JPH0754368A - 地下埋設物用蓋 - Google Patents

地下埋設物用蓋

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Publication number
JPH0754368A
JPH0754368A JP5218056A JP21805693A JPH0754368A JP H0754368 A JPH0754368 A JP H0754368A JP 5218056 A JP5218056 A JP 5218056A JP 21805693 A JP21805693 A JP 21805693A JP H0754368 A JPH0754368 A JP H0754368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
lid
cover
frame body
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5218056A
Other languages
English (en)
Inventor
Masa Kojima
政 小島
Noboru Kumakiri
登 熊切
Koji Sugimori
浩司 杉森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP5218056A priority Critical patent/JPH0754368A/ja
Publication of JPH0754368A publication Critical patent/JPH0754368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枠体内壁に凹部を設けなくとも、弁蓋が回動
できるようにする。 【構成】 蓋体の裏面に回動自在に軸支され、その支軸
を中心にした一方の端部に、その蓋体に設けられている
鍵穴に挿入してその鍵穴を覆う弁蓋を有する弁体を備え
た地下埋設物用蓋であって、前記弁蓋の先端位置を、前
記支軸の中心点を通る水平線の位置以下にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道の仕切弁のような
地下埋設物の室に設けられる地下埋設物用蓋に係り、特
に、傾斜地に埋設されるのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の地下埋設物用蓋の蓋体に
は、蓋体を開けるときに鉤棒を挿入する鍵穴が設けられ
ている。そして、この鍵穴は、通常時に、蓋体に設けら
れている弁体の弁蓋が挿入されて閉止されているととも
に、蓋体が不用意に開けられないようにするために、弁
体を利用したロック機構が設けられている。
【0003】図2を用いて、従来の弁体を説明すると、
弁体1は、蓋体aの周囲の一部分に設けられている鍵穴
2に、下側から挿入する弁蓋1aが設けられている。
【0004】すなわち、弁体1は、L字状を呈してい
て、一方の端部に弁蓋1aを有し、中央部が蓋体aの裏
側に支軸1bで軸支され、他方の端部にウエイト1cが
設けられているとともに、枠体bに設けられている係止
片b′に係合される係合片1dが設けられている。した
がって、弁体1は、ウエイト1cにより、常時、弁蓋1
aを鍵穴2内に位置させておくことができるとともに、
係止片b′と係合片1dとを係合しておくことができ
る。また、鍵穴2に鉤棒(図示せず)が挿入されたとき
は、支軸1bを中心に回動し、鉤棒の挿入を許すことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地下埋設物用蓋においては、弁蓋の先端位置が支軸
の中心点を通る水平線より上方で、かつ水平線上の弁蓋
位置より支軸から離れているので、弁蓋が回動できるよ
うにするために、枠体内壁に凹部を設けるか、又は枠体
と弁蓋との間に大きな間隙を必要とする欠点があった。
【0006】上記図2を用いてさらに説明すると、弁蓋
1aの先端位置イは、支軸1bの中心点を通る水平線L
よりも上方に位置し、かつその先端位置イは、水平線L
上の弁蓋1aの部分よりも支軸1bから離れている。し
たがって、弁体1が支軸1bを中心に回動できるように
するためには、先端部イが回動できる軌跡を必要とし、
枠体bの内壁に凹部b″を必要とする。また、この凹部
b″を設けないときは、つまり、枠体bの内壁面を図1
の鎖線で示されるようにしたときは、先端部イの位置を
支軸1b側に近付けなければならない。しかし、このよ
うにすると、弁蓋1aと枠体bとの間に大きな間隙がで
きてしまう。
【0007】特に、間隙が大きくなると、その間隙か
ら、水、泥砂等がマンホール、地下構造物内に落流し、
マンホール、地下構造物内を増水、汚染し、それらの機
能を失わせたり、その処理能力に負担をかけたりしてい
た。さらに、その間隙から、地下構造物内の有害ガス、
悪臭が発散し、環境を汚染するおそれがあった。
【0008】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、枠体に凹部を
設けずに、さらに、枠体と弁蓋との間に間隙を必要とせ
ず、密閉性を向上できる地下埋設物用蓋を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地下埋設物
用蓋は、上記目的を達成するために、蓋体の裏面に回動
自在に軸支され、その支軸を中心にした一方の端部に、
その蓋体に設けられている鍵穴に挿入してその鍵穴を覆
う弁蓋を有する弁体を備えた地下埋設物用蓋において、
前記弁蓋の先端位置は、前記支軸の中心点を通る水平線
の位置以下にあることを特徴としている。また、前記他
方の端部に、枠体に設けられている係止片に係合する係
合片を有していることを特徴としている。さらに、前記
弁蓋にはパッキンが設けられていることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記構成において、弁体が支軸を中心に回動す
ると、弁蓋の先端位置は本体内側方向に移動する。ま
た、弁蓋が鍵穴を覆っているとき、弁体の係合片と枠体
の係止片とが係合してロック状態を保つ。さらに、鍵穴
は弁蓋のパッキンで覆われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る地下埋設物用蓋の鍵穴部
分の縦断面図である。なお、上記従来と同一構成要素に
は同一符号を用いて説明する。
【0012】弁体1は、支軸1bで蓋体aの裏面のフレ
ームに回動自在に軸支され、一端部には従来と同様に、
蓋体aに設けられた鍵穴2に下側から挿入してその鍵穴
2を覆う大きさに形成された弁蓋1aが設けられてい
る。
【0013】この弁蓋1aは、弁蓋1aが鍵穴2を覆っ
ているときに(図1の状態参照)、上面位置が支軸1b
の中心点を通る水平線Lと同一面を有する弁座10と、
この弁座10に載置され、上方から押え板11で弁座1
0に固定される合成ゴムからなるパッキン12と、押え
板11を弁座10にねじ止めするビス13とで構成され
ている。そして、パッキン12は、台形を呈していて、
その先端部イは枠体bの内壁に接し、かつその先端部イ
と反対側の上面は蓋体aの下面に当接するように構成さ
れている。
【0014】弁体1の端部には、従来と同様にウエイト
1cが設けられているとともに、このウエイト1cの枠
体b側は、枠体bの内周壁まで伸びて上向きの係合片1
dが設けられている。
【0015】ウエイト1cの重さは、蓋体aが水平に保
たれたときに、弁蓋1aが鍵穴2側に回動できるように
決められている。
【0016】弁体1の係合片1dに対向する枠体bの内
周壁には、下向きの係止片b′が設けられていて、弁蓋
1aが鍵穴2内に位置されているときは、両片1d,
b′は係合して、蓋体aをロック状態に保つことができ
るように構成されている。
【0017】支軸1bを中心にして、弁蓋1aと反対側
の弁体1には、コイルばね3の一対の足部がビス止めさ
れている。そして、コイルばね3の頂部は、蓋体aの裏
面に当接されている。また、コイルばね3に当る弁体1
には、窪み1eが設けられていて、コイルばね3が屈曲
した際の逃げが形成されている。
【0018】上記構成の地下埋設物用蓋が、水平な地面
Gに埋設されたときは、弁蓋1aはウエイト1cによ
り、所定どおりに鍵穴2内に挿入される。このとき、鍵
穴2は、パッキン12により密閉状態に保たれる。な
お、この場合においても、コイルばね3が弁蓋1aを鍵
穴2側に付勢するようにしておいてもよい。
【0019】ところで、地下埋設物用蓋が、傾斜地に埋
設された場合、コイルばね3がなければ、ウエイト1c
の重力により弁蓋1aが鍵穴2から外れるとともに、係
止片b′と係合片1dとの係合が外れるが、コイルばね
3の作用により、弁蓋1aは鍵穴2側に付勢されて、鍵
穴2を所定どおり覆うことができる。しかも、両片1
d,b′の係合も外れることがなく、ロック状態を維持
することができる。
【0020】蓋体aを開ける際は、鍵穴2に図示しない
鉤棒が挿入されるが、この際、弁体1は支軸1bを中心
にコイルばね3に抗して反時計方向に回転する。この回
転の際、弁蓋1aの先端部イは、徐々に枠体b内に入る
ので、つまり枠体bの内壁から離れるように移動するの
で、従来のように、枠体bの内壁に凹部を設ける必要が
ない。また、このとき、コイルばね3は屈曲するが、そ
の屈曲は窪み1eによって効果的に吸収され、弁体1の
回動が円滑に行われる。
【0021】弁体1の回動により、両片1d,b′の係
合は解かれ、蓋体aは枠体bから外すことが可能とな
る。
【0022】なお、上述の実施例では、弁座10の上面
位置が水平線Lと同一としたが、この水平線Lよりも下
方に位置していてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る地下埋設物用蓋は、弁蓋の
先端位置が支軸の中心点を通る水平線位置以下にしたの
で、枠体の内壁に凹部を設けなくとも、又は枠体と弁蓋
との間に間隙を設けなくとも、弁体を回動させることが
できる。また、弁体に係合片を設けるとともに、枠体に
係止片を設けたときは、両片でロック機構を形成するこ
とができる。さらに、弁蓋にパッキンを設けたときは、
鍵穴を水密状に閉止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る地下埋設物用蓋の鍵穴
部分の縦断面図である。
【図2】従来の地下埋設物用蓋の縦断面図である。
【符号の説明】
a 蓋体 b 枠体 b′ 係止片 1 弁体 1a 弁蓋 1b 支軸 1c ウエイト 1d 係合片 1e 窪み 2 鍵穴 3 コイルばね 10 弁座 11 押え板 12 パッキン 13 ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体の裏面に回動自在に軸支され、その
    支軸を中心にした一方の端部に、その蓋体に設けられて
    いる鍵穴に挿入してその鍵穴を覆う弁蓋を有する弁体を
    備えた地下埋設物用蓋において、 前記弁蓋の先端位置は、前記支軸の中心点を通る水平線
    の位置以下にあることを特徴とする地下埋設物用蓋。
  2. 【請求項2】 他方の端部に、枠体に設けられている係
    止片に係合する係合片を有していることを特徴とする請
    求項1記載の地下埋設物用蓋。
  3. 【請求項3】 弁蓋には、パッキンが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の地下埋設物用蓋。
JP5218056A 1993-08-10 1993-08-10 地下埋設物用蓋 Pending JPH0754368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5218056A JPH0754368A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 地下埋設物用蓋

Applications Claiming Priority (1)

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JP5218056A JPH0754368A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 地下埋設物用蓋

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Publication Number Publication Date
JPH0754368A true JPH0754368A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16713961

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JP5218056A Pending JPH0754368A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 地下埋設物用蓋

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JP (1) JPH0754368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0925639A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Nippon Chiyuutetsukan Kk マンホール用鉄蓋の施錠装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0925639A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Nippon Chiyuutetsukan Kk マンホール用鉄蓋の施錠装置

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