55のピッチが2Pに設定さ
れている場合を示している。この場合、1個のアウター
リード55に2個ずつ第1の接触子58aが接続され
る。
【0095】この実施例によれば、第1の接触子58a
に接続されるアウターリード55の数を変えることによ
り、容易に複数種のコネクタ装置を構成することができ
る。しかも、複数のピッチのアウターリード55に対し
て、TABテープ58に設ける第1の接触子58aのピ
ッチは一種類だけでよい。したがって、製造コストを抑
えることができる。
【0096】また、図34に示す構成とした場合、1個
のアウターリード55に対して2個の第1の接触子58
aが接続されている。したがって、一対の第1の接触子
58aのうち少なくとも1つは第2の接触子に接続され
るため、接触の安定性を向上できる。尚、1個のアウタ
ーリード55に接続される第1の接触子58aの数は2
個に限定されるものではなく、2個以上の整数であって
もよい。
【0097】図35(a)(b)は、図33の変形例を
示すものである。図33、図34に示す構成において、
アウターリード55は基板53の一方側のみに設けら
れ、アウターリード55は第1の接触子58aの一方側
のみに接続されている。
【0098】図35に示す例の場合、アウターリード5
5は基板53の両側に設けられている。これらアウター
リード55のピッチは2Pに設定されている。これらア
ウターリード55に接続される第1の接触子58aは、
交互にTABテープ58の縁から配設されている。この
ような構成とすれば、デュアル・インライン・タイプの
コネクタ装置を構成できる。
【0099】図36はTABテープ58に設けられる第
1の接触子58aのピッチと、TABテープ58のサイ
ズの関係を示すものである。TABテープ58の第1の
接触子58aの配列方向の長さl(ピッチ×ピン数)を
一定とした場合、TABテープ58の両端に位置する第
1の接触子58aをTABテープ58の両端部からそれ
ぞれP/2の距離に設定する。この2個の第1の接触子
58aの相互間に位置する第1の接触子58aの相互間
をピッチPに設定する。
【0100】このような構成とした場合、第1の接触子
58aのピッチPを0.8mm、0.4mm、0.2mmと1
/2ずつ狭くしていくと、第1の接触子58aの数は1
0、20、40と順次2倍、4倍に増加する。したがっ
て、TABテープ58が収容される基板53のサイズを
一定として、第1の接触子58aの数が異なるコネクタ
装置を構成することができ、複数種のTABテープに対
して基板53等の部品を共通化することができる。図3
7乃至図38は、この発明の第9の実施例を示すもので
あり、前記接触装置39を使用したスイッチ装置を示す
ものである。
【0101】図37において、ケース130にはカバー
131が取着される。前記ケース130の内部にはTA
Bテープ132が収容されている。TABテープ132
の構成は、前記接触装置39の構成と同様である。すな
わち、このTABテープ132の表面には中央部にコモ
ン接触子133が設けられ、このコモン接触子133の
両側には第1、第2の固定接触子134、135が設け
られている。これらコモン接触子133、第1、第2の
接触子134、135はケース130に設けられたアウ
ターリード136、137、138にそれぞれ接続され
ている。TABテープ132の中央部はコモン接触子1
33、第1、第2の固定接触子134、135とともに
湾曲されている。TABテープ132の裏面には、コモ
ン接触子133、第1、第2の固定接触子134、13
5にそれぞれ対応して図示せぬばねが接着されている。
【0102】前記カバー131の内部には作動子139
がスライド自在に設けられている。この作動子139の
表面には、作動子139を移動させるための操作子14
0が設けられている。この操作子140はカバー131
に設けられた開口部141から突出されている。前記作
動子139の裏面には絶縁フィルム142が設けられて
いる。絶縁フィルム142には作動子139の移動方向
に沿って、第1、第2の可動接触子143、144が設
けられている。
【0103】上記構成において、操作子140が図38
に示す位置にある場合、第1の可動接触子143は第1
の固定接触子134とコモン接触子133とを接続して
いる。この状態において、操作子140を図示矢印方向
に移動すると、第1の可動接触子143による第1の固
定接触子134とコモン接触子133との接続状態が解
除され、第2の可動接触子144により、第2の固定接
触子135とコモン接触子133とが接続される。
【0104】上記構成によれば、TABテープ132に
形成されるコモン接触子133、第1、第2の固定接触
子134、135のピッチは、0.8mm〜0.2mmとす
ることができる。したがって、超小型のスライドスイッ
チを構成することができる。尚、この発明は上記実施例
に限定されるものではなく、この発明の要旨を変えない
範囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0105】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、接触子の相互間隔を微細化することができるととも
に、組立てが容易で、超小型、且つ薄型化が可能なコネ
クタ装置とその接触装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】従来のコネクタ装置の一例を示す一部切除した
斜視図。
【図3】図1に示す第1のコネクタ部を示す分解斜視
図。
【図4】図1に示す第2のコネクタ部を示す分解斜視
図。
【図5】図5(a)は、図4に示す第2のコネクタ部の
組立て状態を示す斜視図、図5(b)は、図3に示す第
1のコネクタ部の組立て状態を示す斜視図。
【図6】図1に示す第1、第2の接触板の変形例を示す
上面図。
【図7】図1に示す第1、第2の接触板の変形例を示す
下面図。
【図8】この発明の第2の実施例を示す斜視図。
【図9】図8の要部を示すものであり、ソケットの構成
を示す分解斜視図。
【図10】図8に示す接触装置の構成を示す斜視図。
【図11】ソケットの構成を示す斜視図。
【図12】図8の要部を示すものであり、プラグの構成
を示す分解斜視図。
【図13】プラグの一部を分解して示す断面図。
【図14】図13の組立て状態を示す断面図。
【図15】プラグをソケットに挿入した状態を示す断面
図。
【図16】ソケットとプラグの形状の関係を示すもので
あり、プラグをソケットから抜いた状態を示す断面図。
【図17】ソケットとプラグの形状の関係を示すもので
あり、プラグをソケットに挿入した状態を示す断面図。
【図18】この発明の第3の実施例を示すものであり、
プラグをソケットに挿入した状態を示す断面図。
【図19】接触部材に設けられたばねの付勢力を説明す
るために示す要部の断面図。
【図20】この発明の第4の実施例を示すものであり、
ばねの付勢力を設定する構成の一例を示す断面図。
【図21】この発明の第4の実施例を示すものであり、
ばねの付勢力を設定する構成の他例を示す断面図。
【図22】この発明の第5の実施例を示すものであり、
ばねの付勢力を設定する構成の一例を示す断面図。
【図23】この発明の第6の実施例を示す分解斜視図。
【図24】図23に示すロック機構の要部を示す分解斜
視図。
【図25】図23に示すロック機構の動作を示す斜視
図。
【図26】図25と異なる動作を示す斜視図。
【図27】ロック機構の動作を示すものであり、同図
(a)(b)はそれぞれ異なる動作状態を示す要部の平
面図。
【図28】取付け部材の構成を示す斜視図。
【図29】この発明の第7の実施例を示すものであり、
二系統の接点を有するコネクタ装置を示す分解斜視図。
【図30】図29に示すソケットとプラグの構成を示す
断面図。
【図31】図29に示すプラグの構成を分解して示す断
面図。
【図32】同図(a)(b)はそれぞれ第7の実施例に
適用されるフラットケーブルの構成を示す側面図。
【図33】この発明の第8の実施例を示すものであり、
第1の接触子とアウターリードの接続状態を示す平面
図。
【図34】この発明の第8の実施例を示すものであり、
図33と異なる接続状態を示す平面図。
【図35】この発明の第8の実施例を示すものであり、
同図(a)は図33、図34と異なる接続状態を示す平
面図、同図(b)は同図(a)の側面図。
【図36】TABテープに設けられる第1の接触子のピ
ッチを説明するために示す平面図。
【図37】この発明の第9の実施例を示すものであり、
この発明の接触装置を使用したスイッチ装置を示す分解
斜視図。
【図38】図37に示す装置を組立てた状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
21…コネクタ装置、22…第1のコネクタ部、23…
第2のコネクタ部、24…フラットケーブル、25…フ
レキシブル基板、31…第1のホルダ、31a…第1の
収容部、33…第1の接触部材、33f…第1の接触
子、34a…プレート、35a、35b…永久磁石、3
6…第2のホルダ、36a…収容部、37…弾性部材、
37e…ばね、39…第2の接触部材、39f…第2の
接触子、51…ソケット、51a…開口部、52…プラ
グ、52a…挿入部、52b…本体、52h、52i…
レール、52j、52k…第1の係合部、53n、53
o…第3の係合部、53…基板、53f…収容部、53
h、53j、53q…突部、53k、53l、53m…
溝部、54…カバー、54g、54h…フック、55、
551 、552 、136、137、138…アウターリ
ード、56、561 、562 …フラットケーブル、57
…フレーム、57a…ばね、58、581 、582 、1
32…TABテープ、58a…第1の接触子、59、5
1 、592 …接触装置、60…ボンディングワイヤ、
61…TABテープ、61a…第2の接触子、62…圧
接板、62a…圧接部、63…カバー、63a、63b
…突部、71…スライド部材、71a、71b…第2の
係合部、71c、71d…第4の係合部、81、82、
91、92…取付け部材、100…ソケット、100a
…開口部、101…プラグ、130…ケース、131…
カバー、133…コモン接触子、134、135…第
1、第2の接触子。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容部を有する第1のホルダと、 前記第1のホルダの収容部内に収容され、表面に複数の
    第1の接触子がパターニングされた第1の接触部材と、 前記第1のホルダに重ねて取着され、収容部を有する第
    2のホルダと、この第2のホルダの収容部内に設けられた位置決め部材
    と、 前記第2のホルダの収容部内に収容され、前記位置決め
    部材によって位置決め保持され、前記第1のホルダと第
    2のホルダを重ねた際、前記第1の接触子に接触する複
    数の第2の接触子が表面にパターニングされるととも
    に、各第2の接触子の相互間にスリットが設けられたフ
    ィルム状の第2の接触部材と、 前記第2のホルダの収容部内に収容され、前記位置決め
    部材によって第2の接触部材とともに位置決め保持さ
    れ、前記第2の接触部材の前記第2の接触子と対応する
    裏面を押圧する複数のばねと、 を具備したことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のホルダには永久磁石が設けら
    れ、前記第2のホルダには前記永久磁石に吸着される磁
    性体が設けられ、第1、第2のホルダは永久磁石の磁力
    により吸着されることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ装置。
  3. 【請求項3】 側面部に開口部を有し、内部に複数の第
    1の接触子が配設された接触装置とを有するソケット
    と、 前記開口部に挿入可能な挿入部と、この挿入部に設けら
    れ前記第1の接触子に接触可能な複数の第2の接触子が
    表面にパターニングされた第2の接触部材とを有するプ
    ラグとを具備し、 前記接触装置は表面に前記開口部側に位置する一方の辺
    側から他方の辺側に複数の前記第1の接触子がパターニ
    ングされるとともに、各第1の接触子の相互間にスリッ
    トが設けられ、これら第1の接触子の長さ方向中央部が
    突出するように湾曲されたフィルム状の第1の接触部材
    と、第1の辺とこの第1の辺に対向する第2の辺を有
    し、前記第1の接触部材の一方の辺が前記第1の辺に固
    定され、他方の辺が前記第2の辺に固定され、前記第1
    の接触部材を湾曲した状態で保持するフレームと、この
    フレームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端部が
    自由 とされるとともに、前記第1の接触部材の各第1の
    接触子と対応する裏面を押圧する複数のばねと を有する
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記プラグの挿入部と一体的に設けられ
    たプラグ本体と、 このプラグ本体内に設けられ、前記第2の接触部材の各
    第2の接触子と対応する裏面を押圧する複数の圧接部が
    突出された圧接板と、 前記第2の接触子にそれぞれ接触される複数のリードが
    平行に配設されたケーブルと、 前記本体に装着されるカバーと、 このカバーに設けられ前記圧接板に設けられた圧接部と
    ともに、前記第2の接触子とケーブルのリードを挟持す
    る突部とを具備したことを特徴とする請求項3記載のコ
    ネクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記プラグの挿入部は、先端部ほど厚み
    が薄くされ、前記ソケットの内面部は前記挿入部の厚み
    に対応して、前記開口部から奥ほど高さが低くなるよう
    に傾斜されていることを特徴とする請求項3記載のコネ
    クタ装置。
  6. 【請求項6】 前記ソケット本体には、前記フレームに
    設けられた複数のばねの他端部が当接し、これらばねの
    付勢力を調整するための突部が設けられていることを特
    徴とする請求項3記載のコネクタ装置。
  7. 【請求項7】 前記プラグの挿入部にこの挿入方向に沿
    って設けられた第1のガイド部材と、 この第1のガイド部材の一部に設けられた第1の係合部
    と、 前記ソケット本体に設けられ前記第1のガイド部材を案
    内する第2のガイド部材と、 前記ソケット本体にプラグの挿入方向と直交方向に移動
    可能に設けられた移動部材と、 この移動部材に設けられ前記第1の係合部と係合し、プ
    ラグをロックする第2の係合部とを具備することを特徴
    とする請求項3記載のコネクタ装置。
  8. 【請求項8】 側面部に開口部を有し、内部に複数の第
    1の接触子が配設された接触装置とを有するソケット
    と、 前記開口部に挿入可能な挿入部と、この挿入部に設けら
    れ前記第1の接触子に接触可能な複数の第2の接触子が
    表面にパターニングされた第2の接触部材とを有するプ
    ラグとを具備し、 前記接触装置は表面に前記開口部側に位置する一方の辺
    側から他方の辺側に複数の前記第1の接触子がパターニ
    ングされるとともに、各第1の接触子の相互間にスリッ
    トが設けられ、これら第1の接触子の長さ方向中央部が
    突出するように湾曲されたフィルム状の第1の接触部材
    と、第1の辺とこの第1の辺に対向する第2の辺を有
    し、前記第1の接触部材の一方の辺が前記第1の辺に固
    定され、他方の辺が前記第2の辺に固定され、前記第1
    の接触部材を湾曲した状態で保持するフレームと、この
    フレームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端部が
    自由とされるとともに、前記第1の接触部材の各第1の
    接触子と対応する裏面を押圧する複数のばねと を有し、前記ソケット本体内には、前記各ばねの他端部が当接さ
    れ、これらばねの付勢力を調整する突部が形成されてい
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の接触部材に設けられた第1の
    接触子の相互間ピッチをPとした場合、前記ソケット本
    体に設けられ少なくとも1つの第1の接触子に接続され
    るアウターリードの相互間ピッチはPの整数倍に設定さ
    れることを特徴とする請求項3または8記載のコネクタ
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の接触部材に設けられる第1
    の接触子の相互間ピッチをPとした場合、両端に位置す
    る第1の接触子と第1の接触部材の両端間の距離はP/
    2に設定されていることを特徴とする請求項3または8
    記載のコネクタ装置。
  11. 【請求項11】 側面部に開口部を有し、内部に複数の
    第1の接触子を有する第1、第2の接触装置が互いに前
    記第1の接触子を対向して配設されたソケットと、 前記開口部に挿入可能な挿入部を有し、この挿入部の両
    面には前記第1、第2の接触装置に設けられた第1の接
    触子にそれぞれ接触可能な複数の第2の接触子が表面に
    パターニングされた第3、第4の接触部材が設けられた
    プラグとを具備し、 前記第1、第2の接触装置は、それぞれ表面に前記開口
    部側に位置する一方の辺側から他方の辺側に複数の前記
    第1の接触子がパターニングされるとともに、各第1の
    接触子の相互間にスリットが設けられ、これら第1の接
    触子の長さ方向中央部が突出するように湾曲されたフィ
    ルム状の第1、第2の接触部材と、第1の辺とこの第1
    の辺に対向する第2の辺を有し、前記第1の接触部材の
    一方の辺が前記第1の辺に固定され、他方の辺が前記第
    2の辺に固定され、前記第1の接触部材を湾曲した状態
    で保持する第1のフレームと、第1の辺とこの第1の辺
    に対向する第2の辺を有し、前記第2の接触部材の一方
    の辺が前記第1の辺に固定され、他方の辺が前記第2の
    辺に固定され、前記第2の接触部材を湾曲した状態で保
    持する第2のフレームと、これら第1、第2のフレーム
    の前記各第1の辺に一端部が設けられ、他端部が自由と
    され、前記第1、第2の接触部材の各第1の接触子と対
    応する裏面をそれぞれ押圧する複数のばねとを有する
    とを特徴とするコネクタ装置。
  12. 【請求項12】 表面に一方の辺側から他方の辺側に複
    数の接触子がパターニングされるとともに、各接触子の
    相互間にスリットが設けられ、これら接触子の長さ方向
    中央部が突出するように湾曲されたフィルム状の接触部
    材と、 第1の辺とこの第1の辺に対向する第2の辺を有し、前
    記接触部材の一方の辺が前記第1の辺に固定され、他方
    の辺が前記第2の辺に固定され、前記接触部材を湾曲し
    た状態で保持するフレームと、 このフレームの前記第1の辺に一端部が設けられ、他端
    部が自由とされるとともに、前記接触部材の各接触子と
    対応する裏面を押圧する複数のばねと を具備したことを
    特徴とする接触装置。
  13. 【請求項13】 前記各ばねはその一端部から中央部が
    前記接触部材の裏面に接触することを特徴とする請求項
    12記載の接触装置。
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