JPH075692B2 - 新規のグラフト重合されたスルホン化ポリエステル、それらの製造方法並びに紡織糸及び繊維のサイジングへのそれらの使用 - Google Patents

新規のグラフト重合されたスルホン化ポリエステル、それらの製造方法並びに紡織糸及び繊維のサイジングへのそれらの使用

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JPH075692B2
JPH075692B2 JP1056540A JP5654089A JPH075692B2 JP H075692 B2 JPH075692 B2 JP H075692B2 JP 1056540 A JP1056540 A JP 1056540A JP 5654089 A JP5654089 A JP 5654089A JP H075692 B2 JPH075692 B2 JP H075692B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/507Polyesters
    • D06M15/5075Polyesters containing sulfonic groups

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビニルモノマーから誘導される単位をグラ
フト重合されたスルホン化ポリエステル、それらの製造
方法並びに紡織糸及び繊維のサイジングへのそれらの使
用に関する。
[従来の技術] 繊維工業においては、製織の際の糸及び繊維の摩擦抵抗
性を改善するために、この製織操作の後に水によって除
去されるサイジング剤を使用することが知られている。
この目的のためには、アクリルコポリマー又はより一般
的にはビニルコポリマーの水性分散液又は水溶液が提唱
されている。しかしながら、この種の製品、特に酢酸ビ
ニルを基とする製品は全ての紡織糸をサイジングするの
に適しているわけではないということがわかっている。
例えばこれらはポリエステルを基とする糸に対する接着
性が不充分である。
アクリル(又はメタクリル)酸エステルとアクリル(又
はメタクリル)酸とを水分散性スルホン化ポリエステル
の存在下で共重合させる{例えば水分散性スルホン化ポ
リエステル30〜60%及びアクリル(又はメタクリル)酸
エステルとアクリル(又はメタクリル)酸とのコポリマ
ー70〜40%}ことによって有用な製品が得られている
(特開昭50−34153号及び同61−201079号)。しかしな
がら、これらの製品には特に高価であるという欠点があ
る。
[発明の概要] 本出願人は、(a)水分散性スルホン化ポリエステルの
含有率をかなり低減し且つ(b)アクリル(又はメタク
リル)酸エステルの大部分を例えば高価でない酢酸ビニ
ルに置き換えることによって、有用なサイジング剤を得
ることができるという驚くべき事実を見出した。
[発明の具体的な説明] 本発明に従えば、ビニルモノマーから誘導される単位を
グラフト重合された新規のスルホン化ポリエステルは、 A.水分散性スルホン化ポリエステルを含む基幹ポリマ
ー: 3〜30重量部、 好ましくは3〜15重量部、 より特定的には5〜 8重量部 及び B.下記の成分(a)〜(c)を含むモノマー組成物から
誘導されるグラフト体: 100重量部 (a)少なくととも1種のエチレン系不飽和カルボン
酸: 5〜13重量部、 好ましくは6〜 9重量部 (b)アクリル酸ブチル: 12〜25重量部、 好ましくは17〜22重量部 又は、 60〜70重量%のアクリル酸ブチルを含有する、エチレン
系不飽和カルボン酸及びカルボン酸モノエチレン系不飽
和エステル以外のエチレン系不飽和モノマー混合物: 25〜40重量部、 好ましくは30〜35重量部 (c)少なくとも1種のカルボン酸モノエチレン系不飽
和エステル: 100重量部のうちの残りの量 を含有することを特徴とする。
本発明の別の具体例においては、約10重量%までのアク
リル酸ブチルをメタクリル酸ブチルに置き換えることが
できる。
本発明の好ましい製品は、少なくとも1種のエチレン系
不飽和カルボン酸、アクリル酸ブチル(このアクリル酸
ブチルの約10重量%はメタクリル酸ブチルに置き換えて
もよい)及び少なくとも1種のカルボン酸モノエチレン
系不飽和エステルから誘導されるグラフト体を有する水
分散性スルホン化ポリエステル基幹から成り、アクリル
酸ブチルと水分散性スルホン化ポリエステルとの重量比
は約0.8〜8.5、好ましくは約2.5〜4である。
基幹を形成する基礎水分散性スルホン化ポリエステルは
紡織糸サイジング分野において公知である。これらは、
有機二酸(例えば飽和若しくは不飽和脂肪族二酸、芳香
族二酸、複数の芳香族核を有する二酸又はアリール脂肪
族二酸)、そのジエステル又はその酸無水物の1種と、
スルホン化有機二酸又はそのジオールとのジエステルの
1種とを、オルトチタン酸テトライソプロピルのような
通常のポリエステル化触媒の存在下で共縮合させること
によって製造することができる。
水分散性スルホン化ポリエステル基幹を製造するのに通
常用いられる初期モノマーの例は、以下の分類内で与え
ることができる: ・有機二酸:飽和又は不飽和脂肪族二酸、芳香族二酸
(例えば琥珀酸、アジピン酸、スベリン酸又はセバシン
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、o−フタル
酸、イソフタル酸又はテレフタル酸)、これらの酸無水
物及びこれらのジエステル(例えばメチル、エチル、プ
ロピル又はブチルジエステル)。好ましい化合物はアジ
ピン酸又はo−フタル酸、イソフタル酸若しくはテレフ
タル酸である; ・スルホン化有機二酸:二酸スルホン酸ナトリウム又は
それらのジエステル{例えばスルホン酸ナトリウム塩化
されたイソフタル酸ジアルキル及びスルホ琥珀酸ジアル
キル、例えばナトリウム5−ジメチルイソフタレートス
ルホネート又はスルホ琥珀酸ジメチルナトリウム}; ・ジオール:脂肪族グリコール(例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
及びその上位同族体、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコール)並びにシクロ
アルカングリコール(例えばシクロヘキサンジオール、
ジシクルヘキシルプロパンジオール)。好ましいジオー
ルはエチレングリコール及びジエチレングリコールであ
る。
基幹を形成する好ましい水分散性スルホン化ポリエステ
ルは、10,000〜35,000の数平均分子量、5mgKOH/g以下の
酸指数及び0.8〜2重量%、好ましくは1.2〜1.8重量%
の硫黄含有率を有するものである。
グラフト体を誘導するモノマーの例は、以下の分類内で
与えることができる: ・エチレン系不飽和カルボン酸:アクリル酸、メタクリ
ル酸等; ・カルボン酸モノエチレン系不飽和エステル:酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ステアリン酸ビ
ニル、安息香酸ビニル等; ・モノエチレン系不飽和カルボン酸、カルボン酸モノエ
チレン系不飽和エステル及びアクリル酸ブチルと共重合
し得るコモノマー:アクリル酸又はメタクリル酸C1〜C
20アルキル(例えばアクリル酸又はメタクリル酸メチ
ル、エチル、プロピル又はヘプタデカニル);アクリロ
ニトリル;アクリルアミド;スチレン等。
本発明に従う製品は、水性媒体中で下記の成分(a)〜
(c)を含むモノマー組成物100重量部を水分散性スル
ホン化ポリエステル3〜30重量部、好ましくは3〜15重
量部、より特定的には5〜8重量部の存在下で共重合さ
せることによって得ることができる: (a)少なくとも1種のエチレン系不飽和カルボン酸: 5〜13重量部、 好ましくは6〜 9重量部 (b)アクリル酸ブチル: 12〜25重量部、 好ましくは17〜22重量部 又は、 60〜70重量%のアクリル酸ブチルを含有する、エチレン
系不飽和カルボン酸及びカルボン酸モノエチレン系不飽
和エステル以外のエチレン系不飽和モノマー混合物: 25〜40重量部、 好ましくは30〜35重量部 (c)少なくとも1種のカルボン酸モノエチレン系不飽
和エステル: 100重量部のうちの残りの量。
本発明の方法の別の具体例においては、アクリル酸ブチ
ルの約10重量%までをメタクリル酸ブチルで置き換える
ことができる。
好ましい具体例は、水分散性スルホン化ポリエステルの
存在下で少なくとも1種のエチレン系不飽和カルボン
酸、アクリル酸ブチル(このアクリル酸ブチルの約10重
量%はメタクリル酸ブチルで置き換えてもよい)及び少
なくとも1種のカルボン酸モノエチレン系不飽和エステ
ルから成る混合物をアクリル酸ブチル/水分散性スルホ
ン化ポリエステルの重量比約0.8〜8.5、好ましくは約2.
5〜4で使用することを含む。
重合操作は、慣用の態様で水性エマルシヨン中で、水溶
性重合促進剤、乳化剤及び所望ならば連鎖抑制剤の存在
下で実施することができる。
用いた水分散性スルホン化ポリエステル及びモノマーの
例は前記した。アクリル酸ブチルと共に存在させること
のできるエチレン系不飽和モノマーの種類及び量は、グ
ラフト重合されたポリエステルのその後の使用条件に応
じて当業者が容易に決定することができる。実際、これ
ら使用条件が製品のガラス転移温度、硬度、親水性並び
に破断点伸び及び破断強度のような機械的特性等のよう
な特性を決定する。より強度の高いポリマーを得るため
に例えばスチレン又はメタクリル酸エステルを添加する
ことが知られており、一方、逆の効果を得るためにはア
クリル酸ヘキシルを添加することが知られている。
水溶性重合促進剤は、より特定的には、過酸化水素水、
クメンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキ
シド又はジイソプロピルベンゼンヒドロペルオキシドの
ようなヒドロペルオキシド類によって及び過硫酸ナトリ
ウム、過硫酸カリウム又は過硫酸アンモニウムのような
過硫酸塩によって代表される。
この促進剤は、モノマー組成物の重量に対して0.05〜2
重量%の範囲の量で用いることができる。場合によっ
て、この促進剤は還元剤、例えば硫酸水素ナトリウム又
はナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、ポリ
エチレンアミン、糖類(ブドウ糖、ショ糖又は金属塩)
と組合せることができる。還元剤の使用量は、モノマー
組成物の重量に対して0〜3重量%の範囲である。
用いられる乳化剤は、特に脂肪酸の塩、アルキル硫酸の
塩、アルキルスルホン酸の塩、アルキルアリールスルホ
ン酸の塩、スルホ琥珀酸の塩、アルキル燐酸アルカリ金
属塩、水素化若しくは非水素化アビエチン酸塩で代表さ
れる慣用の陰イオン系物質又はポリアルコキシル化脂肪
族アルコール、ポリエトキシル化アルキルフェノール、
硫酸化ポリエトキシル化アルキルフェノール、ポリエト
キシル化脂肪酸等のような非イオン系物質であってよ
い。これらはモノマー組成物の重量に対して0.01〜5重
量%の量で用いられる。
連鎖抑制剤は、モノマー組成物に対して0〜3重量%の
範囲の割合で用いることができる。この連鎖抑制剤は一
般に、n−ドデシルメルカプタン及びt−ドデシルメル
カプタンのようなメルカプタン;シクロヘキセン;クロ
ロホルム、ブロモホルム、四塩化炭素、四臭化炭素のよ
うなハロゲン化炭化水素;α−メチルスチレンの二量体
から選択される。
重合操作は約60〜80℃、好ましくは約70℃の温度におい
て実施することができる。
この操作は6〜12時間、一般的には約10時間実施され
る。
所望ならば、得られるラテックス(これは一般的にグラ
フト重合されたスルホン化ポリエステル約10〜60重量%
を含有する)は、貯蔵及び輸送を容易にするために噴霧
乾燥させてもよい。
ラテックス又は乾燥状態の製品は、アルカリ性物質、好
ましくは揮発性物質(揮発性アミン又はアンモニア)を
用いて水中に溶解させることができる。こうして得られ
る溶液は一般に約5〜30重量%のグラフト重合されたス
ルホン化ポリエステルを含有する。ラテックス又は好ま
しくはその溶液は、糸又は繊維を特に湿潤雰囲気中での
乾式織機又は水流織機を用いてサイジングするのに特に
よく適合する。
また、本発明は、紡織糸{又はヤーン(yarn)}のたて
糸のサイジング方法にも関する。この方法は、所望の濃
度及び温度のサイジング用製品を含有する水浴中に糸を
浸漬し、次いでその糸をローラー間に通過させることに
よって糸から水を抽出するという原理に基づく慣用の方
法によって水性媒体中の前記の水分散性のグラフト重合
されたスルホン化ポリエステルを塗布すること並びに最
後にサイジングされた糸を加熱シリンダー上で乾燥させ
る(所望ならばその前にそれらを加熱室に通す)ことを
含む。このたて糸は次いで製織される。
慣用の連続糸(フィラメント糸又は連続フィラメント
糸)サイジング方法には、区分サイジング(ヨーロッパ
系)、慣用サイジング(古典系又はイギリス系)及び一
次シートサイジング(片方端部サイジング又は日本系)
等が包含される。
本発明のサイジング用製品は、サイジングするのが最も
困難な紡織糸(又はヤーン)の中の1つであるエチレン
グリコールポリテレフタレートの合成糸(フィラメント
糸)の仕上に特に重要であるが、天然繊維と混合された
エチレングリコールポリテレフタレートの繊維(紡績
糸)、ガラ繊維或いは合成糸(例えばアクリル系、ポリ
イミド類、クロル繊維、ポリエチレン若しくはポリプロ
ピレン)又は人造糸(例えばアセテート、トリアセテー
ト、ビスコース等)のような他の糸について用いること
もできる。
さらにこれらは織られた又は撚られたものであろうとな
かろうと任意のタイプの糸をサイジングするのを可能に
し、そして区分法、慣用法、一次シートサイジング法又
は他のサイジング法のいずれか任意のサイジング法を用
いることを可能にする。
これら製品の非常に重要な利点は、これら製品が新しい
製織織機の生産歪に対して耐性があるということであ
る。これらは高速サイジング及び製織を可能にする。ま
た、それらは水によって容易に除去することができる。
[実施例] 以下の実施例は本発明を単に例示するためのものであ
り、本発明の範囲及び技術思想を何ら限定するものでは
ない。
例1 馬蹄型攪拌機を備えた6の反応器内に下記のものを装
入した: ・水: 2100g ・酢酸ナトリウム: 9.4g ・部分的に硫酸化された、25の酸化エチレン単位を有す
るエトキシル化ノニルフェノール: 9.4g ・26.1%水溶液状のGEROL PS 20{ローヌープーラン(R
hone Poulenc)社より市販されているスルホン化ポリエ
ステル}: 502g (乾燥製品132gに相当)。
この混合物を150rpmにおいて攪拌しながら70℃にした。
水65g中に溶解された過硫酸アンモニウム9.4gを添加し
た。
下記のものを連続態様で導入した: 第1に、 ・酢酸ビニル(VA): 1370g ・アクリル酸ブチル(BuA): 375g ・アクリル酸(AA): 131g ・t−ドデシルメルカプタン: 7.5g の混合物(6時間かけて) 第2に、水46g中に溶解させたt−ブチルヒドロペル
オキシド7.5g(8時間かけて) 第3に、水300g中に溶解させた ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:12.7
5g ・重炭酸ナトリウム: 4.7g (8時間かけて)。
これら3種の連続添加は、同時に開始させた。
添加が完了した時に、媒体を70℃に1時間保ち、次いで
冷却した。
固形分含有率40.8%のラテックスが得られた。
例2 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 2024g ・酢酸ナトリウム: 9.4g ・部分的に硫酸化されたエトキシル化ノニルフェノー
ル: 9.4g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして103g (26.3%水溶液392g) ・過硫酸アンモニウム(水65g中): 9.4g ・酢酸ビニル: 1294g ・アクリル酸: 169g ・アクリル酸ブチル: 375g ・メタクリル酸ブチル: 37.5g ・t−ドデシルメルカプタン: 0g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 7.5g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:12.7
5g ・重炭酸ナトリウム: 4.7g (後者2種は水450g中に希釈されたもの) 固形分含有率40%のラテックスが得られた。
例3 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 1005g ・酢酸ナトリウム: 7.5g ・部分的に硫酸化されたエトキシル化ノニルフェノー
ル: 7.5g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして450g (26.3%水溶液1711g) ・過硫酸アンモニウム(水75g中): 7.5g ・酢酸ビニル: 1095g ・アクリル酸: 105g ・アクリル酸ブチル: 300g ・t−ドデシルメルカプタン: 0g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 8.75g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:10.2
0g ・重炭酸ナトリウム: 3.75g (後者2種は水450g中に希釈されたもの) 固形分含有率40.5%のラテックスが得られた。
例4 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 909g ・酢酸ナトリウム: 6.25g ・部分的に硫酸化されたエトキシ化ノニルフェノール:
6.25g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして375g (26.2%水溶液1431g) ・過硫酸アンモニウム(水30g中): 6.25g ・酢酸ビニル: 1012.5g ・アクリル酸: 87.5g ・アクリル酸ブチル: 150g ・t−ドデシルメルカプタン: 7.5g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 7.14g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:8.5g
・重炭酸ナトリウム: 3.1g (後者2種は水300g中に希釈されたもの) ・メルカプトエタノール: 2.5g 固形分含有率40.5%のラテックスが得られた。
例5 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 2084g ・酢酸ナトリウム: 9.36g ・部分的に硫酸化されたエトキシル化ノニルフェノー
ル: 9.37g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして150g (26.4%水溶液569g) ・過硫酸アンモニウム(水65g中): 9.37g ・酢酸ビニル: 1406g ・アクリル酸ブチル: 337.5g ・アクリル酸: 131.2g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 7.5g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:12.7
5g ・重炭酸ナトリウム: 4.7g (後者2種は水300g中に希釈されたもの) 固形分含有率41%のラテックスが得られた。
例6(比較例) 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 2084g ・酢酸ナトリウム: 7.5g ・部分的に硫酸化されたエトキシル化ノニルフェノー
ル: 7.5g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして180g (26.5%水溶液679g) ・過硫酸アンモニウム(水75g中): 7.5g ・酢酸ビニル: 945g ・アクリル酸: 105g ・アクリル酸ブチル: 450g ・t−ドデシルメルカプタン: 0g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 8.75g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:10.2
g ・重炭酸ナトリウム: 3.75g (後者2種は水450g中に希釈されたもの) 固形分含有率40.4%のラテックスが得られた。
例7(比較例) 下記の量の物質を用いて、例1に記載の操作を繰り返し
た: ・水: 1005g ・酢酸ナトリウム: 7.5g ・部分的に硫酸化されたエトキシル化ノニルフェノー
ル: 7.5g ・GEROL PS 20: 乾燥製品として表わして450g (26.3%水溶液1711g) ・過硫酸アンモニウム(水75g中): 7.5g ・酢酸ビニル: 945g ・アクリル酸: 105g ・アクリル酸ブチル: 450g ・t−ドデシルメルカプタン: 0g ・t−ブチルヒドロペルオキシド: 8.57g ・ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート:10.2
0g ・重炭酸ナトリウム: 3.75g (後者2種は水450g中に希釈されたもの) 固形分含有率40.4%のラテックスが得られた。
例8(比較例) 馬蹄型攪拌機を備えた6の反応器内に下記のものを装
入した: ・水: 2156g ・オルブライト・アンド・ウィルソン(Albright & Wi
lson)社より市販されている、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムを基とするNANZA SB 62: 1.5g ・GEROL PS 20(乾燥): 450g。
この混合物を150rpmにおいて攪拌しながら80℃にした。
水20g中に溶解させた過硫酸アンモニウム1.875gを添加
した。
下記のものを連続態様で導入した。
第1に、 ・アクリル酸(AA): 75g ・メタクリル酸(MMA): 75g ・アクリル酸エチル(EA): 300g ・アクリル酸ブチル(BuA): 600g ・メタクリル酸メチル(MeMA): 450g ・t−ドデシルメルカプタン: 5.62g の混合物(5時間かけて) 第2に、 ・過硫酸アンモニウム: 7.5g ・部分的に硫酸化されたエトキシ化ノニルフェノール:
30g (水420g中に溶解されたもの) の混合物(5時間かけて)。
これら2種の添加は、同時に開始させた。
これらが完了した時に、媒体を80℃に1時間保ち、次い
で冷却した。
固形分含有率43%のラテックスが得られた。
例9(比較例) 450gに代えて150gの乾燥・GEROL PS 20及び2156gに代え
て1700gの水を用いて、例8に記載の操作を繰り返し
た。
サイジング試験 例1〜9の製品の溶液(これら溶液がサイジング浴を形
成する)を用いてサイジング試験を実施した。
これら溶液は、次のようにして調製した:脱イオン水よ
って固形分含有率20%になるまで希釈した後に、製品を
60℃にし、次いでほぼ7.5%のpHが得られるまで20%ア
ンモニア水溶液を30分かけて添加した。
サイジング操作は、100デシテックスの、撚っていない8
8本のポリエステル製ストランドから成るたて糸につい
て、『一次シート』系において作用するために適合され
たサッカー(SUCKER)実験室用機械(サッカー(SUCKE
R)社より市販されている)を用いて実施した(サイジ
ング機械上の通過速度は100m/分):糸の重量に対して1
0%の乾燥ポリマーが糸上に付着するように設定。
操作原理は次の通りである:ポリエステル製たて糸をサ
イジング浴に浸漬し、次いでそれを145℃に加熱した室
内に、次いで125〜100℃の温度に加熱したシリンダー上
に通過させることによって乾燥させる。乾燥シリンダー
の出口において、糸の重量に対して0.3%の量の滑剤(9
0℃の溶融ワックス)を糸に塗布する。冷却室中で冷却
した後に、糸を第1のビーム上に巻き取る。これは次い
で製織織機用ビームを作るために合糸にする。
第1のビームを合糸する前にシャーリー・インスティテ
ュート(SHIRLEY INSTITUTE)社製の『シャーリー・フ
ィラメント・カウンター(SHIRLEY FILAMENT COUNTE
R)』装置及び第7図繊維サイジング・シンポジウム(t
he Seventh Textile Sizing Symposium){1986年10月1
5、16、17日、ミュールズ(Mulhouse)}において公表
された方法を用いて被検製品の有効性を評価する。
この試験は、ポリマーが互いに接着し、個々のストラン
ドが糸を形成する能力を測定して成る。
測定プロセスにおいて、1本のストランド又は互いに接
着された複数のストランドから成る個体成分を切断した
時に起こる振動を装置が記録し計数する。
抱合脂数Cは、次式によって表わされる: C=100(n−x)/(n−1) (ここで、nは糸を構成する個々のストランドの数を表
わし、 xは計数された個体成分の数を表わす) サイジングの不在下において、個々のストランドは全て
独立していて、この時xはnと同じであり、Cは0であ
る。
全ての個々のストランドが結合している場合、抱合が最
大になる。この場合、xは1であり、Cは100である。
ルートリゲン・テキスタイル・インスティテュート(Re
utligen Textile Institute)社製の『ウエブテスター
(WEBTESTER)』摩擦計を用いて操作前後の抱合指数を
計測する(この測定は50、150及び300回のサイクルの後
に実施する)(装置は製織操作の際に糸について実施し
たものと類似するものである)。
サイジングされた糸の抱合指数の損失を実施した操作
(摩擦)の関数として表わす曲線をプロットした。
被検製品に対応する曲線の参照記号を以下に示す: 製品 参照記号 例1 D 例2 F 例3 G 例4 I 例5 E 例6 − 例7 J 例8 H 例9 K また、例1〜5を以下のものと比較した: ・ローヌープーラン社より市販のGEROL AS 10(アクリ
ル酸ブチルを基とする『全アクリル系』コポリマー、即
ち、アクリル及びメタクリル酸並びにそれらのエステル
以外のモノマーから誘導されたものではなく且つスルホ
ン化ポリエステル単位を含有しないコポリマー)の溶
液; ・ローヌープーラン社より市販のGEROL VS 30(高比率
の酢酸ビニル、アクリル酸ブチル及び不飽和カルボン酸
から誘導され、スルホン化ポリエステル単位を含有しな
いコポリマー)の溶液; ・ローヌープーラン社より市販のGEROL PS 20(水分酸
性スルホン化ポリエステル)。
これら化合物に対応する曲線の参照記号を以下に示す: 化合物 参照記号 GEROL VS 10 C GEROL VS 30 B GEROL PS 20 A 本発明の製品又は比較例の製品に対応する曲線を第1図
及び第2図に示す。
曲線の分析は以下のことを示す: ・GEROL AS 10(『全アクリル糸』コポリマー)はGEROL
VS 30(酢酸ビニルを基とするコポリマー)より明らか
に有効である。
・他方、例1の製品及び例9の製品(これらはそれぞれ
次の組成を持つ) は、例9の製品の方がはるかに優れた性能が予測されて
いたにもかかわらず、同様の結果を示すという驚くべき
ことがわかった。アクリル酸エステルの価格は酢酸ビニ
ルの価格のほぼ3倍であるので、例9の製品と比較した
場合の例1の製品の重要性は明白である。
・例8の製品は例1の製品より実際僅かに効果的である
が、そのアクリル酸ブチル及びGEROL PS 20含有率は、
得られる性能を加味しても手が出せないほどその価格を
高くする。GEROL PS 20の価格は実際酢酸ビニルの少な
くとも10倍である。
・例4によれば、GEROL PS 20含有率とアクリル酸ブチ
ル含有率とを所定の好ましい比に保つことが重要であ
る。
例7の製品は抱合試鍵において良好な結果を与えるが、
しかし、第1のビームを合糸する時又は糸をビームのボ
ビンから織機上に移す時に付着物(ビーム上の付着物)
を生じるので工業的に使用することができない。
例6の方法については、試験を実施するためにボビンを
解いた時にサイジングされた糸の多くの個々のストラン
ドが付着によって破壊されているのがわかったので、抱
合試験を行なわなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の製品又は比較例の製品の
抱合指数を摩擦の関数として表わすグラフである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニルモノマーから誘導される単位をグラ
    フト重合された新規のスルホン化ポリエステルであっ
    て、 A.水分散性スルホン化ポリエステルを含む基幹ポリマ
    ー: 3〜30重量部 並びに B.下記の成分(a)〜(c)から成るポリマー組成物か
    ら誘導されるグラフト体: 100重量部 (a)少なくとも1種のエチレン系不飽和カルボボン
    酸: 5〜13重量部 (b)アクリル酸ブチル: 12〜25重量部 又は 60〜70重量%のアクリル酸ブチルを含有する、エチレン
    系不飽和カルボン酸及びカルボン酸モレエチレン系不飽
    和エステル以外のエチレン系不飽和モノマー混合物:25
    〜40重量部 (c)少なくとも1種のカルボン酸モノエチレン系不飽
    和エステル: 100重量部のうちの残りの量 を含有することを特徴とする前記スルホン化ポリエステ
    ル。
  2. 【請求項2】アクリル酸ブチルの水分散性スルホン化ポ
    リエステルに対する重量比が約0.8〜8.5であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の新規のグラフト重
    合されたスルホン化ポリエステル。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1又は2項記載の新規の
    グラフト重合されたスルホン化ポリエステル10〜60重量
    %を含有することを特徴とするグラフト重合されたスル
    ホン化ポリエステルの水性分散液。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1又は2項記載の新規の
    グラフト重合されたスルホン化ポリエステル5〜30重量
    %を含有することを特徴とするグラフト重合されたスル
    ホン化ポリエステルの水溶液。
  5. 【請求項5】下記の成分(a)〜(c): (a)少なくとも1種のエチレン系不飽和カルボン酸: 5〜13重量部 (b)アクリル酸ブチル: 12〜25重量部 又は、 60〜70重量%のアクリル酸ブチルを含有する、エチレン
    系不飽和カルボン酸及びカルボン酸モノエチレン系不飽
    和エステル以外のエチレン系不飽和モノマー混合物:25
    〜40重量部 (c)少なくとも1種のカルボン酸モノエチレン系不飽
    和エステル: 100重量部のうちの残りの量 を含むポリマー組成物100重量部を水分散性スルホン化
    ポリエステル3〜30重量部の存在下で水性媒体中で共重
    合させ、そして水を除去することによる、グラフト重合
    されたスルホン化ポリエステルの製造方法。
  6. 【請求項6】アクリル酸ブチル/水分散性スルホン化ポ
    リエステルの重量比が約0.8〜8.5であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1又は2項記載のグラフ
    ト重合されたスルホン化ポリエステルをアルカリ性物質
    で溶解させることによる、グラフト重合されたスルホン
    化ポリエステルの水溶液の製造方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第3項記載のグラフト重合
    されたスルホン化ポリエステルの水性分散液を含む、紡
    織糸及び繊維用サイジング剤。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第4項記載のグラフト重合
    されたスルホン化ポリエステルの水溶液を含む、紡織糸
    及び繊維用サイジング剤。
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