JPH0754250A - ブレイディング方法 - Google Patents
ブレイディング方法Info
- Publication number
- JPH0754250A JPH0754250A JP22207093A JP22207093A JPH0754250A JP H0754250 A JPH0754250 A JP H0754250A JP 22207093 A JP22207093 A JP 22207093A JP 22207093 A JP22207093 A JP 22207093A JP H0754250 A JPH0754250 A JP H0754250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- braider
- yarn
- bobbin
- mandrel
- Prior art date
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ブレイダーＢの組成点Ｚに向かう糸条Ｙに樹脂
を含浸させた後に組紐ｂを組成するするようにしたブレ
イディング方法に関するものである。 【効果】樹脂を含浸させた糸条により組紐を組成するよ
うにしたので、組紐全体に樹脂が行き渡っており、従っ
て、高強度の成型品を成型することができる。
を含浸させた後に組紐ｂを組成するするようにしたブレ
イディング方法に関するものである。 【効果】樹脂を含浸させた糸条により組紐を組成するよ
うにしたので、組紐全体に樹脂が行き渡っており、従っ
て、高強度の成型品を成型することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレイダーにより組成
された組紐に樹脂を含浸させるブレイディング方法に関
するものである。
された組紐に樹脂を含浸させるブレイディング方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、組紐を組成する種々のブレイ
ダーが知られており、また、このようなブレイダーによ
り組成された組紐を、一旦、ブレイダーより取り外した
後に、樹脂を含浸硬化させて硬質の管状体を成型するこ
とも知られている。
ダーが知られており、また、このようなブレイダーによ
り組成された組紐を、一旦、ブレイダーより取り外した
後に、樹脂を含浸硬化させて硬質の管状体を成型するこ
とも知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の組紐に樹脂を含
浸硬化させて管状体を成型する方法においては、ブレイ
ダーと樹脂含浸工程が一貫して連結されていないため
に、組成された組紐を、一旦、ブレイダーより取り外し
た後、次工程の樹脂含浸工程に送るように構成されてい
るため、生産性が悪く、成型される管状体が高価なもの
となっている。また、ブレイダーより取り外された組紐
は、マンドレル等の芯部材がないと形状を維持すること
が困難であるために、樹脂含浸工程において組紐に芯部
材を挿入する等の工程を必要とするため、一段と生産性
が悪化することになる。
浸硬化させて管状体を成型する方法においては、ブレイ
ダーと樹脂含浸工程が一貫して連結されていないため
に、組成された組紐を、一旦、ブレイダーより取り外し
た後、次工程の樹脂含浸工程に送るように構成されてい
るため、生産性が悪く、成型される管状体が高価なもの
となっている。また、ブレイダーより取り外された組紐
は、マンドレル等の芯部材がないと形状を維持すること
が困難であるために、樹脂含浸工程において組紐に芯部
材を挿入する等の工程を必要とするため、一段と生産性
が悪化することになる。
【０００４】本発明の目的は、従来の組紐に樹脂を含浸
させて管状体を成型するブレイディング方法が有する課
題を解決し、生産性の優れたブレイディング方法を提供
することにある。
させて管状体を成型するブレイディング方法が有する課
題を解決し、生産性の優れたブレイディング方法を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ブレイダーの組成点に向かう糸条に樹
脂を含浸させた後に組紐を組成するようにしたものであ
る。以下に、本発明の実施例について説明するが、本発
明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定されるも
のではない。
達成するために、ブレイダーの組成点に向かう糸条に樹
脂を含浸させた後に組紐を組成するようにしたものであ
る。以下に、本発明の実施例について説明するが、本発
明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定されるも
のではない。
【０００６】
【実施例】先ず最初に、本発明のブレイディング方法が
適用されるブレイダーの正面図である図１を用いて、ブ
レイディング方法について説明する。なお、図１におい
て、ボビンキャリヤーＣの上部の点線で示された方形部
分は後述する糸条ガイド部ｃ３を省略して示したもので
ある。
適用されるブレイダーの正面図である図１を用いて、ブ
レイディング方法について説明する。なお、図１におい
て、ボビンキャリヤーＣの上部の点線で示された方形部
分は後述する糸条ガイド部ｃ３を省略して示したもので
ある。
【０００７】天井等のフレームＦｃから垂下されたフレ
ームＦｒ、Ｆｒ’に、ブレイダーＢの略円筒状の機台Ｆ
ｂを取着することにより、曲面状の上板Ｕが略水平にな
るようにブレイダーＢがフレームＦｃから懸架されてい
る。曲面状の上板Ｕは、略円筒状の機台Ｆｂ内に配置さ
れた機枠ｆ１に所定の間隔を置いて配置された適当な固
着部材ｆ２，ｆ２’により略水平に取着されており、上
板Ｕには周方向に公知の軌道が穿設されている。Ｙはボ
ビンキャリヤーＣに載置されているボビンから巻き戻さ
れ、フレームＦｃに垂下されているロボットＲのハンド
部ｒ１に取着されたマンドレルｍ（図１には、一例とし
て、Ｔ字型マンドレルが示されている。）上の組成点Ｚ
に向かう糸条或いは繊維束等（以下、単に、「糸条」と
いう。）である。
ームＦｒ、Ｆｒ’に、ブレイダーＢの略円筒状の機台Ｆ
ｂを取着することにより、曲面状の上板Ｕが略水平にな
るようにブレイダーＢがフレームＦｃから懸架されてい
る。曲面状の上板Ｕは、略円筒状の機台Ｆｂ内に配置さ
れた機枠ｆ１に所定の間隔を置いて配置された適当な固
着部材ｆ２，ｆ２’により略水平に取着されており、上
板Ｕには周方向に公知の軌道が穿設されている。Ｙはボ
ビンキャリヤーＣに載置されているボビンから巻き戻さ
れ、フレームＦｃに垂下されているロボットＲのハンド
部ｒ１に取着されたマンドレルｍ（図１には、一例とし
て、Ｔ字型マンドレルが示されている。）上の組成点Ｚ
に向かう糸条或いは繊維束等（以下、単に、「糸条」と
いう。）である。
【０００８】図示されていない駆動手段により公知の歯
車及び羽車を回転させることにより、羽車に穿設されて
いる溝に嵌合されているボビンキャリヤーＣの係合軸ｃ
１を移動させてボビンキャリヤーＣを軌道に沿って走行
させるように構成されている。上記のように、ボビンキ
ャリヤーＣを、略水平に配置された曲面状の上板Ｕに穿
設された軌道に沿って走行させることにより多数の糸条
Ｙを交錯させて、ロボットＲにより適宜位置制御されて
いるマンドレルｍ上に組紐ｂを組成するものである。
車及び羽車を回転させることにより、羽車に穿設されて
いる溝に嵌合されているボビンキャリヤーＣの係合軸ｃ
１を移動させてボビンキャリヤーＣを軌道に沿って走行
させるように構成されている。上記のように、ボビンキ
ャリヤーＣを、略水平に配置された曲面状の上板Ｕに穿
設された軌道に沿って走行させることにより多数の糸条
Ｙを交錯させて、ロボットＲにより適宜位置制御されて
いるマンドレルｍ上に組紐ｂを組成するものである。
【０００９】次に、本発明に使用されるボビンキャリヤ
ーＣの正面図である図２を用いてボビンキャリヤーＣに
ついて説明する。なお、図１に示されているように、ボ
ビンキャリヤーＣは、略水平に配置された上板Ｕに穿設
された軌道に沿って、略横向き状態で走行するものであ
るが、図２においては、垂直状態のボビンキャリヤーＣ
を用いて説明する。
ーＣの正面図である図２を用いてボビンキャリヤーＣに
ついて説明する。なお、図１に示されているように、ボ
ビンキャリヤーＣは、略水平に配置された上板Ｕに穿設
された軌道に沿って、略横向き状態で走行するものであ
るが、図２においては、垂直状態のボビンキャリヤーＣ
を用いて説明する。
【００１０】図２においてｃ２は上部フランジであり、
上部フランジｃ２には先端部に糸条ガイド部ｃ３が回動
自在に配置された断面コの字状のマストｃ４及びスピン
ドルｃ５が立設されている。スピンドルｃ５には糸条Ｙ
が巻回されたボビンｃ６が挿着されており、スピンドル
ｃ５の先端部には軸受けｃ７を有するフライヤーｃ８が
回転可能に嵌着されている。
上部フランジｃ２には先端部に糸条ガイド部ｃ３が回動
自在に配置された断面コの字状のマストｃ４及びスピン
ドルｃ５が立設されている。スピンドルｃ５には糸条Ｙ
が巻回されたボビンｃ６が挿着されており、スピンドル
ｃ５の先端部には軸受けｃ７を有するフライヤーｃ８が
回転可能に嵌着されている。
【００１１】スピンドルｃ５の先端部には縦方向に延び
る図示されていないスリットが設けられており、スリッ
ト内には先端が略三角形状の一組のフック部材ｃ９，ｃ
９’が配置されており、フック部材ｃ９，ｃ９’の下端
部はスピンドルｃ５に取着されている図示されていない
軸に枢支されている。フック部材ｃ９，ｃ９’はフック
部材ｃ９，ｃ９’間に配置された圧縮バネ等の弾性部材
により常に互いに離反する方向に付勢されており、ボビ
ンｃ６或いはフライヤーｃ８をフック部材ｃ９，ｃ９’
に挿入するとフック部材ｃ９，ｃ９’が互いに接近する
方向に回動し、ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８をスピ
ンドルｃ５に装着することができるように構成されてい
る。ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８がスピンドルｃ５
に装着されると圧縮バネ等の弾性部材によりフック部材
ｃ９，ｃ９’が互いに離反する方向に拡張し、ボビンｃ
６或いはフライヤーｃ８がスピンドルｃ５から抜け出な
いように構成されている。
る図示されていないスリットが設けられており、スリッ
ト内には先端が略三角形状の一組のフック部材ｃ９，ｃ
９’が配置されており、フック部材ｃ９，ｃ９’の下端
部はスピンドルｃ５に取着されている図示されていない
軸に枢支されている。フック部材ｃ９，ｃ９’はフック
部材ｃ９，ｃ９’間に配置された圧縮バネ等の弾性部材
により常に互いに離反する方向に付勢されており、ボビ
ンｃ６或いはフライヤーｃ８をフック部材ｃ９，ｃ９’
に挿入するとフック部材ｃ９，ｃ９’が互いに接近する
方向に回動し、ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８をスピ
ンドルｃ５に装着することができるように構成されてい
る。ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８がスピンドルｃ５
に装着されると圧縮バネ等の弾性部材によりフック部材
ｃ９，ｃ９’が互いに離反する方向に拡張し、ボビンｃ
６或いはフライヤーｃ８がスピンドルｃ５から抜け出な
いように構成されている。
【００１２】ｃ６’は円筒状のボビンカバーであり、上
部フランジｃ２に取着されている。円筒状のボビンカバ
ーｃ６’は、本発明において使用されるボビンキャリヤ
ーＣが横向き状態で軌道に沿って走行するものであるの
で、ボビンｃ６に巻回されている糸条Ｙが垂れ下がり、
隣接しているボビンに巻回されている糸条と絡まったり
或いはブレイダーの他の部材等に絡まったりする等のト
ラブルを防止する機能を有するものである。
部フランジｃ２に取着されている。円筒状のボビンカバ
ーｃ６’は、本発明において使用されるボビンキャリヤ
ーＣが横向き状態で軌道に沿って走行するものであるの
で、ボビンｃ６に巻回されている糸条Ｙが垂れ下がり、
隣接しているボビンに巻回されている糸条と絡まったり
或いはブレイダーの他の部材等に絡まったりする等のト
ラブルを防止する機能を有するものである。
【００１３】マストｃ４の先端部に配置された糸条ガイ
ド部ｃ３の略ユの字状フレームｃ１０には、下方から順
に、テンションワッシャーｃ１１，ガイドローラーｃ１
２，弛み取り部材ｃ１３及びガイドローラーｃ１４が配
置されている。弛み取り部材ｃ１３の先端部にはガイド
ローラーｃ１５’を有するガイド部ｃ１５が取着されて
おり、弛み取り部材ｃ１３の他端はコイルスプリングｃ
１６の一端が取着されており、コイルスプリングｃ１６
の他端はフレームｃ１０に取着されている。そして、弛
み取り部材ｃ１３はフレームｃ１０に配置された軸受け
部材ｃ１７に取着された軸部材ｃ１７’を介してフレー
ムｃ１０に枢支されており、コイルスプリングｃ１６に
より常時、図２において反時計方向に回動するように付
勢されている。従って、ボビンｃ６から巻き戻される糸
条Ｙが弛んだ場合には、弛み取り部材ｃ１３が図２にお
いて軸部材ｃ１７’を中心に反時計方向に回動し、糸条
Ｙの弛みを吸収するように構成されている。
ド部ｃ３の略ユの字状フレームｃ１０には、下方から順
に、テンションワッシャーｃ１１，ガイドローラーｃ１
２，弛み取り部材ｃ１３及びガイドローラーｃ１４が配
置されている。弛み取り部材ｃ１３の先端部にはガイド
ローラーｃ１５’を有するガイド部ｃ１５が取着されて
おり、弛み取り部材ｃ１３の他端はコイルスプリングｃ
１６の一端が取着されており、コイルスプリングｃ１６
の他端はフレームｃ１０に取着されている。そして、弛
み取り部材ｃ１３はフレームｃ１０に配置された軸受け
部材ｃ１７に取着された軸部材ｃ１７’を介してフレー
ムｃ１０に枢支されており、コイルスプリングｃ１６に
より常時、図２において反時計方向に回動するように付
勢されている。従って、ボビンｃ６から巻き戻される糸
条Ｙが弛んだ場合には、弛み取り部材ｃ１３が図２にお
いて軸部材ｃ１７’を中心に反時計方向に回動し、糸条
Ｙの弛みを吸収するように構成されている。
【００１４】略ユの字状フレームｃ１０は、マストｃ４
に配置された軸ｃ２０を中心に時計方向に回動自在に構
成されており、ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８をスピ
ンドルｃ５に装着する場合には、フレームｃ１０を時計
方向に回動させることにより、スピンドルｃ５の上方に
空間を作り、スピンドルｃ５にボビンｃ６或いはフライ
ヤーｃ８を装着する。スピンドルｃ５にボビンｃ６或い
はフライヤーｃ８を装着した後に、フレームｃ１０を反
時計方向に回動させ、図２に示されているような位置に
配置する。また、フレームｃ１０は、適当なロック手段
により、ロック手段を解除しない限り、図２に示されて
いる位置に保持されるように構成されている。なお、テ
ンションワッシャーｃ１１及びガイドローラーｃ１４に
隣接してフレームｃ１０には、糸条Ｙが挿通される透孔
ｃ１８及びｃ１９が穿設されている。
に配置された軸ｃ２０を中心に時計方向に回動自在に構
成されており、ボビンｃ６或いはフライヤーｃ８をスピ
ンドルｃ５に装着する場合には、フレームｃ１０を時計
方向に回動させることにより、スピンドルｃ５の上方に
空間を作り、スピンドルｃ５にボビンｃ６或いはフライ
ヤーｃ８を装着する。スピンドルｃ５にボビンｃ６或い
はフライヤーｃ８を装着した後に、フレームｃ１０を反
時計方向に回動させ、図２に示されているような位置に
配置する。また、フレームｃ１０は、適当なロック手段
により、ロック手段を解除しない限り、図２に示されて
いる位置に保持されるように構成されている。なお、テ
ンションワッシャーｃ１１及びガイドローラーｃ１４に
隣接してフレームｃ１０には、糸条Ｙが挿通される透孔
ｃ１８及びｃ１９が穿設されている。
【００１５】なお、図２においてｃ２１は略楕円形状の
下部フランジであり、ｃ２２は上板Ｕに穿設された軌道
に嵌合され慴動される上部フランジｃ２と下部フランジ
ｃ２１間に配置されたガイド部である。ボビンキャリヤ
ーＣは、上部フランジｃ２と下部フランジｃ２１により
上板Ｕを挟持することにより、上板Ｕに対して略水平に
保持されながら軌道に沿って走行するように構成されて
いる。
下部フランジであり、ｃ２２は上板Ｕに穿設された軌道
に嵌合され慴動される上部フランジｃ２と下部フランジ
ｃ２１間に配置されたガイド部である。ボビンキャリヤ
ーＣは、上部フランジｃ２と下部フランジｃ２１により
上板Ｕを挟持することにより、上板Ｕに対して略水平に
保持されながら軌道に沿って走行するように構成されて
いる。
【００１６】次に、組成点Ｚに向かう糸条Ｙに樹脂を含
浸させる樹脂含浸装置Ｈの拡大斜視図である図３及び図
１を用いて樹脂含浸装置Ｈについて説明する。
浸させる樹脂含浸装置Ｈの拡大斜視図である図３及び図
１を用いて樹脂含浸装置Ｈについて説明する。
【００１７】ｈ１は、天井等のフレームＦｃから垂下さ
れた図示されていないフレームにより支持されているマ
ンドレルｍを囲むように配置された環状の樹脂槽であ
り、樹脂槽ｈ１の底には樹脂が滴下するように所定の径
を有する孔ｈ１’が多数穿設されている。樹脂槽ｈ１
は、図１に示されているように、ブレイダーＢの軌道に
沿って走行するボビンキャリヤーＣから引き出され組成
点Ｚに向かう糸条Ｙに、樹脂が滴下され降りかかるよう
に、ブレイダーＢの上方に配置されている。
れた図示されていないフレームにより支持されているマ
ンドレルｍを囲むように配置された環状の樹脂槽であ
り、樹脂槽ｈ１の底には樹脂が滴下するように所定の径
を有する孔ｈ１’が多数穿設されている。樹脂槽ｈ１
は、図１に示されているように、ブレイダーＢの軌道に
沿って走行するボビンキャリヤーＣから引き出され組成
点Ｚに向かう糸条Ｙに、樹脂が滴下され降りかかるよう
に、ブレイダーＢの上方に配置されている。
【００１８】ｈ２は、糸条Ｙに降りかけられた残余の樹
脂を収容するために、樹脂槽ｈ１及びブレイダーＢの下
方に配置されたフィルターｈ２’が内蔵された樹脂収容
容器であり、また、ｈ３は、樹脂収容容器ｈ２に収容さ
れた樹脂を、ポンプｈ３’により樹脂槽ｈ１に戻すため
の循環パイプである。上記のように、樹脂槽ｈ１から滴
下された樹脂を、組成点Ｚに向かう糸条Ｙに含浸させる
とともに、滴下された残余の樹脂は樹脂収容容器ｈ２に
収容され、再度、循環パイプｈ３を経て樹脂槽ｈ１に戻
されるように構成されている。
脂を収容するために、樹脂槽ｈ１及びブレイダーＢの下
方に配置されたフィルターｈ２’が内蔵された樹脂収容
容器であり、また、ｈ３は、樹脂収容容器ｈ２に収容さ
れた樹脂を、ポンプｈ３’により樹脂槽ｈ１に戻すため
の循環パイプである。上記のように、樹脂槽ｈ１から滴
下された樹脂を、組成点Ｚに向かう糸条Ｙに含浸させる
とともに、滴下された残余の樹脂は樹脂収容容器ｈ２に
収容され、再度、循環パイプｈ３を経て樹脂槽ｈ１に戻
されるように構成されている。
【００１９】上述したように、ボビンキャリヤーＣを、
略水平に配置された曲面状の上板Ｕに穿設された軌道に
沿って走行させることにより多数の糸条Ｙを交錯させ
て、ロボットＲにより適宜位置制御されているマンドレ
ルｍ上に組紐ｂを組成する際に、ボビンキャリヤーＣか
ら引き出され組成点Ｚに向かう糸条Ｙに、樹脂槽ｈ１か
ら樹脂を滴下することにより、樹脂を含浸させるように
構成されている。その後、マンドレルｍをロボットＲの
ハンド部ｒ１から取り外し、樹脂硬化装置等に移し、組
紐ｂの成型或いは樹脂の硬化処理を施し、成型体を製造
する。
略水平に配置された曲面状の上板Ｕに穿設された軌道に
沿って走行させることにより多数の糸条Ｙを交錯させ
て、ロボットＲにより適宜位置制御されているマンドレ
ルｍ上に組紐ｂを組成する際に、ボビンキャリヤーＣか
ら引き出され組成点Ｚに向かう糸条Ｙに、樹脂槽ｈ１か
ら樹脂を滴下することにより、樹脂を含浸させるように
構成されている。その後、マンドレルｍをロボットＲの
ハンド部ｒ１から取り外し、樹脂硬化装置等に移し、組
紐ｂの成型或いは樹脂の硬化処理を施し、成型体を製造
する。
【００２０】なお、上述した実施例においては、マンド
レルｍとしてＴ字型のマンドレルｍが用いられている
が、Ｈ字型，Ｉ字型、十字型或いはテトラポット型等種
々の形状のマンドレルｍを使用することができる。
レルｍとしてＴ字型のマンドレルｍが用いられている
が、Ｈ字型，Ｉ字型、十字型或いはテトラポット型等種
々の形状のマンドレルｍを使用することができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。ブ
レイダーにおける組紐の組成の際に、糸条に樹脂を含浸
させるようにしたので、組紐からなる成型品の生産性を
向上することができる。樹脂を含浸させた糸条により組
紐を組成するようにしたので、組紐全体に樹脂が行き渡
っており、従って、高強度の成型品を成型することがで
きる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。ブ
レイダーにおける組紐の組成の際に、糸条に樹脂を含浸
させるようにしたので、組紐からなる成型品の生産性を
向上することができる。樹脂を含浸させた糸条により組
紐を組成するようにしたので、組紐全体に樹脂が行き渡
っており、従って、高強度の成型品を成型することがで
きる。
【図１】図１は本発明が適用されるブレイダーの正面図
である。
である。
【図２】図２はボビンキャリヤーの正面図である。
【図３】図３は樹脂含浸装置の斜視図である。
Ｂ・・・・・・・・・・ブレイダー Ｃ・・・・・・・・・・ボビンキャリヤー ｍ・・・・・・・・・・マンドレル ｈ１・・・・・・・・・樹脂槽 ｈ２・・・・・・・・・樹脂収容容器
Claims (1)
- 【請求項１】ブレイダーの組成点に向かう糸条に樹脂を
含浸させた後に組紐を組成することを特徴とするブレイ
ディング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22207093A JPH0754250A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | ブレイディング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22207093A JPH0754250A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | ブレイディング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754250A true JPH0754250A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16776650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22207093A Pending JPH0754250A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | ブレイディング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754250A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008290309A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Toyota Motor Corp | 繊維束の樹脂含浸方法および繊維束樹脂含浸装置 |
| JP2014070286A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Toyota Industries Corp | 強化繊維織物基材、強化繊維プリフォーム及び強化繊維複合材 |
| US9668544B2 (en) | 2014-12-10 | 2017-06-06 | Nike, Inc. | Last system for articles with braided components |
| US10555581B2 (en) | 2015-05-26 | 2020-02-11 | Nike, Inc. | Braided upper with multiple materials |
| US10674791B2 (en) | 2014-12-10 | 2020-06-09 | Nike, Inc. | Braided article with internal midsole structure |
| US10743618B2 (en) | 2015-05-26 | 2020-08-18 | Nike, Inc. | Hybrid braided article |
| US10806210B2 (en) | 2017-05-31 | 2020-10-20 | Nike, Inc. | Braided articles and methods for their manufacture |
| US10863794B2 (en) | 2013-06-25 | 2020-12-15 | Nike, Inc. | Article of footwear having multiple braided structures |
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| US11103028B2 (en) | 2015-08-07 | 2021-08-31 | Nike, Inc. | Multi-layered braided article and method of making |
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| US11219266B2 (en) | 2013-06-25 | 2022-01-11 | Nike, Inc. | Article of footwear with braided upper |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP22207093A patent/JPH0754250A/ja active Pending
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