JPH0759861A - カテーテル - Google Patents

カテーテル

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JPH0759861A
JPH0759861A JP5211208A JP21120893A JPH0759861A JP H0759861 A JPH0759861 A JP H0759861A JP 5211208 A JP5211208 A JP 5211208A JP 21120893 A JP21120893 A JP 21120893A JP H0759861 A JPH0759861 A JP H0759861A
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JP
Japan
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catheter
layer
resin
catheter body
liquid crystal
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JP5211208A
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English (en)
Inventor
Akihiko Umeno
昭彦 梅野
Naofumi Okajima
直文 岡島
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明の血管カテーテル1はカテーテル本体
(以下、「本体」)2を有し、この本体2は、その主要
部分が、内層4とその外面に密着する外層6及び両層間
に介在する補強層からなる構造を有し、内層4の曲げ弾
性は外層6のそれより大きい。本体2は、基部7、中間
部8及び先端部9で構成され、基部7および中間部8は
前記2重層構造をなし、先端部9は、外層5のみで構成
されている。基部7においては、本体2の外径が長手方
向にほぼ一定である。中間部8及び先端部9において
は、本体2の外径が先端方向に向かって漸減している。
基部7と中間部8との境界部10および中間部8と先端
部9との境界部11においては、それぞれ本体2のそと
表面が連続したなめらかな表面を形成しており、実質的
に段差がない。 【効果】押し込み性、トルク伝達性、血管の屈曲に対す
る追随性、耐キンク性、血管分岐部における選択性、安
全性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば経皮的に血管内
にカテーテルを挿入して血管が関与する病変の血管造影
による診断あるいは薬剤の注入等による治療に用いられ
るカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】外科的手術を行わず、経皮的に血管内に
カテーテルを挿入して血管が関与する病変の診断・治療
が盛んになっており、選択血管造影や血管拡張術を行う
際には造影カテーテル、ガイディングカテーテル、拡張
用カテーテル等が一般に使用されている。このようなカ
テーテルにおいては、細く複雑な形状・構造を有する血
管系に迅速且つ確実な選択性をもって挿入し得るような
操作性が要求される。
【0003】この操作性について詳述すると、血管内を
挿通させる為に術者の押し込む力がカテーテルの基部側
から先端側に確実に伝達され得るいわゆる押し込み性
と、カテーテルの基端側にて加えられた回転力が先端側
に確実に伝達され得るトルク伝達性と、曲がった血管内
を先行するガイドワイヤーに沿って円滑に且つ血管内壁
を損傷することなく進み得る追随性(以下、「ガイドワ
イヤーに対する追随性」又は単に「追随性」という)
と、目的とする部位までカテーテル先端が到達し、ガイ
ドワイヤーを抜去した後でも、血管の湾曲・屈曲した部
位でもカテーテルに折れ曲がりが生じない耐キンク性と
が必要とされる。
【0004】良好な押し込み性やトルク伝達性を得る為
には、カテーテルチューブ先端部を除く部分を、比較的
剛直な材料で構成するのが良いことが知られているが、
一方では、チューブを剛直な材料で構成することから不
可避的に耐キンク性が低下する傾向にあり、両者の好適
なバランスが望まれている。
【0005】近年、カテーテルの非侵襲を向上させる意
味からも、カテーテルチューブの細径化の要望が高まっ
ている。即ち、カテーテルを用いて患者の皮膚に穿刺す
るに際しては、カテーテルチューブには一見相矛盾する
要求がなされる。即ち、カテーテルチューブばできるだ
け細経化されたものを使用する方がより非侵襲的であ
り、一方、カテーテル内腔に造影剤等の注入を行うに当
たっては、できるだけ大きな内腔断面積を有することが
要求される。特にマイクロカテーテルの分野において
は、太径のカテーテルでは問題にされなかった曲げ弾性
が、その細径化によって無視できない程度に低下する傾
向にある。
【0006】従って、このようなカテーテルにおいて
は、太径のカテーテルに要求されると同レベルのシャフ
トの主要部位の曲げ剛性が要求される。
【0007】従来公知のカテーテルにおいて、カテーテ
ルチューブの構成材料としては、一般にポリウレタン、
ポリアミド、ポリエステルエラストマー、フッ素化ポリ
エチレンプロピレンコポリマー等の樹脂チューブ単体あ
るいはこれらの樹脂を多層被覆した多層チューブが知ら
れている。更には、これらの樹脂チューブにステンレス
線等をブレード補強する組み合わせのものが提案されて
いる。しかしながら、以上に挙げたような樹脂材料から
なるカテーテルは、いずれも、比較的柔軟な樹脂であ
り、比較的太径のカテーテルとしては、実用上十分な曲
げ剛性などを有しているが、細径化カテーテル、とくに
4フレンチ以下のカテーテルにおいては、剛性が小さく
なり過ぎて、カテーテルとしての十分な操作性が確保で
きないことが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、押し
込み性や追随性、耐キンク性等の操作性に優れ、また血
管損傷が少なく、安全性に優れ、特に細径の血管に対す
る手技にも適したカテーテルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明によるカテーテルにより達成
される。
【0010】(1)補強材層を介して樹脂内層および樹
脂外層が接合された部分を有するカテーテルにおいて、
前記樹脂内層は、長さ方向に配向させた液晶ポリマー系
アロイから実質的になるものである。
【0011】(2)(1)に記載のカテーテルにおい
て、前記液晶ポリマー系アロイは液晶ポリマー単独また
は相溶性のある樹脂と混合されたアロイ状である。
【0012】(3)(1)または(2)に記載のカテー
テルにおいて、前記補強材層は、カテーテル本体の軸に
沿って線状体を格子状、撚り線状、スパイラル状あるい
は編み組織状に構成されたものである。
【0013】(4)(1)〜(3)に記載のカテーテル
において、前記樹脂外層は熱可塑性樹脂または前記樹脂
外層は熱硬化樹脂からなる。
【0014】(5)(1)〜(4)に記載のカテーテル
において、カテーテル本体の曲げ弾性Fが200g以上
である。
【0015】(6)(1)〜(5)に記載のカテーテル
において、前記カテーテル本体の屈曲率Dが15mm以
下である。
【0016】(7)(1)〜(6)に記載のカテーテル
において、前記樹脂内層の先端より前記樹脂外層が所定
長さ突き出している (8)(1)〜(7)に記載のカテーテルにおいて、カ
テーテル本体の外径が長手方向にほぼ一定である基部
と、カテーテル本体の外径が先端方向に向かって漸減す
る中間部とで構成され、更に中間部より先端側に柔軟な
前記樹脂外層のみで構成され、外径が先端方向に向かっ
て漸減する先端部が形成される。
【0017】(9)金属線からなる芯線上に、液晶ポリ
マー系アロイからなる樹脂内層を被覆し、その外周に補
強材層を形成した後、樹脂外層を被覆したのち、芯線を
引き抜くことによりカテーテルを製造する製造法であっ
て、前記液晶ポリマー系アロイからなる樹脂内層の被覆
時の引落率を3倍以上とする。
【0018】(10)(9)に記載のカテーテルの製造
法において、前記樹脂外層は、樹脂内層及び/又は補強
材層との密着性を向上させる為の表面処理を施した後、
被覆される。
【0019】本発明のカテーテルは、カテーテル本体の
主要部分が、液晶ポリマー系アロイからなる剛性の高い
樹脂内層とこれに比べ剛性の低い樹脂外層とを組み合わ
せた複数の樹脂層で構成されており、さらにカテーテル
本体の軸に沿って線状体を格子状、撚り線状、スパイラ
ル状あるいは編み組織状に構成される中間層として補強
材層が設けられており、補強材層の存在により、カテー
テル本体の主要部位はさらに十分な剛性の付与に加え
て、優れた押し込み性及びトルク伝達性が付与されると
共に、耐キンク性が向上する。
【0020】更に好ましい態様では、内層の先端より外
層が所定長さ突き出して、柔軟なカテーテル先端部を形
成しているため、径が比較的大きい通常の動脈や静脈は
勿論のこと、例えば脳血管やその他の抹消血管のような
複雑な血管内においても、優れた押し込み性、追随性及
び耐キンク性を発揮し、血管分岐部においては確実な選
択性を有し、更に安全性も高い。
【0021】更に詳述すると、本発明の血管カテーテル
の好ましい態様において、カテーテル本体の外径が長手
方向にほぼ一定である基部と、カテーテル本体の外径が
先端方向に向かって漸減する中間部とで構成され、更に
中間部より先端側に柔軟な外層のみで構成され、外径が
先端方向に向かって漸減する先端部が形成されているた
め、基部から中間部にかけては、優れた押し込み性やト
ルク伝達性を発揮し、中間部から先端部にかけては、そ
のほぼ全域にわたりカテーテル本体の剛性が連続的に減
少するので、屈曲した血管に挿入されたガイドワイヤー
に対する優れた追随性を発揮し、折れ曲がり(キンク)
も防止される。
【0022】この場合、中間部と先端部においては、外
径が先端方向に向かって漸減しているので、カテーテル
を血管内に押し込んでいく際の挿通性(走行性)及び血
管分岐部における選択性が高い。
【0023】又、基部と中間部との境界部及び先端部と
の境界部においては、それぞれカテーテル本体の外表面
が、段差のない連続した滑らかな表面を形成しているの
で、血管への刺激が少なく、損傷を与えることもない。
【0024】更に、中間部における内層の外径が先端方
向に向かって漸減するように、即ち内層の外面をテーパ
ー状に形成することによって、また材料や寸法の選定に
より内層及び外層の弾性率を適切に調整することによっ
て、前記境界部での剛性の急激な変化や応力集中がなく
なり、キンクが生じ難くなる。
【0025】また、本発明の血管カテーテルの好ましい
態様において、カテーテル本体の外表面を親水性高分子
物質で覆った場合には、血管等に接続して潤滑性に富む
表面が形成され、血管内での操作性が更に向上し、血管
内壁を損傷することもなく、安全性が一段と高まる。
【0026】以下、本発明を添付図面に示す好適例に基
づいて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の血管カテーテルの全体構
成例を示す平面図、図2は、理解を容易にするために、
血管カテーテルの長さ方向にカテーテルチューブ主要部
の構成を拡大して示すである。
【0028】図1に示すように、本発明の血管カテーテ
ル1は、カテーテル本体2と、このカテーテル本体2の
基端21に装着されたハブ12とで構成されている。
【0029】図2に示すように、カテーテル本体2は、
その基端21から先端22にかけて内部に管腔3が形成
されている。この管腔3は、薬液等の流路となるもので
あり、血管カテーテル1の血管への挿入時には、管腔3
にガイドワイヤーが挿通される。ハブ12は、管腔3へ
の薬液等の注入口及び前記ガイドワイヤーの挿入口とし
て機能し、また、血管カテーテル1を操作する際の把持
部としても機能する。
【0030】図2に示すように、カテーテル本体2は、
その主要部分が、樹脂内層4と該樹脂内層4の外面に密
着、接合された補強材層5及び樹脂外層6からなる。該
補強層5は、カテーテルの長さ方向に沿って線状体を格
子状、撚り線状、スパイラル状あるいは編み組織状に構
成されたものである。樹脂内層4は液晶系ポリマーアロ
イからなる比較的剛性の大きい材料で構成されており、
樹脂外層6は、比較的柔軟な材料で構成されることが多
い。
【0031】また、図1に示す如くカテーテル本体2
は、基端21側から順に、基部7、中間部8及び先端部
9で構成されている。これらのうち、基部7及び中間部
8が前記多重管構造をなしており、先端部9は、樹脂外
層6のみで構成される事が多い。
【0032】先端部9は、樹脂内層4及び補強層5がな
く、樹脂外層6のみで構成されている。この先端部9に
おいては、カテーテル本体2の外径が先端方向に漸減さ
せることにより好ましい特性が発揮できることが多い。
即ち、カテーテル本体2の外表面が連続したなめらかな
表面(例えば、カテーテル長手方向に湾曲する面)を形
成しており、実質的に段差を解消して作製することが好
ましい。これにより、カテーテル挿入に際して血管への
刺激が少なく、血管内壁に損傷を与えることも防止さ
れ、しかもシースのようなカテーテル挿入器具の挿入口
を通過する際に引っ掛かり、境界部10が磨耗すること
も防止される。
【0033】本発明において、樹脂内層4の構成材料と
しては、液晶ポリマー系アロイから実質的になる樹脂を
使用する。液晶ポリマー(LCP)は、スーパーエンジ
ニアプラスチックスの一族であり、とくに流動配向方向
に優れた機械的特性を発現することから、そのまま或い
はアロイの形で種々の材料分野に利用されている。液晶
ポリマーは大きくサーモトロピック(熱溶融型)とライ
オトロピック(溶液型)に大別されるが、本発明では成
形の行い易さからサーモトロピック液晶ポリマーを主と
して用いるものである。かかる液晶ポリマーとしては、
ポリアリレート、ポリエステルアミド、ポリエステルカ
ーボネート等が登場しつつある。なかでもポリアリレー
トが代表的であり、これはヒドロキシ安息香酸(PH
B)単独で、5−ヒドロキシナフトエ酸などのモノマー
と、ポリエチレンテレフタレートなどのポリマーと重合
させて作成されるものである。かかる液晶ポリマーの構
造を表記することは極めて煩雑であり、以下の商品名に
て例示すると次のようなものがある。
【0034】ロッドラン(ユニチカ)、ザイダー(日本
石油化学)、ベクトラ(ポリプラスチックス)、ノバキ
ュレート(三菱化成)、エコノール(住友化学)、UE
NO−LCP(上野製薬)、出光LCP(出光石油化
学)、東ソーLCP(東ソー)、MGC−LCP(三菱
ガス化学)、東レLCP(東レ)、ビクトレックス(I
CI)等。
【0035】これらの液晶ポリマーは、モノマー組成や
構造を変えたベースポリマーに各種の配合ポリマーや配
合剤を組み合わせたアロイの形とし、液晶成分の多い材
料の欠点である硬くて脆い性質をカバーさせて利用する
ことが多い。
【0036】液晶ポリマーと配合される配合ポリマーと
しては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン(特
に、低密度ポリエチレン)、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等のポリオレフィン、前記ポリアミドエラストマ
ー、前記ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラ
ストマー、軟質ポリ塩化ビニル、ポリスチレンエラスト
マー、フッ素系エラストマー、シリコーンゴム、ラテッ
クスゴム等の各種柔軟性に富む樹脂やエラストマーが使
用可能である。そのなかでも特に、ポリアミドエラスト
マー、ポリエステルエラストマー、及びポリオリオレフ
ィンエラストマーが好ましい。前記に於いて、ポリアミ
ドエラストマーとは、例えば、ナイロン6、ナイロン6
4、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、
ナイロン46、ナイロン9、ナイロン11、ナイロン1
2、N−アルコキシメチル変性ナイロン、ヘキサメチレ
ンジアミン−イソフタル酸縮重合体、メタキシロイルジ
アミン−アジピン酸縮重合体のような各種脂肪族または
芳香族ポリアミドをハードセグメントとし、ポリエステ
ル、ポリエーテル等のポリマーをソフトセグメントとす
るブロック共重合体が代表的であり、その他、前記ポリ
アミドと柔軟性に富む樹脂とのポリマーアロイ(ポリマ
ーブレンド、グラフト重合、ランダム重合等)や前記ポ
リアミドを可塑剤等で軟質化したもの、さらには、これ
らの混合物をも含む概念である。
【0037】配合剤としては、目的に応じて、アロイ化
剤(相溶化剤)、硬化剤、軟化剤、造影剤、熱及び光安
定剤、着色剤、エステル交換触媒等の表面平滑性向上
剤、分子量延鎖目的の添加剤等の各種添加物を配合して
もよい。この場合、添加成分が溶剤、薬液、血液等で抽
出され難いものを用いるのが好ましい。
【0038】本発明において、補強材層は、カテーテル
本体の軸に沿って線状体を格子状、撚り線状、スパイラ
ル状あるいは編み組織状に構成された強化線からなる。
【0039】強化線として、代表的なものを例示する。
【0040】金属線:ステンレス、タングステン、銅、
ボロン、Ni−Ti合金、アモルファス合金等 有機繊維:アラミド、ポリアリレート、ポリエチレン、
ポリビニルアルコール等 無機繊維:セラミック繊維、ガラス繊維、炭素系繊維等 樹脂外層6の構成材料としては、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン(特に、低密度ポリエチレン)、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、前記ポ
リアミドエラストマー、前記ポリエステルエラストマ
ー、ポリウレタンエラストマー、軟質ポリ塩化ビニル、
ポリスチレンエラストマー、フッ素系エラストマー、シ
リコーンゴム、ラテックスゴム等の各種柔軟性に富む樹
脂やエラストマーが使用可能である。そのなかでも特
に、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマ
ー、及びポリオリオレフィンエラストマーが好ましい。
【0041】上記に於いて、ポリアミドエラストマーと
は、例えば、ナイロン6、ナイロン64、ナイロン6
6、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン46、
ナイロン9、ナイロン11、ナイロン12、N−アルコ
キシメチル変性ナイロン、ヘキサメチレンジアミン−イ
ソフタル酸縮重合体、メタキシロイルジアミン−アジピ
ン酸縮重合体のような各種脂肪族または芳香族ポリアミ
ドをハードセグメントとし、ポリエステル、ポリエーテ
ル等のポリマーをソフトセグメントとするブロック共重
合体が代表的であり、その他、前記ポリアミドと柔軟性
に富む樹脂とのポリマーアロイ(ポリマーブレンド、グ
ラフト重合、ランダム重合等)や前記ポリアミドを可塑
剤等で軟質化したもの、さらには、これらの混合物をも
含む概念である。
【0042】本発明の樹脂内層を、液晶ポリマーと樹脂
外層に使用される(非液晶)ポリマーのアロイとすれ
ば、補強層を介して樹脂内層と樹脂外層とが密着し易い
ので、好ましい実施態様を構成できる。
【0043】なお、前記可塑剤は、溶剤や血液等で抽出
され難いものを用いるのが好ましい。
【0044】なお、前記ポリアミドエラストマー、ポリ
エステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー及び
ポリオリオレフィンエラストマーには、必要に応じ、ア
ロイ化剤、相溶化剤、硬化剤、軟化剤、造影剤、安定
剤、着色剤等の各種添加物を配合してもよい。この場
合、添加成分が溶剤、薬液、血液等で抽出され難いもの
を用いるのが好ましい。
【0045】すなわち、外径Doが大きくなればなるほ
ど、又、外径Doが一定の場合には、外径Doと内径D
iとの差が大きいほど剛性も高くなる。血管カテーテル
の場合、カテーテル本体2の外径及び内径は、多くの場
合、適用する血管系や手技により規制され、経験的に外
径と内径の差が小さくなる傾向を示すのでカテーテル本
体の剛性が低くなり、折れ曲がり防止にとっては不利に
なる。従って、必要かつ十分な剛性を得るには、材料の
曲げ弾性率を基準として材料選択を行うのが好ましい。
【0046】本発明において、基部7および中間部8の
剛性は、主に押し込み性やトルク伝達性を左右するもの
であり、その大半が樹脂内層4の剛性に委だねられてい
る。本発明のカテーテルに於いて、この樹脂内層4の剛
性を確保するために液晶系のポリマーアロイを使用す
る。液晶ポリマー及びそのアロイは、流動の表層におい
て強く配向することが知られており、この意味から、本
発明のカテーテルチューブの剛性アップの一手段とし
て、一定厚みの樹脂内層を、数回の押出被覆で形成させ
ることにより、(合計厚みを一回の押出被覆する場合に
比べて)より高い曲げ弾性を発現させることが可能であ
る。また、樹脂内層を被覆する際に引落率と3倍以上と
することが好ましく、剛性を高めることができる。3倍
未満では所望の剛性が得ることができず、所望の剛性を
得ようとした場合、樹脂内層を厚くして剛性を高める必
要が生じ、結果としてカテーテル外径を大きくしてしま
う可能性がある。
【0047】なお、引落率は以下の式(1)に基づいて
求められるものである。
【0048】 引落率=(押出ダイの樹脂吐出部断面積)÷(被覆断面積)・・・(1) 樹脂内層4を有するカテーテル本体部の曲げ弾性(AS
TM D−790,23℃)は、200g以上であるこ
とが好ましく、250g以上であるのがより好ましい。
これが200g未満であると、押し込み性やトルク伝達
性が劣り、700gを超えると、ガイドワイヤーに対す
る追随性が悪くなり、柔軟な血管内壁での負荷が増大す
る。
【0049】カテーテル本体の屈曲率Dが15mm以下
であることが好ましく、15mmを越えると、耐キンク
性が悪くなるなどの点で不都合である。屈曲率Dは、図
3に示すの装置によって測定される値であり、カテーテ
ル本体2の一端102を保持し、保持台100上の設け
られた円筒体101に沿って他端側を圧し当て時に折れ
曲がることなく、180°曲げることができた時(破
線)の最小直径Aを屈曲率Dとするものである。
【0050】本発明において、樹脂内層4と樹脂外層6
との接合は、樹脂内層4の外周面と樹脂外層6の内周面
及び中間に介在する補強層5とが相互に密着度を上げる
ことが重要である。具体的な方法としては、例えば、樹
脂内層4に、密着性を向上させる為の表面処理を施した
後、補強層を乗せ、更にその上に、同じく表面処理を施
した後、樹脂外層6を密着させることができる。
【0051】本発明において、カテーテル本体2の寸法
は特に限定されていないが、例えば、血管に挿入して使
用される血管カテーテルの場合、カテーテル本体2の全
長は50〜200cm程度、特に65〜150cm程度が好
ましく、中間部8の長さは、5〜30cm程度、特に10
〜20cm程度が好ましく、先端部9の長さは、1〜35
cm程度、特に2〜20cm程度が好ましい。このような範
囲において、カテーテル本体2の各部の曲げ剛性のバラ
ンスが良好となり、上述した効果を有効に発揮する。
【0052】本発明では、カテーテル本体2の外表面
(樹脂外層6の外周面)が、親水性(または水溶性)高
分子物質で覆われている(図示せず)ことが好ましい。
これにより、カテーテル本体2の外表面が血液または生
理食塩水等に接触したときに、摩擦係数が減少して潤滑
性が付与され、カテーテル本体2の摺動性が一段と向上
し、その結果、押し込み性、追随性、耐キンク性および
安全性が一段と高まる。
【0053】親水性高分子物質としては、以下のような
天然または合成の高分子物質、あるいはその誘導体が挙
げられる。
【0054】<天然高分子物質> 1).デンプン系 例:カルボキシルメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン 2).セルロース系 例:CMC、MC、HEC、HPC 3).タンニン、ニグニン系 例:タンニン、ニグニン 4).多糖類系 例:アルギン酸、アラビアゴム、グアーゴム、トラガン
トガム、タマリント種 5).タンパク質 例:ゼラチン、カゼイン、にかわ、コラーゲン <合成水溶性高分子> 1).PVA系 例:ポリビニルアルコール 2).ポリエチレンオキサイド系 例:ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール 3).アクリル酸系 例:ポリアクリル酸ソーダ 4).無水マレイン酸系 例:メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体 5).フタル酸系 例:ポリヒドロキシエチルフタル酸エステル 6).水溶性ポリエステル 例:ポリジメチルロールプロピオン酸エステル 7).ケトンアルデヒド樹脂 例:メチルイソプロピルケトンホルムアルデヒド樹脂 8).アクリルアミド系 例:ポリアクリルアミド 9).ポリビニルピロリドン系 例:PVP 10).ポリアミン系 例:ポリエチレンイミン 11).ポリ電解質 例:ポリスチレンスルホネート 12).その他 例:水溶性ナイロン これらのうちでも、特に、セルロース系高分子物質(例
えば、ヒドロキシプロピルセルロース)、ポリエチレン
オキサイド系高分子物質(ポリエチレングリコール)、
無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエ
ーテル無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸
共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、ポ
リアクリルアミド)、水溶性ナイロン(例えば、東レ社
性のAQ−ナイロン P−70)は、低い摩擦係数が安
定的に得られるので好ましい。
【0055】また、上記高分子物質の誘導体としては、
水溶性のものに限定されず、上記水溶性高分子物質を基
本構成としていれば、特に制限はなく、不溶化されたも
のであっても、分枝鎖に自由度があり、かつ含水するも
のであればよい。
【0056】例えば、上記高分子物質の縮合、付加、置
き換え、酸化、還元反応等で得られるエステル化物、
塩、アミド化物、無水物、ハロゲン化物、エーテル化
物、加水分解物、アセタール化物、ホルマール化物、ア
ルキロール化物、4級化物、ジアゾ化物、ヒドラジド化
物、スルホン化物、ニトロ化物、イオンコンプレック
ス:ジアゾニウム基、アジド基、イソシアネート基、酸
クロリド基、酸無水物基、イミノ炭酸エステル基、アミ
ノ基、カルボキシル基、エポキシ基、水酸基、アルラヒ
ド基等、反応性官能基を2個以上有する物質と架橋物;
ビニル化合物、アクリル酸、メタクリル酸、ジエン系化
合物、無水マレイン酸との共重合物等が挙げられる。
【0057】このような、親水性高分子物質の被覆層を
カテーテル本体2の外表面に固定するには、外層6の内
部若しくはその表面に存在または導入された反応性官能
基と共有結合させることにより行うのが好ましい。これ
により、持続的な潤滑性表面を得ることができる。
【0058】外層6中または表面に存在し、または導入
される反応性官能基は、前記高分子物質と反応し、結合
ないと架橋して固定するものであれば、いかなるもので
もよく、ジアゾニウム基、アジド基、イソシアネート
基、酸クロリド基、酸無水物基、イミノ炭酸エステル
基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、水酸基、
アルラヒド基等が挙げられ、特にイソシアネート基、ア
ミノ基、アルラヒド基、エポキシ基が好適である。
【0059】本発明における親水性高分子物質の平均分
子量は、特に限定されていないが、3〜500万程度の
ものがこのましい。これにより、潤滑性が高く、適度な
厚さでかつ含水時における膨潤度が適度である潤滑層が
得られる。
【0060】このような親水性高分子物質による潤滑層
の厚さは特に限定されていないが、0.1〜100μm
程度、特に1〜30μm程度とするのが好ましい。
【0061】なお、本発明における親水性高分子物質の
組成や被覆方法については、例えば、特開昭53−10
6778号、米国特許第4100309号、特開昭63
−259269号、特公平1−33181号に記載され
ているようなものを適用することができる。
【0062】
【実施例1】以下、本発明の具体的実施例について説明
する。
【0063】樹脂内層の成形 パラヒドロキシ安息香酸とポリエチレンテレフタレート
のコポリマーである液晶ポリアリレート(ユニチカ社、
ロッドラン3000)及びテレフタル酸とビスフェノー
ルとが縮重合した芳香族ポリアリレート(ユニチカ社、
U−ポリマー)の重量比25/75混練ペレットを押出
機で溶融し、φ0.65mmの銅線上に被覆した。引落率
は3倍とした。
【0064】補強層の形成 この樹脂内層4に、ブレード機を使用して補強層(ステ
ンレス線30μm:ブレード構造)を乗せ、金属に密着
性の良い変性ポリオレフィンを溶液コートした。
【0065】樹脂外層の成形 上記の銅線/樹脂内層4/補強層5からなる線上体に、
変性ポリエチレンを被覆した後、内芯の銅線を抜去し
て、図2に示す構造を有するカテーテルチューブを作製
した。
【0066】カテーテル本体チューブ2曲げ弾性(AS
TM D−790,23℃)は、300gであり、屈曲
率Dは10mmであった。なお、屈曲率Dは、図3に示す
の装置によって測定した時の直径Aで示される値であ
る。
【0067】次に、特公平1−33181に記載された
方法により、前記カテーテル本体2の外表面のほぼ全域
に、親水性高分子物質であるメチルエチルエーテル無水
マレイン酸共重合体の被覆層を形成し、その後、カテー
テル本体の基端21にハブ11を装着して本発明の血管
カテーテルを得た。
【0068】なお、カテーテル本体2の各部の寸法は、
以下の通りである。
【0069】カテーテル本体全長:150cm 基部長さ:110cm 基部外径:1.1mm 基部内径:0.65mm 中間部長さ:20cm 中間部外径:1.1mmから0.90mmに漸減 中間部内径:0.65mm 先端部長さ:20cm 先端部外径:0.90mmから0.74mmに漸減 先端部内径:0.65mmから0.54mmに漸減
【0070】
【実施例2】引落率が5倍にした以外は実施例1と同様
にして作成した。
【0071】カテーテル本体チューブ曲げ弾性(AST
M D−790,23℃)は、350gであり、屈曲率
Dは12mmであった。
【0072】
【比較例1】実施例1と全く同様にして、但し、補強層
は乗せずにカテーテルチューブを作製した。得られたカ
テーテル本体チューブ2曲げ弾性(ASTM D−79
0,23℃)は、280gであり、屈曲率Dは30mmで
あった。
【0073】本比較例により、本発明の血管カテーテル
は、耐キンク性が優れていることが確認された。
【0074】
【比較例2】実施例1と全く同様にして、但し、液晶ポ
リアリレートに代えて、ナイロンを使用して、カテーテ
ルチューブを作製した。得られたカテーテル本体チュー
ブ2の屈曲率Dは8mmであったが、曲げ弾性(ASTM
D−790,23℃)は、70gと低レベルであっ
た。
【0075】
【比較例3】引落率が1.5倍にした以外は実施例1と
同様にして作成した。
【0076】カテーテル本体チューブ曲げ弾性(AST
M D−790,23℃)は、147gであり、屈曲率
Dは9mmであった。
【0077】本比較例により、本発明の血管カテーテル
は、曲げ弾性が優れており、耐キンク性も実用上充分な
レベルにあることが確認された。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の血管カテー
テルによれば、カテーテル本体の主要部分が、液晶ポリ
アリレート系アロイからなる剛性の高い樹脂内層を有す
るので、押し込み性、トルク伝達性に優れ、屈曲した血
管に挿入されたガイドワイヤーに対する追随性が良好で
あると共に、耐キンク性、血管分岐ぶにおける選択性が
向上している。
【0079】また、先端部を柔軟にすることにより、血
管への刺激が少なく、血管内壁の損傷が防止され、安全
性も高い。
【0080】また、カテーテル本体の外表面を親水性高
分子物質で覆った場合には、血管等に接触して潤滑な表
面を形成がされ、摩擦抵抗が減少するので、上記効果が
一段と高まる。
【0081】このような本発明の効果は、径が比較的大
きい通常の動脈や静脈はもちろんのこと、例えば脳血管
やその他の抹消血管のような、径が小さくかつ分岐が多
く、屈曲蛇行した血管内に選択的に挿入する際にも有効
に発揮される。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血管カテーテルの構成例を示す平面図
である。
【図2】本発明のカテーテルチューブの本体2の構成を
拡大して模式的に示す縦断面図である。
【図3】屈曲率Dを測定するための概念図である。
【符号の説明】
1 血管カテーテル 2 カテーテル本体 21 基端 22 先端 3 管腔 4 樹脂内層 5 補強層 6 樹脂外層 7 基部 8 中間部 9 先端部 12 ハブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補強材層を介して樹脂内層および樹脂外層
    が接合された部分を有するカテーテルにおいて、前記樹
    脂内層は、長さ方向に配向させた液晶ポリマー系アロイ
    から実質的になり、該部分の曲げ弾性が200g以上で
    あり、屈曲率が15mm以下であることを特徴とするカ
    テーテル。
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