JPH0757397B2 - トランスファープレスの送り装置並に送り駆動装置 - Google Patents

トランスファープレスの送り装置並に送り駆動装置

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JPH0757397B2
JPH0757397B2 JP63275861A JP27586188A JPH0757397B2 JP H0757397 B2 JPH0757397 B2 JP H0757397B2 JP 63275861 A JP63275861 A JP 63275861A JP 27586188 A JP27586188 A JP 27586188A JP H0757397 B2 JPH0757397 B2 JP H0757397B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はトランスファープレスの送り装置並に送り駆動
装置に関する。
[従来の技術] 従来のトランスファープレスの送り装置は、第37図及び
第38図に示すように、ライン方向に並設した図示しない
複数の金型の列に対し両側部にライン方向に延びる一対
の昇降フレーム1,2を配設し、該昇降フレーム1,2にライ
ン方向移動自在な可動台3,4を複数基設け、該各可動台
3,4を金型間の間隔と略同一な間隔を保持して互いに連
結し図示してない送り駆動装置に接続してライン方向往
復駆動可能とし、前記各可動台3,4にライン方向に近接
離反自在な一対の支持台5,6を設け、昇降フレーム1,2上
の対向する支持台5,5及び6,6間にクロスバー7,8を架設
し、各クロスバー7,8に吸着及び吸着解除可能なバキュ
ームカップ9を取付けたものである。
尚、10はトランスファープレスで成形されるワークであ
る。
このトランスファープレスの送り装置では、例えば上流
の金型設置位置Aでワーク10をプレスすると、次に、昇
降フレーム1,2を上昇して中間位置Cで近接した状態で
退避していたクロスバー7,8を相互に離反しつつ可動台
3,4を位置Aまで移動し、昇降フレーム1,2を下降してク
ロスバー7,8を位置Aにあるワーク10上におろし、バキ
ュームカップ9を作動してワーク10をクロスバー7,8に
吸着する。ワーク10を吸着するとその後昇降フレーム1,
2を上昇し可動台3,4を移動してワーク10を下流の金型設
置位置B上まで搬送し、昇降フレーム1,2を下降しバキ
ュームカップ9を吸着解除してワーク10を位置Bにおろ
す。ワーク10をおろすと更に昇降フレーム1,2を上昇し
てクロスバー7,8を近接させつつ再び可動台3,4を中間位
置Cまで移動し、昇降フレーム1,2を下降してクロスバ
ー7,8を待避させた後、ワーク10を位置Bでプレスす
る。
このように昇降フレーム1,2と可動台3,4及び支持台5,6
の周期的な作動によりクロスバー7,8に昇降動作及び送
り動作並に拡縮動作を行わせ、全てのワーク10を自動的
に下流へ送りながら複数回に亘り順にプレスして行く。
上記のトランスファープレスの送り装置は、第39図に示
すような昇降フレーム1,2を昇降する駆動装置と、可動
台3,4をライン方向往復移動する駆動装置と、支持台5,6
を可動台3,4と連動してライン方向往復移動させつつ可
動台3,4上で互いに近接離反させる駆動装置とから成る
送り駆動装置を備えている。即ち、図示しない駆動源に
より水平移動する水平ラック11と、水平ラック11に噛合
するピニオン12と、ピニオン12に噛合し昇降フレーム1,
2に上端に固定された垂直ラック13とで構成される駆動
装置を設けて、水平ラック11の水平移動によりピニオン
12及び垂直ラック13を介して昇降フレーム1,2を昇降し
得るようにしている。
又、昇降フレーム1,2の一端に位置し連結軸14により可
動台3,4と連結されてライン方向往復移動自在なキャリ
ッジ15と、該キャリッジ15に形成した上下方向のスライ
ド溝16に沿って上端部が昇降可能とされ、中間部が支軸
17に回転自在に枢着され、且つカムフォロワ18を備えた
下端部が送りカム19により揺動駆動される送りレバー20
とで構成される駆動装置を設けて、送りレバー20の揺動
をキャリッジ15のライン方向の移動に変換して可動台3,
4を送り動作し得るようにしている。
該送り動作を行う駆動装置に対し、前記昇降フレーム1,
2に固着された、下向き面21及び反転面22及び上向き傾
斜面23及び上向き面24及び上向き傾斜面25並に反転面26
から成る閉ループのカム面を有するカム板27と、下端中
央部を前記キャリッジ15に設けられた横軸28に回転自在
に枢着され、一方の下端部に前記カム面21〜26に沿って
転摺動するカムフォロワ29を備え、他方の下端部に該カ
ムフォロワ29を前記カム面21〜26に圧接せしめる拘束シ
リンダ30を接続され、且つ上端部に設けた円弧上の長穴
31に沿って枢着点を移動し得るように後述する押し引き
軸32を接続された逆T字状のレバー33と、各可動台3,4
内部にライン方向往復移動自在に貫通されて支持台5に
駆動力を伝えると共にラック34及びピニオン35並に水平
ラック36を介して支持台6に駆動力を伝える前記押し引
き軸32とで構成される駆動装置を設けてキャリッジ15と
共にライン方向に移動するレバー33の傾動を押し引き軸
32のライン方向の移動に変換して、ライン方向に移動す
る可動台3,4上の支持台5,6を近接離反即ちクロスバー7,
8を拡縮し得るようにしている。
尚、37はレバー33に対する押し引き軸32の枢着点を変更
してレバー33を傾動したときの押し引き軸32の移動量を
変更するためのシリンダである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記トランスファープレスの送り装置並に送
り駆動装置には、長尺で大重量物である昇降フレーム1,
2を昇降させているために大きな駆動力を必要とし、し
かもワーク10搬送中に長尺で重量の大きい昇降フレーム
1,2に振動が発生してバキュームカップ9からワーク10
を落とし易いことからラインを高速化して生産性の向上
を図れないという問題や、クロスバー7,8を拡縮させる
ためのカム板27は構造が複雑でカム板27ではクロスバー
7,8の拡縮寸法を大きくとれない等の様々な技術的課題
があった。
本発明は上述の実情に鑑み、送り装置の昇降部分を小型
軽量化することにより、駆動力を減少すると共に振動の
発生を防止し、且つ送り駆動装置の構造を簡略化するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の第一の手段は、金型列の両側部にライン方向に
延びる一対のワークを搬送するために長手方向への往復
動も昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドを配
設し、該各ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持
して複数台連結されたトロリーをライン方向往復移動可
能に設け、該各トロリーにワーク支持装置を昇降可能に
設け、該各ワーク支持装置にワーク把持具を設けたこと
を特徴とするトランスファープレスの送り装置にかかる
ものである。
本発明の第二の手段は、金型列の両側部にライン方向に
延びる一対のワークを搬送するために長手方向への往復
動も昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドを配
設し、該各ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持
して複数台連結されたトロリーをライン方向往復移動可
能に設け、該各トロリーにライン方向に延びるガイドプ
レートを昇降可能に設け、該ガイドプレートに一対のワ
ーク支持装置をライン方向近接離反可能に設け、該各ワ
ーク支持装置にワーク把持具を設けたことを特徴とする
トランスファープレスの送り装置にかかるものである。
この場合において、一対のワーク支持装置を近接離反さ
せる機構をトロリー内部に設けるようにしても、トロリ
ー外部に設けるようにしても良い。
そして、一対のワーク支持装置を近接離反させる機構
を、一方のワーク支持装置と連結されてトロリーをライ
ン方向往復移動可能に貫通するラック部を備えた拡縮用
バーと、他方のワーク支持装置と連結されてライン方向
往復移動可能な水平ラックと、前記拡縮用バーと水平ラ
ックを反対方向に駆動するピニオンとで構成しても良
い。
本発明の第三の手段は、金型列の両側部にライン方向に
延びる一対のワークを搬送するために長手方向への往復
動も昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドを配
設し、該各ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持
して複数台連結されたトロリーを二列ずつ独立してライ
ン方向往復移動可能に設け、該各トロリーに一本のワー
ク支持装置を昇降可能に設け、該各ワーク支持装置にワ
ーク把持具を設けたことを特徴とするトランスファープ
レスの送り装置にかかるものである。
本発明の第四の手段は、金型列の両側部にライン方向に
延びる一対のワークを搬送するために長手方向への往復
動も昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドを配
設し、該各ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持
して複数台連結されたトロリーをライン方向往復移動可
能に設け、該各トロリーに一本のワーク支持装置を昇降
可能に設け、該ワーク支持装置に一対のワーク把持具を
ライン方向近接離反可能に設けたことを特徴とするトラ
ンスファープレスの送り装置にかかるものである。
この場合において、金型列の両側部にライン方向に延び
る一対のワークを搬送するために長手方向への往復動も
昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設
し、該各ガイドに金型の間隔と略同一の間隔を保持して
複数台連結されたトロリーをライン方向往復移動可能に
設け、該各トロリー下部にワーク支持装置を昇降可能に
懸垂支持し、該ワーク支持装置にワーク把持具を設けて
も良い。
又、ワーク支持装置がクロスバーであり、ワーク把持具
がバキュームカップであっても良い。
又、ワーク支持装置をライン方向と直角方向に移動可能
としても良い。
又、ライン方向に延びる一対のガイドに高さ調節機構を
取付けても良い。
又、高さ調節機構は、シリンダであっても、ジャッキで
あっても、ラックアンドピニオンであっても良い。
本発明の第五の手段は、送りカムにより支軸を中心に揺
動可能な送りレバーを設け、該送りレバーの上端に横軸
を介して昇降リンクを回動自在に取付け、前記支軸に昇
降カムによる揺動可能な昇降レバーを設け、該昇降レバ
ーと前記昇降リンクを前記支軸と横軸を結ぶ線と平行で
且つ長さの等しい昇降ロッドで連結して平行四辺形リン
クを構成し、前記送りレバー上端の横軸と、ワークを搬
送するために長手方向への往復動も昇降動も開閉動もし
ないよう固定されたガイド上を往復移動可能なトロリー
との間を、送り用レバーを介して接続すると共に、前記
昇降レバーに、トロリーに対してワーク支持装置を昇降
させる機構へ駆動力を伝達する昇降用バーを接続したこ
とを特徴とするトランスファープレスの送り駆動装置に
かかるものである。
この場合において、送りレバー上端の横軸に拡縮リンク
を回動自在に取付け、支軸に拡縮カムにより揺動可能な
拡縮レバーを設け、該拡縮レバーと前記拡縮リンクを前
記支軸と横軸を結ぶ線と平行で且つ長さの等しい拡縮ロ
ッドで連結して平行四辺形リンクを構成し、前記拡縮レ
バーに、一対のワーク支持装置を近接離反させる機構へ
駆動力を伝達する拡縮用バーを接続しても良い。
本発明の第六の手段は、ワークを搬送するために長手方
向への往復動も昇降動も開閉動もしないよう固定された
ガイドに沿って往復移動可能なトロリーに対しては接続
された送り用バーに、ラックとピニオンを介してモータ
を接続し、前記トロリーに対してワーク支持装置を昇降
させる機構へ駆動力を伝達する昇降用バーに、ラックと
ピニオンを介してモータを接続したことを特徴とするト
ランスファープレスの送り駆動装置にかかるものであ
る。
この場合において、一対のワーク支持装置を近接離反さ
せる機構へ駆動力を伝達する拡縮用バーに、ラックとピ
ニオンを介してモータを接続しても良い。
[作用] 従って本発明では、ワーク搬送時にガイドを長手方向へ
の往復動も昇降動も開閉動もしないように固定し、(但
し、金型交換等の設定時等には位置調整は可能である)
ガイドに沿ってトロリーをライン方向に往復移動し、ト
ロリー上でワーク支持装置を昇降することによりワーク
を搬送する。
各トロリーに一対のワーク支持装置を設けた場合及び各
ガイドに一対のトロリーを設けた場合、一本のワーク支
持装置に一対のワーク把持具をライン方向近接離反可能
に設けた場合には、ワーク搬送時に拡縮動作を加えるこ
とができる。
トロリーにワーク支持装置を懸垂支持した場合には、ガ
イドを高い位置に設けることができるので素早いメンテ
ナンスや金型の交換を行うことができる。
ガイドに高さ調節機構を設けた場合には、プレス時のガ
イドの高さ調節やメンテナンス時のガイド退避を行うこ
とができる。
トロリーのライン方向の往復移動は、送りカムによる送
りレバーの揺動により行われ、ワーク支持装置の昇降は
昇降カム及び昇降レバー並に昇降ロッドによる昇降リン
クの揺動によりトロリーのライン方向の往復移動と同調
して行われる。
この場合、拡縮カム及び拡縮レバー並に拡縮ロッドによ
る拡縮リンクの揺動により拡縮動作を行わせることがで
きる。
或いは、モータによりトロリーのライン方向の往復移動
と、ワーク支持装置の昇降が行われ、更にモータにより
拡縮動作を行われることができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第6図は本発明の第一実施例の説明図であ
る。
ライン方向に並設した複数の上下の金型38,39の列に対
し両側部にライン方向に延びる一対のガイド40,41をワ
ーク搬送時に長手方向への往復動も昇降動も開閉動もし
ないよう、但し、上記以外の設定時等には位置調整し得
るよう配設し、該ガイド40,41にライン方向に移動可能
なトロリー42を複数基設け、該各トロリー42間を金型3
8,38及び39,39間の間隔と略同一な間隔を保持して連結
バー43により互いに連結し、且つ最上流或いは最下流の
トロリー42と後述する送り駆動装置の間を送り用バー44
で連結して送り用バー44のライン方向往復移動により各
トロリー42を同時にライン方向往復駆動可能とする。
後述する送り駆動装置によりライン方向に往復動する昇
降用バー45を各トロリー42内部に移動自在に貫通し、該
昇降用バー45のトロリー42内の位置にラック46を設け、
該ラック46に噛するピニオン47とラック46に噛合せずに
ピニオン47と噛合するピニオン48をトロリー42内に回動
自在に取付け、該ピニオン47,48に夫々噛合する垂直ラ
ック49,50を上端がトロリー42から上方に突出するよう
に設け、垂直ラック49,50上端にライン方向に延びるガ
イドプレート51を固定して昇降用バー45のライン方向往
復移動によりガイドプレート51を昇降可能とする。
又、後述する送り駆動装置によりライン方向の往復動す
る拡縮用バー52を各トロリー42内部に移動自在に貫通
し、該拡縮用バー52のトロリー42内の位置にラック53を
設け、該ラック53に噛合するピニオン54をトロリー42内
に回動自在に取付け、該ピニオン54に噛合する水平ラッ
ク55をトロリー42内部ライン方向移動可能に設け、前記
ガイドプレート51上に2台の支持台56,57をライン方向
移動可能に設け、一方の支持台56を垂直ロッド58の上端
で貫通自在に支持し、該垂直ロッド58の下端を前記水平
ラック55に固定し、他方の支持台57を垂直ロッド59の上
端で貫通自在に支持し、該垂直ロッド59を前記拡縮用バ
ー52に固定して拡縮用バー52のライン方向往復移動によ
りピニオン57、水平ラック55、垂直ロッド58,59を介し
て支持台56,57を近接離反可能とする。
ガイド40,41間の対向する支持台56,56及び57,57間にク
ロスバー60等のワーク支持装置を架設し、各クロスバー
60に吸着及び吸着解除可能なバキュームカップ61等のワ
ーク把持具を金型38,39及びワーク62に合わせた高さ位
置となるよう取付ける。
前記送り駆動装置は、以下のような構成とする。
中間部を支軸63にてライン方向へ揺動自在に支持させた
L形の送りレバー64の下端部にカムフォロワ65を取り付
けて、該カムフォロワ65をカム軸66上の送りカム67と圧
接させ、送りカム67の回転によりカムフォロワ65を介し
て送りレバー64が支軸63を中心に揺動できるようにし、
上記送りレバー64の揺動中心である軸63上に、第6図に
わかり易く示したように昇降レバー68と拡縮レバー69の
各一端を回動自在に取り付け、該各レバー68,69の他端
に各々カムフォロワ70を取り付けて、各レバー68,69の
カムフォロワ70が圧接する昇降カム71と拡縮カム72をそ
れぞれカム軸73上に設ける。一方、上記送りレバー64の
上端部に、横軸74を貫通させて、該横軸74上に、くの字
状の昇降リンク75の中間部を回動自在に取り付けると共
に、同じくくの字状の拡縮リンク76の中間部を回動自在
に取付け、該昇降リンク75の一端と上記昇降レバー68の
中間部との間に、送りレバー64の支軸63と横軸74を結ぶ
線と平行で長さの等しい昇降ロッド77の上下両端をピン
結合して平行四辺形リンクを形成し、同様に拡縮リンク
76の一端と拡縮レバー69の中間部との間に拡縮ロッド78
の上下両端をピン結合して平行四辺形リンクを形成し、
送りレバー64が送りカム67により揺動するとき、昇降リ
ンク75は、昇降カム71、昇降レバー68、昇降ロッド77を
介して独自に揺動でき、同時に拡縮リンク76は、拡縮カ
ム72、拡縮レバー69、拡縮ロッド78を介して独自に揺動
できるようにする。
送りレバー64の上端部と前記送り用バー44をロッド79で
連結し(この場合、送り用バー44を設けずに送りレバー
64と最上流或いは最下流のトロリー42を直接ロッド79で
連結するようにしても良い)、昇降リンク75の他端と前
記昇降用バー45をロッド80で連結し、拡縮リンク76の他
端と前記拡縮用バー52をロッド81で連結する。
次に作動について説明する。
送りカム67により送りレバー64を揺動すると、ロッド79
及び送り用バー44がライン方向に移動するので、連結バ
ー43により連結されたトロリー42は一体的にライン方向
に往復移動される。
送りレバー64の揺動中に昇降カム71により昇降レバー68
を送りレバー64に対して相対的に揺動すると、昇降ロッ
ド77を介して昇降リンク75が揺動し、ロッド80及び昇降
用バー45は送り用バー44に対して相対的にライン方向に
移動するので、ピニオン47,48及び垂直ラック49,50並に
ガイドプレート51を介してクロスバー60が昇降される。
同様に送りレバー64の揺動中に拡縮カム72により拡縮レ
バー69を送りレバー64に対して相対的に揺動すると、拡
縮ロッド78を介して拡縮リンク76が揺動し、ロッド81及
び拡縮用バー52は送り用バー44に対して相対的にライン
方向に移動するので、ピニオン54及び水平ラック55及び
垂直ロッド58,59並に支持台56,57を介して一対のクロス
バー60が拡縮される。
これらの動きを組合せることにより第37図及び第38図と
略同様の手順を行い、ワーク62を順次下流に送りながら
プレスして行く。
この際、昇降カム71及び拡縮カム72の形状を変更するこ
とにより、送りレバー64によるトロリー42の送りストロ
ークに影響されることなく、クロスバー60の昇降及び拡
縮のストローク及びタイミングを任意に変更することが
可能であり、又、ワーク62の形状や種類によってクロス
バーの拡縮を行う必要がない場合には、適宜形状の拡縮
カム72を用いて拡縮レバー69が送りレバー64に対して常
に一定の角度を保つよう揺動させればよい。
上記第一実施例における送り駆動装置は構造が簡単で、
しかもクロスバー60の昇降及び拡縮のストローク及びタ
イミングの設定が自由にできて、得られるストロークも
大きい。又、各部がピンジョイントを用いて連結されて
いるのでガタが少なく、寸法精度の高いプレスが可能で
ある。
又、送り装置は、ワーク62搬送時に昇降しないよう固定
したガイド40,41上をトロリー42がライン方向往復移動
し、トロリー42に支持したガイドプレート51、支持台5
6,57及びクロスバー60等のワーク支持装置のみが昇降す
るようにしているので、昇降部分が小型軽量化され、少
い動力でクロスバー60の昇降を行うことができ、これに
加えて昇降部分が小型軽量化したことから運転中に振動
が発生せず、従って、バキュームカップ60がワーク62を
確実に吸着して搬送中に振動によりワーク51を落下する
ことがないので、ラインの高速化が可能となり、生産性
の向上を図ることができる。
第7図、第8図は本発明の第一実施例の変形例であり、
拡縮用バー52のラック53′及び水平ラック55のラック部
をトロリー42の外部に形成して、両者にトロリー42と共
にライン方向に移動するようにしたピニオン54′を噛合
することにより、トロリー42が更に軽量化され、第一実
施例の作用効果に加えよりラインを高速化することがで
きる。
第9図は本発明の第一実施例の他の変形例であり、垂直
ロッド58′,59′の下端側で夫々水平ラック55、拡縮用
バー52を貫通自在に支持させたものであり、第一実施例
と同様の作用効果が得られる。
第10図は本発明の第一実施例の別の変形例であり、送り
レバー64と送り用バー44をガイド40上をライン方向に移
動可能な台車82を介して連結し、昇降リンク75と昇降用
バー45を台車82上をライン方向に移動可能な台車83を介
して連結し、拡縮リンク76と拡縮用バー52を台車82上を
ライン方向に移動可能な別の台車84を介して連結したも
のであり、第一実施例と同様の作用効果が得られる。
尚、85は台車82,83に設けた上下方向のスライド溝、86
はスライド溝85内を摺動するスライドブロックである。
第11図は本発明の第一実施例の更に別の変形例であり、
送り用バー44及び昇降用バー45並に拡縮用バー52に夫々
ラック127,128,129を設け、該ラック127,128,129に噛合
するピニオン130,131,132を備えたサーボモータ等のモ
ータ133,134,135により送り用バー44及び昇降用バー45
並に拡縮用バー52を夫々ライン方向に往復駆動するよう
にしたものであり、第一実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
第12図〜第14図は本発明の第二実施例の説明図であり、
第一実施例と略同様の構成において、一対のクロスバー
60を二台のトロリー42,42′に別々に昇降自在に支持さ
せて、各トロリー42,42′を夫々送りレバー64及び昇降
レバー68等を備えた二組の送り駆動装置に接続したもの
である(第13図ではトロリー42′用送り駆動装置を省略
している。又、第5図、或いは第10図、第11図に示す送
り駆動装置を送り機構と昇降機構のみ備えるように適宜
変更して用いても良いことは勿論である。以下の各実施
例及びその変形例に対しても同様である)。
本実施例では二組の送り駆動装置の送りレバー64を別個
に作動して一組のトロリー42,42′即ち一対のクロスバ
ー60に送り動作と拡縮動作を与えるようにする。
このようにしても第一実施例と同様に、昇降部分が小型
軽量化して、駆動力の減少と振動によるワークの落下防
止が図れて、ラインの高速化による生産性の向上が可能
となり、しかも各トロリー42の昇降部分の重量は第一実
施例の場合より小さいので、よりラインを高速化するこ
とができる。
第15図〜第18図は本発明の第三実施例の説明図であり、
第一実施例と略同様の構成において、一台のトロリー42
に一本のクロスバー60を昇降自在に支持した構成とし
て、クロスバー60内部長手方向にモータ87により回転駆
動される軸88を設け、該軸88に所定の間隔でピニオン89
を取付け、該ピニオン89の上下位置にライン方向に延び
る一対のラックバー90,91を噛合し、該ラックバー90,91
の先端にバキュームカップ61を取付けて、サーボモータ
等のモータ87の駆動により軸88及びピニオン89を介して
ラックバー90,91が互いに反対方向に移動しバキューム
カップ61が互いに近接離反するようにして、一対のクロ
スバー60を拡縮させるようにしている。
このようにしても前記した実施例と同様に、昇降部分を
小型軽量化して、駆動力の減少と振動によるワーク62の
落下防止が図れて、ラインの高速化による生産性の向上
が可能となり、しかもトロリー42がより軽量化するの
で、よりラインを高速化することができる。
第19図は本発明の第三実施例の変形例であり、クロスバ
ー60に長手方向に延びる一対の長穴92,93を所要の間隔
で設け、該長穴92,93に夫々ピン94,95を移動自在に設
け、一方のピン94にクロスバー60の長手方向に伸縮する
シリンダ96を接続すると共に、ピン94,95にパンタグラ
フリング97の一方の対角部を枢着し、該パンタグラフリ
ング97の他方の対角部にバキュームカップ61を取付け
て、シリンダ96の伸縮によりピン94を長穴92に沿って移
動しパンタグラフリング97を変形してバキュームカップ
61を互いに近接離反するようにしたものであり、第三の
実施例と同様の作用効果が得られる。
尚、98はピン95間を連結するリンク、99はバキュームカ
ップ61間を連結する伸縮自在な対角部材、100はクロス
バー60に設けた対角部材99のガイドである。
第20図〜第23図は本発明の第四実施例の説明図であり、
第三実施例と略同様の構成において、金型38,39の交換
時に上側の金型38を図示しないプレス装置から切離して
下側の金型39の上に載せたときの上側の金型38の上面と
略同じか或いはより高い位置にガイド40′を配設し(第
20図では上側の金型38の上限位置より高い位置となって
いる)、クロスバー60′を垂直ラック49の下端に取付け
たものである。
又、最下流のトロリー42に取付けたギアボックス101に
送りバー64上端のロッド79を連結すると共に、ギアボッ
クス101内に設けたギア102,103を介して昇降用バー45に
駆動力を伝達するセクタギア104に昇降リンク75一端の
ロッド80を連結するようにしている。
尚、105は下側の金型39を載せて金型38,39交換時に引出
すようにしたボルスタ、106はトロリー42のローラ、107
はガイド40′高さ調整用のシリンダ、108は拘束シリン
ダである。
このようしても第三実施例と同様に、昇降部分を小型軽
量化して駆動力の減少と振動によるワーク62の落下防止
が図れて、ラインの高速化による生産性の向上が可能と
なる。
更に本実施例では、ガイド40′を高い位置に配設するこ
とができるので、金型38,39のメンテナンス時や交換時
にガイド40′を昇降して退避させる必要がなくなり、素
早い金型38,39のメンテナンスや交換が可能となり、生
産性を更に向上することができる。
第24図・第25図は本発明の第四実施例の変形例であり、
第一実施例と同様に一対のクロスバー60′を備えたトロ
リー42を設けたものであり、第四実施例と同様の作用・
効果が得られる。
第26図・第27図は本発明の第四実施例の他の変形例であ
り、垂直ラック49,50下端に支持部材109を固定し、又、
ライン方向に往復する開閉用ラック110を各トロリー42
内部に貫通し、開閉用ラック110に噛合するピニオン111
を設け、ピニオン111の回転中心に図示しない軸受等に
よりトロリー42に回転自在に支持された上下方向に延び
る回転軸112の上端を固定して回転軸112の下方部分を前
記支持部材109内部に貫通し、回転軸112の支持部材109
内の部分に回転軸112により回動し且つ回転軸112に対し
上下方向移動自在なリニアベアリング113を外嵌し、リ
ニアベアリング113の外周にピニオン114を取付け、ピニ
オン114と噛合するラックを備えたライン方向と直角方
向に延びるフィンガ軸115等のワーク支持装置を支持部
材109に突出収納自在に設け、フィンガ軸115の金型側端
部にフィンガ116等のワーク把持具を取付け、開閉用ラ
ック110のライン方向の移動によりフィンガ軸115先端の
フィンガ116がライン方向と直角方向に開閉動し得るよ
うにしたものである。
又、支軸63に回動自在に枢着され図示しない駆動装置に
より回転可能な開閉カム117及びカムフォロワ118を介し
て揺動駆動される開閉レバー119と、送りレバー64上端
に取付けられたL字状の開閉リンク120と、開閉リンク1
20の一方の枢着点と開閉レバー119を連結して平行四辺
形リンクを形成する開閉ロッド121とを設け、前記開閉
リンク120の他方の枢着点とギアボックス101に設けられ
たセクタギア122とを長さがロッド79と等しいロッド123
で第2の平行四辺形リンクを形成するように連結し、ギ
アボックス101内に設けたセクタギア122に噛合するギア
124と、ギア124と同軸上に設けられたギア125を介して
前記開閉用ラック110に駆動力を伝達するようにしたも
のである。
このようにしても、第四実施例と同様の作用・効果が得
られる。
第28図・第29図は第四実施例の別の変形例であり、第26
図、第27図の変形例と略同様の構成において、フィンガ
116の開閉動作を開閉シリンダ126により行うようにした
ものである。
このようにしても、第四実施例と同様の作用・効果が得
られる。
第30図〜第32図は本発明の第五実施例の説明図であり、
第一〜第四実施例と略同様な構成において、トランスフ
ァープレスのアプライト136(支柱)に上下方向に延び
るガイド部材137を設け、該ガイド部材137に沿って摺動
するガイド体138をライン方向に延びるトロリー用の一
対のガイド40,41に取付けてガイド40,41をアプライト13
6に昇降可能に支持し、且つアプライト136と対応するガ
イド40,41間に高さ調節機構として夫々複数のシリンダ1
39,140を接続する。
又、ピストン141,142の両側に2つの液圧室143,144及び
145,146を備えた2つのシリンダ147,148をロッド149を
介して直列に接続して同調シリンダ150を形成し、該同
調シリンダ150を構成する各シリンダ147,148の一方の液
圧室143,145と各ガイド40,41に接続された夫々複数基の
シリンダ139,140のロッド側とを夫々流路151,152で接続
し、各シリンダ139,140のヘッド側を液路153を用いて切
換弁154に接続すると共に、切換弁154と前記同調シリン
ダ150の残りの液圧室146の一方をパイロットポートを前
記流路153に接続されたパイロット逆止弁155を備えた液
路156で接続し、更に前記切換弁155とポンプ157及びタ
ンク158を接続する。
尚、第30図・第31図中トロリー及び、ワーク支持装置等
は省略されている。
本実施例では、第一〜第四実施例と同様の作用効果を奏
し得ることは勿論であるが、その他に、シリンダ139,14
0を伸縮することにより、プレス時に金型38,39の高さや
ワークの搬送高さに応じてガイド40,41の高さを調節す
ることや、金型38,39の交換時やトランスファープレス
のメンテナンス時にガイド40,41を作業の妨げにならな
い位置まで退避することができる。
即ち、タンク157の圧液を切換弁154、同調シリンダ150
を介してシリンダ139,140のロッド側に供給してシリン
ダ139,140を収縮させることによりガイド40,41を上昇
し、反対にタンク157の圧液を切換弁154を介してシリン
ダ139,140のヘッド側に供給してシリンダ139,140を伸張
させることによりガイド40,41が下降することができ
る。
この際、同調シリンダ150を設けて、シリンダ139,140の
夫々に圧液を供給する液圧室143,145の容積の変化が等
しくなるようにしたので、一対のガイド40,41を同調し
て高さ調節することができる。
又、液路156にパイロット逆止弁155を設けてあるので、
同調シリンダ150からの圧液の逆流が防止されてガイド4
0,41を一定の高さに保持することができ、且つガイド4
0,41の下降時には、液路153の圧液がパイロットポート
に作用してパイロット逆止弁155が開くので、液路156か
らタンク158への圧液の排出ができるようになってい
る。
第33図・第34図は本発明の第五実施例の変形例であり、
高さ調節機構として、シリンダを用いる代りに、モータ
159及び減速機160により駆動されるジャッキ161を用い
たものであり、第五実施例と同様の作用効果が得られ
る。
第35図・第36図は本発明の第五実施例の他の変形例であ
り、高さ調節機構として、ジャッキに代えて、減速機16
0に接続されたピニオン162と、該ピニオンに噛合し且つ
ガイド40,41に上端を接続された上下方向に延びるラッ
ク163とを用いたものであり、第五実施例と同様の作用
効果が得られる。
尚、本発明のトランスファープレスの送り装置並に送り
駆動装置は上述の実施例にのみ限定されるものではな
く、上記各実施例及び変形例の送り装置及び送り駆動装
置を適宜組合せ得ること、ワーク支持装置を3本以上設
けても良いこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で種々変形を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のトランスファープレスの
送り装置並に送り駆動装置によれば、下記の如き種々の
優れた効果を奏し得る。
ワーク搬送時に長手方向への往復動も昇降動も開閉
動もしないよう固定したガイド上にトロリーをライン方
向往復移動させ、トロリーに支持したクロスバー等のワ
ーク支持装置のみを昇降させるようにしているので、昇
降部分が小型軽量化され少い動力で昇降動作を行うこと
ができ、これに加えて昇降部分が小型軽量化したことか
ら運転中に振動が発生せず、従って、搬送中に振動によ
りワークを落下することがないので、ラインの高速化が
可能となり、生産性の向上を図ることができる。
各トロリーに一対のワーク支持装置を設け、或いは
各ガイドに一対のトロリーを設け、若しくは一本のワー
ク支持装置に一対のワーク把持具をライン方向近接・離
反可能に設けることにより、容易に拡縮動作を行わせる
ことができる。
トロリーにワーク支持装置を懸垂支持することによ
り、ガイドを高い位置に設けることができ、素早いメン
テナンスや金型の交換を行うことができる。
フィンガ等のワーク把持具を備えた昇降可能なフィ
ンガ軸等のワーク支持装置を、ガイドに沿いライン方向
に移動可能なトロリーに対しライン方向と直角方向に移
動可能に取り付けることにより、昇降動作及び送り動作
並に開閉動作を行い得るようににした従来のフィードバ
ー(本願の従来例に記載した昇降フレームを更に開閉動
作し得るようにしたものに相当する)に直接フィンガを
取付けた場合に比べて、駆動装置の大幅な小型軽量化と
低振動化が得られワークの高速搬送が可能である。
ガイドに高さ調節機構を設けることにより、プレス
時のガイドの高さ調整や、メンテナンス時のガイドの退
避を行うことができる。
送りカムにより揺動する送りレバーと、昇降カム及
び昇降レバー並に昇降ロッドにより揺動する昇降リンク
を設け、或いは更に拡縮カム及び拡縮レバー並に拡縮ロ
ッドにより揺動する拡縮リンクを設け、送りレバーに送
り用バーを介してトロリーを、又、昇降レバーにトロリ
ーに対してワーク支持装置を昇降させる機構へ駆動力を
伝達する昇降用バーを、或いは、拡縮レバーに一対のワ
ーク支持装置を近接離反させる機構へ駆動力を伝達する
拡縮用バーを接続することにより構造を簡単とすること
ができ、しかもクロスバーの昇降及び拡縮のストローク
及びタイミングの設定を自由にできて、大きなストロー
クが得られ、又、各部がピンジョイントを用いて連結さ
れているのでガタが少なく、寸法精度の高いプレスが可
能である。
モータとラックとピニオンを用いて、送り用バーや
昇降用バーや拡縮用バーに往復運動を直接起こさせ送り
動作と昇降動作、或いは更に拡縮動作を行わせることに
より、構造を簡単とすることができ、昇降及び拡縮のス
トローク及びタイミングの設定を自由にできて大きなス
トロークが得られ、寸法精度の高いプレスが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の送り装置の平面図、第2
図は第1図の側面図、第3図は第1図のトロリーの拡大
図、第4図は第3図の正面図、第5図は第1図に用いる
送り駆動装置の側面図、第6図は第5図の分解斜視図、
第7図は本発明の第一実施例の変形例の側面図、第8図
は第7図の正面図、第9図は本発明の第一実施例の他の
変形例の側面図、第10図は本発明の第一実施例の別の変
形例の側面図、第11図は本発明の更に別の変形例の概略
側面図、第12図は本発明の第二実施例の送り装置の平面
図、第13図は第12図の側面図、第14図は第12図に用いる
送り駆動装置の側面図、第15図は本発明の第三実施例の
送り装置の平面図、第16図は第15図の側面図、第17図は
第15図のトロリーの拡大図、第18図は第17図のクロスバ
ーの拡大斜視図、第19図は本発明の第三実施例の変形例
の平面図、第20図は本発明の第四実施例の側面図、第21
図は第20図のトロリーの拡大図、第22図は第21図の正面
図、第23図は第20図に用いる送り駆動装置の説明図、第
24図は本発明の第四実施例の変形例の側面図、第25図は
第24図の正面図、第26図は本発明の第四実施例の他の変
形例の側面図、第27図は第26図のトロリーの正面図、第
28図は本発明の第四実施例の別の変形例の側面図、第29
図は第28図のトロリーの正面図、第30図は本発明の第五
実施例の一部省略した側面図、第31図は第30図の平面
図、第32図は第30図に用いる油圧回路図、第33図は本発
明の第五実施例の変形例の平面図、第34図は第33図の側
面図、第35図は本発明の第五実施例の他の変形例の平面
図、第36図は第35図の側面図、第37図は従来のトランス
ファープレスの送り装置の斜視図、第38図は第37図の作
動説明図、第39図は第37図の送り駆動装置の側面図であ
る。 図中38,39は金型、40,40′,41は固定ガイド、42,42′は
トロリー、44は送り用バー、45は昇降バー、51はガイド
プレート、52は拡縮用バー、53,53′はラック、54,54′
はピニオン、55は水平ラック、60,60′はクロスバー、6
1はバキュームカップ、62はワーク、63は支軸、64は送
りレバー、67は送りカム、68は昇降レバー、69は拡縮レ
バー、71は昇降カム、72は拡縮カム、74は横軸、75は昇
降リンク、76は拡縮リンク、77は昇降ロッド、78は拡縮
ロッド、115はフィンガ軸、116はフィンガ、133,134,13
5はモータ、139,140はシリンダ、161はジャッキ、162は
ピニオン、163はラックである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 実願昭62−177370 (32)優先日 昭62(1987)11月20日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願昭62−177372 (32)優先日 昭62(1987)11月20日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願昭62−177373 (32)優先日 昭62(1987)11月20日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願昭62−198888 (32)優先日 昭62(1987)12月29日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 石田 信二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 中村 健治 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 小野木 勝之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 須藤 光雄 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 高橋 善生 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工株式会社横浜第二工場内 (56)参考文献 特開 昭61−1427(JP,A) 特開 昭60−6227(JP,A) 実開 昭60−181228(JP,U) 実開 昭62−118638(JP,U)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型列の両側部にライン方向に延びる一対
    のワークを搬送するために長手方向への往復動も昇降動
    も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設し、該各
    ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持して複数台
    連結されたトロリーをライン方向往復移動可能に設け、
    該各トロリーにワーク支持装置を昇降可能に設け、該各
    ワーク支持装置にワーク把持具を設けたことを特徴とす
    るトランスファープレスの送り装置。
  2. 【請求項2】金型列の両側部にライン方向に延びる一対
    のワークを搬送するために長手方向への往復動も昇降動
    も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設し、該各
    ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持して複数台
    連結されたトロリーをライン方向往復移動可能に設け、
    該各トロリーにライン方向に延びるガイドプレートを昇
    降可能に設け、該ガイドプレートに一対のワーク支持装
    置をライン方向近接離反可能に設け、該各ワーク支持装
    置にワーク把持具を設けたことを特徴とするトランスフ
    ァープレスの送り装置。
  3. 【請求項3】一対のワーク支持装置を近接離反させる機
    構をトロリー内部に設けた請求項2記載のトランスファ
    ープレスの送り装置。
  4. 【請求項4】一対のワーク支持装置を近接離反させる機
    構をトロリー外部に設けた請求項2記載のトランスファ
    ープレスの送り装置。
  5. 【請求項5】一対のワーク支持装置を近接離反させる機
    構が一方のワーク支持装置と連結されてトロリーをライ
    ン方向往復移動可能に貫通するラック部を備えた拡縮用
    バーと、他方のワーク支持装置と連結されてライン方向
    往復移動可能な水平ラックと、前記拡縮用バーと水平ラ
    ックを反対方向に駆動するピニオンとから成る請求項3
    又は4記載のトランスファープレスの送り装置。
  6. 【請求項6】金型列の両側部にライン方向に延びる一対
    のワークを搬送するために長手方向への往復動も昇降動
    も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設し、該各
    ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持して複数台
    連結されたトロリーを二列ずつ独立してライン方向往復
    移動可能に設け、該各トロリーに一本のワーク支持装置
    を昇降可能に設け、該各ワーク支持装置にワーク把持具
    を設けたことを特徴とするトランスファープレスの送り
    装置。
  7. 【請求項7】金型列の両側部にライン方向に延びる一対
    のワークを搬送するために長手方向への往復動も昇降動
    も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設し、該各
    ガイドに金型間の間隔と略同一の間隔を保持して複数台
    連結されたトロリーをライン方向往復移動可能に設け、
    該各トロリーに一本のワーク支持装置を昇降可能に設
    け、該ワーク支持装置に一対のワーク把持具をライン方
    向近接離反可能に設けたことを特徴とするトランスファ
    ープレスの送り装置。
  8. 【請求項8】金型列の両側部にライン方向に延びる一対
    のワークを搬送するために長手方向への往復動も昇降動
    も開閉動もしないよう固定されたガイドを配設し、該各
    ガイドに金型の間隔と略同一の間隔を保持して複数台連
    結されたトロリーをライン方向往復移動可能に設け、該
    各トロリー下部にワーク支持装置を昇降可能に懸垂支持
    し、該ワーク支持装置にワーク把持具を設けた請求項2
    〜7のいずれか1項記載のトランスファープレスの送り
    装置。
  9. 【請求項9】ワーク支持装置がクロスバーであり、ワー
    ク把持具がバキュームウカップである請求項2〜8のい
    ずれか1項記載のトランスファープレスの送り装置。
  10. 【請求項10】ワーク支持装置をライン方向と直角方向
    に移動可能とした請求項2〜9のいずれか1項記載のト
    ランスファープレスの送り装置。
  11. 【請求項11】ライン方向に延びる一対のガイドに高さ
    調節機構を取付けたことを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項記載のトランスファープレスの送り装置。
  12. 【請求項12】高さ調節機構がシリンダである請求項11
    記載のトランスファープレスの送り装置。
  13. 【請求項13】高さ調節機構がジャッキである請求項11
    記載のトランスファープレスの送り装置。
  14. 【請求項14】高さ調節機構がラックアンドピニオンで
    ある請求項11記載のトランスファープレスの送り装置。
  15. 【請求項15】送りカムにより支軸を中心に揺動可能な
    送りレバーを設け、該送りレバーの上端に横軸を介して
    昇降リンクを回動自在に取付け、前記支軸に昇降カムに
    より揺動可能な昇降レバーを設け、該昇降レバーと前記
    昇降リンクを前記支軸と横軸を結ぶ線と平行で且つ長さ
    の等しい昇降ロッドで連結し平行四辺形リンクを構成
    し、前記送りレバー上端の横軸と、ワークを搬送するた
    めに長手方向への往復動も昇降動も開閉動もしないよう
    固定されたガイド上を往復移動可能なトロリーとの間
    を、送り用バーを介して接続すると共に、前記昇降レバ
    ーに、トロリーに対してワーク支持装置を昇降させる機
    構へ駆動力を伝達する昇降用バーを接続したことを特徴
    とするトランスファープレスの送り駆動装置。
  16. 【請求項16】送りレバー上端の横軸に拡縮リンクを回
    動自在に取付け、支軸に拡縮カムにより揺動可能な拡縮
    レバーを設け、該拡縮レバーと前記拡縮リンクを前記支
    軸と横軸を結ぶ線と平行で且つ長さの等しい拡縮ロッド
    で連結して平行四辺形リンクを構成し、前記拡縮レバー
    に、一対のワーク支持装置を近接離反させる機構へ駆動
    力を伝達する拡縮用バーを接続した請求項15記載のトラ
    ンスファープレスの送り駆動装置。
  17. 【請求項17】ワークを搬送するために長手方向への往
    復動も昇降動も開閉動もしないよう固定されたガイドに
    沿って往復移動可能なトロリーに対して接続された送り
    用バーに、ラックとピニオンを介してモータを接続し、
    前記トロリーに対してワーク支持装置を昇降させる機構
    へ駆動力を伝達する昇降用バーに、ラックとピニオンを
    介してモータを接続したことを特徴とするトランスファ
    ープレスの送り駆動装置。
  18. 【請求項18】一対のワーク支持装置を近接離反させる
    機構へ駆動力を伝達する拡縮用バーに、ラックとピニオ
    ンを介してモータを接続した請求項17記載のトランスフ
    ァープレスの送り駆動装置。
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