JPH0755267B2 - 安全かみそり - Google Patents
安全かみそりInfo
- Publication number
- JPH0755267B2 JPH0755267B2 JP3014889A JP1488991A JPH0755267B2 JP H0755267 B2 JPH0755267 B2 JP H0755267B2 JP 3014889 A JP3014889 A JP 3014889A JP 1488991 A JP1488991 A JP 1488991A JP H0755267 B2 JPH0755267 B2 JP H0755267B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- guard
- safety razor
- blades
- shaving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、使用中に刃体が上下に
動く安全かみそりの改良に関する。
動く安全かみそりの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】安全かみそりは使用上の安全性を図るた
め、刃縁の前方に間隔をあけてそれと平行にガード部が
設けられている。そして、刃縁からガード部の表面に引
いた接線を剃り角度といって、髭剃りを最適に行うため
の重要な要素であるとされてきた。したがって、この剃
り角度を数値限定した特許も存在している。これに対し
て、最近出現した刃の動く二枚刃安全かみそりは顔の凹
凸に呼応して二枚の刃がそれぞれ独立して上下に移動す
るものであって、髭剃りを円滑に行なおうとするもので
ある。
め、刃縁の前方に間隔をあけてそれと平行にガード部が
設けられている。そして、刃縁からガード部の表面に引
いた接線を剃り角度といって、髭剃りを最適に行うため
の重要な要素であるとされてきた。したがって、この剃
り角度を数値限定した特許も存在している。これに対し
て、最近出現した刃の動く二枚刃安全かみそりは顔の凹
凸に呼応して二枚の刃がそれぞれ独立して上下に移動す
るものであって、髭剃りを円滑に行なおうとするもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の刃体が動く安全
かみそりは上述したように、使用時に顔の凹凸に応じて
刃が上下に動いて髭を効率的に剃ることができるとされ
ていた。そして、従来の 二枚の刃がそれぞれ独立して動
く二枚刃安全かみそりは、前方刃の前には本体に固定さ
れたガードが設けられ、後方刃のガード部の作用は前方
刃が担当する構成であった。したがって、使用時の刃の
移動によって２つの刃のいずれの剃り角度も常に変化し
ていた。しかし、前述したように、剃り角度には髭剃り
に好ましい最適の角度が存在するから、常に剃り角度が
変化する従来品は髭剃りの円滑性は満足しても、刻々剃
り角度が変化するために効率性に欠けるという欠点があ
ったのである。本発明は、髭剃りの円滑性と効率性を具
えた二枚刃安全かみそりを提供することを目的とするも
のである。
かみそりは上述したように、使用時に顔の凹凸に応じて
刃が上下に動いて髭を効率的に剃ることができるとされ
ていた。そして、従来の 二枚の刃がそれぞれ独立して動
く二枚刃安全かみそりは、前方刃の前には本体に固定さ
れたガードが設けられ、後方刃のガード部の作用は前方
刃が担当する構成であった。したがって、使用時の刃の
移動によって２つの刃のいずれの剃り角度も常に変化し
ていた。しかし、前述したように、剃り角度には髭剃り
に好ましい最適の角度が存在するから、常に剃り角度が
変化する従来品は髭剃りの円滑性は満足しても、刻々剃
り角度が変化するために効率性に欠けるという欠点があ
ったのである。本発明は、髭剃りの円滑性と効率性を具
えた二枚刃安全かみそりを提供することを目的とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、刃台１が弾性
部８を介して本体に対し可動に連結され、刃台１の上面
に２つの刃５，６が前後に位置をずらして装着された二
枚刃の安全かみそりであって、各刃５，６はそれぞれの
天板３，４によって該天板３，４と刃台１との間に挾着
され、これら各刃５，６及び天板３，４は刃台１と共に
上下には可動であり、前記刃台１の前方に本体と一体に
形成されたガード部２が横方向に延在して前方刃５のガ
ード作用をなし、前方刃５の上面に固着された前方の天
板３の上面が後方刃６のガード部としてガード作用をな
すことを特徴とする。
部８を介して本体に対し可動に連結され、刃台１の上面
に２つの刃５，６が前後に位置をずらして装着された二
枚刃の安全かみそりであって、各刃５，６はそれぞれの
天板３，４によって該天板３，４と刃台１との間に挾着
され、これら各刃５，６及び天板３，４は刃台１と共に
上下には可動であり、前記刃台１の前方に本体と一体に
形成されたガード部２が横方向に延在して前方刃５のガ
ード作用をなし、前方刃５の上面に固着された前方の天
板３の上面が後方刃６のガード部としてガード作用をな
すことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】実施例はホルダーに装着される安全かみそり
刃組立体である。本体はほぼ枠状に形成され、刃台１，
１は板状に形成されて本体の枠の中に二つ存在し、細長
い弾性部８，８を介して本体に一体に結合されている。
各刃台１，１は中央横方向に段差を有し、その段差より
も前の前方平面９と後の後方平面１０を形成している。
後方平面１０は前方平面９よりもやや位置が高く、前方
平面９には前方刃５がのせられ、後方平面１０には後方
刃６がのせられる。
刃組立体である。本体はほぼ枠状に形成され、刃台１，
１は板状に形成されて本体の枠の中に二つ存在し、細長
い弾性部８，８を介して本体に一体に結合されている。
各刃台１，１は中央横方向に段差を有し、その段差より
も前の前方平面９と後の後方平面１０を形成している。
後方平面１０は前方平面９よりもやや位置が高く、前方
平面９には前方刃５がのせられ、後方平面１０には後方
刃６がのせられる。
【０００６】間隔をあけて平行に並ぶ二つの天板３，４
は側部材１１，１１によってその両端同士が連結され、
各天板３，４の裏面に四個の突起１２，１３が一体に設
けられている。この突起１２，１３の位置に対応して刃
１４，１５が設けられ、各刃台部１，１の前方平面９，
９と後方平面１０，１０には二個ずつの取り付け孔１
６，１７が設けられている。突起１２，１３は各通孔１
４，１５及び各取り付け孔１６，１７を貫通し、刃台部
裏面に突出した突起の先端をプレスすることにより、天
板３，４及び両刃５，６は刃台部１の上面に固着され
る。
は側部材１１，１１によってその両端同士が連結され、
各天板３，４の裏面に四個の突起１２，１３が一体に設
けられている。この突起１２，１３の位置に対応して刃
１４，１５が設けられ、各刃台部１，１の前方平面９，
９と後方平面１０，１０には二個ずつの取り付け孔１
６，１７が設けられている。突起１２，１３は各通孔１
４，１５及び各取り付け孔１６，１７を貫通し、刃台部
裏面に突出した突起の先端をプレスすることにより、天
板３，４及び両刃５，６は刃台部１の上面に固着され
る。
【０００７】枠状本体の前側部は、前方刃５のガード部
２となっており、このガード部２は本体と一体形成され
ているために、使用時に刃５が移動してもガード部２は
移動することがない。したがって、刃５が移動する従っ
て剃り角度も変化する。
２となっており、このガード部２は本体と一体形成され
ているために、使用時に刃５が移動してもガード部２は
移動することがない。したがって、刃５が移動する従っ
て剃り角度も変化する。
【０００８】前方の天板３は後方刃６のガード部として
の作用をなすため、その断面形状は後側部の厚みが最も
大きく、そこから前方に行くに従って厚みが緩やかに薄
くなって行くような形状であることが好ましい。前方の
天板３と後方刃６は一体的に移動するから、使用時にこ
れらの間の剃り角度が変化することはない。
の作用をなすため、その断面形状は後側部の厚みが最も
大きく、そこから前方に行くに従って厚みが緩やかに薄
くなって行くような形状であることが好ましい。前方の
天板３と後方刃６は一体的に移動するから、使用時にこ
れらの間の剃り角度が変化することはない。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、各
刃５，６及び天板３，４は刃台１と共に本体に対して上
下には可動であり、前記刃台１の前方に本体と一体に形
成されたガード部２が横方向に延在して前方刃５のガー
ド作用をなし、前方刃５の上面に固着された前方の天板
３の上面が後方刃６のガード部としてガード作用をなす
ことを特徴とする。したがって、前方刃５は本体に設け
られたカード部２に対して上下には可動であり、使用時
に顔の凹凸に呼応して円滑に髭剃りをすることができ
る。また、後方刃６はそのガード部に該当する前方の天
板３に対して可動ではないので、使用時にも剃り角度が
変化することはない。したがって、後方刃６及び天板３
によって剃り角度は常に最適の角度に保ったままで髭剃
りをすることができる。従来の刃の動く二枚刃安全かみ
そりは、２つの刃のいずれの剃り角度も使用中に変化す
るので、円滑性はあるものの効率性に欠けていた。本発
明では、２枚の刃が可動であって円滑な髭剃りを得るこ
とができ、一方の刃の剃り角度は常に最適の角度に固定
されているので同時に効率的な髭剃りを得ることができ
る。
刃５，６及び天板３，４は刃台１と共に本体に対して上
下には可動であり、前記刃台１の前方に本体と一体に形
成されたガード部２が横方向に延在して前方刃５のガー
ド作用をなし、前方刃５の上面に固着された前方の天板
３の上面が後方刃６のガード部としてガード作用をなす
ことを特徴とする。したがって、前方刃５は本体に設け
られたカード部２に対して上下には可動であり、使用時
に顔の凹凸に呼応して円滑に髭剃りをすることができ
る。また、後方刃６はそのガード部に該当する前方の天
板３に対して可動ではないので、使用時にも剃り角度が
変化することはない。したがって、後方刃６及び天板３
によって剃り角度は常に最適の角度に保ったままで髭剃
りをすることができる。従来の刃の動く二枚刃安全かみ
そりは、２つの刃のいずれの剃り角度も使用中に変化す
るので、円滑性はあるものの効率性に欠けていた。本発
明では、２枚の刃が可動であって円滑な髭剃りを得るこ
とができ、一方の刃の剃り角度は常に最適の角度に固定
されているので同時に効率的な髭剃りを得ることができ
る。
【図１】 本発明の実施例の分解図
【図２】 図１の完成斜視図
１ 刃 ２ ガード部 ３ 天板
４ 天板 ５ 前方刃 ６ 後方刃 ７ ガード部
８ 弾性部
４ 天板 ５ 前方刃 ６ 後方刃 ７ ガード部
８ 弾性部
Claims (1)
- 【請求項１】 刃台（１）が弾性部（８）を介して本体
に対し可動に連結され、刃台（１）の上面に２つの刃
（５，６）が前後に位置をずらして装着された二枚刃の
安全かみそりにおいて、各刃（５，６）はそれぞれの天
板（３，４）によって該天板（３，４）と刃台（１）と
の間に挾着され、これら各刃（５，６）及び天板（３，
４）は刃台（１）と共に上下には可動であり、前記刃台
（１）の前方に本体と一体に形成されたガード部（２）
が横方向に延在して前方刃（５）のガード作用をなし、
前方刃（５）の上面に固着された前方の天板（３）の上
面が後方刃（６）のガード部としてガード作用をなすこ
とを特徴とする安全かみそり
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014889A JPH0755267B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 安全かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014889A JPH0755267B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 安全かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05191A JPH05191A (ja) | 1993-01-08 |
| JPH0755267B2 true JPH0755267B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=11873581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014889A Expired - Fee Related JPH0755267B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 安全かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755267B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07112749B2 (ja) * | 1987-12-25 | 1995-12-06 | 三菱製紙株式会社 | 感熱記録体用オーバーコート剤 |
| US6167625B1 (en) | 1999-05-18 | 2001-01-02 | Warner-Lambert Company | Shaving implement |
| JP4977374B2 (ja) | 2006-02-14 | 2012-07-18 | 株式会社貝印刃物開発センター | 剃刀 |
| JP4950506B2 (ja) | 2006-02-14 | 2012-06-13 | 株式会社貝印刃物開発センター | 剃刀 |
| JP4950507B2 (ja) | 2006-02-14 | 2012-06-13 | 株式会社貝印刃物開発センター | 剃刀 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5851898U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-08 | 小宮山 恵一 | プレス台枠構造 |
| US4498235A (en) * | 1982-09-17 | 1985-02-12 | The Gillette Company | Razor blade assembly |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP3014889A patent/JPH0755267B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05191A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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