JPH0758086B2 - 連結用支柱 - Google Patents
連結用支柱Info
- Publication number
- JPH0758086B2 JPH0758086B2 JP2059898A JP5989890A JPH0758086B2 JP H0758086 B2 JPH0758086 B2 JP H0758086B2 JP 2059898 A JP2059898 A JP 2059898A JP 5989890 A JP5989890 A JP 5989890A JP H0758086 B2 JPH0758086 B2 JP H0758086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- pipe
- fitting
- fixed
- support piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は支柱同士を軸方向に連結し、その連結された支柱
に例えば照明灯乃至電話台などを取り付ける場合に使用
する連結用支柱に関する。
に例えば照明灯乃至電話台などを取り付ける場合に使用
する連結用支柱に関する。
従来の技術 従来、パイプから成る支柱同士を連結する場合に、連結
するパイプ同士の端面に夫々フランジを設け、このフラ
ンジ同士をねじ止めするか、或いは一方のパイプの端部
に嵌合軸を突設して、この嵌合軸の他方のパイプの端部
を嵌合してこれらをねじ止めするかの方法がとられてい
る。
するパイプ同士の端面に夫々フランジを設け、このフラ
ンジ同士をねじ止めするか、或いは一方のパイプの端部
に嵌合軸を突設して、この嵌合軸の他方のパイプの端部
を嵌合してこれらをねじ止めするかの方法がとられてい
る。
発明が解決しようとする課題 ところが上記した従来の連結方法によれば、ねじ止め部
分が外面に露出して体裁を著しく損なうばかりでなく、
パイプの外周に支持アームを回転自在に取り付ける際、
或いは取り扱いの際にフランジ及びねじの頭部が邪魔に
なり、またねじ止め部分が緩み易いなどの不都合があっ
た。
分が外面に露出して体裁を著しく損なうばかりでなく、
パイプの外周に支持アームを回転自在に取り付ける際、
或いは取り扱いの際にフランジ及びねじの頭部が邪魔に
なり、またねじ止め部分が緩み易いなどの不都合があっ
た。
課題を解決するための手段 そこで本願は、上記したものの不都合を改善するため
に、パイプの下部内周に固着される上部の下方に、取付
パイプの上部部内周に嵌合する下部を一体に設けた連結
筒と、この連結筒の下部下面に固着すると共に、中心部
より固定筒を下方に導出した上位支持片と、前記連結筒
及び固定筒内に挿通されて固定筒の下面より下方に延
び、その下部にねじ部を形成すると共に、上部に回転操
作可能な頭部を有したねじ軸と、このねじ軸のねじ部に
螺合した下位支持片と、中心部が前記固定筒に挿通され
て、前記上位及び下位支持片間に介在された弾性変形体
とから構成したことを特徴とする連結用支柱を提供する
ものであり、上記においてパイプ同士を順次連結できる
ように連結筒の下部と、上位及び下位支持片が、パイプ
内に嵌合可能な外径を有すると共に、上部と下部との間
に鍔を設けて成り、また弾性体の上下面を、上位及び下
位支持片に夫々設けた係止突部に回転不能に係止して成
り、さらに好ましくは下位支持片の中心部に上方に延び
て固定筒内に嵌合すると共に内周にねじ孔を形成した嵌
合筒部を設けて成るものである。
に、パイプの下部内周に固着される上部の下方に、取付
パイプの上部部内周に嵌合する下部を一体に設けた連結
筒と、この連結筒の下部下面に固着すると共に、中心部
より固定筒を下方に導出した上位支持片と、前記連結筒
及び固定筒内に挿通されて固定筒の下面より下方に延
び、その下部にねじ部を形成すると共に、上部に回転操
作可能な頭部を有したねじ軸と、このねじ軸のねじ部に
螺合した下位支持片と、中心部が前記固定筒に挿通され
て、前記上位及び下位支持片間に介在された弾性変形体
とから構成したことを特徴とする連結用支柱を提供する
ものであり、上記においてパイプ同士を順次連結できる
ように連結筒の下部と、上位及び下位支持片が、パイプ
内に嵌合可能な外径を有すると共に、上部と下部との間
に鍔を設けて成り、また弾性体の上下面を、上位及び下
位支持片に夫々設けた係止突部に回転不能に係止して成
り、さらに好ましくは下位支持片の中心部に上方に延び
て固定筒内に嵌合すると共に内周にねじ孔を形成した嵌
合筒部を設けて成るものである。
作用 しかしてパイプを連結する場合には、例えば机Ａの隅部
に埋設した取付パイプに、その上方から連結筒の下部を
嵌合してパイプ同士を接合した状態で、例えばドライバ
ーなどの工具を用いて連結筒を固設したパイプの上方か
らねじ軸を回転する。するとねじ軸の回転により下位支
持片が上昇し、弾性変形体が上位及び下位支持片により
圧縮されて、弾性変形体は外方に膨らんでその外周面が
取付パイプの内周面に密着固定してパイプは連結筒を介
して取付パイプに連結される。
に埋設した取付パイプに、その上方から連結筒の下部を
嵌合してパイプ同士を接合した状態で、例えばドライバ
ーなどの工具を用いて連結筒を固設したパイプの上方か
らねじ軸を回転する。するとねじ軸の回転により下位支
持片が上昇し、弾性変形体が上位及び下位支持片により
圧縮されて、弾性変形体は外方に膨らんでその外周面が
取付パイプの内周面に密着固定してパイプは連結筒を介
して取付パイプに連結される。
実施例 以下図面と共に本願の実施例を詳述すると、（１）は支
柱を構成するパイプ（２）の下端部に設けられ、例えば
机Ａの隅部に埋設された取付パイプａに連結される連結
部材を示し、この連結部材（１）は上部がパイプ（２）
の下端部内に圧入乃至溶着などにより嵌着される上部と
取付パイプａの上端部内に嵌合する下部とを一体に設け
て成る中空の連結筒（４）と、この連結筒（４）の下部
下面に一体に設けられ、かつ、取付パイプａに嵌合する
外径を有すると共に、中心部に取付孔（５）を有し、下
面に切起しなどにより係止突部（６）を配設した上位支
持片（７）と、上端が前記上位支持片（７）の中心部に
固着されて下方に延びる固定筒（８）と、頭部が前記連
結筒（４）の上面に座金（９）を介して当接して連結筒
（４）内から固定筒（８）内に挿通されてその下面より
下方に導出されると共に、その下部にねじ部（10）を設
けたねじ軸（11）と、前記上位支持片（７）と同様に取
付パイプａに嵌合する外径を有し、その上面に切起しな
どにより係止突部（12）を配設し、かつ、中心部に上方
に突出して前記固定筒（８）の下部内に摺動自在に嵌合
すると共に、内周に前記ねじ軸（11）のねじ部（10）に
螺合するねじ（14）を刻設した短尺な嵌合筒部（13）を
一体に有した下位支持片（15）と、取付パイプａに嵌合
する外径を有し、中心部が前記固定筒（８）に挿通され
ると共に、前記上位支持片（７）と下位支持片（15）と
の間に介在されて、上下面が前記係止突部（５）、（1
2）により回転不能に係止されたゴムなどの弾性変形体
（17）とから構成され、前記ねじ軸（11）の下端部に
は、下位接合部片（15）の抜止用膨径部（18）が設けて
ある。
柱を構成するパイプ（２）の下端部に設けられ、例えば
机Ａの隅部に埋設された取付パイプａに連結される連結
部材を示し、この連結部材（１）は上部がパイプ（２）
の下端部内に圧入乃至溶着などにより嵌着される上部と
取付パイプａの上端部内に嵌合する下部とを一体に設け
て成る中空の連結筒（４）と、この連結筒（４）の下部
下面に一体に設けられ、かつ、取付パイプａに嵌合する
外径を有すると共に、中心部に取付孔（５）を有し、下
面に切起しなどにより係止突部（６）を配設した上位支
持片（７）と、上端が前記上位支持片（７）の中心部に
固着されて下方に延びる固定筒（８）と、頭部が前記連
結筒（４）の上面に座金（９）を介して当接して連結筒
（４）内から固定筒（８）内に挿通されてその下面より
下方に導出されると共に、その下部にねじ部（10）を設
けたねじ軸（11）と、前記上位支持片（７）と同様に取
付パイプａに嵌合する外径を有し、その上面に切起しな
どにより係止突部（12）を配設し、かつ、中心部に上方
に突出して前記固定筒（８）の下部内に摺動自在に嵌合
すると共に、内周に前記ねじ軸（11）のねじ部（10）に
螺合するねじ（14）を刻設した短尺な嵌合筒部（13）を
一体に有した下位支持片（15）と、取付パイプａに嵌合
する外径を有し、中心部が前記固定筒（８）に挿通され
ると共に、前記上位支持片（７）と下位支持片（15）と
の間に介在されて、上下面が前記係止突部（５）、（1
2）により回転不能に係止されたゴムなどの弾性変形体
（17）とから構成され、前記ねじ軸（11）の下端部に
は、下位接合部片（15）の抜止用膨径部（18）が設けて
ある。
しかして、パイプ（２）を取付パイプａに連結する場合
には、取付パイプａ内にその上方から連結筒（４）を挿
入してその下部を取付パイプａの上端部に嵌合すると共
に、取付パイプａの上面に鍔（３）を当接し、この状態
で例えばドライバーなどの工具を用いてパイプ（２）の
上方よりねじ軸（11）の頭部を回転操作する。するとね
じ軸（11）の回転により、下位支持片（15）が上昇して
弾性変形体（17）は上位支持片（７）と下位支持片（1
5）との間で圧縮されて外方に膨らみ、第２図で示すよ
うにその外周面が取付パイプａの内周面に密着固定し、
これによってパイプ（２）が連結具（１）を介して取付
パイプａに連結される。
には、取付パイプａ内にその上方から連結筒（４）を挿
入してその下部を取付パイプａの上端部に嵌合すると共
に、取付パイプａの上面に鍔（３）を当接し、この状態
で例えばドライバーなどの工具を用いてパイプ（２）の
上方よりねじ軸（11）の頭部を回転操作する。するとね
じ軸（11）の回転により、下位支持片（15）が上昇して
弾性変形体（17）は上位支持片（７）と下位支持片（1
5）との間で圧縮されて外方に膨らみ、第２図で示すよ
うにその外周面が取付パイプａの内周面に密着固定し、
これによってパイプ（２）が連結具（１）を介して取付
パイプａに連結される。
なお上記実施例は下位支持片（15）の中心部に設けた嵌
合筒部（13）の内周面にねじ軸（11）のねじ部（10）に
螺合するねじ孔（14）を刻設した場合を示したが、嵌合
筒部（13）の内周面がねじ孔（14）を設けることなく、
下部支持体（15）の中心部下面にねじ軸（11）のねじ部
（10）と螺合するナットを一体に設けてもよいこと、ま
た上記実施例は弾性変形体（17）の上下面を係止突部
（６），（７）に回転不能に係止した場合を示したが、
係止突部（６），（12）を設けることなく接着などによ
り固着してもよいことは勿論である。
合筒部（13）の内周面にねじ軸（11）のねじ部（10）に
螺合するねじ孔（14）を刻設した場合を示したが、嵌合
筒部（13）の内周面がねじ孔（14）を設けることなく、
下部支持体（15）の中心部下面にねじ軸（11）のねじ部
（10）と螺合するナットを一体に設けてもよいこと、ま
た上記実施例は弾性変形体（17）の上下面を係止突部
（６），（７）に回転不能に係止した場合を示したが、
係止突部（６），（12）を設けることなく接着などによ
り固着してもよいことは勿論である。
発明の効果 以上のように本願によれば、パイプの内部から連結操作
ができて体裁が極めて良好であると共に、パイプの外周
に支持アームを取り付ける場合にも便利であり、また弾
性変形体の外周面が取付パイプの内周面に密着するので
取り付けが強固にでき、またパイプの接合相互間にわた
って連結筒が介在するので、連結部の機械的強度にも優
れ、また固定筒の存在によって弾性変形体がねじ軸に密
着してその回動を拘束する惧れもなく、また請求項２記
載の構成によれば、連結支柱同士を軸方向に順次連結し
て延長することもできると共に、パイプの接合状態を一
定に構成し得るなどの利点を有する。
ができて体裁が極めて良好であると共に、パイプの外周
に支持アームを取り付ける場合にも便利であり、また弾
性変形体の外周面が取付パイプの内周面に密着するので
取り付けが強固にでき、またパイプの接合相互間にわた
って連結筒が介在するので、連結部の機械的強度にも優
れ、また固定筒の存在によって弾性変形体がねじ軸に密
着してその回動を拘束する惧れもなく、また請求項２記
載の構成によれば、連結支柱同士を軸方向に順次連結し
て延長することもできると共に、パイプの接合状態を一
定に構成し得るなどの利点を有する。
図面は本願の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２図
は取付パイプに連結した状態を示す縦断面図である。 図中、（１）は連結部材、（２）はパイプ、（４）は連
結筒、（６），（12）は係止突部、（７）は上位支持
片、（８）は固定筒、（10）はねじ部、（11）はねじ
軸、（13）は嵌合筒部、（14）はねじ、（15）は下位支
持片、（17）は抑止体である。
は取付パイプに連結した状態を示す縦断面図である。 図中、（１）は連結部材、（２）はパイプ、（４）は連
結筒、（６），（12）は係止突部、（７）は上位支持
片、（８）は固定筒、（10）はねじ部、（11）はねじ
軸、（13）は嵌合筒部、（14）はねじ、（15）は下位支
持片、（17）は抑止体である。
Claims (4)
- 【請求項１】パイプの下部内周に固着される上部の下方
に、取付パイプの上部内周に嵌合する下部を一体に設け
た連結筒と、この連結筒の下部下面に固着すると共に、
中心部より固定筒を下方に導出した上位支持片と、前記
連結筒及び固定筒内に挿通されて固定筒の下面より下方
に延び、その下部にねじ部を形成すると共に、上部に回
転操作可能な頭部を有したねじ軸と、このねじ軸のねじ
部に螺合した下位支持片と、中心部が前記固定筒に挿通
されて、前記上位及び下位支持片間に介在された弾性変
形体とから構成したことを特徴とする連結用支柱。 - 【請求項２】連結筒の下部と、上位及び下位支持片が、
パイプ内に嵌合可能な外径を有すると共に、上部と下部
との間に鍔を設けて成る請求項１記載の連結用支柱。 - 【請求項３】弾性変形体の上下面を、上位及び下位支持
片に夫々設けた係止突部に回転不能に係止して成る請求
項１または２記載の連結用支柱。 - 【請求項４】下位支持片の中心部に、上方に延びて固定
筒内に嵌合すると共に内周にねじ孔を形成した嵌合筒部
を設けて成る請求項1,2または３記載の連結用支柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059898A JPH0758086B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 連結用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059898A JPH0758086B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 連結用支柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265706A JPH03265706A (ja) | 1991-11-26 |
| JPH0758086B2 true JPH0758086B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=13126401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2059898A Expired - Lifetime JPH0758086B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 連結用支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758086B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4764746B2 (ja) * | 2006-03-06 | 2011-09-07 | 有限会社 エー・ジー・ケー | パネル吊り装置及びバー吊り装置 |
| JP6036275B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2016-11-30 | アイシン精機株式会社 | 鋳ぐるみ用のパイプの保持装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS456200Y1 (ja) * | 1968-03-26 | 1970-03-27 | ||
| JPH0332810Y2 (ja) * | 1986-06-24 | 1991-07-11 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2059898A patent/JPH0758086B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03265706A (ja) | 1991-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080708 |