JPH07586Y2 - フロアパネルのカバー板 - Google Patents
フロアパネルのカバー板Info
- Publication number
- JPH07586Y2 JPH07586Y2 JP1990053292U JP5329290U JPH07586Y2 JP H07586 Y2 JPH07586 Y2 JP H07586Y2 JP 1990053292 U JP1990053292 U JP 1990053292U JP 5329290 U JP5329290 U JP 5329290U JP H07586 Y2 JPH07586 Y2 JP H07586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- floor panel
- divided
- wiring
- wiring groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．考案の目的 ［産業上の利用分野］ 本考案は電子計算機室、オフィスオートメーション機器
室等において、各機器に対する電力線、電話線、信号線
等の配線が容易で、かつ機器の配置変更に柔軟に対応で
きる配線用のフロアパネルのカバー板に関するものであ
る。
室等において、各機器に対する電力線、電話線、信号線
等の配線が容易で、かつ機器の配置変更に柔軟に対応で
きる配線用のフロアパネルのカバー板に関するものであ
る。
［従来の技術］ 第１図示例のフロアパネルP1は、所定の間隔を置いて配
置した配線溝形成用ブロック１・１相互を可撓性シート
２で結合して、ブロック１とブロック１の間に可撓性シ
ート２を底とする配線溝３を形成し、その配線溝３の上
面開口を十字状一体形カバー板40で覆って上面を平らに
構成している（例えば特開昭62−284854号公報）。
置した配線溝形成用ブロック１・１相互を可撓性シート
２で結合して、ブロック１とブロック１の間に可撓性シ
ート２を底とする配線溝３を形成し、その配線溝３の上
面開口を十字状一体形カバー板40で覆って上面を平らに
構成している（例えば特開昭62−284854号公報）。
［考案が解決しようとする課題］ 上記従来例の十字状一体形カバー板40においては、その
形状から、平板鋼板からの打抜き加工の際の歩留りが悪
く、また打抜き加工時に各延長片がわん曲して、配線溝
３の上面開口に配設した際に、ガタ付きを生じる。また
硬質合成樹脂製材料による成形加工においても、各延長
片のわん曲は避けることができない。
形状から、平板鋼板からの打抜き加工の際の歩留りが悪
く、また打抜き加工時に各延長片がわん曲して、配線溝
３の上面開口に配設した際に、ガタ付きを生じる。また
硬質合成樹脂製材料による成形加工においても、各延長
片のわん曲は避けることができない。
また配線溝３の交差部分と直線部分とを別部材のカバー
板とする手段、即ち上記十字状一体形カバー板の延長片
を最初から別部材とした５分割形カバー板（図示せず）
を配線溝３の上面開口に配設する構成のものもあるが、
これは、十字状一体形カバー板40に比べて５倍の枚数と
なり、施工に非常な労力を要して作業性が悪い。またカ
バー板表面にコーティング等の緩衝材処理を施す場合に
も、枚数が多くコスト高となる。
板とする手段、即ち上記十字状一体形カバー板の延長片
を最初から別部材とした５分割形カバー板（図示せず）
を配線溝３の上面開口に配設する構成のものもあるが、
これは、十字状一体形カバー板40に比べて５倍の枚数と
なり、施工に非常な労力を要して作業性が悪い。またカ
バー板表面にコーティング等の緩衝材処理を施す場合に
も、枚数が多くコスト高となる。
本考案は、上記従来技術における課題を解決する配線用
のフロアパネルのカバー板を提供するもので、ブロック
相互間に形成される配線溝の開口上面を能率よく覆うこ
とができ、かつブロックに対するガタ付きをなくして良
好な歩行感が得られるカバー板を提供することを目的と
する。
のフロアパネルのカバー板を提供するもので、ブロック
相互間に形成される配線溝の開口上面を能率よく覆うこ
とができ、かつブロックに対するガタ付きをなくして良
好な歩行感が得られるカバー板を提供することを目的と
する。
ロ．考案の構成 ［課題を解決するための手段］ 本考案は、配線間隔形成用ブロックを所定間隔置きに配
置してブロック相互間に配線溝を形成し、その配線溝の
上面開口をカバー板で覆って上面を平らに構成するフロ
アパネルにおいて、上記カバー板を配線溝長手方向に対
して直角方向に複数分割し、該分割されたカバー板の適
宜枚数の裏面端部相互を、微小間隙を置いて該カバー板
よりも幅狭の可撓性材料で連結したことを特徴とするフ
ロアパネルのカバー板である。
置してブロック相互間に配線溝を形成し、その配線溝の
上面開口をカバー板で覆って上面を平らに構成するフロ
アパネルにおいて、上記カバー板を配線溝長手方向に対
して直角方向に複数分割し、該分割されたカバー板の適
宜枚数の裏面端部相互を、微小間隙を置いて該カバー板
よりも幅狭の可撓性材料で連結したことを特徴とするフ
ロアパネルのカバー板である。
［作用］ 分割された適宜枚数のカバー板の裏面端部相互は、微小
間隙を置いてそのカバー板よりも幅狭の可撓性材料で連
結してあるので、複数枚のカバー板を一括してブロック
相互間の配線溝の上面開口に載置することができる。
間隙を置いてそのカバー板よりも幅狭の可撓性材料で連
結してあるので、複数枚のカバー板を一括してブロック
相互間の配線溝の上面開口に載置することができる。
連結カバー板は、その可撓性材料部分で上下左右に屈曲
自在であるから、ブロックに各カバー板がよくなじんで
配置され、ガタ付きが防止される。
自在であるから、ブロックに各カバー板がよくなじんで
配置され、ガタ付きが防止される。
カバー板の表面にコーティング等の緩衝材処理を施す場
合、連結された複数のカバー板を一括して表面処理がで
き、工数が少なくて済む。
合、連結された複数のカバー板を一括して表面処理がで
き、工数が少なくて済む。
［実施例］ 本考案である第２図示例のフロアパネルP2の基体は、第
１図示従来例のフロアパネルP1基体と同一構成である。
第２図示のカバー板は、第３図示例のように、第１図示
の十字状一体形カバー板40の各延長片の略基部をその長
手方向に対して直角方向に破断して５分割41,42・・・
・45とし、その裏面において、各端部相互を、微小間隙
Ｓを置いて分割カバー板よりも幅狭の可撓性材料５で連
結している。
１図示従来例のフロアパネルP1基体と同一構成である。
第２図示のカバー板は、第３図示例のように、第１図示
の十字状一体形カバー板40の各延長片の略基部をその長
手方向に対して直角方向に破断して５分割41,42・・・
・45とし、その裏面において、各端部相互を、微小間隙
Ｓを置いて分割カバー板よりも幅狭の可撓性材料５で連
結している。
上記カバー板41,42・・・の材質としては、鋼板、アル
ミニウム板、硬質合成樹脂板など耐荷重性を有する板材
あるいは成形材であればよい。
ミニウム板、硬質合成樹脂板など耐荷重性を有する板材
あるいは成形材であればよい。
上記カバー板41,42・・・の各端部相互を微小間隙Ｓを
置いて連結する可撓性材料５としては、可撓性を有する
厚さ・幅のバネ性鋼板、合成樹脂製・ゴム製の軟質シー
ト等適宜である。
置いて連結する可撓性材料５としては、可撓性を有する
厚さ・幅のバネ性鋼板、合成樹脂製・ゴム製の軟質シー
ト等適宜である。
また上記分割カバー板41,42・・・と可撓性材料５との
連結手段としては、鋼板同士であれば溶接でよいが、異
種材質の場合は、リベット止め、接着等適宜である。
連結手段としては、鋼板同士であれば溶接でよいが、異
種材質の場合は、リベット止め、接着等適宜である。
連結後は、必要に応じて緩衝材として、静電植毛加工な
どを施して用いる。
どを施して用いる。
第４図は本考案の連結カバー板を別のフロアパネルP3に
使用した例である。そのフロアパネル基体は、配線間隙
形成用ブロック11を床面に、ブロック11の下部張出部12
相互を付き合わせ配置して、ブロック11・11相互間に配
線溝13を形成する構成である。その配線溝13の上面開口
に、第２図示同様に、第３図示連結カバー板４を、その
連結部を裏側に位置させて配設し、フロアパネル基体の
上面を平らに構成したフロアパネルP3である。
使用した例である。そのフロアパネル基体は、配線間隙
形成用ブロック11を床面に、ブロック11の下部張出部12
相互を付き合わせ配置して、ブロック11・11相互間に配
線溝13を形成する構成である。その配線溝13の上面開口
に、第２図示同様に、第３図示連結カバー板４を、その
連結部を裏側に位置させて配設し、フロアパネル基体の
上面を平らに構成したフロアパネルP3である。
第５図は、本考案のカバー板を、脚部を有する配線間隙
形成用三角形ブロック21を床面に所定間隔置きに配置し
て、ブロック21・21相互間に配線空間23を形成するフロ
アパネル基体P4に適用した例である。
形成用三角形ブロック21を床面に所定間隔置きに配置し
て、ブロック21・21相互間に配線空間23を形成するフロ
アパネル基体P4に適用した例である。
前記の各実施例は、十字状一体形カバー板40を５分割に
して可撓性材料５で連結した構成を示したが、その他直
線状カバー板を、その長手方向に対して直角方向に適宜
複数分割し、その各分割カバー板を前記実施例と同様
に、可撓性材料５で連結する構成も、本考案に当然含ま
れるものである。また本考案のカバー板構成は、実施例
に示した構成以外のフロアパネル基体において、配線溝
の上面開口をカバー板で覆う構成のもの全てに適用し得
るものである。
して可撓性材料５で連結した構成を示したが、その他直
線状カバー板を、その長手方向に対して直角方向に適宜
複数分割し、その各分割カバー板を前記実施例と同様
に、可撓性材料５で連結する構成も、本考案に当然含ま
れるものである。また本考案のカバー板構成は、実施例
に示した構成以外のフロアパネル基体において、配線溝
の上面開口をカバー板で覆う構成のもの全てに適用し得
るものである。
ハ、考案の効果 本考案は以上のような構成であり、分割カバー板の複数
枚の裏面端部相互は、微小間隙を置いて、そのカバー板
よりも幅狭の可撓性材料で連結されているので、複数枚
の分割カバー板を一括してブロックの配線溝の上面開口
に配設できて、作業性がよい。
枚の裏面端部相互は、微小間隙を置いて、そのカバー板
よりも幅狭の可撓性材料で連結されているので、複数枚
の分割カバー板を一括してブロックの配線溝の上面開口
に配設できて、作業性がよい。
上記カバー板の表面を静電植毛加工等でコーティング等
の緩衝材処理を施す際、連結された複数のカバー板を一
括して表面処理することができ、分割された各カバー板
毎に処理するのに比べて工数が非常に少なくて済み、経
済的である。
の緩衝材処理を施す際、連結された複数のカバー板を一
括して表面処理することができ、分割された各カバー板
毎に処理するのに比べて工数が非常に少なくて済み、経
済的である。
配線溝の上面開口に配設された連結カバー板は、可撓性
材料で連結されているので屈曲自在であるから、ブロッ
クに対して各カバー板がよくなじみ、ブロックと、各カ
バー板との間のガタ付きが防止される。
材料で連結されているので屈曲自在であるから、ブロッ
クに対して各カバー板がよくなじみ、ブロックと、各カ
バー板との間のガタ付きが防止される。
また各カバー板と可撓性材料とは、カバー板のの裏面で
連結されているので、連結カバー板をブロックの配線溝
の上面開口に載置した際、ブロックの上面とカバー板と
の上面は、連結用可撓性材料が表面に突出することなく
同一平面に形成される。従って、その上面にカーペット
タイル等の仕上材を敷き詰める場合にも、何らの支障を
きたすことがないものである。
連結されているので、連結カバー板をブロックの配線溝
の上面開口に載置した際、ブロックの上面とカバー板と
の上面は、連結用可撓性材料が表面に突出することなく
同一平面に形成される。従って、その上面にカーペット
タイル等の仕上材を敷き詰める場合にも、何らの支障を
きたすことがないものである。
第１図は従来のカバー板を配設したフロアパネルの斜視
図、第２図は本考案カバー板を配設したフロアパネルの
斜視図、第３図は本考案カバー板の一例を示す裏面斜視
図、第４図及び第５図は別のフロアパネル基体に本考案
のカバー板を配設した例を示す斜視図である。 1.11.21はブロック、3.13.23は配線溝、４は連結カバー
板、41,42・・・は分割カバー板、５は可撓性材料、P2.
P3.P4はフロアパネル。
図、第２図は本考案カバー板を配設したフロアパネルの
斜視図、第３図は本考案カバー板の一例を示す裏面斜視
図、第４図及び第５図は別のフロアパネル基体に本考案
のカバー板を配設した例を示す斜視図である。 1.11.21はブロック、3.13.23は配線溝、４は連結カバー
板、41,42・・・は分割カバー板、５は可撓性材料、P2.
P3.P4はフロアパネル。
Claims (1)
- 【請求項１】配線間隙形成用ブロックを所定間隔置きに
配置してブロック相互間に配線溝を形成し、その配線溝
の上面開口をカバー板で覆って上面を平らに構成するフ
ロアパネルにおいて、上記カバー板を配線溝長手方向に
対して直角方向に複数分割し、該分割されたカバー板の
適宜枚数の裏面端部相互を、微小間隙を置いて該カバー
板よりも幅狭の可撓性材料で連結したことを特徴とする
フロアパネルのカバー板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990053292U JPH07586Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | フロアパネルのカバー板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990053292U JPH07586Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | フロアパネルのカバー板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411854U JPH0411854U (ja) | 1992-01-30 |
| JPH07586Y2 true JPH07586Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31574354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990053292U Expired - Lifetime JPH07586Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | フロアパネルのカバー板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07586Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2731073T3 (es) * | 2014-09-04 | 2019-11-13 | QLX Pty Ltd | Módulo de pavimento |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3852928A (en) * | 1973-06-13 | 1974-12-10 | Hauserman Inc | Elevated flooring system and panel therefor |
| JPS6044947U (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-29 | コクヨ株式会社 | 床パネル |
| JPH036118Y2 (ja) * | 1985-03-18 | 1991-02-15 | ||
| JPS6225664A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | 松下電工株式会社 | 直施工用木質床材 |
| JPS62284854A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-10 | 共同カイテック株式会社 | フロアパネル装置 |
| JPH0539143Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1993-10-04 | ||
| JPH01174764A (ja) * | 1987-12-26 | 1989-07-11 | Mirai Ind Co Ltd | 床配線用仕上材 |
| JPH0814191B2 (ja) * | 1988-02-10 | 1996-02-14 | 東リ株式会社 | 配線路付床構造 |
| JP2531226B2 (ja) * | 1988-02-10 | 1996-09-04 | 日立電線株式会社 | 配線樋付床構造 |
| JPH0652007B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1994-07-06 | 日立電線株式会社 | 配線樋付床構造 |
| JP2517236Y2 (ja) * | 1988-10-19 | 1996-11-20 | 共同カイテック株式会社 | フロアパネル |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP1990053292U patent/JPH07586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0411854U (ja) | 1992-01-30 |
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