JPH0755171A - ミスト式浴室暖房装置 - Google Patents
ミスト式浴室暖房装置Info
- Publication number
- JPH0755171A JPH0755171A JP20238893A JP20238893A JPH0755171A JP H0755171 A JPH0755171 A JP H0755171A JP 20238893 A JP20238893 A JP 20238893A JP 20238893 A JP20238893 A JP 20238893A JP H0755171 A JPH0755171 A JP H0755171A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- mist
- bathroom
- hot water
- control
- Prior art date
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大量に湯気が発生せず、快適なミスト入浴が
できるミスト式浴室暖房装置を得る。 【構成】 浴室１０内の温度を温度センサー１５で検出
し、制御器１７により、浴室１０内の温度が低い立ち上
がり時には低い温度に制御された温水ミストをミスト噴
出器１１から浴室１０内に噴出し、室温が上昇するにつ
れてミスト温度を高温に制御する。浴室内に入浴者が入
った場合には、浴室温度とあらかじめ調査したミストノ
ズル１１′のミスト温度の低下率から入浴者にとって快
適な温度になるようにミスト温度を制御する。
できるミスト式浴室暖房装置を得る。 【構成】 浴室１０内の温度を温度センサー１５で検出
し、制御器１７により、浴室１０内の温度が低い立ち上
がり時には低い温度に制御された温水ミストをミスト噴
出器１１から浴室１０内に噴出し、室温が上昇するにつ
れてミスト温度を高温に制御する。浴室内に入浴者が入
った場合には、浴室温度とあらかじめ調査したミストノ
ズル１１′のミスト温度の低下率から入浴者にとって快
適な温度になるようにミスト温度を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水ミストを浴室内に
噴霧して浴室暖房を行うミスト式浴室暖房装置に関す
る。
噴霧して浴室暖房を行うミスト式浴室暖房装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】浴室内に温水ミストを噴出して暖房を行
う方式が公知である。この公知例は図２に示すように、
ミストサウナ機能付風呂給湯器２で発生した温水をミス
ト給湯配管３を経由して浴室１内に導き、ここに取り付
けたミストユニット４のミストノズル５から浴室１内に
ミストシャワーを噴出する構成であって、浴室１内には
ミストリモコン６が取り付けられ、立ち上がり時には高
温ミストを噴出し、ミストリモコン６内の温度センサー
７が浴室３内の温度を検出し、これが設定温度になると
中間温ミストを噴出し、設定時間になると信号線８を経
由して給湯器２を停止する構成である。
う方式が公知である。この公知例は図２に示すように、
ミストサウナ機能付風呂給湯器２で発生した温水をミス
ト給湯配管３を経由して浴室１内に導き、ここに取り付
けたミストユニット４のミストノズル５から浴室１内に
ミストシャワーを噴出する構成であって、浴室１内には
ミストリモコン６が取り付けられ、立ち上がり時には高
温ミストを噴出し、ミストリモコン６内の温度センサー
７が浴室３内の温度を検出し、これが設定温度になると
中間温ミストを噴出し、設定時間になると信号線８を経
由して給湯器２を停止する構成である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のミ
スト式浴室暖房装置においては、立ち上がり時に高温ミ
ストを噴出するようになっていることから、浴室内の温
度が低いうちに高温ミストを噴出すると、湯気が浴室内
に大量に発生して浴室の天井や壁に大量の結露水が付
き、これがカビ発生の原因になるばかりでなく、噴出し
たミストが直接入浴者に当たって熱く感じたり、冷たく
感じ、又、人によっては不快な場合がある。
スト式浴室暖房装置においては、立ち上がり時に高温ミ
ストを噴出するようになっていることから、浴室内の温
度が低いうちに高温ミストを噴出すると、湯気が浴室内
に大量に発生して浴室の天井や壁に大量の結露水が付
き、これがカビ発生の原因になるばかりでなく、噴出し
たミストが直接入浴者に当たって熱く感じたり、冷たく
感じ、又、人によっては不快な場合がある。
【０００４】本発明の目的は、湯気の発生を極力抑えた
暖房を行い、入浴者に対しては快適なミスト暖房を行う
ことができるミスト式浴室暖房装置を提案することであ
る。
暖房を行い、入浴者に対しては快適なミスト暖房を行う
ことができるミスト式浴室暖房装置を提案することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るミスト式浴
室暖房装置の構成は次のとおりである。
室暖房装置の構成は次のとおりである。
【０００６】風呂給湯器にミスト出湯用出湯温度制御機
能を付加すると共にミスト暖房スイッチが入れられた場
合、浴室内に取り付けられたミストリモコンの温度セン
サーにより浴室内温度を検出し、この浴室内温度に対し
て湯気の発生量を少なく抑えるようなミスト出湯温度を
演算により求め、この値に基づき前記出湯温度制御機能
を制御すると共に入浴者が浴室内に入ったかあるいは浴
室内温度が設定温度に達した場合、浴室温度及びあらか
じめ調査したミストノズルのミスト温度の低下率の演算
式から入浴者の位置で快適と感じるミスト温度になるよ
うに前記制御に優先して制御する制御回路を設けて成る
ミスト式浴室暖房装置。
能を付加すると共にミスト暖房スイッチが入れられた場
合、浴室内に取り付けられたミストリモコンの温度セン
サーにより浴室内温度を検出し、この浴室内温度に対し
て湯気の発生量を少なく抑えるようなミスト出湯温度を
演算により求め、この値に基づき前記出湯温度制御機能
を制御すると共に入浴者が浴室内に入ったかあるいは浴
室内温度が設定温度に達した場合、浴室温度及びあらか
じめ調査したミストノズルのミスト温度の低下率の演算
式から入浴者の位置で快適と感じるミスト温度になるよ
うに前記制御に優先して制御する制御回路を設けて成る
ミスト式浴室暖房装置。
【０００７】
【作用】浴室内のミストリモコンスイッチが入れられる
と、風呂給湯器のミストサウナ機能が駆動すると同時に
制御器はミストリモコン内の温度センサーにより浴室内
の温度を検出し、この温度が低い状態で高温のミストを
噴出すると大量の湯気が発生するので、先ず初めは、低
い温度のミストを噴出するように給湯機側の出湯温度を
調節する。そして、温度が上昇するにつれて出湯温度を
上げて行き、浴室内の温度が設定温度になると、浴室温
度及びあらかじめ調べたミストノズルのミスト温度の低
下率の演算式から入浴者の位置で快適と感じるミスト温
度になるような制御に移行する。又、前記制御中浴室内
に入浴者が入った場合にも、この制御に移行する。浴室
内の温度維持はＯＮ−ＯＦＦ制御で行う。
と、風呂給湯器のミストサウナ機能が駆動すると同時に
制御器はミストリモコン内の温度センサーにより浴室内
の温度を検出し、この温度が低い状態で高温のミストを
噴出すると大量の湯気が発生するので、先ず初めは、低
い温度のミストを噴出するように給湯機側の出湯温度を
調節する。そして、温度が上昇するにつれて出湯温度を
上げて行き、浴室内の温度が設定温度になると、浴室温
度及びあらかじめ調べたミストノズルのミスト温度の低
下率の演算式から入浴者の位置で快適と感じるミスト温
度になるような制御に移行する。又、前記制御中浴室内
に入浴者が入った場合にも、この制御に移行する。浴室
内の温度維持はＯＮ−ＯＦＦ制御で行う。
【０００８】
【実施例】図１に基づいて本発明の実施例を説明する。
図１において、１０は浴室、１１は浴室１０内に取り付
けられたミストノズル１１′付のミスト噴出器、１２は
ミスト噴出器１１に至る給湯管にして、この給湯管１２
はミスト温度制御機能付風呂給湯器１３に結ばれてい
る。１４は温度センサー１５付のミストリモコン、１６
はリモコン線にして、このリモコン線１６は給湯器１３
内部の制御器１７に結ばれている。制御器１７は次の制
御を行う。
図１において、１０は浴室、１１は浴室１０内に取り付
けられたミストノズル１１′付のミスト噴出器、１２は
ミスト噴出器１１に至る給湯管にして、この給湯管１２
はミスト温度制御機能付風呂給湯器１３に結ばれてい
る。１４は温度センサー１５付のミストリモコン、１６
はリモコン線にして、このリモコン線１６は給湯器１３
内部の制御器１７に結ばれている。制御器１７は次の制
御を行う。
【０００９】浴室１０内のミストリモコン１４の運転ス
イッチが入れられると給湯器１３を駆動すると同時に、
ミストリモコン１４の温度センサー１５により浴室１０
内の温度を検出し、この温度に対して相対湿度１００％
での絶対湿度の量を求め、それに対してノズルから噴出
されたミスト混じり空気が相対湿度１００％の条件で、
ある一定量の絶対湿度がプラスされるようにミスト出湯
温度を求めて給湯器１３内のミスト温度制御機能を制御
する。浴室１０内の温度は常に監視され、この温度をも
とに上記演算を制御器１７は行い、出湯温度を制御す
る。但し、この制御は連続的に行ってもよいが、３段階
位に分けて行うようにしてもよい。例えば、ミスト温度
（出湯温度）を低・中・高に設定し、立ち上がり時であ
って室温が５℃と低い場合には３５℃前後の低温ミスト
を噴出し、１５℃前後に上昇すると４５℃前後のミスト
を噴出し、２５℃前後に上昇すると５５℃前後の高温ミ
ストを噴出して浴室内を設定温度に上昇させる。浴室内
の温度維持はＯＮ−ＯＦＦ制御で行う。
イッチが入れられると給湯器１３を駆動すると同時に、
ミストリモコン１４の温度センサー１５により浴室１０
内の温度を検出し、この温度に対して相対湿度１００％
での絶対湿度の量を求め、それに対してノズルから噴出
されたミスト混じり空気が相対湿度１００％の条件で、
ある一定量の絶対湿度がプラスされるようにミスト出湯
温度を求めて給湯器１３内のミスト温度制御機能を制御
する。浴室１０内の温度は常に監視され、この温度をも
とに上記演算を制御器１７は行い、出湯温度を制御す
る。但し、この制御は連続的に行ってもよいが、３段階
位に分けて行うようにしてもよい。例えば、ミスト温度
（出湯温度）を低・中・高に設定し、立ち上がり時であ
って室温が５℃と低い場合には３５℃前後の低温ミスト
を噴出し、１５℃前後に上昇すると４５℃前後のミスト
を噴出し、２５℃前後に上昇すると５５℃前後の高温ミ
ストを噴出して浴室内を設定温度に上昇させる。浴室内
の温度維持はＯＮ−ＯＦＦ制御で行う。
【００１０】次に、浴室内温度が設定温度に達すると、
浴室温度及びあらかじめ調べたミストノズルのミスト温
度の低下率の演算式から入浴者の位置で快適と感じるミ
スト温度になるように制御する。但し、この制御値は、
入浴者の好みにより制御（補正）することが可能であ
る。又、前記制御中浴室内に入浴者を例えば人体検知セ
ンサーが検知した場合には、前記湯気の発生を抑える制
御に優先してこの制御に移行する。
浴室温度及びあらかじめ調べたミストノズルのミスト温
度の低下率の演算式から入浴者の位置で快適と感じるミ
スト温度になるように制御する。但し、この制御値は、
入浴者の好みにより制御（補正）することが可能であ
る。又、前記制御中浴室内に入浴者を例えば人体検知セ
ンサーが検知した場合には、前記湯気の発生を抑える制
御に優先してこの制御に移行する。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように、浴室内の温度に
応じて噴出するミスト温度を自動制御することにより、
浴室内に大量の湯気が発生するのを抑制できる。この結
果、浴室の天井や壁に対する結露の付着を少なくするこ
とにより防カビが図れる。又、ミスト温度をあらかじめ
調査した浴室温度による温度の低下率の演算値で制御す
ることにより、快適な入浴ができるようになる。
応じて噴出するミスト温度を自動制御することにより、
浴室内に大量の湯気が発生するのを抑制できる。この結
果、浴室の天井や壁に対する結露の付着を少なくするこ
とにより防カビが図れる。又、ミスト温度をあらかじめ
調査した浴室温度による温度の低下率の演算値で制御す
ることにより、快適な入浴ができるようになる。
【図１】本発明に係るミスト式浴室暖房装置の説明図。
【図２】従来のミスト式浴室暖房装置の説明図。
１０ 浴室 １１ ミスト噴出器 １１′ミストノズル １２ 給湯管 １３ ミスト出湯温度制御機能付風呂給湯器 １４ ミストリモコン １５ 温度センサー １６ リモコン線 １７ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】 風呂給湯器にミスト出湯用出湯温度制御
機能を付加すると共にミスト暖房スイッチが入れられた
場合、浴室内に取り付けられたミストリモコンの温度セ
ンサーにより浴室内温度を検出し、この浴室内温度に対
して湯気の発生量を少なく抑えるようなミスト出湯温度
を演算により求め、この値に基づき前記出湯温度制御機
能を制御すると共に入浴者が浴室内に入ったかあるいは
浴室内温度が設定温度に達した場合、浴室温度及びあら
かじめ調査したミストノズルのミスト温度の低下率の演
算式から入浴者の位置で快適と感じるミスト温度になる
ように前記制御に優先して制御する制御回路を設けて成
るミスト式浴室暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05202388A JP3126557B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | ミスト式浴室暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05202388A JP3126557B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | ミスト式浴室暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755171A true JPH0755171A (ja) | 1995-03-03 |
| JP3126557B2 JP3126557B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=16456672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05202388A Expired - Fee Related JP3126557B2 (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | ミスト式浴室暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3126557B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007296245A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Max Co Ltd | 湯水噴出空調システム |
| JP2009011523A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Panasonic Corp | ミストサウナ装置 |
| JP2013034898A (ja) * | 2012-10-16 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | ミストサウナ装置 |
-
1993
- 1993-08-16 JP JP05202388A patent/JP3126557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007296245A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Max Co Ltd | 湯水噴出空調システム |
| JP2009011523A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Panasonic Corp | ミストサウナ装置 |
| JP2013034898A (ja) * | 2012-10-16 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | ミストサウナ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3126557B2 (ja) | 2001-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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