JPH0756835B2 - トースター機能付加熱調理器 - Google Patents

トースター機能付加熱調理器

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JPH0756835B2
JPH0756835B2 JP63127754A JP12775488A JPH0756835B2 JP H0756835 B2 JPH0756835 B2 JP H0756835B2 JP 63127754 A JP63127754 A JP 63127754A JP 12775488 A JP12775488 A JP 12775488A JP H0756835 B2 JPH0756835 B2 JP H0756835B2
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JP
Japan
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mounting table
rotary mounting
heating
heater
heating chamber
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Expired - Lifetime
Application number
JP63127754A
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English (en)
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JPH01296589A (ja
Inventor
登世次 幡川
修二 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒーター付の高周波加熱装置、特にトースト
が焼ける、一般にトースターレンジと呼ばれているもの
に関するものである。
従来の技術 従来の例えば第3図に示す回転載置台付トースターレン
ジにおいて、14は加熱室、15は加熱室14内に高周波エネ
ルギーを供給する高周波発振器、16は高周波発振器から
の高周波電波を加熱室14内に導く導波管、17はコイルヒ
ーターを結晶化ガラス管で覆った上ヒーターである。18
はマイカ板と線材ヒーターとで構成された下ヒーター、
19は金属性回転載置台で、トースト等を焼く場合は、こ
の上にパンを置いて焼く構成としているため、下ヒータ
ー18からの輻射熱がパン下面に直接当たるように、回転
載置台19全体は粗い網目形状となっている。20は上記回
転載置台19を駆動するためのモーターで、21はモーター
20からの回転力を回転載置台に伝える回転軸、22はロー
ラーである。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような構成の従来のトースターレンジに
おいて、高周波加熱時にも食品等を直接金属網状回転載
置台19上にのせて加熱する構成であるため、食品のふき
こぼれ等があった場合は、回転載置台19が汚れたり、回
転載置台19の網目を通って加熱室底面までこぼれ落ちた
りし掃除が大変であったりする。またアルミ容器等の金
属容器に入れられた食品を高周波加熱する場合には、金
属容器底面と金属回転載置台との間でスパークを起こす
という不都合があった。
本発明はこのような従来の課題を解消するものであり、
トースト焼き等のヒーター加熱時も、そして高周波加熱
時にも使い勝手の良い、性能的にも良好なトースターレ
ンジを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明のトースターレンジは、
金属製網状回転載置台をホーロー加工すると共に、上記
回転載置台の上に、硼硅酸ガラス製受皿を取外し自在に
設け、トーストを焼く時は、上記ガラス受皿を加熱室外
に取出し、回転載置台の上に直接パンを置き、ヒーター
加熱する。又高周波加熱時には、ガラス受皿に使用し、
その上に食品をのせ加熱調理する構成である。
作用 本発明のトースターレンジは、高周波加熱時には、加熱
室内の金属製網状回転載置台上に、硼硅酸ガラスよりな
る受皿を載せ、更にその上に食品等を置き加熱するもの
で、例えば過加熱により食品からのふきこぼれがあって
も、上記受皿の中におさまってしまうため、回転載置
台、加熱室底面等を汚すことなく、受皿を洗うだけで済
むので、掃除に困ることはない。更に、トースターレン
ジの場合、回転載置台上に直接パンを置き、トーストを
焼く構成となっているため、回転載置台の清潔さが特に
要求されるが、ふきこぼれ等での汚れる機会が少なくな
るため、ケアが容易である。
上述したことだけであると、単に従来のトースターレン
ジの回転載置台上にふきこぼれ落ち防止用の硼硅酸ガラ
ス皿を追加しただけの事になってしまうが、本発明の場
合それだけにはとどまらないトースターレンジ特有の効
果を有している。つまり上記回転載置台が金属性で且
つ、網状になっているのは、高周波加熱時には加熱ムラ
を無くすために、使用する回転載置台を、金属性で且つ
網状にすることにより、トースト焼き時等のヒーター加
熱時にラックとして使用しようと意図するものであり、
トーストを焼く場合、この網目が粗ければ粗い程、下ヒ
ーターからの輻射熱を遮断しないため、焼き上げ時間を
速くすることが出来る。ところが高周波加熱時には、網
目が粗ければ粗い程回転載置台に電波がのり易くなり、
軽負荷時に回転載置台自身が加熱され、取扱い上問題と
なる程熱くなることがある。以上のような相反する二つ
の事実より、従来は適当網目寸法に選定していた。とこ
ろが本発明のように、高周波加熱時に、硼硅酸ガラス受
皿を回転載置台上に設ける構成にすると、硼硅酸ガラス
受皿自体が電波に対して負荷となるため、軽負荷加熱時
も、回転載置台自身に対する電波による加熱が弱めら
れ、従来の構成に比べ、回転載置台の網目粗さを大きく
することが出来る。その結果トースターレンジとして、
トーストの焼上げ時間が速くすることが出来る。又トー
ストは網目模様に応じた焼け模様が出来るが、この焼け
模様が細かい枡目模様となるよりも大きい枡目模様とな
る方がよりトーストらしくなり見栄えの良いおいしそう
なトーストが焼けるという効果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図において、1は加熱室、2は加熱室1内に高周波
エネルギーを供給する高周波発振器、3は高周波発振器
2からの高周波エネルギーを上記加熱室1内に導く導波
管、4はコイルヒーターを結晶化ガラス管でおおった上
ヒーター、5はマイカ板と線材ヒーターで構成された平
面ヒーターよりなる下ヒーター、6は金属性回転載置台
で網目状になっており、表面はホーロー加工されてい
る。7は上記回転載置台6駆動用モーター、8は上記駆
動モーター7の回転力を回転載置台6に伝える回転軸、
9は回転載置台6の周辺に回転自在に固着された複数個
のローラーである。10が本発明に係る硼硅酸ガラスの受
皿で、丸型をしており、回転載置台6の周辺に数個所設
けられた突出部11とガラス受皿10の外周が当接すること
により、ガラス受皿10の位置決めがされている。12はガ
ラス受皿10の底面周辺部に設けた環状凸部で、回転載置
台6表面に加工されたホーローのはがれに対する工夫部
分である。通常、硼硅酸ガラスで皿を作る場合、皿の裏
面にシボ加工を施し、表面をザラザラにする。この理由
は、1つには成形時にリング状の模様が出来てしまうた
めに、これをぼかすためであり、1つには成形時の小さ
なキズ等の目立たなくさせるためである。又離型を良く
し生産性を上げる意味も含まれている。上述のような理
由で、ガラス受皿10の裏面にはシボ加工が施されるが、
本発明の構成では、高周波加熱時にはガラス受皿10を使
用するが、トースト焼き等のヒーター加熱時にはこのガ
ラス受皿10を加熱室1外に取り出して使用する構成であ
る。従って1日数回のガラス受皿10の出し入れが考えら
れ、ガラス受皿10の裏面のザラザラにより長く使用する
うちに回転載置台6表面のホーローが削られる。そこで
本発明では、ガラス受皿底面周辺部に環状凸部12を設
け、その部分で回転載置台6と接するようにし、その部
分の表面をなめらかにしておき、それ以外の部分は従来
通りのシボ加工を施し、上述したような問題点の改善を
するものである。又、この凸部12を中央部でなく周辺部
に設けているのは、第2図に示すように、回転載置台13
は複数個の穴を有した網状をしており、剛体ではないた
め熱時等に図中2点鎖線で示すように若干のたわみが生
じることがある。この場合回転載置台との当接する箇所
である凸部を、たわみの変化量の少ない周辺部に設ける
ことにより、ガラス受皿のガタつき等を防止することが
できる。
また本発明で、回転載置台にホーロー加工を施している
のは、プレス部品の打ち抜きのままであると、バリ等が
危険であるのに対し、安全性の向上が図れるということ
と、黒色ホーローであると若干の蓄熱効果が有り、トー
スト焼きの場合、2回目以降はほとんどパンに網目の模
様が現われないという効果を有しているためである。例
えばステンレスの生地のままの回転載置台であると、ト
ーストを何回焼いても、網目の桟の部分は常に熱を反射
するため、パンの網目模様はいつまでも消えない。
発明の効果 以上のように本発明のトースターレンジによれば次の効
果を得ることが出来る。
(1)高周波加熱時に、硼硅酸ガラス受皿を使用する構
成により、上述した理由で、金属性網状回転載置台の網
目粗さを大きく取ることが出来る。そのためトースト焼
き時に、下ヒーターからの輻射熱で、網の目の桟による
しゃ断分を軽減することが出来るので、トースト焼き上
がり時間を速くすることができる。
(2)トーストを焼く時は、直接パンを回転載置台の上
にのせる構成であるため、回転載置台上は常に清潔に保
たなければならないが、本発明のように、高周波加熱時
にガラス受皿を使用する構成にすることにより、従来の
ように食品のふきこぼれが直接回転載置台を汚したりし
なくなり、回転載置台を洗うことなく、清潔さが保てる
ので取扱いが容易になる。
(3)トースターレンジの場合、トースト等を短時間で
焼き上げる必要があるため、上ヒーター等は立上りの早
い、結晶化ガラス管でおおわれたコイルヒーターが一般
によく使用されるが、誤まって高周波加熱時に食品等の
負荷を入れ忘れて加熱された場合、従来の場合、結晶化
ガラス管が加熱され、それが長時間にわたると、結晶化
ガラス管の割れ等までに至ることがあるが、本発明のよ
うに硼硅酸ガラス受皿を使用することにより、高周波に
よる加熱が結晶化ガラス管に集中されることがなくな
り、上記のような問題が軽減される。
(4)ガラス受皿の底面周辺部に凸部を設け、この凸部
分の表面をなめらかにした構成としたため、ガラス受皿
の凸部と回転載置台との摩擦が減少し回転載置台表面の
ホーローが削られにくくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトースターレンジの一実施例の正面断
面図、第2図は本発明に係るガラス受皿と回転載置台の
説明図、第3図は従来のトースターレンジの正面断面図
である。 1……加熱室、2……高周波発振器、4……上ヒータ
ー、5……下ヒーター、6……金属性網状回転載置台、
10……ガラス受皿。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、その加熱室
    内に高周波エネルギーを供給する高周波発振器と、被加
    熱物を加熱するヒーターと、前記加熱室内に設けた金属
    性で複数個の穴を有する網状の回転載置台と、上記回転
    載置台の上に載せて使用する取外し自在なガラス皿とを
    備え、前記ヒーターの加熱時には前記ガラス皿を取出し
    て使用する構成とすると共に、前記ガラス皿底面周辺部
    に凸部を設け、この凸部部分の表面粗さを他の底面部分
    の表面粗さより細かくする構成としたトースター機能付
    加熱調理器。
JP63127754A 1988-05-25 1988-05-25 トースター機能付加熱調理器 Expired - Lifetime JPH0756835B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63127754A JPH0756835B2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 トースター機能付加熱調理器

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JP63127754A JPH0756835B2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 トースター機能付加熱調理器

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JPH01296589A JPH01296589A (ja) 1989-11-29
JPH0756835B2 true JPH0756835B2 (ja) 1995-06-14

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ID=14967862

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JP63127754A Expired - Lifetime JPH0756835B2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 トースター機能付加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02251019A (ja) * 1989-03-24 1990-10-08 Toshiba Corp 加熱調理装置
JP2005180733A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒータ付き高周波加熱装置

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