JPH0761482A - 医療用栓体の収納容器 - Google Patents
医療用栓体の収納容器Info
- Publication number
- JPH0761482A JPH0761482A JP5227887A JP22788793A JPH0761482A JP H0761482 A JPH0761482 A JP H0761482A JP 5227887 A JP5227887 A JP 5227887A JP 22788793 A JP22788793 A JP 22788793A JP H0761482 A JPH0761482 A JP H0761482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- cap
- stopper
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/20—Closure caps or plugs for connectors or open ends of tubes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 体内に埋没させた医療用器具から引き出され
た管部を,無菌に保持するための栓体を,収納し,管端
に無菌的に装着するに便なる容器を提供しようとする。 【構成】 円筒状容器下部の対向する2面に,平面状の
切り欠ぎ部を設けた硬質容器に,気密構造を有する蓋部
を付着してなる収納容器。
た管部を,無菌に保持するための栓体を,収納し,管端
に無菌的に装着するに便なる容器を提供しようとする。 【構成】 円筒状容器下部の対向する2面に,平面状の
切り欠ぎ部を設けた硬質容器に,気密構造を有する蓋部
を付着してなる収納容器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】体内に埋没する人工臓器等に対す
る供液,排液取出用の管(以下単に「管」と略称す
る。)は皮膚を通して体外に引き出されて居ることがあ
る。この管は,給(排)液等の医療処理中は、他の液収
納袋やポンプ等に接続されているが,処置が終了した後
は管の先端は開孔状態となる。このような開孔状態のま
までは雑菌等が浸入する可能性があるので,医療処置が
終了した後は,常時,管の先端部は衛生的な手段により
密栓する必要がある。本願発明は,この密栓の安価かつ
衛生的な包装用容器を提供せんとするものである。
る供液,排液取出用の管(以下単に「管」と略称す
る。)は皮膚を通して体外に引き出されて居ることがあ
る。この管は,給(排)液等の医療処理中は、他の液収
納袋やポンプ等に接続されているが,処置が終了した後
は管の先端は開孔状態となる。このような開孔状態のま
までは雑菌等が浸入する可能性があるので,医療処置が
終了した後は,常時,管の先端部は衛生的な手段により
密栓する必要がある。本願発明は,この密栓の安価かつ
衛生的な包装用容器を提供せんとするものである。
【0002】これ等栓体は,サイズ的に小さく,予備品
として保管,使用に際しては包装を破って,適宜に使用
し,用済後は使い捨て,又は焼却される。従って,栓体
自体は比較的安価なものであるので,包装も安価であり
ながら,性能的には厳しい無菌性と,使用時の簡便性が
要求される。
として保管,使用に際しては包装を破って,適宜に使用
し,用済後は使い捨て,又は焼却される。従って,栓体
自体は比較的安価なものであるので,包装も安価であり
ながら,性能的には厳しい無菌性と,使用時の簡便性が
要求される。
【0003】
【従来の技術】このような用途に使用される前記の密栓
の保管,包装方法としては従来,密封性のみを目的とし
た袋があり,これに収容し,保管されていた。医療処置
が終わると,上記袋を開封し,これから栓体を取り出
し,手で握って開口状の管の先端に被せる方法で行われ
ていた。然し,上記の従来の方法では,栓体を手で取り
出して、管に栓体を挿入する操作中,手に存在する雑菌
によって汚染される可能性が大きい等欠点があり,より
合理的な包装手段が望まれていた。
の保管,包装方法としては従来,密封性のみを目的とし
た袋があり,これに収容し,保管されていた。医療処置
が終わると,上記袋を開封し,これから栓体を取り出
し,手で握って開口状の管の先端に被せる方法で行われ
ていた。然し,上記の従来の方法では,栓体を手で取り
出して、管に栓体を挿入する操作中,手に存在する雑菌
によって汚染される可能性が大きい等欠点があり,より
合理的な包装手段が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は,このよう
な用途に使用する栓体の,安価,簡便にして,かつ衛生
的な包装体の新規な構造を持つ容器を提供しようとする
ものである。
な用途に使用する栓体の,安価,簡便にして,かつ衛生
的な包装体の新規な構造を持つ容器を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明における容器の一つは,図1に示すように円
筒状の容器下部付近の対向する二面に,平面状の切り欠
ぎ部を有する形状の容器であって,かつ該容器の上縁部
は平坦に拡開し,かつ端部は折り返して丸みを持たせ,
そこに剥離自在にメクリ蓋4を溶着,接着等の適宜の手
段で接合したものである。メクリ蓋4の一部には,耳部
6を有して居り,使用に当たって開蓋する際には,この
耳部を持って引っ張ることにより,容易に開蓋すること
が出来る。上縁部の端部の丸みはメクリ蓋を接着する際
に全面に隙間なく接着するに適している。
に,本発明における容器の一つは,図1に示すように円
筒状の容器下部付近の対向する二面に,平面状の切り欠
ぎ部を有する形状の容器であって,かつ該容器の上縁部
は平坦に拡開し,かつ端部は折り返して丸みを持たせ,
そこに剥離自在にメクリ蓋4を溶着,接着等の適宜の手
段で接合したものである。メクリ蓋4の一部には,耳部
6を有して居り,使用に当たって開蓋する際には,この
耳部を持って引っ張ることにより,容易に開蓋すること
が出来る。上縁部の端部の丸みはメクリ蓋を接着する際
に全面に隙間なく接着するに適している。
【0006】開蓋した後は、栓体2は容器1に収納した
状態のまま,管(図3・13)の末端に当てがい,容器1
を回転することによって,容器内の栓体2も共に回転
し,管端に栓体が緊密にネジ止めされる。ここに図1・
ロに示すように,容器,栓体共に切り欠ぎ部を設け,両
者は嵌合しているので,容器の外部を保持して回すこと
により,空転することなく栓体に全く手を触れることな
く,衛生的に栓体を装着することが出来る。
状態のまま,管(図3・13)の末端に当てがい,容器1
を回転することによって,容器内の栓体2も共に回転
し,管端に栓体が緊密にネジ止めされる。ここに図1・
ロに示すように,容器,栓体共に切り欠ぎ部を設け,両
者は嵌合しているので,容器の外部を保持して回すこと
により,空転することなく栓体に全く手を触れることな
く,衛生的に栓体を装着することが出来る。
【0007】容器と栓体の間隙Cは−0.1mm〜0.
7mmの範囲であれば,過不足なく取扱中や,運搬時に
ガタツクことも無く,装着時に空転することも無い。か
つ栓体を管に装着後に容器を抜く時も円滑である。ここ
に間隙Cが−0.1mmであることは,栓体2の下部の
切欠ぎ部外面寸法が収納容器1の下部切欠ぎ部の対向す
る部分の内面寸法よりも僅かに(0.1mm程度)大き
くしてあることを謂う。この程度であれば,栓体のガタ
ツキも全く無く,開蓋時の衝動で栓体が不意に飛び出す
ことも無く,かつ栓体を管端に装着後,容器を取り除く
際にも大きな抵抗は無い。Cが−0.1mmより小さい
場合は,装着後に容器を取り除く時に抵抗が大きくなり
すぎる。
7mmの範囲であれば,過不足なく取扱中や,運搬時に
ガタツクことも無く,装着時に空転することも無い。か
つ栓体を管に装着後に容器を抜く時も円滑である。ここ
に間隙Cが−0.1mmであることは,栓体2の下部の
切欠ぎ部外面寸法が収納容器1の下部切欠ぎ部の対向す
る部分の内面寸法よりも僅かに(0.1mm程度)大き
くしてあることを謂う。この程度であれば,栓体のガタ
ツキも全く無く,開蓋時の衝動で栓体が不意に飛び出す
ことも無く,かつ栓体を管端に装着後,容器を取り除く
際にも大きな抵抗は無い。Cが−0.1mmより小さい
場合は,装着後に容器を取り除く時に抵抗が大きくなり
すぎる。
【0008】容器1の材質は形状加工容易であり,雑菌
及び空気等の不透過性である等の点から,熱可塑性高分
子材料や,熱硬化性高分子材料が使用され,ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニ−ル,ポリスチレ
ン,ABS樹脂,PBT樹脂,PET樹脂その他エンジ
ニヤリングプラスチック等が挙げられる。また強度面か
らセラミックスを使用することも有効である。
及び空気等の不透過性である等の点から,熱可塑性高分
子材料や,熱硬化性高分子材料が使用され,ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニ−ル,ポリスチレ
ン,ABS樹脂,PBT樹脂,PET樹脂その他エンジ
ニヤリングプラスチック等が挙げられる。また強度面か
らセラミックスを使用することも有効である。
【0009】以上のような材料に代わって,ガラスやア
ルミニウム薄板を前記の形状にプレス成形したものも,
外部に対するバリヤ性向上の点から更に好適である。更
に,このアルミニウム板をプレス成形した容器の内側
面,及び,又は内,外側に高分子膜を付与したものも,
より好適なる性能を示す。具体的にはポリエチレンテレ
フタレ−ト(通称PET)層を内外面に積層した,三層
積層体は蓋体との接着性,外気に対するバリヤ性の点か
ら最適の材料として挙げられる。
ルミニウム薄板を前記の形状にプレス成形したものも,
外部に対するバリヤ性向上の点から更に好適である。更
に,このアルミニウム板をプレス成形した容器の内側
面,及び,又は内,外側に高分子膜を付与したものも,
より好適なる性能を示す。具体的にはポリエチレンテレ
フタレ−ト(通称PET)層を内外面に積層した,三層
積層体は蓋体との接着性,外気に対するバリヤ性の点か
ら最適の材料として挙げられる。
【0010】又,メクリ蓋或いは把手付皿状蓋体の何れ
の場合も,開蓋時や管への装着前の取扱い中に栓体の容
器からの不本意な脱(滑)落を防止する為に,容器の上
部,内側に複数個所の突起状部24を設けることも出来
る。突起状部24の内径は栓体2の上縁開孔部の外径と同
じか,僅かに小さく(0.1mm程度)してあり,栓体
を装着後,容器の外側の突起物の無い部分を軽く抑え,
また抑えずして引くことにより,容易に容器を取り除く
ことが出来る。
の場合も,開蓋時や管への装着前の取扱い中に栓体の容
器からの不本意な脱(滑)落を防止する為に,容器の上
部,内側に複数個所の突起状部24を設けることも出来
る。突起状部24の内径は栓体2の上縁開孔部の外径と同
じか,僅かに小さく(0.1mm程度)してあり,栓体
を装着後,容器の外側の突起物の無い部分を軽く抑え,
また抑えずして引くことにより,容易に容器を取り除く
ことが出来る。
【0011】蓋体4の材料としては,前記の容器材に対
する要件の他に剥離時に引っ張っても千切れないために
強度も要求され,具体的には,PET−アルミニウム−
PET−シ−ルコ−トからなる積層シ−トが好ましい。
する要件の他に剥離時に引っ張っても千切れないために
強度も要求され,具体的には,PET−アルミニウム−
PET−シ−ルコ−トからなる積層シ−トが好ましい。
【0012】次に本発明に係る容器の二として,図4・
ホに示すように,円筒状の容器下部付近の対向する二面
に,平面状の切り欠ぎ部8を有する形状の容器であっ
て,かつ該容器の上縁部は平坦に拡開し,かつ端部は下
に折り返して丸み10を持たせる。
ホに示すように,円筒状の容器下部付近の対向する二面
に,平面状の切り欠ぎ部8を有する形状の容器であっ
て,かつ該容器の上縁部は平坦に拡開し,かつ端部は下
に折り返して丸み10を持たせる。
【0013】そこに,図4・ホ・ヘに示すように,板状
突起状把手のついた円形皿状の蓋体21を嵌合する。蓋体
の丸み部23の内径は容器開口縁,拡開部の端部の丸み10
よりは小さく作ってあるので,蓋材の弾力性と密着性に
よって両者は気密に,かつ着脱自在に嵌合する。
突起状把手のついた円形皿状の蓋体21を嵌合する。蓋体
の丸み部23の内径は容器開口縁,拡開部の端部の丸み10
よりは小さく作ってあるので,蓋材の弾力性と密着性に
よって両者は気密に,かつ着脱自在に嵌合する。
【0014】容器1として使用する材料及び構成につい
ては,前記のメクリ蓋を使用する場合と同様で,共通で
足りる。蓋体21,22の材料としては,容器の拡開部縁端
10に,蓋体の縁部23が多少拡げられつつ嵌合,気密にす
る必要があるため,若干の弾力性,と密着性が要求され
る。そのための材料としては,例えばポリエチレン,軟
質ポリ塩化ビニ−ル樹脂,アクリル・ブタジエン(A
B)共重合樹脂等が好ましいが,可撓性,多少の弾力性
のある合成高分子材料が使用出来る。更に蓋体21の内側
にあって,これと容器1の上縁拡開部の間にアルミニウ
ムをラミネ−トしたフィルムをパッキングとして接着又
は挿入すると,容器の一層のバリヤ性向上の為に好まし
い。
ては,前記のメクリ蓋を使用する場合と同様で,共通で
足りる。蓋体21,22の材料としては,容器の拡開部縁端
10に,蓋体の縁部23が多少拡げられつつ嵌合,気密にす
る必要があるため,若干の弾力性,と密着性が要求され
る。そのための材料としては,例えばポリエチレン,軟
質ポリ塩化ビニ−ル樹脂,アクリル・ブタジエン(A
B)共重合樹脂等が好ましいが,可撓性,多少の弾力性
のある合成高分子材料が使用出来る。更に蓋体21の内側
にあって,これと容器1の上縁拡開部の間にアルミニウ
ムをラミネ−トしたフィルムをパッキングとして接着又
は挿入すると,容器の一層のバリヤ性向上の為に好まし
い。
【0015】
【実施例1】実施例について図面を参照して説明する。
図1は本願発明に係る容器の一つの例の外観図,図2・
イは該容器の縦断面図,同ロはA−A´面における横断
面図である。被包装体2(栓体)は,外部の無菌収納容
器1に内挿され,該容器の上部縁にはメクリ蓋4が剥離
自在なる方法により接着されている。
図1は本願発明に係る容器の一つの例の外観図,図2・
イは該容器の縦断面図,同ロはA−A´面における横断
面図である。被包装体2(栓体)は,外部の無菌収納容
器1に内挿され,該容器の上部縁にはメクリ蓋4が剥離
自在なる方法により接着されている。
【0016】栓体2は,脱落を防止するため相手引出管
に一般に,ネジ方式にて取付けられるので,この栓体の
上部開口縁近くには,ネジ部7を設けてあり,かつ,そ
の下部付近には,ネジ部の回転を容易にするため切り欠
ぎ部8を設けてある。無菌収納容器1は,前記栓体2を
過不足なく収納するために,円筒体下部に対向する二面
に切り欠ぎを有する栓体と相似形状を有する硬質の容器
で,栓体1と容器2との間の間隙は全体に0.5mm程
度に設計されている。
に一般に,ネジ方式にて取付けられるので,この栓体の
上部開口縁近くには,ネジ部7を設けてあり,かつ,そ
の下部付近には,ネジ部の回転を容易にするため切り欠
ぎ部8を設けてある。無菌収納容器1は,前記栓体2を
過不足なく収納するために,円筒体下部に対向する二面
に切り欠ぎを有する栓体と相似形状を有する硬質の容器
で,栓体1と容器2との間の間隙は全体に0.5mm程
度に設計されている。
【0017】この切り欠ぎ部の設置によって,メクリ蓋
4を取り除いて,栓体を外部の取出管に取り付ける時,
栓体をわざわざ取り出して手で触れることなく,容器に
収納したままの状態で,栓体を管の先端開孔部に装着す
ることが出来る。
4を取り除いて,栓体を外部の取出管に取り付ける時,
栓体をわざわざ取り出して手で触れることなく,容器に
収納したままの状態で,栓体を管の先端開孔部に装着す
ることが出来る。
【0018】
【実施例2】図4ホ・ヘは,本願発明に係る容器の第二
の例である。容器1は,先記の第一の例に記すものと全
く同じものである。本例の場合,蓋体21は板状把手部22
を有する皿状の蓋体で,その縁端23は下方に,丸く絞ら
れ,容器拡開部縁端部に,着脱自在に嵌合,密着する構
造となっている。板状把手部22は,容器本体からの蓋体
の着脱を容易にするための,所謂つまみシロであり,サ
イズ的には比較的大きい方がより開封が容易となり,又
この大きい板状把手部22を設けることによって,気密性
を向上させるためにより強固に容器本体と蓋体との嵌
合,密着性を向上させても,容易に着脱させることが出
来る。
の例である。容器1は,先記の第一の例に記すものと全
く同じものである。本例の場合,蓋体21は板状把手部22
を有する皿状の蓋体で,その縁端23は下方に,丸く絞ら
れ,容器拡開部縁端部に,着脱自在に嵌合,密着する構
造となっている。板状把手部22は,容器本体からの蓋体
の着脱を容易にするための,所謂つまみシロであり,サ
イズ的には比較的大きい方がより開封が容易となり,又
この大きい板状把手部22を設けることによって,気密性
を向上させるためにより強固に容器本体と蓋体との嵌
合,密着性を向上させても,容易に着脱させることが出
来る。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されて居り,次
に記載する効果を奏する。即ち,請求項に記す構造の容
器によって,医療用の栓体を完全に無菌状態のまま,生
体から引き出された管の先端に装着することが出来,安
価,簡便,衛生的な処置が行えるようになった。
に記載する効果を奏する。即ち,請求項に記す構造の容
器によって,医療用の栓体を完全に無菌状態のまま,生
体から引き出された管の先端に装着することが出来,安
価,簡便,衛生的な処置が行えるようになった。
【図1】(イ)は本発明に係る容器に,栓体を収納した
状態の縦断面図を示す。(ロ)は同図イのA−A´断面
の縦断面図を示す。
状態の縦断面図を示す。(ロ)は同図イのA−A´断面
の縦断面図を示す。
【図2】本発明に係る容器に,蓋体を接合した状態の斜
視外見図を示す。
視外見図を示す。
【図3】(ハ)は生体内に埋没された器具から管が体外
に引き出され,その先端に栓体が装着された状態を示
す。(ニ)は(ハ)の丸印部の拡大図で,栓体の装着状
態を示す詳細図である。
に引き出され,その先端に栓体が装着された状態を示
す。(ニ)は(ハ)の丸印部の拡大図で,栓体の装着状
態を示す詳細図である。
【図4】(ホ)は把手を有する皿状の蓋体を用いた容器
の縦断面図を示す。(ヘ)は同上の外見斜視図を示す。
の縦断面図を示す。(ヘ)は同上の外見斜視図を示す。
【図5】(ト)は把手付蓋体をつけた容器の内部に突起
体を設けた例図である。(チ)はメクリ蓋体をつけた容
器の内部に突起体を設けた例図である。(リ)は上記容
器のB−B´断面図である。
体を設けた例図である。(チ)はメクリ蓋体をつけた容
器の内部に突起体を設けた例図である。(リ)は上記容
器のB−B´断面図である。
1 無菌収納容器 2 栓体 3 容器底部の緩衝用スポンジ 4 蓋体 5 容器と蓋体の接合部 6 蓋体のメクリ部 7 栓体のネジ切り部 8 容器下部の切り欠ぎ部 9 栓体底部に在る消毒剤含浸スポンジ 10 上縁拡開部端部の丸み部 11 生体 12 生体に埋没されている医療用器具 13 同上器具により引き出された管 21 把手部付皿状蓋体 22 把手部 23 蓋体周縁部の丸み部 24 収納容器内部の上縁端突起 A−A´ 断面の部位を示す B−B´ 断面の部位を示す L メクリ部の長さ M 容器の開口縁のツバ部の長さ N 容器の高さ C容器と栓体の間隙
Claims (4)
- 【請求項1】 体内に埋没させた医療用器具に対する
供,排液用の引出用の管の先端を,清浄無菌に保持する
ための交換用予備キャップを収納する容器であって,円
筒状容器下部の対向する2面に,平面状の切り欠ぎ部を
設けた硬質容器に,気密構造を有する蓋部を付着してな
る医療用栓体の収納容器。 - 【請求項2】 体内に埋没させた医療用器具に対する
供,排液用の引出用の管の先端を,清浄無菌に保持する
ための交換用予備キャップを収納する容器であって,円
筒状容器下部の対向する2面に,平面状の切り欠ぎ部を
設けた硬質容器に,気密構造を有する蓋部を付着してな
る収納容器において,収納容器の内側の上部付近に複数
箇の突起状体を設けた医療用栓体の収納容器。 - 【請求項3】 体内に埋没させた医療用器具に対する
供,排液用の引出しチュ−ブの先端を,清浄無菌に保持
するための交換用予備キャップを収納する容器であっ
て,円筒状容器下部の対向する2面に,平面状の切り欠
ぎ部を設けた硬質容器に,剥離自在にメクリ蓋を気密的
に接着した,収納容器。 - 【請求項4】 体内に埋没させた医療用器具に対する
供,排液用の引出しチュ−ブの先端を,清浄無菌に保持
するための交換用予備キャップを収納する容器であっ
て,円筒状容器下部の対向する2面に,平面状の切り欠
ぎ部を設けた硬質容器に,板状突起状把手を設けた気密
にして,かつ着脱自在なる構造を有する蓋部を取り付け
てなる収納容器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227887A JPH0761482A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 医療用栓体の収納容器 |
EP19940112676 EP0639385B1 (en) | 1993-08-20 | 1994-08-13 | Container for stopper for medical purpose |
DE1994624976 DE69424976T2 (de) | 1993-08-20 | 1994-08-13 | Behälter für medizinische Kappe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5227887A JPH0761482A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 医療用栓体の収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761482A true JPH0761482A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16867893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5227887A Pending JPH0761482A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 医療用栓体の収納容器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0639385B1 (ja) |
JP (1) | JPH0761482A (ja) |
DE (1) | DE69424976T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016109717A1 (en) * | 2014-12-31 | 2016-07-07 | Hyprotek, Inc. | Individually sealed antiseptic applicators |
JP2017176358A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | テルモ株式会社 | 包材およびキャップ包装体 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11229746B2 (en) | 2006-06-22 | 2022-01-25 | Excelsior Medical Corporation | Antiseptic cap |
US9259535B2 (en) | 2006-06-22 | 2016-02-16 | Excelsior Medical Corporation | Antiseptic cap equipped syringe |
US9078992B2 (en) | 2008-10-27 | 2015-07-14 | Pursuit Vascular, Inc. | Medical device for applying antimicrobial to proximal end of catheter |
WO2012162259A2 (en) | 2011-05-20 | 2012-11-29 | Excelsior Medical Corporation | Caps for cannula access devices |
US10166381B2 (en) | 2011-05-23 | 2019-01-01 | Excelsior Medical Corporation | Antiseptic cap |
CA2841832C (en) | 2011-07-12 | 2019-06-04 | Pursuit Vascular, Inc. | Device for delivery of antimicrobial agent into a trans-dermal catheter |
US10046156B2 (en) | 2014-05-02 | 2018-08-14 | Excelsior Medical Corporation | Strip package for antiseptic cap |
JP6822978B2 (ja) | 2015-05-08 | 2021-01-27 | アイシーユー・メディカル・インコーポレーテッド | 治療薬のエミッタを受け入れるように構成された医療用コネクタ |
PL3525865T3 (pl) | 2016-10-14 | 2023-02-06 | Icu Medical, Inc. | Nasadki dezynfekcyjne dla łączników medycznych |
WO2018204206A2 (en) | 2017-05-01 | 2018-11-08 | Icu Medical, Inc. | Medical fluid connectors and methods for providing additives in medical fluid lines |
US11541221B2 (en) | 2018-11-07 | 2023-01-03 | Icu Medical, Inc. | Tubing set with antimicrobial properties |
US11400195B2 (en) | 2018-11-07 | 2022-08-02 | Icu Medical, Inc. | Peritoneal dialysis transfer set with antimicrobial properties |
US11534595B2 (en) | 2018-11-07 | 2022-12-27 | Icu Medical, Inc. | Device for delivering an antimicrobial composition into an infusion device |
US11541220B2 (en) | 2018-11-07 | 2023-01-03 | Icu Medical, Inc. | Needleless connector with antimicrobial properties |
US11517732B2 (en) | 2018-11-07 | 2022-12-06 | Icu Medical, Inc. | Syringe with antimicrobial properties |
US11433215B2 (en) | 2018-11-21 | 2022-09-06 | Icu Medical, Inc. | Antimicrobial device comprising a cap with ring and insert |
EP4255552A1 (en) | 2020-12-07 | 2023-10-11 | ICU Medical, Inc. | Peritoneal dialysis caps, systems and methods |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1187765B (de) * | 1959-07-31 | 1965-02-25 | American Hospital Supply Corp | Packung fuer sterile klinische Instrumente |
US3342319A (en) * | 1966-06-21 | 1967-09-19 | Becton Dickinson Co | Rigid tubular syringe package |
US4444310A (en) * | 1982-07-26 | 1984-04-24 | Becton, Dickinson And Company | Segmented multi-product package assembly |
US4938745A (en) * | 1988-02-25 | 1990-07-03 | Sagstetter William E | Needle guard with visual confirmation of lock |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP5227887A patent/JPH0761482A/ja active Pending
-
1994
- 1994-08-13 EP EP19940112676 patent/EP0639385B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-13 DE DE1994624976 patent/DE69424976T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016109717A1 (en) * | 2014-12-31 | 2016-07-07 | Hyprotek, Inc. | Individually sealed antiseptic applicators |
US9527660B2 (en) * | 2014-12-31 | 2016-12-27 | Hyprotek, Inc. | Individually sealed antiseptic applicators |
AU2015374024B2 (en) * | 2014-12-31 | 2019-10-31 | Hyprotek, Inc. | Individually sealed antiseptic applicators |
JP2020075147A (ja) * | 2014-12-31 | 2020-05-21 | ハイプロテック、 インク. | 個別に密封された消毒アプリケータ |
US10668267B2 (en) | 2014-12-31 | 2020-06-02 | Hyprotek, Inc. | Individually sealed antiseptic applicators |
JP2017176358A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | テルモ株式会社 | 包材およびキャップ包装体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69424976T2 (de) | 2000-11-09 |
DE69424976D1 (de) | 2000-07-27 |
EP0639385B1 (en) | 2000-06-21 |
EP0639385A1 (en) | 1995-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0761482A (ja) | 医療用栓体の収納容器 | |
US8398615B2 (en) | Packaging for a medical article and a catheter in such a packaging | |
US3460742A (en) | Peelable transparent envelope for sterile articles | |
US3255880A (en) | Sterile instrument package | |
JP6227588B2 (ja) | 基材を使用した使い捨てソフトコンタクトレンズ用デュオパッケージ | |
US3759259A (en) | Medicator with frangible seal | |
US3346883A (en) | Receptacles | |
US8201689B2 (en) | Package | |
US20060142737A1 (en) | Catheter | |
JP2003190190A (ja) | 加圧滅菌可能で再封可能な歯内治療用ファイル容器 | |
JP6839996B2 (ja) | 保持具およびキャップ包装体 | |
AU2015323843B2 (en) | Utilization of packaging paper as stabilization device | |
JP2001328666A (ja) | 密閉容器 | |
JP2007503271A (ja) | ニードルガイド | |
US20050218032A1 (en) | Sterile cleaning kit | |
CN215584840U (zh) | 便捷式饮用药盒 | |
NZ203899A (en) | Sterile package for medical stopcock | |
JP3000726U (ja) | 輸液容器のプラスチック栓体 | |
JP3191202B2 (ja) | 滅菌鉗子立てカバー | |
JP2001261047A (ja) | ウェットティシュ包装体 | |
JP3432325B2 (ja) | プラスチック容器のコネクター | |
JPS6328148Y2 (ja) | ||
EP2889230A1 (en) | Package of oral care implements and method of using the same | |
JP2001247140A (ja) | ウェットティシュ包装体 | |
JP2558458Y2 (ja) | 培地容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |