JPH0762159B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JPH0762159B2
JPH0762159B2 JP2290587A JP29058790A JPH0762159B2 JP H0762159 B2 JPH0762159 B2 JP H0762159B2 JP 2290587 A JP2290587 A JP 2290587A JP 29058790 A JP29058790 A JP 29058790A JP H0762159 B2 JPH0762159 B2 JP H0762159B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術的分野 本発明は、脂肪酸石鹸及び非イオン性界面活性剤より本
質的になる界面活性剤系並びにアルミノケイ酸塩をベー
スとする洗浄ビルダー系を有する、かさ密度との高い、
易流動性の粒状洗剤ベース組成物に関する。単独でまた
は他の洗剤成分と混合して使用され得る本発明の組成物
は、有効な清浄性能と環境的に問題のない成分を組み合
わせ、良好なパウダー特性を有し、且つドラム型の自動
洗濯機に驚くほどに良く計量分配できる。
本発明は、高速混合/造粒機内に於ける噴霧乾燥したベ
ースパウダーの高密度化(densification)による洗剤
ベース組成物の調製にも関する。ボウル型のバッチ式混
合機を使用する1つの態様では、並外れて良好な外観を
有する製品が得られた。
従来技術 1989年12月6日に公開された欧州特許出願公開第344,62
9号(Henkel)では、アルミノケイ酸塩(45〜75重量
%)、脂肪酸石鹸(1〜6重量%)、アクリル酸及び/
またはマレイン酸ポリマー(1〜12重量%)、場合によ
り硫酸ナトリウム及び少量(5重量%まで)の非イオン
性界面活性剤からなる粒状組成物について開示してい
る。この粒状材料(65〜90重量%)は非イオン性界面活
性剤の支持体(10〜35重量%)として使用されても良
い。
欧州特許出願公開第22,671号(Kao)、日本特許出願公
開昭和61年第069,897号(Kao)及び日本特許出願公開昭
和61年第064,798号(Kao)は、高レベルのアニオン性非
石鹸界面活性剤及び比較的低いレベルのアルミノケイ酸
塩ビルダーを含む噴霧乾燥洗剤パウダーの高速混合/造
粒機中に於ける高密度化について開示している。
1989年11月2日に公開された欧州特許出願公開第340,01
3号(Unilever)は、中レベルのアニオン性非石鹸性界
面活性剤及び中レベルのアルミノケイ酸塩ビルダーから
なるかさ密度の高い粒状洗剤組成物、並びに高速混合/
造粒機内において噴霧乾燥ベースパウダーを高密度化に
より調製することについて記載及び特許請求している。
日本特許出願公開昭和62年第086,099号(Nippon Oils&
Fats)では、石鹸40〜55重量%、非イオン性界面活性剤
(例えば7〜15重量%)5〜20重量%及びビルダー25〜
50重量%を一般的に含むかさ密度の高い粒状石鹸ベース
の洗剤組成物について記載している。パウダーは石鹸小
片、非イオン性界面活性剤及びビルダーを分解して、横
型混合/造粒機中で混合するノン−タワー(non-towe
r)方法によって調製される。
発明の定義 本発明は、 (i)本質的に (a)脂肪酸石鹸5〜40重量%、 (b)アルコキシル化非イオン性界面活性剤5〜35重量
% からなる有機界面活性剤系、 (ii)本質的に (c)結晶性またはアモルファスのアルカリ金属アルミ
ノケイ酸塩20〜60重量%(無水物換算)、 (d)有機金属イオン封鎖剤ビルダー2〜15重量%から
なる洗浄ビルダー系、 (iii)場合により炭酸ナトリウム0〜25重量%(但し
脂肪酸石鹸の含有量が6重量%であれば、炭酸ナトリ
ウム2〜25重量%が存在する)、 (iv)場合により他の洗剤成分及び100%になるまでの
水分(総ての百分率は洗剤ベース組成物に基づく) を含む、かさ密度が少なくとも650g/1である粒状洗剤ベ
ース組成物を提供する。
本発明は、さらに、 (1)水性スラリーを噴霧乾燥してベースパウダーを形
成し、次いで (2)噴霧乾燥したベースパウダーを攪拌作用及び切断
作用の両方を有する高速混合/造粒機内で高密度化する 過程を含む前段で定義された洗剤ベース組成物の調製方
法も提供する。
発明の詳細な説明 洗剤ベース組成物 本発明の第一の主題は、脂肪酸石鹸及びアルコキシル化
非イオン性界面活性剤をベースとする界面活性剤系を有
し、比較的高レベルでアルカリ金属アルミノケイ酸塩及
び、有機金属イオン封鎖剤コビルダー(co-builder)で
効果増強した中程度〜高いかさ密度の粒状洗剤ベース組
成物である。
『洗剤ベース組成物』という用語は、そのまま製品洗剤
として使用し得るか、または別個に調製された他成分と
混合してより完全に配合された洗剤組成物を形成し得る
粒子状組成物を表す。洗剤ベース組成物は一般に、実質
的に均一な粒状物質である。
本発明は、特に噴霧乾燥した(次いで密度を高めても高
めなくても良い)洗剤組成物に関する。約650g/lまでの
かさ密度を有する本発明の組成物は、噴霧乾燥するだけ
で成功裏に製造でき、且つこれらは上述の如く高速混合
/造粒機でポスト−タワー(post−tower)処理によっ
てさらに密度を高め得る。
特に噴霧乾燥に関して、『洗剤ベース組成物』という用
語は、噴霧乾燥した一次生成物に、製法的な理由からス
ラリーには添加せずにタワーの後で添加してもよいあら
ゆる『ベース』成分(例えば、非イオン性界面活性剤、
脂肪酸石鹸)を加えたものを示している。
例えば『洗剤ベース組成物の調製方法』で後述するよう
に、ベース組成物の液体または液化性成分(非イオン性
界面活性剤及び脂肪酸としての石鹸)を、スラリーを介
してではなく噴霧(spray−on)によって混入・配合す
ることは本発明の範囲内である。本明細書中で使用され
る『洗剤ベース組成物』という用語はこれらの噴霧され
た成分を含む。
本発明の方法によって調製される噴霧乾燥し高密度化さ
れた粒状組成物に関し、『洗剤ベース組成物』という用
語は、過程(1)によって生成した噴霧乾燥パウダー
に、高密度化過程(2)に先立ってまたはその最中に別
個に導入した全ての『ベース』成分を加えたものを示
す。後添加成分、即ち高密度化後に添加した成分は、洗
剤ベース組成物の一部を形成しない。
本発明によるベース組成物は、全体が環境的に影響のな
い成分から配合され得、有効な清浄性能を示す。本発明
の好ましい組成物は実質的に非石鹸性アニオン性界面活
性剤を含まないが、今日上市されている、スルホン酸塩
または硫酸塩型のアニオン性界面活性剤をベースとする
従来の洗剤パウダーと比較し得る清浄性能を示す。
本発明のベース組成物は、好ましくはリン酸塩ビルダー
を含まない。有効な洗浄力増強が、比較的多量のアルカ
リ金属アルミノケイ酸塩によって得られ、また好都合に
は窒素またはリンを含まない環境的に好ましい材料、特
に非ポリマー性ポリカルボン酸塩など(例えばクエン酸
塩)の金属イオン封鎖剤によって補助されている。
環境土壌に対し難点のあり得る原因であって、実質的に
存在しないのが好ましい成分は、硫酸ナトリウム、蛍光
剤、窒素またはリン含有の金属イオン封鎖剤、並びにア
クリル酸、マレイン酸またはアクリル酸/マレイン酸の
ポリマー類である。本発明のベース組成物は、これらの
成分を包含する必要性なく、非常に許容可能な清浄性能
を提供し得る。
組成物は少なくとも650g/lのかさ密度を有し、所望によ
り700g/l以上、さらには750g/l以上のかさ密度に密集で
き、こような密集度(コンパクト性)はさらに包装用の
必要品を減少させ環境的にも有益である。パウダー特性
(流動性、圧縮性、耐ケーキング性)は組成物を高密度
化しても、しなくとも良好であった。
さらに驚くことには、高密度化しても組成物の性能に不
利な効果は与えず、ドラム型の自動洗濯機の引き出しか
ら組成物を計量分配し得た。この挙動は、スルホン酸塩
または硫酸塩型のアニオン性界面活性剤をベースとした
従来のパウダーとは著しい対照である。一般に従来の配
合物の高密度化したパウダーは計量分配しにくく、その
ためディスペンサーの引き出しを介して計量するのは実
用的ではなく、製造業者は、適量を計る特別な再使用で
きる機器即ち『シャトル』を設置しなくてはならない。
これは消費者にとっても一様に許容できず、一般にプラ
スチック材料が使用されるためゴミ廃棄問題ともなって
いる。
以下にさらに詳細に述べられる特有の方法で製造される
本発明の高密度化した洗剤ベースパウダーは、大きく、
一様な粒径で且つ規制正しい(球状)粒形で、特に好ま
しい外観を与え、且つさらに高密度化後に必要な操作量
(例えば、ふるい分け)を減らすという特徴がある。
脂肪酸石鹸 本発明のベース組成物は、5〜40重量%、好ましくは5
〜30重量%、より好ましくは5〜20重量%及び望ましく
は7〜20重量%の脂肪酸石鹸を含む。石鹸は洗浄力、洗
浄力効果増強及び発泡制御を与える。
一般にベース組成物全体は、鎖長の異なる石鹸、並びに
飽和及び不飽和石鹸からなるプレンドである。本発明の
使用に好適であり市販されている石鹸は、硬化または天
然獣脂、ココヤシ油、菜種油及びこれらの混合物から誘
導されるものを含む。しかしながら、界面活性剤及び
(より少ない量の)ビルダーとして最終ブレンドの効率
を最大にするために、最適の安定性、溶解性及び分散特
性を有しながら、鎖長の分布及び不飽和度の量を操作す
ることも可能である。
石鹸は好都合には、不飽和石鹸を少なくとも40重量%含
み得る。リノール酸塩の材料は臭う傾向があるため、リ
ノール酸塩(不飽和が2個の石鹸)よりもむしろオレイ
ン酸塩(不飽和が1個の石鹸)の形のほうが好ましい。
組成物が低温での洗濯での使用を特に意図するのであれ
ば、石鹸ブレンド物は好都合には、洗濯水中の石鹸の最
適な分散及び洗濯サイクル中での溶解を確実にするため
に、クラフト点が50℃以下及び好ましくは30℃以下のも
のから選択される。
例えば英国特許第2,034,741B号(Unilever)は、(i)
炭素原子14個以下を有する1種以上の飽和または不飽和
脂肪酸5〜60重量%、 (ii)14個より多い炭素原子を有する1種以上の飽和脂
肪酸5〜32重量%、 (iii)炭素原子14個以上を有する1種以上の不飽和脂
肪酸35〜90重量% を含むC12-22の脂肪酸の混合物から誘導されたクラフト
点の低い(25℃以下)石鹸ブレンド物について開示して
いる。
獣脂及びココナッツより誘導された本発明のベース組成
物での使用に好適な石鹸ブレンドの1例は、C12飽和石
鹸14重量%、C18飽和石鹸40重量%及びC18不飽和石鹸
(オレイン酸塩)46重量%を含む。このブレンド物は、
約45℃のクラフト点を有し且つ60℃での洗濯サイクルで
優秀な分散性、溶解性及び洗浄力を示す。特に非常に低
い温度での洗濯に好適なもう1つのブレンドは、高い割
合の短鎖飽和石鹸(39重量%)及び低い割合の長鎖飽和
石鹸(15重量%)を含み、クラフト点は約12℃である。
アルコキシル化非イオン性界面活性剤 本発明のベース組成物は、アルコキシル化非イオン性界
面活性剤を5〜35重量%、好ましくは5〜20重量%及び
より好ましくは5〜15重量%含む。
非イオン性界面活性剤は当業者には公知であり、且つア
ルコール1モル当たりエチレンオキシド平均3〜20モル
でエトキシル化したC12-20の第一及び第二脂肪族アルコ
ールを包含する。本発明のベース組成物での使用に特に
好ましいものは、エトキシル化度の低いもの、例えばア
ルコール1モル当たりエチレンオキシド3〜8モルであ
る。
植物または動物由来の非イオン性界面活性剤、例えば獣
脂アルコール、硬化獣脂アルコール及びココナッツアル
コールなどのエトキシル化生成物は、所望により本発明
のベース組成物に使用され得る。本発明のベース組成物
での使用に好適な非イオン性界面活性剤の1例は、エチ
レンオキシド平均3〜8モル、好ましくは5〜8モルで
エトキシル化されたココナッツアルコールで、場合によ
りエチレンオキシド平均6〜10モルでエトキシル化され
た獣脂または硬化獣脂アルコールとの組み合わせであ
る。
アルカリ金属アルミノケイ酸塩 本発明のベース組成物の主な洗浄ビルダーは、アルカル
金属アルミノケイ酸塩であり、無水物として計算して、
20〜60重量%、好ましくは25〜60重量%、より好ましく
は30〜50重量%が実質的に存在する。
アルカリ金属(好ましくはナトリウム)のアルミノケイ
酸塩ビルダーは、結晶性またはアモルファス若しくはこ
れらの混合物であり得、且つ一般式 0.8−1.5Na2O.Al2O3.0.8−6SiO2. を有する。
これらの材料は、結合水を含み且つ少なくとも約50mg/C
aO/gのカルシウムイオン交換容量を有するように要求さ
れる。好ましいアルミノケイ酸塩は1.5〜3.5SiO2ユニッ
トを含み(上記式中)、且つ約100μm以下、好ましく
は約20μm以下の粒径である。アモルファス及び結晶性
アルミノケイ酸塩の双方は、文献に詳細に記載されてい
るように、ケイ酸ナトリウムとアルミン酸ナトリウムと
の間の反応によって直ちに作成され得る。
結晶性アルミノケイ酸塩(ゼオライト)は本発明の使用
に好ましい。好適な材料は、例えば英国特許第1,473,20
1号(Henkel)及び英国特許第1,429,143号(Procter&G
amble)に記載されている。この型の好ましいアルミノ
ケイ酸ナトリウムは、市販されている公知のゼオライト
A及びX、並びにこれらの混合物である。本発明での使
用には、タイプ4Aのゼオライトが特に好ましい。
1990年8月29日に公開された欧州特許出願公開第384,07
0号(Unilever)に記載及び特許請求された新規なゼオ
ライトPは、本発明のベース組成物にも使用され得る。
有機金属イオン封鎖剤コビルダー アルミノケイ酸塩は、好ましくは窒素またはリンを含有
しない材料で、2〜15重量%、好ましくは5〜10重量%
の量で存在する有機金属イオン封鎖剤コビルダーで補助
される。
有機ビルダーは好ましくは、ポリカルボン酸の水溶性塩
であり、例えばアルカリ金属(好ましくはナトリウム)
オキシジコハク酸塩、酒石酸モノコハク酸塩、酒石酸ジ
コハク酸塩、カルボキシメチルオキシコハク酸塩、ポリ
アセタールカルボン酸塩または最も好ましくはクエン酸
塩である。特に好ましいのは非ポリマー性ポリカルボン
酸の水溶性塩である。クエン酸の水溶性(好ましくはア
ルカリ金属)塩、例えばクエン酸ナトリウムが特に好ま
しい。クエン酸ナトリウムを5〜10重量%の量で使用す
るのが最も好ましい。
ポリマー性ポリカルボン酸塩、特にアクリル酸、マレイ
ン酸及びアクリル酸/マレイン酸ポリマーなどのポリマ
ー性ポリカルボン酸塩も効果的なコビルダーであり、こ
れらを使用することは本発明から除外されることはない
が、先の段階中に挙げられた材料の方が環境上の理由か
らより好ましい。
炭酸ナトリウム 洗濯液をアルカリ性にするために、炭酸ナトリウムが25
重量%までの量、例えば2〜25重量%、好ましくは5〜
15重量%の量で存在するのが好都合である。脂肪酸石鹸
の量が6重量%以下であれば、炭酸ナトリウムが2〜25
重量%存在することは本発明の重要な特徴である。
しかしながら、脂肪酸石鹸を6重量%より多く含み、炭
酸ナトリウムを含まないベース組成物も本発明の範囲内
である。
他の付加成分 金属性洗濯機の部品を腐食から保護し、アルカリ性を増
加及びパウダー構造を提供するために、所望により低濃
度の水溶性アルカリ金属ケイ酸塩、好ましくはケイ酸ナ
トリウム(5重量%以下)を含み得る。好ましくはケイ
酸ナトリウム量は2重量%を超えない。
パウダー構造は、欧州特許第61,259B号(Unilever)に
記載及び請求されているように、コハク酸及び/または
これらの水溶性塩(好ましくはアルカリ金属塩)、より
好ましくはコハク酸ナトリウムを包含することによって
補助され得る。5重量%までの量で十分であり(コハク
酸として計算)、コハク酸として計算して2.5重量%、
またコハク酸ナトリウムとして計算して3.5重量%を超
えないのが好ましい。
本発明のベース組成物は、他の従来の少量成分をも含み
得る。しかしながら前述のように、本発明のベース組成
物は、好ましくは環境上の理由のため疑惑または欠点の
原因であった材料は含まない。
非ベース成分 本発明のベース組成物は、非漂白、非酵素性洗剤組成物
としてそのまま使用するのに好適である。しかしながら
所望により、ベース組成物にさらに成分を混合して有益
な付加性能を提供し得る。
混合され得る成分の例としては、ペルオキシ漂白系、タ
ンパク質分解酵素、脂肪分解酵素、デンプン分解酵素、
織物(fabric)柔軟粒子及び香料が挙げられる。
好適なペルオキシ漂白系は、無機過酸塩例えば過ホウ酸
ナトリウム4水和物、過ホウ酸ナトリウム1水和物また
は過ホウ酸ナトリウムを、漂白剤前駆物質例えばテトラ
アセチルエチレンジアミン(TAED)と組み合わせてな
る。所望により、漂白安定剤(重金属の金属イオン封鎖
剤)が存在しても良いが、先に記載したように、窒素ま
たはリンを含む金属イオン封鎖剤の使用は避けるほうが
好ましい。ペルオキシ漂白系は好適には、5〜30重量
%、好ましくは5〜15重量%の量で存在する。
好ましい織物柔軟粒子は、欧州特許出願公開第287,343
号及び欧州特許出願公開第287,344号(Unilever)に記
載及び特許請求されているようにクレイ及び非イオン性
界面活性剤重量比2:3〜20:1からなる。これらは好適に
は、最終組成物のクレイの量が1.5〜35重量%、好まし
くは4〜15重量%の範囲内で存在するが、これはクレイ
と特異的に会合した非イオン性界面活性剤は、既に詳細
に述べた非イオン性界面活性剤の全量の範囲内であるた
めである。
洗剤ベース組成物の調製 先に記載したように、本発明の繊維ベース組成物は任意
の好適な方法にて調製され得るが、噴霧乾燥を伴う製法
が特に重要である。かさ密度が下限値例えば約650g/l付
近の組成物において、噴霧乾燥は後処理なしに利用され
得る。
しかしながら、本発明のベース組成物の調製に好ましい
方法は、2つの主要ステップからなる。即ち、水性スラ
リーを噴霧乾燥し従来のかさ密度のパウダーを生産し、
次いで高速混合/造粒機中で高密度化する。
石鹸、アルミノケイ酸塩、有機ビルダー、及び(存在す
るならば)炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム及びコハ
ク酸ナトリウムは、すべてスラリーを介してベース組成
物中に取り込まれるのに好適であるが、これらの材料が
工程の後の段階で、即ち高密度化前またはその最中に部
分的に取り込まれるのが望ましいこともある。結合剤ま
たは造粒助剤として作用可能とさせるために、高密度化
時に液体または液化性成分を添加するのが効果的であ
る。
非イオン性界面活性剤は、スラリー中に混入及び/また
は工程の終わりの方の段階で添加可能であり、例えば高
密度化前またはその最中に噴霧される。一般に比較的エ
トキシ化度が低い非イオン性界面活性剤はスラリー中に
混入させないが、スラリー中に低レベルの非イオン性界
面活性剤を混入させると処理を助ける。
同様に、所望により高密度化前またはその最中に、石鹸
は対応する脂肪酸を噴霧することによって全体としてま
たは部分的に取り込まれ得る。
処理を簡易化するには、高密度化時にアルミノケイ酸塩
の一部及び/または存在するならば炭酸ナトリウムを添
加すること、または高密度化後にさらに追加のアルミノ
ケイ酸塩、炭酸ナトリウムまたは他の無機の固体を後添
加することも望ましい。
高速混合/造粒機 ベースパウダーの高密度化は、攪拌作用及び切断作用の
両方を有する高速混合/造粒機によって行うのが好まし
い。攪拌機及び切断機が互いに独立して且つ別個に種々
の速度で作動し得るのが好ましい。このような混合機は
切断作用と共に高エネルギーの攪拌入力を組み合わせら
れるが、操作中、切断機ありまたはなしでゆっくり攪拌
することもできる。これらは装置の高度に融通性のある
部品である。
ボウル型のバッチ式混合機 本発明の方法の第一の好ましい態様によると、高速混合
/造粒機は、より好ましくは実質的に垂直回転軸を有す
るボウル型のバッチ式混合機である。特に日本のFukae
Powtech Kogyo Co.製のFukae(商標)FS−Gシリーズの
混合機が好ましく、この装置は上部出入口を介して入れ
やすい実質的にボウル型の容器の形をしていて、その底
の近くには実質的に垂直な軸を有する攪拌機が備わって
いて、側壁には切断機が位置している。攪拌機及び切断
機は互いに独立して且つ別個に種々の速度にて操作し得
る。
本発明の方法での使用に好適であると解った他の同様の
混合機は、ドイツのDierks & ShneのDiosna(商標)
Vシリーズ及び英国のT K Fielder Ltd.のPharma Matri
x(商標)である。本発明の方法での使用に好適である
と思われる他の同様の混合機は、日本のFuji Ssngyo C
o.のFuji(商標)VG−Cシリーズ及びイタリアZanchett
a & Co srlのRoto(商標)である。
本発明のバッチ式方式での使用に好適であると解った他
の混合機は、スコットランドのMorton Machine Co.Ltd
のLdige(商標)FMシリーズのバッチ式混合機であ
る。これは攪拌機が水平軸を有している点で上記の混合
機とは異なっている。
好ましいFukae型の混合機を再度参照すると、高密度化
は一般に攪拌機及び切断機を使用し比較的高速で混合機
を作動することによって実施する。比較的に短い滞留時
間(例えば35kgバッチ当たり5〜8分)が一般的に十分
である。最終かさ密度は滞留時間の選択によって制御さ
れ得、且つかさ密度が少なくとも750g/l、好ましくは少
なくとも800g/lに上がれば、得られた粒子のパウダー特
性(流れ、圧縮性、耐ケーキング性)が最適であること
が知見された。
この方法は、非常に一様な粒径の密な粒状生成物で且つ
非常に規則正しく、一般に並外れて外観が良い球状の粒
子を製造する。一般に平均粒径は、700〜800μmの範囲
内であり、値は通常は約2.5であって、特大の(>100
0μm)材料が約12〜15重量%であり、より重要なこと
には、『細かい(fines)』材料(<180μm)は非常に
低レベル(通常約2〜3重量%)である。粒子の多孔度
は一般に0.25未満であり、好ましくは0.20未満である。
少量の液体結合剤が、高密度化過程の最中に存在するこ
とが必要とされる。この目的のために水分が添加され得
るか、または前述のように、非イオン性界面活性剤及び
/または石鹸(脂肪酸として)の一部が、スラリーには
添加されずにこの過程で取り込まれる。結合剤は混合機
が作動している間に噴霧され得る。所望により、混合機
は結合剤が添加される間は比較的遅い速度でまず操作さ
れ得、その後混合機の速度を増加させて高密度化を実施
する。
この型の方法で最適の造粒温度は、配合物に依存するよ
うである。上述の欧州特許出願公開第340,013号(Unile
ver)によると、高密度化方法は好適には周囲温度より
幾分高い、好ましくは30℃以上、より好ましくは30〜45
℃の制御された温度で実行される。しかしながら、本発
明が関係する配合物の型については、造粒温度が30℃を
超えない時に最良の結果が得られるようであり、約25℃
の温度が特に好ましいようである。高温では粒径の広い
分布が得られ、ふるい分けによって特大の粒子と『細か
い材料』を除去することが必要である。
一般に比較的高レベルのアルミノケイ酸塩を含み且つア
ニオン性界面活性剤を含まないこの型の配合物について
は、上述の日本特許出願公開昭和61年第069,897号(Ka
o)で定義されたように『表面特性の促進助剤』が高密
度化の最中に存在する必要はないことが知見されたが、
このような材料は本発明の範囲から除外されない。
継続式混合機 本発明の第二の好ましい方法によると、高密度化は、好
ましくは実質的に水平攪拌軸を有する継続式高速混合/
造粒機によって実施される。
この型の好ましい混合機は、Ldige(商標)CB 30ま
たはCB 100循環機である。この混合機は本質的に何枚か
の異なる型の刃を有する中央回転シャフト(攪拌軸)の
付いた大きな静止したへこみ状のシリンダーからなる。
これは望ましい粒径及び高密度化度に依存して100〜250
0rpmで回転できる。シャフトの刃はこの過程で混合され
る任意の液体と固体を十分に混合できる。平均滞留時間
は、シャフトの回転速度、出口開口部での刃及び堰の位
置に依存するが、一般に比較的短い、5〜30秒の滞留時
間が好適である。
この一般的な型の高速混合/造粒機のもう1つの例は、
Shugi(商標)造粒機及びDaris(商標)K−TPP 80混合
機である。
好ましいLdige循環機での処理で最大効果を得るため
には、微粒子の出発材料(予め高密度化した洗剤ベース
組成物)を好ましくは変形可能な状態にするかまたはこ
の状態で保持する。例えば45℃またはそれ以上の温度で
操作することによって種々の方法で誘導できる。しかし
ながら、水分または非イオン性界面活性剤などの液体成
分が微粒子状の出発物質に添加される時には、例えば35
℃以上の温度などの低い温度が使用され得る。
微粒子の出発物質を変形可能な状態に確保する1つの簡
単な方法は、タワーからの噴霧乾燥ベースパウダーを
45℃の温度で直接高速混合/造粒機中に供給することで
ある。プラントのレイアウトが以上の条件を満たさない
ならば、パウダーは例えば空中補給路中でまず冷却され
得、次いで高速混合/造粒機に転送後に再加熱され得
る。
次の処理及び使用では、Ldige循環機から発生した高
密度化洗剤ベース組成物は、もはや変形可能な状態にあ
ってはならない。従って高密度化過程は次いで乾燥及び
/または冷却過程に続くのが好ましい。これは流動床
(乾燥)または空中補給路(冷却)を使用する任意の好
適な方法にても実行され得る。
短い滞留時間の観点からみると、Ldige循環機を使用
して達成され得る高密度化の量は、一般に前述したバッ
チ式方法を使用して達成できる量よりも少ない。しかし
ながら、かさ密度650〜700g/lが直ちに得られた。
継続操作する時には、高密度化した組成物をさらに製造
過程にかけることが望ましい。中速での混合/造粒機で
の処理は好適には、1〜10分、好ましくは2〜5分の滞
留時間である。最初の高密度化過程に関しては、組成物
は変形可能な状態にあるべきで、従って任意の乾燥及び
/または冷却過程もこの過程の後に実施すべきである。
この過程はLdige Ploughshareとしても知られる、L
dige KM 300混合機で実施され得る。この装置は本質
的に、種々の鋤型の刃が据えられた、中心回転シャフト
(攪拌軸)を有するへこんだ静止したシリンダーからな
っている。シャフト40〜160rpmの速度で回転でき、場合
により余分な集塊化(アグロメレーション)を避けるた
めに1種以上の高速切断機が使用されても良い。
この過程に好適なもう1つの混合機は、Drais K−T 160
である。
この組み合わせ方法を使用して、960g/lという高いかさ
密度が達成できた。
高速混合/造粒機及び中速混合/造粒機の継続的使用に
続いて、乾燥及び/または冷却過程からなる、かさ密度
の高い洗剤パウダーの継続式調製方法は、1990年5月9
日に公開さた欧州特許出願公開第367,339号(Unileve
r)中に記載及び請求されている。
所望により、1990年10月3日に公開された欧州特許出願
公開第390,251号(Unilever)中に記載されているよう
に、ナトリウムアルミノケイ酸塩などの細かいパウダー
化した固体を少量、中速混合/造粒機及び/または高速
混合/造粒機中に添加しても良い。
パウダー特性及び計量分配 本発明の方法は一般に、優秀な流動性を有する高密度化
した洗剤ベース組成物を生産する。
バッチ式方法での生成物では、動的流量は一般に120ml/
sを超え、圧縮度は15%v/v未満である。驚くことに、バ
ッチ式高密度化方法は一般に、パウダー特性を改良す
る。
高速混合/造粒機(Ldige循環機)のみを使用した継
続式方法では、動的流量は100ml/sまたはそれ以上で、
圧縮度は15%v/v未満である生成物を与える。
バッチ式及び継続式方法の両方での生成物は、ドラム型
の自動洗濯機で迅速且つ効率良く計量分配でき、一般に
以下に記載する試験で2重量%またはそれ未満の残渣し
か残さなかった。
ドラム型の正面充填式自動洗濯機での本発明の組成物の
計量分配特性は、100gのパウダー量を使用し、流圧0.5
バール、10℃または20℃で5lの水を1分で満たして、Ph
ilips(商標)AWB 126/7洗濯機を使用した標準試験によ
って測定した。1分後にディスペンサー中に残存したパ
ウダーを除去し、100℃で12時間乾燥後に計量した。こ
の重量はgで表示し、洗濯機内に計量分配されなかった
パウダーの重量%(残渣)で表した。少なくとも4回の
測定の平均を最終結果とした。本試験は、低い注入口水
温度及び流量並びに、特に多くの残渣及び詰まり物にさ
らされやすい引き出し型ディスペンサーの付いた機械を
使用した厳しい試験であると評価できる。
実施例 本発明は以下の非制限的な実施例によって詳細に説明さ
れ得る。
実施例1、比較例A及びB 粒状洗剤ベース組成物を、以下の配合物より調製した。
使用した石鹸ブレンドは、ラウリン酸14重量%、ステア
リン酸40重量%及びオレイン酸46重量%からなる脂肪酸
の混合物のナトリウム塩であった。
獣脂アルコール8E0、石鹸(脂肪酸として)、ゼオライ
ト、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、コハク酸ナ
トリウム(コハク酸として)及びケイ酸ナトリウムを水
でスラリー化し、次いで噴霧乾燥し、ゼオライトの水和
水を含む水分量約18重量%のパウダーを作成した。これ
は約7重量%の遊離水分量であった。ココナッツアルコ
ール6.5E0を次いで噴霧した。かさ密度は約300〜550g/l
であった。
このパウダーの50kgのバッチを、次いでFukae FS-100高
速混合/造粒機で高密度化した。攪拌速度130rpm、切断
速度は2000rpm、滞留時間は10分であった。得られた高
密度化粒子は約830g/lのかさ密度であった。この粒子は
自由流動性でケーク傾向は見られなかった。非常に狭い
粒径分布の比較的大きな実質的に粒状の粒子からなる、
非常に良好な外観の粒子であった。
後添加の成分は以下のようであった。
(最終)% 酵素(savinase)粒子 1.00 香料 0.22 100.00 酵素粒子を高密度化粒子と混合し、香料を次いで噴霧し
て酵素性洗剤組成物(組成物1)が得られた。
比較用に(比較組成物A)、同一の後添加成分をベース
パウダーの未高密度化サンプルと同一割合で混合した。
2つの組成物のパウダー特性並びに英国で入手可能な非
石鹸性のアニオン性界面活性剤9重量%、非イオン性界
面活性剤8重量%、石鹸0.5重量%、ゼオライト18.5重
量%を含むかさ密度の高い洗剤パウダーのサンプル(比
較組成物B)のパウダー特性は、以下の通りであった。
ディスペンサー残渣(7回の各平均)は以下のようであ
った。
実施例2 実施例1で与えられた配合物の高密度化ベースパウダー
を、高密度化に先立ってパウダー上にココナッツアルコ
ール6.5E0を噴霧するよりもむしろ、高密度化の最中にF
ukae混合機中で噴霧する、少々異なる方法を使用して調
製した。非常に良好な外観の同様の生成物が得られた。
高密度化ベースパウダーは以下の特性を有していた。
かさ密度(g/l) 810 動的流量(ml/s) 148 細かい材料(重量%<180μm) 2.5 圧縮度(%v/v) 13 ディスペンサー残渣 (重量%)(20℃) <1 実施例3〜7 ベースパウダーを調製し、表1に示されているように配
合物に作成し、次いで実施例1の記載のようにFukae混
合機を使用して高密度化した。
パウダー特性は表2に示した通りであった。総ての高密
度化したパウダーは非常に外観が良好であった。
実施例8、比較例C 噴霧乾燥したパウダーを調製し以下の配合物を作成し
た。
噴霧乾燥したパウダーを、詳細は前述したLdige循環
機CB 30継続式高速混合/造粒機中に直接入れた。混合
機の速度は180rpm、混合機チップ速度は8〜30m/s、滞
留速度は1〜2分で処理時間は0.9t/時であった。循環
機中で、以下の成分を添加した。
非イオン性界面活性剤: ココナッツアルコール6.5E0 5.00 5.30 94.51 100.00 冷却/乾燥過程を次いで流動床で実施した。
Ldige循環機(実施例8a)、流動床(実施例8b)及び
高密度化に先立つ噴霧乾燥パウダーのサンプル(比較例
C)で得られた高密度化ベースパウダーの特性は以下の
様であった。
最後に、後添加成分を添加し以下のように実施例8の高
密度化ベース組成物を作成した。
酵素 0.50 香料 0.30 95.31 最終生成物の特性は以下の通りであった。
かさ密度(g/l) 680 平均粒径(μm) 690 動的流利用(ml/s) 84 ディスペンサー残渣 (10℃、20℃) 0 実施例9〜12 実施例1で与えられた配合物のベースパウダーを前述し
たようにLdige循環機を使用して継続的に高密度化
し、次いで循環機から出た高密度化生成物を異なる4つ
の時間でサンプル化した。
サンプル(サンプリングの時間順に挙げた)は以下のか
さ密度を有し、10℃で以下のディスペンサー残渣であっ
た。
実施例13 この実施例は、本発明による軽質漂白酵素性洗剤組成物
について記載している。
実施例1の洗剤ベース組成物を実施例で記載されたよう
にFukae混合機で高密度化した。
以下の後添加成分を添加した。
(最終)% 酵素(Maxatase)粒子 0.40 香料 0.28 過ホウ酸ナトリウム1水和物 6.00 TAED粒子 3.00 100.00 過ホウ酸ナトリウム1水和物、TAED粒子及び酵素粒子を
高密度化した粒子と混合し、香料を噴霧してかさ密度の
高い酵素性漂白洗剤組成物が得られた。
最終生成物のパウダー特性は以下の通りであった。
かさ密度(g/l) 780〜800 動的流速(ml/s) 140 圧縮度(%v/v) 5 ディスペンサー残渣(重量%)(20℃) <1 実施例14 実施例13と同様だが、強力な洗濯ものへの使用を意図し
た同様の組成物を以下のように配合した。
(最終)% 実施例1の高密度化ベースパウダー 81.12 酵素粒子 0.60 香料 0.28 過ホウ酸ナトリウム1水和物 13.00 TAED粒子 5.00 100.00 実施例15、比較例D、E及びF 本実施例の組成物は、非イオン性界面活性剤(3E0)を
吸収担持したクレイの織物柔軟粒子を含んでいた。
後添加 %(最終) 重炭酸ナトリウム 1.28 過ホウ酸ナトリウム1水和物 12.00 TAED 5.00 酵素(Savinase6.0T) 0.80 クレイ/非イオン性界面活性剤 11.20 100.00 標準的な汚れの付いた種々の試験用布を、60℃における
機械洗浄で実施例15の生成物の洗浄力を、アニオン性非
石鹸性界面活性剤を含む3つの製品(比較例D、E及び
F)と比較した。3つの比較製品の配合は以下の通りで
ある。
460nmで反射率の増加を示す、本結果は以下の通りであ
った(C=綿、P/C=ポリエステル/綿)。
60℃洗浄での汚れ除去結果(汚れ除去百分率)は、以下
の通りであった。
実施例15の生成物が一般的に少なくとも比較生成物と同
様に働いたことは明らかである。
実施例16〜21 表3には、ICI社のSynperonic(商標)シリーズなどの
異なる非イオン性界面活性剤を含む、本発明によるその
他の配合物を示した。量は重量部で表されている。
実施例22〜27 表4には、実施例16〜21と同様ではあるが、クエン酸ナ
トリウムの代わりにアクリル酸/マレイン酸コポリマー
(BASFのSokalan(商標)CP5)を含む、本発明によるそ
の他の配合物を示した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:72 3:12 3:10 3:20) (56)参考文献 特開 昭64−20297(JP,A) 特開 昭63−154799(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)本質的に (a)脂肪酸石鹸5〜40重量%、 (b)アルコキシル化非イオン性界面活性剤5〜35重量
    % からなる有機界面活性剤系 (ii)本質的に (c)結晶性またはアモルファスのアルカリ金属アルミ
    ノケイ酸塩20〜60重量%(無水物基準)、 (d)有機金属イオン封鎖剤ビルダー2〜15重量% からなる洗浄ビルダー系 (iii)場合により炭酸ナトリウム0〜25重量%(但し
    脂肪酸石鹸の含有量が≦6重量%であれば、炭酸ナトリ
    ウム2〜25重量%が存在する)、 (iv)100%になるまでの、場合により他の洗剤成分及
    び水分 (総ての百分率は洗剤ベース組成物に基づく) を含み、実質的にアニオン性非石鹸性界面活性剤を含ま
    ないかさ密度が少なくとも650g/1である粒状洗剤ベース
    組成物。
  2. 【請求項2】脂肪酸石鹸(a)が飽和及び不飽和石鹸の
    混合物を含む請求項1に記載の洗剤ベース組成物。
  3. 【請求項3】脂肪酸石鹸が30℃以下のクラフト点を有す
    る請求項2に記載の洗剤ベース組成物。
  4. 【請求項4】有機金属イオン封鎖剤ビルダーがクエン酸
    の水溶性塩である請求項1に記載の洗剤ベース組成物。
  5. 【請求項5】本質的に (a)脂肪酸石鹸5〜20重量%、 (b)アルコキシル化非イオン性界面活性剤5〜20重量
    %、 (c)結晶性またはアモルファスのアルカリ金属アルミ
    ノケイ酸塩25〜60重量%(無水物基準)、 (d)有機金属イオン封鎖剤ビルダー2〜15重量%、 (e)炭酸ナトリウム5〜15重量%、 (f)場合により、ケイ酸ナトリウム0〜5重量%、 (g)場合により、コハク酸ナトリウム0〜5重量%、 場合により他の洗剤成分及び水分を100%まで(総ての
    百分率は洗剤ベース組成物に基づく)、 からなり、実質的にアニオン性非石鹸性界面活性剤を含
    まないかさ密度が少なくとも750g/lである粒状洗剤ベー
    ス組成物。
  6. 【請求項6】ペルオキシ漂白系、タンパク質分解酵素、
    脂肪分解酵素、デンプン分解酵素、織物柔軟粒及び香料
    からなる群から選択される1種以上の追加の洗剤成分と
    の混合形態の、請求項1に記載の粒状洗剤ベース組成物
    を含む粒状洗剤組成物。
  7. 【請求項7】(1)水性スラリーを噴霧乾燥してベース
    パウダーを形成し、次いで (2)噴霧乾燥したベースパウダーを攪拌作用及び切断
    作用の両方を有する高速混合/造粒機内で高密度化する
    過程を含む請求項1に記載の粒状洗剤ベース組成物の調
    製方法。
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