JPH0754614B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0754614B2
JPH0754614B2 JP62112945A JP11294587A JPH0754614B2 JP H0754614 B2 JPH0754614 B2 JP H0754614B2 JP 62112945 A JP62112945 A JP 62112945A JP 11294587 A JP11294587 A JP 11294587A JP H0754614 B2 JPH0754614 B2 JP H0754614B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はR−DATに代表される磁気記録再生装置に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明においてはアフターレコーディングする信号に記
憶位置のタイミング信号が、ATF信号の記憶位置に対応
して生成される。
〔従来の技術〕
R−DATにおいては相互に180度離間した1対の回転ヘッ
ドA、Bが装着された回転ドラムに対して磁気テープが
略90度巻回されて情報が記録再生される。90度の角度に
対応するトラックの略中央にはPCMオーディオ信号(PC
M)が、またその前後にはサブコード信号(SUB−1、SU
B−2)が、各々記録される。さらにサブコード信号とP
CMオーディオ信号との間にはトラッキング用のATF信号f
1乃至f4(ATF1、ATF2)が記録される(第8図)。f1
パイロット信号(130KHz)、f2は回転ヘッドAがトレー
スするトラック(トラックA)の周期信号(522KHz)、
f3は回転ヘッドAと異なるアジマスの回転ヘッドBがト
レースするトラック(トラックB)の同期信号(784KH
z)、f4は消去信号(1.5MHz)である。トラッキングエ
ラー信号は、同期信号f2又はf3検出時に一方の隣接トラ
ックから再生される(クロストーク成分)パイロット信
号f1と、検出後所定時間経過したとき他方の隣接トラッ
クから再生される(クロストーク成分)パイロット信号
f1とのレベル差から生成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでサブコード1、ATF1、PCMオーディオ、ATF2、
サブコード2等の信号を記録する領域の位置(長さ(デ
ータのブロック数))は、規格により定められている。
しかしながら実際の記録位置には装置によりバラツキが
発生する。1つの装置におけるバラツキを±2ブロック
の範囲におさえたとしても、最悪の場合4ブロックのず
れが生じることになる。その結果既に所定の信号が記録
されている磁気テープ上にサブコード信号又はPCMオー
ディオ信号の一方又は両方をアフターレコーディングす
る場合、記憶位置がずれることにより、ATF信号の一部
がデータ信号により消去されてしまったり、データ信号
の一部が消去されずに残ることがある。前者の場合正し
いトラッキング制御が困難になることがある。また後者
の場合第7図に示すように、後から記録する位置(図中
ハッチングを施した部分)が既記録位置(図中ハッチン
グを施していない部分)より後にずれるときと(同図
(a))、先にずれるとき(同図(b))がある。後に
ずれた記録が行われたテープを再生すると、古い再生デ
ータは新たなデータで書き変えられるが、先にずれた記
録が行われたテープを再生すると、新しい再生データが
古いデータで書き変えられ、異音が発生することがあ
る。
そこで本発明はアフターレコーディング時における記録
位置を既記録位置に合わせるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、磁気記録再生装置において、複数の領域に区
分された磁気テープ上のトラックの所定の領域にサブコ
ード信号及びPCM信号を含む所定の信号を記録再生する
回転ヘッドと、回転ヘッドに同期した所定の基準信号を
発生する基準信号発生手段と、回転ヘッドが走査してい
るトラックからサブコード信号を構成する複数のブロッ
クのうち所定位置のブロックの記録位置を検出するブロ
ック検出手段と、サブコード信号又はPCM信号をアフタ
ーレコーディングする場合に、予め当該磁気テープを再
生し、基準信号を検出した時にカウントを開始して、ブ
ロックを検出した時のカウント値を記憶し、アフターレ
コーディング時に、基準信号を検出した時にカウントを
開始し、当該カウント値が記憶したカウント値に一致し
たとき又はPCM信号の記録位置に対応するカウント値に
一致したときにタイミング信号を出力する発生回路と、
を備えて構成される。
〔作用〕
本発明によれば、磁気テープは複数の領域に区分されて
おり、回転ヘッドは、磁気テープ上のトラックの所定の
領域にサブコード信号及びPCM信号を含む所定の信号を
記録再生する。基準信号発生手段は、回転ヘッドに同期
した所定の基準信号を発生する。ブロック検出手段は、
回転ヘッドが走査しているトラックからサブコード信号
を構成する複数のブロックのうち所定位置のブロックの
記録位置を検出する。
更に、発生回路は、サブコード信号又はPCM信号をアフ
ターレコーディングする場合に、予め当該磁気テープを
再生し、基準信号を検出した時にカウントを開始して、
ブロックを検出した時のカウント値を記憶し、アフター
レコーディング時に、基準信号を検出した時にカウント
を開始し、当該カウント値が記憶したカウント値に一致
したとき又はPCM信号の記録位置に対応するカウント値
に一致したときにタイミング信号を出力する。
〔実施例〕
第1図は本発明の磁気記録再生装置をR−DATに応用し
た場合のブロック図である。各種のスイッチ、釦等を有
する入力手段41を操作することにより、所定のモードを
入力することができる。マイクロコンピュータ等よりな
る制御回路40は入力手段41からの入力に対応して各回
路、手段等を制御し、所定の動作(例えば記録モード)
を実行させる。
水晶発振回路等よりなる発振回路9が出力するクロック
は発生回路10を含む種々の回路に供給される。発生回路
10はクロックに同期して所定周波数の基準信号を発生す
る。第1の周波数の基準信号はサーボ回路6に、第2の
周波数の基準信号はスイッチ12を介してサーボ回路8
に、各々入力される。回転ドラム1の回転に同期して発
生されるPG信号は検出回路17により検出され、その検出
信号がサーボ回路6に入力される。サーボ回路6にはま
たFG信号も入力されている。サーボ回路6はこれら位相
サーボ用及び周波数サーボ用の信号と基準信号とを比較
し、その誤差信号に対応して回転ドラム1の回転を制御
している。記録モード時スイッチ12は接点R側に切り換
えられているので、サーボ回路8は入力される基準信号
に対応してキャプスタン5を所定の速度で回転させる。
磁気テープ2のリール3、4の回転はサーボ回路7によ
り制御される。エンコーダ16により8/10変換、誤り訂正
符号の付加等の必要な処理が施された記録信号(ディジ
タルデータ、サブコードデータ等)は増幅回路14により
増幅され、記録時接点R側に切り換えられるスイッチ11
を介して回転ヘッドA、Bに供給される。ATF信号も同
様にして増幅回路14、スイッチ11を介して回転ヘッド
A、Bに供給される。生成回路18は検出回路17の出力に
同期して、回転ヘッドA、Bを切り換えるヘッドスイッ
チングパルス(HSWP)を生成、出力する。増幅回路14は
このヘッドスイッチングパルスに制御され、その出力を
回転ヘッドAとBに交互に供給する。このようにしてPC
Mディジタルデータ、サブコード、ATF信号等が磁気テー
プ2上の傾斜トラックに記録される。
再生モードが入力されたときスイッチ11は接点P側に切
り換えられる。従って回転ヘッドA、Bがトラックをト
レースしたとき出力する再生信号がスイッチ11を介して
増幅回路13に入力される。増幅回路13により増幅された
信号はデコーダ15に出力される。デコーダ15において8/
10復調、誤り訂正、誤りの補間等の処理がなされた信号
はD/A変換された後、図示せぬスピーカ等に出力され
る。
イコライザ29は増幅回路13の出力のうち同期信号f2、f3
の成分を強調する。ゼロクロス検出回路30はイコライザ
29の出力のゼロクロスを検出し、信号をパルス化して検
出回路31に供給する。検出回路31はヘッドスイッチング
パルスを基準にして、回転ヘッドAが磁気テープをトレ
ースしているタイミングの場合同期信号f2と同一周期の
信号が入力されたとき(同期信号f2を検出したとき)、
また回転ヘッドBが磁気テープをトレースしているタイ
ミングの場合同期信号f3と同一周期の信号が入力された
とき(同期信号f3を検出したとき)、入力信号のエッジ
に対応した検出パルスをタイミング信号発生回路32に出
力するとともに、サンプルホールド回路21にサンプルパ
ルスSP1を出力する。タイミング信号発生回路32は検出
回路31より出力が発せられた後クロックを所定数カウン
トしたとき(サンプルパルスSP1が発生されたときから
2ブロック後)サンプルパルスSP2を発生する。このサ
ンプルパルスSP2によりフラッグ回路33がセットされ
る。フラッグ回路33は制御回路40に出力を発したとき、
直ちにクリアされる。
バンドパスフィルタ19は増幅回路13の出力からパイロッ
ト信号f1の成分を分離する。バンドパスフィルタ19の出
力は検波回路20に入力され、そのエンベロープが検波さ
れる。サンプルホールド回路21はサンプルパルスSP1の
タイミングにおいて検波回路20の出力をサンプリング
し、ホールドする。サンプルホールド回路21の出力と検
波回路20の出力が差動増幅回路22に入力され、その差が
演算される。サンプルホールド回路23はサンプルパルス
SP2のタイミングにおいて差動増幅回路22の出力をサン
プリングし、ホールドする。結果的にサンプルホールド
回路23は、サンプルパルスSP1とSP2のタイミングにおけ
る検波回路20の出力の差、すなわちトラッキングエラー
信号を生成、出力する。トラッキングエラー信号はスイ
ッチ12を介してサーボ回路8に入力される。サーボ回路
8はトラッキングエラー信号に対応してキャプスタン5
の回転を制御する。その結果回転ヘッドA、Bのトラッ
キング状態が制御される。
アフターレコーディングモードが入力されたとき、スイ
ッチ11はATF記録領域において接点P側に、PCM記録領域
(PCM信号をアフターレコーディングするとき)又はサ
ブコード記録領域(サブコード信号をアフターレコーデ
ィングするとき)において接点R側に、各々切り換えら
れる。
すなわち制御回路40は記録モード時論理0の信号を、ま
た再生モード時(アフターレコーディングモード時を含
む)論理1の信号をスイッチ12に供給する。この信号が
インバータ42により反転され、オアゲート43を介してス
イッチ11に供給され、スイッチ11は論理0が供給された
とき接点P側に、論理1が供給されたとき接点R側に切
り換えられる。アフターレコーディングモード時制御回
路40からはインバータ42、オアゲート43を介して論理0
の信号が入力されるが、タイミング信号発生回路35がア
フターレコーディングする記録信号に対応する領域の区
間オアゲート43を介して論理1の信号を入力するので、
その間スイッチ11は接点R側に切り換えられる。
タイミング信号発生回路35に斯かるタイミング信号を発
生させるため、本発明においては同期信号又はパイロッ
ト信号を検出する検出回路とサブコード信号を検出する
検出回路とが設けられている。同期信号検出回路は検出
回路31により、パイロット信号検出回路は比較回路24、
カウンタ25、フラッグ回路26により、またサブコード信
号の検出回路は検出回路34により、各々構成されてい
る。
検波回路20の出力は比較回路24に入力され、所定の基準
電圧Vと比較される。この基準電圧Vはクロストーク成
分として得られるパイロット信号のレベルより大きく、
オントラック上のパイロット信号のレベルより小さい値
に設定されている。従って比較回路24は2ブロックの長
さのパイロット信号の区間論理1の信号を出力する。カ
ウンタ25は比較回路24より論理1の信号が入力されてい
るときクロックをカウントする。2ブロック分の長さに
略等しいが、それより若干短い期間に対応する数のクロ
ックがカウントされたとき、カウンタ25は出力を発す
る。この出力によりフラッグ回路26がセットされる。す
なわちトレース中のトラックのパイロット信号が検出さ
れたときフラッグ回路26がセットされ、その出力がタイ
ミング信号発生回路35と制御回路40に供給される。フラ
ッグ回路26は制御回路40に出力を発した後直ちにリセッ
トされる。
一方検出回路34はデコーダ15の出力を監視し、サブコー
ド信号の例えばブロックアドレスを検出している。ブロ
ックアドレスが検出されたときタイミング信号発生回路
35に所定の信号が出力される。
アフターレコーディングする信号がサブコード信号であ
る場合ATF2が検出される。すなわち検出回路31(又はタ
イミング信号発生回路32)がATF2の同期信号の検出信号
を出力したとき、あるいはまたフラッグ回路26がトレー
ス中のトラックのパイロット信号の検出信号を出力した
とき、タイミング信号発生回路35は検出信号(第2図
(a))の正又は負エッジを基準にして内蔵するタイマ
をスタートさせる(例えば発振回路9が出力するクロッ
クのカウントを開始する)。そしてそのカウント値がAT
F2の同期信号(又はパイロット信号)の位置からサブコ
ード2の位置までの長さ(ブロック数)に対応する値に
なったとき、サブコード2の位置に対応するタイミング
信号(第2図(b))をエンコーダ16に出力する。同様
にしてカウント値が所定値に達したとき、次のトラック
のサブコード1の位置に対応するタイミング信号(同図
(c))が出力される。
エンコーダ16はこれらのタイミング信号に同期して記録
信号としてのサブコード1、2を記録アンプ14に出力す
る。これにより既に記録されているATF信号の位置にあ
わせてサブコード1及び2をアフターレコーディングす
ることができる。
一方アフターレコーディングする信号がPCMオーディオ
信号である場合、ATF1が検出される。すなわちフラッグ
回路26又は検出回路31によりATF1が検出されたときから
のクロックのカウント値が所定値に達したとき、タイミ
ング信号発生回路35はPCMオーディオ信号記録のための
タイミング信号を発生する。ATF2を検出する場合より検
出時からタイミング信号を発生するまでの時間が短くな
るのでジッタによる影響を少なくすることができる。
アフターレコーディングする信号がサブコード信号とPC
Mオーディオ信号の両方である場合PG信号とサブコード
1が利用される。すなわちこのときアフターレコーディ
ングが行われる前に磁気テープ2が試験的に所定時間再
生される。再生動作中検出回路17がPG信号(第5図
(a))を検出したとき、タイミング信号発生回路35は
クロックのカウントを開始する(同図(b))。また検
出回路34はサブコード1の0ブロックを検出したとき検
出信号(第5図(c))をタイミング信号発生回路35に
出力する。タイミング信号発生回路35は0ブロックが検
出されたときのカウント値を内蔵するメモリに記憶させ
る。
通常サブコード1には0ブロックから7ブロックまでの
8個のブロックが存在する。アドレス0のブロックが検
出できなかったときそれ以降の所定のアドレスのブロッ
クが検出される。そして例えばアドレス1のブロックが
検出されたときタイミング信号発生回路35は中間のブロ
ックに相当する分だけカウント値を減算(補正)し、ア
ドレス0のブロックに対応するカウント値を記憶する。
以上の動作は1トラックについてだけ行ってもよいが、
複数トラックについて行い、その平均値を記憶するよう
にしてもよい。
回転ドラム1が回転する間に2つのPG信号を発生する場
合は第5図のタイミングチャートに示すように動作する
が、1回転する間に1つのPG信号しか発生しない場合は
第6図のタイミングチャートに示すように動作する。す
なわちこの場合一方の回転ヘッドのカウント開始位置は
PG信号を基準にして特定されるが、他方の回転ヘッドの
カウント開始位置は、PG信号の間隔(1回転)を検出す
るカウンタのカウント値の中点(同図(d))を基準に
して特定される。
このようにしてサブコード1の0ブロックの位置に対応
したカウント値が記憶されたとき、磁気テープ2は必要
に応じて所定の位置まで巻き戻された後、その位置から
アフトーレコーディング動作が実行される。
アフターレコーディング動作中に検出回路17がPG信号
(第3図(a))を検出したとき、タイミング信号発生
回路35はクロックのカウントを開始する(同図
(b))。そしてカウント値が上述した記憶値と一致し
たとき、タイミング信号発生回路35はサブコード1を記
録させるタイミング信号を発生する(第3図(b))。
このタイミングは上述したように試験的再生においてサ
ブコード1の0ブロックが検出されたタイミングと一致
している。またタイミング信号発生回路35はサブコード
1の0ブロックのタイミング信号発生時からさらに所定
数のブロックをカウントしたとき、PCMオーディオ信号
を記録するためのタイミング信号を発生する(第3図
(c))。
回転ドラム1が1回転する間に2つのPG信号を発生する
場合は第3図のタイミングチャートに示すように動作す
るが、1回転する間に1つのPG信号しか発生しない場合
は第4図のタイミングチャートに示すように動作する。
すなわちこの場合一方の回転ヘッドの記録位置はPG信号
を基準にして特定されるが、他方の回転ヘッドの記録位
置は、PG信号の間隔(1回転)を検出するカウンタのカ
ウント値の中点(同図(d))を基準にして特定され
る。
尚上述した動作において、所定の信号が検出されなかっ
たときは、記憶されている前回のカウント値に対応して
タイミング信号が生成される。
以上においてはPG信号検出時からサブコード信号検出時
までのカウンタの値を基準にしたが、サブコード信号に
代え、PCMオーディオ信号に含まれる所定の信号が検出
されたときのカウント値を基準にすることも可能であ
る。
またサブコード信号又はPCMオーディオ信号の一方をア
フターレコーディングするときはATF信号の記録位置を
基準にし、両方をアフターレコーディングするときはPG
信号検出時から所定の信号が検出されるまでのカウンタ
の値を基準にしたが、両方を記録する場合もATF信号を
基準にすることが可能であり、その場合試験的な再生は
不要となる。またサブコード信号をアフターレコーディ
ングする場合においても、試験的な再生を行うことによ
り、記録済みのサブコード信号の記録位置を基準にする
ことが可能である。PCMオーディオ信号に含まれる信号
を検出する場合は試験的な再生は必ずしも必要ではな
い。さらにPCMオーディオ信号をアフターレコーディン
グする場合においてもカウンタ値を基準にすることがで
きる。この場合試験的な再生を行って所定の信号の記録
位置を記憶することもできるが、例えばアフターレコー
ディング時に各トラック毎にサブコード1の0ブロック
の位置を検出し、その位置を基準にするようにすれば、
試験的な再生を省略することができる。
カウンタ値とATF信号を併用することも可能である。例
えばPCG信号検出後、サブコード1の0ブロックが検出
される迄のカウンタの値を記憶しておき、アフターレコ
ーディング時、カウント値が記憶値と等しくなったとき
からカウント値がさらに所定値増加したとき、ATF信号
検出のためのウィンドパルスを発生する。そしてこのウ
ィンドパルス内においてATF信号が検出されたときは、A
TF検出時からさらに所定値だけカウント値が増加したと
き所定のタイミング信号を生成する。このようにしてよ
り正確な位置に対応したタイミング信号を発生させるこ
とができる。
〔効果〕
以上の如く本発明は、磁気記録再生装置において、複数
の領域に区分された磁気テープ上のトラックの所定の領
域にサブコード信号及びPCM信号を含む所定の信号を記
録再生する回転ヘッドと、回転ヘッドに同期した所定の
基準信号を発生する基準信号発生手段と、回転ヘッドが
走査しているトラックからサブコード信号を構成する複
数のブロックのうち所定位置のブロックの記録位置を検
出するブロック検出手段と、サブコード信号又はPCM信
号をアフターレコーディングする場合に、予め当該磁気
テープを再生し、基準信号を検出した時にカウントを開
始して、ブロックを検出した時のカウント値を記憶し、
アフターレコーディング時に、基準信号を検出した時に
カウントを開始し、当該カウント値が記憶したカウント
値に一致したとき又はPCM信号の記録位置に対応するカ
ウント値に一致したときにタイミング信号を出力する発
生回路と、を備えるようにしたので、アフターレコーデ
ィングする信号の記録位置を既に記録されている信号の
位置に合わせることができ、古い信号により異音が発生
することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のR−DATのブロック図、第2図乃至第
6図はそのタイミングチャート、第7図及び第8図はそ
のトラックパターンの説明図である。 1……回転ドラム 2……磁気テープ 3,4……リール 5……キャプスタン 6,7,8……サーボ回路 9……発振回路 10……発生回路 11,12……スイッチ 13,14……増幅回路 15……デコーダ 16……エンコーダ 17……検出回路 18……生成回路 19……バンドパスフィルタ 20……検波回路 21……サンプルホールド回路 22……差動増幅回路 23……サンプルホールド回路 24……比較回路 25……カウンタ 26……フラッグ回路 29……イコライザ 30,31……検出回路 32……タイミング信号発生回路 33……フラッグ回路 34……検出回路 35……タイミング信号発生回路 40……制御回路 41……入力手段 42……インバータ 43……オアゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の領域に区分された磁気テープ上のト
    ラックの所定の領域にサブコード信号及びPCM信号を含
    む所定の信号を記録再生する回転ヘッドと、 前記回転ヘッドに同期した所定の基準信号を発生する基
    準信号発生手段と、 前記回転ヘッドが走査しているトラックから前記サブコ
    ード信号を構成する複数のブロックのうち所定位置のブ
    ロックの記録位置を検出するブロック検出手段と、 前記サブコード信号又は前記PCM信号をアフターレコー
    ディングする場合に、予め当該磁気テープを再生し、前
    記基準信号を検出した時にカウントを開始して、前記ブ
    ロックを検出した時のカウント値を記憶し、 アフターレコーディング時に、前記基準信号を検出した
    時にカウントを開始し、当該カウント値が前記記憶した
    カウント値に一致したとき又は前記PCM信号の記録位置
    に対応するカウント値に一致したときにタイミング信号
    を出力する発生回路と、 を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
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