JPH0762369A - 金属缶の表面処理方法 - Google Patents

金属缶の表面処理方法

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JPH0762369A
JPH0762369A JP21535893A JP21535893A JPH0762369A JP H0762369 A JPH0762369 A JP H0762369A JP 21535893 A JP21535893 A JP 21535893A JP 21535893 A JP21535893 A JP 21535893A JP H0762369 A JPH0762369 A JP H0762369A
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JP
Japan
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metal
surface treatment
water
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quaternary ammonium
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JP21535893A
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Shunichi Endo
俊一 遠藤
Tomoshi Miyamoto
智志 宮本
Yuichi Yoshida
佑一 吉田
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後工程において水洗を行うことができるよう
な耐水性を有する表面処理により、塗膜密着性を損なう
ことなく金属缶に優れたすべり性を付与する。 【構成】 化成処理液を用いて金属缶の表面に化成被膜
を形成した後、化成被膜が形成された金属缶の表面に炭
素数10〜20のアルキル基を1つ以上有する4級アン
モニウム塩を含有する表面処理液を塗布し表面処理する
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属缶の表面にすべり
性を付与することのできる金属缶の表面処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金属缶には、底のある筒状の胴部と天板
からなる2ピース缶と、底のない筒状の胴部、底板及び
天板からなる3ピース缶とがある。これらの金属缶の胴
部は、一般に金属板を用いて形成され、成形後、予備脱
脂、脱脂、水洗、化成、水洗、乾燥、塗装の順で、順次
処理される。成形工程から乾燥工程までは、多数の缶胴
が横に広がって幅の広いラインで高速搬送され処理され
ているが、乾燥工程から塗装工程までの間は、ラインの
幅が狭まり、集まった缶胴が1個ずつ搬送されるように
なる。塗装工程においては、1個ずつ搬送されてきた缶
胴の外表面に順次印刷または塗装が施される。
【0003】上述のようにラインの幅が狭まり、搬送さ
れている缶胴が集まってくると、缶胴同士が互いに接触
または衝突する。特に、アルミニウム缶は、一般に高い
表面粗さを有しており、摩擦係数も高い。従って、非常
に速い速度で搬送されている缶胴が集まってくると移動
性が悪くなり、互いに接触または衝突して、缶胴にへこ
みを生じ破損したり、あるいは搬送装置の外部に飛び出
してしまう場合がある。
【0004】このため、特開昭64−85292号公報
では、エチレンオキサイド付加アルコールリン酸エステ
ル、エチレンオキサイド付加脂肪酸などの水溶性物質を
表面処理剤として用い、これを金属缶の外表面にスプレ
ー等することにより塗布し、外表面の摩擦係数を減少さ
せて、缶の移動性を向上させている。
【0005】また、特開平3−207766号公報及び
特開平4−66671号公報では、スチレン系の樹脂、
オルトリン酸または縮合リン酸と水からなるpH4〜6
の表面処理液を用い、これを塗布して缶胴表面のすべり
性を向上させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
64−85292号公報に開示されている脂肪酸のエチ
レンオキサイド付加物は、水溶性であるため、この表面
処理液を塗布した後に水洗すると外表面の表面処理液が
水洗により除去されてしまう。従って、この表面処理液
は、最終の水洗工程において用いる水に含有させて用い
ている。このため、完全な水洗を行うことができず、缶
胴の底部やフランジ部に水がたまりやすいため表面処理
剤の成分が濃縮して残り、塗膜密着性が低下するという
問題があった。
【0007】また、缶胴を搬送させるためのコンベアに
対しても完全な水洗がなされないため、コンベアに表面
処理剤の成分が付着し、コンベアが汚染されるという問
題も生じた。
【0008】上記公報に開示されているエチレンオキサ
イド付加アルコールリン酸エステルの場合には、水溶性
であるが、金属缶表面の化成被膜に対して吸着性を有す
るため、水洗によっても完全には除去されず、すべり性
を維持するが、塗膜密着性が著しく低いという問題があ
った。
【0009】また、特開平3−20776号公報等に開
示された方法では、樹脂を含む液を塗布するため、従来
の工程とは別に特別な工程が必要となり、製造工程が複
雑化するという問題がある。またアルミニウム缶に対し
ては、塗布後沸水により加熱すると黒色化するという問
題があり、いわゆる沸水黒変性において好ましくないと
いう問題があった。
【0010】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、金属缶の外表面に優れたすべり性を付与する
とともに、水洗してもそのすべり性が低下することな
く、かつ塗膜密着性が低下することのない金属缶の表面
処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の表面処理方法
は、化成処理液を用いて金属缶の表面に化成被膜を形成
する工程と、前記化成被膜を形成した金属缶の表面に炭
素数10〜20のアルキル基を1つ以上有する4級アン
モニウム塩を含有する表面処理液を塗布し表面処理する
工程とを備えることを特徴としている。
【0012】本発明で用いる4級アンモニウム塩は、炭
素数10〜20のアルキル基を少なくとも1つ以上有す
るものであれば特に限定されるものではないが、例えば
次式で示すような化合物を挙げることができる。
【0013】
【化1】
【0014】(ここで、R1 〜R4 は炭素数1〜20の
アルキル基、アルコキシ基、またはベンジル基を示し、
これらのうち少なくとも1つは炭素数10〜20のアル
キル基であり、XはCl、SO4 、NO3 、またはFを
示す。) 本発明で用いられる4級アンモニウム塩は、好ましくは
分子量150〜800程度のものである。
【0015】本発明において用いる表面処理液中の4級
アンモニウム塩の濃度は特に限定されるものではなく、
表面処理液を塗布する方法に応じて、適宜調整されるも
のである。一般的なスプレー法により表面処理液を金属
缶表面に塗布する場合には、4級アンモニウム塩の濃度
は20〜1000ppm程度が好ましい。20ppm未
満では、金属缶の表面に十分な量の4級アンモニウム塩
を吸着させることができない場合がある。また、100
0ppmを超える高濃度の表面処理液を塗布すると、過
剰量の4級アンモニウム塩が吸着されることとなり、水
洗などの際に除去されたり、金属缶の外観及び品質に悪
影響を与える場合がある。4級アンモニウム塩のより好
ましい濃度としては、50〜800ppmであり、さら
に好ましい濃度としては、100〜500ppmであ
る。
【0016】また、本発明においては、必要に応じて表
面処理液に消泡剤を添加してもよい。特に、エチレンオ
キサイドを付加した置換基を有した4級アンモニウム塩
は、発泡の問題を生じ易いので、4級アンモニウム塩に
対し0.5重量%〜3重量%程度の消泡剤を添加しても
よい。このような消泡剤としては、ノニオン系界面活性
剤を挙げることができ、プルロニック型のアルコールエ
チレンオキサイドプロピレンオキサイド付加物、ソルビ
タン脂肪酸エステルなどを挙げることができる。
【0017】本発明において用いられる化成処理液は、
従来から公知の化成処理液を用いることができ、例えば
リン酸塩及び/またはフッ素化合物等の化成被膜を形成
することのできる化成処理液を用いることができる。
【0018】化成処理液の組成としては、少なくとも1
0ppmのリン酸イオン及び/またはフッ素イオンもし
くは錯フッ化物イオンと、少なくとも10ppmの遷移
金属のイオンとを含むことが好ましい。遷移金属イオン
としては、ジルコニウム、チタン、ハフニウム、バナジ
ウム及び/またはセリウムなどを用いることができる。
これらの遷移金属イオンは、金属陽イオン及び錯イオン
として含有されていてもよい。
【0019】化成処理液のリン酸イオン及び/またはフ
ッ素イオンもしくは錯フッ化物イオンの含有量として、
さらに好ましくは10〜1000ppmである。錯フッ
化物イオンとしては、ケイフッ化物イオン、ホウフッ化
物イオンなどを挙げることができる。なお、フッ素イオ
ンと錯フッ化物イオンとは、化成処理液中に併用されて
いてもよい。
【0020】ジルコニウムなどの遷移金属イオンの含有
量としては、さらに好ましくは20〜125ppmであ
る。
【0021】
【発明の作用効果】本発明に従えば、化成被膜が形成さ
れた金属缶の表面に特定の4級アンモニウム塩を含有し
た表面処理液が塗布されることにより、化成被膜に4級
アンモニウム塩が吸着される。
【0022】4級アンモニウム塩は化成被膜に強固に吸
着しているので、表面処理後、水洗しても4級アンモニ
ウム塩が取り除かれることはなく、4級アンモニウム塩
の滑剤としての効果が維持され、水洗後も処理表面はす
べり性を有する。また、水洗のみならず、酸リンス等の
後処理を行ってもすべり性が維持される。
【0023】従って、本発明によれば、水洗によっても
除去されない、優れたすべり性を付与することができ、
金属缶の移動性を向上させることができる。また、金属
缶に印刷・塗布する際には、缶胴の中にマンドレルが入
出されるが、この際にもスムーズにマンドレルを入出さ
せることができ、マンドレルの摩耗を低減することがで
きる。
【0024】さらに、本発明に従い表面処理された金属
缶は、優れた塗膜密着性を有している。本発明に従う表
面処理方法は優れた塗膜密着性を付与する理由について
詳細は明らかではないが、おそらくその上に塗装される
塗膜に対して親和性を有するためと思われる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0026】実施例1 4級アンモニウム塩として、以下に示す牛脂アミンエチ
レンオキサイド付加物ベンジルクロライドを用いた。
【0027】
【化2】
【0028】(ここで、Rは牛脂を示し、n及びmは1
〜2の整数である。) アルミウニム板を成形した金属缶の缶胴に対し、脱脂→
水洗1→化成→表面処理→水洗2→純水洗→乾燥の工程
によりその表面を処理した。
【0029】以下、各工程について説明する。 (脱脂)アルミウニム製缶胴に脱脂剤(商品名サーフク
リーナーNHC−100、日本ペイント社製脱脂用濃厚
液)を水に溶解して3.5重量%の水溶液にしたものを
60℃で2分間スプレーした。
【0030】(水洗1)脱脂処理された缶胴に工業用水
を室温で10秒間スプレーした。 (化成)リン酸塩処理液(商品名アルサーフ4040、
日本ペイント社製、リン酸ジルコニウム系処理剤)を水
に溶解して2.5重量%の水溶液にし、アンモニア水で
pH3.0に調整したものを用い、水洗1で水洗された
缶胴に40℃で20秒間スプレーした。
【0031】(表面処理)上記(化2)の4級アンモニ
ウム塩の1重量%水溶液を、室温で20秒間スプレーし
た。
【0032】(水洗2)化成処理された缶胴に工業用水
を室温で10秒間スプレーした。 (純水洗)水洗2を行った缶胴に、室温で純水を10秒
間スプレーした。
【0033】(乾燥)純水洗を行った缶胴を200℃で
2分間乾燥した。実施例2 表面処理工程において用いる4級アンモニウム塩とし
て、以下に示すラウリルジメチルアミンベンジルクロラ
イドを用いる以外は、実施例1と同様にして金属缶を処
理した。
【0034】
【化3】
【0035】実施例3 表面処理工程において用いる4級アンモニウム塩とし
て、以下に示すラウリルトリメチルアンモニウムクロラ
イドを用いる以外は、実施例1と同様にして金属缶を処
理した。
【0036】
【化4】
【0037】比較例1 実施例1において、表面処理を行わず、化成処理後すぐ
に水洗2の工程を実施する以外は、実施例1と同様にし
て金属缶を処理した。
【0038】比較例2 実施例1の表面処理工程において、4級アンモニウム塩
の代わりにイソステアリン酸エチレンオキサイド付加物
(商品名EthoxMI−14、Ethox社製)の1
重量%水溶液を用いる以外は、実施例1と同様にして金
属缶を処理した。
【0039】比較例3 実施例1の表面処理工程において、4級アンモニウム塩
の代わりにリン酸エステルエチレンオキサイド付加物
(商品名GafacPE510、Phone−Poul
enc/GAF社製)の1重量%水溶液を用いる以外
は、実施例1と同様にして金属缶を処理した。
【0040】以上のようにして得られた実施例1〜3及
び比較例1〜3の金属缶について、摩擦係数、水洗後の
状態及び塗装後密着性について評価した。摩擦係数につ
いては、ヘイドン型摩擦試験機(荷重250g、ローラ
ー固定100mm/分)により測定した。
【0041】塗装後密着性については、エポキシアクリ
ル系塗料をバーコーターにより4μmの厚みとなるよう
に塗布した後、250℃の雰囲気で30秒間乾燥して形
成した塗膜について評価した。1次密着性は、塗装後1
mmの碁盤目試験法により行った。また2次密着性につ
いては、沸騰水中に30分間浸漬させた後のものについ
て、1mm碁盤目試験法により評価した。
【0042】水洗後の状態については、目視により観察
した。測定結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1から明らかなように、本発明に従う実
施例1〜3の金属缶は、低い摩擦係数を示しており、優
れたすべり性を有していることがわかる。また、塗装後
密着性の結果から明らかなように、本発明に従い表面処
理された金属缶は、優れた塗膜密着性を有している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化成処理液を用いて金属缶の表面に化成
    被膜を形成する工程と、 前記化成被膜を形成した金属缶の表面に炭素数10〜2
    0のアルキル基を1つ以上有する4級アンモニウム塩を
    含有する表面処理液を塗布し表面処理する工程とを備え
    る金属缶の表面処理方法。
  2. 【請求項2】 前記化成処理液が、少なくとも10pp
    mのリン酸イオン及び/またはフッ素イオンもしくは錯
    フッ化物イオンと、少なくとも10ppmのジルコニウ
    ム、チタン、ハフニウム、バナジウム及びセリウムから
    なる群より選ばれる1種もしくは2種以上の金属イオン
    とを含むことを特徴とする請求項1に記載の金属缶の表
    面処理方法。
JP21535893A 1993-08-31 1993-08-31 金属缶の表面処理方法 Pending JPH0762369A (ja)

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EP94113518A EP0645473B1 (en) 1993-08-31 1994-08-30 Chemical conversion method and surface treatment method for metal can
DE69406236T DE69406236T2 (de) 1993-08-31 1994-08-30 Chemische Umwandlungsmethode und Oberflächenbehandlungsmethode für Metalldose
US08/444,516 US5685922A (en) 1993-08-31 1995-05-19 Chemical conversion method and surface treatment and method for metal can

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523244A (ja) * 2004-12-09 2008-07-03 ロンザ ア−ゲ− 化成被覆または塗料中の防食添加剤としての第四級アンモニウム塩

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523244A (ja) * 2004-12-09 2008-07-03 ロンザ ア−ゲ− 化成被覆または塗料中の防食添加剤としての第四級アンモニウム塩

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