JPH0763314B2 - 人参エキス入り茶の製造方法 - Google Patents

人参エキス入り茶の製造方法

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JPH0763314B2
JPH0763314B2 JP61184760A JP18476086A JPH0763314B2 JP H0763314 B2 JPH0763314 B2 JP H0763314B2 JP 61184760 A JP61184760 A JP 61184760A JP 18476086 A JP18476086 A JP 18476086A JP H0763314 B2 JPH0763314 B2 JP H0763314B2
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義隆 三宅
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加茂 恵子
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F3/00Tea; Tea substitutes; Preparations thereof

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人参エキス入り茶の製造方法、特に茶の中でも
鳥龍茶あるいは鉄観音茶を用い、かつ人参として朝鮮人
参を用いると好適な人参エキス入り茶の製造方法に関す
るものである。
[従来の技術] 従来からいわゆる中国茶としては、鉄観音茶、鳥龍茶、
水仙茶等があった。
このような茶に関しては、鳥龍茶の製造方法を例として
説明すると、おおむね次のような方法によって製造して
いた。
まず最初に茶葉を摘む。
この摘んだ茶葉をござの上に載せ、徐々に水分を蒸発さ
せて酵素の活動を盛んにさせるために日向で干す。
その後室内に移し、6〜7時間をかけて撹拌と静置とを
繰り返して半醗酵状態にする。
その後醗酵を止め、青臭さを消し、かつ香りを鳥龍茶特
有の香りにするために、釜炒りを行なう。
その後初もみ、第1次乾燥、再もみ、再度の乾燥を行な
った後、精製仕上げを行ない、取り上げて製品とするも
のである。
この製品の段階で、必要応じて袋詰め等を行なうことと
なる。
また鳥龍茶以外の鉄観音茶、水仙茶等もおおむね同様の
方法よって製造するものである。
このようにして製造された従来の鳥龍茶は、鳥龍茶独特
の味及び香りを備えていると共に、脂落しの効果をも奏
するものであった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこのようにして製造された従来の鳥龍茶
は、飲む時に、舌の両側が若干いがらっぽくなるもので
あった。
そこで本発明は、このような茶に人参とカンゾウとを加
え、人参の摂取効果に併せて、従来の茶が有していたい
がらっぽさを除去すると共に、芳醇な甘さを添加した茶
の効果的な製造方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点を解決するために、本発明は、通常の茶
の製造方法の中の初もみ段階で、茶葉に人参とカンゾウ
の混合液体を添加するものである。
このようにすることによって、人参の摂取効果に併せ
て、カンゾウの甘さによって人参のにがり及び茶のいが
らっぽさを除去するものである。
具体的には以下のような製造方法である。
まず最初に茶葉を摘む。
この摘んだ茶葉をござの上に載せ、徐々に水分を蒸発さ
せて酵素の活動を盛んにさせるために日向で干す。
その後室内に移し、6〜7時間をかけて撹拌と静置とを
繰り返して半醗酵状態にする。
その後醗酵を止め、青臭さを消し、かつ香りを鳥龍茶特
有の香りにするために、釜炒りを行なう。
その後初もみを行なう過程において、茶葉から出る水分
に人参とカンゾウの混合液体を混ぜて、この混合液体を
茶葉しみ込ませる。
このようにして混合液体をしみ込ませた茶葉を、第1次
乾燥、再もみ、再度の乾燥を行なった後、精製仕上げを
行ない、取り上げて製品とするものである。
[実施例] 以下茶として鳥龍茶を用い、かつ人参として朝鮮人参を
用いた本発明に係る人参エキス入り茶の実施例を、製造
順序に従って説明する。
まず最初に、朝鮮人参とカンゾウとの混合液体の製造に
ついて説明する。
朝鮮人参は3Kg用意しておき、これを10倍の水に入れた
後、100℃以上の温度で1時間〜1時間20分程度煮込ん
で、体積を10分の1の液状とする。
この時、朝鮮人参のエキスをより効率的に抽出するため
に、朝鮮人参を細かく切っておくことが望ましい。
一方カンゾウは6Kg用意しておき、匂いの処理が必要た
めに、約130℃の温度であらかじめ30分程度乾燥させ
る。
次いで、朝鮮人参と同様に、10倍の水に入れた後、100
℃以上の温度で1時間〜1時間20分程度煮込んで、体積
を10分の1の液状とする。
その後これらの朝鮮人参の液体と、カンゾウの液体とを
混合して、混合液体を形成する。
このようにして形成した混合液体は、減菌処理を行なう
ために瞬間冷却して、実際の使用時まで冷所に保存して
おく。
次いで人参エキス入り鳥龍茶の製造方法について説明す
る。
前述した朝鮮人参とカンゾウの量に対しては、鳥龍茶を
約100Kgとすると適量である。
まず最初に鳥龍茶の茶葉を摘む。
次いでこのようにして摘いだ茶葉を、布の上に広げて、
日向で20〜30分間干す。
この日向での乾燥によって、茶葉の水分を蒸発させ、酵
素の活動を盛んにさせると共に、タンニンの酸化によっ
て水色を出すために行なうものである。
またこの時に布の上に広げる茶葉の厚さは、太陽光線の
強弱、風の具合等によって加減するものの、茶葉の量が
約4分の1に達するまで行なうものである。また乾燥が
均一に行なわれるように、布の上で約5回程度撹拌する
ものである。
この段階での乾燥についても、後に混合液体を加えて水
分量を増加させることから、通常の乾燥に比べてやや水
分量が少なくなるまで乾燥させるものである。
次いで、日向乾燥させた茶葉を室内に移して、撹拌と静
置とを繰り返す。
この撹拌と静置との繰り返しは、茶葉を半醗酵状態とす
るためのものである。
また時間は、茶葉の緑が紅くなるまでの時間として、約
〜7時間の間行なうものであるが、その時間中約2時間
に1度程度醗酵を均一するために撹拌を行なうものであ
る。
その後必要に応じては、更に醗酵を進めるために、茶葉
を醗酵棚に約2時間程度広げておくことも良い。
このようにしておくと、水分が蒸発して、香気が出てく
る。
次いでこのようにして醗酵状態にした茶葉を、釜炒りさ
せる。
この釜炒りは、茶葉の醗酵を止め、青臭さを消し、かつ
茶葉に鳥龍茶独特の香りを出させるために行なうもので
ある。
またこの釜炒りは、約150℃の温度で5分間程度行なう
ものである。
この釜炒りが終了した後は、茶葉を容器に入れて押し固
め、均一の軟らかさにする。
次いで自動もみ機によって約10分間、初もみを行なう。
この初もみは、円形の台を回転させ、銅のローラで茶葉
をなめすものである。
この茶葉の初もみの際に、前述した混合液体を噴霧器に
よって茶葉にかけるものである。
すると、初もみによってしみ出る茶葉からの水分と、混
合液とが混ざって、結果として朝鮮人参とカンゾウとの
混合液体が茶葉しみ込むこととなる。
他の工程で混合液体を混合させることも可能ではあるも
のの、他の工程で混合すると、朝鮮人参とカンゾウとの
混合液体の水分除去のために、後述する第1次乾燥、再
度の乾燥及び培火等の時間が異なってしまうので、炒り
が深くなってしまったり、水分の除去が完全に行なえな
かったり、更には朝鮮人参とカンゾウとの混合液体が完
全に茶葉に融合しないこととなってしまう。
そこで朝鮮人参とカンゾウとの混合液体の茶葉への混合
は、この初もみ段階で行なうことが望ましい。
次いでこのようにして朝鮮人参とカンゾウとの混合液体
がしみ込んだ茶葉を、第1次乾燥させる。
この第1次乾燥は、半乾燥であり、約100℃の温度で15
分間程度行なうものである。
次いで再もみを行なう。
この再もみは、手もみで5回程度行なうものである。
その後、自動乾燥機によって、再度乾燥させる。
この再度の乾燥は、約100℃の温度で1回り15分間程度
乾燥させた後、更に約120℃の温度で1回り15分間程度
行なうものである。
次いで乾燥後の茶葉を粗精仕上げする。
この粗精仕上げは、茶葉の中から枝抜きを行ない、更に
茶葉の選定を行なった後、培火を行なうものである。
この培火は、茶葉の水分を5%以下とするために、約12
0℃の温度で2時間程度行なった後、更に約130℃の温度
で1時間程度行なうものである。
その後このようにして製造した茶葉を取り上げて製品と
するものである。
製品とする時には、茶葉のままの出荷であるときには適
当な重量に分けて出荷すれば良いが、例えばティーバッ
クとしての出荷であるならば、ティーバックの内部に適
宜重量の茶葉を詰めて出荷するものである。
このようにして製造した人参エキス入り鳥龍茶は、朝鮮
人参の摂取効果に併せて、カンゾウの甘さによって、人
参のにがり及び茶のいがらっぽさを除去が図れるので、
飲んだ後に芳醇な甘さをだすものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る人参エキス入り茶の
製造方法は、炒りが深くなってしまったり、水分の除去
が完全に行なえなかったり、更には朝鮮人参とカンゾウ
との混合液体が完全に茶葉に融合しなくなったりするこ
とがないものである。
更にこのようにして製造された人参エキス入り茶は、従
来の茶に人参とカンゾウを加え、人参の摂取効果に併せ
て、従来の茶が有していたいがらっぽさを除去すると共
に、芳醇な甘さを添加したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水分除去及び醗酵の後、醗酵停止のための
    釜炒りを行ない、その後もみと乾燥とを行なって製品と
    する茶の製造方法において、 初もみの段階で人参とカンゾウとの混合液体を添加する
    ことを特徴とした人参エキス入り茶の製造方法。
JP61184760A 1986-08-06 1986-08-06 人参エキス入り茶の製造方法 Expired - Lifetime JPH0763314B2 (ja)

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KR860010139A KR880002446A (ko) 1986-08-06 1986-11-27 인삼의 엑기스가 함유된 차의 제조방법

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JPS6339547A JPS6339547A (ja) 1988-02-20
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