JPH076535B2 - パネルの組付方法 - Google Patents

パネルの組付方法

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JPH076535B2
JPH076535B2 JP30061386A JP30061386A JPH076535B2 JP H076535 B2 JPH076535 B2 JP H076535B2 JP 30061386 A JP30061386 A JP 30061386A JP 30061386 A JP30061386 A JP 30061386A JP H076535 B2 JPH076535 B2 JP H076535B2
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flange
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義雄 竹島
幸司 飛田
寿広 原
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はパネルの組付方法に係り、特にパネルを、所定
の取付部材に対して、接着剤を用いて接合し、それら両
部材の組付けを行なうに際して、接合強度の高い接合部
を得ることのできるパネルの組付方法に関するものであ
る。
(従来技術とその問題点) 従来から、純アルミニウムに対して所定の合金元素を添
加せしめることによって機械的強度の向上が図られたア
ルミニウム合金材は、優れた耐食性、加工性、導電性な
どの特性を有していることから、航空機や車両等の機
器、或いは建築物などの構造材として広く用いられてい
る。
ところで、このようなアルミニウム合金製の構造材をは
じめ、各種の金属や樹脂等からなる構造材、或いはハニ
カムサンドイッチパネル等の、例えばその接合面がアル
ミニウム合金部分とされたパネル形態を呈する中空状の
構造材などのパネル部材を、その端縁部において、所定
の取付部材に対して、接着剤を用いて接合することによ
り、それら両部材の組付けを行なう場合にあっては、通
常、その接着強度の向上を図るべく、取付部材側に所定
間隔を隔てて対向する取付フランジ部を一体的に設け、
該取付フランジ部間に対してパネル部材の端縁部を装入
する、建具の切込・嵌合構造の如き構造が採用されてい
る。
そして、このようなパネル部材と取付部材との組付けに
際しては、該パネル部材の装入部両側面に対して、所定
の接着剤が塗布されて、取付部材におけるフランジ部の
内面が全面に亘って接着面とされることとなるのであ
り、それによって大きな接着面積が有効に確保され得る
ようになっているのである。
ところで、このようなパネルの組付手法にあっては、取
付部材に設けられる取付フランジ部の内側面と、そこに
装入されるパネル部材の外側面との間に、接着剤が介在
せしめられる間隙が必要とされることとなるが、その間
隙が小さ過ぎる場合には、パネル部材の装入に際して、
その外側面に塗布された接着剤が、取付部材の取付フラ
ンジ部外側にはみ出して、その間隙内に充填され得ず、
またそれら両部材間の間隙が大き過ぎる場合には、その
間隙内を、接着剤にて充分に埋めつくすことができず、
その結果接着部位に空隙やブローホール等が発生し、接
合強度の低下が惹起されるといった問題点を有していた
のである。即ち、従来の手法に従う組付けにあっては、
取付部材の取付フランジ部とパネルとの間隙の大きさに
よって、接合部の接合強度にばらつきが発生し、充分な
る接合強度を安定して得ることが困難であったのであ
り、その接合の信頼性が充分ではなかったのである。
また、取付フランジ部が、筒状形態をもって、ほぞ穴の
如く形成されている場合には、その内部に存在する空気
が、パネル部材の装入の際に、両部材間の間隙(接合面
間)を介して外部に逃げることとなるところから、かか
る間隙内の接着剤が外部に押し出されて、その接合部の
間隙内に空気が滞留するために、健全な接合部が得られ
ないといった問題を有していたのである。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その要旨とするところは、前述
の如く、パネルの端部を、取付部材に設けた二つの対向
する取付フランジ部間に装入して、それらフランジ部と
パネルとを接合せしめることにより、該パネルと該取付
部材との組付けを行なうに際して、該パネルの両側にお
いて、該パネルのパネル面と前記フランジ部との間に所
定の間隙がそれぞれ形成されるように、該パネルの端部
に沿って延びる第一及び第二の支持部を、それぞれ該フ
ランジ部の基部及び先端部近傍に位置するようにフラン
ジ部側及び/又はパネル側に一体的に設け、それら支持
部によって該パネルを二つのフランジ部間で挟持せしめ
るようにする一方、該フランジ部を貫通して、それら第
一の支持部と第二の支持部との間の前記間隙に連通する
複数の連通孔を設けて、該連通孔の適数を通じて所定の
接着剤を該間隙内に注入し、充満せしめることにより、
前記パネルとフランジ部との固着を図ったことを特徴と
するパネルの組付方法にある。
(発明の効果) 従って、このような本発明方法によれば、パネルと取付
部材の取付フランジ部との間に、接着剤が充満される所
定厚さの間隙が形成されると共に、該間隙内への接着剤
の供給が、パネルをフランジ部に装入した後、フランジ
部に貫設された連通孔の適数個を介して行なわれること
となる。そして、その間隙内への接着剤の供給に際し
て、該間隙内に存在する空気はフランジ部に設けられた
接着剤の供給に供されていない貫通孔等を介して容易に
外部に放出され得ることとなるところから、その接合部
における空隙やブローホールの発生が有効に防止され得
るのであり、以て高い接着強度を発揮し得る接合部を、
安定して得ることが可能となるのである。
また、パネルとフランジ部との間隙内への接着剤の供給
に際して、その充填状態を、フランジ部に設けられた接
着剤の供給に供されていない貫通孔等を介して容易に確
認することができることから、その作業が容易となり、
作業能率の向上が有効に図られ得るのである。
(実施例) 以下、本発明を、更に具体的に明らかにするために、本
発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図(a)において、10は、アルミニウム合金
製のパネルであり、その端部の接合部分が或る程度の長
さをもって紙面に垂直に延びる平板状形態をもって形成
されている。
また、12は、該パネル10が接合され、組み付けられるア
ルミニウム合金製の取付部材である。
かかる取付部材12には、パネル10が接合される部位にお
いて、二つの対向する板状のフランジ部14、14が、パネ
ル10の肉厚よりも所定寸法大きな間隔を隔てて、該パネ
ル10の接合方向(図中では、紙面に垂直な方向)に沿っ
て平行に立設されている。
そして、それぞれのフランジ部14の対向面16上には、そ
の基部側端部において、第一の支持部18が、またその先
端部近傍において、第二の支持部20が、それぞれ、所定
高さで内方に突出する状態で、該フランジ部14の接合方
向全長に亘って平行に且つ一体的に設けられている。こ
れら第一および第二の支持部18、20の先端面は、それぞ
れ、或る程度の幅をもって平行に対向する挟持面22、24
とされており、それら挟持面22、22間および24、24間の
距離が、パネル10の肉厚と略同一に設定されている。
また、それぞれフランジ部14には、第一の支持部18と第
二の支持部20との間において、該フランジ部14を、その
対向方向に貫通する連通孔26が、接合方向に適当な間隔
を隔てて複数個設けられている。
そして、このような構造とされた取付部材12に対してパ
ネル10を接合し、両部材の組付けを行なう場合にあって
は、先ず、第1図(b)に示されているように、取付部
材12の取付フランジ部14、14間に対して、前記パネル10
が、その接合部分において嵌め込まれることとなる。な
お、かかる嵌め込みに際して、パネル10の接合部分端面
28には、必要に応じて、接着剤が塗布されることとな
る。
すなわち、このようにパネル10が取付部材12のフランジ
部14、14間に装入されることによって、図示されている
如く、該パネル10が、その両側のパネル面30、30におい
て、フランジ部14に設けられた第一および第二の支持部
18、20の挟持面22、24によって挟持される。また、該パ
ネル10の両側のパネル面30とフランジ部14内面との間に
は、第一の支持部18と第二の支持部20との間において、
フランジ部14に設けられた連通孔26を介して外部空間に
連通せしめられる所定厚さの間隙32が、それぞれ、接合
方向の全長に亘って形成される。なお、この間隙32の厚
さ、換言すれば第一および第二の支持部18、20の突出高
さは、パネル10の大きさや肉厚等に応じて決定されるも
のであるが、通常、0.1〜2mm程度に、望ましくは0.3〜
0.8mmに設定されることとなる。けだし、後述するよう
に、該間隙32内に接着剤を注入した際に、0.1mm未満で
は、接着剤の充満が困難であると共に、有効な接着剤が
発揮され難く、一方2mmを越えると、その間隙32内全体
に亘って接着剤を均一に充填することが難しいからであ
る。
そして、次に、上述の如く、パネル10が取付部材12のフ
ランジ部14、14間へ装入された状態下において、第1図
(c)に示されている如く、それら両部材間に形成され
た前記間隙32内に対して、フランジ部14に設けられた貫
通孔26を介して、接着剤34が注入されるのであり、それ
によってそれら両部材が固着されて、組み付けられこと
となる。
ここにおいて、かかる接着剤34の注入は、フランジ部14
に設けられた複数の連通孔26の全てを介して行なうこと
なく、即ちそれらの連通孔26のうち、接着剤34の供給に
供される連通孔26が隣りあって位置しないように選定さ
れた適数個を介して行なわれることとなる。
そして、このように間隙32内への接着剤34の注入が、適
数の貫通孔26を介して行なわれることによって、かかる
接着剤34の注入に伴う該間隙内に存在する空気の排出
が、接着剤34の供給に供されていない貫通孔26、或いは
フランジ部14の接合方向端部開口部を介して、速やかに
且つ良好に為され得ることとなるのである。
なお、ここで用いられる接着剤34としては、エポキシ系
樹脂接着剤やシアノアクリレートなど、公知のアルミニ
ウム合金用接着剤が何れも採用され得るものである。
従って、上述の如き手法に従って、パネル10と取付部材
12との組付けを行なう場合には、それら接合される両部
材間の間隙32内へ、接着剤34が極めて良好に且つ速やか
に注入され、充満されるのであり、間隙32内に存在する
空気の接合部(間隙32)内における滞留が効果的に防止
され得ると共に、かかる間隙32が、適当なのり溜りとし
て機能することから、該間隙32内に充満された接着剤34
による接合力が有効に発揮され得、以て、全長に亘って
均一で且つ高い接合強度と信頼製を有する接合部を安定
して得ることができるのである。
さらに、接着剤34の間隙32内への充填状態を、接着剤34
の注入に供されていない貫通孔26或いはフランジ部14の
接合方向端部開口部を介して、容易に且つ的確に確認す
ることができるのであり、それによって組付工数の低減
および作業能率の向上が有効に図られ得るのである。
因みに、パネル10として、A5052−H18の材質で、厚さ:5
0μm、セルサイズ:3/8″のハニカム構造とされたコア
の両側面に、A5052−H34の材質で、厚さ:1mmの面板を接
着剤にて固着せしめた構造のハニカムサンドイッチパネ
ルを用い、一方取付部材12として、A6N01−T5の材質の
アルミ合金製押出形材を用いて、本実施例に従う手法に
て、エポキシ系接着材を用いて接合試験を行なった。な
お、かかる接合試験に用いられた部材の寸法は、第2図
に示されている(図中、寸法単位はmmである。)。
また、比較例として、第3図に示されているように、同
様なアルミニウム合金製パネル44と取付部材46とを用い
て、それら両部材を従来の手法にて接合した場合につい
ても、同様に試験を行なった。なお、この比較例に用い
られるパネル44、取付部材46および接着剤48の材質とし
ては、上述の本実施例手法に従うものと同一のものを用
いて行なった。また、この比較例としては接合試験に用
いられた部材の寸法は、第3図に示されている。
そして、このように、それぞれ本実施例手法および従来
手法に従って接合を施した後、パネルを取付部材から離
隔せしめる方向(第2図および第3図において左右方
向)に引張った時の強度を測定した結果、本実施例に従
う手法にて接合されたものにあっては、6720kgf/70mmの
接合強度が測定され、また紙面に直角な方向における単
位長さ当りでは96kgf/mmの値が得られ、接合状態が極め
て良好であることが確認された。
一方、従来法にて接合された比較例にあっては、3080kg
f/70mmの接合強度しか得られるず、また紙面に直角な方
向における単位長さ当りでも44kgf/mmしか得られず、接
合不良が大きいことが認められた。
ところで、本発明は、上記の如き形態における実施の他
にも、各種の形態での実施が可能であり、例えば第4図
には、本発明に従う組付手法の他の形態が示されてい
る。なお、この図においては、アルミニウム合金製パネ
ルを取付部材に対して装入せしめた、前記実施例中、第
1図(b)に対応する状態が示されており、その接合工
程は、前記実施例のものと同様であるために、本実施例
においては説明を省略するものとし、また前記実施例と
同様の部材についても、前記実施例と同一の符号を付す
ることにより、その詳細な説明は省略することとなる。
すなわち、本実施例における取付部材12にあっては、そ
のフランジ部14、14間におけるパネル10の接合部分端面
が当接される部位に、パネル10の厚さ方向両側端部が当
接、支持される段付部35、35を備えた凹所36が、接合方
向の全長に亘って形成されている。
そして、取付部材12のフランジ部14、14間にパネル10を
装入せしめることによって、かかる凹所36とパネル10の
接合部分端面28との間において、所定厚さの間隙38が形
成されるようになっている。なお、この間隙38の厚さ、
換言すれば段付部36の高さは、前記パネル10の挟持面2
2、24によってパネル10とフランジ部14との間に形成さ
れる間隙32の厚さに準じて、通常0.1〜2mm程度に設定さ
れる。
また、本実施例にあっては、パネル10を取付部材12のフ
ランジ部14、14間に嵌め込む際に、その接合部端面28に
接着剤が塗布されるのであり、従ってこの間隙38が、パ
ネル10の接合部端面に塗布された接着剤の、のり溜りと
して機能することとなる。そして、それによって本実施
例にあっては、前記実施例における効果に加えて、該パ
ネル10の接合部端面28における取付部材12に対する接着
強度が高められ、以て両部材の接合強度およびその信頼
性がより一層向上せしめられ得ることとなるのである。
さらに、本発明において、取付部材12のフランジ部14内
面に設けられる第一および第二の支持部18、20は、上述
の説明から明らかなように、それら両部材間において所
定厚さの間隙32を形成すると共に、パネル10を取付部材
12にて強固に支持せしめるべく設けられるものであっ
て、それ故、第5図に示されているように、それら第一
および第二の支持部18、20を、パネル10の両側パネル面
30、30上において一体的に設けることも可能であり、そ
れによって前述の如き本発明の効果が、何れも有効に達
成され得るものである。
そして、これら第一および第二の支持部18、20の形成位
置は、前記第一および第二の実施例の如き位置に限定さ
れるものではなく、例えば第6図乃至は第7図に示され
ているように、第二の支持部20を、フランジ部14の先端
部において形成するようにすることも可能である。
なお、第5図乃至第7図においては、前記第一および第
二の実施例と同様の部材に対して、同一の符号を付する
ことにより、その詳細な説明は省略することとする。
以上、本発明の幾つかの実施例について、詳述してきた
が、本発明は、それらの具体例にのみ限定して解釈され
るものではない。
例えば、前記実施例においては、パネル10が、平板形状
の接合部を有していたが、その接合部が屈曲した形状と
されたものについても、本発明は適用され得るものであ
る。尤も、パネル10の接合部が屈曲されている場合に
は、その屈曲形状に応じて、取付部材12のフランジ部14
の対向面も、屈曲した形状をもって形成されることとな
る。
また、前記実施例にあっては、取付部材12に対して、フ
ランジ部14、14間が、接合方向端部において開口された
形状をもって形成されていたが、かかるフランジ部14
が、筒状形態をもって、ほぞ穴の如く形成されている場
合であっても、本発明に従えば、そのようなフランジ部
14内へのパネル部材10の嵌め込みに際して、該フランジ
部14内に存在する空気が、連通孔26を介して、効果的に
排出され得るところから、その接合部において良好なる
接合強度を安定して得ることができるのである。
更にまた、パネル10の接合部端面28側の端縁部、或いは
取付部材12のフランジ部14の先端内側縁部をテーパ状に
成形することは、パネル10のフランジ部14、14間に対す
る嵌め込みを容易とする上において好ましいものであ
る。
また、パネル側または取付部材のフランジ部側に設けら
れる第一の支持部と第二の支持部は、必ずしも互いに平
行である必要はない。
更にまた、前記実施例では、アルミニウム合金製パネル
の端部とアルミニウム合金製の取付部材との組付けに、
本発明を適用した場合の具体例を挙げたが、本発明は、
アルミニウム合金以外の各種の金属や樹脂等からなるパ
ネルと取付部材との組付けに際しても、いずれも、同様
に適用可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者の知識に
基づいて種々なる変更、改良、修正などを加えた態様に
おいて実施され得るものであり、またそのような実施態
様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れ
も、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明に従うパネルの組付方法
の一例を示す工程図であり、第2図はかかる手法にて接
合した場合の接合強度の測定に用いられる試験材の部材
寸法を示す説明図であり、第3図は第2図に示されてい
る如き接合強度の測定に対する比較試験として行なわれ
る、従来手法に従う接合に用いられる試験材の部材寸法
を示す説明図である。また、第4図乃至第7図は、それ
ぞれ、本発明に従うパネルの組付方法の他の実施例を示
す、第1図(c)に対応する一工程図である。 10:パネル、12:取付部材 14:フランジ部、18:第一の支持部 20:第二の支持部、22,24:挟持面 26:貫通孔、30:パネル面 32:間隙、34:接着剤
フロントページの続き (72)発明者 竹島 義雄 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 飛田 幸司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 原 寿広 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 藤瀬 一基 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−112877(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルの端部を、取付部材に設けた二つの
    対向する取付フランジ部間に装入して、それらフランジ
    部とパネルとを接合せしめることにより、該パネルと該
    取付部材との組付けを行なうに際して、 該パネルの両側において、該パネルのパネル面と前記フ
    ランジ部との間に所定の間隙がそれぞれ形成されるよう
    に、該パネルの端部に沿って延びる第一及び第二の支持
    部を、それぞれ該フランジ部の基部及び先端部近傍に位
    置するようにフランジ部側及び/又はパネル側に一体的
    に設け、それら支持部によって該パネルを二つのフラン
    ジ部間で挟持せしめるようにする一方、該フランジ部を
    貫通して、それら第一の支持部と第二の支持部との間の
    前記間隙に連通する複数の連通孔を設けて、該連通孔の
    適数を通じて所定の接着剤を該間隙内に注入し、充満せ
    しめることにより、前記パネルとフランジ部との固着を
    図ったことを特徴とするパネルの組付方法。
JP30061386A 1986-12-17 1986-12-17 パネルの組付方法 Expired - Lifetime JPH076535B2 (ja)

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