JPH076207Y2 - バケット制御装置 - Google Patents

バケット制御装置

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JPH076207Y2
JPH076207Y2 JP10989690U JP10989690U JPH076207Y2 JP H076207 Y2 JPH076207 Y2 JP H076207Y2 JP 10989690 U JP10989690 U JP 10989690U JP 10989690 U JP10989690 U JP 10989690U JP H076207 Y2 JPH076207 Y2 JP H076207Y2
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Japan
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bucket
detent
switch
dump
tilt
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JP10989690U
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JPH0465847U (ja
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正久 河村
則道 北川
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、建設機械の土砂運搬等に用いられるバケット
をチルト状態やダンプ状態から回動操作してバケットが
水平位置になった時に自動的に回動停止するオートレベ
ラー装置に関する。
(ロ)従来技術 従来から、バケット式作業者のバケットオートレベラー
装置に関する技術は公知とされているのである。例えば
特開昭57−178038号公報に記載の技術の如くである。
(ハ)考案が解決すべき課題 しかし、該バケット操作検出スイッチは、操作レバー本
体により、ON・OFFされるようにその近傍に取付られて
おり、ソレノイド式デテント機構は切換バルブのスプー
ルの一端側に、それぞれ別の箇所に構成されていたので
ある。故に、オートレベラー装置をオプションとして付
設する場合の作業が面倒だったのである。
本考案はバケットをダンプ状態からチルト状態へ、或い
はチルト状態からダンプ状態へ操作すべく操作レバーが
操作された場合には、その切換位置を保持し、バケット
が水平位置に達した時点で、その保持を解除すべく設け
たオートレベラー装置において、操作レバー側に取り付
けるバケット操作検出スイッチと、前記の保持を司るソ
レノイド式デテント機構を切換バルブ側へオプションに
より装着し易い構成としたものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
バケットシリンダ19に圧油を供給して、バケット18を回
動操作する為の切換バルブVにおいて、ソレノイド式デ
テント機構を付設したデテント軸51とバケット操作検出
スイッチを付設した操作カム軸1とを並設し、これを該
切換バルブVのスプール2の一端に螺着固定したもので
ある。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図は本考案のバケット制御装置を示す電気・油圧回
路図、第2図はデテントソレノイド4とスプール2と操
作カム軸1の部分の側面断面図、第3図は操作カム軸1
とカムフォロワー9の部分を取出した状態の図面、第4
図はチルト操作スイッチ10aとダンプ操作スイッチ10bの
他の実施例を示す図面、第5図は第4図の実施例の操作
カム軸1とカムフォロワー9の部分の断面図、第6図
は、オートレベラー装置を装着しない場合のスプール2
の端部を示す図面である。
第1図・第2図・第3図において示す実施例を説明す
る。
バケット作業車は前端にリフトアーム24をリフトシリン
ダ23の伸縮により上下可能に構成している。該リフトア
ーム24の先端にバケット18を枢支しており、該バケット
18の姿勢をダンプ状態とチルト状態に切り換えるバケッ
トシリンダ19が機体とバケット操作アーム22の間に介装
されている。該バケット操作アーム22はリフトアーム24
の中途部に枢支されており、該バケット操作アーム22の
上端は前記バケットシリンダ19に枢支されており、下端
はバケット18との間のリンクが枢支されている。
該構成によりバケットシリンダ19内のバケットピストン
21を摺動することにより、バケット操作アーム22を介し
てバケット18が上下に回動するのである。
該バケットピストン21にカムバー20が固設されており、
該カムバー20の移動により、バケット18がダンプ状態で
あるか、チルト状態であるかを検出するダンプ状態スイ
ッチ25とチルト状態スイッチ26が機体に取付けられてい
る。
該カムバー20は前後に移動するがダンプ状態スイッチ25
とチルト状態スイッチ26は固定であるので、カムバー20
の摺動と共に、ダンプ状態スイッチ25かチルト状態スイ
ッチ26かのどちらかがONまたはOFFとなるのである。
どちらもOFFの場合は水平状態である。
バケットシリンダ19が伸長し、チルト状態スイッチ26が
ONとなった状態では、バケット18が上向きとなったチル
ト状態であり、バケットシリンダ19が縮小して、ダンプ
状態スイッチ25がONとなった場合には、バケット18が下
向きとなったダンプ状態である。
また切換バルブVはバルブケース3とスプール2により
構成されており、該バルブケース3からスプール2が突
出した部分にデテント溝6・7を設けたデテント軸51が
設けられており、該デテント軸51の他端に操作カム軸1
が連設されている。該デテント軸51にデテントケース16
が嵌装されている。デテントケース16の側方開口部にデ
テントソレノイド4が設置されていて、該デテントソレ
ノイド4の励磁によって突出作動する押圧杆4aがデテン
ト軸51と直交する方向でデテントケース16内に収納され
ている。押圧杆4aの先端とデテント軸51との間にはデテ
ント溝6・7へ嵌め込み可能なデテントボール5が介装
されている。以上が本考案のソレノイド式デテント機構
の構成である また、押圧杆4aの中途部には、固定したバネ止め12aと
摺動可能なバネ受け12bとが設けられていて、両者間
に、前記デテントソレノイド4の励磁力を補助する為
の、付勢バネ28を介装している。バネ受け12bの背部
は、デテントケース16に螺装したカムボルト8にて止め
ている。カムボルト8の突出度合を調整してバネ受け12
bの進退量つまり付勢バネ28の付勢力を変えて押圧杆4a
に作用する補助力を調整できるようにしているのであ
る。また、操作カム軸1に操作カム軸ケース50が被覆さ
れている。
そして操作カム軸ケース50にバケット操作検出スイッチ
10が付設されており、該バケット操作検出スイッチ10か
ら突出した部分にカムフォロワー9が付設されており、
該カムフォロワー9は操作カム軸1に形成したカムの大
径部1aと中径部1bと小径部1cの部分に接当する。
第4図・第5図の実施例においては、バケット操作検出
スイッチ10がチルト操作スイッチ10aとダンプ操作スイ
ッチ10bの別々に構成されており、カムフォロワーも9a
と9bの2個が設けられている。
該スプール2はバルブケース3の内部で摺動するが、該
スプール2を操作するのが、バケット操作レバー27であ
り、該バケット操作レバー27はオペレーターが操作する
ものである。
前記ダンプ状態スイッチ25とチルト状態スイッチ26は、
第1図下方の電気回路図において図示する如く、デテン
トソレノイド4とチルト操作スイッチ10aとダンプ操作
スイッチ10bの回路に介装されている。そして、チルト
操作スイッチ10aとダンプ状態スイッチ25が直列に配置
され、ダンプ操作スイッチ10bとチルト状態スイッチ26
が直列に配置され、両直列の回路が並列に配置されて、
該並列の回路とデテントソレノイドが直列に介装されて
いる。
第1図・第2図に示す実施例と、第3図・第4図に示す
実施例との相違点は、カムフォロワー9と操作カム軸1
のカムの形状である。
第1図・第2図の実施例においては、カムフォロワー9
は1個であり、チルト操作スイッチ10aとダンプ操作ス
イッチ10bを構成するスイッチの内部に、接点を2組具
備させている。スプール2がダンプ位置及びチルト位置
にスライドすると、カムフォロワー9が大径部1aと小径
部1cに接当して、上下すると、スイッチの内部で、上下
の2箇所の接点が背反的にON−OFFすべく構成してい
る。
カムフォロワー9が中径部1bに接当している時はいずれ
の接点もOFFしている。
該2箇所の接点がチルト操作スイッチ10aとダンプ操作
スイッチ10bを構成しているのである。
これに対して、第4図・第5図に示す実施例において
は、操作カム軸1において、中央の小径部1dと、左右の
大径部1e・1fが設けられており、チルト操作スイッチ10
aとダンプ操作スイッチ10bがそれぞれ別々に上下の位置
に設けられている。
該チルト操作スイッチ10aとダンプ操作スイッチ10bに、
それぞれの大径部1eに乗り上げる為のカムフォロワー9a
と大径部1Fに乗り上げる為のカムフォロワー9bが付設さ
れているのである。
しかし、チルト操作スイッチ10aとダンプ操作スイッチ1
0bの作動の点からみると全く同じであり、操作と作用の
点からみると全く同じである。
そして、本考案の如くオートレベラー装置を付設しない
場合には、第6図の如く、スプール2端に螺着したデテ
ント軸51及び操作カム軸1を外して、中立復帰バネ15と
左右のバネ受け13・14のみを介装し、これにカバー17を
掛けるのである。
(ヘ)考案の作用 次に本考案の作用を説明する。
バケット18内の積み荷を排出する時は前記ダンプ状態ス
イッチ25がONされているが、排出が終了しここでバケッ
トを水平位置に戻すべくバケット操作レバー27がチルト
側に回動された場合には、カムフォロワー9が操作カム
軸1の小径部1cに接当するので、チルト操作スイッチ10
aがONとなり、チルト操作スイッチ10aとダンプ状態スイ
ッチ25の回路が接続されるので、該位置でデテントソレ
ノイド4が励磁されて、デテントボール5に押圧杆4aに
より押されてデテント溝7に嵌入しデテント状態を保
つ。
そして該バケット操作レバー27のチルト操作位置で、バ
ケットシリンダ19が伸長されて、ダンプ状態スイッチ25
がカムバー20の凸部から外れて凹部に位置し、ダンプ状
態スイッチ25とチルト状態スイッチ26のどちらもがOFF
となる水平状態の位置までくると、例えチルト操作スイ
ッチ10aがONでも、該回路が切断されるので、デテント
ソレノイド4はOFFとなり、押圧杆4aが後退し、デテン
トボール5の保持力が無くなり、操作カム軸1の部分に
設けた、切換バルブVの中立復帰バネ15が作動して、ス
プール2は中立位置に自動的に戻るのである。同時にバ
ケット操作レバー27も自動的にチルト位置から中立位置
に戻るのである。中立復帰バネ15は左右からバネ受け13
・14により支持されており、該スプール2が常時中立の
位置に戻るように構成している。
次にバケット18内に積み込んだ荷を排出させるべくバケ
ット操作レバー27をダンプ位置に操作すると、操作カム
軸1が移動して大径部1aにカムフォロワー9が接当し、
該ダンプ操作スイッチ10bがONとなる、この時にバケッ
ト18がチルト位置であると、チルト状態スイッチ26がON
しているので、該回路が接続されて、デテントソレノイ
ド4がONとなり、押圧杆4aによりデテントボール5が、
操作カム軸1のデテント溝6に嵌入した状態で保持され
るのである。
そして、該バケット18が水平の位置までダンプ回動し、
水平となるとチルト状態スイッチ26がOFFとなるので、
回路が切断されて、デテントソレノイド4はOFFとな
り、デテントボール5のデテント溝7への押圧状態が解
除されて、オペレーターがバケット操作レバー27から手
を離しているとスプール2は中立に戻り、バケット操作
レバー27も中立位置に戻るのである。
オペレーターが車にバケット操作レバー27をダンプ位置
に手で保持することによって、バケット18が水平位置よ
り適当なダンプ方向に回動することができる。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、ソレノイド式デテント機構を付設したデテント
軸51とバケット操作検出スイッチを付設した操作カム軸
1を、全てスプール2の端部に螺着固定したので、切換
バルブVはオートレベラー装置を設け無い場合、簡単に
作り替えが出来るのである。
第2に、切換バルブVの部分にバケット操作検出スイッ
チやデテントソレノイド4等の精密電気部品を集中させ
たので、精密部品の保護を確実に行うことが可能となっ
たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバケット制御装置を示す電気・油圧回
路図、第2図はデテントソレノイド4とスプール2と操
作カム軸1の部分の側面断面図、第3図は操作カム軸1
とカムフォロワー9の部分を取出した状態の図面、第4
図はチルト操作スイッチ10aとダンプ操作スイッチ10bの
他の実施例を示す図面、第5図は第4図の実施例の操作
カム軸1とカムフォロワー9の部分の断面図、第6図
は、オートレベラー装置を装着しない場合のスプール2
の端部を示す図面である。 1……操作カム軸 2……スプール 3……バルブケース 4……デテントソレノイド 5……デテントボール 9……カムフォロワー 10a……チルト操作スイッチ 10b……ダンプ操作スイッチ 25……ダンプ状態スイッチ 26……チルト状態スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットシリンダ19に圧油を供給して、バ
    ケット18を回動操作する為の切換バルブVにおいて、ソ
    レノイド式デテント機構を付設したデテント軸51とバケ
    ット操作検出スイッチを付設した操作カム軸1とを並設
    し、これを該切換バルブVのスプール2の一端に螺着固
    定したことを特徴とするバケット制御装置。
JP10989690U 1990-10-19 1990-10-19 バケット制御装置 Expired - Lifetime JPH076207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10989690U JPH076207Y2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 バケット制御装置

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JP10989690U JPH076207Y2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 バケット制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0465847U JPH0465847U (ja) 1992-06-09
JPH076207Y2 true JPH076207Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31857156

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