JPH0766681B2 - 縦型照明装置 - Google Patents

縦型照明装置

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JPH0766681B2
JPH0766681B2 JP2102344A JP10234490A JPH0766681B2 JP H0766681 B2 JPH0766681 B2 JP H0766681B2 JP 2102344 A JP2102344 A JP 2102344A JP 10234490 A JP10234490 A JP 10234490A JP H0766681 B2 JPH0766681 B2 JP H0766681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は縦型照明装置に係り、その目的は設置場所の
面積が少なく限定された狭い空間で日常的に頻繁に用い
ることができ、しかも光源から放たれる光に色や大き
さ、形状等を変化させ、このように変化させた演出効果
の高い光を自在な投射角度投光することができ、さらに
この投光を広範囲にわたって行うことのできる幅広い用
途に使用可能な縦型照明装置を提供することにある。
尚、この発明に係る縦型照明装置は、百貨店、店舗、展
示会等のディスプレイ、舞台照明、結婚式等のセレモニ
ー等の演出、広告塔、道路上の進路誘導灯、或いは警報
時の警告等の幅広い用途に特に有用に役立てることがで
きる。
(従来の技術) 従来より、百貨店、店舗、展示会等のディスプレイ、舞
台照明、結婚式等のセレモニー等の演出、広告塔、道路
上の進路誘導灯、或いは警報時の警告時には商品、舞
台、セレモニー、人物、表示等をそれぞれ引き立たせた
り或いは演出するために各種の照明装置が使用されてい
る。
特に広告塔やセレモニー等演出効果の高い照明が必要な
場合の照明方法においては、焦点距離の長い横型の照明
装置を用いて商品や、人、物、舞台、セレモニー、表示
等を局部的に照らして演出する方法が通常広く行なわれ
ている。
このような照明装置としては、例えば第10図に示すよう
に、収束装置部分(b)が長く、照明装置(a)全体の大きさ
が横方向に横長とされた形態のものが存在する。
ところが、この照明装置(a)は、焦点距離等の関係から
屋外等の広い場所や照明装置の設置用スペースが確保さ
れている場合でなければ使用に障害をきたすことが多か
った。
また、多くの場合、被放射物の高さ、大きさによって照
明装置(a)を台の上に設置したり、また照明装置(a)にス
タンド(c)等の別の器具を取り付けることによって調整
する必要があり、更に照明装置(a)全体の大きさが拡大
することとなった。
また、照明光が常に一定の箇所を一定の形で照らしてい
るので、演出効果に乏しく、人の注意も引きにくかっ
た。
このような実情に照らし、実公昭46−31512号公報で
は、投光口を有する筒状灯体の下底部に反射鏡を有する
キセノンランプを挿立設置、該キセノンランプ上方には
レンズを介して灯体上部に平面反射鏡を回動調整自在に
軸承着した照明装置が開示されていた。
さらに、特開昭63−29403号公報では、舞台、スクリー
ン又は背景幕にイメージのシルエットを投射せんとし
て、光ビーム内に配置するための透明板と、この透明板
の表面に接着され、イメージの形状を持つ開口を持ち、
この開口を通る光ビームの一部を通過させイメージの形
状をもつビームを生じさせるとともに、この開口を通過
しない光ビームの一部を反射させるようにした光反射層
とを備えた光パターン発生装置が開示されている。
さらに、実開昭62−57220号公報では、照明模様が変化
する照明器具として、ランプ前方に支持枠を設け、この
支持枠の溝部に環状バネを遊嵌し、この環状バネの外周
面に投影模様形成キャップとを備えた照明器具が開示さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記実公昭46−31512号公報開示の照明
装置では、平面反射鏡によって投光された光の方向角を
任意に変えることができるものの、照明装置より放たれ
る光の投光方向が常に一定の向きであるため、一定の範
囲内でしか光の角度を変化させることができず、広範囲
にわって光を投射させることができないという課題が存
在した。
しかも、この開示技術は単にキセノンランプより放たれ
た光の投射角度を特定の方向に変化させるだけであるの
で、演出効果の点で充分なものではなかった。
また、特開昭63−29403号公報及び実開昭62−57220号公
報にて開示されている技術においても、特定の模様に演
出された光を投射することはできるものの、光の投射方
向は常に一定であり、セレモニー等の演出効果の高い照
明を必要とする場合には充分なものではないという課題
が存在した。
そこで、設置場所の面積が少なく限定された狭い空間で
日常的に頻繁に用いることができる照明装置であって、
特に光源から放たれる光に色や大きさ、形状等を変化さ
せ、このように変化させた演出効果の高い光を自在な投
射角度で投光することができ、しかもこの投光を広範囲
にわたって行うことのできる幅広い用途に使用可能な縦
型照明装置の創出が望まれていた。
(課題を解決するための手段) この発明では縦長筒状ケーシング内の下部に光源が設け
られるとともにこの光源は光を上方に投光し、前記光源
の投光方向前方に演出装置を介在して収束装置が設けら
れ、この収束装置の上方に光線変角投光装置が設けられ
てなる縦型照明装置であって、前記演出装置は少なくと
も送られてきた光の色、形状、大きさのいずれかを変化
させる透光性フィルターを具備してなり、前記光線変角
投光装置は前記収束装置により収束された光線の角度を
自在に変化させて投光する光線変角部分と、この光線変
角部分より投光された光線を透過させる透光部材とから
なり、前記透光部材は前記収束装置の長軸方向と垂直方
向に且つ光線変角部分の両面に設けられてなることを特
徴とする縦型照明装置を提供することにより、前記従来
の課題を悉く解消する。
(実施例) この発明に係る縦型照明装置の実施例を図面に基づき説
明する。
第1図、第2図に示す如く、この発明の縦型照明装置
(1)は縦長筒状のケーシング(10)内の下部に設けられた
光源(2)と、この光源(2)の投光方向前方に設けられた収
束装置(4)及び演出装置(3)と、上部に設けられた光線変
角投光装置(5)とから構成される。
光源(2)から発生する光線は収束反射鏡(2a)によって収
束され、演出装置(3)に送られる。
尚、この実施例では収束装置として収束反射鏡(2a)を用
いているが、光源(2)から発生する光線を収束して、演
出装置(3)に送る収束装置であればよく、凸レンズ、凹
レンズ、及びこれらの組合せ等も好適に使用できる。
演出装置(3)はこの実施例では表示演出装置(8)を使用し
ており、この表示演出装置(8)は、第6図(A)、(B)に示
すごとく、少なくとも文字又は絵の表現された透光性の
演出用板材(8a)を介入させることにより、光源からの光
の形状や大きさ、色等を変化させて、照明光を演出する
ものである。
この演出用板材(8a)は第6図(A)に斜視図で示すごとく
文字や絵に沿って切り抜かれた透光孔(8b)に色フィルタ
ー(8c)が被覆され、光源(2)より発生し前記収束反射鏡
(2a)によって収束された光線が、色フィルター(8c)を透
過することにより演出されるものである。
第6図(B)はこの表示演出装置(8)の演出用板材(8a)によ
って演出された照明光(L)をスクリーン(S)に投影した図
である。
尚、この演出用板材(8a)は自在に交換可能であり、目
的、用途に沿って様々な演出効果が得られる。
また、この発明では演出装置としては、少なくとも透光
性フィルターを具備し、光源からの投射光に色、形状、
大きさ等の変化を与えて演出効果を持つものであればよ
く、文字や絵の表現のない色フィルター等でもよい。
或いは、第7図乃至第9図に基づいて詳細を後述する漸
次多変色装置(8)を用いてもよい。
収束装置(4)は演出装置(3)(この場合は前記表示演出装
置(8))によって演出された光線を平行に集めて光線変
角投光装置(5)に送るための装置部分である。
尚、この実施例では収束装置(4)として凸レンズ(4a)を
用いているが、演出装置(3)(この実施例では表示演出
装置(8))によって演出効果の施された光線を収束でき
る装置であればよく、凸レンズ、凹レンズの組合せ等も
好適に使用できる。
光線変角投光装置(5)は収束装置(4)によって収束された
光線の角度を自在に変えて外部の対象に投光するための
装置部分である。
この光線変角投光装置(5)は光線変角部分(6)と透光部材
(5a)とからなり、この光線変角部分(6)は第2図に示す
実施例では反射鏡(6a)とこの反射鏡(6a)の中央線に沿っ
て挿通固着された駆動軸(6b)とこの駆動軸(6b)に外部よ
り駆動力を伝えるための駆動レバー(6c)とからなる。
すなわち、この反射鏡(6a)はこの駆動軸(6b)を中心とし
て回転自在に支持され、駆動レバー(6c)に駆動力(この
実施例では人力による)を付与することにより反射鏡(6
a)の角度を自在に変え、前記収束装置(4)によって収束
された光線がこの反射鏡(6a)に当たり反射することによ
って、この光線の投光方向を任意に変えることができ
る。
尚、この駆動力としてはモータ等も好適に用いられる。
また、第4図示のごとく、この光線変角部分(6)にプリ
ズム(7a)、(7b)を使用してもよい。
この実施例では円柱形のプリズムを相互に異形に分割し
た2個(7a)、(7b)を組み合わせて使用している。
尚、他の変更例としては、三角プリズムも使用できる。
この駆動装置としては、このプリズム(7a)の外周に凸部
と凹部が長手方向に連続形成されたベルト(7c)を巻回
し、この凸部と凹部に噛合する位置に歯車(7d)を設け、
この歯車(7d)に駆動軸(7e)を設け、この駆動軸(7e)に駆
動力を付与し、プリズム(7a)を回転させる。
尚、この駆動力は人力、モータ等の何れでもよい。
プリズム(7a)、(7b)が初期位置(仮想線参照)では、光
線(L3)は直進し、第4図示の如くプリズム(7a)が180
゜回転した状態では光線(L4)は屈進することとなる。
透光部材(5a)は前記反射鏡(6a)によって変角された光線
を外部の対象に透光すると同時に装置を覆う保護部材で
ある。
この透光部材(5a)は前記収束装置の長軸方向と垂直方向
に且つ光線変角部(6)に対してその両面に設けられ、そ
の材質としては透光性もので、ガラス、アクリル等が好
ましく、この実施例では反射鏡(6a)の先端の回転軌跡に
沿う円弧上に装着されている。
第3図(A)乃至第3図(C)は前記実施例における縦型照明
装置の使用例説明図で、L1は光源(2)よりの収束光線、L
2は反射鏡(6a)に反射することによって変角された投光
光線である。
すなわち、この第3図(A)乃至第3図(C)に示すごとく、
反射鏡(6a)の角度を変えることによって、投光光線の方
向を第3図(A)では上部(u)に、第3図(B)では中部(m)
に、第3図(C)では下部(d)に、自在に移動させることが
できる。
また、第5図は反射鏡(6a)を自在に回転させて、この反
射鏡の両面に配設された透光部材(5a)を介して、反射光
を広範囲に投射する状態を示す説明図である。
この第5図示の実施例では、反射鏡(6a)の鏡面を特に両
面とし、この前後に透光部材(8)を設け、反射鏡(6a)の
角度を変えることによって、投光光線をこの縦型照明装
(1)の前後のいずれかに任意に投光することができ、
しかも、前記同様に投光光線を上(u)、中(m)、下(d)と
移動することができる。
尚、装置(1)のケーシングに防水仕様を施せば屋外での
使用に際し、雨水等から照明装置を保護するために装置
全体を覆う屋根を設置する必要もなく、さらに取扱いが
容易になるとともに装置の耐用年数を延長することがで
き、好適である。
また、前記演出装置(3)の他の実施例として漸次多変色
装置(9)を使用してもよく、この漸次多変色装置(9)は本
願発明者によって既に出願された特願平2−43964号に
記載したものであり、前記収束反射鏡(2a)によって収束
された光線を拡げ、絞り、閉じる一周期運動を行ない且
つこの一周期毎に漸次色の変化を行なえる漸次多変色光
線に変換して、この縦型照明装置(1)の演出効果を高め
るために使用でき、この漸次多変色光線を収束装置(4)
に送るための装置部分である。
この漸次多変色装置(9)の実施例を第7図乃至第9図に
基づいて説明する。
第7図(A)乃至第7図(G)はこの漸次多変色装置(8)を使
用して照明光をスクリーン(S)に投影した図であり、こ
の漸次多変色装置から投影される赤光色(R)照明光の一
周期である。
すなわち、第7図(A)示の如くこの赤光色(R)照明光の一
周期は、照明光が絞られてスクリーン(S)に照明光が投
影されていない状態から始まり、次いで、第7図(B)示
の如く照明光が漸次拡がっていきスクリーン(S)上の赤
光色(R)部分が漸次大きくなりスクリーン(S)の半分程度
の大きさとなる。
更に照明光は漸次拡がり、第7図(C)示の如く最大限に
拡がりスクリーン(S)の赤光色(R)部分が最も大きくな
り、この状態は第7図(D)までの間維持される。
次いで漸次照明光が絞られ、第7図(E)の如くスクリー
ン(S)上の赤光色(R)部分はスクリーン(S)の半分程度の
大きさの状態となり、更に、漸次絞られていき、第7図
(F)の如く再びスクリーン(S)には赤光色(R)照明光が投
影されていない状態となる。
この第7図(F)から第7図(G)の間ではスクリーン(S)に
は照明光が投影されていない状態が続き、この間に照明
光の色が赤光色(R)か黄光色(Y)に変換されて、赤光色
(R)照明光の一周期は終了する。
このようにして第2周期の黄光色(Y)照明光について
も、第7図(G)乃至第7図(L)示の如く、前記第7図(A)
乃至第7図(G)の赤光色(R)照明光と同様の形状の投影図
を示す。
更に、この黄光色(Y)照明光も一周期が終わると漸次次
の照明光色に変換され、前記同様の周期運動を繰り返
す。
このようにして漸次多変色装置(9)は、漸次照明光色を
変換し続けて前記一周期運動を行ない続ける。
第8図はこの発明に係る漸次多変色装置(9)の1実施例
の構成を示す縦断面図であり、(2)は光源、(2a)は反射
鏡、(9a)は多色フィルター、(9b)は円板状透光孔、(9c)
は色フィルター部、(9d)はアイレスシヤッター、(9e)は
アイレスシヤッター開閉部、(9j)はゼネバ歯車従車、(9
k)はゼネバ歯車原車、(9m)は駆動杆、(9n)は駆動歯車、
(9r)はモーター、(9o)は従車歯車である。
第9図(A)は漸次多変色装置(9)(但しモーター(9r)は除
く)の光源(2)の反対方向側から見た正面図であり、第
9図(B)、第9図(C)、第9図(D)、第9図(E)、第9図
(F)、第9図(G)は順にそれぞれ駆動歯車を時計回りに60
度回転した時の状態を示す。
この円板状投光孔(9b)にはそれぞれ色フィルターを被せ
て、色フィルター部(9c)とした。
この漸次多変色装置(9)では間欠駆動装置としてゼネバ
歯車を使用しており、多色フィルター(9a)にはゼネバ歯
車従車(9j)が軸結されている。
尚、この発明に於いては間欠駆動装置として、カム、ス
テップインモーター等も好適に使用できる。
アイレスシヤッター(9d)はアイレスシヤッター開閉装置
の絞り羽根(9h)を具備し、このアイレスシヤッター(9d)
の内表面上にはアイレスシヤッター突起部(9f)が設けら
れている。
また、閉状態の際にアイレスシヤッター(9d)を完全閉状
態とするためのアイレスシヤッター付属羽根(9i)が連結
部(9g)で連結されている。
更に、このアイレスシヤッター(9d)にはアイレスシヤッ
ター突起部(9f)を介して駆動杆(9m)が連結され、この駆
動杆(9m)は左右に運動することによりアイレスシヤッタ
ー(9d)の開閉を調整する。
この駆動杆(9m)は回転板(9p)に回転板突起部(9q)を介し
て連結されており、この回転板(9p)は駆動歯車(9n)に連
結され、この駆動歯車(9n)はモーター(9r)と連結し、モ
ーター(9r)の回転を伝える。
また、この駆動歯車(9n)には、従車歯車(9o)が連結さ
れ、この従車歯車(9o)には間欠駆動装置としてゼネバ歯
車原車(9k)が連結され、更に、このゼネバ歯車原車(9k)
にはゼネバ歯車従車(9j)が連結されている。
このようにして、多色フィルター(9a)はゼネバ歯車従車
(8j)と連結され、アイレスシヤッター(9d)は駆動杆(9
m)、駆動歯車(9n)、従車歯車(9o)を介してゼネバ歯車原
車(9k)に連結されいるので、多色フィルター(9a)とアイ
レスシヤッター(9d)はゼネバ歯車という間欠駆動装置に
より連結され、相互に調整して運動する。
すなわち、この漸次多変色装置(9)は第9図(A)示の状態
から始まり1回転(360度回転)して第9図(G)示の状態
に至るまでの一周期運動のなかで、多色フィルター(9a)
の回転休止時〔第9図(A)〜第9図(F)〕にアイレスシヤ
ッター(8d)が駆動機構により漸次閉状態から開状態を経
て閉状態に至る周期運動を行ない、アイレスシヤッター
(9d)の閉状態時〔第9図(F)〜第9図(G)〕に多色フィル
ター(9a)が回転して、色フィルター部(9c)−赤色(R)が
次の色フィルター部(9c)−黄色(Y)に変換される。
この周期運動の時間は、駆動機構により自在に設定でき
る。
以上詳述した如く、この縦型照明装置(1)は、例えば、
百貨店、店舗、展示会等のディスプレイ、舞台照明、結
婚式等のセレモニー等の演出、広告塔、道路上の進路誘
導灯、或いは警報時の警告時の幅広い用途に用いること
ができる。
特に、広告塔、道路上の進路誘導塔等の野外で使用され
る場合、この縦型照明装置であれば外観上の点からも支
障を来すことが少ない。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明は縦長筒状ケーシング内の
下部に光源が設けられるとともにこの光源は光を上方に
投光し、前記光源の投光方向前方に演出装置を介在して
収束装置が設けられ、この収束装置の上方に光線変角投
光装置が設けられてなる縦型照明装置であって、前記演
出装置は少なくとも送られてきた光の色、形状、大きさ
のいずれかを変化させる透光性フィルターを具備してな
り、前記光線変角透光装置は前記収束装置により収束さ
れた光線の角度を自在に変化させて投光する光線変角部
分と、この光線変角部分より投光された光線を透過させ
る透光部材とからなり、前記透光部材は前記収束装置の
長軸方向と垂直方向に且つ光線変角部分の両面に設けら
れてなることを特徴とする縦型照明装置であるから以下
の効果を奏する。
すなわち、演出装置によって、色、形状、大きさ等を変
化させた光を、光線変角投光装置により投射角度を変化
させて投光させることができ、しかもこの投光を光線変
角部分の両面に設けられた投光部材によって極めて広範
囲に渡って行うことができるから、視覚的効果を持つ演
出効果の高い照明を広範囲に渡って行うことができる。
しかも、照明装置全体の大きさをいわゆる縦型にするこ
とによって、設置場所の面積が少なくてすみ、従ってコ
ンパクトになり、また、運搬、組立、設置等の取扱い作
業も簡便になり、効率よく限定された狭い空間で日常的
に頻繁に用いることが可能となる。
従って、舞台照明、結婚式等のセレモニー等の演出、広
告塔、道路上の進路誘導灯、或いは警報時の警告時の極
めて幅広い用途に有効に使用できる優れた照明装置であ
るという効果を奏する。
また、演出装置として漸次多変色装置を設けた場合、こ
の漸次多変色装置は一つの装置で自動的に漸次光を絞
り、拡げ、閉じるを一周期とする運動を行ない且つこの
一周期毎に漸次照明光色の変化を行なえるので、限定さ
れた狭い空間で日常的に頻繁に用いることができ、且つ
幅広い用途において演出用照明装置として簡便且つ効果
的に用いることができるという効果を奏する。
更に、前記縦型照明装置を同時に多数用いて、このそれ
ぞれの装置の光線の色や投光するタイミングを組み合わ
せることにより舞台、展示会、博覧会等をはじめ各種用
途でより高度の演出効果を得ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る縦型照明装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図で示される実施例の縦断面図、
第3図(A)(B)(C)は前記縦型照明装置の使用例説明図、
第4図は前記光線変角部分の他の実施例のプリズム部を
中心とした部分側面図、第5図は、前記縦型照明装置の
光線変角投光装置の他の実施例の縦断面図、第6図(A)
はこの表示演出装置に使用される板材の斜視図、第6図
(B)はこの実施例を用いて照明光をスクリーンに投影し
た図、第7図(A)〜(L)は前記演出装置の他の実施例であ
る漸次多変色装置を用いて照明光をスクリーンに投影し
た図、第8図はこの漸次多変色装置の1実施例を示す中
央縦断面図、第9図(A)〜(F)は第2図で示される漸次多
変色装置(但しモーターを除く)を光源の反対側から見
た正面図で、第9図(B)は第9図(A)から駆動歯車を時計
回りに60度回転した時の図、第9図(C)は第9図(B)から
駆動歯車を同じく60度回転した時の図、第9図(D)は第
9図(C)から駆動歯車を同じく60度回転した時の図、第
9図(E)は第9図(D)から駆動歯車を同じく60度回転した
時の図、第9図(F)は第9図(E)から駆動歯車を同じく60
度回転した時の図、第9図(G)は第9図(F)から駆動歯車
を同じく60度回転した時の図である。第10図は照明装置
の従来例の説明図である。(1) ……縦型照明装置、(2)……光源 (3)……演出装置、(4)……収束装置 (5)……光線変角投光装置、(5a)……透光部材 (6)……光線変角部、(6a)……反射鏡 (6b)……駆動軸、(7a)(7b)……プリズム (8)……表示演出装置、(8a)……演出用板材 (9)……漸次多変色装置、(9a)……多色フィルタ (9b)……円板状透光孔、(9c)……色フィルター (9d)……アイレスシヤッター、 (9e)……アイレスシヤッター開閉部、 (9j)……ゼネバ歯車従車、(9k)……ゼネバ歯車原車 (9m)……駆動杆、(9n)……駆動歯車 (9o)……従車歯車、(9r)……モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長筒状ケーシング内の下部に光源が設け
    られるとともにこの光源は光を上方に投光し、前記光源
    の投光方向前方に演出装置を介在して収束装置が設けら
    れ、この収束装置の上方に光線変角投光装置が設けられ
    てなる縦型照明装置であって、前記演出装置は少なくと
    も送られてきた光の色、形状、大きさのいずれかを変化
    させる透光性フィルターを具備してなり、前記光線変角
    投光装置は前記収束装置により収束された光線の角度を
    自在に変化させて投光する光線変角部分と、この光線変
    角部分より投光された光線を透過させる透光部材とから
    なり、前記透光部材は前記収束装置の長軸方向と垂直方
    向に且つ光線変角部分の両面に設けられてなることを特
    徴とする縦型照明装置。
  2. 【請求項2】前記光線変角部分が、駆動装置により自在
    に回転されてなる反射鏡から構成されてなることを特徴
    とする請求項第1項に記載の縦型照明装置。
  3. 【請求項3】前記光線変角部分が駆動装置により回転さ
    れるプリズムから構成されてなることを特徴とする請求
    項第1項記載の縦型照明装置。
  4. 【請求項4】前記演出装置として表示演出装置を設け、
    この表示演出装置には少なくとも文字又は絵が表現され
    た透光性の板材が介在されてなることを特徴とする請求
    項第1項〜第3項のうちのいずれか1項に記載の縦型照
    明装置。
  5. 【請求項5】前記演出装置が漸次多変色フィルターとさ
    れ、この漸次多変色フィルターは多色フィルターとアイ
    レスシヤッターと駆動機構とからなり、前記多色フィル
    ターには円板状の透光孔が同一円周上に複数個の均等間
    隔で穿設され、この孔にそれぞれ色フィルターが被覆さ
    れて色フィルター部とされ、この多色フィルターとアイ
    レスシヤッターとは間欠駆動装置を介して連結され、こ
    のアイレスシヤッターは閉、開、閉の運動を一周期とす
    る駆動装置に連結され、前記間欠駆動装置はアイレスシ
    ヤッターの閉状態時に駆動されて多色フィルターの次の
    色フィルター部をアイレスシヤッターの開閉部分上に送
    る構造とするとともに、この色フィルター部の回転休止
    時にアイレスシヤッターがその駆動機構により漸次閉状
    態から開状態を経て閉状態に至る漸次多変色装置である
    ことを特徴とする請求項第1項〜第4項のうちのいずれ
    か1項に記載の縦型照明装置。
  6. 【請求項6】前記漸次多変色装置の間欠駆動装置がゼネ
    バ歯車であって、多色フィルターにゼネバ歯車の従者が
    軸結され、アイレスシヤッターと駆動杆が連結し、この
    駆動杆と駆動歯車が連結するとともにこの駆動歯車には
    従動歯車が噛合し、この従動歯車とゼネバ歯車の原車が
    連結し、更にこのゼネバ歯車の原車には前記ゼネバ歯車
    の従車が連結されてなることを特徴とする請求項第5項
    記載の縦型照明装置。
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