JPH0754250Y2 - 作業着 - Google Patents
作業着Info
- Publication number
- JPH0754250Y2 JPH0754250Y2 JP6007192U JP6007192U JPH0754250Y2 JP H0754250 Y2 JPH0754250 Y2 JP H0754250Y2 JP 6007192 U JP6007192 U JP 6007192U JP 6007192 U JP6007192 U JP 6007192U JP H0754250 Y2 JPH0754250 Y2 JP H0754250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work clothes
- strength
- work
- jacket
- stretchable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、作業着に必要な強度と
作業性に影響を与える活動の容易さを備えた作業着の上
着に関するものである。
作業性に影響を与える活動の容易さを備えた作業着の上
着に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】作業着には、作業時に破損したり、繊維
の切断が生じない強度が必要なため、一般的には前身も
後身も、更に袖部においても高強度な平織や綾織の織物
が用いられている。そこで、作業着全体としては硬い、
ごわごわした感じを持つ。そこで柔軟性に劣る面があっ
て、好ましくない。この点を解決するために、部分的に
伸縮性の織物を用いた例もあるが、その場合、伸縮性の
織物の部分が弱くなる難点があった。
の切断が生じない強度が必要なため、一般的には前身も
後身も、更に袖部においても高強度な平織や綾織の織物
が用いられている。そこで、作業着全体としては硬い、
ごわごわした感じを持つ。そこで柔軟性に劣る面があっ
て、好ましくない。この点を解決するために、部分的に
伸縮性の織物を用いた例もあるが、その場合、伸縮性の
織物の部分が弱くなる難点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、作業着にお
ける強度が必要な部分と、活動を容易にする部分の両者
に配慮を加えて、従来の作業着、特に上着が有している
難点を解決し、充分な強度と作業性を備えた作業着を提
供しようとするものである。
ける強度が必要な部分と、活動を容易にする部分の両者
に配慮を加えて、従来の作業着、特に上着が有している
難点を解決し、充分な強度と作業性を備えた作業着を提
供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を本考案では、
作業着の上着において、前身にあっては表面に作業着に
適した強度を有する素材Ｎを用い、同前身の活動的要素
の袖部２に伸縮性素材Ｓを用い、後身にあっては伸縮性
素材Ｓを用い表面のヨーク５に強度を有する素材Ｎを用
いたことを特徴とする。
作業着の上着において、前身にあっては表面に作業着に
適した強度を有する素材Ｎを用い、同前身の活動的要素
の袖部２に伸縮性素材Ｓを用い、後身にあっては伸縮性
素材Ｓを用い表面のヨーク５に強度を有する素材Ｎを用
いたことを特徴とする。
【０００５】ここにいう作業着に適した強度を有する素
材Ｎとは、作業着に普通に用いられる綿や化合繊の平織
又は綾織の織物を用いることができる。伸縮性素材Ｓは
活動を容易にする伸縮性の素材であればよく、ニット又
は伸縮糸よりの織物が適している。
材Ｎとは、作業着に普通に用いられる綿や化合繊の平織
又は綾織の織物を用いることができる。伸縮性素材Ｓは
活動を容易にする伸縮性の素材であればよく、ニット又
は伸縮糸よりの織物が適している。
【０００６】作業着前面において、ラグラン袖の場合、
襟付部分より取付けられ、一部が上着１の前身上部1aに
隠れた存在となる。また、作業着後面においては、強度
を有する素材Ｎのヨーク５内部に伸縮性素材Ｓが隠れた
存在となる。
襟付部分より取付けられ、一部が上着１の前身上部1aに
隠れた存在となる。また、作業着後面においては、強度
を有する素材Ｎのヨーク５内部に伸縮性素材Ｓが隠れた
存在となる。
【０００７】
【作用】作業着の上着が上記構造であると、作業時に装
置等と接触したり、摩擦接触を受ける等のある場合は強
度を有する素材Ｎがそれに対応し、活動的要素部分、す
なわち作業者の動作で引張りや屈曲が生じるとそれを伸
縮性素材Ｓが受け持つ。伸縮性素材Ｓを用いたにもかか
わらず、前面外観が従来の織物素材のものと同じ様に見
える。
置等と接触したり、摩擦接触を受ける等のある場合は強
度を有する素材Ｎがそれに対応し、活動的要素部分、す
なわち作業者の動作で引張りや屈曲が生じるとそれを伸
縮性素材Ｓが受け持つ。伸縮性素材Ｓを用いたにもかか
わらず、前面外観が従来の織物素材のものと同じ様に見
える。
【０００８】
【実施例】図１は本考案の上着を着用している様子を示
す正面斜視図である。図２は同背面斜視図である。この
実施例において、前身は上着１もズボン３も表面に作業
着に適した強度を有する素材Ｎであるポリエステル織布
を用いている。前身の活動的要素である袖部２は伸縮性
素材Ｓとしてのニット織物である。ズボン３は前身が前
述したポリエステル素材であるが、内部に股前面のつけ
根付近と膝部４に伸縮性素材Ｓを当て布として用いてい
る。袖部２の伸縮性素材Ｓであるニット織物はラグラン
袖とされており、襟付部分より下方へ取付けられている
ため、一部が上着１の前身上部1aの背後へ隠れた状態に
ある。
す正面斜視図である。図２は同背面斜視図である。この
実施例において、前身は上着１もズボン３も表面に作業
着に適した強度を有する素材Ｎであるポリエステル織布
を用いている。前身の活動的要素である袖部２は伸縮性
素材Ｓとしてのニット織物である。ズボン３は前身が前
述したポリエステル素材であるが、内部に股前面のつけ
根付近と膝部４に伸縮性素材Ｓを当て布として用いてい
る。袖部２の伸縮性素材Ｓであるニット織物はラグラン
袖とされており、襟付部分より下方へ取付けられている
ため、一部が上着１の前身上部1aの背後へ隠れた状態に
ある。
【０００９】後身は上着もズボンも殆どニット織物の伸
縮性素材Ｓである。ただ、強度を必要とする上着の肩付
近のヨーク５には高強度を有するポリエステル素材を用
いている。この例では上着とスボンが別体であるが、一
体物でも構わない。
縮性素材Ｓである。ただ、強度を必要とする上着の肩付
近のヨーク５には高強度を有するポリエステル素材を用
いている。この例では上着とスボンが別体であるが、一
体物でも構わない。
【００１０】
【考案の効果】本考案は以上のように、作業着としての
強度を充分に備えた上に、外観を損なうことなく活動し
易い上着を提供できることとなった。
強度を充分に備えた上に、外観を損なうことなく活動し
易い上着を提供できることとなった。
【図１】本考案の上着を着用している様子を示す正面斜
視図である。
視図である。
【図２】同背面斜視図である。
１ 上着 ２ 袖部 ３ ズボン ４ 膝部 ５ ヨーク Ｎ 作業着に適した強度を有する素材Ｎ Ｓ 伸縮性素材
Claims (1)
- 【請求項１】 作業着の上着において、前身にあっては
表面に作業着に適した強度を有する素材Ｎを用い、同前
身の活動的要素の袖部２に伸縮性素材Ｓを用い、後身に
あっては伸縮性素材Ｓを用い表面のヨーク５に強度を有
する素材Ｎを用いたことを特徴とする作業着。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6007192U JPH0754250Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作業着 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6007192U JPH0754250Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作業着 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622313U JPH0622313U (ja) | 1994-03-22 |
| JPH0754250Y2 true JPH0754250Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=13131490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6007192U Expired - Lifetime JPH0754250Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作業着 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754250Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP6007192U patent/JPH0754250Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0622313U (ja) | 1994-03-22 |
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