JPH0755922Y2 - 安全靴 - Google Patents

安全靴

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JPH0755922Y2
JPH0755922Y2 JP4772890U JP4772890U JPH0755922Y2 JP H0755922 Y2 JPH0755922 Y2 JP H0755922Y2 JP 4772890 U JP4772890 U JP 4772890U JP 4772890 U JP4772890 U JP 4772890U JP H0755922 Y2 JPH0755922 Y2 JP H0755922Y2
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shoe
flange
reinforcing tool
sole
safety
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JP4772890U
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JPH046902U (ja
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健安 李
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健安 李
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、安全靴に関し、特に構造が簡単で、且つ軽量
な作業安全靴に関する。
[従来技術とその課題] 安全靴と名付ける以上、その主な目的は作業を行う場合
に足の安全を守ること。そして、従来の安全靴の設計は
その安全性を優先に考慮するため、いずれも、スチール
製の補強具を具える上、靴全体が重くて硬くて丈夫にで
きているので、このような安全靴を長時間履くと、足が
疲れやすいという欠点が存在している。
また、安全靴の履き心地を改善するため、近年になっ
て、運動靴の構造をまねして製作した作業用安全靴(例
えば実願昭6−108771)が市販されている。このような
運動靴タイプの安全靴は外観において従来の靴よりファ
ッション性が良く、且つ靴全体も少し軽量化されたが、
その構造について、靴底の中にスチールピースを埋め込
んでいると共に、リベットを用いてスチール製の補強具
を靴先のところに固定するようになっている。しかし、
このような運動靴タイプの安全靴は、リベットで補強具
を安全靴の靴先のところに固定するため、靴を履いた場
合、足の指先の触感が悪く、且つ歩く場合、足の甲の部
分が常に硬い補強具の縁に接触しあうため、足の疲れが
出やすいばかりではなく、時々痛みさえ感じる場合もあ
るので、改善する余地が残されている。
本考案は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で、且つ履き心地の良い軽量な作業安全
靴を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係わる安全靴は、安全性と履き心地の両方から
考慮して、次のような手段、例えば、 スチール製の補強具の横方向の開口部の縁に軟質の
緩衝部材を設けること、 スチール製の補強具を表革とライニングとの間に靴
先側に配設して、接着剤を利用して該補強具を固定する
こと(即ちリベットの使用なし)、 スチール製の補強具の下部内周に沿って幅3mm以上
のフランジを形成していると共に、表底の靴先側の上面
に該補強具のフランジを載置するための硬質受部を設け
ること、 下部に硬質板と、中部に弾性層と、上部に吸湿性布
層との3層を重層してなる中底をその靴先側の部分で前
記補強具のフランジを上から押さえ付けること、 表底と中底との間に弾力性のあるクッションソール
を設けることなどの手段によって、従来例の課題を解決
する。
[作用] 前記項に記載したように、スチール製の補強具の横方
向の開口部の縁に軟質の緩衝部材を設けることによっ
て、靴を履いた場合、足の甲は直接に該補強具の硬い縁
に接触することがなく、足を痛めることを避けることが
できる。
前記項に記載したように、スチール製の補強具を表革
とライニングとの間に靴先側に配設して、接着剤を利用
して該補強具を固定すること(即ちリベットの使用な
し)によって、靴先の内面側が平らで、足指の不快な触
感を起こさない。
前記項に記載したように、スチール製の補強具の下部
内周に沿って幅3mm以上のフランジを形成していると共
に、表底の靴先側の上面に該補強具のフランジを載置す
るための硬質受部を設けることによって、該補強具を表
底の靴先側の上面に形成された硬質受部にて受け止める
ことができる。
前記項に記載したように、下部に硬質板と、中部に弾
性層と、上部に吸湿性布層との3層を重層してなる中底
をその靴先側の部分で前記補強具のフランジを上から押
さえ付けることによって、該補強具を強く保持すること
ができる。
前記項に記載したように、表底と中底との間に弾力性
に富むクッションソールを設けることによって、靴の柔
軟性が高まり、いっそう履き心地の良い安全靴が得られ
る。
[実施例] 以下、図面を参照しながら、本考案に係わる安全靴の一
つの実施例を説明する。
第1図は本考案に係わる安全靴の側面縦断面図、図中、
(10)は表革、(20)はライニング、(20)は前記表革
(10)とライニング(12)との間に靴先側に配設される
補強具、該補強具(20)は接着剤などを利用して前記表
革(10)とライニング(12)との間に固定される。(2
2)は該補強具(20)の横方向の開口部側に位置して、
一部が該補強具(20)の周縁に重なって連結している軟
質緩衝部材、(30)は靴底に相当する表底、(32)は表
底(30)の上面に配設される弾力性に富むクッションソ
ール、(33)は中底である。
第2図は補強具(20)及び軟質緩衝部材(22)の斜視
図、第3図は補強具(20)と軟質緩衝部材(22)との連
結簡潔を示す側面縦断面図。本考案に係わる安全靴に使
用されるスチール製の補強具(20)は、第2図、第3図
に示すように、略半ドームの中空形状をしており、この
補強具(20)によって、落下物などから足指先を守るこ
とができる。該補強具(20)の下部内周に沿って幅3mm
以上のフランジ(21)を形成している。また、該補強具
(20)の横方向の開口部側に該補強具(20)の周縁に重
なって連結している軟質緩衝部材(22)はゴムなどの軟
質の材料からフランジ部(221)を有するように成型し
たもので、フランジ部(221)の上面を該補強具(20)
の周縁の下面に重なって、接着剤などで両者を一体に連
結するようにしている。更に、該軟質緩衝部材(22)の
上面を該補強具(20)との連結箇所から突起しないよう
に、該軟質緩衝部材(22)はそのフランジ(221)以外
の部分の厚みは前記補強具(20)の端縁と接触したとこ
ろから、該端縁を遠ざかるに従って、次第に薄くなって
いくように形成している。このようにしておけば、前記
表革(10)とライニング(12)との間に配設される該軟
質緩衝部材(22)の尾部が該表革(10)の表面に浮き上
がって、美観を損なうことを避けることができる。
また、この軟質緩衝部材(22)を設けることによって、
靴を履いた場合、足の甲は直接に該補強具の硬い縁に接
触するのを緩衝することができ、足を痛めることを無く
すことができる。
次に第4図を参照して、表底(30)と、クッションソー
ル(32)と、中底(33)について説明する。
表底(30)はゴムなどの弾力性のある材料から成型した
もので、該表底(30)の靴先側の上面に前記補強具(2
0)のフランジ(21)に対応して、それを載置するため
の硬質受部(31)を設ける。該硬質受部(31)は硬質の
プラスチック又は鉄片から構成したもので、接着剤で該
表底(30)の靴先側の上面に固定するようになってい
る。
クッションソール(32)は弾力性に富む材料例えばスポ
ンジなどから成型したもので、該クッションソール(3
2)の靴先側が前記硬質受部(31)の形状に対応して、
第4図に示すように舌状に形成している。このクッショ
ンソール(32)を表底(30)の上面に重層することによ
り、靴の柔軟性を高め、いっそう良い履き心地が得られ
る。
また中底(33)は下部に硬質板(331)と、中部に弾性
層(332)と、上部に吸湿性布層(333)との3層を重層
してなるもので、該中底(33)の靴先側の部分で前記補
強具(20)のフランジ(21)を上から押さえ付けること
により、前記補強具(20)を強く保持することができ
る。
なお、本考案に係わる安全靴の組み立て工程において、
リベットの使用をなくし、全部の工程に渡って接着剤で
接着しているので、軽量で履き心地の良い安全靴が得ら
れる。
[効果] 本考案は上述した構成により、従来例に得られなかった
ような良い履き心地を獲得することができる安全靴を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる安全靴の側面縦断面図、第2図
は補強具(20)及び軟質緩衝部材(22)の斜視図、第3
図は第2図の側面縦断面図、第4図は表底(30)と、ク
ッションソール(32)と、中底(33)との分解斜視図。 10:表革、12:ライニング、20:補強具、21:フランジ、2
2:軟質緩衝部材、30:表底、31:硬質受部、32:クッショ
ンソール、33:中底、331:硬質板、332:弾性層、333:吸
湿性布層。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表底(30)と、中底(33)と、ライニング
    (12)と、補強具(20)と、表革(10)から成る安全靴
    において、前記補強具(20)は前記表革(10)とライニ
    ング(12)との間に靴先側に配設されるもので、略半ド
    ームの中空形状をしており、該補強具(20)の下部内周
    に沿って幅3mm以上のフランジ(21)を形成していると
    共に、該補強具(20)の横方向の開口部側に該補強具
    (20)の周縁に重なって連結する軟質緩衝部材(22)を
    設け、且つ、前記表底(30)の靴先側の上面に前記補強
    具(20)のフランジ(21)を載置するための硬質受部
    (31)を設け、表底(30)と中底(33)との間にクッシ
    ョンソール(32)を設けることを特徴とする安全靴。
  2. 【請求項2】前記軟質緩衝部材(22)は、フランジ(22
    1)を以て前記補強具(20)の周縁に重なって連結する
    もので、フランジ(221)以外の部分の厚みは前記補強
    具(20)の端縁と接解したところから、該端縁を遠ざか
    るに従って、次第に薄くなっていくことを特徴とする第
    1項記載の安全靴。
  3. 【請求項3】前記中底(33)は下部に硬質板(331)
    と、中部に弾性層(332)と、上部に吸湿性布層(333)
    との3層を重層してなるもので、該中底(33)の靴先側
    の部分を介して前記補強具(20)のフランジ(21)を上
    から押さえ付けることを特徴とする第1項記載の安全
    靴。
JP4772890U 1990-05-09 1990-05-09 安全靴 Expired - Lifetime JPH0755922Y2 (ja)

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JP4772890U JPH0755922Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09 安全靴

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JPH046902U JPH046902U (ja) 1992-01-22
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