JPH0765770B2 - 空調用天吊形換気ユニット - Google Patents
空調用天吊形換気ユニットInfo
- Publication number
- JPH0765770B2 JPH0765770B2 JP5059830A JP5983093A JPH0765770B2 JP H0765770 B2 JPH0765770 B2 JP H0765770B2 JP 5059830 A JP5059830 A JP 5059830A JP 5983093 A JP5983093 A JP 5983093A JP H0765770 B2 JPH0765770 B2 JP H0765770B2
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- Japan
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- air
- exhaust
- chamber
- blower
- ceiling
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は室内の換気と新鮮な外
気の導入はもとより加湿機能をも一台のユニットにて速
時に且つ確実、経済的に行わしめんとするものであっ
て、室内に常時最適な環境状体を保持求め得ようとする
空調用天吊形換気ユニットに関する。
気の導入はもとより加湿機能をも一台のユニットにて速
時に且つ確実、経済的に行わしめんとするものであっ
て、室内に常時最適な環境状体を保持求め得ようとする
空調用天吊形換気ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種、換気ユニットの構造は該
構造上、室内吸気部分と外気導入部分が夫々各異別の構
造体にて構成されており、また仮に同一構造にて構成さ
れていたとしても狭小な機内に吸、排等全く機能の異な
る機構装置を多数収容行わしめることは機能上において
全体形状が嵩高となる懸念が生じ、殊に機内にて発生せ
る喧騒音が送気と共に室内に流出し静粛な室内環境を求
め得ようとすることはきわめて困難と謂われていたので
ある。
構造上、室内吸気部分と外気導入部分が夫々各異別の構
造体にて構成されており、また仮に同一構造にて構成さ
れていたとしても狭小な機内に吸、排等全く機能の異な
る機構装置を多数収容行わしめることは機能上において
全体形状が嵩高となる懸念が生じ、殊に機内にて発生せ
る喧騒音が送気と共に室内に流出し静粛な室内環境を求
め得ようとすることはきわめて困難と謂われていたので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の欠点
を根本的に解決しようとするものであって、一台の機器
にて室内の吸気、排気の作業を同時に行わしめるは勿
論、特に新鮮な外気を室内に取入すると同時に適宜の加
湿空気をも送給行わしめんとするをその主な目的として
いる。即ち、換、排気用送風機の押し込み式配置により
各、送気口との送風距離間が長く形成し、その間、空気
通流中おける騒音が自然的に散逸吸収し、より良好な消
音効果が期待得られると共に加湿機能においても確実有
効な作用を求めることも出来得るのである。更に、送風
機部分を一方に偏寄させたことによって、一方の送気
室、排気室の室内面積が拡大し、該拡大空間部を利用し
て熱交換コイル、加湿器、各制御機器等の機構装置をコ
ンパクト且つ有効に収容行わしめることが出来得、従っ
て全体形状を極めて小型化に形成可能であると共に機体
の側面側から機内のメンテナンス作業も容易に行わしめ
ることが出来得るのである。
を根本的に解決しようとするものであって、一台の機器
にて室内の吸気、排気の作業を同時に行わしめるは勿
論、特に新鮮な外気を室内に取入すると同時に適宜の加
湿空気をも送給行わしめんとするをその主な目的として
いる。即ち、換、排気用送風機の押し込み式配置により
各、送気口との送風距離間が長く形成し、その間、空気
通流中おける騒音が自然的に散逸吸収し、より良好な消
音効果が期待得られると共に加湿機能においても確実有
効な作用を求めることも出来得るのである。更に、送風
機部分を一方に偏寄させたことによって、一方の送気
室、排気室の室内面積が拡大し、該拡大空間部を利用し
て熱交換コイル、加湿器、各制御機器等の機構装置をコ
ンパクト且つ有効に収容行わしめることが出来得、従っ
て全体形状を極めて小型化に形成可能であると共に機体
の側面側から機内のメンテナンス作業も容易に行わしめ
ることが出来得るのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段として、本発明に係る天吊形換気ユニットの概略は図
示例に示めす如く、機体１の内部中央に全熱交換器２を
設置し、該全熱交換器の前部に外気導入室３、排気室４
を、また後部に還気室５、送気室６を夫々形成設け、該
外気導入室３、排気室４の各送風通路を機体の前部に開
口せる外気取入口７、排気口９に、還気室５、送気室６
の送風通路を機体の後部に開設せる還気口８、吹出口１
０の各口部に夫々接続連通すると共に、上記、外気導入
室３内に還気用送風機１１を、還気室５内に排気用送風
機１２の各送風機を全熱交換器２を軸として押し込み式
に配置し、更に上記、送気室６、排気室４内の空間部に
加熱、冷却用の熱交換コイル１３、加湿器１４、ドレン
パン、制御機器１５、その他必要とする各機構装置を夫
々配置設けたことを特徴としている。また上記、上記外
気導入室３及び還気室５を機体内の一方側に偏寄して形
成させたことによって当然、他方側の排気室４、送気室
６内の空間部が拡大し、該空間部を利用して熱交換コイ
ル１３、加湿器１４及び制御機器１５、その他純水器、
蒸気発生器等必要とする各機構装置を容易に配置設ける
ことが出来得るのである。更にこの発明においては上
記、押し込み式に配置せる換気用送風機１１及び排気用
送風機１２を一方に偏寄させると共に夫々の送風機の後
部にフィルター１７，１８を脱着自在に嵌装せしめたこ
とによって機内への塵埃の侵入を確実に漉塵排除し、同
時に機体１側面より機内におけるメンテナンス作業等の
作業も著しく安楽、容易に行わしめることも出来得るの
である。また機体１の上部、もしくわ機内に形成せる
吸、排気各室の上部に外気、排気用としてのバイバス通
路１６を更に併列に一体的に形成設けることによって、
中間期において外気冷房が可能であることは謂うまでも
ない。況んやこの発明は全熱交換器の機内中央設置によ
り互換性が非常に良くなり、安定性もすこぶる良好であ
ると共に、暖房時の使用熱量も大巾に節減出来得、特に
送風機の押し込み式配置によってより良好にて効果的な
消音、加湿機能を有した経済性な空調用天吊形換気ユニ
ットを汎く提供しようとするものである。
段として、本発明に係る天吊形換気ユニットの概略は図
示例に示めす如く、機体１の内部中央に全熱交換器２を
設置し、該全熱交換器の前部に外気導入室３、排気室４
を、また後部に還気室５、送気室６を夫々形成設け、該
外気導入室３、排気室４の各送風通路を機体の前部に開
口せる外気取入口７、排気口９に、還気室５、送気室６
の送風通路を機体の後部に開設せる還気口８、吹出口１
０の各口部に夫々接続連通すると共に、上記、外気導入
室３内に還気用送風機１１を、還気室５内に排気用送風
機１２の各送風機を全熱交換器２を軸として押し込み式
に配置し、更に上記、送気室６、排気室４内の空間部に
加熱、冷却用の熱交換コイル１３、加湿器１４、ドレン
パン、制御機器１５、その他必要とする各機構装置を夫
々配置設けたことを特徴としている。また上記、上記外
気導入室３及び還気室５を機体内の一方側に偏寄して形
成させたことによって当然、他方側の排気室４、送気室
６内の空間部が拡大し、該空間部を利用して熱交換コイ
ル１３、加湿器１４及び制御機器１５、その他純水器、
蒸気発生器等必要とする各機構装置を容易に配置設ける
ことが出来得るのである。更にこの発明においては上
記、押し込み式に配置せる換気用送風機１１及び排気用
送風機１２を一方に偏寄させると共に夫々の送風機の後
部にフィルター１７，１８を脱着自在に嵌装せしめたこ
とによって機内への塵埃の侵入を確実に漉塵排除し、同
時に機体１側面より機内におけるメンテナンス作業等の
作業も著しく安楽、容易に行わしめることも出来得るの
である。また機体１の上部、もしくわ機内に形成せる
吸、排気各室の上部に外気、排気用としてのバイバス通
路１６を更に併列に一体的に形成設けることによって、
中間期において外気冷房が可能であることは謂うまでも
ない。況んやこの発明は全熱交換器の機内中央設置によ
り互換性が非常に良くなり、安定性もすこぶる良好であ
ると共に、暖房時の使用熱量も大巾に節減出来得、特に
送風機の押し込み式配置によってより良好にて効果的な
消音、加湿機能を有した経済性な空調用天吊形換気ユニ
ットを汎く提供しようとするものである。
【０００５】
【作用】かかる換気ユニットを室内または室外との中間
等所定の天井に吊架或いは埋込み設置し用いるものであ
って、吹出口１０、還気口８を室内側に、外気取入口
７、排気口９の各吸、排気口を直接に、或いはダクト接
続をして室内外と連結連通し、吸、換気等必要時におい
て還、排気用送風機１１、１２を運転行わしめることに
よって室内の汚染空気は還気口８より還気室５を経て全
熱交換器２に通流するがその間、該通流空気内の熱量の
一部が全熱交換器２の作用にて吸収され不要分は排気室
４を経て排気口９より屋外に放出される。また一方、上
記汚染空気の放出と同時に外気取入口７より機内に吸込
された新鮮な外気は外気導入室３を通して全熱交換器２
に流れ、その間、上記吸収せる熱量によって加温されな
がら送気室６に流れ熱交換コイル１３にて適当温度に熱
されて吹出口１０より加湿空気と共に室内に送給が行わ
れる。なお図示例においては省略しているが上記、空気
の通流は機内に設置せるダンバーの切換操作によって新
鮮な外気、室内よりの還気空気の全量、或いは排気の一
部と混合し再度、熱交換コイル１３にて適当温度に熱交
換が行われ、理想的な冷暖気を室内に送給を行わしめる
ことが出来得るのである。
等所定の天井に吊架或いは埋込み設置し用いるものであ
って、吹出口１０、還気口８を室内側に、外気取入口
７、排気口９の各吸、排気口を直接に、或いはダクト接
続をして室内外と連結連通し、吸、換気等必要時におい
て還、排気用送風機１１、１２を運転行わしめることに
よって室内の汚染空気は還気口８より還気室５を経て全
熱交換器２に通流するがその間、該通流空気内の熱量の
一部が全熱交換器２の作用にて吸収され不要分は排気室
４を経て排気口９より屋外に放出される。また一方、上
記汚染空気の放出と同時に外気取入口７より機内に吸込
された新鮮な外気は外気導入室３を通して全熱交換器２
に流れ、その間、上記吸収せる熱量によって加温されな
がら送気室６に流れ熱交換コイル１３にて適当温度に熱
されて吹出口１０より加湿空気と共に室内に送給が行わ
れる。なお図示例においては省略しているが上記、空気
の通流は機内に設置せるダンバーの切換操作によって新
鮮な外気、室内よりの還気空気の全量、或いは排気の一
部と混合し再度、熱交換コイル１３にて適当温度に熱交
換が行われ、理想的な冷暖気を室内に送給を行わしめる
ことが出来得るのである。
【０００６】
【実施例】以下、実施例を図面について説明すると、１
は機内にてその内部中央に全熱交換器２を設置すると共
に該全熱交換器２の前後に外気導入室３、排気室４を、
また後部に還気室５及び送気室６の各吸、排気室を形成
する。また夫々の吸、排気室は上記、全熱交換器２を軸
とし機内に設けられた分岐ダクトの送風路を通して機体
前、後部部に開設せる各吸、排気口、即ち外気導入室３
は外気取入口７に、排気室４は排気口９に、また還気室
５は還気口８に、送気室６は吹出口１０に夫々が連結連
通されている。また上記、外気導入室３、還気室５は機
体１内において一方側に偏寄させ形成してなるもので該
外気導入室３内には換気用送風機１１を、還気室５内に
排気用送風機１２を全熱交換器２方向に対して各押し込
み式に配置行わしめ。なお上記、送風機は場合によって
は吸込み式に配置することもある。また上記、一方側の
送気室６内にはその空間部を利用して例えば冷却、加熱
用の熱交換コイル１３、気化式加湿器１４、ドレンパン
等の諸機構装置を、排気室４の室内には該室内空間を利
用して制御機器１５等必要とする種々の装置部材を適宜
に配置する。なお上記、加湿器１４は気化式構造のも
の、蒸気スプレー、水スプレー、蒸気発生器、超音波式
等如何なるものも使用可能であり、また一方の排気室４
の空間に上記、加湿器の媒体供給源である本体、蒸気発
生器、純水器等の機構を取付けして配管を通し上記、夫
々の加湿器と接続行わしめることも一考である。更にこ
の発明においては、上記押し込み式に前後に配置せる換
気用送風機１１、排気用送風機１２の各後部にフィルタ
ー１７，１８を脱着自在に嵌装設け、且つ該夫々の送風
機の吐出口の前部には送風機能をより確実に挙げ得るた
めに適宜形状の空気分岐板１９、１９が取付けする。ま
たこの発明は上記の如く構成してなる換気ユニットの上
部、または各室の上部に第３図の点線にて示す如く外
気、排気通路用バイバス通路１６を併列に形成設けるこ
とによってより有効な外気冷房も可能であることは謂う
までもない。なお図面においては省略しているが上記、
分岐送風通路及びバイバス通路１６の適当箇所に送風通
路切換え用ダンパ機構が設置されている。また上記、各
室内の空間部を利用し、空気吹出口近辺に適宜形状の消
音機構を設置する場合もある。
は機内にてその内部中央に全熱交換器２を設置すると共
に該全熱交換器２の前後に外気導入室３、排気室４を、
また後部に還気室５及び送気室６の各吸、排気室を形成
する。また夫々の吸、排気室は上記、全熱交換器２を軸
とし機内に設けられた分岐ダクトの送風路を通して機体
前、後部部に開設せる各吸、排気口、即ち外気導入室３
は外気取入口７に、排気室４は排気口９に、また還気室
５は還気口８に、送気室６は吹出口１０に夫々が連結連
通されている。また上記、外気導入室３、還気室５は機
体１内において一方側に偏寄させ形成してなるもので該
外気導入室３内には換気用送風機１１を、還気室５内に
排気用送風機１２を全熱交換器２方向に対して各押し込
み式に配置行わしめ。なお上記、送風機は場合によって
は吸込み式に配置することもある。また上記、一方側の
送気室６内にはその空間部を利用して例えば冷却、加熱
用の熱交換コイル１３、気化式加湿器１４、ドレンパン
等の諸機構装置を、排気室４の室内には該室内空間を利
用して制御機器１５等必要とする種々の装置部材を適宜
に配置する。なお上記、加湿器１４は気化式構造のも
の、蒸気スプレー、水スプレー、蒸気発生器、超音波式
等如何なるものも使用可能であり、また一方の排気室４
の空間に上記、加湿器の媒体供給源である本体、蒸気発
生器、純水器等の機構を取付けして配管を通し上記、夫
々の加湿器と接続行わしめることも一考である。更にこ
の発明においては、上記押し込み式に前後に配置せる換
気用送風機１１、排気用送風機１２の各後部にフィルタ
ー１７，１８を脱着自在に嵌装設け、且つ該夫々の送風
機の吐出口の前部には送風機能をより確実に挙げ得るた
めに適宜形状の空気分岐板１９、１９が取付けする。ま
たこの発明は上記の如く構成してなる換気ユニットの上
部、または各室の上部に第３図の点線にて示す如く外
気、排気通路用バイバス通路１６を併列に形成設けるこ
とによってより有効な外気冷房も可能であることは謂う
までもない。なお図面においては省略しているが上記、
分岐送風通路及びバイバス通路１６の適当箇所に送風通
路切換え用ダンパ機構が設置されている。また上記、各
室内の空間部を利用し、空気吹出口近辺に適宜形状の消
音機構を設置する場合もある。
【０００７】
【発明の効果】この発明は上記の如く、全熱交換器２を
機体１内の中央に設置し、該前後に外気導入室３、排気
室４、還気室５、送気室６の各室を形成し、且つ上記の
外気導入室３及び還気室５を一方に偏寄し形成すると共
にこれらの各室内に排気用送風機１２、換気用送風機１
１を上記、全熱交換器２を軸として該両側に対向状に配
置してなるものであるから、従来、吸、排気、加湿等各
異別に行われていた作業を一台の機器にて同時に行わし
めることが可能となり外気処理調和機として最適にて有
効な効果を挙げ得るものである。またこの発明において
は、上記、還気室５及び外気導入室３を機内の一方に偏
寄し形成しているが為に一方側の排気室４、送気室６に
おける室内のスペース空間が自然的に拡大し、これらの
スペース空間を利用して熱交換コイル１３をはじめとし
て、加湿器１４、ドレンパン、制御機器１５、その他純
水器、蒸気発生器等必要とする各機構装置を容易に設置
することも出来得る。
機体１内の中央に設置し、該前後に外気導入室３、排気
室４、還気室５、送気室６の各室を形成し、且つ上記の
外気導入室３及び還気室５を一方に偏寄し形成すると共
にこれらの各室内に排気用送風機１２、換気用送風機１
１を上記、全熱交換器２を軸として該両側に対向状に配
置してなるものであるから、従来、吸、排気、加湿等各
異別に行われていた作業を一台の機器にて同時に行わし
めることが可能となり外気処理調和機として最適にて有
効な効果を挙げ得るものである。またこの発明において
は、上記、還気室５及び外気導入室３を機内の一方に偏
寄し形成しているが為に一方側の排気室４、送気室６に
おける室内のスペース空間が自然的に拡大し、これらの
スペース空間を利用して熱交換コイル１３をはじめとし
て、加湿器１４、ドレンパン、制御機器１５、その他純
水器、蒸気発生器等必要とする各機構装置を容易に設置
することも出来得る。
【０００８】特にこの発明においては請求項２項に記載
の如く、換気用送風機１１ならびに排気用送風機１２を
機内中央に設置せる全熱交換器２を軸として該全熱交換
器２方向に対して押し込み式に配置するか、押し込み型
送風機を用いることによって，排気口９、吹出口１０と
の距離間が隔たり、当然、送風通路も長く形成され、以
て通気内の喧騒音を空気通流中において自然的に消滅出
来得、より良好な消音効果を挙げることが出来得るので
ある。
の如く、換気用送風機１１ならびに排気用送風機１２を
機内中央に設置せる全熱交換器２を軸として該全熱交換
器２方向に対して押し込み式に配置するか、押し込み型
送風機を用いることによって，排気口９、吹出口１０と
の距離間が隔たり、当然、送風通路も長く形成され、以
て通気内の喧騒音を空気通流中において自然的に消滅出
来得、より良好な消音効果を挙げることが出来得るので
ある。
【０００９】更にこの発明においては請求項３項に記載
の如く、上記換気用送風機１１及び排気用送風機１２の
夫々送風機の後部にフィルター１７，１８を脱着自在に
嵌装せしめたことによって、該フィルター１７，１８の
掃除は勿論のこと、送風機のメンテナンス作業等を機体
の側面より簡単容易に行わしめるが出来得る等の利点を
有している。
の如く、上記換気用送風機１１及び排気用送風機１２の
夫々送風機の後部にフィルター１７，１８を脱着自在に
嵌装せしめたことによって、該フィルター１７，１８の
掃除は勿論のこと、送風機のメンテナンス作業等を機体
の側面より簡単容易に行わしめるが出来得る等の利点を
有している。
【００１０】またこの発明においては請求項４項に記載
の如く、夫々送風機の吐出口の前部に空気分岐板１９を
取付け設置したことによって送風機よりの送風をより確
実平等に全熱交換器２面に分散し熱交換効率を高める効
果もある。
の如く、夫々送風機の吐出口の前部に空気分岐板１９を
取付け設置したことによって送風機よりの送風をより確
実平等に全熱交換器２面に分散し熱交換効率を高める効
果もある。
【００１１】またこの発明においては請求項５項に記載
の如く、機体の上部、もしくわ機内の上部に外気、排気
用としてのバイバス通路１６を更に併列に一体的に形成
設けることによって、単に熱処理のみならず中間期にお
ける外気冷房等を可能とすることも出来得るのである。
なお上記は天吊形換気ユニットに関する発明であるが、
該構造を利用して床置形換気ユニット等他の熱処理機と
して汎く利用出来得る等至便な発明である。
の如く、機体の上部、もしくわ機内の上部に外気、排気
用としてのバイバス通路１６を更に併列に一体的に形成
設けることによって、単に熱処理のみならず中間期にお
ける外気冷房等を可能とすることも出来得るのである。
なお上記は天吊形換気ユニットに関する発明であるが、
該構造を利用して床置形換気ユニット等他の熱処理機と
して汎く利用出来得る等至便な発明である。
【図１】 この発明に係る換気ユニットの内部構造を略
解的に示した平面図、
解的に示した平面図、
【図２】 同上、側面図、
【図３】 同上、正面図である。
１ 機体 ２ 全熱交換器 ３ 外気導入室 ４ 排気室 ５ 還気室 ６ 送気室 ７ 外気取入口 ８ 還気口 ９ 排気口 １０ 吹出口 １１ 換気用送風機 １２ 排気用送風機 １３ 熱交換コイル １４ 加湿器 １５ 制御機器 １６ バイバス通路 １７ フィルター １８ 同上 １９ 空気分岐板
Claims (5)
- 【請求項１】 機体１の内部中央に全熱交換器２を設置
し、該全熱交換器の前部に外気導入室３、排気室４を、
また後部に還気室５、送気室６を夫々形成設け、該外気
導入室３及び還気室５を機内の一方側に偏寄して形成設
けると共に前部側の外気導入室３、排気室４を機体前部
に開設せる外気取入口７、排気口９に、還気室５、送気
室６を機体の後部に開設せる還気口８、吹出口１０の各
口部に夫々の送風通路を介して連通し、該外気導入室３
内に還気用送風機１１を、還気室５内に排気用送風機１
２の各送風機を上記、全熱交換器２を軸として対向状に
配置する。更に一方の送気室６、排気室４内の空間部に
熱交換コイル１３、加湿器１４、ドレンパン、制御機器
１５等各機構装置を必要において配置設けたことを特徴
とする空調用天吊形換気ユニット。 - 【請求項２】 請求項１項記載の天吊形換気ユニットに
おいて、機体１の内部中央に全熱交換器２を設置すると
共に該全熱交換器２を軸として前後に一方に偏寄せる還
気用送風機１１及び排気用送風機１２を押し込み式に配
置せしめたことを特徴とする空調用天吊形換気ユニッ
ト。 - 【請求項３】 請求項１項、第２項記載の天吊形換気ユ
ニットにおいて、機体１内の一方に全熱交換器２を軸と
して両側に押し込み式に換気用送風機１１及び排気用送
風機１２を設置すると共に該換気用送風機１１、排気用
送風機１２の夫々送風機の後部にフィルター１７，１８
を脱着自在に嵌装せしめたことを特徴とする空調用天吊
形換気ユニット。 - 【請求項４】 請求項２項記載の天吊形換気ユニットに
おいて、全熱交換器２を軸として押し込み式に配置せる
還気用送風機１１及び排気用送風機１２の夫々の送風吐
出口の前部に適当形状の空気分岐板１９，１９を設置せ
しめたことを特徴とする空調用天吊形換気ユニット。 - 【請求項５】 上記、請求項各項記載の天吊形換気ユニ
ットにおいて、吸、排気室４，５、または機体１の上部
に外気、排気用バイバス通路１６を併列に一体的に形成
設けたことを特徴とする空調用天吊形換気ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059830A JPH0765770B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空調用天吊形換気ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059830A JPH0765770B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空調用天吊形換気ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272891A JPH06272891A (ja) | 1994-09-27 |
| JPH0765770B2 true JPH0765770B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=13124540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059830A Expired - Fee Related JPH0765770B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 空調用天吊形換気ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765770B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3624912B2 (ja) | 2003-06-11 | 2005-03-02 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5059830A patent/JPH0765770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06272891A (ja) | 1994-09-27 |
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