JPH07563B2 - 好酸球増加症の予防または鎮静用薬剤 - Google Patents

好酸球増加症の予防または鎮静用薬剤

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JPH07563B2
JPH07563B2 JP2500322A JP50032290A JPH07563B2 JP H07563 B2 JPH07563 B2 JP H07563B2 JP 2500322 A JP2500322 A JP 2500322A JP 50032290 A JP50032290 A JP 50032290A JP H07563 B2 JPH07563 B2 JP H07563B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、概して、好酸球集団の増加に関係した疾患を
治療するための方法、更に詳しくは、インターロイキン
−5(IL−5)の刺激効果を阻止することによって好酸
球の産生および蓄積を防止する方法に関する。
発明の背景 好酸球は顆粒球系統の白血球である。それらの通常の機
能は、寄生生物による感染、特に、蠕虫による感染と戦
うことであると思われる。しかしながら、組織内での好
酸球の蓄積は、好酸球増加症の他にいくつかの疾病状態
と関係があり、最も顕著には、喘息に関係する。例え
ば、フリガス(Frigas)ら、J.Allergy and Clinical I
mmunol.、77巻、527〜537頁(1986);グライヒ(Gleic
h)、Hospital Practice(1988年3月15日);およびウ
ェラー(Weller)、J.Allergy and Clinical Immuno
l.、73巻、1〜10頁(1984)。激しい喘息発作での気管
支気道の上皮内膜への損傷は、好酸球を脱顆粒すること
によって放出される化合物によって主として引き起こさ
れると考えられる。
現在、グルココルチコイドステロイドは、喘息などのア
レルギー性疾患の急性の作用を治療するのに最も効果的
な薬剤である。しかしながら、長期間のステロイド治療
は多くの有害な副作用に関係する。グッドマン(Goodma
n)およびギルマン(Gillman)、The Pharmacological
Basis of Therapeutics、第6版(マクミラン・パブリ
ッシング・カンパニー(MacMillan Publishing Coman
y)、ニュー・ヨーク、1980)。更に、ステロイドは、
罹患組織での好酸球などの顆粒球細胞の産生または蓄積
に影響を及ぼさないことは明らかである。好酸球増加症
に関係した障害を治療する別のまたは補足的な方法の利
用可能性は、重要な臨床的有用性を有すると思われる。
発明の要約 本発明は、ヒトインターロイキン−5(IL−5)に対す
るアンタゴニスト(拮抗物質)の有効量を投与すること
によって好酸球増加症を予防するまたは鎮静させる方法
である。好ましくは、IL−5に対するアンタゴニスト
は、単クローン性抗体または標準法によってそれらから
誘導される結合組成物である。
図面の簡単な説明 図1に、寄生生物に感染したマウスにおいて、IL−5を
阻止する準クローン性抗体を用いる治療によるおよび治
療なしでの好酸球の(全白血球の百分率としての)末梢
血液濃度についてのデータをグラフによって例示する。
発明の詳細な説明 本発明は、IL−5が好酸球の産生を増加させることおよ
びIL−5のアンタゴニストが好酸球の産生および組織で
のそれらの蓄積を減少させるという発見に基づく。本発
明の方法は、ヒトIL−5に対するアンタゴニストの有効
量または疾患を快復させる量を投与することを含む。
好ましくは、本発明のアンタゴニストは、ヒトIL−5に
特異的な抗体から誘導される。更に好ましくは、本発明
のアンタゴニストはIL−5に特異的な断片または結合組
成物を含む。
抗体は、ジスルフィド架橋によって互いに結合したポリ
ペプチド鎖のアッセンブリーを含む。L鎖およびH鎖と
呼ばれる2種類の主要なポリペプチド鎖が、抗体の主要
な構造クラス(イソタイプ)を全て構成している。H鎖
およびL鎖はいずれも、可変部および不変部と呼ばれる
部分領域に更に分類される。H鎖は1か所の可変部およ
び3か所の異なる不変部を含み、L鎖は1か所の可変部
(H鎖の可変部とは異なる)および1か所の不変部(H
鎖の不変部とは異なる)を含む。H鎖およびL鎖の可変
部はその抗体の結合特異性の原因となっている。
本文中で用いられる「H鎖可変部」という用語は、
(1)長さがアミノ酸110〜125個であり且つ(2)アミ
ノ酸配列が本発明の単クローン性抗体のH鎖のアミノ酸
配列に対応し、そのH鎖のN−末端アミノ酸から開始す
るポリペプチドを意味する。同様に、「L鎖可変部」と
いう用語は、(1)長さがアミノ酸95〜115個であり且
つ(2)アミノ酸配列が本発明の単クローン性抗体のL
鎖のアミノ酸配列に対応し、そのL鎖のN−末端アミノ
酸から開始するポリペプチドを意味する。
本文中で用いられる「単クローン性抗体」という用語
は、ヒトIL−5に特異的に結合することが可能である免
疫グロブリンの均一集団を意味する。
本文中で用いられる「結合組成物」という用語は、
(1)操作上で結合させる場合、ヒトインターロイキン
−5への結合親和性が高いコンホメーションをとり、し
かも(2)ヒトインターロイキン−5に特異的な単クロ
ーン性抗体を産生するハイブリドーマから誘導される2
種類のポリペプチド鎖を含む組成物を意味する。「操作
上で結合させる」という用語によって、2種類のポリペ
プチド鎖を、様々な手段、例えば、FabまたはFvなどの
本来の抗体断片の結合によって、またはカルボキシル末
端で遺伝学的に工作されたシステイン含有ペプチドリン
カーによって互いに結合するのに相対的な位置に置くこ
とができるということを示すことを意味する。通常、2
種類のポリペプチド鎖は、ヒトインターロイキン−5に
特異的な単クローン性抗体のL鎖可変部およびH鎖可変
部に対応する。好ましくは、結合組成物はIgAイソタイ
プの単クローン性抗体から誘導され、その結果L鎖およ
びH鎖の可変部間の天然に存在するシステイン結合を用
いてその鎖を操作可能な結合にすることができる。
好ましくは、本発明のアンタゴニストはヒトIL−5に特
異的な単クローン性抗体から誘導される。IL−5を阻止
することが可能な単クローン性抗体は、標準のIL−5生
物検定においてIL−5によって生じる効果を防止するそ
れらの能力、例えばin vitroでのコロニー形成検定にお
いて好酸球の増殖および発生を刺激する能力、およびin
vivoでのBCL1リンパ腫継代細胞のin vitroでの増殖を
増大させる能力によって選択される。前者の検定はいく
つかの参考文献、例えばトッド(Todd)−サンフォード (Sanford)、Clinical Diagnosis by Laboratory Meth
ods、第15版、デビッドソン(Davidson)およびヘンリ
ー(Henry)監修(1974)に記載されている。後者の検
定はハミブリン(Hamiblin)およびオーガラ(O′Garr
a)によってLymphocytes:A Practical Approach、クラ
ウス(Klaus)監修(アイアールエル・プレス(IRL Pre
ss)、オクスフォード、1987)の209〜228頁に記載され
ている。BCL1細胞は、ATCCから寄託番号TIB197として入
手可能であり、Nature、272巻、624〜626頁(1978)、I
mmunol.Rev.、48巻、169〜195頁(1979)、およびJ.Imm
unol.、125巻、976〜980頁(1980)に記載されている。
簡潔に、好酸球の検定は、骨髄細胞かまたは臍帯血球を
用いて下記のように行なうことができる。非血液疾患の
患者から採取された骨髄細胞を、フィコール(400型、
シグマ・ケミカル・カンパニー(Sigma Chemical C
o.)、ミズーリ州、セント・ルイス)上に加層し且つ遠
心分離(600×g)し、そして界面での細胞を取り出
す。これらの細胞を、10%のウシ胎児血清(FCS)を含
むイスコヴズ・モディファイド・ダルベッコズ・メジウ
ム(Iscove′s Modified Dulbecco′s Medium)で2回
洗浄し且つ同じ培地に再懸濁させ、そして付着細胞をプ
ラスチック製ペトリ皿に付着させることによって除去す
る。非付着細胞を、20%FCS、2−メルカプトエタノー
ル50マイクロモル、0.9%メチルセルロースおよび各種
濃度のコロニー刺激活性を有することが知られている上
澄み液かまたは試験用上澄み液を含むイスコヴズ・メジ
ウムに、細胞数105/mlで加える。一部分である1mlずつ
を35mmのペトリ皿に平板に置き、空気中6%のCO2で十
分に加湿した雰囲気中37℃で培養する。培養開始後3日
目に、エリトロポエチン1単位を各プレートに加える。
顆粒球マクロファージコロニーおよび赤血球のバースト
を、倒立顕微鏡を用いて10〜14日目に計数する。
ヘパリン中に採取した臍帯血球を600×gで回転させ
る。血漿および赤血球最上部間の界面での白血球を、0.
17N塩化アンモニウムおよび6%FCSが入っている試験管
に移す。氷上で5分後に、その懸濁液を、FCS4mlを下層
にし且つ600×gで遠心分離する。細胞ペレットをダル
ベッコのリン酸緩衝溶液で洗浄し且つ骨髄細胞について
前記に記載のフィコールおよびプラスチック付着段階を
行なう。低密度の非付着細胞を集め、前記に記載の半固
形培養基に細胞数105/培養物で置く。
検定の最後に、個々のコロニーをスライドガラスに塗布
し且つライト・ギムザで染色した後、細胞組成物を確認
する。前記に記載の好酸球はルクソール・ファスト・ブ
ルーで染色することによって確認される[ジョンソン・
ジー(Johnson,G.)およびメトカーフ・ディー(Metcal
f,D.)、Exp.Hematol.、8巻、549〜561頁(1980)]。
簡潔に、BCL1を基にした検定用に、BCL1腫瘍があるマウ
ス(好ましくは、BALB/cByJまたはBALB/cdJ)から脾臓
を取り出し(回収率はマウス当り細胞数8×108〜1.3×
109である)、その細胞懸濁液を調整し且つ抗Thy−1単
クローン性抗体および補体で処理してT細胞を激減させ
る(例えば、RPM1+5%ウシ胎児血清10ml、1:3モルモ
ット補体5mlおよび予め処理された抗Thy−1の0.5ml中
に脾臓1個)。同じ培地中の細胞(細胞数2.5×105/m
l)を、容量100μlの微量滴定培養容器に入れる。IL−
5活性について試験を行なう化合物を培地100μl中の
培養物に加える。培養物を37℃で2日間インキュベート
した後、DNA合成について検定を行なう。
本発明のハイブリドーマは周知の方法によって生成され
る。通常、不滅化細胞系を、所望の抗体を産生するBリ
ンパ球と融合させる。或いは、不滅の抗体産生細胞系を
発生させる非融合法、例えば、ウィルスによって生じる
形質転換が可能であり、本発明の範囲内である。カサリ
(Casali)ら、「Bリンパ球の抗原特異的選択によるヒ
ト単クローンおよびFBVによる形質転換(Human Monoclo
nals from Antigen−Specific Selection of B Lymphoc
ytes and Transformation by EBV)」、Science、234
巻、476〜479頁(1986)。不滅化細胞系には、通常、哺
乳動物の細胞、特に、齧歯類、ウシ科およびヒト由来の
ミエローマ細胞を形質転換させる。便宜上および利用可
能性上、ラットまたはマウスのミエローマ細胞系を用い
ることが最も多い。
標的抗原を注射された哺乳動物から適当なリンパ球を得
るための方法は周知である。一般的には、ヒト由来の細
胞が望ましい場合、末梢血液リンパ球(PBLs)を用い、
または非ヒト哺乳動物源が望ましい場合、脾臓細胞また
はリンパ節細胞を用いる。宿主哺乳動物に用量の精製さ
れた抗原を繰返し注射し、その哺乳動物が所望の抗体産
生細胞を発生することを可能にした後、これらを不滅化
細胞系との融合用に採取する。融合方法も当該技術分野
で周知であり、例えば、細胞をポリエチレングリコール
などの融合剤と混合する。ハイブリドーマはHAT選択な
どの標準法によって選択される。これらのハイブリドー
マの中から、所望の抗体を分泌するものを、標準免疫検
定、例えばウェスタン法、ELISA、RIA等でそれらの培養
基を検定することによって選択する。抗体は、標準タン
パク質精製法を用いて培地から回収される:例えば、チ
ュッセン(Tijssen)、Practice and Theory of Enzyme
Immunoassays(エルゼビル(Elsevier)、アムステル
ダム、1985)。多数の参考文献が、前記の方法のいずれ
かを用いる場合の指標として利用可能であり、例えば、
コーラー(Kohler)ら、Hybridoma Techniques(コール
ド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー(Cold Sprin
g Harbor Laboratory)、ニュー・ヨーク、1980);チ
ュッセン、Practice and Theory of Enzyme Immunoassays (エルゼ
ビル、アムステルダム、1985);カンプベル(Campbel
l)、Monoclonal Antibody Technology(エルゼビル、
アムステルダム、1984);ハレル(Hurrell)、Monoclo
nal Hybridoma Antibodies:Techniques and Applicatio
ns(シーアールシー・プレス(CRC Press)、ボカ・ラ
トン・フランドル、1982);等がある。
抗体の断片の利用および発生についても周知であり、例
えば、Fab断片[チュッセン、Practice and Theory of
Enzyme Immunoassays(エルゼビル、アムステルダム、1
985)];およびFv断片[ホフマン(Hochman)ら、Bioc
hemistry、12巻、1130〜1135頁(1973)、シャロン(Sh
aron)ら、Biochemistry、15巻、1591〜1594(1976)お
よびエーリッヒ(Erhlich)ら、米国特許第4,355,023号
明細書];および抗体1/2分子[オーディトア(Auditor
e)−ハーグリーブズ(Hargreaves)、米国特許第4,47
0,925号明細書]である。更に、本発明のこの種の化合
物および組成物は、既知の方法によって、例えば、ハイ
ブリドーマの更に別の融合(すなわち、いわゆるクアド
ロマス(qadromas)を生成すること)によって[リーデ
ィング(Reading)、米国特許第4,474,493号明細書]、
または1/2分子の化学的再結合によって[ブレナン(Bre
nnan)ら、Science、229巻、81〜83頁(1985)]、二重
特異性抗体を構成することができる 本発明のハイブリドーマおよび単クローン性抗体は、組
換え体によって生じた成熟ヒトインターロイキン−5の
グリコシル化型かまたは非グリコシル化型に対して産生
される。概して、ヒトIL−5の非グリコシル化型は大腸
菌(E.coli)で産生され、グリコシル化型は哺乳動物細
胞宿主、例えば、サルのCV1またはCOS細胞、マウスL細
胞等で産生される。組換え体によって生じたヒトIL−5
は、標準プロトコルを用いて、発現ベクターを宿主細胞
に導入することによって産生される。例えば、マニアテ
ィス(Maniatis)ら、Molecular Cloning:A Laboratory
Manual(コールド・スプリング.・ハーバー・ラボラ
トリー、ニュー・ヨーク、1982);オカヤマ(Okayam
a)およびベルク(Berg)、Mol.Cell.Biol.、2巻、161
〜170(1982)および3巻、280〜289頁(1983);ハマ
ー(Hamer)、Genetic Engineering、2巻、83〜100(1
980)および米国特許第4,599,308号明細書;カオフマン
(Kaufman)ら、Mol.Cell.Biol.、2巻、1304〜1319(1
982);等。
所望のタンパク質を暗号化(コード)するヌクレオチド
配列が既知であるか或いはまた利用可能であるならば、
細菌または哺乳動物の発現ベクターの構成は当該技術分
野で周知であり、例えば、デボアー(DeBoer)は、米国
特許第4,551,433号明細書で、細菌の発現ベクターで用
いるためのプロモーターを開示しており;ゴーデル(Go
eddel)らは米国特許第4,601,980号明細書で、およびリ
グス(Riggs)は米国特許第4,431,739号明細書で、大腸
菌の表現系による哺乳動物タンパク質の産生を開示して
おり;そして(前記に引用された)リグス、フェレッテ
ィ(Ferretti)ら、Proc.Natl.Acad.Sci.、83巻、599〜
603頁(1986)、スプロート(Sproat)ら、NucleicAcid
s Reseach、13巻、2959〜2977頁(1985)、およびミュ
レンバック(Mullenbach)ら、J.Biol.Chem.、261巻、7
19〜722頁(1986)に、細菌での表現用合成遺伝子の構
成方法が開示されている。したがって、これらの文献を
参考文献として引用する。成熟ヒトIL−5のアミノ酸配
列は、アズマ(Azuma)ら、Nucleic Acids Reseach、14
巻、9145〜9158頁(1986)に開示されており、ヒトIL−
5を暗号化する合成遺伝子は、ベックマン・インスツル
メンツ(Beckman Instruments)(カリフォルニア州、
フラートン)から商業的に入手可能である。多くの細菌
の発現ベクターおよび宿主は、商業的に且つATCCを介し
て入手可能である。
更に、本発明のハイブリドーマに特有の抗体および抗体
断片を、メッセンジャーRNAを抽出し、cDNAライブラリ
ーを構築し、そして抗体分子の断片を暗号化するクロー
ンを選択することによる組換え体の方法によって生じる
ことができる。例えば、ウォール(Wall)ら、Nucleic
Acids Reseach、5巻、3113〜3128頁(1978);ザクト
(Zakut)ら、Nucleic Acids Reseach、8巻、3591〜36
01頁(1980);カビリー(Cabilly)ら、Proc.Natl.Aca
d.Sci.、81巻、3273〜3277(1984);ボス(Boss)ら、
Nucleic Acids Reseach、12巻、3791〜3806頁(198
4):アムスター(Amster)ら、Nucleic Acids Reseac
h、8巻、2055〜2065頁(1980);モーア(Moore)ら、
米国特許第4,642,334号明細書;およびスケラ(Skerr
a)ら、Science、240巻、1038〜1041頁(1988)。特
に、このような方法を用いて、一つの種の結合部を別の
種の抗体の非結合部と結合させて免疫原性を低下させる
相互特異的単クローン性抗体を生ずることができる。例
えば、リウ(Liu)ら、Proc.Natl.Acad.Sci.、84巻、34
39〜3442頁(1987)。
本発明のアンタゴニストは薬剤組成物として投与され
る。この種の組成物は、本発明の少なくとも1種類の単
クローン性抗体またはそれらの断片の治療学的量を薬学
的に有効な担体中に含んでいる。薬剤担体は、本発明の
組成物を患者に与えるのに適当な、相溶性で無毒性の任
意物質であることができる。滅菌水、アルコール、脂
肪、ロウおよび不活性固形物が担体に含まれることがで
きる。薬学的に容認可能なアジュバント(例えば、緩衝
剤、分散剤)も、薬剤組成物に配合することができる。
概して、この種の薬剤の非経口投与に有用な組成物は周
知である。例えば、Remington′s Pharmaceutical Scie
nce、第15版(マック・パブリッシング・カンパニー(M
ack Publishing (Company)、ペンシルベニア州、イー
ストン、1980)。或いは、本発明の組成物を、移植可能
な薬剤供給系によって患者体内に導入してもよい、例え
ば、アーカート(Urquhart)ら、Ann.Rev.Pharmocol.To
xicol.、24巻、199〜236頁(1984)。
本発明のアンタゴニストを抗体から誘導する場合、通
常、それらを非経口で、好ましくは、静脈内に投与す
る。この種のタンパク質またはペプチドアンタゴニスト
は免疫原性であることがあるので、それらを、通常のIV
投与方式によってかまたは皮下蓄積質から、例えば、ト
マシ(Tomasi)らの米国特許第4,732,863号明細書に示
されたように徐々に投与するのが好ましい。
非経口的に投与する場合、抗体または断片を薬学的に容
認可能な非経口用賦形剤と一緒の注射可能な単位剤形に
(典型的には、液剤、懸濁剤または乳剤に)配合する。
このような賦形剤は、本質的に無毒性且つ非治療学的で
ある。このような賦形剤の例は、標準食塩水、リンガー
溶液、デキストロース溶液およびハンクス液である。固
定油およびオレイン酸エチルなどの非水性賦形剤も用い
ることができる。好ましい賦形剤は5%デキストロース
/食塩水である。賦形剤には等張性および化学的安定性
を増大させる物質などの少量の添加剤、例えば緩衝剤お
よび防腐剤を含むことができる。抗体は、集塊および他
のタンパク質を実質的に含まない精製形態で、濃度約5
〜30mg/ml、好ましくは10〜20mg/mlで配合するのが好ま
しい。
アンタゴニストについての投与養生法を選択すること
は、いくつかの要因、例えばアンタゴニストの血清回転
率、好酸球増加症に関係したIL−5の血清濃度、アンタ
ゴニストの免疫原性、標的IL−5の利用可能性(例え
ば、非血清I1−5が阻止されることになっている場
合)、アンタゴニストに対するIL−5の親和性に相対す
る1個または複数個のIL−5レセプターに対するその親
和性、等に関係する。好ましくは、投与養生法は、副作
用の容認可能な水準に一致する患者に与えられるアンタ
ゴニストの量を最大にする。したがって、与えられるア
ンタゴニストの量は、特定のアンタゴニストおよび治療
される疾患の過酷さにある程度関係する。適当な用量を
選択する場合の指標は、抗体の治療学的利用に関する参
考文献に見出だされる。例えば、フェロン(Ferrone)
ら監修、Handbook of Monoclonal Antibodies(ノージ
ズ・パブリケーションズ(Noges Publications)、ニュ
ー・ジャージー州、パーク・リッジ、1985)の、バック
(Bach)ら、12章;およびハーバー(Haber)ら監修、A
ntibodies in Human Diagnosis and Therapy(ラーヴェ
ン・プレス(Raven Press)、ニュー・ヨーク、1977)
の、ラッセル(Russell)、303〜357頁およびスミス(S
mith)ら、365〜389頁。好ましくは、アンタゴニストが
単クローン性抗体またはそれらのFab型断片(結合組成
物など)を含む場合は常に、その用量は一日当り約1〜
20mg/kg、更に好ましくは一日当り約1〜10mg/kgの範囲
である。
実施例 下記の実施例は、本発明の態様を例示するためのもので
ある。選択されたベクター、宿主、融合相手、並びに試
薬の濃度、温度および他の可変数値は、単に本発明を例
示するものであり、それらを制限するものと考えるべき
ではない。
実施例1.IL−5阻害多クローン性抗体TRFK−5の製造 TRFK−5ハイブリドーマの製造は、参考文献として引用
されているシューマッヒャー(Schumacher)ら、J.Immu
nol.、141巻、1576〜1581(1988)に記載されている。1
2週令のルイスラット2匹に、完全フロイントアジュバ
ント中の精製マウスIL−5を0.4〜1.6kgずつ3回の注射
を4〜5週間間隔で行なった。双方のラットを3回目の
注射後10〜18日目に放血させた。より高い阻止血清力価
を示すラットに、精製マウスIL−5の2μgの最後の静
脈内注射を行なった。3日後、その脾臓および膝窩リン
パ節細胞を、ミエローマ細胞P3X63Ag8.653(アメリカン
・タイプ・カルチャー・コレクション(American Type
Culture Collection)から寄託番号CRL1580として入手
可能)を用いて、Handbook of Experimental Immunolog
y、ワイア(Weir)監修(ブラックウェル・サイエンテ
ィフィック・パブリケーションズ(Blackwell Scientif
ic Publications)、オクスフォード、1986)、4巻の
キップス(Kipps)およびヘルツェンベルグ(Herzenber
g)の方法によって融合させた。赤血球を蒸留水中で溶
解させ、それらの生理学的重量オスモル濃度を、HBSS
(ハンクス緩衝塩溶液)で直ちに回復させた。50%ポリ
エチレングリコール(分子量1500〜1800、シグマ・ケミ
カル・カンパニー(Sigma Chemical Co.)から入手可
能)を用いて融合した後、細胞をHAT選択培地中、細胞
数8.5×105/mlの密度、100μl/ウェルで平板培養した。
翌日、HAT培地150μlを各ウェルに加え、その培地を5
〜8日目に再補給した。10日目に、培地を100マイクロ
モルヒポキサンチン/16マイクロモルチミジン培地に変
更し、細胞をこの培地中で更に14日間保持した。融合し
て14日後に、ハイブリドーマ上澄みを、BCL1検定でマウ
スIL−5の0.5ng/mlの増殖刺激活性を直接的に阻止する
ことによって選別した。ハイブリドーマの増殖を含むウ
ェル286個(全ウェルの43%)の内、一貫した抗体活性
を生ずる4種類のハイブリドーマについて、維持培地で
の限界稀釈によって、安定なサブクローンが単離される
までクローニングを行なった。これらの内のTRFK−5を
示した1種類が、マウスおよびヒト双方のIL−5を阻止
することができる抗体を産生し且つ析出物として選択さ
れた。
免疫原として用いられるIL−5を、ギードリン(Giedli
n)ら、Cell.Immunol.、97巻、357頁(1986)に記載さ
れたT細胞クローンMB2−1の上澄みから、ボンド(Bon
d)ら、J.Immunol.、139巻、3691頁(1987)に記載され
た方法によって精製した。これらの文献は参考文献とし
て引用されている。
TRFK−5によって産生される抗体は、マウスIL−5およ
びヒトIL−5双方の生物学的活性を阻止することが分か
った。
実施例II.寄生生物によって生じたマウスの好酸球増加
症に対する抗IL−5抗体の効果 各種組織での好酸球の濃度を減少させるIL−5アンタゴ
ニストの能力を試験するために、Balb/cマウス20匹を下
記のように処置した。0日目に、全マウスに、第三期の
ニッポストロンギルス・ブラジリエンシス(Nippostron
gylus brasiliensis)幼虫800を皮下注射した。例え
ば、オーグルビ(Ogilvie)ら、Experimental Parasito
logy、29巻、138〜177(1971)を参照されたい。次に、
そのマウスの内の5匹に、リン酸緩衝溶液中の精製単ク
ローン性抗体TRFK−5を2.0mg(同じく0日目に)腹腔
内に注射した。5匹のマウスに、対照としてマウスIL−
4を阻止する精製単クローン性抗体2.0mgを腹腔内に注
射した。5匹のマウスに、対照として精製マウスIgG1
2.0mg腹腔内に注射した。そして、5匹のマウスはもう
一つの対照として未処置のまま残した。注射後3、7、
11および14日目に、末梢血液試料を全マウスから採取し
且つ好酸球を計数した。その結果を図1に例示する。IL
−5阻止抗体で処置したマウスの末梢血液は極めて明確
な好酸球の減少を示す。
14日後に、マウスを屠殺し且つそれらの肺を取り出し、
切断し、固定し、そして好酸球の染色を行なった。無作
為に選択した顕微鏡視野での好酸球数を比較することに
より、抗IL−5で処置したマウスでは、肺組織での好酸
球の蓄積が約20倍減少したことが示された。
本発明の前記の実施態様の説明は例示および説明の目的
で示された。それらは、本発明を開示された形態に厳密
に制限するためのものではなく、前記の内容を考慮にい
れて多くの変更および変化が可能であることは明らかで
ある。本発明の原理およびその実際的な用途を最もよく
説明するために、実施態様を選択し且つ記載したもの
で、それによって当業者が種々の態様で、しかも予想さ
れる特定の利用に適用であるような種々の変更を用いて
本発明を最もよく利用することができる。それは本発明
の範囲が本文に添付の請求の範囲によって定義されるこ
とを意味する。
本出願人は、ハイブリドーマTRFK−5をアメリカン・タ
イプ・カルチャー・コレクション、米国、メリーランド
州、ロックビル(ATCC)に寄託番号HB9897として寄託し
た。この寄託は、特許目的の培養物の寄託に関するATCC
の協定に基づいて提供される条件下で行なったものであ
り、その寄託が、米国特許法122および米国規制基準37
−1.14に従って米国特許および商標局長に対して利用可
能にされ、しかも、米国特許証の発行によって一般に利
用可能にされることを確実にし、そしてその寄託が維持
されることをも要求するものである。寄託された種類の
利用可能性は、いずれの政府のその特許法に従うその代
理権に基づいて付与された権利に違反して、本発明を実
施する実施許諾と解釈されるべきではない。
寄託は、微生物の寄託に関するブダペスト条約の要件を
満たすように変更された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Journal of Immunol ogy,vol.141,No.5(1988), pages 1576−1581 J.Exp.Med.vol.167, (1988),pages 219−224

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒトインターロイキン−5に対するアンタ
    ゴニストからなる、患者の好酸球増加症を予防または鎮
    静させるための薬剤。
JP2500322A 1988-11-03 1989-11-01 好酸球増加症の予防または鎮静用薬剤 Expired - Lifetime JPH07563B2 (ja)

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US26690988A 1988-11-03 1988-11-03
US266,909 1988-11-03
PCT/US1989/004796 WO1990004979A2 (en) 1988-11-03 1989-11-01 Method of preventing or reducing eosinophilia

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JPH03505211A JPH03505211A (ja) 1991-11-14
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AT (1) ATE98872T1 (ja)
AU (1) AU633034B2 (ja)
CA (1) CA2002144C (ja)
DE (1) DE68911653T2 (ja)
DK (1) DK81691D0 (ja)
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HK (1) HK186196A (ja)
IE (1) IE63063B1 (ja)
IL (1) IL92180A (ja)
MY (1) MY107386A (ja)
NZ (1) NZ243939A (ja)
PH (1) PH26476A (ja)
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DE68911653T2 (de) 1994-04-07
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DK81691D0 (da) 1991-05-02
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