JPH07585Y2 - 畳の縁飾り構造 - Google Patents

畳の縁飾り構造

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JPH07585Y2
JPH07585Y2 JP15097689U JP15097689U JPH07585Y2 JP H07585 Y2 JPH07585 Y2 JP H07585Y2 JP 15097689 U JP15097689 U JP 15097689U JP 15097689 U JP15097689 U JP 15097689U JP H07585 Y2 JPH07585 Y2 JP H07585Y2
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JP
Japan
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tatami
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decorative
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edge
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JP15097689U
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正秀 中川
Original Assignee
有限会社中川正人商店
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Description

【考案の詳細な説明】 I.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、畳の縁飾り構造に関するものである。
(2)従来の技術 従来、日本家屋に使用される畳においては、畳床の上面
を畳表で被覆して麻糸で周囲を手縫し、長手方向となる
両辺に縁飾布(畳縁)を畳表より畳床まで同じく麻糸で
縫着して畳表並びに畳床を保護しながら装飾効果を高め
ている。
前記縁飾布としては、麻を素材として織成し、紺、もえ
ぎ、赤茶等に染色した高宮縁、錦糸で織成して光沢加工
させた光輝縁、絹、綿、麻等を素材として紋形を織り出
したり、顔料で紋形を染め出したりした紋緑等が使用さ
れている。
(3)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記縁飾りにおいては、染色、模様織り
等で装飾効果を高めてはいるが、素材が一枚布であるた
め高価な縁飾りを使用してる割りには豪華な感触を表現
出来ない等の問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は下地生地の上面に装飾模様が描出された
装飾生地を、下地生地の一辺縁部が露出する様に縫着さ
せた縁飾りを形成し、この縁飾りを畳表の縁辺に配置し
て畳床に逢着させることにより、畳の装飾効果を高め、
また畳縁の耐用年数を高め得る畳みの縁飾り構造を提供
することにある。
II.考案の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は下地生地14と、こ
の下地生地14の上面であって下地生地の縁部が露出する
様に縫着された下地生地と異種色の装飾生地18と、より
成る縁飾り12を形成し、畳表20で被覆された畳床22の長
辺、または短辺の縁部に前記縁飾り12を縫着させ、畳26
の縁部上面に下地生地14と装飾生地18との組合せ模様を
描出させてなる畳の縁飾り構造10を構成するものであ
る。
(2)作用 本考案の畳の縁飾り構造において、下地生地の上面に各
種の装飾模様を表出させた装飾生地を配置させた縁飾り
を畳の縁部に縫着させたものであって、下地生地と装飾
生地とが線状に描出され、畳を敷き込みした時の装飾効
果を高め得るものである。また、下地生地と装飾生地と
が二重になってその耐用年数を向上させ得る。
(3)実施例 以下、添付図面により、本考案の好適な実施例について
説明する。
第1図には本考案の実施例に係る畳の縁飾り構造10に使
用する縁飾り12が示されている。
図において、縁飾り12は、麻等を素材として紺色等に着
色された下地生地14と、この下地生地14の上面に下地生
地14の縁部が露出する様に一端が伏せ縫い16された装飾
生地18とで帯状に形成されている。そして、通常、畳の
縁飾りは紺色等より成るのに対し、その上面に縫着され
る装飾生地18はそれと異なる色彩や模様等を有する生地
から形成されている。
そして、第2図、第3図に示す様に、上面に畳表20を縫
着させた畳床22の長辺縁、または短辺縁の上面に前記縁
飾り12を配置し、下地生地14の一端を麻糸で伏せ縫い16
aさせ、前記下地生地14と装飾生地18とを畳床22の側面
より下面へと折込みして麻糸で止め縫い24して畳の縁飾
り構造10となすものである。
この縁飾り構造10を備えた畳26においては、第4図に示
す様に畳26を敷き込みした時に、その縁部に下地生地14
と、下地生地14と色彩を異にすると共に各種の模様を表
出させた装飾生地18とが線状に配置され、そのコントラ
ストでもって畳26が新鮮な感触にあふれてその装飾効果
が向上されるものであり、畳み自体の付加価値を高め得
るものである。特に、下地生地の紺系統に対しそのコン
トラストを明確にする黄色、赤色、白色、橙色、桃色、
又はそれらの組みあわせ模様等により装飾生地18を構成
することにより一層の鮮やかさ、豪華さを抽出させるこ
ととなる。
なお、下地生地14の露出幅は2mm位から畳縁として露出
する部分の半幅位までを適宜選択するものである。
また、下地生地14と装飾生地18とが二重になって畳縁の
耐用年数も向上させ得る。
III.考案の効果 以上説明したように、本考案は下地生地に、下地生地が
一部露出する様に下地生地と異種色の装飾生地を縫着さ
せた縁飾りを畳縁として畳の縁部に配置させたものであ
って、下地生地と装飾生地とが線状に配置されて畳の装
飾効果を飛躍的に向上させ、畳の付加価値をも高めると
共に、畳縁の耐用年数も向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る畳の縁飾り構造に使用す
る縁飾りの一部平面図、第2図は畳の縁飾り構造を示し
た畳の一部斜視図、第3図はそのA−A線拡大断面図、
第4図は畳の縁飾り構造を備えた畳みの敷き込み状態の
平面図である。 10……畳の縁飾り構造、12……縁飾り、14……下地生
地、18……装飾生地、20……畳表、22……畳床、26……

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地生地と、この下地生地の上面であって
    下地生地の縁部が露出する様に縫着された下地生地と異
    種色の装飾生地と、より成る縁飾りを形成し、 畳表で被覆された畳床の長辺、または短辺の縁部に前記
    縁飾りを縫着させ、畳の縁部上面に下地生地と装飾生地
    との組合せ模様を描出させてなる畳の縁飾り構造。
JP15097689U 1989-12-28 1989-12-28 畳の縁飾り構造 Expired - Lifetime JPH07585Y2 (ja)

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JPH0389831U JPH0389831U (ja) 1991-09-12
JPH07585Y2 true JPH07585Y2 (ja) 1995-01-11

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