JPH0753793A - 調教コース用合成樹脂チップ - Google Patents

調教コース用合成樹脂チップ

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JPH0753793A
JPH0753793A JP20426493A JP20426493A JPH0753793A JP H0753793 A JPH0753793 A JP H0753793A JP 20426493 A JP20426493 A JP 20426493A JP 20426493 A JP20426493 A JP 20426493A JP H0753793 A JPH0753793 A JP H0753793A
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Tokumitsu Nakanose
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木製チップに代用される調教コース用合成樹
脂チップを提供する。 【構成】 ポリエチレン又はポリプロピレンに木粉、発
泡剤又は炭酸カルシウムを所定の配合比で混入する。必
要に応じて、生分解剤や殺菌剤を混入して、調教コース
用合成樹脂チップとする。 【効果】 リサイクルによって産業廃棄物(プラスチッ
ク)の有効利用が可能となる。また、生分解剤が競走馬
の糞・尿を分解し、殺菌剤が雨水等を介して持ち込まれ
た細菌や病原菌を殺すため、衛生的かつ経済的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、競走馬を調教するため
の調教コースに敷設して用いるに好適な調教コース用合
成樹脂チップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、競走馬を調教するためには、ダー
トコースや芝コースにチップを所定の厚さ(例えば、長
さ1500m、幅10mのコースの場合、20cm)だけ
敷設するが、最近、この種のチップとして木製チップ
(ウッドチップ)が注目されており、該木製チップを用
いれば競走馬の足腰を鍛える効果が顕著になるとの報告
がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、競
走馬の糞や尿などによって木製チップが腐敗したり悪臭
を放ったりするため、その浄化処理に莫大な費用、設備
を必要とする不都合があった。
【0004】また、近年は、世界的な規模で自然保護、
環境保全が叫ばれ、その流れを受けて木材の伐採が抑制
・禁止される傾向にある。そのため、木材の入手が困難
となり、木材価格の高騰を余儀なくされている現状か
ら、木製チップに代わるものが強く渇望されていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、木製チップの
代わりに使用可能で、しかも産業廃棄物(プラスチッ
ク)の有効利用に寄与する調教コース用合成樹脂チップ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ポリエ
チレン又はポリプロピレン100部に対して木粉を50
部以下の配合比で混入して構成される。
【0007】また、本発明は、ポリエチレン又はポリプ
ロピレン100部に対して発泡剤を20部以下の配合比
で混入して構成される。
【0008】また、本発明は、ポリエチレン又はポリプ
ロピレン100部に対して、木粉を50部以下の配合比
で混入すると共に、発泡剤を20部以下の配合比で混入
して構成される。
【0009】また、本発明は、ポリエチレン又はポリプ
ロピレン100部に対して、木粉を50部以下の配合比
で混入すると共に、炭酸カルシウムを50部以下の配合
比で混入し、更に必要に応じて生分解剤(例えば、澱粉
など)や殺菌剤を混入して構成される。
【0010】また、本発明は、ポリエチレン又はポリプ
ロピレン100部に対して、炭酸カルシウムを50部以
下の配合比で混入すると共に、殺菌剤を混入して構成さ
れる。
【0011】ここで、ポリエチレン又はポリプロピレン
に対する木粉の配合比を50%以下に限定したのは、該
配合比が50%を越えると、調教コース用合成樹脂チッ
プが硬くなり、競走馬の足腰の鍛練に適さなくなるから
である。また、ポリエチレン又はポリプロピレンに対す
る発泡剤の配合比を20%以下に限定したのは、該配合
比が20%を越えると、調教コース用合成樹脂チップの
腰がなくなり、クッション性に乏しくなるからである。
更に、ポリエチレン又はポリプロピレンに対する炭酸カ
ルシウムの配合比を50%以下に限定したのは、該配合
比が50%を越えると調教コース用合成樹脂チップが脆
くなる(ぼろぼろになる)ので、50%以下にしてクッ
ション性及び重量性を付与するためである。
【0012】
【作用】上記した構成により、本発明は、ポリエチレン
又はポリプロピレンに木粉、発泡剤又は炭酸カルシウム
を所定の配合比で混入することにより、競走馬の調教コ
ースに適した素材となるように作用する。
【0013】また、生分解剤が競走馬の糞・尿を分解
し、殺菌剤が雨水等を介して持ち込まれた細菌や病原菌
を殺すように作用する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0015】実施例1 ポリエチレン(高圧)100部に対して木粉0.5部を
混入し、押出機にて板状の合成樹脂板を押し出し、これ
を空冷又は水冷にて冷却しつつ巻き取るか、或いは粉砕
機に導入してチップを作った。チップの形状は、表面は
ざらざらにしながら、縦方向、横方向に繊維状の分子配
列が構成されるように成型しつつ(この際、単にざらざ
らで分子配列しても分子同士が滑る虞があるので、大小
取り合わせて帯状にカットしたり、板の厚みが1mm、
1.5mm、2mm、3mm、…と異なるものを混合したり
し、なおかつ横方向に細かい溝を形成する。以下の実施
例2〜11においても同様)、高速回転による粉砕機、
高速回転によるチップ裁断機を通して定尺にカットし、
その断面においては傾斜を有するように切断して、本発
明による調教コース用合成樹脂チップを製造した。
【0016】実施例2 ポリエチレンに代えてポリプロピレンを使用した以外は
実施例1と同様にして、本発明による調教コース用合成
樹脂チップを製造した。
【0017】実施例3 ポリエチレン(高圧)100部に対して発泡剤10部を
混入し、押出機にて板状の合成樹脂板を押し出し、これ
を空冷又は水冷にて冷却しつつ巻き取るか、或いは粉砕
機に導入してチップを作った。チップの形状は、表面は
ざらざらにしながら、縦方向、横方向に繊維状の分子配
列が構成されるように成型しつつ、高速回転による粉砕
機、高速回転によるチップ裁断機を通して定尺にカット
し、その断面においては傾斜を有するように切断して、
本発明による調教コース用合成樹脂チップを製造した。
【0018】実施例4 ポリエチレンに代えてポリプロピレンを使用した以外は
実施例3と同様にして、本発明による調教コース用合成
樹脂チップを製造した。
【0019】実施例5 ポリエチレン(高圧)100部に対して木粉0.5部及
び発泡剤10部を混入し、押出機にて板状の合成樹脂板
を押し出し、これを空冷又は水冷にて冷却しつつ巻き取
るか、或いは粉砕機に導入してチップを作った。チップ
の形状は、表面はざらざらにしながら、縦方向、横方向
に繊維状の分子配列が構成されるように成型しつつ、高
速回転による粉砕機、高速回転によるチップ裁断機を通
して定尺にカットし、その断面においては傾斜を有する
ように切断して、本発明による調教コース用合成樹脂チ
ップを製造した。
【0020】実施例6 ポリエチレンに代えてポリプロピレンを使用した以外は
実施例5と同様にして、本発明による調教コース用合成
樹脂チップを製造した。
【0021】実施例7 ポリエチレン(高圧)100部に対して木粉0.5部及
び炭酸カルシウム10部を混入し、押出機にて板状の合
成樹脂板を押し出し、これを空冷又は水冷にて冷却しつ
つ巻き取るか、或いは粉砕機に導入してチップを作っ
た。チップの形状は、表面はざらざらにしながら、縦方
向、横方向に繊維状の分子配列が構成されるように成型
しつつ、高速回転による粉砕機、高速回転によるチップ
裁断機を通して定尺にカットし、その断面においては傾
斜を有するように切断して、本発明による調教コース用
合成樹脂チップを製造した。
【0022】実施例8 ポリエチレンに代えてポリプロピレンを使用した以外は
実施例7と同様にして、本発明による調教コース用合成
樹脂チップを製造した。
【0023】実施例9 ポリエチレン(高圧)100部に対して木粉0.5部及
び炭酸カルシウム10部を混入し、更に澱粉を生分解剤
として混入した後、押出機にて板状の合成樹脂板を押し
出し、これを空冷又は水冷にて冷却しつつ巻き取るか、
或いは粉砕機に導入してチップを作った。チップの形状
は、表面はざらざらにしながら、縦方向、横方向に繊維
状の分子配列が構成されるように成型しつつ、高速回転
による粉砕機、高速回転によるチップ裁断機を通して定
尺にカットし、その断面においては傾斜を有するように
切断して、本発明による調教コース用合成樹脂チップを
製造した。
【0024】実施例10 ポリエチレン(高圧)100部に対して木粉0.5部及
び炭酸カルシウム10部を混入し、更に殺菌剤を混入し
た後、押出機にて板状の合成樹脂板を押し出し、これを
空冷又は水冷にて冷却しつつ巻き取るか、或いは粉砕機
に導入してチップを作った。チップの形状は、表面はざ
らざらにしながら、縦方向、横方向に繊維状の分子配列
が構成されるように成型しつつ、高速回転による粉砕
機、高速回転によるチップ裁断機を通して定尺にカット
し、その断面においては傾斜を有するように切断して、
本発明による調教コース用合成樹脂チップを製造した。
【0025】実施例11 ポリエチレン(高圧)100部に対して炭酸カルシウム
10部を混入し、更に殺菌剤を混入した後、押出機にて
板状の合成樹脂板を押し出し、これを空冷又は水冷にて
冷却しつつ巻き取るか、或いは粉砕機に導入してチップ
を作った。チップの形状は、表面はざらざらにしなが
ら、縦方向、横方向に繊維状の分子配列が構成されるよ
うに成型しつつ、高速回転による粉砕機、高速回転によ
るチップ裁断機を通して定尺にカットし、その断面にお
いては傾斜を有するように切断して、本発明による調教
コース用合成樹脂チップを製造した。
【0026】このようにして製造した各種の調教コース
用合成樹脂チップを調教コースに敷設し、競走馬を走ら
せたところ、競走馬の足腰を鍛える上で顕著な効果を奏
することが確認できた。これは、当該調教コース用合成
樹脂チップが弾力性に富んでいることと、大小取り合わ
せて帯状にカットし、なおかつ横方向に細かい溝を形成
したので、競走馬が競走中に滑らないことによるもので
ある。
【0027】その上、本発明による調教コース用合成樹
脂チップは、合成樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレ
ン)そのものもバージンはもとより廃プラスチックを利
用できることから、リサイクルで回収にも役立つばかり
か、世界的に枯渇しつつある木材よりも廉価に提供でき
る利点がある。また、生分解剤を混入した場合には、競
走馬の糞・尿が生分解剤によって分解され、殺菌剤を混
入した場合には、雨水等を介して持ち込まれた細菌や病
原菌が殺菌剤によって殺されるので、浄化処理が極めて
容易になり、そのため浄化設備及び浄化費用を大幅に削
減することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポリエチレン又はポリプロピレンに木粉、発泡剤又は炭
酸カルシウムを所定の配合比で混入することにより、競
走馬の調教コースに適した素材を提供することが出来る
ことから、木製チップの代わりに使用することが可能
で、しかも産業廃棄物(プラスチック)の有効利用にも
寄与する。
【0029】また、生分解剤や殺菌剤を混入した場合に
は、生分解剤が競走馬の糞・尿を分解し、殺菌剤が雨水
等を介して持ち込まれた細菌や病原菌を殺すことから、
浄化設備及び浄化費用を大幅に削減することが可能とな
り、衛生的かつ経済的である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン100部に対して木粉を5
    0部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成樹脂
    チップ。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン100部に対して木粉を
    50部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成樹
    脂チップ。
  3. 【請求項3】 ポリエチレン100部に対して発泡剤を
    20部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成樹
    脂チップ。
  4. 【請求項4】 ポリプロピレン100部に対して発泡剤
    を20部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成
    樹脂チップ。
  5. 【請求項5】 ポリエチレン100部に対して、木粉を
    50部以下の配合比で混入すると共に、発泡剤を20部
    以下の配合比で混入してなる調教コース用合成樹脂チッ
    プ。
  6. 【請求項6】 ポリプロピレン100部に対して、木粉
    を50部以下の配合比で混入すると共に、発泡剤を20
    部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成樹脂チ
    ップ。
  7. 【請求項7】 ポリエチレン100部に対して、木粉を
    50部以下の配合比で混入すると共に、炭酸カルシウム
    を50部以下の配合比で混入してなる調教コース用合成
    樹脂チップ。
  8. 【請求項8】 ポリプロピレン100部に対して、木粉
    を50部以下の配合比で混入すると共に、炭酸カルシウ
    ムを50部以下の配合比で混入してなる調教コース用合
    成樹脂チップ。
  9. 【請求項9】 生分解剤を混入したことを特徴とする請
    求項7又は請求項8記載の調教コース用合成樹脂チッ
    プ。
  10. 【請求項10】 殺菌剤を混入したことを特徴とする請
    求項7又は請求項8記載の調教コース用合成樹脂チッ
    プ。
  11. 【請求項11】 ポリエチレン100部に対して、炭酸
    カルシウムを50部以下の配合比で混入すると共に、殺
    菌剤を混入してなる調教コース用合成樹脂チップ。
  12. 【請求項12】 ポリプロピレン100部に対して、炭
    酸カルシウムを50部以下の配合比で混入すると共に、
    殺菌剤を混入してなる調教コース用合成樹脂チップ。
JP20426493A 1993-08-18 1993-08-18 調教コ―ス用合成樹脂チップ Expired - Lifetime JP2500782B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102796393A (zh) * 2012-08-29 2012-11-28 江苏旭华圣洛迪建材有限公司 可降解塑木复合材料及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102796393A (zh) * 2012-08-29 2012-11-28 江苏旭华圣洛迪建材有限公司 可降解塑木复合材料及其制备方法

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