JPH0756146Y2 - 組立治具 - Google Patents

組立治具

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JPH0756146Y2
JPH0756146Y2 JP1993015466U JP1546693U JPH0756146Y2 JP H0756146 Y2 JPH0756146 Y2 JP H0756146Y2 JP 1993015466 U JP1993015466 U JP 1993015466U JP 1546693 U JP1546693 U JP 1546693U JP H0756146 Y2 JPH0756146 Y2 JP H0756146Y2
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JP
Japan
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bracket
jig
screw
assembly jig
screw member
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JP1993015466U
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JPH0677987U (ja
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野 新 一 天
井 俊 行 桜
替 幸 雄 張
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、構築部材にブラケット
を取付けるための組立治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラケット1は図5に示すように、柱部
材2と柱部材2aとの間に梁3を取付ける場合、前もっ
て柱部材2と2aに取付けておく部材であって、従来柱
部材2にブラケット1を取付ける場合のブラケット1の
柱部材2に対する位置決めは、図6に示すように、柱部
材2に罫書いてあるブラケット取付け線4に合わせて2
個の金具5を仮付けし、これにブラケット1をあづけて
受台とし、ブラケット1を柱部材2に溶接している。
【0003】また、例えば、実開昭59−148190
号公報に記載されたような考案が知られている。
【0004】これは図7に示すように、摺動部6に設け
た基板7の前面にH形鋼8の鋼材面9への水平当て部1
0とクランプ部11により水平位置決め治具12をH形
鋼8に固定し、摺動部6を滑動する脚13,14と、こ
れらの脚13,14の上部に設けられる水平載置部15
とを有するスライダー16を滑動させて水平載置部15
に載置された鋼板17をH形鋼8の所定の溶接位置に合
せ、スライダー16をナット18で固定して鋼板17を
H型鋼8に対して位置決めするようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかるに上記の金具5
の仮付けでは、ブラケット1を罫書いてあるブラケット
取付け線4に合わせるのに時間がかかり、ブラケット1
を金具5にあづけてからの微調整ができない。そのう
え、ブラケット1を柱部材2に取付けたのち金具5を柱
部材2から除去し、除去した跡はグラインダー掛け等に
よる仕上げを必要とするので、非常に工数を必要とし作
業効率が低い等の問題があり、また、前記の考案におい
ては、鋼板17の載置されるスライダー16はナット1
8で固定しなければならないのでスライダー16の固定
に労力を必要する等の問題があった。
【0006】本考案はこれに鑑み、短時間で効率よくブ
ラケットを正確に構築部材へ位置決めすることのできる
組立治具を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため本考案は、構築部材にブラケットを固着する
ための組立治具であって、この組立治具は、柱状の治具
本体と、この治具本体に軸支されるねじ部材と、このね
じ部材に螺合されねじ部材の回動により前記治具本体に
沿って移動自在とされる上面が平板状のブラケット受け
金具とを有し、前記ねじ部材を回動させることにより前
記ブラケット受け金具を構築部材側面の所定位置に移動
させて前記ブラケット受け金具にブラケットをあづける
ことにより構築部材に対するブラケットの固定位置を決
めるようにしたものである。なお、治具本体は、磁性部
材を設けてこの磁性部材により構築部材に固着してもよ
い。また、ねじ部材は、2本のねじ部材を治具本体に平
行に軸支し、これらのねじ部材に螺合されるブラケット
受け金具の位置を異ならせるようにしてもよい。
【0008】
【作用】上記治具においては、組立治具を構築部材に固
定し、構築部材のブラケットを固着すべき位置へ組立治
具のねじ部材を回動させてブラケット受け金具を移動さ
せる。そして、このブラケット受け金具にブラケットを
あづけることにより構築部材に対するブラケットの位置
が決められる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の組立治具の一実施例を図1を
参照して説明する。
【0010】組立治具19は、治具本体20と、ねじ部
材21と、ブラケット受け金具22とを有している。
【0011】治具本体20は、所定の長さを有するアン
グル材等よりなり、両端部には軸受取付部材23が固着
されている。そして、これらの軸受取付部材23には軸
受24,25が装着されている。また、一方の軸受取付
部材23(図1における上方)近傍の治具本体20の側
面には突出部材26が固着されている。そして、この突
出部材26には固定用ねじ部材27が螺合されており、
この固定用ねじ部材27の一端部にはハンドル28が設
けられている。また、治具本体20の一側面には治具セ
ット金具29のための複数の孔30が穿設されている。
そして、この孔30には治具セット金具29に螺合され
ているボルト31が挿入されるようになっている。ま
た、治具本体20の孔30が穿設されている面に直交す
る面には、治具本体20の長さ方向に平行に所定長さの
スリット32が形成されている。ねじ部材21は、治具
本体20の長さよりやや長く形成されており、一端部は
治具本体20の軸受24に軸支され、他端部は軸受25
に軸支されるとともに軸受取付部材23から突出し、突
出した部分にはハンドル33が設けられている。そし
て、ねじ部材21のほぼ中央にはブラケット1をあづけ
るための上面が平板状のブラケット受け金具22が固着
されている。そして、ハンドル33を回動させることに
よりねじ部材21が回動しブラケット受け金具22はス
リット32に沿って移動するようになっている。
【0012】次に、この組立治具19の作用を説明す
る。
【0013】なお、組立治具19は、2台1組とされて
いるが、全く同一の作用を行うのでここでは1台につい
て説明する。
【0014】まず、治具本体20の所定の孔30に治具
セット金具29を固定し、構築部材としての柱部材2の
下面に治具セット金具29を挿入する。次に、ハンドル
28を回して固定用ねじ部材27の先端を柱部材2の上
面に当接させ、さらにハンドル28を回して固定用ねじ
部材27の先端を柱部材2の上面に圧接させる。このよ
うにして固定用ねじ部材27と治具セット金具29とに
より柱部材2を挾み込んで組立治具19を柱部材2に固
定する。そして、ハンドル33を回してブラケット受け
金具22の上面を柱部材2のブラケット取付け線4に一
致させる。しかるのち、図示しないホイスト等によりブ
ラケット1をブラケット受け金具22の上面にあづけ、
必要ならば、ハンドル33を回してブラケット受け金具
22を微少移動させてブラケット取付け線4に対するブ
ラケット1位置の調整を行いブラケット1と柱部材2と
を溶接する。溶接が終ると、ハンドル33を回してブラ
ケット受け金具22をブラケット1から外すとともに、
ハンドル28を回して固定用ねじ部材27を上昇させて
組立治具19を柱部材2から取外す。
【0015】なお、本組立治具19は、治具セット金具
29の位置の選択と固定用ねじ部材27の回動とによっ
て複数のサイズの柱部材2に対して取付けることができ
る。
【0016】図2は本考案の他の実施例を示す図であっ
て、治具本体19の長手方向には側板34が固着されて
いる。そして、この側板34には複数の孔30が穿設さ
れており、これらの孔30には磁性部材35を側板34
に固定するための図示しないボルトが挿入されるように
なっている。そして、これらの磁性部材35を構築部材
としての鋼板36の側面に磁着させることにより、組立
治具19は鋼板36に固定され、鋼板36に対するブラ
ケット1の固定位置を決めることができるようになって
いる。このように磁性部材35を用いることにより傾斜
した平面を有する構築部材に対しても組立治具19を固
定することができる。
【0017】図3は本考案の更に他の実施例を示す図で
あって、治具本体19には長手方向に平行に所定長さの
2本のスリット32が形成されている。そして、これら
のスリット32のそれぞれに対応してねじ部材21が設
けられており、これらのねじ部材21のほぼ中央には腕
部材37が螺合されており、これらの腕部材37の間に
はブラケット受け金具22が設けられている。そして、
このブラケット受け金具22には、図4に示すように、
丸孔38と長孔39とが形成されており、この丸孔38
と長孔39とを介してボルト40によりブラケット受け
金具22は腕部材37に固着されている。また、治具本
体20の側板34には2つの磁性部材35が設けられて
いる。このように2本のねじ部材21を介してブラケッ
ト受け金具22を設けたことにより、ブラケット受け金
具22の位置(例えば高さ)を異ならせてブラケット受
け金具22を傾斜させることができ、構築部材に斜めに
ブラケットを固着させることができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、組
立治具は、治具本体と、この治具本体に軸支されるねじ
部材と、このねじ部材に螺合されねじ部材の回動により
治具本体に沿って移動自在とされる上面が平板状のブラ
ケット受け金具とを有し、ねじ部材を回動させることに
よりブラケット受け金具を構築部材の所定位置に移動さ
せてブラケットをブラケット受け金具にあづけブラケッ
トの位置決めをするようにしたので、ブラケット受け金
具の仮付けは不要となり、構築部材に対するブラケット
の取付け位置の微調整がハンドルの操作で自由に行うこ
とができる。また、構築部材にブラケットを溶接したの
ちは、組立治具を構築部材から取り外せばよいので、ブ
ラケット受け金具の取外し、取外した跡のグラインダー
掛け等の作業が不要となり作業効率が大巾にアップする
などの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるブラケット組立治具の一実施例の
斜視図。
【図2】本考案による組立治具の他の実施例の斜視図。
【図3】本考案による組立治具の更に他の実施例を示す
斜視図。
【図4】ブラケット受け金具のA視正面図。
【図5】柱部材とブラケットの関係を示す側面図。
【図6】従来のブラケットの位置決めを示す斜視図。
【図7】従来の水平位置決め具の側面図。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 柱部材 3 梁 4 ブラケット取付け線 19 組立治具 20 治具本体 21 ねじ部材 22 ブラケット受け金具 29 治具セット金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−148190(JP,U) 実公 昭51−30346(JP,Y2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】構築部材にブラケットを固着するための組
    立治具であって、この組立治具は、柱状の治具本体と、
    この治具本体に軸支されるねじ部材と、このねじ部材に
    螺合されねじ部材の回動により前記治具本体に沿って移
    動自在とされる上面が平板状のブラケット受け金具とを
    有し、前記ねじ部材を回動させることにより前記ブラケ
    ット受け金具を構築部材側面の所定位置に移動させて前
    記ブラケット受け金具にブラケットをあづけることによ
    り構築部材に対するブラケットの固定位置を決めるよう
    にしたことを特徴とする組立治具。
  2. 【請求項2】前記治具本体は、治具本体を前記構築部材
    に固着させるための磁性部材を有することを特徴とする
    請求項1記載の組立治具。
  3. 【請求項3】前記ねじ部材は、2本のねじ部材を治具本
    体に平行に軸支し、これらのねじ部材に螺合されるブラ
    ケット受け金具の位置を異ならせるようにしたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の組立治具。
JP1993015466U 1993-03-30 1993-03-30 組立治具 Expired - Lifetime JPH0756146Y2 (ja)

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JPH0677987U JPH0677987U (ja) 1994-11-01
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JPS59148190U (ja) * 1983-03-25 1984-10-03 畠中 信義 鋼材の水平位置決め治具

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