JPH0755521Y2 - 倍率可変レンズ装置 - Google Patents
倍率可変レンズ装置Info
- Publication number
- JPH0755521Y2 JPH0755521Y2 JP1989108436U JP10843689U JPH0755521Y2 JP H0755521 Y2 JPH0755521 Y2 JP H0755521Y2 JP 1989108436 U JP1989108436 U JP 1989108436U JP 10843689 U JP10843689 U JP 10843689U JP H0755521 Y2 JPH0755521 Y2 JP H0755521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable magnification
- fresnel lens
- lens
- lens device
- magnification lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の光学系装置に用いられるレンズ装置に
関し、特に、その倍率を可変にしたものに関する。
関し、特に、その倍率を可変にしたものに関する。
従来から、ゴム状エラストマーによって成形され、その
弾性変形によって焦点距離を変えることにより、倍率を
可変とした倍率可変レンズが知られている。
弾性変形によって焦点距離を変えることにより、倍率を
可変とした倍率可変レンズが知られている。
上記のような倍率可変レンズが普及するのに伴って、こ
のレンズを旨く変形させる機械装置の開発が求められて
おり、本考案はこの要求に応えるものである。
のレンズを旨く変形させる機械装置の開発が求められて
おり、本考案はこの要求に応えるものである。
上記課題を達成するため、本考案の倍率可変レンズ装置
は、ゴム状エラストマー製のフレネルレンズを、先端を
丸めた透明な押圧片で押圧することにした。
は、ゴム状エラストマー製のフレネルレンズを、先端を
丸めた透明な押圧片で押圧することにした。
上記構成を備えた本考案の倍率可変レンズ装置におい
て、ゴム状エラストマー製のフレネルレンズを、先端を
丸めた透明な押圧片で押圧すると、フレネルレンズが略
椀状に膨出変形することになる。
て、ゴム状エラストマー製のフレネルレンズを、先端を
丸めた透明な押圧片で押圧すると、フレネルレンズが略
椀状に膨出変形することになる。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第１図に示すように、略平板状を呈するゴム状エラスト
マー製のフレネルレンズ（１）の周縁部（２）を支持板
（３）に固定し、この支持板（３）に形成した孔（４）
に図上下側から押圧片（５）を入れ、この押圧片（５）
の、略半円球状に丸めた先端（６）でフレネルレンズ
（１）を押圧して、このフレネルレンズ（１）を略伏腕
状に膨出変形させ、フレネルレンズ（１）のピッチを変
えて像倍率を変化させる。押圧片（５）は、フレネルレ
ンズ（１）と同じか、またはこれに近い屈折率の透明な
樹脂またはガラスによって成形され、フレネルレンズ
（１）と同軸に配置されている。フレネルレンズ（１）
と押圧片（５）の接触面の滑りを良くするために、フレ
ネルレンズ（１）と同じ屈折率を有する液体を接触面間
に薄膜状に介在させることが考えられる。液体として
は、フレネルレンズ（１）を成形する際に用いたポリマ
ーが好ましい。
マー製のフレネルレンズ（１）の周縁部（２）を支持板
（３）に固定し、この支持板（３）に形成した孔（４）
に図上下側から押圧片（５）を入れ、この押圧片（５）
の、略半円球状に丸めた先端（６）でフレネルレンズ
（１）を押圧して、このフレネルレンズ（１）を略伏腕
状に膨出変形させ、フレネルレンズ（１）のピッチを変
えて像倍率を変化させる。押圧片（５）は、フレネルレ
ンズ（１）と同じか、またはこれに近い屈折率の透明な
樹脂またはガラスによって成形され、フレネルレンズ
（１）と同軸に配置されている。フレネルレンズ（１）
と押圧片（５）の接触面の滑りを良くするために、フレ
ネルレンズ（１）と同じ屈折率を有する液体を接触面間
に薄膜状に介在させることが考えられる。液体として
は、フレネルレンズ（１）を成形する際に用いたポリマ
ーが好ましい。
今、エチルアクリレートとジシクロペンテニルアクリレ
ート90:10のmol比で共重合して得られたポリマー（屈曲
率▲n25 D▼＝1.48）に、パークミルＤ（日本油脂製）を
0.1wt％加え、プレス成形によって、ピッチ0.3mm、100
×100×2mmのフレネルレンズ（１）を成形した。しかし
て、このフレネルレンズ（１）を、曲率半径20mmの半円
球状の先端（６）を有するPMMA（（屈折率▲n25 D▼＝1.
48）製の押圧片（５）をつかって20kgf/cm2の力で押圧
したところ、押圧片（５）を通して観察される像倍率に
35％の増加が認められた。またこの装置については、押
圧片（５）の形状を変えるだけで任意の部分のみの像倍
率を変えることも可能である。
ート90:10のmol比で共重合して得られたポリマー（屈曲
率▲n25 D▼＝1.48）に、パークミルＤ（日本油脂製）を
0.1wt％加え、プレス成形によって、ピッチ0.3mm、100
×100×2mmのフレネルレンズ（１）を成形した。しかし
て、このフレネルレンズ（１）を、曲率半径20mmの半円
球状の先端（６）を有するPMMA（（屈折率▲n25 D▼＝1.
48）製の押圧片（５）をつかって20kgf/cm2の力で押圧
したところ、押圧片（５）を通して観察される像倍率に
35％の増加が認められた。またこの装置については、押
圧片（５）の形状を変えるだけで任意の部分のみの像倍
率を変えることも可能である。
本考案の倍率可変レンズ装置は以上説明したように、簡
便な機構でゴム状エラストマー製のフレネルレンズを確
実に変形させて像倍率を可変としたもので、様々な光学
系装置に組み込むことができ、利用範囲が広いものであ
る。
便な機構でゴム状エラストマー製のフレネルレンズを確
実に変形させて像倍率を可変としたもので、様々な光学
系装置に組み込むことができ、利用範囲が広いものであ
る。
第１図は本考案の実施例に係る倍率可変レンズ装置の断
面図である。 （１）……レンズ、（２）……周縁部、（３）……支持
板、（４）……孔、（５）……押圧片、（６）……先端
面図である。 （１）……レンズ、（２）……周縁部、（３）……支持
板、（４）……孔、（５）……押圧片、（６）……先端
Claims (1)
- 【請求項１】ゴム状エラストマー製のフレネルレンズ
（１）を、先端を丸めた透明な押圧片（５）で押圧する
ことを特徴とする倍率可変レンズ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108436U JPH0755521Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 倍率可変レンズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108436U JPH0755521Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 倍率可変レンズ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347501U JPH0347501U (ja) | 1991-05-02 |
| JPH0755521Y2 true JPH0755521Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31657077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989108436U Expired - Lifetime JPH0755521Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 倍率可変レンズ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755521Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07108169B2 (ja) * | 1992-05-07 | 1995-11-22 | 大阪商船三井船舶株式会社 | 活魚の長期間の海陸一貫輸送用コンテナに使用する活魚水槽内の水面維持装置 |
| JP5242036B2 (ja) | 2006-10-12 | 2013-07-24 | 日立造船株式会社 | レーザ加工装置 |
| JP2009271095A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-11-19 | Eamex Co | 可変焦点レンズ、オートフォーカス装置、および撮像装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138904A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-25 | Canon Inc | 光学素子 |
| JPS63135901A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-08 | Canon Inc | 光学素子の駆動装置 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1989108436U patent/JPH0755521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347501U (ja) | 1991-05-02 |
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