JPH0753327A - 口紅オーバーコート - Google Patents

口紅オーバーコート

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JPH0753327A
JPH0753327A JP22058093A JP22058093A JPH0753327A JP H0753327 A JPH0753327 A JP H0753327A JP 22058093 A JP22058093 A JP 22058093A JP 22058093 A JP22058093 A JP 22058093A JP H0753327 A JPH0753327 A JP H0753327A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 次の成分(A)及び(B) (A)フッ素化合物で処理された粉体 0.2〜40 重量% (B)フッ素系油剤 60〜99.8 重量% を含有することを特徴とする口紅オーバーコート。 【効果】 本発明の口紅オーバーコートは、フッ素化合
物処理粉体が均一に分散し、塗布後は撥水撥油性に優れ
た膜が形成され、口紅の色うつり防止効果が発現し、経
時的に口紅の輪郭が不鮮明になる、いわゆる色にじみも
抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅オーバーコートに
関し、更に詳細には、口紅を塗布した上に塗布すること
により、撥水撥油性に優れた膜を形成することで口紅の
化粧効果の持続性を改善し、食器等への付着を抑えると
ともに、凝集物がなく分散状態の良好な口紅オーバーコ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
口紅オーバーコートは、口紅の化粧効果の持続性、光沢
の改善等を目的とした商品として提供されている。これ
らの口紅オーバーコートは、水系若しくはアルコール系
に、セルロース系高分子化合物、ビニル系樹脂、アクリ
ル系樹脂等の高分子化合物やシリコン油などを配合し、
配合する高分子化合物などの特性を利用するもの、又は
油分を混合した粉体を主成分とした粉末状若しくはプレ
ス状のものであった(特公昭61−12883号公報、
特開昭61−24512号公報)。
【0003】しかしながら、従来の口紅オーバーコート
は、口紅の食器等への付着(色うつり)を防ぐには充分
満足できるものではなかった。また、粉末状のものは使
用性が悪く、塗布の仕方により効果にムラがでてしまう
とともに、高分子化合物などを配合するタイプのものは
使用感にはべたつきがあり、官能特性においても問題が
あった。このため、口紅の化粧効果の持続性を改善し、
口紅の色うつりを抑えることができ、しかも使用性に優
れた口紅オーバーコートが望まれていた。
【0004】一方、フッ素系油剤は、撥水性及び撥油性
に優れた液体油であり、これを応用した化粧料が知られ
ている。(特開昭63ー107911号公報、特開平3
ー246211号公報、特開平3ー246212号公
報、特開平3ー264511号公報等)。しかしなが
ら、これを口紅オーバーコートに応用する試みは未だ成
されていなかった。
【0005】こうした中で、本出願人は、パーフルオロ
ポリエーテルにシリカ粉末及び/又はアルミナ粉末を特
定量配合すれば、口紅の化粧効果の持続性を改善し、口
紅の食器等への付着及び色にじみを抑え、しかも簡便に
使用することができる口紅オーバーコートが得られるこ
とを見出し、先に出願した(特願平4−26635
号)。
【0006】上記構成の口紅オーバーコートは、従来に
なく効果の高いものであり、有用な技術であるが、さら
に検討したところ、粉末の種類や各成分の配合量等によ
っては、粉末の凝集物が生じ、分散状態が良くない場合
があり、改善の必要性があることが明らかとなった。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定量のフッ素系油
剤に特定量のフッ素化合物で処理された粉体を配合する
と、口紅の化粧効果の持続性を改善し、口紅の食器等へ
の付着及び色にじみを抑え、しかも簡便に使用すること
ができると共に分散性の優れた口紅オーバーコートが得
られることを見い出し、本発明を完成するに到った。
【0008】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B) (A)フッ素化合物で処理された粉体 0.2〜40 重量% (B)フッ素系油剤 60〜99.8 重量% を含有することを特徴とする口紅オーバーコートを提供
するものである。
【0009】本発明で用いられる(A)成分におけるフ
ッ素化合物とは、粉体を例えば、一般式(1)
【化3】 (式中、nは6〜18の整数を示し、mは1又は2を示
す)で表わされるパーフルオロアルキルリン酸エステル
・ジエタノールアミン塩(旭硝子(株)製、アサヒガー
ドAG530等)、パーフルオロアルキル基を有する樹
脂、一般式(2) CaF2a+1(CH2)bSiX3 --------(2) (式中、aは1〜12の整数を示し、bは1〜5の整数
を示し、Xは同一又は異なって、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子又はアルキル基を示す。ただし、すべてのXがア
ルキル基の場合を除く)で表わされるパーフルオロアル
キルシラン(LS−160、LS−360、LS−91
2、LS−1080、LS−1090、LS−1465
(以上、信越化学工業(株)製)、XC95−418、
XC95−466、XC95−467、XC95−46
8、XC95−469、XC95−470、XC95−
471、XC95−472(以上、東芝シリコーン
(株)製))等のフッ素化合物である。
【0010】処理される粉体としては、通常用いられる
ものであれば特に制限されず、例えば、タルク、カオリ
ン、マイカ、セリサイト、雲母チタン、シリカ、アルミ
ナ、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化マグ
ネシウム、酸化ジルコニウム、亜鉛華、硫酸バリウム、
酸化セリウム、窒化ホウ素、微粒子無機粉末等の無機粉
体:タール系色素、ナイロンパウダー、ポリメチルメタ
クリレート、ポリエチレン粉末、金属石鹸、微結晶繊維
粉体等の有機粉体等を挙げることができる。その中でも
シリカ粉末、例えばサイロイド55(富士デヴィソン化
学(株)製)、エロジール200、300、R−97
2,R−974(日本アエロジル(株)製)、アルミナ
粉末、例えばアルミナAKS−G、AKP−30、AK
P−GM(住友化学(株)製)などが高い色うつり防止
効果が得られ、特に好ましい。
【0011】これらの粉体をフッ素化合物で処理するに
は、特に制限されないが、例えば、フッ素化合物をアセ
トン、トルエン等の有機溶媒に加熱溶解せしめ、その中
に粉体を加え、撹拌後溶媒を留去して粉体上にフッ素化
合物をコーティングし、場合によっては更に焼き付け処
理をする方法や、フッ素化合物にアルキルリン酸エステ
ル・ジエタノールアミン塩を用いる場合は、粉体の1種
又は2種以上の混合物に水を加えてスラリー状態とし、
一方アルキルリン酸エステル・ジエタノールアミン塩を
水に加え撹拌して0.1〜5重量%(以下単に%で示
す)のエマルジョン状態としたものを、前記スラリーに
徐々に注加・混合した後酸性とし、常温又は高温静置な
どによってエマルジョンを破壊して洗浄、濾過、乾燥す
ればよい。また本発明の効果を損なわない範囲で、フッ
素化合物以外のシリコーン、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、エステル、ワックスなどの他の公知コーティング剤
で前処理または同時に処理してもよい。
【0012】なお、フッ素化合物の処理量は、その種類
によっても異なるが、粉体の0.1〜50%、特に0.
5〜20%が好ましい。フッ素化合物が少なすぎると撥
水性が充分得られず、多すぎると体質顔料等の本来のの
びの良さが損なわれるおそれがある。
【0013】本発明において、(A)成分のフッ素化合
物処理粉体は1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、全組成中に0.2〜40%、好ましくは1〜
30%配合される。
【0014】(B)成分のフッ素系油剤は常温で液体の
パーフルオロ有機化合物であり、例えば、パーフルオロ
アルカン、一般式(3)で表されるパーフルオロポリエ
ーテル等が挙げられる。
【化4】 (式中、R1,R2,R3,R4およびR5は同一又は異なって、
それぞれフッ素原子、パーフルオロアルキル基又はオキ
シパーフルオロアルキル基を示し、p、q、及びrは分
子量500〜100,000を与える0以上の整数を示
す。ただし、p=q=r=0となることはない)
【0015】なお、ここで括弧内に示される各パーフル
オロ基はこの順で並んでいる必要はなく、またランダム
重合でもブロック重合でも構わない。かかるパーフルオ
ロポリエーテルとしては、特に粘度が5〜5000cS
tのものが好ましく、例えば次の一般式(4)
【化5】 (式中、m及びnは分子量500〜10,000を与え
る数を示し、n/mは0.2〜2である)で表わされる
もの、市販品としてはFOMBLIN HC−O4、同
HC−25、同HC−R(以上、モンテフルオス社製)
等や、次の一般式(5) F-(CF2CF2CF2O)l-CF2CF3--------(5) (式中、lは4〜500の数を示す)で表わされるも
の、市販品としてはデムナムS−20、同S−65、同
S−100、同S−200(ダイキン工業(株)製)等
が挙げられる。
【0016】本発明において、(B)成分のフッ素系油
剤は、全組成中に60〜99.8%、好ましくは65〜
99%配合される。配合量が60%未満では使用性に問
題があり、99.8%を超えると(A)成分の配合量が
少なくなりすぎるため好ましくない。
【0017】本発明の口紅オーバーコートには、前記必
須成分の他に、通常の化粧品に用いられる成分、例えば
炭化水素、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、動植物油
脂、シリコーン油等の化粧品油剤、界面活性剤、酸化防
止剤、香料、色素、アルコール、多価アルコール、防腐
剤、紫外線吸収剤、保湿剤、水等を本発明の効果を損な
わない範囲で適宜配合することができる。尚、本発明の
口紅オーバーコートは必須成分の配合比により、スプレ
ータイプ、多層タイプ、液状タイプ、ペーストタイプ
等、種々の形態にすることができる。
【0018】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0019】実施例1 表1に示す組成のペーストタイプの口紅オーバーコート
を製造し、カップなどへの付着(色うつり)防止効果、
撥油性、分散性、化粧効果の持続性を評価した。結果を
表1に示す。
【0020】(フッ素化合物による処理粉体の製造方
法)粉体に水を加えてスラリー状態とし、これにアサヒ
ガードAG530(旭硝子(株)製)に水を加え撹拌し
てエマルジョン状態としたものを注加・混合した後、静
置し、洗浄、ろ過、乾燥することにより5%処理粉体を
得た。
【0021】(製法)成分1と成分2〜11を混合撹拌
して口紅オーバーコートを製造した。
【0022】(評価方法) 色うつり防止効果:ヒト上腕部に口紅を長さ3cmに2
回塗布し、その上に口紅オーバーコートを塗布した後、
ガラス板を押し付けて色うつりを観察した。効果に優れ
るものを◎、ほぼ効果のあるものを○、あまり効果のな
いものを△、全く効果のないものを×として評価した。
【0023】撥油性:ガラス板にドクターブレード8m
ilにて口紅オーバーコートの塗膜を作成し、その上に
スクワランを滴下し1時間後の塗膜の状態を観察し、ス
クワランの弾き具合により撥油性を評価した。効果に優
れるものを◎、ほぼ効果のあるものを○、あまり効果の
ないものを△、全く効果のないものを×として評価し
た。
【0024】分散性:ガラス板にドクターブレード8m
ilにて口紅オーバーコートの塗膜を作成し、塗膜の状
態(凝集物)を観察した。凝集物が全くないものを◎、
やや凝集物があるものを○、凝集物があるものを△、凝
集物が非常に多いものを×として評価した。
【0025】化粧効果の持続性:パネルに通常の生活を
してもらい、唇に口紅を塗布し、その上に半分には試料
(1)〜(5)のもの、もう半分には試料(6)〜
(10)のものを塗布し、半日後の化粧持ちを左右で比
較した。効果に優れるものを◎、ほぼ効果のあるものを
○、あまり効果のないものを△、全く効果のないものを
×として評価した。
【0026】
【表1】
【0027】表1の結果から明らかな如く、フッ素化合
物処理粉体を用いた試料(1)〜(5)では、分散性に
優れ凝集物がなく、色うつり防止効果、撥油性、化粧効
果の持続性に大変優れていた。これに対し、その他の粉
体を用いたときには、分散性、色うつり防止効果、撥油
性、化粧効果の持続性のすべてが良好なものはなかっ
た。
【0028】 実施例2 ペーストタイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 74.0 (2)アサヒガードAG530 5%処理 シリカ(エロジール300) 10.0 (3)アサヒガードAG530 5%処理 微粒子酸化チタン 10.0 (4)紫外線吸収剤 5.0 (5)グリセリン 1.0 (製法)成分(1)に成分(2)及び(3)を添加し、
均一に混合して口紅オーバーコートを製造する。
【0029】 実施例3 ペーストタイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 70.0 (2)アサヒガードAG530 5%処理 酸化鉄処理雲母チタン 28.0 (3)アサヒガードAG530 5%処理 シリカ(エロジール200) 2.0 (製法)実施例2と同様にして製造する。
【0030】 実施例4 スプレータイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 98.9 (2)アサヒガードAG530 5%処理 アルミナ(アルミナAKS−G) 1.0 (3)香料 0.1 (製法)実施例2と同様にして製造し、ディスペンサー
容器に充填してスプレータイプの口紅オーバーコートと
した。
【0031】 実施例5 2層タイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 80.0 (2)アサヒガードAG530 5%処理 マイカ 3.0 (3)軽質流動イソパラフィン 17.0 (製法)実施例2と同様にして製造し、2層タイプの口
紅オーバーコートとした。
【0032】上記の如くして得られた実施例2〜5の口
紅オーバーコートは、いずれも分散性に優れ凝集物がな
く、色うつり防止効果、撥油性に大変優れており、また
化粧効果の持続性の良好なものであった。
【0033】
【発明の効果】本発明の口紅オーバーコートは、フッ素
化合物処理粉体が均一に分散し、塗布後は撥水撥油性に
優れた膜が形成され、口紅の色うつり防止効果が発現
し、経時的に口紅の輪郭が不鮮明になる、いわゆる色に
じみも抑えることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明で用いられる(A)成分におけるフ
ッ素化合物とは、粉体を例えば、一般式(1) (式中、nは6〜18の整数を示し、mは1又は2を示
す)で表わされるパーフルオロアルキルリン酸エステル
・ジエタノールアミン塩(旭硝子(株)製、アサヒガー
ドAG530等)、パーフルオロアルキル基を有する樹
脂、一般式(2) (式中、aは1〜12の整数を示し、bは1〜5の整数
を示し、Xは同一又は異なって、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子又はアルキル基を示す。ただし、すべてのXがア
ルキル基の場合を除く)で表わされるパーフルオロアル
キルシラン(LS−160、LS−360、LS−91
2、LS−1080、LS−1090、LS−1465
(以上、信越化学工業(株)製)、XC95−418、
XC95−466、XC95−467、XC95−46
8、XC95−469、XC95−470、XC95−
471、XC95−472(以上、東芝シリコーン
(株)製))等のフッ素化合物である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 実施例2 ペーストタイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 91.5 (2)アサヒガードAG530 5%処理 シリカ(エロジール300) 2.0 (3)アサヒガードAG530 5%処理 微粒子酸化チタン 5.0 (4)紫外線吸収剤 0.5 (5)グリセリン 1.0 (製法)成分(1)に成分(2)及び(3)を添加し、
均一に混合して口紅オーバーコートを製造する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 実施例3 ペーストタイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 70.0 (2)アサヒガードAG530 5%処理 酸化鉄処理雲母チタン 28.0 (3)アサヒガードAG530 5%処理 シリカ(エロジールR9722.0 (製法)実施例2と同様にして製造する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 実施例4 スプレータイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 98.9 (2)アサヒガードAG530 5%処理 アルミナ(アルミナAKP−G) 1.0 (3)香料 0.1 (製法)実施例2と同様にして製造し、ディスペンサー
容器に充填してスプレータイプの口紅オーバーコートと
した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 実施例5 2層タイプ (処方) (重量%) (1)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC−04) 80.0 (2)アサヒガードAG530 5%処理 マイカ 3.0 (3)軽質流動イソパラフィン 17.0 (製法)実施例2と同様にして製造し、2層タイプの口
紅オーバーコートとした。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A)フッ素化合物で処理された粉体 0.2〜40 重量% (B)フッ素系油剤 60〜99.8 重量% を含有することを特徴とする口紅オーバーコート。
  2. 【請求項2】 フッ素化合物が次の一般式(1); 【化1】 (式中、nは6〜18の整数を示すし、mは1又は2を
    示す)で表わされるパーフルオロアルキルリン酸エステ
    ル・ジエタノールアミン塩及び一般式(2); CaF2a+1(CH2)bSiX3 --------(2) (式中、aは1〜12の整数を示し、bは1〜5の整数
    を示し、Xは同一又は異なって、アルコキシ基、ハロゲ
    ン原子又はアルキル基を示す。ただし、すべてのXがア
    ルキル基の場合を除く)で表わされるパーフルオロアル
    キルシランから選ばれる化合物の1種又は2種以上であ
    る請求項1記載の口紅オーバーコート。
  3. 【請求項3】 フッ素系油剤が次の一般式(3) 【化2】 (式中、R1,R2,R3,R4およびR5は同一又は異なって、
    それぞれフッ素原子、パーフルオロアルキル基又はオキ
    シパーフルオロアルキル基を示し、p、q、及びrは分
    子量500〜100,000を与える0以上の整数を示
    す。ただし、p=q=r=0となることはない)で表わ
    されるパーフルオロポリエーテルである請求項1又は2
    記載の口紅オーバーコート。
  4. 【請求項4】 粉体がシリカ粉末及び/又はアルミナ粉
    末である請求項1〜3記載の口紅オーバーコート。
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