JPH0757848B2 - 壁表面および床表面用の立体表面構造化した被覆材の製造方法およびそのための構造ペースト - Google Patents

壁表面および床表面用の立体表面構造化した被覆材の製造方法およびそのための構造ペースト

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JPH0757848B2
JPH0757848B2 JP5001168A JP116893A JPH0757848B2 JP H0757848 B2 JPH0757848 B2 JP H0757848B2 JP 5001168 A JP5001168 A JP 5001168A JP 116893 A JP116893 A JP 116893A JP H0757848 B2 JPH0757848 B2 JP H0757848B2
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    • C09D133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁表面および床表面用
の立体表面構造化した被覆材、特に請求項1の前文に記
載の壁紙の製造方法に関する。本発明はさらに、その製
造の際に使用する構造ペーストにも関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】構造
化したレリーフ状の表面を備えた床張り材、壁張り材お
よび特に壁紙は公知である。公知の方法におけるレリー
フ状構造の製造には、それぞれポリ塩化ビニル(PV
C)系の、発泡剤を含まない緻密なプラスチゾルまたは
発泡剤を含む発泡プラスチゾルを使用する。
【0003】プラスチゾルペーストは、製造すべき構造
の種類に応じて、公知の塗布方法、特に加圧塗布方法に
より、好適な基材幅上に塗布する。その基材は、様々な
材料、特にプラスチック材料からなるものでよいが、構
造壁紙の場合は主として壁用原料紙である。塗装に適し
た方法には、回転スクリーンなせん法、平面スクリーン
なせん法、回転低圧法、圧搾低圧法、高圧法、塗布法、
および射出法がある。
【0004】PVCプラスチゾルペーストは、基材幅上
で硬化させた後、上記の目的に一般的に使用できる特性
を備えている。PVCプラスチゾルペーストは、耐光性
が良く、耐洗浄性が高く、耐引っ掻き性があり、硬化し
た状態でも十分にたわみ性があり、発泡剤を併用するこ
とにより、比較的軽量の構造物に加工することができ、
丈夫であり、難燃性である。しかし、PVCプラスチゾ
ルには様々な欠点もある。PVCプラスチゾルは、ゲル
化および発泡に180〜230℃の比較的高い温度を必
要とし、さらに壁の呼吸作用を低下させ、ニコチンに敏
感(変色)である。しかし、PVCプラスチゾルの最も
大きな欠点はその化学的な起源にある、つまりそれが塩
素を含有する化合物であるので、環境上の問題点を引き
起こす可能性がある。ポリ塩化ビニルは、本質的に腐敗
しないので、焼却以外に処理の道がない。その際有害な
塩酸の蒸気が発生するが、これは火事の際にも発生し、
人間にとって著しい危険となることがある。その上、P
VCプラスチゾルは基本的に可塑剤、本質的にフタル酸
エステル、を含み、これが加工の際に部分的に放出され
るので、経費のかかる検出および燃焼装置が必要とな
る。
【0005】本発明の目的は、本質的にPVCおよび可
塑剤を含まず、従来公知の塗布方法で問題なく作業する
ことができ、高品質の製品が得られる構造化ペーストを
使用する、壁表面、天井および床表面用の立体表面構造
化した被覆材の製造方法を提供することである。本発明
の別の目的は、表面構造化した被覆材を製造するため
の、本質的にPVCおよび可塑剤を含まない、特殊な構
造ペーストを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、本発明
により、請求項1に記載の特徴により達成される。好適
な構造ペーストは請求項8にその特徴を記載する。
【0007】以下、簡単にするために、本発明を構造壁
紙製造への応用に関してのみ説明するが、当業者には、
ここに記載する製造方法が他の構造にも応用でき、した
がって特に他の壁および床被覆材の製造にも好適である
ことは明らかである。また、基材は構造壁紙の製造に一
般的に使用される壁用原紙に限定されるものでもない。
基材は、様々な材料からなることができ、特に構造壁紙
の製造には場合により予め被覆した壁用原紙を使用する
こともできる。
【0008】綿密な試験により、高品質の構造表面は、
水系中に酢酸ビニル共重合体の重合体分散液、それに好
適な充填材および顔料を含む構造ペーストを使用するこ
とにより得られることが分かった。この水系には、構造
ペーストを簡単な乾燥ないし蒸発により硬化させること
ができ、その際有害な排気が生じないという利点があ
る。乾燥は、40〜200℃の温度で行うことができる
ので、PVCプラスチゾルの使用に比べてさらに有利で
ある。
【0009】また、本発明の構造ペーストは、冒頭に記
載した、PVCプラスチゾルにこれまで一般的に使用さ
れている塗布方法で作業することができる。硬化した構
造は、例えば印刷、ラッカー塗布、フレーク化等により
難無く表面仕上げ加工することができる。
【0010】本発明の構造ペーストには、酢酸ビニル−
エチレン−共重合物(EVA)を原料とし、この共重合
物の、可塑剤を含まない、50〜55%水中分散液とし
て得られる重合体分散液が特に好適である。この分散液
は、構造ペーストの流動特性を与え、ペーストの他の成
分相互の十分な結合を確保し、基材に対する良好な密着
性を備え、乾燥後には長期間にわたってたわみ性のある
構造をもたらす。
【0011】しかし、他の、例えば酢酸ビニル−マレイ
ン酸ジ−n−ブチルエステルおよび酢酸ビニル−アクリ
ル酸エステル系の重合体分散液も好適であることが分か
っている。
【0012】本発明の構造材料の基本的な構成は、無機
および/または有機充填材1部に対して50〜55%重
合体分散液0.8〜2.0重量部を含む。
【0013】構造ペースト用の有機充填材としては、特
にのり化していないデンプンを挙げることができるが、
その中でもジャガイモデンプンを使用するのが好まし
い。のり化していないデンプンは、良好な充填能力を有
し、デンプンは無機充填材よりも軽いので、構造材料の
重量を増加することもない。その上、デンプンは生物学
的に容易に、完全に分解されるので、構造ペーストの分
解性にとって好ましい。のり化していないデンプンは、
無機充填材が炭酸カルシウムであっても水酸化アルミニ
ウムであっても、等しく無機充填材と一つの単位を形成
するので、無機充填材の部分的な置き換えとみなすこと
ができる。
【0014】その上、のり化していないデンプンは冷水
に不溶であり、温度増加によって初めて溶解する。この
特性は製造技術上有利である。乾燥温度および乾燥期間
は、デンプン粒子がその表面で温度および配合の水分に
より容易に溶解し、互いに、および他の充填材と結合し
て一つの単位になる様に選択することができる。それに
よって、構造材料の強度を改良することができる。
【0015】さらに、デンプンはかなりの量の水分を結
合し、これを乾燥の際に徐々に放出する。これによっ
て、発泡を起こす可能性がある急速な蒸発が避けられ
る。
【0016】デンプンを使用する際は、充填材全体に対
して少なくとも10重量%、好ましくは25〜40重量
%ののり化していないデンプンを有機充填材として含む
のが有利である。のり化していないデンプンは、粒径が
10〜100μm の粉体の形で存在するのが好ましい。
【0017】構造材料用の無機充填材としては、水酸化
アルミニウム(Al(OH)3 )および炭酸カルシウム
(CaCO3 )が重要である。しかし、追加の白色顔料
として、ある量の二酸化チタン(TiO2 )を加えるの
も有利である。二酸化チタンは、無機および/または有
機充填材全体の10重量%まで使用することができる。
【0018】充填材としては、粒径20〜25μm の水
酸化アルミニウムを使用するのが好ましい。炭酸カルシ
ウムは、粒径が5〜30μm で、給油量が15であるの
が好ましい。二酸化チタンとしては、ルチル型を使用す
るのが好ましい。しかし、上記の充填材の規格から外れ
ることも可能である。
【0019】さらに、系にある一定量の有機性加工遅延
剤を加えるのも非常に有利である。ペースト全体に対し
て1〜8重量%の非結晶性ソルビトールシロップを加え
ると、加工遅延に加えて構造ペーストの粘度にも好まし
い影響を与えるので、加工にとって非常に有利であるこ
とが分かった。
【0020】非結晶性ソルビトールシロップは、所望に
より、エチレングリコールまたは同等の特性を有する他
の有機溶剤で置き換えることもできる。ペースト全体に
対して1〜5重量%のエチレングリコールを加えること
も、特定の場合における加工に有利であることが分かっ
た。
【0021】場合により、製造すべき構造壁紙にある程
度のはっ水性を与えるために、疎水化剤を加えるのも有
利である。これは、ペースト全体に対して1〜3重量%
のパラフィン分散液を加えることにより達成できること
が分かった。
【0022】乾燥した構造ペーストの比重を下げる、な
いしその構造体積を乾燥の際に増大するために、構造ペ
ーストに比較的少量の好適な添加剤を加えることができ
る。
【0023】構造ペーストの比体積を加工の際に、特に
乾燥の際に増加させるには、ペースト全体に約1〜8重
量%のいわゆるマイクロパールを加えるのが有利である
ことが分かった。マイクロパールは、あわ立て剤を充填
した、直径約10〜20μmの熱可塑性プラスチック製
マイクロカプセルであり、120〜140℃でその体積
の何倍にも膨脹する。これらのマイクロパールは、例え
ばメタクリル酸メチル系の、またはアクリロニトリル共
重合体の重合体外皮を備えている。好ましい実施態様で
は、膨脹比が約20のマイクロパールを使用する。これ
らのマイクロパールは、本発明の構造ペーストにおい
て、部分的に従来のPVCプラスチゾルにおけるあわ立
て剤の機能を果たす。
【0024】その上、充填材の比重を下げる、ないし乾
燥したペーストの比体積を増加させるために、ペースト
全体に約1〜5重量%のいわゆる微小中空球を加えるこ
とができる。その際、表面において好ましくは無機充填
材が埋め込まれている膨脹重合体中空球が重要である。
その様な微小中空球の直径は、好ましくは10〜80μ
m であり、比重は約0.15g/cm2 である。微小中空球
とは、その微小球の重合体材料およびその上に滞積した
無機充填材粒子により、事実上、非常に高い比体積を有
する有機−無機混合充填材である。
【0025】当業者には、特定の塗布方法で作業するに
は構造ペーストがだいたいどの程度の粘度を有する必要
があるかは明らかである。この粘度は本発明のペースト
では水を適宜加えることにより調節できる。
【0026】無論、本発明の構造ペーストは、その外観
に影響を与えるために、例えば着色顔料または染料を加
えることができる。また、加工には、必要に応じて、少
量の殺菌剤または消泡剤を加えることもできる。その様
な添加剤は、当業者には良く知られている。
【0027】本発明の構造ペーストの、2種類の好まし
い配合を以下に重量部で示す。可塑剤を含まない、50
〜55%EVA分散液240〜360重量部、非結晶性
ソルビトールシロップ5〜50重量部、マイクロパール
10〜50重量部、Al(OH)3 およびのり化してい
ないデンプン300重量部および粘度調整剤として水5
〜30重量部。または可塑剤を含まない、50〜55%
EVA分散液240〜360重量部、エチレングリコー
ル6〜30重量部、マイクロパール6〜30重量部、A
l(OH)3 および/またはCaCO3 230重量部、
微小中空球6〜30重量部、粘度調整剤として水25〜
35重量部。
【0028】さらに、これらの配合に30重量部までの
ルチル型二酸化チタンを加えることができる。その上、
上に述べた様に、これらの配合に着色顔料、染料、消泡
剤、殺菌剤および同様に少量で使用する添加剤を加える
ことができる。
【0029】上記配合の構造ペーストは、すべての必要
条件を満たしている。これらのペーストは、耐光性が良
く、耐洗浄性が高く、耐引っ掻き性があり、丈夫であ
り、十分にたわみ性があり、その上比較的軽量に加工す
ることができる。さらにこれらのペーストは、水酸化ア
ルミニウムの量が比較的高いので難燃性である。従来の
PVCプラスチゾル構造に対して、これらのペーストに
はさらに、PVCおよび可塑剤を含まず、水蒸気の透過
性が良く、燃焼の際にも塩素含有化合物、特に塩酸蒸気
を放出しないという長所がある。さらに、これらのペー
ストは、加工の際に障害となる、ないし収容する必要の
ある溶液をまったく含まず、比較的低い温度で硬化する
ので全体的に作業時のエネルギー節約につながる。最後
に、本発明の構造ペーストは生物学的に容易に分解され
る。
【0030】
【実施例】実施例1 以下に示す量の原料を混合して構造ペーストを製造し
た。可塑剤を含まない、50〜55%EVA分散液28
0重量部、粒度分布20〜25μm のAl(OH)3
00重量部、のり化していないデンプン100重量部、
ルチル型TiO2 20重量部、マイクロパール37.5
重量部、非結晶性ソルビトールシロップ45重量部、パ
ラフィン分散液20重量部および粘度調整剤として水1
0重量部。
【0031】EVA分散液、非結晶性ソルビトールシロ
ップおよび水を攪拌容器中に入れ、ゆっくり攪拌した。
攪拌中にのり化していないデンプン、マイクロパール、
水酸化アルミニウム、二酸化チタンおよびパラフィン分
散液を順次、徐々に加えた。30分撹拌した後、即使用
できるペーストが完成した。
【0032】このペーストを、基材として面重量50 g
/m2 で幅110cmのpolymervlies上にスクリーンなせん
法により速度40 m/minで壁紙構造に塗布した。この構
造を約150℃で35秒間乾燥させた。その様にして製
造した構造壁紙は、必要とされるすべての条件を満たし
ていた。実施例2 以下に示す量の原料を混合して構造ペーストを製造し
た。可塑剤を含まない、50〜55%EVA分散液32
0重量部、粒度分布20〜25μm のAl(OH)3
00重量部、のり化していないデンプン100重量部、
マイクロパール15重量部、非結晶性ソルビトールシロ
ップ10重量部、パラフィン分散液7.5重量部および
粘度調整剤として水25重量部。
【0033】EVA分散液、非結晶性ソルビトールシロ
ップおよび水を攪拌容器中に入れ、ゆっくり攪拌した。
攪拌中にのり化していないデンプン、マイクロパール、
水酸化アルミニウムおよびパラフィン分散液を順次、徐
々に加えた。30分撹拌した後、即使用できるペースト
が完成した。
【0034】このペーストを、基材として面重量50 g
/m2 で幅110cmのpolymervlies上に低圧法により速度
40 m/minで壁紙構造に塗布した。この構造を約150
℃で35秒間乾燥させた。その様にして製造した構造壁
紙は、必要とされるすべての条件を満たしていた。実施例3 以下に示す量の原料を混合して構造ペーストを製造し
た。可塑剤を含まない、50〜55%EVA分散液30
0重量部、水30重量部、エチレングリコール10重量
部、粒径10〜20μm で膨脹比20のマイクロパール
7重量部、粒度分布20〜25μm のAl(OH)3
30重量部、粒度分布5〜30μm のCaCO3 100
重量部、ルチル型TiO2 7.5重量部、直径10〜8
0μm の微小中空球12重量部。
【0035】EVA分散液、エチレングリコールおよび
水を攪拌容器中に入れ、ゆっくり攪拌した。攪拌中にマ
イクロパール、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、
二酸化チタンおよび微小中空球を順次、徐々に加えた。
30分撹拌した後、即使用できるペーストが完成した。
【0036】このペーストを、基材として面重量50 g
/m2 で幅110cmのpolymervlies上に回転スクリーンな
せん法により速度40 m/minで壁紙構造に塗布した。こ
の構造を約150℃で35秒間乾燥させた。その様にし
て製造した構造壁紙は、必要とされるすべての条件を満
たしていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−118581(JP,A) 特開 昭52−82937(JP,A) 特開 平2−303573(JP,A) 特開 平3−21671(JP,A) 特公 昭51−35486(JP,B2)

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造ペーストを好適な塗布方法により基材
    上に所望の構造なるように塗布し、該基材上でこれを硬
    化させる、壁表面および床表面用の立体表面構造化した
    被覆材、特に構造壁紙の製造方法であって、無機および
    /または有機充填材および必要に応じて希釈剤を含む、
    酢酸ビニル共重合体分散液からなる構造ペーストを使用
    し、かつ前記構造ペーストが有機充填材としてのり化し
    ていないデンプン粒子を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】充填材全体が、有機充填材として少なくと
    も10重量%ののり化していないデンプン粒子を含むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】希釈剤として水を使用し、その水により構
    造ペーストを好適な加工粘度に調整することを特徴とす
    る、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】構造ペーストを、回転スクリーンなせん
    法、平面スクリーンなせん法、回転低圧法、圧搾低圧
    法、高圧法、塗布法または射出法により、基材上に塗布
    することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】構造ペーストが基材上で乾燥により硬化す
    ることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】乾燥を40〜200℃の温度で行うことを
    特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】硬化した構造ペーストにさらに表面仕上げ
    加工、特に印刷、ラッカー塗布および/またはフレーク
    化を行うことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の方法。
  8. 【請求項8】壁表面および床表面用の立体表面構造化し
    た被覆材、特に構造壁紙を製造するための構造ペースト
    であって、酢酸ビニル共重合体系の重合体分散液、無機
    および/または有機充填材および必要に応じて溶剤およ
    び/または希釈剤を含む混合物からなり、前記有機充填
    材にはのり化していないデンプン粒子が含まれることを
    特徴とする構造ペースト。
  9. 【請求項9】重合体分散液が、可塑剤を含まない、酢酸
    ビニル−エチレン−共重合物(EVA)の分散液である
    ことを特徴とする、請求項8に記載の構造ペースト。
  10. 【請求項10】無機充填材が実質的にAl(OH)3お
    よび/またはCaCO3であることを特徴とする、請求
    項8または9に記載の構造ペースト。
  11. 【請求項11】充填材が10重量%までのTiO2を含
    むことを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1項に
    記載の構造ペースト。
  12. 【請求項12】無機および/または有機充填材1重量部
    に対して50〜55%の重合体分散液0.8〜2.0重
    量部を含むことを特徴とする、請求項8〜11のいずれ
    か1項に記載の構造ペースト。
  13. 【請求項13】充填材全体が、有機充填材としてのり化
    していないデンプン25〜40重量%、および残りの充
    填材として、無機充填材として実質的にAl(OH)3
    を含むことを特徴とする、請求項11または12に記載
    の構造ペースト。
  14. 【請求項14】加工遅延剤として非結晶性ソルビトール
    シロップまたはエチレングリコールを含むことを特徴と
    する、請求項8〜13のいずれか1項に記載の構造ペー
    スト。
  15. 【請求項15】ペースト全体に対して1〜8重量%の量
    のソルビトールシロップを含むことを特徴とする、請求
    項14に記載の構造ペースト。
  16. 【請求項16】膨脹剤としてマイクロパールを含むこと
    を特徴とする、請求項8〜15のいずれか1項に記載の
    構造ペースト。
  17. 【請求項17】マイクロパールの量が、ペースト全体に
    対して1〜8重量%になることを特徴とする、請求項1
    5に記載の構造ペースト。
  18. 【請求項18】実質的に、可塑剤を含まない、50〜5
    5%EVA分散液240〜360重量部、非結晶性ソル
    ビトールシロップ5〜50重量部、マイクロパール10
    〜50重量部、Al(OH)3およびのり化していない
    デンプン300重量部および粘度調整剤として水5〜3
    0重量部。を含むことを特徴とする、請求項9に記載の
    構造ペースト。
  19. 【請求項19】のり化していないデンプン100重量部
    を含むことを特徴とする、請求項18に記載の構造ペー
    スト。
  20. 【請求項20】実質的に、可塑剤を含まない、50〜5
    5%EVA分散液240〜360重量部、エチレングリ
    コール6〜30重量部、マイクロパール6〜30重量
    部、Al(OH)3および/またはCaCO3 230
    重量部、微小中空球6〜30重量部、粘度調整剤として
    水25〜35重量部を含むことを特徴とする、請求項9
    に記載の構造ペースト。
  21. 【請求項21】パラフィン分散液5〜25重量%を含む
    ことを特徴とする、請求項18〜20のいずれか1項に
    記載の構造ペースト。
  22. 【請求項22】さらにルチル型TiO2 5〜30重量
    部を含むことを特徴とする、請求項18〜21のいずれ
    か1項に記載の構造ペースト。
  23. 【請求項23】実質的に、可塑剤を含まない、50〜5
    5%EVA分散液280重量部、粒度分布20〜25μ
    mのAl(OH)3 200重量部、のり化していない
    デンプン100重量部、ルチル型TiO2 20重量
    部、粒径10〜20μmおよび膨脹比20のマイクロパ
    ール37.5重量部、非結晶性ソルビトールシロップ4
    5重量部、パラフィン分散液20重量部および粘度調整
    剤として水10重量部を含むことを特徴とする、請求項
    18、19、21および22のいずれか1項に記載の構
    造ペースト。
  24. 【請求項24】実質的に、可塑剤を含まない、50〜5
    5%EVA分散液320重量部、粒度分布20〜25μ
    mのAl(OH)3 200重量部、のり化していない
    デンプン100重量部、粒径10〜20μmおよび膨脹
    比20のマイクロパール15重量部、非結晶性ソルビト
    ールシロップ10重量部、パラフィン分散液7.5重量
    部および粘度調整剤として水25重量部を含むことを特
    徴とする、請求項18、19および21のいずれか1項
    に記載の構造ペースト。
  25. 【請求項25】実質的に、可塑剤を含まない、50〜5
    5%EVA分散液300重量部、粘度調整剤として水3
    0重量部、エチレングリコール10重量部、粒径10〜
    20μmおよび膨脹比20のマイクロパール7重量部、
    粒度分布20〜25μmのAl(OH)3 130重量
    部、粒度分布5〜30μmのCaCO3 100重量
    部、ルチル型TiO2 7.5重量部、直径10〜80
    μmの微小中空球12重量部を含むことを特徴とする、
    請求項20または22に記載の構造ペースト。
  26. 【請求項26】さらに染料、着色顔料、殺菌剤および/
    または消泡剤を含むことを特徴とする、請求項8〜25
    のいずれか1項に記載の構造ペースト。
  27. 【請求項27】請求項8〜26のいずれか1項に記載の
    構造ペーストの、構造壁紙製造への使用。
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